JPH07277783A - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents

合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

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JPH07277783A
JPH07277783A JP6840994A JP6840994A JPH07277783A JP H07277783 A JPH07277783 A JP H07277783A JP 6840994 A JP6840994 A JP 6840994A JP 6840994 A JP6840994 A JP 6840994A JP H07277783 A JPH07277783 A JP H07277783A
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resin
resin film
laminated glass
mol
film
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JP6840994A
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Jiro Miyai
二郎 宮井
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合わせガラスに必要な基本性能を損なうこと
なく、遮音性能に優れ且つ光学歪みが発生しない合わせ
ガラス用中間膜及び合わせガラスを提供する。 【構成】 合わせガラスに用いる中間膜は、樹脂膜Aと
Bを積層するか、樹脂膜BとAとCをこの順に積層して
得られる。ここで、樹脂膜Aは、ポリビニルアルコール
を炭素数4〜10のアルデヒドでアセタール化して得ら
れ、ビニルアセテート成分が5モル%以上8モル%未満
のポリビニルアセタール樹脂と可塑剤からなる。樹脂膜
Bは、ポリビニルアルコールを炭素数4〜10のアルデ
ヒドでアセタール化して得られ、ビニルアセテート成分
が8モル%以上30モル%以下のポリビニルアセタール
樹脂と可塑剤からなる。樹脂膜Cは、ポリビニルアルコ
ールを炭素数4〜10のアルデヒドでアセタール化して
得られ、ビニルアセテート成分が4モル%以下のポリビ
ニルアセタール樹脂と可塑剤からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遮音性の優れた合わ
せガラス用中間膜及び合わせガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】二枚の透明ガラス板の間に、可塑化ポリ
ビニルブチラール樹脂からなる中間膜が挟着された合わ
せガラスは、例えば、自動車や建築物の窓ガラスに広く
使用されている。
【0003】この種の中間膜を用いた合わせガラスは、
透明性がよい、耐候性がよい、接着性がよい、耐貫通性
がよい、ガラス破片が飛散しにくい等の合わせガラスに
必要な基本性能を有しているが、遮音性が劣る。特に、
周波数2000Hz付近の中高音域において、コインシ
デンス効果によって音響透過損失量が低下して遮音性が
低下する。
【0004】コインシデンス効果とは、ガラスに音波が
入射したとき、ガラスの剛性と慣性によってガラス面上
を横波が伝導し、この横波と入射音とが共鳴し、音の透
過が起こる現象である。
【0005】遮音性に対する要求は最近ますます高ま
り、特に、建築用窓ガラスには、上記のような良好な基
本性能のほか、優れた遮音性能を発揮する合わせガラス
が要求されている。
【0006】このような遮音性合わせガラス用中間膜及
び合わせガラスとして、二種の可塑化ポリビニルアセタ
ール樹脂膜を用い、これを積層して構成した少なくとも
二層の遮音性合わせガラス用中間膜を用いた合わせガラ
スが提案されている(特開平4−254444号公報参
照)。
【0007】ここで、一方の樹脂膜は、ポリビニルアル
コールを炭素数6〜10のアルデヒドでアセタール化し
て得られるポリビニルアセタール樹脂と可塑剤とからな
るものである。また、他方の樹脂膜は、ポリビニルアル
コールを炭素数1〜4のアルデヒドでアセタール化して
得られるポリビニルアセタール樹脂と可塑剤とからなる
ものである。
【0008】この場合、ポリビニルアルコールは、いず
