JPH0727587B2 - 自動販売機の制御回路 - Google Patents

自動販売機の制御回路

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JPH0727587B2
JPH0727587B2 JP56091006A JP9100681A JPH0727587B2 JP H0727587 B2 JPH0727587 B2 JP H0727587B2 JP 56091006 A JP56091006 A JP 56091006A JP 9100681 A JP9100681 A JP 9100681A JP H0727587 B2 JPH0727587 B2 JP H0727587B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は一般に従来の自動販売機の制御回路よりもきわ
めて優れた特徴を有する自動販売機の改良制御回路、特
に従来の制御回路が行う機能を行う一方、回路の作動可
能性と融通性とを大幅に拡大すると共に従来知られまた
は得られるものとは異なる特徴を有し、回路素子および
構造に必要な結線の数を大幅に少なくした安価で多様性
のある自動販売機制御回路に関する。
〈従来の技術〉 従来、自動販売機の制御回路には多くのデザインがあ
り、そのほとんどは多量のハード配線を使用して種々の
制御や記録保持機能を行っている。さらにまた、制御や
記録保持機能は、価格決定および販売制御を実行する手
順から、性格上きわめて制限されることが多かった。
従来一般に知られている自動販売機は、(自動)販売作
動を制御するため、リレー等の電気機械装置を使用する
ことがよくあった。典型的な制御シーケンスは硬貨を硬
貨機構に挿入することによって開始され、この機構は商
品を販売するに足る硬貨が挿入されるとスイッチ閉成信
号を送る。貸方(またはクレジット:ここでは販売機に
投入した金額をさす)信号は電気機械リレーに記憶され
る。貸方信号の記憶中、このリレーは多数の選択スイッ
チに通電する回路を閉成し、また、これら選択スイッチ
の作動により別のリレーが商品販売機構に通電する。回
路は、硬貨機構から送られる貸方信号ごとに客が選択を
1つだけして、その後、この選択が記憶された貸方信号
を取消すよう構成されている。
この種の自動販売機を作動するため所要の論理を使用す
る電気機械装置は多くの欠点を有する。機械部品は摩耗
しやすく、しばしば調節しなければならない。装置の正
しい作動は緻密なタイミング関係で作動する部品に左右
される。比較的ゆっくり移動する機械部品は正しいタイ
ミング状態でないことがよくあり、設定された貸方信号
が消失すると客に対して金銭を損失させる。またタイミ
ング機能の損失により、選択がなされた後も貸方信号が
取消しできないと販売側に収入の大幅な損失となる。機
械部品の弛緩により生ずる他の問題として、例えば、貸
方信号を“割込む”と共に、機械に印加される電力の作
用によりまた、選択スイッチの急作動により、もしく
は、その他機械の誤用による機構各部に衝撃および(ま
たは)振動を生ぜしめることによって、設定貸方と等量
以上商品を放出させてしまうことがある。
また従来の装置は、商品の送出を制御しまたつり銭をつ
くるチェンジャと呼ばれることがある多くの多価格販売
制御回路を開示する。また従来の装置には、価格選択性
その他条件付き販売、商品選択、返済等能力を有する装
置もある。また、保管金の額ないし機械に入った金額と
販売額とを比較する制御回路も知られている。しかし、
これに従来の装置の多くは、比較的簡単な回路と配線を
使用して多様な価格および商品選択及び商品の送り出し
その他制御機能を制御できる販売制御回路を提供しては
いない。
従来の回路構成の販売・返済部分に種々の電子その他の
形式のアキュムレータ装置を設けたり、また種々の目的
の論理回路を使用したものもある。
さらに説明すると、リーの米国特許第4,034,839号は、
選択スイッチを客が作動して価格の異なる複数個の商品
の1つを得る、販売および価格選択制御回路を開示す
る。制御・論理回路は価格情報を入力し、選択された販
売作動部材に通電し、また他の販売・返済機能を行う。
この制御回路は、硬貨スイッチまたはその他形式の貸方
エントリユニット、返済スイッチ回路、パルス発生回
路、および比較回路を有する。比較回路は、各販売作動
中得られた保管高を表す金額を合計する第1アキュムレ
ータと、選択品目またはサービスの販売価格を入れた価
格部分である第2アキュムレータ部分とを有する。第2
アキュムレータはまた、払い戻し作動中返済された各硬
貨の値と等しいエントリ量を有する。この開示機構によ
れば、価格エントリは2進価格コードで表す。
ダグラスの再発行米国特許第28,749号は、硬貨作動5セ
ント、10セントおよび25セントスイッチを有する入力部
分を含む自動販売機の制御回路を開示する。また、カム
作動払い戻しスイッチが払い戻しモータ近くに設けられ
ている。硬貨スイッチは論理回路の入力端子に接続され
る。論理ゲート回路通過後、アキュムレータに2進形式
で行われる。この特許の明細書によれば、回路全体は数
個のICチップで構成され、全部ではないがこれらはレデ
ィーメード商品として入手できると記載している。
〈発明の目的〉 本発明の主たる目的は自動販売機内の商品カラムの商品
なし状態を検出するのに必要な配線及び回路数を大幅に
少なくした自動販売機の制御回路を提供することにあ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の目的は(イ)客に被販売商品を選択させること
ができる複数個のスイッチ装置と;(ロ)前記複数個の
スイッチ装置に結合されてこれに応答して、販売信号の
発生により商品の販売を制御する論理装置と;(ハ)前
記論理装置からの前記販売信号に応答して複数個の商品
を販売する複数個の販売ソレノイドであって、各販売ソ
レノイドは論理装置からの販売信号を販売ソレノイドを
経て接地へ運ぶ各単一線をもつ、複数個の販売ソレノイ
ドと;(ニ)各販売ソレノイドごとに1つ設けられてそ
れぞれが1対の協同接触子を有する複数の商品なしスイ
ッチ、而してその電気的な接触子で販売ソレノイドと接
地と電気的に直列に接続されており、当該販売カラムの
商品の不在により開放されるもので、各スイッチは商品
なし状態になった時に当該販売ソレノイドに電流が流れ
ないようにする複数の商品なしスイッチと;(ホ)前記
論理装置内にあって一定の短時間長さを有する電流パル
スを順次各販売ソレノイドに供給する装置、而してその
短時間長さは十分に短くて販売ソレノイドを作動させず
従って商品を販売することがなく、しかも当該販売カラ
ムの商品なしスイッチの切れ状態が販売ソレノイドを経
て接地へ流れる該電流パルスの不在により検出され得る
長さであり;(ヘ)前記電気パルスにより販売ソレノイ
ドへ流れる電流を検出するための、上記複数個の直列接
続の販売ソレノイドと商品なしスイッチのすべてに並列
に結合された共通電流検出回路とを備えてなり、電流パ
ルスが供給された販売ソレノイドを流れる電流の不在を
前記電流検出回路が検出したとき、その販売ソレノイド
に関連する商品なしスイッチが切れていて商品なし状態
にあることを示すようなしたことを特徴とする自動販売
機の制御回路によって構成される。
各商品なしスイッチは各販売ソレノイドに直列に接続さ
れており、各スイッチはその商品カラムの商品の不在に
より切れて、商品なし状態のときには販売ソレノイドに
電流が流れないようにする。共通電流検出回路は販売ソ
レノイドに流れる電流パルスを検出するため、全ての販
