JPH07276220A - 指輪加工装置 - Google Patents

指輪加工装置

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Publication number
JPH07276220A
JPH07276220A JP6067522A JP6752294A JPH07276220A JP H07276220 A JPH07276220 A JP H07276220A JP 6067522 A JP6067522 A JP 6067522A JP 6752294 A JP6752294 A JP 6752294A JP H07276220 A JPH07276220 A JP H07276220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
processing
machining
section
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6067522A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nakamura
英雄 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP6067522A priority Critical patent/JPH07276220A/ja
Publication of JPH07276220A publication Critical patent/JPH07276220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 指輪を保持するための保持部13と、指輪を
加工位置まで送るためのスライド部15と、指輪の加工
をおこなうための加工部11とを有する。 【効果】 指輪を保持する保持部を使用することによ
り、指輪を持って加工することがないので、指などをけ
がする危険性が少なく、タイマーで加工時間の時間制御
をおこなっているので個人差のない加工することができ
る。さらに磨き角度の調整ができるので、模様の違う指
輪でも加工することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指輪の外周部を加工す
るための指輪加工装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における指輪の外周加工は、砥
石や紙ヤスリや研磨材を塗布したフェルト材などをモー
ターで回転させて、指輪を手で保持し、指輪の外周を押
し当て加工をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の指輪の外
周加工では、手作業による指輪の外周加工によると、外
径寸法や仕上げ精度など、作業者個人個人でバラつきが
でる。さらに、図10に示すように、指輪の外周面の中
間部に、飾り模様部91がある場合などは、飾り模様部
91を消さないように、飾り模様部91を避けて磨き部
93を加工するので、作業者の熟練を要する。
【0004】また、加工軸をモーターで回転させ、指輪
を手で保持しながら加工をおこなっていると、加工軸に
手が近付くので、非常に危険である。またさらに、保持
する力が弱いと、指輪を飛ばしてしまい、不良品を出し
たり、作業者に指輪が当たったり、危険な面が多い。
【0005】本発明の目的は、前述の課題を解決して、
指輪の外周加工における加工精度のバラつきを少なく
し、危険の少ない指輪加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の指輪加工装置は、下記記載の構成を採用す
る。
【0007】本発明の指輪加工装置は、指輪を保持する
保持部と、指輪を加工位置まで送るスライド部と、指輪
の加工をおこなう加工部とを有することを特徴とする。
【0008】本発明における指輪加工装置は、指輪を保
持する保持部と、指輪を磨く角度を変える角度調整部
と、指輪を加工位置まで送るスライド部と、指輪の加工
をおこなう加工部とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】指輪を保持する保持部を使用することにより、
指輪を持って加工することがないので、指などをけがす
る危険性が少ない。またさらに、タイマーで加工時間の
時間制御をおこなっているので、個人差のない加工をお
こなうことができる。
【0010】さらに角度調整部を設けることにより、指
輪の模様などが違うものでも対応することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例における指
輪加工装置を説明する。
【0012】図1から図6までは本発明の第1の実施例
における指輪加工装置を示す図面であり、図1は指輪加
工装置の全体を示す側面図であり、図2は指輪の加工を
おこなう加工部11を示す上面図であり、図3は指輪を
保持する保持部13を示す正面図であり、図4は指輪を
保持する保持部13を示す上面図であり、図5は指輪を
加工位置まで送るスライド部15を示す正面図であり、
図6は指輪を加工位置まで送るスライド部15を示す上
面図である。
【0013】まずはじめに本発明の実施例における指輪