れも、鹸化度が95モル%以上のものが好ましいとされ
ているので、このようなポリビニルアルコールを所定の
アルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセ
タール樹脂のビニルアセテート成分は、5モル%以下と
なる。
【0009】こうして得られる積層構造の遮音性合わせ
ガラス用中間膜及び合わせガラスによれば、樹脂として
ポリビニルアセタール樹脂を使用しているので、透明性
がよい、耐候性がよい、接着性がよい、耐貫通性がよ
い、ガラス破片が飛散しにくい等の合わせガラスに必要
な基本性能を有し、しかもコインシデンス効果による遮
音性の低下が防止され、遮音性能が改善される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、積層される
二種の樹脂膜は、膜の粘弾性的性質が大きく異なり、そ
のため、これ等の樹脂膜を積層して中間膜とする時や合
わせガラスに加工する時に、各樹脂膜の界面に微小な乱
れが生じ界面が不均一となり、その結果、合わせガラス
を通して向こう側の像がゆがんで見える所謂光学歪みが
発生しやすくなる。この点でまだ充分に満足のいくもの
ではなく、改善すべき問題がある。
【0011】この発明は、上記の問題を解決するもの
で、その目的とするところは、透明性がよい、耐候性が
よい、接着性がよい、耐貫通性がよい、ガラス破片が飛
散しにくい等の合わせガラスに必要な基本性能を損なう
ことなく、遮音性能に優れ且つ光学歪みが発生しない合
わせガラス用中間膜及び合わせガラスを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
〜3記載の発明によって達成することができる。すなわ
ち、請求項1記載の合わせガラス用中間膜は、二種の可
塑化ポリビニルアセタール樹脂膜A及びBからなる少な
くとも二層の積層樹脂膜であって、樹脂膜Aは、ポリビ
ニルアルコールを炭素数4〜10のアルデヒドでアセタ
ール化して得られ、ビニルアセテート成分が5モル%以
上8モル%未満のポリビニルアセタール樹脂(a)と可
塑剤とからなり、樹脂膜Bは、ポリビニルアルコールを
炭素数4〜10のアルデヒドでアセタール化して得ら
れ、ビニルアセテート成分が8モル%以上30モル%以
下のポリビニルアセタール樹脂(b)と可塑剤とからな
ることを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の合わせガラス用中間
膜は、三種の可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜A、B
及びCからなる少なくとも三層の積層樹脂膜であって、
樹脂膜Aは、ポリビニルアルコールを炭素数4〜10の
アルデヒドでアセタール化して得られ、ビニルアセテー
ト成分が5モル%以上8モル%未満のポリビニルアセタ
ール樹脂(a)と可塑剤とからなり、樹脂膜Bは、ポリ
ビニルアルコールを炭素数4〜10のアルデヒドでアセ
タール化して得られ、ビニルアセテート成分が8モル%
以上30モル%以下のポリビニルアセタール樹脂(b)
と可塑剤とからなり、樹脂膜Cは、ポリビニルアルコー
ルを炭素数4〜10のアルデヒドでアセタール化して得
られ、ビニルアセテート成分が4モル%以下のポリビニ
ルアセタール樹脂(c)と可塑剤とからなり、樹脂膜B
と樹脂膜Cとの間に樹脂膜Aが存在することを特徴とす
る。
【0014】さらに、請求項3記載の合わせガラスは、
少なくとも二枚の透明ガラス板の間に、上記請求項1又
は2記載の合わせガラス用中間膜が挟着されていること
を特徴とする。
【0015】この発明において、ポリビニルアセタール
樹脂(a)、(b)及び(c) の調製に使用するポリビニ
ルアルコールとしては、いずれの場合も、平均重合度5
00〜3000のものが好ましく、平均重合度1000
〜2500のものがさらに好ましい。この平均重合度が
500未満であると合わせガラスの耐貫通性が低下す
る。逆に、平均重合度が3000を越えると樹脂膜の成
形が難しくなり、しかも樹脂膜の強度が強くなりすぎて
適当でない。
【0016】また、ポリビニルアルコールの鹸化度は、
樹脂(a)の調製においてはビニルアセテート成分を5
モル%以上8モル%未満に設定せねばならないので、鹸
化度92モル%を超え95モル%以下のものが用いられ
る。樹脂(b)の調製においてはビニルアセテート成分
