JPH07277106A - 点火装置駆動回路の電源回路 - Google Patents

点火装置駆動回路の電源回路

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JPH07277106A
JPH07277106A JP6070866A JP7086694A JPH07277106A JP H07277106 A JPH07277106 A JP H07277106A JP 6070866 A JP6070866 A JP 6070866A JP 7086694 A JP7086694 A JP 7086694A JP H07277106 A JPH07277106 A JP H07277106A
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JP
Japan
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circuit
power supply
power source
battery
voltage
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JP6070866A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Kaneko
国広 金子
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 DC/DCコンバータが故障していても電源
切り換え回路を診断できるようにする。 【構成】 電源切り換え回路13と逆流防止用ダイオー
ド16との間に他の逆流防止用ダイオード20を介挿し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両の乗員を
衝突事故から保護するエアバッグの点火装置駆動回路の
電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の点火装置駆動回路の電源回路と
して現在開発が進められているものを図2に示す車両用
乗員保護装置を例にとつて説明する。図2において、1
は車載バッテリ、2は前記バッテリ1の出力電圧を昇圧
して出力するDC/DCコンバータで、その入力端子は
第1逆流防止用ダイオード3を介してバッテリ1に接続
されている。4は第2逆流防止用ダイオードで、アノー
ドが前記バッテリ1に接続され、カソードは前記DC/
DCコンバータ2の出力端子に接続されている。5はバ
ックアップコンデンサで、抵抗6を介して前記DC/D
Cコンバータ2の出力端子に接続されている。
【0003】7は放電用ダイオードで、そのカソードは
DC/DCコンバータ(2)の出力端子に接続されると
共に、スイッチ回路8に接続されている。このスイッチ
回路8の出力は、雷管9、加速度スイッチ10を直列に
介して接地されている。また前記スイッチ回路8は、後
述のマイクロコンピュータ11からの制御信号を、この
スイッチ回路8を構成するスイッチングトランジスタの
ベース端子に入力してオン、オフ制御する。
【0004】11は衝突判断機能と診断機能とを有する
マイクロコンピュータで、衝突判断機能として入力端子
Aに供給される加速度信号(図示されない加速度センサ
からの出力)を入力して、衝突の大きさを判断し乗員に
重大な障害をもたらすと判断した場合にはスイッチ回路
8のスイッチングトランジスタを所定時間の間、オンさ
せるためのローレベルな制御信号を出力する。
【0005】また、前記マイクロコンピュータ11の診
断機能としては、前記雷管9、後述の電源切り換え回路
13等の診断をイグニッションスイッチ30のオン直後
に行うもので、異常(または故障)を発見した場合には
その内容を報知すると共に、メモリ14に記憶せしめ
る。例えば、電源切り換え回路13の診断の方法として
は、マイクロコンピュータ11がイグニッションスイッ
チ30がオフされたことを、回路系電源15から供給さ
れる電源電圧が所定レベル以下になったことから判断し
て、オフされたと判断した場合には、駆動回路18をオ
ンせしめ、電源切り換え回路13をオンせしめる。それ
によって、マイクロコンピュータ11はバックアップコ
ンデンサ5によって給電されることになる。このときマ
イクロコンピュータ5は電源切り換え回路13の出力電
圧(A点の電圧)から前記バックアップコンデンサ5の
充電電圧が出力されることを電圧低減回路31を介して
監視して、その充電電圧が発生しなかった場合には電源
切り換え回路13が異常(または故障)と判断してメモ
リ14にその旨を記憶せしめ、また図示しない回路を介
して報知信号を出力する。
【0006】電源切り換え回路13は、前記バックアッ
プコンデンサ5とマイクロコンピュータ11の電源ライ
ンとの間に介挿されて、前記マイクロコンピュータ11
が回路系電源15から所定の電圧が給電されなくなった
場合、例えば衝突時にバッテリ1からのハーネスが断線
してしまった場合に、スイッチングトランジスタ13a
がオンせしめられて前記バックアップコンデンサ5の充
電電圧が回路系電源15に給電させるものである。
【0007】15は回路系電源で、通常時は前記バッテ
リ1から給電されて、その電圧よりも低い所定の電圧、
例えば5ボルトを前記マイクロコンピュータ11、駆動
制御回路17に給電している。また、バッテリ1から給
電されなくなつた場合には、電源切り換え回路13を介
してバックアップコンデンサ5から給電される。
【0008】16は逆流防止用ダイオードで、アノード
