JPH07275800A - シート類分離装置 - Google Patents
シート類分離装置Info
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- JPH07275800A JPH07275800A JP9566994A JP9566994A JPH07275800A JP H07275800 A JPH07275800 A JP H07275800A JP 9566994 A JP9566994 A JP 9566994A JP 9566994 A JP9566994 A JP 9566994A JP H07275800 A JPH07275800 A JP H07275800A
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- Japan
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- comb teeth
- sheets
- comb
- glass bottles
- conveyor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] ガラスビン・金属缶類の入ったプラスチック
フィルム袋、紙袋等を破袋して得られるガラスビン・金
属缶類とシート類との混在物からシート類を確実、簡便
に分離する装置を提供すること。 [構成] 振動トラフ1に、一対のくし歯41a、41
bと41a’、41b’とを設けて一方がその先端を下
げてガラスビン・金属缶類Gを通過させシート類Fを引
っ掛けている時は、他方は先端をはね上げて引っ掛けた
シート類Fを空圧シリンダ61で駆動される除去板63
によって脱離させ、脱離されたシート類Fは振動トラフ
1の直上方のメッシュベルト31に真空吸着させて排出
口3へ搬送する。ガラスビン・金属缶等Gは格子状移送
面73上を移送させてガラスビン・金属缶類排出口5へ
排出させる。
フィルム袋、紙袋等を破袋して得られるガラスビン・金
属缶類とシート類との混在物からシート類を確実、簡便
に分離する装置を提供すること。 [構成] 振動トラフ1に、一対のくし歯41a、41
bと41a’、41b’とを設けて一方がその先端を下
げてガラスビン・金属缶類Gを通過させシート類Fを引
っ掛けている時は、他方は先端をはね上げて引っ掛けた
シート類Fを空圧シリンダ61で駆動される除去板63
によって脱離させ、脱離されたシート類Fは振動トラフ
1の直上方のメッシュベルト31に真空吸着させて排出
口3へ搬送する。ガラスビン・金属缶等Gは格子状移送
面73上を移送させてガラスビン・金属缶類排出口5へ
排出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート類分離装置に関す
るものであり、更に詳しくはプラスチックフィルム、
紙、布の如きシート類をガラスビンや金属缶から分離す
るためのシート類分離装置に関する。
るものであり、更に詳しくはプラスチックフィルム、
紙、布の如きシート類をガラスビンや金属缶から分離す
るためのシート類分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】近年、家庭から排出され
るごみの中でリサイクル可能なガラスビンや金属缶類
は、予め家庭で生ごみとは分別されたものを収集するこ
とが行なわれるようになっている。そして、ガラスビン
・金属缶類はプラスチックフィルム袋や紙袋などに入れ
た状態で各家庭から収集地点へ出されている。
るごみの中でリサイクル可能なガラスビンや金属缶類
は、予め家庭で生ごみとは分別されたものを収集するこ
とが行なわれるようになっている。そして、ガラスビン
・金属缶類はプラスチックフィルム袋や紙袋などに入れ
た状態で各家庭から収集地点へ出されている。
【0003】各種の袋に入ったガラスビン・金属缶類は
処理工場へ搬入された後、リサイクルのために袋類を破
袋してガラスビン・金属缶類から分離しなければならな
いが、破袋させた後のフィルム、紙、布等のシート類と
ガラスビン・金属缶類との分離に好適な装置は未だ開発
されておらず、最新式の処理工場でさえ、その分離は手
作業に頼っているのが現状である。
処理工場へ搬入された後、リサイクルのために袋類を破
袋してガラスビン・金属缶類から分離しなければならな
いが、破袋させた後のフィルム、紙、布等のシート類と
ガラスビン・金属缶類との分離に好適な装置は未だ開発
されておらず、最新式の処理工場でさえ、その分離は手
作業に頼っているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、シート類、すなわち破袋されたフィル
ム袋や紙袋とガラスビン・金属缶類とを自動的に分離す
るためのシート類分離装置を提供することを目的とす
る。
に鑑みてなされ、シート類、すなわち破袋されたフィル
ム袋や紙袋とガラスビン・金属缶類とを自動的に分離す
るためのシート類分離装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、シート
