JPH07276215A - 回転研削工具のツール固止装置 - Google Patents

回転研削工具のツール固止装置

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JPH07276215A
JPH07276215A JP6068668A JP6866894A JPH07276215A JP H07276215 A JPH07276215 A JP H07276215A JP 6068668 A JP6068668 A JP 6068668A JP 6866894 A JP6866894 A JP 6866894A JP H07276215 A JPH07276215 A JP H07276215A
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    • B24D5/16Bushings; Mountings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/26Securing milling cutters to the driving spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/007Weight compensation; Temperature compensation; Vibration damping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B45/00Means for securing grinding wheels on rotary arbors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B5/00Sawing machines working with circular or cylindrical saw blades; Components or equipment therefor
    • B27B5/29Details; Component parts; Accessories
    • B27B5/30Details; Component parts; Accessories for mounting or securing saw blades or saw spindles
    • B27B5/32Devices for securing circular saw blades to the saw spindle

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グラインダー、サンダーあるいはポリッシャ
といった回転研削工具において、スピンドルとツールと
の間に弾性体を介在させることによりツールの振動ある
いは偏心を吸収するよう構成した場合の当該弾性体の耐
久性を改善する。 【構成】 ロックナット4の締め込みにより円盤状をな
すツールTを、回転研削工具本体のスピンドル2に外挿
された、円環状をなすインナフランジ3との間に挟み込
んで、該ツールTを前記スピンドル2の先端に直交状態
に固定するための固止装置1であって、前記インナフラ
ンジ3はフランジベース10とフランジカバー20の二
層に分割され、該フランジベース10と該フランジカバ
ー20には相互に回転方向について係合する係合部40
を設けるとともに、両者間に適度な弾性を有する弾性体
30を介在させたことを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスクグラインダ
ー、ディスクサンダーあるいはポリッシャといった回転
研削工具(以下、単に「工具」という)に、円盤状の研
削砥石、切断砥石あるいはワイヤブラシといったツール
を取り付けるためのツール固止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、この種の固止装置は、工具本
体のスピンドルの先端に装設されたインナフランジにツ
ールをあてがってロックナットを締込むことにより、こ
のツールをインナフランジとロックナットとの間に挟み
込んでスピンドルの先端に直交状に固定するよう構成さ
れている。
【0003】ところが、このような構成の固止装置にあ
っては、通常インナフランジおよびロックナットがほぼ
剛体で製作されていたため、使用中におけるツールの振
動がそのまま作業者の手に伝わりあるいは騒音が増幅さ
れる等して工具の使用感を損なうという問題があり、こ
の問題を解決した技術として例えば実公昭39−316
38号公報に開示された「騒音防止装置」があった。こ
れによれば、ツールは弾性体を介してインナフランジと
ロックナットとの間に固定されるため、ツールの振動は
弾性体で吸収されて低減され、従って作業者の手に伝わ
る振動は低減され、またこれに伴う騒音の発生は抑制さ