側はバッテリ1とイグニッションスイッチ30との接続
点に、またカソード側は電源切り換え回路13と回路系
電源15との接続点に接続されている。
【0009】17は直列接続されたツエナーダイオード
17a、スイッチングトランジスタ17b,17cを有
する駆動制御回路で、入力端子であるツエナーダイオー
ド17aのカソードが前記バッテリ1の出力ラインに接
続され、また出力端子であるスイッチングトランジスタ
17cのコレクタが前記第2スイッチ回路13のスイッ
チングトランジスタ13aのベースに接続されて、バッ
テリ1の出力ラインを構成するハーネスが断線された場
合、それを検出して該電源切り換え回路13のスイッチ
ングトランジスタ13aをオンせしめる。
【0010】18は駆動回路で、前記マイクロコンピュ
ータ11の出力端子と前記駆動制御回路17のスイッチ
ングトランジスタ17bのベース端子との間に接続され
て、前記マイクロコンピュータ11から出力信号(診断
用の場合と、駆動用の場合とに使われる)を受けると、
前記駆動制御回路17のトランジスタ17bをオフせし
めて電源切り換え回路13をオンせしめる。なお、符号
30はイグニッションスイッチである。
【0011】次に、上記構成の作用を説明する。まず、
マイクロコンピュタ11は、電源ラインYを介して回路
系電源15から給電されており、入力端子Aに加速度信
号が供給されると、それに基づいて衝突の大きさを判断
して、必要に応じてスイッチ回路8のスイッチングトラ
ンジスタを所定時間の間、オンせしめて雷管9へ所定量
の電力を供給してエアバッグ等を作動させる。なお、こ
のとき加速度スイッチ10の入出力間は閉成されている
ものとする。
【0012】つぎに、バッテリ破壊によって、例えば駆
動制御回路17のツエナーダイオード17aのカソード
側が断線された無給電状態になると、マイクロコンピュ
ータ11への電源電圧の低下をマイクロコンピュータ1
1が自分から検出して駆動回路18をオンする。それに
よってスイッチングトランジスタ17bがオフ、スイッ
チングトランジスタ17cがオンし、さらに電源切り換
え回路13のスイッチングトランジスタ13aをオンし
てバックアップコンデンサ5の電荷が電源切り換え回路
13を介してマイクロコンピュータ11に供給され、そ
の供給が続いている間、すなわち、バックアップコンデ
ンサ11の電荷が放電され、所定電圧以下に低下するま
でマイクロコンピュータ11は給電される。
【0013】また、イグニッションスイッチ30がオフ
され、各回路部への給電が停止された場合には、マイク
ロコンピュータ11は、自分自信の電源電圧の低下を検
出することによって駆動回路18をオンせしめ、駆動制
御回路17のスイッチングトランジスタ17bのベース
電圧を0ボルトにする。それによって電源切り換え回路
13のスイッチングトランジスタ13aをオンせしめ、
電源切り換え回路13からバックアップコンデンサ5の
充電電圧が供給されるようになるが、マイクロコンピュ
ータ11がマイクロコンピュータ13自身に回路系電源
15から給電されないと判断した場合にはメモリ14に
電源切り換え回路13が故障しているとして記憶せしめ
ると共に、故障報知信号を作成して図示しない回路に出
力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな点火装置駆動回路の電源回路にあっては、DC/D
Cコンバータ2が故障してバックアップコンデンサ5の
充電電圧がバッテリ1の出力電圧と同一であった場合に
は、マイクロコンピュータ11が駆動回路に出力信号を
供給した場合であっても、また供給しない場合であって
も、逆流防止用ダイオード16のカソード側の電圧が常
にバッテリ1の出力電圧となり、変化せず、電源切り換
え回路13を診断できないという問題点があった。
【0015】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、DC/DCコンバータ2が故障してい
ても電源切り換え回路13を診断できるようにすること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る点火装置
駆動回路の電源回路は、バッテリからイグニッションス
イッチを介して供給される電圧を昇圧して出力するDC
/DCコンバータと、該DC/DCコンバータの出力側
に接続されたバックアップコンデンサと、雷管と、前記
DC/DCコンバータの出力端子と前記雷管との間に介
挿されたスイッチ回路と、加速度信号に基づいて衝突事
故の大きさを判断して前記スイッチ回路をオン、オフ制
御するための制御信号を出力する衝突判断機能と前記雷
管の機能が正常か否かを少なくても診断する診断手段と
を有する制御回路と、前記バッテリから給電されてDC
/DCコンバータ以外の回路のうち少なくても前記制御
回路に給電する回路系電源と、前記バッテリと回路系電
源との間に介装された逆流防止用ダイオードと、前記バ
ックアップコンデンサと前記制御回路の電源端子との間
に介挿されて前記制御回路の電源遮断時に該制御回路へ
の給電を前記バッテリから前記バックアップコンデンサ
に切り換える電源切り換え手段と、前記イグニッション
スイッチのオフまたはそれと同等の状態を検出して前記
電源切り換え手段に切り換え指示信号を出力する切り換
え時期検出手段とを備えてなる点火装置駆動回路の電源
回路において、前記電源切り換え回路と前記逆流防止用
ダイオードとの間にカソード側が該逆流防止用ダイオー
ドのカソード側に接続されるように他の逆流防止用ダイ
オードを接続し、該他の逆流防止用ダイオードと前記電
源切り換え回路との接続点の電圧値を前記制御回路に供