類とガラスビン又は金属缶類とが混在して移送されるコ
ンベヤと、前記コンベヤに交差して設けられ、前記ガラ
スビン又は金属缶類は通過させるが前記シート類は引っ
掛け得て、一方が上流側へ向いて下向きにその先端を下
げて前記コンベヤの移送面に近接させたサイクルにある
時は、他方はその先端を上げて、前記コンベヤの移送面
から遠去かっているサイクルにある少なくとも一対のく
し歯と、前記くし歯がその先端を上げたサイクルにある
時に、前記くし歯の根元側から先端部へ摺動して引っ掛
かっている前記シート類を前記くし歯から脱離させる除
去機構とからなることを特徴とするシート類分離装置、
によって達成される。
類とガラスビン又は金属缶類とが混在して移送されるコ
ンベヤと、前記コンベヤに交差して設けられ、前記ガラ
スビン又は金属缶類は通過させるが前記シート類は引っ
掛け得て、一方が上流側へ向いて下向きにその先端を下
げて前記コンベヤの移送面に近接させたサイクルにある
時は、他方はその先端を上げて、前記コンベヤの移送面
から遠去かっているサイクルにある少なくとも一対のく
し歯と、前記くし歯がその先端を上げたサイクルにある
時に、前記くし歯の根元側から先端部へ摺動して引っ掛
かっている前記シート類を前記くし歯から脱離させる除
去機構とからなることを特徴とするシート類分離装置、
によって達成される。
【0006】
【作用】ガラスビン又は金属缶類は先端をコンベヤの移
送面に近接させている一方のくし歯の間を通り抜ける
が、シート類はくし歯に引っ掛かって捕捉され、所定時
間後に上げられたくし歯に沿い根元側から先端部へ向っ
て摺動する除去機構によってくし歯からシート類が脱離
される。そして、このくし歯とは半サイクルの位相ずれ
で作動する他方のくし歯との組み合わせによって常に何
れか一方のくし歯がシート類を引っ掛けるので、コンベ
ヤ上のシート類はガラスビン又は金属缶類から確実に効
率よく分離されるされる。
送面に近接させている一方のくし歯の間を通り抜ける
が、シート類はくし歯に引っ掛かって捕捉され、所定時
間後に上げられたくし歯に沿い根元側から先端部へ向っ
て摺動する除去機構によってくし歯からシート類が脱離
される。そして、このくし歯とは半サイクルの位相ずれ
で作動する他方のくし歯との組み合わせによって常に何
れか一方のくし歯がシート類を引っ掛けるので、コンベ
ヤ上のシート類はガラスビン又は金属缶類から確実に効
率よく分離されるされる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例によるシート類分離装
置について、図面を参照して説明する。図1は実施例の
シート類分離装置の部分破断側面図、図2はその破断平
面図、図3は図1における[3]−[3]線方向の破断
立面図である。
置について、図面を参照して説明する。図1は実施例の
シート類分離装置の部分破断側面図、図2はその破断平
面図、図3は図1における[3]−[3]線方向の破断
立面図である。
【0008】図1において、振動コンベヤの振動トラフ
1の上方には破袋機2が設けられており、振動トラフ1
の内部にはくし歯41が、また外壁にはくし歯41を回
動させるための空圧シリンダ51が取り付けられてい
る。振動トラフ1はフレーム21上のスタンド13によ
って中心を支えられているレバー12によってカウンタ
ー・ウエイト11と連結されている。同じく振動トラフ
1とカウンター・ウエイト11との間を、レバー12と
は直角方向のコイルばね14が連結しており、同調振動
数を決定する。そして、フレーム21は防振コイルばね
22を介してベース23により支持されている。
1の上方には破袋機2が設けられており、振動トラフ1
の内部にはくし歯41が、また外壁にはくし歯41を回
動させるための空圧シリンダ51が取り付けられてい
る。振動トラフ1はフレーム21上のスタンド13によ
って中心を支えられているレバー12によってカウンタ
ー・ウエイト11と連結されている。同じく振動トラフ
1とカウンター・ウエイト11との間を、レバー12と
は直角方向のコイルばね14が連結しており、同調振動
数を決定する。そして、フレーム21は防振コイルばね
22を介してベース23により支持されている。
【0009】振動トラフ1の駆動はフレーム21に設置
した駆動モータ15によってベルト駆動される偏心軸1
6に取り付けたロッド17の往復運動によるが、ロッド
17と振動トラフ1の側壁1Wの外側の取付板19との
間に組込まれたゴムスプリング18は駆動部を衝撃荷重
から保護するためにある。振動トラフ1はこの駆動部に
よって矢印aに示す方向に直線振動され、振動トラフ1
内に供給されるシート類Fとガラスビン・金属缶類Gは
図1において左方から右方へ移送される。
した駆動モータ15によってベルト駆動される偏心軸1
6に取り付けたロッド17の往復運動によるが、ロッド
17と振動トラフ1の側壁1Wの外側の取付板19との
間に組込まれたゴムスプリング18は駆動部を衝撃荷重
から保護するためにある。振動トラフ1はこの駆動部に
よって矢印aに示す方向に直線振動され、振動トラフ1
内に供給されるシート類Fとガラスビン・金属缶類Gは
図1において左方から右方へ移送される。