売ソレノイド及び商品なしスイッチと並列して電流パル
スを検出可能に結合されている。論理回路が商品カラム
の在庫の有無を確認するためにある任意の1の販売ソレ
ノイドに対して電流パルスを供給しようと試みるとき、
該当する商品カラム中に商品の在庫があれば商品なしス
イッチは閉じていて販売ソレノイドに電流パルスが流れ
る。但しこのとき販売ソレノイドに流れる電流パルスは
十分短い所定の短時間長さを有して販売ソレノイドを作
動させず従って商品を販売することがない。一方該当す
る商品カラム中に商品の在庫がない場合は商品なしスイ
ッチは開放され、販売ソレノイドに電流パルスは流れな
い。電流パルス供給の試みに合わせて実際に電流パルス
が流れたか否かは共通電流検出回路により検出されて論
理回路へ結果が送られる。電流パルスの不存在により商
品切れを検出した論理回路は売り切れ表示等必要な他の
処理を行うが、販売ソレノイドの作動を特に禁止するこ
とは必要ではない。なぜならば販売ソレノイドは直列に
接続された商品なしスイッチによって断線状態にあるか
らである。
好ましい態様において共通電流次回路は一定の限界値以
上の電流の存在を検出する電流限界検出回路を含む。ソ
レノイドは作動開始時のみ瞬時的に大きな電流を必要と
するが、販売ソレノイドが実際に閉じると電流は減少す
る。販売ソレノイドが何らかの妨害によりその開放位置
で動かなくなると電流は減少しないからこの高い定常電
流を共通電流次回路により検出可能にすることにより、
配線を増やすことなく販売ソレノイドの異常を検出する
ことができる。
別の好ましい態様において本発明は複数個の販売ソレノ
イド用の電源及び該電源から論理回路を絶縁して論理装
置を複数個の販売ソレノイドに結合させる絶縁回路装置
を備える。絶縁回路装置は各販売ソレノイドに各々設け
られた複数個の光学結合アイソレータを有する。また各
光学結合アイソレータごとにトライアックが設けられて
よい。
好ましい態様において商品なしスイッチは商品なしスイ
ッチの各々が商品カラムに商品が存在する時に閉じて関
連の販売ソレノイドに電流が流れるようにすると共に商
品なし状態の時に開いて関連の販売ソレノイドへの電流
を遮断する単極単投型スイッチからなってよい。
さらに本発明にとって必須ではないがこの様な自動販売
機の制御回路に有利な要素には次があげられよう。
ある1つの態様は配線及び回路数を少なくしながらあら
ゆる温度環境に対して信号レベルを迅速に調節できると
共にまた当時に複数のボタンが押された時の装置の誤動
作を排除できる入力部を持つ。この様な入力部は販売さ
れるべき商品を客に指示せしめる複数個の容量結合スイ
ッチを備えるスイッチパネルと;前記複数個の容量結合
スイッチに結合されこれに応答して商品の販売を制御す
る論理装置と;前記論理装置に備えた、複数個の容量結
合スイッチの状態を論理装置に入力させる並直シフトレ
ジスタと;前記複数個の容量結合スイッチの全てに結合
され、前記複数個の容量結合スイッチからシフトレジス
タに入る信号の振幅レベルを共通に調節する共通の分圧
器(ポテンショメータ);とを備える。複数の選択スイ
ッチは複数の容量結合スイッチをもつスイッチパネルを
有する。ストローブ信号発生器は論理回路からの作動信
号に応答して等しい時間間隔で点滅するストローブ信号
を発生する。各スイッチは、ストローブ信号発生器から
それぞれのスイッチを経由してシフトレジスタに取り込
まれるストローブ信号によりその容量状態が確認され
る。分圧器は各スイッチから並直シフトレジスタへの各
信号の振幅レベルをまとめて調節する。論理回路は並直
シフトレジスタを有しており、これは論理回路からの作
動信号に応答して複数の容量結合スイッチの状態を取り
込み論理回路へ記入するが、このとき複数のデータを並
列から直列へ変換する。論理回路はこれらの直列データ
を逐次検査することによって複数ボタンが同時に押され
た時の自動販売機の誤動作を予め排除する。
別の1つの態様はその論理回路が上記の特徴以外に次の
ような特色も兼備することができる。プロセッサと記憶
された販売プログラムとを含む論理回路は多数の種々作
動モードで自動販売機を制御する。詳述すれば、販売プ
ログラムには、硬貨機構サブルーチン、選択スイッチサ
ブルーチン、払い戻しスイッチサブルーチン、テスト販
売サブルーチン、価格セットサブルーチン、セット特別
サブルーチン、照明サブルーチンおよび安全警報サブル
ーチンを含む多数のサブルーチンを有する主プログラム
がある。
論理回路は、種類別商品の販売合計数を表す合計と自動
販売機が受領する現金を表す合計とを記憶する記憶装置
を有する。論理回路はまた、自動販売機の作動を制御す
るプロセッサとその電源とを有する。論理回路の電源遮
断を検出する検出回路が設けられ、プロセッサはこの検
出回路に応答して信号の処理を中断し前記合計の一方が
記憶装置に誤って入力しないようにする。さらにまた、
記憶装置のための別の電池電源を設けて、論理回路の主
電源の遮断中、前記合計を記憶できるようにする。さら
に説明すると、自動販売機に交流電源を設け、検出回路
は交流電源に結合されるコンデンサを有する。このコン
デンサは電源の各半サイクルで限界レベル以下でほとん
ど放電される。限界検出器は限界レベル以下のコンデン
サの放電を検出する。
自動販売機には客の制御パネルのルーチン制御を非ルー
チン手順で使用してデータを入れうるプログラムを記憶
装置から呼出すためサービスマンが作動するスイッチを
有し、データを非通常手順で記憶装置内に入れる。ルー
チン制御装置は、サービスマンにより作動されるごとに
貸方表示器で表示される価格を増分する硬貨戻りスイッ
チと、商品の商品選択スイッチが作動されると、一定商
品の販売価格として貸方表示器で表示される価格を記憶
装置に入れる商品選択スイッチとを有する。
さらに、プロセッサはデータクロックを有し、商品なし
状態が、クロックにより示される検出時間と共に記憶装
置内に入れられることによって、機械に商品のない時間
量が記録保持される。また制御回路は、論理回路の第1
電源と、記憶装置が、第1電源の電源遮断中正確な合計
を保持しうるように、電池を有する記憶装置用の第2電
源とを有する。さらに、プロセッサは特別ルーチンを含
み多数の販売ルーチンを記憶して単商品選択スイッチの
作動により客が数個の販売商品を選択できるようにしう
る。
本発明の開示により構成される新しい自動販売機の制御
回路の前記および他の目的ならびに利益は添付図面につ
いての下記実施例の説明からさらに明らかとなる。
〈実施例〉 図面を参照すると、開示の自動販売機の制御回路は機能
的に数個の異なるセクションに分けられ、すなわち、入
力部、表示部、販売部、電源、および総合(合計)化部
である。
本回路の入力部は客の選択を記録する容量性タッチパネ
ルを管理する。表示部は貸方表示、正確なつり銭表示お
よび商品なし表示を取り扱う。販売部は商品の払い出し
と商品なし状態の検出とを制御する。電源は、制御装
置、表示器、硬貨機構論理装置、およびつり銭払い出し
ソレノイドに通電する。回路の総合化部は制御回路の種
々作動の記録を保持する。各部の作動は主プロセッサと
その内部のソフトウエアとにより調整・制御される。各
部の作動を以下、各個説明する。
本発明の実施例に示される種々のチップ(回路素子)の
商品名称は、チップに接続される適当なピン番号と共に
図面においてかっこ内に示されている。また、クロック
にはCK、直列/並列にはS/P等ピンの機能記号も、回路
の理解を助ける場合に使用されている。第1図、第2
図、第3図および第4図は一制御回路略線図におけるす