れて工具の使用感は改善された。
【0004】また、ツールがスピンドルに対して心ズレ
した状態のまま剛体たるインナフランジとロックナット
との間に固定された場合にツールはそのまま回転される
ので、研削作業を行うべくツールを被研削材に押し当て
るとツールがいわゆるバウンドしてこれが作業者の手に
伝わるという問題があったのであるが、上記従来の騒音
防止装置によればツールはスピンドルに直交する方向に
ある程度移動し得るので当該ツールの心ズレは自動的に
吸収され、従って上記バウンドの発生が抑制されてこの
点でも工具の使用感を改善できた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の騒音防止装置にあっては、ツールが弾性体に直接押
し当てられる構成であったため特にツールの取付け・取
り外し時に擦り合わせられて摩耗しやすく、従ってその
耐久性が低いという問題があった。本発明は、この問題
に鑑みなされたもので、振動あるいは騒音の発生が抑制
されるばかりでなく、耐久性の点でも優れた回転研削工
具のツール固止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、ロックナットの締め込みにより円盤状をなす
ツールを、回転研削工具本体のスピンドルに外挿され
た、円環状をなすインナフランジとの間に挟み込んで、
該ツールを前記スピンドルの先端に固定するための固止
装置であって、前記インナフランジはフランジベースと
フランジカバーに分割され、該フランジベースと該フラ
ンジカバーには相互に回転方向について係合する係合部
を設けるとともに、両者間に適度な弾性を有する弾性体
を介在させたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のツ
ール固止装置において、係合部はフランジベースとフラ
ンジカバーの相対回転を一定の範囲で許容し、かつフラ
ンジベースとフランジカバーとの間には両者が相対回転
する際の両者間の滑り面を確保するための滑り材を介在
させたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載のツ
ール固止装置において、弾性体の周縁を折曲形成して、
該折曲部により滑り材の滑り面を外部から遮蔽する構成
としたことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載したツール固止装置であって、両端に
係止爪を備えた接続スリーブをフランジベースとフラン
ジカバーのそれぞれの内周孔に挿入して両端の係止爪を
それぞれフランジベースとフランジカバーに引き掛けて
両者を重ね合わせ状態に接続するとともに、該接続スリ
ーブの内周孔を当該インナフランジのスピンドルに対す
る挿通孔とする構成としたことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載したツール固止装置であって、フラン
ジベースとフランジカバーの背面にはそれぞれ径の異な
るボス部を設けて、当該インナフランジを上下反転させ
て用いることにより径の異なる取付け孔を有する二種類
のツールを取付け可能な構成としたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の構成によれば、インナフランジ
のフランジベースとフランジカバーとの間には弾性体が
介在されているので、ツールの振動はこの弾性体に吸収
されて作業者の手にまで伝わる振動は低減され、また騒
音が低減される。ここで、上記弾性体はフランジベース
とフランジカバーとの間に配置されているので、ツール
が直接弾性体に当接されることはなく、従って特にツー
ルの取付け・取り外し時においてツールが弾性体に擦り
合わせられることは全くない。このことから、弾性体の
摩耗は大幅に低減され、よってその耐久性は向上する。
なお、フランジベースとフランジカバーは係合部を介し
て相互に一体に回転されるので、インナフランジを二層
に分割したことにより工具使用中における両者間の滑り
は発生せず、従ってツールに対して回転力の伝達が確実
になされる。
【0012】請求項2記載の構成によれば、インナフラ
ンジを介してツールを所定の状態に取り付けた後、工具
本体を作動させればツールは回転する。ここで、係合部
はフランジベースとフランジカバーとの相対回転を一定
の範囲で許容するのであるが、許容限度まで相対回転し
た後にはフランジベースとフランジカバーは一体で回転
され、従って上記と同様に工具本体の回転力はツールに
確実に伝達される。
【0013】これに対して、ツール使用後、同ツールを
工具本体から取り外すべくスピンドルを回転不能にロッ
クした上でロックナットに緩み方向の回転トルクを加え
ると、このロックナットとツールの座面との間には大き
な摩擦抵抗が作用しているのに対してフランジベースと
フランジカバーとの間には滑り材が介在されているの
で、先ずこのフランジベースとフランジカバーが比較的