【0010】振動トラフ1の下流端にはシート類排出口
3と排出ダクト4、及び排出ダクト4の下方に接続され
てガラスビン・金属缶類Gになお随伴する小片シート類
fを分離するための風選機構が設けられている。すなわ
ち、図示しないブロアからの空気が送風管7によって送
り込まれスクリーン8を通って排気ダクト9へ流される
が、ガラスビン・金属缶類Gはそのまま直下のガラスビ
ン・金属缶類排出口5へ落下し、小片シート類fは吹き
飛ばされて小片シート類排出口6へ分離されるようにな
っている。
3と排出ダクト4、及び排出ダクト4の下方に接続され
てガラスビン・金属缶類Gになお随伴する小片シート類
fを分離するための風選機構が設けられている。すなわ
ち、図示しないブロアからの空気が送風管7によって送
り込まれスクリーン8を通って排気ダクト9へ流される
が、ガラスビン・金属缶類Gはそのまま直下のガラスビ
ン・金属缶類排出口5へ落下し、小片シート類fは吹き
飛ばされて小片シート類排出口6へ分離されるようにな
っている。
【0011】更には、振動トラフ1の直上方には、矢印
bの方向に回転走行するメッシュベルト31がロール3
2、33に巻装されており、メッシュベルト31の上行
側はアイドラ34によって支持されている。そして、上
行側と下行側との間には下行側のメッシュベルト31に
近接して開口された減圧室35が設けられており、減圧
室35はその内部に設けた排気ヘッダ36からメッシュ
ベルト31の両側の排気管37、38を経由する排気ラ
インによって図示しない吸引ブロアと接続されている。
bの方向に回転走行するメッシュベルト31がロール3
2、33に巻装されており、メッシュベルト31の上行
側はアイドラ34によって支持されている。そして、上
行側と下行側との間には下行側のメッシュベルト31に
近接して開口された減圧室35が設けられており、減圧
室35はその内部に設けた排気ヘッダ36からメッシュ
ベルト31の両側の排気管37、38を経由する排気ラ
インによって図示しない吸引ブロアと接続されている。
【0012】振動トラフ1の内部においては、底面74
と間隙をあけて移送方向と平行に複数の長尺棧71が横
棧72と共に固定されて格子状移送面73を形成し、か
つ破片類の篩とされている。すなわち、ガラスビンの破
片や金属缶の破片、ないしは細片シート類は格子状移送
面73から底面74上へ落下して下流側へ移送され、図
1における貯留部75から系外へ排出されるようになっ
ている。
と間隙をあけて移送方向と平行に複数の長尺棧71が横
棧72と共に固定されて格子状移送面73を形成し、か
つ破片類の篩とされている。すなわち、ガラスビンの破
片や金属缶の破片、ないしは細片シート類は格子状移送
面73から底面74上へ落下して下流側へ移送され、図
1における貯留部75から系外へ排出されるようになっ
ている。
【0013】くし歯41及びその周辺の機構の詳細を図
4〜図6によって説明する。図4はくし歯41とその周
辺の要部を示す破断側面図であり、図5は図4と同様の
破断側面図であるが、くし歯41の位置が異なる。図6
は図5の中央部に対応する破断平面図である。
4〜図6によって説明する。図4はくし歯41とその周
辺の要部を示す破断側面図であり、図5は図4と同様の
破断側面図であるが、くし歯41の位置が異なる。図6
は図5の中央部に対応する破断平面図である。
【0014】くし歯41はより詳しくは、図4、図5に
おいて、左方のくし歯41a、41bと右方のくし歯4
1a’、41b’とがそれぞれユニットとして同時に同
一に作動し、かつ一方のユニットは他方のユニットとは
半サイクルの位相ずれをもって作動する。くし歯41
a、41bのユニットとくし歯41a’、41b’のユ
ニットの構成、作用は等価であるので、必要である場合
を除き、左方のくし歯41a、41bについて説明し、
くし歯41a’、41b’の説明は省略する。また、く
し歯41a、41b、41a’、41b’について共通
する構成、作用を説明する場合には添字や「’」を省
き、くし歯41として説明する。更には、くし歯41を
回動させる空圧シリンダ51は振動トラフ1の両側に対
称的に設けられているが、これについても空圧シリンダ
51として説明し、図面には両者に同じ符号を付してい
る。その他の要素についても同様とする。
おいて、左方のくし歯41a、41bと右方のくし歯4
1a’、41b’とがそれぞれユニットとして同時に同
一に作動し、かつ一方のユニットは他方のユニットとは
半サイクルの位相ずれをもって作動する。くし歯41
a、41bのユニットとくし歯41a’、41b’のユ
ニットの構成、作用は等価であるので、必要である場合
を除き、左方のくし歯41a、41bについて説明し、
くし歯41a’、41b’の説明は省略する。また、く
し歯41a、41b、41a’、41b’について共通
する構成、作用を説明する場合には添字や「’」を省
き、くし歯41として説明する。更には、くし歯41を
回動させる空圧シリンダ51は振動トラフ1の両側に対
称的に設けられているが、これについても空圧シリンダ
51として説明し、図面には両者に同じ符号を付してい
る。その他の要素についても同様とする。