を8モル%以上30モル%以下に設定せねばならないの
で、鹸化度70モル%以上92モル%以下のものが用い
られる。樹脂(c) の調製においてはビニルアセテート成
分を4モル%以下に設定せねばならないので、鹸化度9
6モル%以上のものが用いられる。
【0017】ここで、ポリビニルアルコールの平均重合
度及び鹸化度は、例えば、JISK 6726「ポリビ
ニルアルコール試験方法」に基づいて測定することがで
きる。
【0018】樹脂(a)、(b)及び(c)の調製に使
用する炭素数4〜10のアルデヒドとしては、いずれの
場合も、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒ
ド、2−エチルブチルアルデヒド、n−ヘプチルアルデ
ヒド、n−オクチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒ
ド、n−デシルアルデヒド、ベンズアルデヒド、シンナ
ムアルデヒド等の脂肪族や芳香族のアルデヒドが挙げら
れる。これ等のアルデヒドは単独或いは二種以上組み合
わせて用いられる。
【0019】アルデヒドの炭素数が4未満では、充分な
遮音性を得ることができない。逆に、アルデヒドの炭素
数が10を越えると、アセタール化の反応性が著しく低
下し、しかも得られるポリビニルアセタール樹脂の剛性
が低く且つ遮音性能も低下する。特に、上記樹脂
(a)、(b)及び(c)は、いずれも炭素数4のn−
ブチルアルデヒドでアセタール化して得られたものが好
ましい。n−ブチルアルデヒドでアセタール化した樹脂
の使用により、各樹脂膜の接着強度が強くなり、また耐
候性にも優れ、しかも樹脂の製造も容易である。
【0020】樹脂(a)、(b)及び(c)の調製方法
としては、公知のいかなる方法でもよい。例えば、所定
のポリビニルアルコールを使用し、これを温水に溶解
し、得られた水溶液を所定の温度、例えば0〜95℃に
保持して所要の酸触媒及びアルデヒドを加え、攪拌しな
がらアセタール化反応を進行させ、次いで反応温度を上
げて熟成し反応を完結させ、その後、中和、水洗及び乾
燥を行って所定の樹脂(a)、樹脂(b)及び樹脂
(c)の粉末を得る。
【0021】得られる樹脂(a)、(b)及び(c)
は、ビニルアセタール成分とビニルアルコール成分とビ
ニルアセテート成分とから構成される。これ等の各成分
量は、例えば、JIS K 6728「ポリビニルブチ
ラール試験方法」に基づいて測定することができる。な
お、ポリビニルブチラール樹脂以外のポリビニルアセタ
ール樹脂の場合は、ビニルアルコール成分量とビニルア
セテート成分量とを測定し、残りのビニルアセタール成
分量は100から上記両成分量を差し引くことにより算
出することができる。
【0022】また、アセタール化度も上記試験方法に基
づいて測定することができる。ここで、樹脂(a)、
(b)及び(c)のアセタール化度は、いずれの樹脂に
おいても40モル%以上が好ましい。樹脂(a)、
(b)及び(c)のアセタール化度が40モル%未満で
は、可塑剤との相溶性が良くなく、遮音性能の発揮や耐
貫通性の確保に必要な可塑剤量を含有させることが難し
くなる。より好ましいアセタール化度は、いずれの樹脂
においても50モル%以上である。
【0023】この発明においては、樹脂(b)のビニル
アセテート成分の含有量は8モル%以上30モル%以下
でなければならない。このビニルアセテート成分の含有
量が8モル%未満では遮音性能が充分に発揮されず、逆
にビニルアセテート成分の含有量が30モル%を超える
と樹脂の製造時にブロッキングを起こし易くなり、製造
に困難をともなう。特に、このビニルアセテート成分の
含有量は10〜24モル%が好ましい。
【0024】また、樹脂(a)のビニルアセテート成分
の含有量は5モル%以上8モル%未満でなければならな
い。このビニルアセテート成分の含有量が5モル%未満
では樹脂膜Aと樹脂膜Bとの粘弾性的性質が非常に異な
ったものとなり、各樹脂膜を積層して一体化する際に樹
脂膜Aと樹脂膜Bとの界面が乱れ不均一となって、得ら
れる合わせガラスの光学歪みが生じ、像の歪みが発生す
る。逆に、ビニルアセテート成分の含有量が8モル%以
上では樹脂膜Aと樹脂膜Bとの粘弾性的性質が非常に類
似したものとなり、樹脂膜界面での内部摩擦効果による
音エネルギーを熱エネルギーに交換する作用が小さくな
り遮音性が向上しない。特に、このビニルアセテート成
