JPH0727517Y2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0727517Y2
JPH0727517Y2 JP1985143475U JP14347585U JPH0727517Y2 JP H0727517 Y2 JPH0727517 Y2 JP H0727517Y2 JP 1985143475 U JP1985143475 U JP 1985143475U JP 14347585 U JP14347585 U JP 14347585U JP H0727517 Y2 JPH0727517 Y2 JP H0727517Y2
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JP
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switch
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rhythm
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address space
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JP1985143475U
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重夫 坂下
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子楽器に関する。
[考案の背景] 従来のリズム演奏装置では代表的なリズム音源データを
あらかじめ記憶させた音源ROMを使用している。しか
し、このメモリには使用者側で希望するリズム音を書き
込めないため、リズム音源データのバリエーションを欠
いていた。
このため、同一出願人は特願昭59-182688号でユーザー
がリズム音源データを自由に書き込み、読み出し可能な
リズム音源用RAMを用い、このRAMを介してユーザーの録
音したリズム音源データが再生できるようにした電子リ
ズム演奏装置を提案している。
しかし、この音源用RAMには、それのアドレス空間を、
例えば3つに均等分割し、各分割エリアに各種のリズム
音源データを割り当てるという構成であったため、きま
った数のリズム音源データをきまったエリアにしか入れ
ることができないものであった。
このため、録音しようとするリズム音源データが固定長
の分割エリアより長い場合にはそのデータを全部録音で
きず、逆に短い場合にはそのデータを分割エリアの一部
が未使用となりアドレス空間が無駄になるという問題点
があった。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは外部音波形データを記憶可能な記憶
手段のアドレス空間を効率よく使用可能な電子楽器を提
供することにある。
[考案の要点] この考案は上記の目的を達成するため、記憶手段のアド
レス空間を、使用者のスイッチ操作に応じて分割し、ま
たこの時のスイッチ操作に基づいて分割された複数領域
内の特定領域に、外部音波形データを記憶させるように
したことを要点とする。
[実施例] 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。第
1図はこの考案に係るリズム演奏装置の一実施例のブロ
ック図である。図中1はCPUで、周辺デバイスとインタ
ーアクションして装置全体を制御する。2はリズム演奏
の際リズム音源用ROM4とリズム音源用RAM5をアクセスす
る切換回路で、CPU1からの信号AB1が「RAM書込」を指定
しているときはCPU1の生成するアドレスがアドレスバス
A0〜A15を経由してリズム音源用RAM5に供給される状態
となり、同信号AB1が「RAM読出」を指定しているときは
アドレス制御回路2からのアドレスがリズム音源用RAM5
に供給される状態となる。
リズム音源用ROM4は代表的なリズム楽器の波形データが
予め記憶されているもので第2図(1)に例示する構成
によれば0〜1000番地にバスドラムが、1000〜3000番地
にスネアドラムが、3000〜4000番地にクラベスが、4000
〜5500番地にハイハットが5500〜8000番地にシンバルの
波形データが夫々記憶されている。
リズム音源用RAM5は使用者が自由に選んだリズム音源デ
ータを書込、読出し可能なメモリであり、この考案に従
い同RAM5のアドレス空間は可変に分割することができ
る。第2図(2)、(3)には例示としてアドレス空間
を2分割した場合と4分割した場合を示してある。タン
バリンとトライアングルのようにやや長めの音を録音す
る場合には2分割とし、それより短い音を録音する場合
には4分割としてそれより長い音に対しては1分割(分
割なし)として使用される。詳細は後述する。
スイッチ群6はリズム音源用RAM5のアドレス分割の可変
設定と書き込み/読み出しモードを指定するスイッチ群
である。簡単に述べると、スイッチ6−1は書き込み/
読み出しモードを切り換えるためのスイッチであり、ス
イッチ6−2〜6−5はリズム音源用RAM5のアドレス空
間内の分割エリアの指定に用いるスイッチで、第2図の
アドレスマップ図に従えば、スイッチ6−2が8000〜10
000番地のエリアに、スイッチ6−3が10000〜12000番