【0015】図6を参照し、本実施例のくし歯41は平
行な9本の先端を尖らせた丸棒からなっている。図4、
図5も参照して、くし歯41aは、その取付部42aを
介し、振動トラフ1の両側壁1Wに回動可能に支持され
たくし歯回動軸43aに取り付けられており、このこと
はくし歯41bについても同様である。また、くし歯4
1a、41bを回動させるリンク機構としてのレバー4
4a、回動レバー46もくし歯41aと所定の角度をも
ってくし歯回動軸43aに軸着されている。更には、回
動レバー46の他端部の長孔47には、空圧シリンダ5
1のロッド52上の固定レバー53に設けられたピン5
4が遊嵌されている。
行な9本の先端を尖らせた丸棒からなっている。図4、
図5も参照して、くし歯41aは、その取付部42aを
介し、振動トラフ1の両側壁1Wに回動可能に支持され
たくし歯回動軸43aに取り付けられており、このこと
はくし歯41bについても同様である。また、くし歯4
1a、41bを回動させるリンク機構としてのレバー4
4a、回動レバー46もくし歯41aと所定の角度をも
ってくし歯回動軸43aに軸着されている。更には、回
動レバー46の他端部の長孔47には、空圧シリンダ5
1のロッド52上の固定レバー53に設けられたピン5
4が遊嵌されている。
【0016】くし歯41bがレバー44bとなす角度は
くし歯41aがレバー44aとなす角度と等しく、レバ
ー44aの他端とレバー44bの他端とはクランクレバ
ー45によって連結されている。なお、くし歯41a’
がレバー44a’、回動レバー46’となす角度は、く
し歯41aの場合とは異なる。
くし歯41aがレバー44aとなす角度と等しく、レバ
ー44aの他端とレバー44bの他端とはクランクレバ
ー45によって連結されている。なお、くし歯41a’
がレバー44a’、回動レバー46’となす角度は、く
し歯41aの場合とは異なる。
【0017】図4では空圧シリンダ51のロッド52が
上昇位置にあり、ピン54は長孔47の内側端にあっ
て、くし歯41a、41bはその先端を下げて格子状移
送面73に近接させており、半サイクルずれた位相のく
し歯41a’、41b’は先端をはね上げられている。
そしてこの図4の状態から、ロッド52が下降されて図
5の状態となる。すなわち、回動レバー46の長孔47
に遊嵌されているピン54は、長孔47内の内側端から
外側端へ移動し、それに伴って回動レバー46はくし歯
回転軸43aを図において時計方向に回動させるので、
くし歯回転軸43aに固定されているくし歯41aは上
方へはね上げられる。また、くし歯回転軸43aに軸着
されているレバー44aも同じ角度だけ時計方向に回動
されるので、これとクランクレバー45で連結されてい
るレバー44bと共にくし歯41bも同時にその先端を
はね上げられる。
上昇位置にあり、ピン54は長孔47の内側端にあっ
て、くし歯41a、41bはその先端を下げて格子状移
送面73に近接させており、半サイクルずれた位相のく
し歯41a’、41b’は先端をはね上げられている。
そしてこの図4の状態から、ロッド52が下降されて図
5の状態となる。すなわち、回動レバー46の長孔47
に遊嵌されているピン54は、長孔47内の内側端から
外側端へ移動し、それに伴って回動レバー46はくし歯
回転軸43aを図において時計方向に回動させるので、
くし歯回転軸43aに固定されているくし歯41aは上
方へはね上げられる。また、くし歯回転軸43aに軸着
されているレバー44aも同じ角度だけ時計方向に回動
されるので、これとクランクレバー45で連結されてい
るレバー44bと共にくし歯41bも同時にその先端を
はね上げられる。
【0018】この時、もう一方のくし歯41a’は、図
4を参照し、レバー46’の長孔47’に遊嵌されてい
るピン54’が長孔47’の内側端から外側端へ移動す
ることによって、図5に示すように、その先端を下げて
格子状移送面73に近接させ、同様なリンク機構によっ
て連結されているくし歯41b’も同時に先端を下げ
る。すなわち、くし歯41a、41bとくし歯41
a’、41b’とは半サイクルの位相ずれをもってお
り、何れか一方がその先端を格子状移送面73に近接さ
せるように作動する。
4を参照し、レバー46’の長孔47’に遊嵌されてい
るピン54’が長孔47’の内側端から外側端へ移動す
ることによって、図5に示すように、その先端を下げて
格子状移送面73に近接させ、同様なリンク機構によっ
て連結されているくし歯41b’も同時に先端を下げ
る。すなわち、くし歯41a、41bとくし歯41
a’、41b’とは半サイクルの位相ずれをもってお
り、何れか一方がその先端を格子状移送面73に近接さ
せるように作動する。
【0019】更には、図6に見られるように、くし歯4
1aの両側には(くし歯41b、41a’、41b’に
ついても同様である)、取付部材64aをくし歯回動軸
43aに軸着して、空圧シリンダ61aとそのロッド6
2aがくし歯41aと平行に取り付けられている。そし
て、除去板63aがくし歯41aを緩く挿通させ両端を
両側のロッド62aにナット留めして取り付けられてい
る。この除去板63aはロッド52aによって常時はく