分の含有量は6〜8モル%が好ましい。また、樹脂
(a)におけるビニルアセテート成分の含有量と、樹脂
(b)におけるビニルアセテート成分の含有量との差
は、2〜18モル%が好ましい。
【0025】さらに、樹脂(c)を用いる場合、樹脂
(c)のビニルアセテート成分の含有量は4モル%以下
でなければならない。このビニルアセテート成分の含有
量が4モル%を超えると樹脂膜Aと樹脂膜Cとの粘弾性
的性質が非常に類似したものとなり、樹脂膜界面での内
部摩擦効果による音エネルギーを熱エネルギーに交換す
る作用が小さくなり遮音性の改善に寄与しない。しか
も、中間膜の耐候性の改善に寄与しない。特に、ビニル
アセテート成分の含有量は0〜2モル%が好ましい。ま
た、樹脂(a)におけるビニルアセテート成分の含有量
と、樹脂(c)におけるビニルアセテート成分の含有量
との差は、2〜8モル%が好ましい。
【0026】このようにして調製されたポリビニルアセ
タール樹脂(a)とポリビニルアセタール樹脂(b)と
ポリビニルアセタール樹脂(c)とに、それぞれ所定量
の可塑剤が配合され、例えば、押出法、カレンダー法、
プレス法等によりシート状に製膜され、樹脂膜Aと樹脂
膜Bと樹脂膜Cとが別々に成形される。これ等の樹脂膜
は、別々に成形されることなく、例えば、樹脂膜Aと樹
脂膜B、又は樹脂膜Aと樹脂膜Bと樹脂膜Cとを、多層
押出法により一体に成形されてもよい。
【0027】可塑剤としては、いずれの樹脂膜において
も、この種の中間膜に用いられている公知の可塑剤、例
えば、一塩基酸エステル、多塩基酸エステル等の有機系
可塑剤や、有機リン酸系、有機亜リン酸系等のリン酸系
可塑剤等が用いられる。
【0028】一塩基酸エステルの中では、例えば、トリ
エチレングリコールと、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、
2−エチル酪酸、ヘプタン酸、n−オクチル酸、2−エ
チルヘキシル酸、ペラルゴン酸(n−ノニル酸)、デシ
ル酸等の有機酸との反応によって得られたグリコール系
エステルが好ましい。その他、テトラエチレングリコー
ル、トリプロピレングリコールと上記の如き有機酸との
エステルも用いられる。
【0029】多塩基酸エステルとしては、例えば、アジ
ピン酸、セバチン酸、アゼライン酸等の有機酸と炭素数
4〜8の直鎖状又は分枝状アルコールとのエステルが好
ましい。また、リン酸系可塑剤としては、トリブトキシ
エチルフォスフェート、イソデシルフェニルホスフェー
ト、トリイソプロピルホスファイト等が好ましい。
【0030】特に、トリエチレングリコール−ジ−2−
エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エ
チルヘキソエート、トリエチレングリコールジカプリレ
ート、トリエチレングリコール−ジ−n−オクトエー
ト、トリエチレングリコール−ジ−n−ヘプトエート、
テトラエチレングリコール−ジ−n−ヘプトエート、そ
の他ジブチルセバケート、ジオクチルアゼレート、ジブ
チルカルビトールアジペートが好適に用いられる。
【0031】そして、上記樹脂(a)、(b)及び
(c)に配合される可塑剤量は、いずれも樹脂100重
量部に対して30〜70重量部が好ましい。この可塑剤
量が30重量部未満であると遮音性が充分に得られず、
また耐貫通性が低下し、逆に可塑剤量が70重量部を超
えると可塑剤がブリードして、合わせガラスの透明性や
ガラス板との接着性が損なわれる。特に、この可塑剤量
は、樹脂(a)については30〜60重量部、樹脂
(b)については35〜65重量部、樹脂(c)につい
ては30〜45重量部が好ましい。
【0032】なお、上記樹脂(a)、(b)及び(c)
には、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、接着性調
整剤、界面活性剤、着色剤など合わせガラス用中間膜に
使用されている公知の添加剤を配合することができる。
【0033】紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾー
ル系のもの、例えば、チバガイギー社製のチヌビンP
(商品名)、チヌビン320(商品名)、チヌビン32
6(商品名)、チヌビン328(商品名)等が挙げられ
る。光安定剤としては、ヒンダードアミン系のもの、例
えば、旭電化社製のアデカスタブLA−57(商品名)