べての部品を示し、第1図はその回路の左側部分を形成
し、第2図は中央部分で、第3図は右側部分で、第4図
は図示のように第2図との接続部分を形成する。なお、
第1図から第3図までを上記のように組み合せると読者
は制御回路の説明を理解できる。
回路の「入力部」は、シフトレジスタ14の並列負荷入力
に接続されるタッチパネル12を有する。このタッチパネ
ルは10Kオーム直列抵抗を介しシフトレジスタに接続さ
れトランジェント信号よりレジスタチップを保護する。
第5図に示すように、シフトレジスタ14への入力信号
は、1Mオーム抵抗によりその高限界よりもわずかに高く
バイアスされる。これら1Mオーム抵抗は共通1Kオームポ
テンシオメータを介し接地され正確な限界レベルすべて
を共通に調節できる。パネル12における8つの容量性タ
ッチスイッチはすべて単一のシフトレジスタ14に給電す
る。このことが重要な特徴であるのは、すべての入力の
限界が同じで、それで1Kポテンシオメータを経て1回だ
けの調節を必要とし、別々の入力の限界が単一チップ内
ですべて同じになるためである。また、本願に使用され
るCMOS方法によれば、限界は温度により一定で、このこ
とは制御回路を全気候条件での使用に際し重要である。
タッチパネルへの12ボルト・ストローブ信号は2N3904ト
ランジスタによって発生される。トランジスタのベース
はポートエキスパンダチップ18を介しプロセッサ16に結
合され、このプロセッサはストローブパルスのタイミン
グを制御し、トランジスタをオンしてパネルに周期的負
ストローブ信号を発生する。客が商品選択のためタッチ
パネルの容量結合スイッチに触れるとストローブ信号は
短絡されて接地する。即ち触れられたスイッチについて
は信号の大きさがシフトレジスタの入力限界値以下とな
り、シフトレジスタへのストローブ信号取り込みがなく
なる。触れられていないスイッチではストローブ信号が
シフトレジスタに取り込まれる。
シフトレジスタへの並列入力は入力ピン10上のクロック
パルスによってラッチされてから、その後ピン9への適
切な指令信号によりピン3でプロセッサに連続的にシフ
トされる。シフトレジスタ14からでた直列データは第2
シフトレジスタ20に入ってから中央プロセッサ16内へ移
送される。この構成において、プロセッサは両レジスタ
14、20の入力ピン10へ同時クロックパルスを送り、その
結果、データはまずレジスタ14に移送され、ついでレジ
スタ20内へ、最後にプロセッサ16内へ移送される。
タッチパネル12からのデータがシフトレジスタ14内にラ
ッチされた後、ストローブ信号を発生するトランジスタ
はオフされてストローブ信号を除去する。ストローブ信
号が接続しているのは短時間にすぎないので、トランジ
スタの電源はあまり大きくする必要はない。プロセッサ
16内の論理により、タッチパネル信号の16の連続サンプ
ルが、信号を受信し作用させる前に同じでなければなら
ないようにしてある。この特徴により、タッチパネルに
おける各個容量性スイッチに影響を及ぼすような漂遊容
量が制御回路の性能に悪影響を及ぼさないようにする。
従って、装置はバイアスされて、強い指示があるまで状
態変化が認められないようになっている。
また、シフトレジスタ20の4つの制御スイッチSW1〜SW4
は、制御機能をプロセッサに行わせる入力に結合され
る。第1スイッチは5セント白銅貨および10セント銀貨
の支払いを制御する。第2スイッチは25セント銀貨の支
払いを制御し、またコントローラ内のテストモードプロ
グラムを作動する。第3スイッチはコントローラの価格
設定モードを作動しまたはコントローラの特別販売モー
ドを選択する。第4スイッチは自動販売機のドアに設け
た電灯を制御するのに使用される。この電灯は常時、点
灯または常時、消灯もしくは、以下で説明するように、
光検出器22に入射する周囲光線により制御される。これ
らスイッチすべての状態は、タッチパネル14からの信号
と同じ手順でシフトレジスタ20にラッチされてからプロ
セッサ16にシフトされる。この装置では、プロセッサ16
用のプロセッサ・ポート数は最小でよく、付加されるデ
ータの各付加ビットにはほとんど費用を要せず、さら
に、各シフトレジスタとプロセッサ16との間に必要なワ
イヤは3つにすぎないのでプリント回路盤のレイアウト
はかなり容易である。
ポートエキスパンダ回路18は市販のチップであり、これ
は、出力信号を、プロセッサにおける少数の出力ポート
からエキスパンダチップにおける多数の出力ポートへ切
換えることによって中央プロセッサ16の出力端子または
ポート数を増加するのに使用される。エキスパンダチッ
プの切換え機能は、切換え機能を制御するプロセッサ16
から送られた出力信号により行われる。図示のプロセッ
サ16は従来周知の手順で6MHzクリスタル・クロックによ
り駆動される。
「表示部」は1つの受動部分と3つの能動部分とより成
る。3つのデイジットLED7セグメント表示は販売機で得
られる貸方を示す。貸方がゼロのとき、表示は空白にさ
れ電力を保存し客の混乱を回避する。表示の各7セグメ
ントデイジット24は4511CMOSラッチ・デイジット・ドラ
イバ26により駆動される。これらドライバ26はその入力
ピン7、1、2および6によって、出力ピン17〜20によ
り形成されるポートエキスパンダ18の4ビット出力ポー
トに共通に接続される。各ドライバ26はプロセッサ18か
らピン5へ直接、個々のラッチラインを有し、特定チッ
プに有効なチップ16内へのデータのみをラッチする。各
7セグメントLED表示内への電流は7つの100オーム抵抗
によって制御または限流される。1セグメントにつき20
ミリアンペアで、各7セグメント表示は、セグメントす
べてがオンのとき、140ミリアンペアを消費するので、
かなりの電力が、ディスプレイ空白時に、節約される。
バッファゲート27により駆動される白熱電球S6は商品に
在庫がないことを示す。回路にあるのは、商品ごとの通
常1個の指示灯ではなく、全在庫なし状態の指示灯が1
個だけであり、その理由は以下で説明する。電球が点灯
するのは在庫なし商品用スイッチが実際に触れたときだ
けである。この構成によれば、従来の装置と比較して回
路と結合がかなり少なくなる。バッファゲート29により
駆動される第2白熱電球S7も、購入について正確な小銭
が必要であるものの場合にそれを表示する。販売機は価
格の異なる商品を販売できるので、商品の購入に小銭が
必要か否か事前に決めることはできない。従って正確な
小銭を要する商品についてスイッチが触れられるときに
のみ電灯が作動される。
自動販売機内の一定の条件に応じて点滅される上記信号
灯に加えて、機械の前面パネルに情報を示すため多くの
ランプS1〜S5が常時点灯している。これらの情報には、
価格、指図、およびある種の促進用情報を含む。これら
ランプは、直流は必要でないので、交流電源から機械へ
直接駆動される。
「販売部」の特徴的な構成は本発明の主部をなすもので
ある。これは論理回路と結合する絶縁回路装置である光
学アイソレータ30、そこからの信号に応答して販売ソレ
ノイドの作動信号を発生するトライアック28、直列接続
される販売ソレノイド33と商品なしスイッチ35、および
それら全てに並列に結合された共通電流検出回路32から
主としてなる。商品なしスイッチ35は販売カラムの商品
の不在により開放される。
光学結合は市販のアイソレータMOC3030チップ30により
得られかつ、制御論理の制御電圧を、販売ソレノイドを
駆動するのに使用される高電圧から絶縁するのに使用さ
れる。光学絶縁により部品間を完全に絶縁しかつコント