し歯41aの根元側へ引き上げられているが、くし歯4
1aがはね上げられたサイクルにある時に、ロッド62
の伸長にによって1点鎖線位置まで押し出されてくし歯
41aに引っ掛かっているシート類Fをくし歯41aか
ら脱離させた後、元の位置へ引き戻される。
1aの両側には(くし歯41b、41a’、41b’に
ついても同様である)、取付部材64aをくし歯回動軸
43aに軸着して、空圧シリンダ61aとそのロッド6
2aがくし歯41aと平行に取り付けられている。そし
て、除去板63aがくし歯41aを緩く挿通させ両端を
両側のロッド62aにナット留めして取り付けられてい
る。この除去板63aはロッド52aによって常時はく
し歯41aの根元側へ引き上げられているが、くし歯4
1aがはね上げられたサイクルにある時に、ロッド62
の伸長にによって1点鎖線位置まで押し出されてくし歯
41aに引っ掛かっているシート類Fをくし歯41aか
ら脱離させた後、元の位置へ引き戻される。
【0020】本実施例によるシート類分離装置は以上の
ように構成されるが、次にその作用について説明する。
ように構成されるが、次にその作用について説明する。
【0021】家庭で分別されて排出されるガラスビン・
金属缶類Gはプラスチックフィルム袋、紙袋などに入っ
ているが、これらの袋FGは収集され、処理工場におい
て図1、図2における破袋機2を経由し、ガラスビン・
金属缶類Gとプラスチックフィルム等のシート類Fとの
混ざった状態で振動トラフ1の格子状移送面73の上流
側へ投入される。振動トラフ1は矢印aの方向に直線振
動しており、この振動を受けてガラスビン・金属缶類G
やシート類Fは格子状移送面73上を図1、図2におい
て左方から右方へ移送される。図3も参照し、この間、
格子状移送面73の格子間隔の大きさより小さいガラス
破片や細片シート類は格子状移送面73から底面74上
へ落下し、底面74上を移送されて最終的には貯留部7
5を経由して系外へ排出される。
金属缶類Gはプラスチックフィルム袋、紙袋などに入っ
ているが、これらの袋FGは収集され、処理工場におい
て図1、図2における破袋機2を経由し、ガラスビン・
金属缶類Gとプラスチックフィルム等のシート類Fとの
混ざった状態で振動トラフ1の格子状移送面73の上流
側へ投入される。振動トラフ1は矢印aの方向に直線振
動しており、この振動を受けてガラスビン・金属缶類G
やシート類Fは格子状移送面73上を図1、図2におい
て左方から右方へ移送される。図3も参照し、この間、
格子状移送面73の格子間隔の大きさより小さいガラス
破片や細片シート類は格子状移送面73から底面74上
へ落下し、底面74上を移送されて最終的には貯留部7
5を経由して系外へ排出される。
【0022】くし歯41a、41bは所定のサイクル
で、かつくし歯41a’、41b’はくし歯41a、4
1bとは半サイクルの位相ずれで、それぞれの先端を上
下させている、すなわち図4と図5との状態を繰り返し
ている訳であるが、今、くし歯41a、41b、41
a’、41b’は図4の状態にあるとする。上流側から
移送されてくるガラスビン・金属缶類Gはくし歯41
b、41aのくし歯間を通り抜けて下流側へ移送され図
1における排出ダクト4を経てガラスビン・金属缶類排
出口5へ排出される。それ以降はガラスビンと金属缶と
の選別が行なわれた後、それぞれのリサイクルへ廻され
る。図4へ戻り、くし歯41a、41bを通り抜けるこ
とのできないシート類Fはくし歯41a、41bに引っ
掛かり、からみ付く。
で、かつくし歯41a’、41b’はくし歯41a、4
1bとは半サイクルの位相ずれで、それぞれの先端を上
下させている、すなわち図4と図5との状態を繰り返し
ている訳であるが、今、くし歯41a、41b、41
a’、41b’は図4の状態にあるとする。上流側から
移送されてくるガラスビン・金属缶類Gはくし歯41
b、41aのくし歯間を通り抜けて下流側へ移送され図
1における排出ダクト4を経てガラスビン・金属缶類排
出口5へ排出される。それ以降はガラスビンと金属缶と
の選別が行なわれた後、それぞれのリサイクルへ廻され
る。図4へ戻り、くし歯41a、41bを通り抜けるこ
とのできないシート類Fはくし歯41a、41bに引っ
掛かり、からみ付く。
【0023】次いで、所定の時間の経過後、空圧シリン
ダ51のロッド52が下降され、これとリンク機構で連
結されているくし歯41a、41bは先端をはね上げら
れ、くし歯41a’、41b’は先端を下降されて図5
の状態をなり、ガラスビン・金属缶類Gからのシート類
Fの分離はくし歯41a’、41b’で行なわれる。く
し歯41aがはね上げられているサイクルにおいて、空
圧シリンダ61aが作動して除去板63aをくし歯41
aに沿って押し出すので、くし歯41aに引っ掛かって
いるシート類Fはくし歯41aから脱離される。このこ
とはくし歯41bについても同様である。
ダ51のロッド52が下降され、これとリンク機構で連
結されているくし歯41a、41bは先端をはね上げら
れ、くし歯41a’、41b’は先端を下降されて図5
の状態をなり、ガラスビン・金属缶類Gからのシート類