等が挙げられる。
【0034】酸化防止剤としては、フェノール系のも
の、例えば、住友化学社製のスミライザーBHT(商品
名)、チバガイギー社製のイルガノックス1010(商
品名)等が挙げられる。
【0035】接着性調整剤としては、カルボン酸の金属
塩、例えば、オクチル酸、ヘキシル酸、酪酸、酢酸、蟻
酸等のカリウム塩やナトリウム塩が挙げられる。また、
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキ
ルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。
【0036】請求項1記載の合わせガラス用中間膜は、
上述のように別々に成形された樹脂膜AとBとを重ねて
加熱加圧することにより一体化する方法、樹脂膜AとB
とを多層押出法により一体成形する方法、或いは樹脂膜
AとBとを二枚のガラス板の間に重ねて加熱加圧するこ
とにより一体化して、合わせガラスの製造と同時に成形
する方法等により製造することができる。
【0037】また、請求項2記載の合わせガラス用中間
膜は、次ぎのような方法により製造することができる。
すなわち、樹脂膜AとBとCとを多層押出法により一体
成形する方法、或いは別々に成形した樹脂膜AとBとC
とを重ねて加熱加圧することにより一体化する方法、或
いは樹脂膜AとBとCとを二枚のガラス板の間に重ねて
加熱加圧することにより一体化して、合わせガラスの製
造と同時に成形する方法等により製造することができ
る。
【0038】但し、請求項2記載の合わせガラス用中間
膜を上記のように積層する場合、各樹脂膜の界面におけ
る粘弾性的性質の差が比較的小さな差となるように、樹
脂膜Bと樹脂膜Cとの間に樹脂膜Aが存在するように積
層することが必要である。各樹脂膜の界面における粘弾
性的性質の差が比較的大きくなると、ガラスとした時
に、光学歪み(像の歪み)が発生しやすくなる。
【0039】請求項3記載の合わせガラスは、通常の合
わせガラスの製法と同様な方法により製造することがで
きる。例えば、少なくとも二枚の透明ガラス板の間に上
記請求項1又は2記載の合わせガラス用中間膜を挟み、
これをゴムバックに入れ減圧吸引しながら約70〜11
0℃で予備接着し、次いで、オートクレーブを用いるか
或いはプレスを用い、約120〜150℃で、約10〜
15 kg/cm2の圧力で本接着を行うことにより製造され
る。
【0040】ここで、樹脂膜AとBとによる積層構成
(請求項1記載の発明)は、具体的には、例えば、次ぎ
のような積層構成とされる。樹脂膜A/樹脂膜Bの2層
積層構成。樹脂膜A/樹脂膜B/樹脂膜A、又は樹脂膜
B/樹脂膜A/樹脂膜Bの3層積層構成。樹脂膜A/樹
脂膜B/樹脂膜A/樹脂膜Bの4層積層構成。
【0041】また、樹脂膜AとBとCとによる積層構成
(請求項2記載の発明)は、具体的には、例えば、次ぎ
のような積層構成とされる。樹脂膜C/樹脂膜A/樹脂
膜Bの2層積層構成。樹脂膜C/樹脂膜A/樹脂膜B/
樹脂膜Aの4層積層構成。樹脂膜C/樹脂膜A/樹脂膜
B/樹脂膜A/樹脂膜C、又は樹脂膜B/樹脂膜A/樹
脂膜C/樹脂膜A/樹脂膜Bの5層積層構成。
【0042】なお、上記いずれの積層構成においても、
両側の最外層には樹脂膜A又は樹脂膜Cが配置されるよ
うに積層するのが好ましい。この配置により、ガラス板
と中間膜の合わせ加工に当たり、ポリビニルブチラール
系中間膜の場合に匹敵する良好な作業性が得られ、従来
の技術をそのまま利用できる。また、ガラスとの接着性
及び耐候性の点でも好ましい。
【0043】樹脂膜A、B、Cの膜厚は、いずれも0.
05mm以上が好ましい。これ等の膜厚が0.05mm未満
では、良好な遮音性能や耐候性を発揮するのに充分でな
い。また、全体の膜厚は、厚いほうが遮音性はよいが、
実用的には通常の合わせガラス用中間膜における膜厚と
同様であり、一般に0.3〜1.6mmの範囲とされる。
【0044】なお、透明ガラス板としては、フロートガ
ラス等の無機ガラス板のみならず、ポリカーボネート
板、ポリメチルメタクリレート板、無定型ポリアミド板
等の有機ガラス板も使用することができる。
【0045】
【作用】請求項1記載の合わせガラス用中間膜は、二種
の可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜A及びBからなる
少なくとも二層の積層樹脂膜であって、樹脂膜Aは、ポ