給して、該制御回路が供給された電圧値と正常値とを比
較して前記電源切り換え回路が正常か否かを判断してな
る。
【0017】
【作用】この発明における点火装置駆動回路の診断回路
によると、DC/DCコンバータ2が故障して昇圧でき
ず、バックアップコンデンサ5の充電電圧がバッテリ電
圧に等しい場合にあっては、駆動回路をオフすることに
よって電源切り換え回路13の出力側と他の逆流防止用
ダイオード20のアノード側との接続点の電圧が接地電
圧に近い電圧に、またオンすることによってその接続点
の電圧をバックアップコンデンサ5の充電電圧まで高く
なるので、二値化するだけの電圧差が発生でき、制御回
路の診断機能によって電源切り換え回路の状態を診断で
きる。
【0018】
【実施例】以下、この発明を図1に基づいて説明する。
なお図1に基づいて構成を説明するが、図2において説
明したものと同一構成のもの、または均等なものには同
一符号を付してその説明を省略し、異なる構成について
のみ以下に説明する。
【0019】すなわち、図2に示す回路構成に対して図
1に示す回路構成のものは、逆流防止用ダイオード16
と電源切り換え回路13との間に他の逆流防止用ダイオ
ード20が、双方の逆流防止用ダイオード16、20の
カソードが互いに接続されるように接続されて介挿され
ている点にある。
【0020】それによって、DC/DCコンバータ2が
故障してバックアップコンデンサ5の充電電圧がバッテ
リ1の出力電圧に一致した場合において、駆動回路18
がオフの時、スイッチングトランジスタ17bがオン、
スイッチングトランジスタ17cがオフになるので、電
源切り換え回路13のスイッチングトランジスタ13a
はオフになり、A点の電位は電圧低減回路31の抵抗を
介して接続された接地電圧までに低下する。一方、マイ
クロコンピュータ11が診断のために駆動回路18をオ
ンすると、スイッチングトランジスタ17bがオフ、ス
イッチングトランジスタ17cがオンになるので、電源
切り換え回路13のスイッチングトランジスタ13aは
オンになり、A点の電位はバックアップコンデンサ5の
充電電圧に等しくなる。そのために、マイクロコンピュ
ータ11にはA点の電圧が電圧低減回路31によって抵
抗分割された電圧にまで低下してハイレベル信号として
供給され、電源切り換え回路13がオンした場合と、オ
フした場合とで区別する事ができ診断が可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、DC/DCコンバータが故障していても電源切り
換え回路を診断でき、信頼性を向上できるという効果が
発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の示す回路説明図である。
【図2】従来の回路の説明図である。
【符号の説明】
2 DC/DCコンバータ 3、4 逆流防止用ダイオード 6 突入電流防止用抵抗 5 バックアップコンデンサ 7 放電用ダイオード 8 電流制限回路 9 雷管 10 加速度スイッチ 11 マイクロコンピュータ 14 メモリ 13 電源切り換え回路 18 駆動回路 17 駆動制御回路 16、20 逆流防止用ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ(1)からイグニッションスイ
    ッチ(30)を介して供給される電圧を昇圧して出力す
    るDC/DCコンバータ(3)と、該DC/DCコンバ
    ータの出力側に接続されたバックアップコンデンサ
    (5)と、雷管(9)と、前記DC/DCコンバータ
    (2)の出力端子と前記雷管(9)との間に介挿された
    スイッチ回路(8)と、加速度信号に基づいて衝突事故
    の大きさを判断して前記スイッチ回路(8)をオン、オ
    フ制御するための制御信号を出力する衝突判断機能と前
    記雷管(9)の機能が正常か否かを少なくても診断する
    診断手段とを有する制御回路(11)と、前記バッテリ
    (1)から給電されてDC/DCコンバータ(2)以外
    の回路のうち少なくても前記制御回路(11)に給電す
    る回路系電源(15)と、前記バッテリ(1)と回路系
    電源(15)との間に介装された逆流防止用ダイオード
    (16)と、前記バックアップコンデンサ(6)と前記
    制御回路(11)の電源端子との間に介挿されて前記制
    御回路(11)の電源遮断時に該制御回路への給電を前
    記バッテリ(1)から前記バックアップコンデンサ
    (5)に切り換える電源切り換え手段と、前記イグニッ
    ションスイッチ(30)のオフまたはそれと同等の状態
    を検出して前記電源切り換え手段に切り換え指示信号を
    出力する切り換え時期検出手段とを備えてなる点火装置
    駆動回路の電源回路において、前記電源切り換え回路
    (13)と前記逆流防止用ダイオード(16)との間に
    カソード側が該逆流防止用ダイオードのカソード側に接
    続されるように他の逆流防止用ダイオード(20)を接
    続し、該他の逆流防止用ダイオード(20)と前記電源
    切り換え回路(13)との接続点の電圧値を前記制御回
    路(11)に供給して、該制御回路が供給された電圧値
    と正常値とを比較して前記電源切り換え回路(13)が
    正常か否かを判断してなることを特徴とする点火装置駆
    動回路の電源回路。
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