Fの分離はくし歯41a’、41b’で行なわれる。く
し歯41aがはね上げられているサイクルにおいて、空
圧シリンダ61aが作動して除去板63aをくし歯41
aに沿って押し出すので、くし歯41aに引っ掛かって
いるシート類Fはくし歯41aから脱離される。このこ
とはくし歯41bについても同様である。
【0024】一方、振動トラフ1の直上方で矢印b方向
に走行するメッシュベルト31の下行側は、減圧室35
が存在することによって、下側から上側へ抜ける空気流
による吸引状態にあり、くし歯41a、41bから脱離
され至近距離にあるシート類Fを真空吸着して、吸着し
たままの状態でロール33側へ走行する。そして図1を
参照し、減圧室35による吸引作用がなくなるロール3
3の近傍においてシート類Fはメッシュベルト31から
脱着されて、シート類排出口3内へ自然落下する。
に走行するメッシュベルト31の下行側は、減圧室35
が存在することによって、下側から上側へ抜ける空気流
による吸引状態にあり、くし歯41a、41bから脱離
され至近距離にあるシート類Fを真空吸着して、吸着し
たままの状態でロール33側へ走行する。そして図1を
参照し、減圧室35による吸引作用がなくなるロール3
3の近傍においてシート類Fはメッシュベルト31から
脱着されて、シート類排出口3内へ自然落下する。
【0025】また、くし歯41aから脱離されながら、
メッシュベルト31に吸着されないシート類Fは下方へ
落下するが、これらは下流のくし歯41a’、41b’
に再度引っ掛けられて分離される。
メッシュベルト31に吸着されないシート類Fは下方へ
落下するが、これらは下流のくし歯41a’、41b’
に再度引っ掛けられて分離される。
【0026】なお、上記のシート類Fの分離作用で分離
されずにガラスビン・金属缶類Gに随伴してくる小片シ
ート類fがある場合、すなわち格子状移送面73から下
方へ落下せず、かつくし歯41a、41bは通過するよ
うな小片シート類fがある場合には、これらは風選機構
としての送風管7から金網8を通って排気ダクト9へ抜
ける空気流によって吹き飛ばされて、ガラスビン・金属
缶類Gとは分離され、小片シート類排出口6へ排出され
る。金網8は小片シート類fが排気ダクト9へ入ること
を防いでいる。
されずにガラスビン・金属缶類Gに随伴してくる小片シ
ート類fがある場合、すなわち格子状移送面73から下
方へ落下せず、かつくし歯41a、41bは通過するよ
うな小片シート類fがある場合には、これらは風選機構
としての送風管7から金網8を通って排気ダクト9へ抜
ける空気流によって吹き飛ばされて、ガラスビン・金属
缶類Gとは分離され、小片シート類排出口6へ排出され
る。金網8は小片シート類fが排気ダクト9へ入ること
を防いでいる。
【0027】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0028】例えば実施例においては、くし歯41に引
っ掛け、かつ脱離させたシート類Fはメッシュベルト3
1に真空吸着させて搬送処理したが、シート類Fの処理
はこれ以外の方法、例えば実施例におけるメッシュベル
ト31を取り除き、シート類Fを減圧室35から排気管
37、38の方へ吸引する方法によってもよい。
っ掛け、かつ脱離させたシート類Fはメッシュベルト3
1に真空吸着させて搬送処理したが、シート類Fの処理
はこれ以外の方法、例えば実施例におけるメッシュベル
ト31を取り除き、シート類Fを減圧室35から排気管
37、38の方へ吸引する方法によってもよい。
【0029】また実施例においては、ガラスビン・金属
缶類G、シート類Fの移送に振動トラフ1を含む振動コ
ンベヤを採用したが、これ以外のコンベヤ、例えばベル
トコンベヤとしてもよい。
缶類G、シート類Fの移送に振動トラフ1を含む振動コ
ンベヤを採用したが、これ以外のコンベヤ、例えばベル
トコンベヤとしてもよい。
【0030】また実施例においては、クランクレバー4
5で連結されて同時に同一に作動する2枚のくし歯41
a、41bを一方のユニットとし、半サイクルの位相ず
れで作動する他のユニットの2枚のくし歯41a’、4
1b’とで一対としてシート類Fの分離を行なわせた
が、これに代えて3枚以上のくし歯をユニットとする一
対としてもよいし、1枚のくし歯の一対としてもよい。
5で連結されて同時に同一に作動する2枚のくし歯41
a、41bを一方のユニットとし、半サイクルの位相ず
れで作動する他のユニットの2枚のくし歯41a’、4
1b’とで一対としてシート類Fの分離を行なわせた
が、これに代えて3枚以上のくし歯をユニットとする一
対としてもよいし、1枚のくし歯の一対としてもよい。
【0031】また、実施例とは異なり、くし歯41bと
41a’とを同一サイクルで同時に同一に作動させ、こ
れらと半サイクルずらせた位相でくし歯41aと41
b’とを同時に同一に作動させてもよい。この場合には
実施例の空圧シリンダ51とリンク機構とを用いる駆動
機構とは別の複雑な駆動機構を必要とするが、4枚のく
し歯が1枚おきに同じサイクルで上下動するので、くし
歯からの脱離後に吸着されずに落下したシート類Fの再
度の引っ掛けが一層確実である。