リビニルアルコールを炭素数4〜10のアルデヒドでア
セタール化して得られ、ビニルアセテート成分が5モル
%以上8モル%未満のポリビニルアセタール樹脂(a)
と可塑剤とからなり、樹脂膜Bは、ポリビニルアルコー
ルを炭素数4〜10のアルデヒドでアセタール化して得
られ、ビニルアセテート成分が8モル%以上30モル%
以下のポリビニルアセタール樹脂(b)と可塑剤とから
なる。
【0046】このような特定の積層樹脂膜からなる中間
膜を用いた合わせガラスによれば、粘弾性的性質が異な
る樹脂膜AとBの間の内部摩擦効果により音エネルギー
が熱エネルギーに効果的に変換吸収され、特に、200
0Hz付近の中高音域においてコインシデンス効果によ
る遮音性の低下が防止される。
【0047】しかも、樹脂膜AとBの粘弾性的性質に差
異があるものの、その差異は比較的小さな差異であるた
め、これ等の樹脂膜を積層して中間膜とする時や合わせ
ガラスに加工する時に、各樹脂膜の界面に微小な乱れが
生じるのが防止され界面が均一となって、合わせガラス
とした時に、光学歪み(像の歪み)が発生しない。
【0048】また、請求項2記載の合わせガラス用中間
膜は、合わせガラス用中間膜が、三種の可塑化ポリビニ
ルアセタール樹脂膜A、B及びCからなる少なくとも三
層の積層樹脂膜であって、樹脂膜Aは、ポリビニルアル
コールを炭素数4〜10のアルデヒドでアセタール化し
て得られ、ビニルアセテート成分が5モル%以上8モル
%未満のポリビニルアセタール樹脂(a)と可塑剤とか
らなり、樹脂膜Bは、ポリビニルアルコールを炭素数4
〜10のアルデヒドでアセタール化して得られ、ビニル
アセテート成分が8モル%以上30モル%以下のポリビ
ニルアセタール樹脂(b)と可塑剤とからなり、樹脂膜
Cは、ポリビニルアルコールを炭素数4〜10のアルデ
ヒドでアセタール化して得られ、ビニルアセテート成分
が4モル%以下のポリビニルアセタール樹脂(c)と可
塑剤とからなり、樹脂膜Bと樹脂膜Cとの間に樹脂膜A
が存在する。
【0049】このような特定の積層樹脂膜からなる中間
膜を用いた合わせガラスによれば、粘弾性的挙動の異な
る樹脂膜AとBの間及びAとCの間の両方の内部摩擦効
果により、音エネルギーが熱エネルギーに、より一層効
果的に変換吸収され、特に、2000Hz付近の中高音
域おいてコインシデンス効果による遮音性の低下が防止
される。
【0050】しかも、樹脂膜Bと樹脂膜Cとの間に樹脂
膜Aが存在するので、樹脂膜AとB及びAとCの粘弾性
的性質に差異があるものの、その差異は比較的小さな差
異であるため、これ等の樹脂膜を積層して中間膜とする
時や合わせガラスに加工する時に、各樹脂膜の界面に微
小な乱れが生じるのが防止され界面が均一となって、合
わせガラスとした時に、光学歪み(像の歪み)が発生し
ない。さらに、樹脂膜Cは、ビニルアセテート成分が少
ないので、樹脂膜A及びBに比べて中間膜の耐候性がよ
り一層改善される。
【0051】
【実施例】以下、この発明の実施例及び比較例を示す。実施例1 樹脂(a)及び樹脂膜Aの調製 純水2890gに、平均重合度1700、ケン化度9
2.8モル%のポリビニルアルコール275gを加えて
加温溶解した。反応系を12℃に温度調節し、35%の
塩酸触媒201gとn−ブチルアルデヒド148gを加
え、この温度を保持して反応物を析出させた。
【0052】その後、反応系を45℃で3時間保持して
反応を完了させ、過剰の水で洗浄して未反応のn−ブチ
ルアルデヒドを洗い流し、塩酸触媒を中和し、水洗及び
乾燥を経て、白色粉末状のポリビニルブチラール樹脂
(a)を得た。この樹脂(a)のブチラール化度は6
3.0モル%、ビニルアセテート成分は7.2モル%で
あった。
【0053】上記樹脂(a)100重量部と、可塑剤と
してトリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート
40重量部とを混合し、これをミキシングロールで充分
に溶融混練した後、プレス成形機で150℃、30分間
プレス成形して、厚さ0.20mmの樹脂膜Aを得た。
【0054】樹脂(b)及び樹脂膜Bの調製 純水2890gに、平均重合度1700、ケン化度8
7.7モル%のポリビニルアルコール275gを加えて
加温溶解した。反応系を12℃に温度調節し、35重量
%の塩酸触媒201gとn−ブチルアルデヒド148g
を加え、この温度を保持して反応物を析出させた。