小さな力で相対回転する。フランジベースとフランジカ
バーが相対回転されると同時にロックナットがスピンド
ルに対して緩み方向に回転され、これによりロックナッ
トとツールとの間の摩擦抵抗が弱くなり、従って最初か
ら上記大きな摩擦抵抗に抗してロックナットを緩める場
合に比してより小さな回転トルクでロックナットを緩め
ることができる。
【0014】請求項3記載の構成によれば、フランジベ
ースとフランジカバーとの間には弾性体と滑り材が介在
され、滑り材とフランジベース(またはフランジカバ
ー)との間がフランジベースとフランジカバーの滑り面
となる。そして、弾性体の外周縁が滑り材側に折曲形成
されて上記滑り面が外部すなわちインナフランジの外方
から遮断された状態となっているので、同滑り面の防塵
がなされる。
【0015】請求項4記載の構成によれば、二層に分割
されたフランジベースとフランジカバーは接続フランジ
により一体化され、これによりインナフランジの取扱い
の便宜が図られるとともに、このインナフランジは接続
スリーブの内周孔にスピンドルを挿通する状態で装着さ
れる。
【0016】請求項5記載の構成によれば、インナフラ
ンジをスピンドルに装着するにあたり、スピンドルをフ
ランジベース側から挿入するかフランジカバー側から挿
入するかを選択することによりツール側に面するボス部
の径が変更されるので、取付け孔の径に関して二種類の
ツールを固定できる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づいて説明する。図1には、本例の固止装置1が分解し
て示されている。すなわち、この固止装置1は、グライ
ンダー、サンダーあるいはポリッシャといった回転研削
工具に広く適用可能なもので、同工具本体のスピンドル
2の先端に形成されたネジ部2aと、スピンドル2とは
別体で構成されたインナフランジ3と、このインナフラ
ンジ3との間にツールTを挟み込んで上記ネジ部2aに
締込まれることによりこのツールTをスピンドル2の先
端に直交状態に固定するためのロックナット4とから構
成されている。これら本例の固止装置1を構成する各部
材あるいは部位のうち、インナフランジ3以外について
は特に変更を要しないので説明を省略するが、スピンド
ル2には、上記ネジ部2aの他に、当該スピンドル2の
回り止めをするためのスパナ掛け面2bとインナフラン
ジ3に対する回り止めをなすための二面幅部2cが形成
されている。
【0018】さて、インナフランジ3は、図2に示すよ
うに図示上側のフランジベース10と図示下側のフラン
ジカバー20との二層に分割されており、ツールTを固
定する際には両者を重ね合わせ状にして用いることによ
り一つのインナフランジ3として機能する構成となって
いる。フランジベース10とフランジカバー20との間
には弾性体30と滑り材31が積層状に挟み込まれてい
る。
【0019】先ず、図示上側のフランジベース10は、
図3に示すように略円環状の平板をなすもので、その内
周孔にスピンドル2のネジ部2aが挿入される。この内
周孔の周囲であって、同図の分図(a) において図示下面
(フランジカバー20に対向する面)には、以下述べる
フランジカバー20との係合部40をなす噛合い歯10
a,10aが周方向の二箇所に対称に形成されている。
両噛合い歯10aはそれぞれ周方向に沿って70°の範
囲で突出し形成され、従って両噛合い歯10a,10a
の間には同じく周方向に沿った凹部10b,10bが周
方向に沿って110°の範囲で対称に設けられている。
また、同じく図示下面の外周寄りには溝部10cが形成
されている。一方、このフランジベース10の図示上面
には、ツールTの内周孔Taに挿入されてこのツールT
を同心に位置決めするためのボス部10dが直径D1 で
一体形成されている。また、このフランジベース10の
内周面には係止爪10eが全周にわたって形成されてお
り、この係止爪10eには後述する接続スリーブ32の
一端が引き掛けられるようになっている。
【0020】次に、フランジカバー20は図4に示すよ
うに上記フランジベース10と概略同一寸法の円環状の
平板をなすもので、同じくその内周孔にスピンドル2の
ネジ部2aが挿入される。そして、この内周孔の周囲で
あって、同図の分図(b) において図示上面(フランジベ
ース10に対向する面)には、上記フランジベース10
との係合部40をなす噛合い歯20a,20aが同じく
周方向の二箇所に対称かつ周方向に沿って70°の範囲
で突出し形成され、従って両噛合い歯20a,20a間
には周方向に沿って110°の範囲で凹部20b,20
bが形成されている。また、このフランジカバー20の
同じく図示上面には後述する弾性体30を収容するため
の収容凹部20cが形成されている。一方、このフラン
ジカバー20の図示下面には、上記フランジベース10
のボス部10dよりも大きな直径D2 (D2 >D1 )の