ローラの安全性を向上する。市販のアイソレータはま
た、これに印加される交流電圧がゼロまたはゼロに近い
ときにのみ閉生する特徴をもつ回路を有し、従って、ア
イソレータは交流サイクルの正負部分では閉成しない。
電圧がゼロに近いときにのみ閉成するこの特徴により、
負荷が全電圧でラインに接続されるとき生ずる高周波ノ
イズを排除する。アイソレータは低電圧でのみトライア
ックを閉成させるため、抵抗は、パワートライアック・
スナッバにおけるトライアックの出力にかかるコンデン
サと直列でなくてよい。
そうした従来必要とされた抵抗の接続がなくともコンデ
ンサC13−C26が各トライアックの低AC電圧出力側に接続
されてトライアックのdv/dtを制限する。各トライアッ
ク28は双方向制御される閉成(ターン・オン)スイッチ
であり、AC電源の制御に用いられる。各コンデンサの一
端は商品なしスイッチ35及び販売ソレノイド33へ接続さ
れ、接地される。各コンデンサの他端は電流検出ライン
100を介して電流検出器32へ接続され、最終的に接地さ
れる。
論理回路からの販売信号により(絶縁回路装置を介し
て)トライアックがオンとなるとノッド102に正電圧が
現れる。このとき商品の在庫があれば電流が商品なしス
イッチ及び販売ソレノイドを通って接地へ流れ、販売ソ
レノイドを作動させ、従って商品を販売する。論理回路
が在庫確認用の電流パルスを発生した時も同経路を電流
が流れるが、それが十分短いがため販売ソレノイドは作
動しない。販売ソレノイドへ電流が流れた場合、同時に
ノッド102から電流がさらにコンデンサ、電流検出ライ
ン100を介して電流検出器32の抵抗R35、R36、R37へ流れ
て接地する。
電流検出器32は3つの並列1オーム電流検出抵抗R35、R
36、R37と1つの光学アイソレータ34を含む。検出抵抗
からの電流は4つのダイオードよりなる全波ブリッジに
より整流されてから光学アイソレータ34に入力される。
光学アイソレータ34のLEDに電流が流れると光感受性ト
ランジスタが閉成し、コレクタ電圧をプロセッサ16のピ
ン39の限界値以下に降下させることによって商品在庫の
存在を示す電流検出をプロセッサに連絡する。
販売部と論理回路との接続をポートエキスパンダ18を用
いてマトリックスとすることにより、個々の販売ソレノ
イドへの配線をさらに減らすことも好ましくは可能であ
る。その場合14個のアイソレータ30は、プロセッサ16の
制御を受けるポートエキスパンダ18の2×7制御ライン
・マトリックス装置により駆動される。7列はポートエ
キスパンダ18のポート13、14、17〜21により信号を送ら
れ、2段はポート15、16により駆動される2つのトラン
ジスタ2N3906により信号を送られる。このマトリックス
構成により、多数の付加的な商品を導入することなくポ
ートエキスパンダから所定数のピンを14個から9個まで
減少させる。
電流検出器32は3つの並列1オーム電流検出抵抗R35、R
36、R37と、1つのオプトアイソレータ34とにより形成
される。検出抵抗からの信号は4つのダイオードより成
る全波ブリッジにより整流されてから、オプトアイソレ
ータ34への入力を形成する。この構成により、オプトア
イソレータは電流を一方向に案内するだけであっても、
回路に両方向の電流を検出させることができる。この構
成において、オプトアイソレータ34のLEDに流れる電流
により放射感知トランジスタを照明させて閉成する。そ
の結果、トランジスタのコレクタを+5ボルトに結合す
る抵抗に電流が生じ、コレクタの電圧をプロセッサ16の
ピン39の限界に降下させることによって、この情報をプ
ロセッサに連絡する。自動販売機の販売ソレノイド33は
最初の作動時、大きな電流を必要であるが、ソレノイド
が実際に閉成して商品が販売されるとき、約8アンペア
の電流は1.5〜2アンペアに減ずる。電流検出器32は高
定常電流を検出するように調節されるが、その低定常値
に応答しない。販売ソレノイドがその開位置で妨害され
ると、電流はその初期値から減少しない。この状態は電
流検出器で検出され、他の作用がプロセッサにより行わ
れる。従来の多くの自動販売機のように、被販売商品の
カラム底部の近くに商品なしスイッチ35が設けられカラ
ムの空を検出し、このスイッチはその状態で開き、商品
が有るときに閉じる。商品なしスイッチは販売ソレノイ
ドと直列に結線されている。ソレノイドが制御回路によ
り作動され商品カラムが空であれば、商品なしスイッチ
が開いているためそれには電流は流れず、従って、電流
検出器は、販売ソレノイドが作動されたときゼロ電流を
検出することによって商品が在庫なしを検出する。また
商品が存在する場合は商品なしスイッチ35は閉じて通電
可能であるから、販売ソレノイドに作動のための電流を
送ることが可能である。すなわち各機構ごとに1つの線
と共通な線のみで、制御回路により、商品の在庫なしの
場合またはカラムが妨害された場合を検出するだけでな
く、販売することができる。この特徴により、同様な従
来の機械よりも販売機能と在庫なし検出機能とを行うの
に必要な配線が著しく少なくなる。
なお表示部の照明用電源と論理回路の接続についても光
学アイソレータ31及びトライアックによる接続が好まし
い。フォトレジスタである光検出器22の状態はシフトレ
ジスタ20に入力されてからプロセッサ12に入力される。
機械の前面パネルの照明は、スイッチSW4を+5ボルト
接点へ回して点灯しまたは、スイッチを接地接点へ回し
て消灯するか、もしくは、切換接点を第2図に示す中間
位置にしてフォトレジスタ22による周囲の明るさにより
制御される。フォトレジスタ22の抵抗は暗さにより増大
し、フォトレジスタ22と抵抗R18とは+5ボルトに結合
される分圧網内に配置される。従って、フォトレジスタ
22の抵抗が初期暗さにより高くなると、ピン13の電圧は
シフトレジスタの限界値以上に上昇し、シフトレジスタ
に入る論理1によりプロセッサが自動販売機前面パネル
の照明を点灯させる。光検出器により検出される周囲の
明るさのレベルにもとづき、プロセッサはピン22の作業
命令を光学絶縁ドライバ31に送り、またドライバは夜
間、その連動トライアックを作動し自動販売機の前面パ
ネル照明に通電する。
「電源部」は3つの主電源より成る。これら3つの電源
はすべて単一の変圧器の適切なタップから送られ、変圧
器は110交流に結合されている。
第1の電源はランプ用の12ボルト非調整・非濾波電源36
で、制御回路により作動されないランプS1〜S5用の変圧
器から直接の交流電源と、制御回路により作動されるラ
ンプS6とS7用の、ダイオードCR9〜CR12を有する、全ブ
リッジを介する直流電源とを含む。この電源は電圧調整
器37により調整され、トランジスタ2N3904に調整直流12
ボルトを供給する。第2電源38は非調整・非濾波24ボル
ト電源で、支払ソレノイドに通電するため使用され、ピ
ン接続のみが図示されている。定格は最小24ボルト3ア
ンペアで、つり銭の支払はあまりないので使用頻度も低
い。作動時でも、支払ソレノイドが通電されるのは時間
の15パーセントにすぎない。
第3電源39は制御回路内の論理用である。変圧器は、ダ
イオードCR5〜CR8より成る全波ブリッジに給電し、これ
を通過する電流は2つの1500μfコンデンサを充電す
る。また2つの5ボルト調整器VR1とVR2が設けられ、一
方はコイン機構用、他方は制御回路用である。第3電源
に、早期パワー故障検出回路が組込まれている。電力降
下中の関数として信号が第6図に示されている。ブリッ
ジの出力は2つの信号ダイオード40を通過してから、2.