【0055】その後、反応系を45℃で3時間保持して
反応を完了させ、過剰の水で洗浄して未反応のn−ブチ
ルアルデヒドを洗い流し、塩酸触媒を中和し、水洗及び
乾燥を経て、白色粉末状のポリビニルブチラール樹脂
(b)を得た。この樹脂(b)のブチラール化度は6
0.0モル%、ビニルアセテート成分は12.3モル%
であった。
【0056】上記樹脂(b)100重量部と、可塑剤と
してトリエチレングリコール−ジ−2−エチルブチレー
ト40重量部とを混合し、これをミキシングロールで充
分に溶融混練した後、プレス成形機で150℃、30分
間プレス成形して、厚さ0.20mmの樹脂膜Bを得た。
【0057】中間膜及び合わせガラスの作製 上記樹脂膜AとBを用い、これを樹脂膜A/樹脂膜B/
樹脂膜Aの順に重ね合わせ、両側から透明なフロートガ
ラス(縦30cm×横30cm×厚さ3mm)で挟み、これを
ゴムバッグ内に入れ20torrの真空度で20分間脱
気した後、脱気したまま90℃のオーブンに移し、さら
に90℃で30分間保持しつつ真空プレスした。
【0058】このようにして予備接着された合わせガラ
スを、エアー式オートクレーブ中で圧力12 kg/cm2
温度135℃の条件で20分間本接着を行い、中間膜の
作製と合わせガラスの作製とを同時に行った。
【0059】この合わせガラスについて、遮音性及び光
学歪みを、次の方法で評価した。その結果をまとめて表
1(実施例1)に示す。
【0060】<遮音性の評価>上記合わせガラスから試
料を切り出し、この試料をダンピング試験用の振動発生
機(振研社製の加振機「G21−005D」)により加
振し、そこから得られる振動特性を、機械インピーダン
スアンプ(リオン社製の「XG−81」)にて増幅し、
振動スペクトルをFFTスペクトラムアナライザー(横
河ヒューレットパッカード社製の「FFTアナライザー
HP 3582A」)により解析した。
【0061】こうして得られた損失係数と、ガラスとの
共振周波数との比から、20℃における音周波数(H
z)と音響透過損失(dB)との関係を示すグラフを作
成し、音周波数2000Hz近辺における極小の音響透
過損失(TL値)を求めた。このTL値により、合わせ
ガラスの遮音性が判断できる。
【0062】<光学歪みの評価>上記合わせガラスを通
して前方の物体を透視し、物体の歪み具合を目視で評価
し、歪みが全く生じない場合を良好とし、それ以外を程
度により、やや良い、不良とした。
【0063】実施例2〜4及び比較例1〜4 ポリビニルアルコールのケン化度、アルデヒドの種類、
アセタール化度、可塑剤量及び樹脂膜厚を変えたこと以
外は実施例1と同様な方法で、表1(実施例2〜4)及
び表2(比較例1〜4)に示す樹脂膜A及び樹脂膜Bを
調製した。
【0064】この樹脂膜A及び樹脂膜Bを用い、表1
(実施例2〜4)及び表2(比較例1〜4)示す積層構
成としたこと以外は実施例1と同様に行って、中間膜及
び合わせガラスを作製し、遮音性及び光学歪みを評価し
た。その結果をまとめて表1(実施例2〜4)及び表2
(比較例1〜4)に示す。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】実施例5 樹脂(c)及び樹脂膜Cの調製 純水2910gに、平均重合度1700、ケン化度9
9.1モル%のポリビニルアルコール281gを加えて
加温溶解した。反応系を12℃に温度調節し、35%の
塩酸触媒201gとn−ブチルアルデヒド148gを加
え、この温度を保持して反応物を析出させた。
【0068】その後、反応系を45℃で3時間保持して
反応を完了させ、過剰の水で洗浄して未反応のn−ブチ
ルアルデヒドを洗い流し、塩酸触媒を中和し、水洗及び
乾燥を経て、白色粉末状のポリビニルブチラール樹脂
(c)を得た。この樹脂(c)のブチラール化度は6
5.5モル%、ビニルアセテート成分は0.9モル%で
あった。
【0069】上記樹脂(c)100重量部と、可塑剤と
してトリエチレングリコール−ジ−2−エチルブチレー
ト40重量部とを混合し、これをミキシングロールで充
分に溶融混練した後、プレス成形機で150℃、30分
間プレス成形して、厚さ0.20mmの樹脂膜Cを得た。
【0070】中間膜及び合わせガラスの作製 上記樹脂膜C及び前記実施例1で得られた樹脂膜AとB
を用い、これを樹脂膜C/樹脂膜A/樹脂膜Bの順に重
ね合わせ、両側から透明なフロートガラス(縦30cm×
横30cm×厚さ3mm)で挟み、これをゴムバッグ内に入