加工装置の構造を説明する。
【0014】本発明の指輪加工装置は、図1に示すよう
に大きく分けて、指輪の加工をおこなうための加工部1
1と、指輪を保持するための保持部13と、加工位置ま
で指輪を送るスライド部15との3つの部分で構成す
る。
【0015】指輪の加工をおこなう加工部11の詳細な
構成は、図2を用いて説明する。
【0016】指輪の加工をおこなう加工部11は、研磨
材を塗布したフェルト材などの研磨部材19を、固定盤
21と回転止めピン23とナット25を用いて加工軸2
7に固定する。
【0017】加工軸受け35と加工軸27の間に加工軸
用ベアリング37を設けることにより、加工軸27が高
速で回転するようにし、なおかつ加工軸27を固定す
る。また、ベアリング止めネジ39で、加工軸用ベアリ
ング37を固定する。
【0018】タイミングベルト29とプーリー31を用
いて加工用モーター33の回転を伝達し、研磨部材19
を回転するように構成する。
【0019】指輪を保持する保持部13の詳細な構成
は、図3と図4とを用いて説明する。
【0020】指輪を保持する保持部13は、チャックス
ピンドル取り付け台41に第1のハウジング43と第2
のハウジング45を取り付ける。
【0021】第1のハウジング43と第2のハウジング
45との内周に、ベアリング47を有する。そして、指
輪回転軸49をベアリング47によって、第1のハウジ
ング43と第2のハウジング45に固定し滑らかに回転
するようにしている。
【0022】指輪回転軸49には、歯車51と、先端に
すり割りと内径にテーパーを有する補助チャック53を
取り付ける。
【0023】指輪の内周を傷つけないようにするため
に、指輪よりも柔らかい真鍮などの材料を使用したチャ
ック63を補助チャック53に通す。
【0024】弾性部材受け57と弾性部材59をドロー
バー55に通し、さらに指輪回転軸49と補助チャック
53にドローバー55を通す。そしてテーパーを有する
ネジ61をドローバー55に取り付ける。
【0025】弾性部材59の力でドローバー55を引っ
張り、ネジ61と補助チャック53のテーパー部を押し
つけることにより、補助チャック53とチャック63の
すり割り部がたわみ、チャック63の外径寸法が大きく
なるので、チャック63に指輪65を保持することがで
きる。
【0026】また、チャックスピンドル取り付け台41
に指輪保持解除用エアーシリンダー67を取り付けて、
弾性部材59よりも強い力でドローバー55を押すこと
により、指輪保持の解除をおこなう。
【0027】チャックスピンドル取付台41に指輪回転
用モーター69(図4参照)を取り付ける。そして歯車
51を用いて、指輪回転用モーター69の回転を指輪回
転軸49に伝達することにより、指輪65が回転し指輪
の外周の加工をおこなう。
【0028】指輪を加工位置まで送るスライド部15の
詳細な構成は、図5と図6とを用いて説明する。
【0029】指輪を加工位置まで送るスライド部15
は、スライド台71にリニアベアリング73を有し、ガ
イドポスト75間の距離を滑らかにスライドするように
する。
【0030】またさらに、スライド台71がホームポジ
ション、すなわち所定の加工を行わないときの位置に戻
ったときに信号を出すように、リミットスイッチ87を
取り付ける。
【0031】保持部取り付け台77に、指輪を保持する
保持部13とスライド台71と移動用エアーシリンダー
79とを取り付けて、移動用エアーシリンダー79を動
かすことにより、指輪を加工位置まで移動させる。
【0032】保持部取り付け台77にストッパー調整ブ
ロック81を取り付けて、ストッパー調整ネジ83をね
じ込み、ベースプレートにストッパーブロック85を取
り付けて、ストッパー調整ネジ83をストッパーブロッ
ク85に突き当てることにより、加工位置の調整をおこ
なう。
【0033】つぎに以上の構成に基づく指輪加工装置の
動作を、図1と図2と図3と図4と図5と図6とを交互
に参照して説明する。
【0034】まずはじめに、加工用モーター33の動力
により研磨部材19を回転させる。
【0035】そして指輪65をチャック63にはめ込ん
で保持し、指輪回転用モーター69の動力により指輪6
5を回転させる。
【0036】移動用エアーシリンダー79を動作させ、
保持部13を加工位置まで移動させて、加工をおこな
う。加工時間調整用のタイマーを使用することにより、
加工量を制御することができる。
【0037】設定した時間がくるとタイマーがタイムア
ップし、加工を終了させるために移動用エアーシリンダ
ー79を動作させ、保持部13を加工位置から移動させ
て、加工を終了させる。
【0038】保持部13がホームポジションに戻ると、
リミットスイッチ87が働き、指輪回転用モーター69
を停止させる。このことにより指輪65の回転を止め
る。また同時に、指輪保持解除用エアーシリンダー67
が動作し、指輪65の保持を解除する。
【0039】つぎに本発明の第2の実施例における指輪
加工装置の構成を、図7の指輪加工装置の全体を示す側
面図と、図8の指輪の加工面を変える角度調整部17を
示す上面図と、図9の指輪の加工面を変える角度調整部
17を示す側面図を用いて説明する。
【0040】第2の実施例の指輪加工装置と、図1から
図6を用いて説明した第1の実施例における指輪用加工
装置との構造上の相違点は、加工部11の加工面に対し