2μFコンデンサC8により濾波される。ブリーダ抵抗R5
はコンデンサに接続され、60Hzの供給半サイクルごとに
コンデンサC8をほとんど放電する。電力が単サイクルだ
け割込まれるとコンデンサは放電する。コンデンサ電圧
がIMオーム抵抗を介し数個のバッファゲート41に結合さ
れ、信号のインピーダンスを緩衝しこれをディジタル信
号に変換してからピン6への信号によりプロセッサを遮
断する。ゲート41はシュミット・トリガ回路のように作
動する。その後、信号は、R8、R9およびC10により形成
されるR−C遅延回路を介し2つの付加ゲート42を通
る。この構成によれば、調時信号を発生し、停電時、主
プロセッサを早急にリセットするが、電源回復時、リセ
ット信号を徐々に除去する。この回路では、電源が最下
位ビットのときプロセッサは作動しない。この回路はま
たプロセッサに、停電しそうであることを早期警報を与
えると共に電力が無くなる迄に重要な時間的仕事を終ら
せる時間を与える。プロセッサが行う仕事の1つは総合
化機能を正確に維持し機械の販売記録を維持することで
ある。
交流電源が止った場合、合計すべてを記憶するランダム
アクセス記憶装置(RAM)46のために4ボルト電池バッ
クアップ電源44が設けられる。実施例において、この記
憶装置は、待機状態において10μA以下の電流を典型的
に取り出すCMOS型のチップである。プロセッサに対しゲ
ート42により発生される停電信号を使用することによっ
て、このチップを制御すると共に、交流電源が止ったと
きパワーダウンモードにする。2N3904トランジスタの逆
バイアス・ベース・エミッタ接合により、制御回路の残
部をバックフィードすることによって電池が放電されな
いようにする。交流電源が閉成すると、トランジスタは
記憶装置に、ツェナーダイオードCR15によって調整され
た5ボルト調整電力を供給する。制御回路に使用される
電池が再充電され得ないとき、1N914ダイオードにより
トランジスタが充電されないようにする。
「総合化部」は、CMOSランダムアクセス記憶装置46と、
12ビットカウンタ48と、8入力マルチプレクサ50と、バ
ッファ52,54と、ラッチ58とを有する。記憶装置は複式
ポート記憶装置として配置され、一方のポートはプロセ
ッサに結合され、他方のポートは、機械から情報を直列
的に伝達するために使用されるLED CR14に結合される。
チップ46のアドレスラインは、アドレスをプロセッサに
より得たラッチ58からまたは、アドレスを12ビットカウ
タ60より得たバッファ52から駆動される。プロセッサは
記憶装置に使用されるアドレスを制御する。記憶装置の
出力はマルチプレクサ50に結合され、マルチプレクサは
バッファゲート62を介し信号をピン14に送ってLED CR14
を駆動する。LED CR14は自動販売機の外側から見えるよ
うに設けられ、さらに計数的に駆動されて情報を記憶装
置14に直列に存在させて、情報が、記憶装置に結合され
LEDに隣接して設けた適切な光検出器により記録される
ようにする。この特徴により、サービスマンは機械を開
かないできわめて都合よく機械について関連の金銭およ
び販売合計を記録できる。また、記憶装置の出力はバッ
ファ54に接続され、またこのバッファは、プロセッサか
らの命令により、記憶装置46の出力をプロセッサに結合
する。この構成において、プロセッサ16が記憶装置46を
制御するとき、データはピン9,11,13および15へプロセ
ッサから直接記憶装置に入力されプロセッサはラッチ58
を介し正しいアドレスを供給し、データはバッファ54を
介し記憶装置から読取られ、アドレスは同じ手順で供給
される。プロセッサが記憶装置46により制御されていな
いとき、チップ46内のデータは連続的に読出され、アド
レスはバッファ52を介しカウンタ48により供給され、カ
ウンタ48は記憶装置にたいしアドレスを順次循環させ
る。6分割回路60はプロセッサ・クロック17のクロック
出力を6で割り、1MHzクロック信号を得てカウンタ48を
駆動する。ピン10,12,14,16における記憶装置の4つの
出力ビットはマルチプレクサ50により順次読取られて、
各記憶位置において、記憶装置の各ビットがLED CR14に
順次出力されるように読取られる。読出操作はこのよう
にハードウエアにより自動的に取扱われるので、プロセ
ッサに手間をかけず、他のタスクを自由にさせる。
プロセッサ部はチップ62による2Kの消去可能プログラム
可能読取り専用記憶装置(EPROM)によって補足された8
035単一チッププロセッサ16より成る。記憶装置EPROM62
のアドレスは8進ラッチ64によってデータラインからラ
ッチされる。プロセッサチップ8035を、チップ内側に付
加の2K記憶装置を有するマスク変形8049チップに代えれ
ば、記憶装置62とラッチ64は共に排除してよい。またエ
キスパンダポートチップ18を付設してプロセッサの出力
ポートを増やす。ポートエキスパンダ・チップ8243の高
い駆動能力は、30ミリアンペアの電流を要する光学絶縁
トライアックドライバに干渉するのに特に適する。
硬貨機構インターフェースは7つのラインと、コントロ
ーラからの5つの出力ラインと、コントローラへの2つ
の入力ラインとより成る。この硬貨機構は、論理回路の
他の部分との直列データ・インタフェースを有する、ペ
ンシルバニア州フォルクラフト所在のマルスマネー・シ
ステムズにより供給されるような市販製品でよい。5つ
の出力ラインはプロセッサ16のピン35,36,37およびポー
トエキスパンダ18のピン1,23に結合され、2つの入力ラ
インはプロセッサ16のピン1,38に結合される。出力ライ
ンはゲート64により緩衝されて最大の駆動とノイズ免除
をうる。両出力入力ラインは4.7Kオーム抵抗により5ボ
ルト加えて出力バッファの高出力駆動能力を向上すると
共に、硬貨機構が接続されないとき省略時の理論位置を
得る。データは硬貨機構とコントローラとの間で直列に
伝達され、所定のインタフェースワイヤ数を少なくし、
費用をさげまた相互接続部を少なくして機械の信頼性を
向上する。
硬貨機構とのインタフェースには合計11のワイヤを有
し、2つは24ボルト電源用、2つは5ボルト電源用、7
つは、2つの入力ラインと5つの出力ラインを含むデー
タライン用である。硬貨機構からプロセッサのピン1内
への入力は割込みラインで、その信号は硬貨機構におけ
る活動をプロセッサに警報する。硬貨機構からプロセッ
サのピン38内への入力は、直列に伝達されるデータがプ
ロセッサに、硬貨機構における活動の正確な状態を知ら
せるデータ入力ラインである。硬貨機構への4つの出力
ラインは次のように作動する。出力ラインのうち3つ
は、夫々5セント、10セントおよび25セントと、支払ソ
レノイドを作動する。もう1つの出力ラインは硬貨機構
による硬貨の受領を禁止する。硬貨機構内に活動がある
と、例えば、硬貨を受領すると、この機構は、割込ライ
ンである、入力ラインの1つのコントローラに信号を送
る。ついでコントローラは、他方すなわちコントローラ
への入力ラインから、1ビットづつ情報を発生する。デ
ータ入力ラインは、受領硬貨の種類、硬貨戻しを押した
かどうか、硬貨機構の変化についての情報を有する。
プロセッサのソフトウエアが第7図から第16図に流れ図
で示されている。主プログラムは第7図に示され、サブ
ルーチンで記載され、その流れ図は第8図〜第16図に示
されている。プロセッサに通電されると、プロセッサを
リセットしその主プログラムを開始する。プログラムは
まず、自動販売機への入力・出力および内部の論理を初
期設定または払い、貸方表示をオフし、すべての販売ソ
レノイドをオフし、さらに記憶装置46に維持される機械
の記録合計以外の回路中の論理カウンタをゼロにセット
する。
論理が初期設定された後、第8図に示される硬貨機構サ
ブルーチンは、プログラムにより呼出される。硬貨機構
サブルーチンは硬貨機構からプロセッサ16のピン1にお
ける割込みラインをチェックし信号が、硬貨機構が活動
状態にあることを表示するかどうかを決定する。信号が
なければプロセッサはサブルーチンを飛ばし主プログラ