ボス部20dが一体に形成されている。この両ボス部1
0d,20dの直径D1 ,D2 は、それぞれ内周孔Ta
の直径に関して大小二種類のツールT1 ,T2 に対応し
て設定されている。このボス部20dの図示下面には、
相互に一定の間隔をおいて回り止め凸部20f,20f
が形成されており、両回り止め凸部20f,20f間に
前記スピンドル2の二面幅部2cを挿入した状態(図6
の分図(b) 参照)とすることで、当該フランジカバー2
0ひいてはインナフランジ3のスピンドル2に対する回
り止めがなされる。また、このフランジカバー20の内
周面には上記フランジベース10の係止爪10eと対を
なす係止爪20eが全周にわたって形成されており、こ
の係止爪20eには接続スリーブ32の他端が引き掛け
られるようになっている。
【0021】上記のように形成されたフランジベース1
0とフランジカバー20が、図2に示すように両者間に
弾性体30と滑り材31を積層状に挟み込んだ状態で接
続スリーブ32により接続されて、一体化されたインナ
フランジ3が構成されている。接続スリーブ32は、フ
ランジベース10とフランジカバー20のそれぞれの内
周孔に掛け渡し状に挿入され、その両端外周面に形成さ
れた係止爪32a,32aをそれぞれフランジベース1
0の係止爪10eとフランジカバー20の係止爪20e
に引き掛けて取付けられ、これによりフランジベース1
0とフランジカバー20が重ね合わせ状に接続されてい
る。
【0022】また、このフランジベース10とフランジ
カバー20の重ね合わせ状態において、フランジベース
10側の噛合い歯10a,10aがフランジカバー20
側の凹部20b,20b内に入り込み、フランジカバー
20側の噛合い歯20a,20aがフランジベース10
側の凹部20b,20b内に入り込んだ状態とされてい
る。そして、上記したように各噛合い歯10a,20a
は周方向70°の範囲で形成される一方、各凹部10
b,20bは110°の範囲で形成されているので、フ
ランジベース10とフランジカバー20は最大40°の
範囲で相互に回転可能で重ね合わせ状に接続されてい
る。
【0023】弾性体30は適度な弾性を有するゴムを素
材として円環状をなす平板状に形成されたもので、その
周縁は図示するようにフランジベース10側に折曲形成
されており、この折曲げ縁30aの先端部はフランジベ
ース10の溝部10cに挿入されている。一方、滑り材
31は薄板を素材として円環状に形成されたもので、そ
の表面には摩擦抵抗を低減するためフッ素コーティング
あるいはモリブデンコーティング等の表面処理が施され
ている。この滑り材31は、弾性体30とフランジベー
ス10との間に挟み込まれ、従ってこの滑り材31とフ
ランジベース10との接触面が、フランジベース10と
フランジカバー20が相対回転する際の滑り面となる。
そして、この滑り面は上記弾性体30の折曲げ縁30a
によって外部から遮蔽され、これにより当該滑り面を含
むインナフランジ3の内部の防塵がなされるようになっ
ている。
【0024】このように構成された本例のインナフラン
ジ3によれば、ツールTが以下のようにして固定され
る。先ず、本例のインナフランジ3によれば内周孔Ta
の径に関して二種類のツールT、すなわち内周孔Taが
大径のツールT1 (例えば、ダイヤモンド砥石、図5参
照)と小径のツールT2 (例えば、オフセット砥石、図
6参照)を固定することができる。
【0025】内周孔Taが大径のツールT1 を固定する
には、図1または図5に示すようにネジ部2aがフラン
ジベース10側から挿入される向きでインナフランジ3
をスピンドル2に装着し、これによりフランジカバー2
0側のボス部20dがツールT1 に向けられた状態とす
る。然る後、ツールT1 を、その内周孔Ta内にボス部
20dを嵌め込んでフランジカバー20の下面にあてが
った状態にセットし、次にロックナット4をネジ部2a
に締め込めば、ツールT1 は図5に示すように固定され
る。
【0026】一方、内周孔Taが小径のツールT2 を固
定するには、一旦インナフランジ3をスピンドル2から
外して反転させた上で、図6に示すように上記とは反対
向きでインナフランジ3をスピンドル2に装着する。す
なわち、ネジ部2aがフランジカバー20側から挿入さ
れる向きで当該インナフランジ3をスピンドル2に装着
し、これによりフランジベース10側のボス部10dを
ツールT2 に向けた状態とする。然る後、内周孔Ta内
にこのボス部10dを嵌め込んでフランジベース10の
下面にあてがった状態にツールT2 をセットし、次に上
記と同様にしてロックナット4をネジ部2aに締め込め
ば、このツールT2 が図6に示すようにスピンドル2の
先端に直交状態に固定される。
【0027】このようにしてツールT1 (またはT2 )
を固定した状態において、フランジベース10とフラン
ジカバー20の間には弾性体30が介在されているの
で、ツールTの振動はこの弾性体30に吸収され、従っ