指輪の加工面を変えるために、角度調整部17を追加し
て設けたことにある。
【0041】すなわち第2の実施例における指輪加工装
置は、スライド台71と保持部13とを取り付ける保持
部取り付け台77に角度調整機構を付けることにより、
加工部11に対し指輪の加工面を任意の角度に変えて加
工できるように構成する。
【0042】指輪の加工面を変える手段としては、指輪
取り付け位置スライド台71に回転軸ピン89を取り付
けて、、回転軸ピン89を支点にして保持部取り付け台
77の取り付け角度を変えることにより、研磨部材19
の加工面に対して垂直方向に指輪の磨き角度を変えられ
るようにする。
【0043】なお加工部11と保持部13とスライド部
15との構成は、第1の実施例と同じであるので詳細な
説明は省略する。
【0044】この第2の実施例においては、加工面に対
して角度調整をおこなう以外の動作は、図1から図6を
用いて説明した第1の実施例と同じであるので、動作説
明は省略する。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
指輪加工装置によれば、指輪の磨き加工を容易に行うこ
とができる。さらに本発明の指輪加工装置によれば、指
輪を持っての加工作業を行わないので作業者の安全を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における指輪加工装置を示す側
面図である。
【図2】本発明の実施例における指輪加工装置の加工部
を示す上面図である。
【図3】本発明の実施例における指輪加工装置の保持部
を示す正面図である。
【図4】本発明の実施例における指輪加工装置の保持部
を示す上面図である。
【図5】本発明の実施例における指輪加工装置のスライ
ド部を示す正面図である。
【図6】本発明の実施例における指輪加工装置のスライ
ド部を示す上面図である。
【図7】本発明の他の実施例における指輪加工装置を示
す側面図である。
【図8】本発明の他の実施例における指輪加工装置の角
度調整部を示す上面図である。
【図9】本発明の他の実施例における指輪加工装置の角
度調整部を示す側面図である。
【図10】指輪を示す正面図である。
【符号の説明】
11 加工部 13 保持部 15 スライド部 17 角度調整部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指輪を保持するための保持部と、指輪を
    加工位置まで送るためのスライド部と、指輪の加工をお
    こなう加工部とを有することを特徴とする指輪加工装
    置。
  2. 【請求項2】 指輪を保持するための保持部と、加工部
    に対し指輪の加工面を変えるための角度調整部と、指輪
    を加工位置まで送るためのスライド部と、指輪の加工を
    おこなう加工部とを有することを特徴とする指輪加工装
    置。
JP6067522A 1994-04-06 1994-04-06 指輪加工装置 Pending JPH07276220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6067522A JPH07276220A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 指輪加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6067522A JPH07276220A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 指輪加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07276220A true JPH07276220A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13347399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6067522A Pending JPH07276220A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 指輪加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07276220A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021020306A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 胡金霞 金属表面めっき層の無損除去設備
KR102255915B1 (ko) * 2020-11-23 2021-05-31 (주)한국금시장거래소 귀금속 연마 장치

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JP2021020306A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 胡金霞 金属表面めっき層の無損除去設備
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