ムに復帰する。そこの信号は、硬貨機構が、硬貨の挿入
によりまたは硬貨戻り機構の始動により、客の活動状態
にあることを表示する。
割込みラインに信号があるとプロセッサをピン38のデー
タラインにアクセスさせてその直列メッセージをプロセ
ッサ内にステップさせる。つぎにプロセッサはメッセー
ジの有効性をチェックし、実施例において、メッセージ
の1ビットは常にゼロであることおよび、メッセージが
プロセッサ内にステップされた後、割込ラインの信号は
ゼロに戻るべきことを示す。メッセージにより硬貨が挿
入されたことを示すと、プロセッサ内のカウンタは更新
されて挿入量を示し、ついで貸方表示がプロセッサによ
り作動されて挿入量を示す。
メッセージにより硬貨が挿入されたことを示さない場合
には、プロセッサはメッセージを再度チェックして硬貨
戻り機構が作動されたことを示すかどうか決定する。そ
の状態ならば、プロセッサは硬貨戻し機構に指示して、
各硬貨種類ごと(5セント,10セント,25セント)の貸方
蓄積合計が示す受領硬貨の額面金額を戻す。硬貨が戻さ
れた後、貸方蓄積合計は減少して貸方は少なくなり、硬
貨はすべてこのようにして戻され、貸方表示は払われ
る。ついで硬貨機構は使用可能となり再び機械を通常な
手順で作動させる。
硬貨機構メッセージを再チェックして硬貨戻りが始動し
ない場合、プロセッサはメッセージを再びチェックして
硬貨機構がドル硬貨の挿入を拒否したかどうかを決定す
るが、これは、硬貨戻し機構が後で作動される場合、戻
される4個の25セント銀貨がないためである。このこと
は、本実施例において使用される、マルス・マネーシス
テム社から市販される硬貨機構の特定の特徴である。上
記のようにドルが拒絶された場合、プロセッサは正確変
更灯を点減させ硬貨機構を再度使用可能とし機械を通常
な手順で作動させる。ついで硬貨機構サブルーチンはプ
ロセッサを主プログラムに復帰し、次に第7図に示すよ
うに選択スイッチ・サブルーチンを呼出す。
選択スイッチ・サブルーチンは第9図に示され、さら
に、客によりどの販売選択がされているかどうかを決定
するためシフトレジスタ14,20を介しステップされてい
るタッチパネル12からの直列データをチェックする。そ
の状態であれば、機械内のブザーが手短かく鳴り、硬貨
機構は使用不能にされ、さらに、以下で述べる手順です
でに入力されていた、選択された小売り価格が記憶装置
46の記憶から検索される。ついでプロセッサは貸方蓄積
合計をチェックし、価格が機械で得られる貸方よりも少
ないかまたは等しいかを決定する。その状態に達してい
なければ、サブルーチンはその端部近くまで飛越し硬貨
機構を使用可能としさらに硬貨を受領させる。その状態
てあれば、プロセッサはつぎに、適切な変更がなされた
かどうかを決定するためチェックし、さもなくば、正確
変更灯を点滅させる。適切な変更がなされたら、プロセ
ッサは選択商品が在庫しているかどうかを決定するため
チェックする。このチェックはつぎの手順で行われる。
選択商品販売ソレノイドは比較的短時間(たとえば、8
ミリ秒)の電気パルスをプロセッサから送られる。前記
時間は、商品なしスイッチが閉成されている場合に電流
を流すことにより販売用商品の存在を示すには十分であ
るが、販売ソレノイドにより実際の販売作動を行うには
不十分の長さである。電流検出回路32はプロセッサに電
流の有無を示すことによって、選択商品が在庫なしかど
うかをプロセッサに表示する。
選択商品が在庫なしであれば、プロセッサは商品なし灯
を点滅させ、サブルーチンの端部近くまで循環する。プ
ロセッサは再び主プログラムを介し循環し客に第2の販
売品を選ばせる。選択商品が在庫にあれば、プロセッサ
は上記のように、正しい販売ソレノイドを作動し選択商
品を販売させる。販売ソレノイドが妨害された場合、最
初に高くてついで定常値に降下する特性電流は初期の高
値から減少せず、時間の関数として電流検出器32の出力
は販売ソレノイドが妨害されているかどうかをプロセッ
サに示す。ソレノイドが妨害されていることを示してい
る場合、プロセッサはこれを、サブルーチンの初期部分
に戻すことによって商品なし状態として処理する。
商品が正しく販売されている場合、プロセッサにたいす
る割込みは、特定の選択にたいする記憶装置内の販売合
計を1ユニットだけ増分する前に使用不能にする。合計
が1ユニットだけ増分された後、割込みは再び使用可能
とされる。割込みを使用不能にし、記憶装置内の合計を
変更し、さらに割込みを使用可能にする、この同じシー
ケンスは、記憶装置内の選択合計、販売合計および全販
売が増加されて販売取引きを表わすサブルーチンにおけ
る3つの工程について行われる。割込みを不能にし、記
憶合計を変更し、さらに割込みを使用可能にするこのシ
ーケンスによりプロセッサは、停電の場合、停電により
記憶装置内の合計が不正確になるおそれなく、記憶変更
の途中で電源がしゃ断しても記憶装置内の合計が増加さ
れるように確保する。言い換えれば、停電時に生ずる割
込みは、停電により途中の増分工程がしゃ断されないよ
うに構成される。
販売価格が記憶装置内の合計売上げに加えられた後、プ
ロセッサは客に戻すつり銭を計算する。つぎに販売済み
商品カラムは、上記の同じ手順で商品なし状態のため再
びテストされ、商品なし状態であれば、プロセッサクロ
ック17が測定した発生時間と共に前記状態を記憶装置に
記録して、機械内の商品なし状態をその発生時間と一緒
に記録経過として保持する。
プロセッサはついで、プロセッサの総計計算器で得られ
る貸方が他の販売にたいし十分であるかどうかを決定
し、十分でなければ、降下機構に所定の貸方を付与す
る。所定の貸方が他の販売にたいし十分であれば、計算
上つり銭分配工程を省略して貸方合計が最高価格商品を
まかなえるかどうかを決定する。もしできなければ、硬
貨機構を使用可能としさらに硬貨を受け入れさせる。記
憶装置内の貸方合計が最高価格商品よりも大きい場合、
硬貨機構の使用可能を飛ばし、いずれの場合もプロセッ
サは主プログラムに復帰する。
通常の硬貨受入れと戻しおよびプログラムの商品選択部
分についてはすでに説明され、残りのサブルーチンは、
常に主プログラムの一部であり、機械の非ルーチン機能
において主に間欠的に使用される非ルーチン販売プログ
ラムである。
なお、本願のプロセッサと主プログラムはプロセッサ約
10ミリ秒で主プログラムを完全に循環させ、それで主プ
ログラムにこれら非ルーチン機能を設けたことでなおプ
ロセッサに通常の販売機能をなしうる時間を与える。プ
ロセッサは、販売活動が行われていない時間中主プログ
ラムを実行し続けると共に、販売活動がそのサブルーチ
ンの1つにおける異なる機能、例えば、硬貨機構でのあ
る活動を表わす硬貨機構からメッセージの受入れを行う
までルーチン態様で作動し続ける。
支払スイッチ・サブルーチンはサービスマンのために構
成されたプログラムで、第10図に示されている。サービ
ス・プログラムは5セント、10セントおよび25セント硬
貨スイッチSW1,SW2により制御され、これらスイッチを
サービスマンが作動するのは貸方硬貨を入手するときだ
けである。スイッチSW1とSW2は第2図に示すように3つ
の切換位置を有する。ピン14,15が+5ボルトに留まる
中央切換接点位置はスイッチの中性位置と考えられる。
接点が、ピン14と15が接続されている端子に移動する
と、これらピンを接地し、5セントおよび10セント硬貨
の支払いを制御する。同様な手順で、スイッチSW2の3
つの位置のうち1つの位置はこのサブルーチンにおいて
25セント硬貨の支払を制御する。
第10図において、5セント硬貨用スイッチが作動される
と、5セント硬貨用カウンタは1カウント増分され、5
セント硬貨分配ソレノイドが作動して5セント硬貨を分
配し、この作動は貸方の5セント硬貨すべてが分配され
記憶装置内の5セント硬貨用カウンタ合計が支払われる
まで繰返えされる。ついでサブルーチンは本質的に、10
セント硬貨と25セント硬貨にたいし順次同じ機能を行
い、サービスマンは機械内の貸方硬貨をすべて空にす
る。ついでサブルーチンはプロセッサを主プログラムに
復帰させる。
テスト販売サブルーチンもサービスマンのために構成さ