てスピンドル2ひいては作業者の手にまで伝わる振動は
減少される。しかも、弾性体30はフランジベース10
とフランジカバー20との間に挟み込まれてツールTに
は直接接触されないので、特にツールの脱着時等におい
てこの弾性体30にツールTが従来のように擦り合わせ
られるといったことはなく、従って弾性体30の上記振
動吸収機能を維持しつつ従来よりもその耐久性を向上さ
せることができる。
【0028】また、フランジベース10とフランジカバ
ー20との間には弾性体30が介在されているので、こ
の弾性体30が変形し得る範囲でツールTはスピンドル
2の軸方向および径方向に逃げ可能であり、これにより
ツールTのいわゆるバウンド現象が吸収される。また、
ツールTがスピンドル2の径方向に逃げ可能であること
によりツールTのスピンドル2に対する偏心が吸収され
る。なお、このツールTの偏心は、実際の研削に使用す
ることによるツールTの摩耗によっても吸収される。こ
のように、ツールTの被研削材に対するいわゆるバウン
ド現象は抑制され、またツールTのスピンドル2に対す
る偏心が吸収されることによりツールTの被研削材に対
する連続的な接触が確保され、よって良好な研削加工が
可能になるとともに当該回転研削工具の使い勝手が向上
する。
【0029】なお、接続スリーブ32は上記したように
フランジベース10とフランジカバー20を一体に接続
して当該インナフランジ3の取扱いの利便性を図る機能
の他に、弾性体30の折曲げ縁30aと同様両者間の防
塵機能を有する。但し、この接続スリーブ32を用いな
い構成とした場合であっても、フランジベース10とフ
ランジカバー20がツールTをセットした後ロックナッ
ト4を締め込んだ状態において所定の関係に係合される
構成であれば、上記した振動吸収機能あるいは以下述べ
るロックナット4の緩み機能は得られる。
【0030】次に、ロックナット4とツールTとの間の
摩擦抵抗は非常に大きいのであるが、フランジベース1
0とフランジカバー20との間の摩擦抵抗すなわちフラ
ンジベース10と滑り材31と間の摩擦抵抗は非常に小
さいため、ツールTを外すべくロックナット4に緩み方
向の回転トルクを加えると、比較的小さな回転トルクで
滑り材31とフランジベース10との合わせ面を介して
先ずフランジベース10とフランジカバー20との間に
滑りを生じ、両者は最大で40°だけ相対回転する。フ
ランジベース10とフランジカバー20との間に回転方
向の滑りを生じることにより、この間ロックナット4は
ツールTに対しては回転されないのであるが、スピンド
ル2に対しては緩み方向に回転されるので結果的にロッ
クナット4とツールTの間の摩擦抵抗は小さくなり、従
って以後ロックナット4は小さな力で緩めることができ
る。これによれば、大きな力でロックナット4を締め付
けてツールTを強固に固定した場合、あるいは使用中に
おけるツールTのスリップにより相対的にロックナット
4が締込まれた場合てあっても、当該ツールTを外すべ
くロックナット4を緩める際には、先ずフランジベース
10とフランジカバー20と間で回転方向の滑りを生
じ、この滑りによりロックナット4がスピンドル2に対
して緩められるので、従来のように最初から直接ツール
Tに対して緩み方向に回転させる場合よりも非常に小さ
な力でロックナット4を緩めることができ、従ってツー
ルTの取り替え作業が楽になる。
【0031】なお、上記したようにフランジベース10
とフランジカバー20は最大40°の範囲で相対回転可
能であるが、ツールTの取付け時すなわちロックナット
4の締め付け時に両者の噛合い歯10a,20aが噛み
合うことにより両者は一体で回転され、従ってスピンド
ル2の回転力はツールTに確実に伝達されることは言う
までもない。
【0032】以上説明した実施例では、フランジベース
10およびフランジカバー20における噛合い歯10
a,20aは周方向70°の範囲でそれぞれ二箇所に設
け、従って凹部10b,20bは110°の範囲で設け
た構成としたが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、要はフランジベース10とフランジカバー20が係
合部40を介して一定の範囲でのみ相対回転が許容され
る構成であればよい。従って噛合い歯10a,20aに
よる係合ではなく、例えばピンと長溝孔による係合であ
ってもよい。
【0033】また、フランジベース10とフランジカバ
ー20との相対回転が許容されない構成とした場合(従
って、滑り材31も不要)には、ロックナット4の緩み
機能は得られないものの、弾性体30の振動吸収機能あ
るいはバウンド吸収機能を確保しつつ当該弾性体30の
耐久性を高めるといった本願発明の主たる目的とする作
用効果を得ることができ、さらにこれら主たる作用効果
を得るためには弾性体30に設けた折曲げ縁30aは必
ずしも必須の要件ではなく、例えば弾性体30とは別体
のリング状のシール部材を用いる構成としてもよい。