地に、スイッチ6−4が12000〜14000番地に、スイッチ
6−5が14000〜16000番地のエリアと関連して用いられ
る。例えばスイッチ6−1をONにした状態でスイッチ6
−2〜6−5のうちひとつのスイッチが押されたときは
4分割のひとつのエリアが指定され、2つのスイッチが
指定され、2つのスイッチが同時に押されときは、両ス
イッチを結ぶエリアが指定される。例えばスイッチ6−
2とスイッチ6−5が同時に押された場合は8000〜1600
0番地のエリア、即ち1分割が指定され、スイッチ6−
2とスイッチ6−3が同時に押されたときは8000〜1200
0番地のエリア、即ち2分割のエリアの第1エリアが指
定される。
一方、リズムパターン用ROM(RAM)7は種々のパター
ン、例えばタンゴ、サンバ、ボサノバ、ロック、スウイ
ング等のリズムパターンを記憶するメモリで、各パター
ンの選択は図示しないパターン選択スイッチを介して行
なわれる。第3図にリズムパターンの一例を示してあ
る。
D/A変換器8は、リズム音源用ROM4、リズム音源用RAM5
からのデジタル波形データを対応するアナログ信号に変
換するもので、変換したアナログ信号はアンプ12、スピ
ーカ13を経て放音される。
マイク11は外部入力手段の一例として示すものでこれを
介して入力されてくるアナログ信号はアンプ10を介して
増幅されA/D変換器9により対応するデジタル波形デー
タに変換されリズム音源用RAM5に書き込まれる。
動作 以上の構成の装置についてその動作を説明する。
リズム音源用RAM5のアドレス空間の可変分割処理がこの
考案の重要な動作であるのでこれを中心として説明す
る。この処理はリズム音源用RAM5への録音処理の際に行
なわれる。第4図に録音処理のフローチャートを示す。
概要を述べると、(イ)スイッチ6−1をONにしながら
スイッチ6−2〜スイッチ6−5のある組合せあるいは
いずれかを操作すると、CPU1はこれに対応してリズム音
源用RAM5内の書込アドレスエリアを設定する。(ロ)ス
イッチ6−1をOFFにすることで書込モードとなる。
(ハ)書込を取消したい場合には再度スイッチ6−1を
ON操作する。(ニ)そうでなければ(書込開始の指示が
あれば)CPU1は書込を実行する。(ホ)1サンプル音の
書込(録音)の際CPU1はアドレス制御回路2の読出アド
レスエリアを設定してから読み出しモードに戻る。
さて、詳細に述べると、まずステップS−1でCPU1はス
イッチ6−1が押されているか否かを判定する。押され
ていればステップS−2に進みスイッチ6−2が押され
ているかどうか判定する。スイッチ6−2が押されてい
ればステップS−3に進みスイッチ6−3が押されてい
るか否かを判定し押されていればステップS−4の処理
が実行する。すなわち、スイッチ6−1が押された状態
でスイッチ6−2とスイッチ6−3が同時に押されてい
る場合、CPU1はリズム音源用RAM5の8000〜12000番地、
換言すればリズム音源用RAM5を2分割した場合の上半分
のエリアを、録音しようとする音源の書込空間として設
定する。同様にして、スイッチ6−2から6−5のどの
組合せ、またはいずれか操作されたかに従って書込空間
の設定が行なわれる。例えば、ステップS−3での判定
結果がNOで、かつ、スイッチ6−5がONであり、したが
って、ステップS−5での判定結果がYESの場合は、ス
イッチ6−2と6−5の同時ONであるから、ステップS
−6で8000〜16000番地(分割なし)をリズム音源用RAM
5の書込アドレス空間として設定する。また、ステップ
S−5での判定結果がNOでスイッチ6−2のみがON操作
された場合はステップS−7で8000〜10000番地を書込
アドスレ空間として設定する。ステップS−2でスイッ
チ6−2が押されていないことを検出した場合におい
て、ステップS−8でスイッチ6−3が押されていると
判定した場合はスイッチ6−3のみONであるからステッ
プS−9で10000〜12000番地を設定する。ステップS−
8での判定結果がNOでであればスイッチ6−2〜6−5
のいずれも押されていないからステップS−1に戻る。
以上のアドレス空間の設定をまとめると下記の表のごと
くなる。
さて書込アドレス空間が設定されたら、CPU1はステップ
S−16でスイッチ6−1がOFFになったかどうかを判定
する。OFFになったらCPU1は書込モードを設定する。す
なわち、AB1信号、AB2信号を介して、アドレス切換回路
3の位置を切り換えてリズム音源用RAM5のアドレスとCP
U1とを接続するとともにリズム音源用RAM5を書込指定す
る。そしてステップS−17で書込みが開始されたか否か
を判定する。書込みのスタートはマニュアルの開始スイ
ッチ(図示せず)のON操作あるいはA/D変換器9より出
力される入力波形データのレベルが所定値を越えたこと
を検出することで起動される。スタートのコマンドがな
いときはCPU1はステップS−18でスイッチ6−1がONさ
れたか否かを判定する。
この判定処理を設けた理由は、上述のスイッチ6−2〜
6−5の操作で書き込むべきリズム音源用RAM5内のアド
レス空間が一応決まるわけだか、使用者がスイッチ操作
を誤った場合等が考えられ、そうした場合使用者は書込
を取り消したいのでそれを実現するためである。すなわ
ち、書込空間設定後書込を取り消したい場合使用者は再
度スイッチ6−1を押せばよい。このスイッチのONでCP
U1は書込を解除し通常の読出しモードにマシンのモード