れたプログラムで、第11図に示されている。スイッチSW
2の位置のうち1つの位置はこのサブルーチンを作動す
るが、テスト販売スイッチが作動されなければ、サブル
ーチンはその端部に飛んでプロセッサを主プログラムに
復帰させる。サービスマンによりスイッチSW2をテスト
販売位置へ作動すると、プロセッサがこのサブルーチン
を自動的に離れる端部の30秒時間を初期設定し、この時
間が以下で説明するサブルーチンでリセットされなけれ
ば主プログラムに復帰する。この30秒時間を設けたの
は、硬貨を入れないで機械から商品が空になるテスト販
売モードにおいてサービスマンが自動販売機から偶然に
離れさせないためである。30秒時間を初期設定した後、
プロセッサはメッセージがあるかを硬貨機構をチェック
し、もし有れば、記憶装置から硬貨機構サブルーチンを
呼び出してサブルーチンを行う。メッセージがない場合
または硬貨機構サブルーチンの実行後、プロセッサは選
択スイッチをチェックしてスイッチが作動されたかどう
かを確認する。作動していなければ、プロセッサはサブ
ルーチンの端部を飛越し、30秒時間の経過後、主プログ
ラムに復帰する。選択スイッチが作動した場合、販売ブ
ザーが鳴り、在庫有り状態がチェックされ、選択品が販
売され、これらはすべて、選択スイッチサブルーチンで
説明した手順と同様な手順で行われる。
実行されたテスト販売数の記録は記憶装置RAM46に保持
され、この合計が増分される。この増分作用前にプロセ
ッサの割込みがまず使用不能にされてから、選択スイッ
チサブルーチンについて説明したのと同じ手順で使用可
能とされ、停電による誤エントリを防止する。ついで30
秒時間がリセットされ、プロセッサはテスト販売スイッ
チの状態を再びチェックする。その作動により、プロセ
ッサをサブルーチンの端部まで実行させ、主プログラム
に復帰させる。テスト販売スイッチが作動されない場
合、プロセッサは30秒時間切れ期間が経過したかどうか
をチェックする。さもなくば、サブルーチンの初期段階
に復帰して所望により他のテスト販売を行う。30秒時間
切れ期間の終了時、サブルーチンはプロセッサを主プロ
グラムに自動的に復帰させる。
セット価格サブルーチンは全体的にサービスマンのため
構成された他のサブルーチンで第12図に示されている。
第3スイッチSW3の1つの位置で、このサブルーチン
を、支払いスイッチ・テスト販売サブルーチンの作動と
同様な手順で作動させる。プロセッサは30秒時間切れ期
間を初期設定して、30秒後プロセッサを主プログラムに
復帰させ、テスト販売サブルーチンと同様な手順で、サ
ービスマンがこのモードで機械から偶然離れないように
する。プロセッサは正確変更・空灯を点灯してサービス
マンに機械が特別モードであることを警報する。
簡単に要約すると、このサブルーチンは、サービスマン
に、所望の販売価格が表示されるまで硬貨戻り機構を作
動するごとに5セントだけ貸方表示に示された額に増分
させる。ついでサービスマンは被販売商品の各選択スイ
ッチを作動し、この作用により、価格がリセットされる
まで各商品の価格を記憶装置RAM46にセットする。記憶
装置46内の額はこれらプログラムについて説明したセク
ションスイッチをその他サブルーチンに使用される。
このサブルーチンに戻り、詳細に説明すると、プロセッ
サは硬貨機構からのメッセージがあるかどうかをチェッ
クしこれをプロセッサに直列に入力させる。プロセッサ
はメッセージをチェックし硬貨機構が作動されたかどう
かを確認するが、これは、上記略説によれば、このサブ
ルーチンに関心のある硬貨機構からの唯一のメッセージ
だからである。硬貨戻りが作動されると、貸方アキュム
レータは5セントだけ増分され、回路表示は更新され
る。プロセッサは選択スイッチからの直列データをチェ
ックしスイッチが作動したかどうか確認し、作動してい
れば、ブザーを鳴らし、作動選択スイッチの購入価格を
挿入する。
ついで、30秒時間切れ期間をリセットし、所望により、
記憶装置に他の選択のため価格を挿入させる。プロセッ
サはセット価格スイッチをチェックしスイッチが再び作
動されたかどうか確認し、作動していれば、ルーチンの
端部へ飛び越し主プログラムに復帰する。作動してなけ
れば、30秒時間切れ期間が経過したかどうかチェック
し、経過していなければ、サブルーチンの早期部分に復
帰し付加的販売価格を記憶装置に挿入させる。30秒時間
が経過していれば、プロセッサは主プログラムに復帰す
る。
セット特別サブルーチンは本質的にサービスマンのため
の他のプログラムで、このプログラムはスイッチSW3の
1切換位置により呼出されまたは作動される。このセッ
ト特別サブルーチンは第13図に示され、以下で詳細に示
すように、2つの価格について3つの選択、減価につい
て3つの選択等、機械に特殊の販売をさせる。
簡単に述べれば、このサブルーチンは機械の3つの選択
スイッチにより識別された3種の商品まで識別し、客が
特別スイッチを作動すると各商品を販売させる。ここに
開示された実施例によれば、容量パネルの第6選択スイ
ッチはこの特別スイッチである。特別用の合計価格はセ
ット価格サブルーチンによりセットされ、その間サービ
スマンは第6選択ないし特別スイッチを作動して特別用
の販売価格をセットする。このサブルーチンにおいて、
特別用と関連する選択が選択スイッチ番号によって識別
され、サービスマンは、販売価格が記憶装置内に入れら
れる手順と同様な手順で記憶装置RAM46内に選択を挿入
する。このサブルーチンにおいて、貸方表示の3つのデ
イジット各々は選択スイッチ番号と関連し、表示の各デ
イジットは硬貨戻し機構の作動により増加される。
さらに詳細に述べれば、セット特別スイッチSW3の作動
により、すでに述べた理由と同じ理由で、30秒時間切れ
期間を開始し、プロセッサは正確変更灯を点灯してサー
ビスマンに機械がセット特別モードであることを警報す
る。そこでプロセッサは第14図に示すもう1つのサブル
ーチンAを呼出しこれを実行する。サブルーチンAによ
り、プロセッサは硬貨機構からメッセージをチェック
し、メッセージがあれば、これを直列にステップする。
このメッセージにより硬貨戻りを作動させると、カウン
タは増分される(例えば、0から1、または1から2、
もしくは2から3等)。ついで、プロセッサは選択スイ
ッチが作動したかどうかをチェックし、作動していれ
ば、再びチェックして、それが第6ないし特別選択スイ
ッチかどうかを確認する。もしそうなら、ブザーが鳴
り、後述のようにデータグラフをセットする。ついでプ
ロセッサは30秒時間切れ期間が経過したかどうかをチェ
ックし、経過していなければ、セット特別サブルーチン
へ復帰する。ついで貸方表示の第1デイジットが更新さ
れてアキュムレータ内の増分計算を行う。ついでプロセ
ッサは(サブルーチンA内の選択スイッチ6を押して)
データフラグがセットされたかどうかをチェックする。
セットされていなければ、サブルーチンへ復帰し、アキ
ュムレータ内のカウントを今述べたようにもう一度増分
する。データフラグがセットされていれば、サービスマ
ンが、アキュムレータ内の合計を、特別用の第1項目の
選択番号として入れたいことを示す。従って、セットデ
ータフラグによりアキュムレータ内の合計は特別用の第
1項目として記憶装置RAM46内に入れられる。
セット特別サブルーチンは、表示の第2デイジットに関
連して、特別用の第2項目についてサブルーチンAを再
び呼出す。表示の第2項目について、第13図の中央部分
に示すように、前項の作動が繰返されまた、第13図の端
部分近くに示すように、特別用の第3項目について繰返
される。特別用が項目を2つだけ含む場合には、貸方表
示の第3デイジットはゼロとしてセットしてよい。ま
た、貸方表示の第2のデイジットはこのサブルーチンに
おいてゼロにセットしてよく、この場合、選択スイッチ
6は本質的に普通販売ボタンとなり、1項目だけの商品
を分配させる。セット特別サブルーチンの終了時、プロ
セッサは主プログラムに復帰される。サブルーチンAの
変形において、アキュムレータが増分された後、30秒時
間切れ期間をリセットし、データフラグをセットする