【0034】さらに、本例では滑り材31を用いた構成
を例示したが、この滑り材31を用いることなくフラン
ジベース10の、弾性体30との接触面にフッ素コーテ
ィング等の表面処理を施して両者間の摩擦抵抗を低減さ
せる構成としてもよく、また、滑り材31を用いかつフ
ランジベース10に上記処理を施すこととしてもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、弾性体の
振動吸収機能を確保しつつその耐久性を従来よりも高め
ることができ、請求項2記載の発明によれば、この効果
に加えてロックナットの緩め作業ひいてはツールの交換
作業を楽に行うことができるようになる。
【0036】また、請求項3記載の発明によれば、フラ
ンジベースとフランジカバーとの間の滑り面の防塵がな
され、両者の良好な滑り状態を長期間にわたって維持で
き、請求項4記載の発明によれば、インナフランジが一
体化されてその取扱いが容易になり、請求項5記載の発
明によれば、内周孔の径に関して二種類のツールを任意
に選択して取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、ツールの取付け手順を
示した側面図である。
【図2】インナフランジの一部断面側面図である。
【図3】フランジベースを示し、分図(a) は分図(b) の
A−A線断面図、分図(b) は下面図である。
【図4】フランジカバーを示し、分図(a) は上面図、分
図(b) は分図(b) のB−B線断面図である。
【図5】小径の内周孔を有するツールを固定した状態の
固止装置の一部断面側面図である。
【図6】大径の内周孔を有するツールを固定した状態の
固止装置の一部断面側面図である。
【符号の説明】
1…固止装置 2…スピンドル、2a…ネジ部 3…インナフランジ 4…ロックナット 10…フランジベース 10a…噛合い歯、10d…ボス部 20…フランジカバー 20a…噛合い歯、20d…ボス部 30…弾性体 31…滑り材 32…接続スリーブ T…ツール、Ta…取付け用の内周孔 T1 …大径の内周孔を有するツール(ダイヤモンドホイ
ール) T2 …小径の内周孔を有するツール(オフセット砥石)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックナットの締め込みにより円盤状を
    なすツールを、回転研削工具本体のスピンドルに外挿さ
    れた、円環状をなすインナフランジとの間に挟み込ん
    で、該ツールを前記スピンドルの先端に固定するための
    固止装置であって、前記インナフランジはフランジベー
    スとフランジカバーに分割され、該フランジベースと該
    フランジカバーには相互に回転方向について係合する係
    合部を設けるとともに、両者間に適度な弾性を有する弾
    性体を介在させたことを特徴とする回転研削工具のツー
    ル固止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のツール固止装置におい
    て、係合部はフランジベースとフランジカバーの相対回
    転を一定の範囲で許容し、かつフランジベースとフラン
    ジカバーとの間には両者が相対回転する際の両者間の滑
    り面を確保するための滑り材を介在させたことを特徴と
    する回転研削工具のツール固止装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のツール固止装置におい
    て、弾性体の周縁を折曲形成して、該折曲部により滑り
    材の滑り面を外部から遮蔽する構成としたことを特徴と
    する回転研削工具のツール固止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載した
    ツール固止装置であって、両端に係止爪を備えた接続ス
    リーブをフランジベースとフランジカバーのそれぞれの
    内周孔に挿入して両端の係止爪をそれぞれフランジベー
    スとフランジカバーに引き掛けて両者を重ね合わせ状態
    に接続するとともに、該接続スリーブの内周孔を当該イ
    ンナフランジのスピンドルに対する挿通孔とする構成と
    したことを特徴とする回転研削工具のツール固止装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載した
    ツール固止装置であって、フランジベースとフランジカ
    バーの背面にはそれぞれ径の異なるボス部を設けて、当
    該インナフランジを上下反転させて用いることにより径
    の異なる取付け孔を有する二種類のツールを取付け可能
    な構成としたことを特徴とする回転研削工具のツール固
    止装置。
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