を戻す。
さて、書込取消指令がなく、スタート指令を受けると、
CPU1は設定されたリズム音源用RAM5内の書込アドレス空
間の先頭アドレスよりアトレスをインクリメントし、リ
ズム音源用RAM5内へマイクロホン11よりA/D変換器9を
経て入力される録音データを書き込む(ステップS−1
9)。そして設定された書込アドレス空間の最終アドレ
スに達したら、ステップS−20へ進み、アドレス制御回
路2に対し設定されたアドレス空間の先頭アドレスと最
終アドレスを設定する(読出アドレス空間の設定)。こ
れにより、後のリズム演奏の際、アドレス制御回路2は
設定された読出アドレス空間の先頭アドレスより初めて
アドレス歩進を最終アドレスまで実行してリズム音源用
RAM5より、対応するサンプル音を取り出すことができ
る。ステップS−20の処理完了で一つのサンプル音録音
処理が終了しCPU1はマシンを再び読出モードに戻す。
自動リズム演奏の場合は、リズムパターン用ROM(RAM)
7により選択されたリズムパターン(第3図参照)がCP
U1に取り込まれ、アドレス制御回路2に音源データのON
指令を与える。アドレス制御回路2はこのON指令コード
を解読して対応するリズム音源用RAM5、リズム音源用RO
M4の音源データをアクセスし、D/A変換器8、アンプ1
2、スピーカ13を介して放音させる。この場合におい
て、上記録音処理によりリズム音源用RAM5が分割なしで
設定された場合は、リズムパターン用ROM(RAM)7より
取り込まれたサンプルI〜IVのコードはいずれも(OR的
に)、リズム音源用RAM5内の一音源データをアクセスす
る指令信号として用いられる。
マニュアルでのリズム演奏では、上記スイッチ6−2〜
6−5は音源選択スイッチとして使用される。この場合
において、先の録音処理で例えば、リング音源用RAM5が
2分割設定された場合は、スイッチ6−2または6−3
のスイッチONは2分割の前半分のエリア(8000〜12000
番地)にある音源データの出力命令として、またスイッ
チ6−4または6−5のスイッチは後半分のエリア(12
000〜16000番地)にある音源データを出力させる命令と
して用いられる。つまり、第2図に例示する2分割で
は、スイッチ6−2またはスイッチ6−3のONでタンバ
リンの音が出力し、スイッチ6−4またはスイッチ6−
5のONでトライアングルの音が出る。
なお、上記の表及び第4図に示す録音処理から明らかな
ように、リズム音源用RAM5内の分割は均等分割でない形
式でも設定しうる。例えば、(a)スイッチ6−1をON
しながらスイッチ6−2をONすることでアドレス8000〜
1000が、(b)スイッチ6−1をONしながらスイッチ6
−3をONすることでアドレス10000〜12000が、(c)ス
イッチ6−1をONしながらスイッチ6−4と6−5をON
することでアドレス12000-16000が分割設定された場合
には、上記(c)での書込空間は4000であるから、それ
ぞれ2000の上記(a)、(b)での書込空間の倍とな
り、所定の割合で可変分割設定しうる。
[考案の効果] この考案は以上詳述したように記憶手段のアドレス空間
を、使用者のスイッチ操作に応じて分割し、またこの時
のスイッチ操作に基づいて分割された複数領域内の特定
領域に、外部音波形データを記憶させるようにした為、
上記記憶手段のアドレス空間を無駄なく効率よく使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成ブロック図、第
2図(1)、(2)、(3)は第1図のリズム音源用RO
Mおよび音源用RAMにそれぞれ記録されるリズム音源デー
タの一例とその音源データのアドレス空間への割当を示
す図、第3図は第1図の装置がリズム演奏の際発生する
リズムパターン例を示す図、第4図は第1図の装置の可
変アドレス分割設定の処理を示すフローチャートであ
る。 1……CPU、4……リズム音源用ROM、5……リズム音源
用RAM、6……スイッチ群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部音波形データを書き込み読み出し可能
    な記憶手段に記憶させ、この記憶手段に記憶された上記
    外部音波形データを読み出して楽音波形データを生成す
    る電子楽器において、 使用者のスイッチ操作に基づく割合で上記記憶手段のア
    ドレス空間を分割する分割手段と、 この分割されたアドレス空間のうち、上記使用者のスイ
    ッチ操作に基づいて指定された領域内に、上記外部音波
    形データを記憶させる制御手段と、 を有することを特徴とする電子楽器。
JP1985143475U 1985-09-19 1985-09-19 電子楽器 Expired - Lifetime JPH0727517Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168492A (ja) * 1983-03-16 1984-09-22 ヤマハ株式会社 楽音波形発生装置

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JPS59168492A (ja) * 1983-03-16 1984-09-22 ヤマハ株式会社 楽音波形発生装置

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