と、サービスマンはセット特別サブルーチン全体を実行
するのに多くの時間が得られる。
第15図は室内灯サブルーチンで、第4スイッチSW4の位
置によって制御される。スイッチSW4は自動販売機の前
面パネルの後ろの照明を制限する。この照明は常時点
灯、常時消灯、または上述したようにスイッチSW4の位
置により、光検出器22に入射する周囲光線によって制御
される。周囲光線が前面パネル照明を制御する場合、ピ
ン13でシフトレジスタ20にステップされる、1またはゼ
ロの、光検出器の状態がチェックされる。その状態が10
秒間変化しなければ、表示の状態は更新される。変化す
れば、サブルーチンは主プログラムに戻るだけである。
上記のように、前面パネル照明は、ポートエキスパンダ
のピン、アイソレータ31およびトライアック・ドライバ
を介してプロセッサにより制御される。
第16図は警報サブルーチンで、自動販売機のアクセスド
ア上の機密スイッチの位置により制限される。警報スイ
ッチの開閉状態はシフトレジスタ14のピン11によりプロ
セッサにステップされる。警報スイッチが切れて機械が
開くことを示すと、選択スイッチサブルーチンにおいて
使用した部品と同じの自動販売機ブザーが作動する。自
動販売機はドアが開いている間ブザーを止めるもう1つ
のスイッチを有する。警報スイッチを入れて通常、サー
ビスマンが機械の手入れを終ったことを示すと、販売カ
ラムすべての状態がチェックされて記憶装置46に入れら
れる。各々販売コラムの状態は、選択スイッチサブルー
チンについて述べたように販売ソレノイドに送られる短
電気パルスによりチェックされる。
以上、一実施例を詳細に説明したが、多くの変型や他の
実施例を構成しうることは明らかである。例えば、販売
ソレノイドを販売モータに代えることもできる。本願の
プログラムは、信号が有効に受け入れられる前に記録す
る必要がある冗長信号数より考えてかなり修正される。
このことは、計数・比較される種々の信号と共にシフト
レジスタ16内への入射についても言える。以上より、本
発明の目的は完全に達成されたことは明らかである。本
発明により、自動販売機用の新たな回路が提供された。
この発明の原理を示す一実施例が詳細に説明、図示され
たが、これは図示の特定構成に限定されず、さらに、そ
の変型は、特許請求の範囲に記載されたこの発明の広い
精神と範囲から逸脱しないで考慮されかつ可能とされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は制御回路の1略
線図におけるすべての部品を示し、第1図はその下方左
側部分、第2図は中央部分、第3図は右側部分、第4図
は第2図との接続部分を夫々示し;第5図は容量結合切
換パネルからシフトレジスタ内へのデータのエントリに
ついてのストロボ・データ波形を示し;第6図は電力し
ゃ断についての電源波形を示し;第7図は制御回路のマ
イクロプロセッサを駆動する主プログラムの論理流れ
図;第8図、第9図、第10図、第11図、第12図、第13
図、第14図、第15図および第16図は第7図の主プログラ
ムに使用されるサブルーチンの論理流れ図で、夫々、硬
貨機構サブルーチン、選択スイッチサブルーチン、支払
いスイッチサブルーチン、テスト販売サブルーチン、セ
ット価格サブルーチン、セット特別サブルーチン、セッ
ト特別サブルーチンのサブルーチンA、室内灯サブルー
チンおよび警報サブルーチンを含む。 12……タッチパネル、14,20……シフトレジスタ、16…
…プロセッサ、18……ポートエキスパンダ、22……光検
出器、28……トライアック、30,31,34……オプトアイソ
レータ、32……電流検出器、33……販売ソレノイド、35
……商品なしスイッチ、36,38,39……電源、46……ラン
ダムアクセス記憶装置(RAM)、62……消去可能プログ
ラム可能読取り専用記憶装置(EPROM)、100……電流検
出ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−161999(JP,A) 特開 昭54−161996(JP,A) 実開 昭48−85545(JP,U) 実開 昭50−126125(JP,U) 実開 昭52−19298(JP,U) 実開 昭48−102564(JP,U) 実開 昭53−128916(JP,U) 実公 昭52−1004(JP,Y2) 実公 昭52−2049(JP,Y2) 「電子通信ハンドブック」電子通信学会 編,(株)オーム社発行(54.3.30)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)客に被販売商品を選択させることが
    できる複数個のスイッチ装置と;(ロ)前記複数個のス
    イッチ装置に結合されてこれに応答して、販売信号の発
    生により商品の販売を制御する論理装置と;(ハ)前記
    論理装置からの前記販売信号に応答して複数個の商品を
    販売する複数個の販売ソレノイドであって、各販売ソレ
    ノイドは論理装置からの販売信号を販売ソレノイドを経
    て接地へ運ぶ各単一線をもつ、複数個の販売ソレノイド
    と;(ニ)各販売ソレノイドごとに1つ設けられてそれ
    ぞれが1対の協同接触子を有する複数の商品なしスイッ
    チ、而してその電気的な接触子で販売ソレノイドと接地
    と電気的に直列に接続されており、当該販売カラムの商
    品の不在により開放されるもので、各スイッチは商品な
    し状態になった時に当該販売ソレノイドに電流が流れな
    いようにする複数の商品なしスイッチと;(ホ)前記論
    理装置内にあって一定の短時間長さを有する電流パルス
    を順次各販売ソレノイドに供給する装置、而してその短
    時間長さは十分に短くて販売ソレノイドを作動させず従
    って商品を販売することがなく、しかも当該販売カラム
    の商品なしスイッチの切れ状態が販売ソレノイドを経て
    接地へ流れる該電流パルスの不在により検出され得る長
    さであり;(ヘ)前記電気パルスにより販売ソレノイド
    へ流れる電流を検出するための、上記複数個の直列接続
    の販売ソレノイドと商品なしスイッチのすべてに並列に
    結合された共通電流検出回路とを備えてなり、電流パル
    スが供給された販売ソレノイドを流れる電流の不在を前
    記電流検出回路が検出したとき、その販売ソレノイドに
    関連する商品なしスイッチが切れていて商品なし状態に
    あることを示すようなしたことを特徴とする自動販売機
    の制御回路。
  2. 【請求項2】前記共通電流検出回路が、一定限界値以上
    の電流の存在を検出する電流限界検出回路を含む特許請
    求の範囲第1項に記載の自動販売機の制御回路。
  3. 【請求項3】(イ)複数個の販売ソレノイド用の電源
    と;(ロ)該電源から論理回路を絶縁するために各販売
    ソレノイドに各々設けられた複数個の光学結合アイソレ
    ータを含んで論理装置を複数個の販売ソレノイドに結合
    する絶縁回路装置;とを備える特許請求の範囲第1項に
    記載の自動販売機の制御回路。
  4. 【請求項4】各光学結合アイソレータごとに設けられて
    おり、そこからの信号に応答して販売ソレノイドの作動
    信号を発生する複数個のトライアックを含む特許請求の
    範囲第3項に記載の自動販売機の制御回路。
  5. 【請求項5】商品なしスイッチの各々が商品カラムに商
    品が存在する時に閉じて関連の販売ソレノイドに電流が
    流れるようにすると共に商品なし状態の時に開いて関連
    の販売ソレノイドへの電流を遮断する単極単投型スイッ
    チからなる特許請求の範囲第1項記載の自動販売機の制
    御回路。
JP56091006A 1980-06-16 1981-06-15 自動販売機の制御回路 Expired - Lifetime JPH0727587B2 (ja)

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