41a’とを同一サイクルで同時に同一に作動させ、こ
れらと半サイクルずらせた位相でくし歯41aと41
b’とを同時に同一に作動させてもよい。この場合には
実施例の空圧シリンダ51とリンク機構とを用いる駆動
機構とは別の複雑な駆動機構を必要とするが、4枚のく
し歯が1枚おきに同じサイクルで上下動するので、くし
歯からの脱離後に吸着されずに落下したシート類Fの再
度の引っ掛けが一層確実である。
【0032】また実施例においては、くし歯41は除去
板63、空圧シリンダ61と共にくし歯回転軸43aを
介し振動トラフ1の側壁1Wに取り付けたので、除去板
63によるくし歯41aからのシート類の脱離が振動を
伴って行なわれ効果的であるというメリットを有する
が、くし歯41と除去板63、空圧シリンダ61を振動
トラフとは独立した別の静止部に取り付けてもよい。こ
の場合には振動トラフ1の重量が軽減され振動負荷が小
となる。
板63、空圧シリンダ61と共にくし歯回転軸43aを
介し振動トラフ1の側壁1Wに取り付けたので、除去板
63によるくし歯41aからのシート類の脱離が振動を
伴って行なわれ効果的であるというメリットを有する
が、くし歯41と除去板63、空圧シリンダ61を振動
トラフとは独立した別の静止部に取り付けてもよい。こ
の場合には振動トラフ1の重量が軽減され振動負荷が小
となる。
【0033】また実施例においては、空圧シリンダ51
によるロッド52の上下動は瞬時的であり、ロッド52
が中間位置にある時はくし歯41a、41bの先端とく
し歯41a’、41b’の先端は瞬時的であるが共に格
子状移送面73から離れる。このことが好ましくない場
合には、対の何れか一方の先端が常に格子状移送面73
に近接して存在するように、くし歯41a、41b、4
1a’、41b’を電磁駆動、またはカム駆動させても
よい。
によるロッド52の上下動は瞬時的であり、ロッド52
が中間位置にある時はくし歯41a、41bの先端とく
し歯41a’、41b’の先端は瞬時的であるが共に格
子状移送面73から離れる。このことが好ましくない場
合には、対の何れか一方の先端が常に格子状移送面73
に近接して存在するように、くし歯41a、41b、4
1a’、41b’を電磁駆動、またはカム駆動させても
よい。
【0034】また実施例においては、ガラスビン・金属
缶類Gに随伴する小片シート類fに備えて、これを分離
するための風選機構を設けたが、これとは別な吸引機構
によって小片シート類fを分離してもよく、風選機構を
後工程に設けてもよい。
缶類Gに随伴する小片シート類fに備えて、これを分離
するための風選機構を設けたが、これとは別な吸引機構
によって小片シート類fを分離してもよく、風選機構を
後工程に設けてもよい。
【0035】また以上の実施例ではガラスビンと金属缶
類とが混在しているものとして説明したが、どちらか一
方のみの、すなわち、ガラスビン又は金属缶と、シート
類との分離にも勿論、本発明は適用可能である。なお、
シート類にはひもなども含まれているものとする。
類とが混在しているものとして説明したが、どちらか一
方のみの、すなわち、ガラスビン又は金属缶と、シート
類との分離にも勿論、本発明は適用可能である。なお、
シート類にはひもなども含まれているものとする。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明のシート類分離
装置によれば、一対のくし歯のうち、一方は所定のサイ
クルでその先端を下げてガラスビン・金属缶類を通過さ
せながらシート類は引っ掛け、次いで先端をはね上げて
シート類をくし歯から脱離させ、他方はこれと半サイク
ルの位相ずれで同様に作動するので、どちらか一方はシ
ート類を引っ掛けるサイクルにあり、かつシート類の引
っ掛けと脱離とを異なった場所で行なっているので、シ
ート類の分離を極めて確実で簡便に自動化し得る。
装置によれば、一対のくし歯のうち、一方は所定のサイ
クルでその先端を下げてガラスビン・金属缶類を通過さ
せながらシート類は引っ掛け、次いで先端をはね上げて
シート類をくし歯から脱離させ、他方はこれと半サイク
ルの位相ずれで同様に作動するので、どちらか一方はシ
ート類を引っ掛けるサイクルにあり、かつシート類の引
っ掛けと脱離とを異なった場所で行なっているので、シ
ート類の分離を極めて確実で簡便に自動化し得る。
【図1】実施例によるシート類分離装置の部分破断側面
図である。
図である。
【図2】同装置の部分破断平面図である。
【図3】図1における[3]−[3]線方向の破断立面
図である。
図である。
【図4】くし歯とその周辺の要部を示す破断側面図であ
る。
る。
【図5】図4と同様の破断側面図であるが、くし歯の位
置が異なる。
置が異なる。
【図6】図5の中央部に対応する破断平面図である。
1 振動トラフ 15 駆動モータ 31 メッシュベルト35 減圧室 36 排気ヘッダ 41a くし歯 43a くし歯回動軸 44a レバー 45 クランクレバー 46 回動レバー 47 長孔 51 空圧シリンダ 53 固定レバー 54 ピン 61 空圧シリンダ 63 除去板 71 長尺棧 73 格子状移送面 F シート類 G ガラスビン・金属缶類 FG ガラスビン・金属缶類の入った袋類