れ20torrの真空度で20分間脱気した後、脱気し
たまま90℃のオーブンに移し、さらに90℃で30分
間保持しつつ真空プレスした。
【0071】このようにして予備接着された合わせガラ
スを、エアー式オートクレーブ中で圧力12 kg/cm2
温度135℃の条件で20分間本接着を行い、中間膜の
作製と合わせガラスの作製とを同時に行った。
【0072】この合わせガラスについて、遮音性及び光
学歪みを、次の方法で評価した。その結果をまとめて表
3(実施例5)に示す。
【0073】実施例6〜8及び比較例5〜8 ポリビニルアルコールのケン化度、アルデヒドの種類、
アセタール化度、可塑剤量及び樹脂膜厚を変えたこと以
外は実施例5と同様な方法で、表3(実施例6〜8)及
び表4(比較例5〜8)に示す樹脂膜A、樹脂膜B及び
樹脂膜Cを調製した。
【0074】この樹脂膜A、樹脂膜B及び樹脂膜Cを用
い、表3(実施例6〜8)及び表4(比較例5〜8)示
す積層構成としたこと以外は実施例5と同様に行って、
中間膜及び合わせガラスを作製し、遮音性及び光学歪み
を評価した。その結果をまとめて表3(実施例6〜8)
及び表4(比較例5〜8)に示す。
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】
【発明の効果】上述の通り、この発明の合わせガラスの
中間膜及び合わせガラスは、従来技術と同様に、樹脂と
してポリビニルアセタール樹脂を使用しているので、透
明性がよい、耐候性がよい、接着性がよい、耐貫通性が
よい、ガラス破片が飛散しにくい等の合わせガラスに必
要な基本性能を有する。
【0078】そして、請求項1記載の合わせガラスの中
間膜を用いた合わせガラスは、粘弾性的性質が異なる樹
脂膜AとBとの作用により、遮音性が優れ、しかも光学
歪み(像の歪み)が発生しない。
【0079】また、請求項2記載の合わせガラス用中間
膜を用いた合わせガラスは、粘弾性的挙動の異なる樹脂
膜AとBとCとの作用により、より一層遮音性が優れ、
しかも光学歪み(像の歪み)が発生しない。さらに、樹
脂膜Cにより中間膜の耐候性がより一層改善される。
【0080】したがって、この発明の合わせガラスの中
間膜及び合わせガラスは、特に、高い遮音性能が要求さ
れる建築物の窓ガラス等に好適である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二種の可塑化ポリビニルアセタール樹脂
    膜A及びBからなる少なくとも二層の積層樹脂膜であっ
    て、樹脂膜Aは、ポリビニルアルコールを炭素数4〜1
    0のアルデヒドでアセタール化して得られ、ビニルアセ
    テート成分が5モル%以上8モル%未満のポリビニルア
    セタール樹脂(a)と可塑剤とからなり、樹脂膜Bは、
    ポリビニルアルコールを炭素数4〜10のアルデヒドで
    アセタール化して得られ、ビニルアセテート成分が8モ
    ル%以上30モル%以下のポリビニルアセタール樹脂
    (b)と可塑剤とからなることを特徴とする合わせガラ
    ス用中間膜。
  2. 【請求項2】 三種の可塑化ポリビニルアセタール樹脂
    膜A、B及びCからなる少なくとも三層の積層樹脂膜で
    あって、樹脂膜Aは、ポリビニルアルコールを炭素数4
    〜10のアルデヒドでアセタール化して得られ、ビニル
    アセテート成分が5モル%以上8モル%未満のポリビニ
    ルアセタール樹脂(a)と可塑剤とからなり、樹脂膜B
    は、ポリビニルアルコールを炭素数4〜10のアルデヒ
    ドでアセタール化して得られ、ビニルアセテート成分が
    8モル%以上30モル%以下のポリビニルアセタール樹
    脂(b)と可塑剤とからなり、樹脂膜Cは、ポリビニル
    アルコールを炭素数4〜10のアルデヒドでアセタール
    化して得られ、ビニルアセテート成分が4モル%以下の
    ポリビニルアセタール樹脂(c)と可塑剤とからなり、
    樹脂膜Bと樹脂膜Cとの間に樹脂膜Aが存在することを
    特徴とする合わせガラス用中間膜。
  3. 【請求項3】 少なくとも二枚の透明ガラス板の間に、
    請求項1又は2記載の合わせガラス用中間膜が挟着され
    ていることを特徴とする合わせガラス。
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