JPH07277143A - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

Info

Publication number
JPH07277143A
JPH07277143A JP6629994A JP6629994A JPH07277143A JP H07277143 A JPH07277143 A JP H07277143A JP 6629994 A JP6629994 A JP 6629994A JP 6629994 A JP6629994 A JP 6629994A JP H07277143 A JPH07277143 A JP H07277143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine control
switch
command
theft
prohibition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6629994A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nose
伸司 野瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP6629994A priority Critical patent/JPH07277143A/ja
Publication of JPH07277143A publication Critical patent/JPH07277143A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン制御の禁止および許可を切り替える
切替手段の故障を検知することを目的とする。 【構成】 車両の盗難警戒状態時、及びその解除時に、
それぞれエンジン制御を禁止および許可する切替手段を
備えた盗難防止装置において、前記切替手段の異常を判
定する異常判定手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の盗難防止装置
に係り、特に盗難防止装置が故障しているか否かを検出
する盗難防止装置の自己診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車盗難防止装置は、例えばイ
グニッションキーを抜いて、ドアを閉め、全ドアがロッ
クされたときセット状態、即ち盗難警戒状態となり、エ
ンジンキーを用いずに自動車のドアを開けたり、自動車
を移動させようとすると、ドア開閉検知スイッチや振動
センサ等が盗難を検知し、クラクションを鳴動させた
り、ヘッドランプやテールランプの点滅を行う等の警報
装置が動作するようになっている。
【0003】前記盗難警戒状態時には、通常、燃料タン
クからエンジンに燃料を送るフューエルポンプを動作さ
せないようにする等、燃料系や点火系によるエンジンの
制御を禁止する機能(以後、イモビライザ機能と称す
る。)が動作する。このイモビライザ機能は、フューエ
ルポンプや、インジェクタあるいは点火装置への電源経
路や制御信号経路に設けられた切替手段である禁止スイ
ッチをオフすることで、エンジン制御が不可能となるよ
うにするものである。
【0004】このようなエンジンの制御禁止の解除は、
盗難警戒状態の解除と同時になされる。例えばフロント
ドアをキーによりアンロックし、かつイグニッションキ
ーでアクセサリをオンにすることで、盗難警戒状態とエ
ンジン制御禁止状態が同時に解除され、前記イモビライ
ザ機能が動作を終了して、前記禁止スイッチをオンに
し、エンジンスタートが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たエンジン制御の禁止と許可を切り替える切替手段が故
障した場合、運転者にはその故障が分からない。そのた
め、盗難警戒状態時に、エンジン制御禁止の状態に前記
切替手段が切り替わっているのか否かを知ることができ
なかった。そのために、前記盗難警戒状態時に、エンジ
ンスタートが可能である場合があり、車両が盗難にあう
という問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題を解決するものであ
って、エンジン制御の禁止および許可を切り替える切替
手段の故障を検知することを目的としている。また、前
記故障がすぐにわかるようにすることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に第1の発明は、車両の盗難警戒状態時に、車両のエン
ジン制御を禁止する禁止指令を出力すると共に、前記盗
難警戒状態の解除時に、該エンジン制御を許可する許可
指令を出力するエンジン制御禁止許可手段と、該禁止指
令および許可指令に基づき、前記エンジン制御を禁止お
よび許可する切替手段とを備えた盗難防止装置におい
て、該切替手段の異常を判定する異常判定手段を設けた
ことを特徴とする。
【0008】また、第2の発明は、第1の発明による盗
難防止装置において、前記異常判定手段は、前記エンジ
ン制御禁止許可手段より前記切替手段に禁止指令又は許
可指令を出力した時に、前記切替手段が切り替わったか
否かを検出する検出手段を備え、該切替手段が禁止指令
又は許可指令に応じて切替わらなかったとき異常と判定
することを特徴とする。
【0009】また、第3の発明は、第1の発明または第
2の発明による盗難防止装置において、警報手段を設
け、前記異常判定手段が異常と判定したときは、前記警
報手段を作動させることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、盗難防止装置に、盗難警戒状
態時とその解除時に出力される、エンジン制御禁止許可
手段からのエンジン制御の禁止指令、あるいは、許可指
令の出力時に、エンジン制御の禁止、および、許可を切
り替える切替手段が切り替わらなければ、異常と判定す
る検出手段を設けたため、盗難防止装置の異常を検出す
ることができる。
【0011】また、上記の盗難防止装置に、前記検出手
段が異常と判定したときに、警報を発する警報手段を設
けたため、盗難防止装置の異常を検出しやすくなる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。図
1は、本発明の一実施例である盗難防止装置の構成を示
すブロック図であり、点線で囲った部分は盗難防止装置
10を示している。本実施例では、イモビライザ機能と
してスタータカット機能を例にとり説明する。
【0013】1はスタータスイッチであり、切替スイッ
チ15の接点Hが接点J側に切り替えられているとき、
オンすることにより、スタータカットリレー2のコイル
3にバッテリ電源が供給される。そのため、リレー接点
4がオンし、このリレー接点4を介して、スタータモー
タ5にバッテリ電源が供給され、エンジンがスタートす
る。
【0014】11は定電圧電源であり、バッテリ電源か
らの電力を5Vの定電圧に変換し、制御装置12へ供給
する。そして、13はコイル14と前記切替スイッチ1
5からなる切替手段を構成するリレー装置であり、コイ
ル14が非通電状態のとき、切替スイッチ15の接点H
が接点J側に切り替えられ、スタータモータ5の駆動を
可能にする。また、コイル14が通電されると、切替ス
イッチ15の接点Hが接点I側に切り替えられ、スター
タモータ5の駆動を禁止する。
【0015】16はトランジスタであり、前記制御装置
12のA点より出力される信号により、前記コイル14
への通電、非通電を切り替える。また、17は前記定電
圧電源11と前記リレー装置13の間に設けられた抵抗
であり、この抵抗17とリレー装置13との接続点B点
の電圧値を読み取ることで、前記リレー装置13が切り
替わったか否かを検知することができる。
【0016】つまり、前記リレー装置13の接点Hが接
点J側に切り替えられているときは、B点の電圧値はH
IGHとなり、接点Hが接点I側に切り替えられている
ときは、B点の電圧値はLOWとなる。20はドアロッ
ク検出スイッチであり、ドアのロック状態を検出するス
イッチである。また、21はイグニッション検出スイッ
チであり、イグニッションキーがイグニッションスイッ
チのオン、オフ用のキーシリンダーに差し込まれている
か否かの状態、および、イグニッションスイッチのオ
ン、オフ状態を検出するスイッチである。そして、22
はドアカーテシスイッチであり、ドアの開閉状態を検出
するスイッチである。
【0017】そして、制御装置12は、エンジン制御禁
止許可手段を構成し、前記ドアロック検出スイッチ2
0、イグニッション検出スイッチ21、ドアカーテシス
イッチ22のスイッチの状態をG点、E点、F点より入
力し、盗難警戒状態時の条件、例えば、イグニッション
キーを抜いて、ドアを閉め、全ドアがロックされたこと
を検出すると、盗難警戒状態が設定されると共に、A点
よりトランジスタ16をオンするようエンジン制御の禁
止指令である信号を出力する。これにより、コイル14
が通電され、前述したように前記切替スイッチ15の接
点Hが、接点I側に切り替わる。
【0018】また、盗難警戒状態の解除時の条件、例え
ば、ドアをキーによりアンロックし、かつイグニッショ
ンキーでアクセサリをオンにすることを前述したスイッ
チの状態から検出すると、盗難警戒状態が解除されると
共に、A点よりトランジスタ16をオフするようエンジ
ン制御の許可指令である信号を出力する。これにより、
コイル14が非通電され、前述したように、前記切替ス
イッチ15の接点HがJ側に切り替わる。
【0019】このような、盗難警戒状態時、あるいは盗
難警戒状態の解除時の切替スイッチ15の切り替わりに
より、前述したようにB点の電圧値が変化するが、この
変化を制御装置12のC点より入力する。また、19は
インジケータあるいは、ブザー等の警報手段であり、前
記制御装置12のD点より、トランジスタ18をオンす
る信号が出力されることにより、作動するよう構成され
ている。
【0020】ここで、本実施例の動作を図2のフローチ
ャートを用いて説明する。まず、ステップS1では、イ
グニッション検出スイッチ21、ドアカーテシスイッチ
22、ドアロック検出スイッチ20の状態から、盗難警
戒状態か否かを判断する。例えば、イグニッションキー
がイグニッションスイッチのオン、オフ用のキーシリン
ダーから抜かれ、ドアを閉められ、全ドアがロックされ
たという盗難警戒状態の条件を示す信号を制御装置12
が読み取ると、ステップS2に移り、トランジスタ16
をオンするエンジン制御の禁止指令である信号をA点よ
り出力する。これにより、コイル14に通電され、切替
スイッチ15の接点Hが接点I側に切り替わり、エンジ
ンの始動が不可能となる。
【0021】次に、ステップS3では、B点の電圧値が
HIGHかLOWかを検出する。B点の電圧値がHIG
Hの場合は、前記切替スイッチ15の接点Hが接点I側
に切り替わってないため、異常であるとみなしてステッ
プS7に移り、インジケータまたはブザー等の前記警報
手段19を作動させるため、トランジスタ18をオンす
る信号をD点より出力し、再度ステップS1に戻る。
【0022】B点の電圧値がLOWの場合は、切替スイ
ッチ15の接点Hが接点I側に切り替わったため、正常
であるとみなしてステップS4に移り、前記警報手段1
9を停止させ、再度ステップS1に戻る。また、ステッ
プS1で、イグニッション検出スイッチ21、ドアカー
テシスイッチ22、ドアロック検出スイッチ20の状態
から、前述したような盗難警戒状態が解除されたことを
示す信号を検出したとき、ステップS5に移り、トラン
ジスタ16をオフするエンジン制御の許可指令である信
号をA点より出力する。これにより、コイル14は非通
電状態となり、切替スイッチ15の接点Hが接点J側に
切り替わり、エンジンの始動が可能となる。これら、ス
テップS1、ステップS2、ステップS5により、エン
ジン制御禁止許可手段が構成される。
【0023】この後、ステップS6で、B点の電圧値が
HIGHかLOWかを検出する。B点の電圧値がLOW
の場合は、前記切替スイッチ15の接点Hが接点J側に
切り替わっていないため、異常であるとみなしてステッ
プS7に移り、前記警報手段19を作動させ、ステップ
S1に戻る。B点の電圧値がHIGHの場合は、前記切
替スイッチ15の接点Hが接点J側に切り替わったた
め、正常であるとみなしてステップS8に移り、前記警
報手段19を停止させ、再度ステップS1に戻る。
【0024】ここで、ステップS3とステップS6で異
常判定手段である検出手段が構成される。尚、警報手段
として、前記盗難警戒状態時に点灯する盗難防止装置に
既存のインジケータを用いてもよい。本実施例によれ
ば、前記スタータモータを動作させるか否かを切り替え
る切り替え手段を構成するリレー装置が切り替わったか
否かを検知できるため、前記リレー装置の故障を検出で
き、更にその故障をインジケータ、あるいはブザー等で
知らせるため、前記故障がすぐに分かる。
【0025】尚、以上の実施例では、イモビライザ機能
として、スタータカット機能を例にとり説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、燃料系や点火系を制御
して、エンジン制御を禁止するものであれば適用可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、盗難防止装置に、盗難
警戒状態時とその解除時に出力される、エンジン制御禁
止許可手段からのエンジン制御の禁止指令、あるいは、
許可指令の出力時に、エンジン制御の禁止、および、許
可を切り替える切替手段が切り替わらなければ、異常と
判定する検出手段を設けたため、盗難防止装置の異常を
検出できる効果を有する。
【0027】また、上記の盗難防止装置に、前記検出手
段が異常と判定したときに、警報を発する警報手段を設
けたため、盗難防止装置の異常を検出しやすくなる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である盗難防止装置の構成を
示すブロック図。
【図2】制御装置12の実行する処理を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
10 盗難防止装置 12 制御装置 13 リレー装置 17 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の盗難警戒状態時に、車両のエンジ
    ン制御を禁止する禁止指令を出力すると共に、前記盗難
    警戒状態の解除時に、該エンジン制御を許可する許可指
    令を出力するエンジン制御禁止許可手段と、該禁止指令
    および許可指令に基づき、前記エンジン制御を禁止およ
    び許可する切替手段とを備えた盗難防止装置において、 該切替手段の異常を判定する異常判定手段を設けたこと
    を特徴とする盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の盗難防止装置におい
    て、 前記異常判定手段は、前記エンジン制御禁止許可手段よ
    り前記切替手段に禁止指令又は許可指令を出力した時
    に、前記切替手段が切り替わったか否かを検出する検出
    手段を備え、該切替手段が禁止指令又は許可指令に応じ
    て切替わらなかったとき異常と判定することを特徴とす
    る盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の盗難防
    止装置において、 警報手段を設け、前記異常判定手段が異常と判定したと
    きは、前記警報手段を作動させることを特徴とする盗難
    防止装置。
JP6629994A 1994-04-04 1994-04-04 盗難防止装置 Withdrawn JPH07277143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6629994A JPH07277143A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 盗難防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6629994A JPH07277143A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 盗難防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07277143A true JPH07277143A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13311805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6629994A Withdrawn JPH07277143A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 盗難防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07277143A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1712437B1 (en) Vehicle control network integrated theft deterrent system
JPH04230451A (ja) 中央鎖錠装置および盗難警報装置を備えた車両
JP2006199268A (ja) 盗難防止装置
JP3341580B2 (ja) 盗難防止装置用表示システム
JPH07277143A (ja) 盗難防止装置
JP2007262728A (ja) 自動車の不正防止装置
JP3257195B2 (ja) 車両盗難防止装置
KR100229462B1 (ko) 차량 도난 방지 장치
JPH08305984A (ja) 車両用盗難警報装置
KR0126075Y1 (ko) 자동차 도난방지를 위한 가속페달 고정장치
KR100190403B1 (ko) 산소센서 및 진동센서의 원리를 응용한 도난경보 시스템
JPH0611256Y2 (ja) 自動車用盗難防止装置
JP3213128B2 (ja) 車輌盗難防止装置
KR0183577B1 (ko) 제동 장치에 의한 차량 도난 방지 방치
KR200146416Y1 (ko) 리모컨에 의해 시동이 예약된 차량의 도난 방지장치
JPH10102862A (ja) 車両の盗難防止装置
JPH0769174A (ja) 車輌盗難防止装置
KR100412435B1 (ko) 물체의 접근을 감지하는 경보장치
KR19980029536A (ko) 차량도난방지장치
JP3777670B2 (ja) 車両の盗難防止装置
JPS5923647Y2 (ja) 車両盗難防止装置
JPS63255155A (ja) 自動車の盗難防止装置
KR100369024B1 (ko) 자동차의 도어용 자동 잠금장치 및 이의 제어방법
JPH08218707A (ja) ドアアンロック装置
JP2745796B2 (ja) 車両用盗難警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605