Claims (5)
- 【請求項1】 シート類とガラスビン又は金属缶類とが
混在して移送されるコンベヤと、前記コンベヤに交差し
て設けられ、前記ガラスビン又は金属缶類は通過させる
が前記シート類は引っ掛け得て、一方が上流側へ向いて
下向きにその先端を下げて前記コンベヤの移送面に近接
させたサイクルにある時は、他方はその先端を上げて、
前記コンベヤの移送面から遠去かっているサイクルにあ
る少なくとも一対のくし歯と、前記くし歯がその先端を
上げたサイクルにある時に、前記くし歯の根元側から先
端部へ摺動して引っ掛かっている前記シート類を前記く
し歯から脱離させる除去機構とからなることを特徴とす
るシート類分離装置。 - 【請求項2】 前記くし歯の上下動が前記くし歯を回動
させる回動軸と、シリンダとによって行なわれる請求項
1に記載のシート類分離装置。 - 【請求項3】 前記除去機構が、前記くし歯と平行に前
記くし歯の回動軸に固定された空圧シリンダと、該空圧
シリンダのロッドの先端部に取り付けられ、前記くし歯
と交差して設けられた除去板とからなり、前記くし歯が
その先端を上げたサイクルにある時に、前記除去板が前
記空圧シリンダによって前記くし歯の根元側から先端部
へ摺動されて、引っ掛かっている前記シート類を前記く
し歯から脱離させる請求項1又は請求項2に記載のシー
ト類分離装置。 - 【請求項4】 前記除去機構によって脱離された前記シ
ート類がメッシュベルトに真空吸着されて系外へ搬送さ
れる請求項1から請求項3までの何れかに記載のシート
類分離装置。 - 【請求項5】 前記くし歯を通過したガラスビン又は金
属缶類に随伴する小片シート類を分離するための風選機
構が前記コンベヤの下流端に設けられている請求項1か
ら請求項4までの何れかに記載のシート類分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09566994A JP3491333B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | シート類分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09566994A JP3491333B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | シート類分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275800A true JPH07275800A (ja) | 1995-10-24 |
JP3491333B2 JP3491333B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=14143912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09566994A Expired - Fee Related JP3491333B2 (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | シート類分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3491333B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8016119B2 (en) | 2007-03-15 | 2011-09-13 | Machinefabriek Bollegraaf Appingedam B.V. | Apparatus and method for separating plastic film from waste |
JP2017170387A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | Jx金属株式会社 | 線状メタルの捕集装置 |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP09566994A patent/JP3491333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8016119B2 (en) | 2007-03-15 | 2011-09-13 | Machinefabriek Bollegraaf Appingedam B.V. | Apparatus and method for separating plastic film from waste |
JP2017170387A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | Jx金属株式会社 | 線状メタルの捕集装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3491333B2 (ja) | 2004-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |