JP3551650B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のパートから成る演奏データを有し、該複数のパートを再生することによって演奏を行う自動演奏装置の演奏データの選択及び再生技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のパートから構成されている楽曲データとして、図9(a)に示すような右手と左手をそれぞれパートとして分けたピアノ曲データ等がある。このような楽曲データを用いた電子楽器による練習においては、右手または左手のパートを選択することによって、右手と左手を別々に練習することができる。
【0003】
しかしながら、ピアノ曲の多くは主旋律が右手と左手を行き来するため、従来の右手と左手(ピアノ譜の上段と下段)に分けられたパートでは主旋律だけを練習することができなかった。
【0004】
一般的に複数のパートによって構成されている楽曲は単一パートが主旋律を受け持つのではなく、図9(b)に示すように主旋律が複数のパートに跨がっている。このように主旋律が複数のパートに跨がって進行する場合、従来のパート分けだけでは主旋律のみの再生、伴奏のみの再生といったカテゴリー毎の再生ができず、練習や学習に利用するには不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の自動演奏装置の演奏データは主旋律や副旋律等のカテゴリーに関係のないパートから構成されてる。そのため、1つのカテゴリーが複数のパートに跨がっており、1つのカテゴリーのみを再生することはできなかった。
【0006】
したがって、複数のパートに跨がった主旋律から成る曲を練習する時は、各パートの主旋律の区間を分けて練習することしかできず、なかなか主旋律の流れをつかむことができなかった。また、楽曲の理解を深める上でも、同時に再生される各旋律を理解することは大変であった。
【0007】
本発明の課題は、楽曲データの中からパート及びカテゴリーを自由に選択して再生できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、第1の態様の手段はつぎの通りである。
演奏データ記憶手段は、複数のパートの各パート毎に、複数のパートに跨がるカテゴリーを表わす分類コードを有する演奏データを記憶している
【0009】
再生条件指示手段は、前記複数のパートの中から希望のパートを選択し、該希望のパートの中から更に希望のカテゴリーを選択指示する。
フィルタリング手段は、前記再生条件指示手段によって指示された再生条件に従って演奏情報をフィルタリングする。
【0010】
第1の態様の作用はつぎの通りである。
演奏データ記憶手段によって、前記複数のパートの各パート毎に、複数のパートに跨がるカテゴリーを表わす分類コードを有する演奏データが記憶されている。
【0011】
再生条件指示手段によって、前記複数のパートの中から希望のパートを選択し、該希望のパートの中から更に希望のカテゴリーが選択指示される。
フィルタリング手段によって、前記再生条件指示手段によって指示された再生条件に従って演奏情報がフィルタリングされる。
【0012】
そして、前記再生条件指示手段により指示された再生条件に従って演奏データを前記演奏データ記憶手段より読み出しフィルタリングして再生することによって、希望のパート及びカテゴリーのみを再生することができる。
【0013】
第2の態様の手段はつぎの通りである。
楽音データ記憶手段は、前記複数のパート毎に分類された第1の演奏データと、前記第1の演奏データとは異なる複数のカテゴリーで分類された第2の演奏データを記憶している。
【0014】
再生条件指示手段は、前記第1の演奏データと前記第2の演奏データの再生パートを選択指示する。
フィルタリング手段は、前記再生条件指示手段によって指示された再生条件に従って演奏情報をフィルタリングする。
【0015】
第2の態様の作用はつぎの通りである。
楽音データ記憶手段によって、前記複数のパート毎に分類された第1の演奏データと、前記第1の演奏データとは異なる複数のカテゴリーで分類された第2の演奏データが記憶される。
【0016】
再生条件指示手段によって、前記第1の演奏データと前記第2の演奏データの再生パートが選択指示される。
フィルタリング手段によって、前記再生条件指示手段によって指示された再生条件に従って演奏情報がフィルタリングされる。
【0017】
そして、前記再生条件指示手段により指示された再生条件に従って演奏データを前記演奏データ記憶手段より読み出しフィルタリングして再生することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の態様について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の第1の態様の構成及び動作について図1を用いて説明する。
【0019】
図1は、本発明の第1の態様の全体ブロック図である。
コントロールスイッチ群101には、図示しない再生パート選択スイッチ、カテゴリー選択スイッチ、プレイスイッチ及びストップスイッチ等が含まれる。再生パート選択スイッチ及びカテゴリー選択スイッチは、再生条件の選択指示を行い、プレイスイッチ及びストップスイッチは、それぞれ演奏のスタート及びストップの選択指示を行うものである。
【0020】
鍵盤情報生成装置103は、鍵盤装置102により選択された鍵に対応する音高情報データを作成する。
メインCPU104は、コントロールスイッチ群101、鍵盤情報生成装置103、プログラムROM105、ワークRAM106、演奏データメモリ107及び楽音発生装置108と接続されており、全体の制御を行っている。
【0021】
プログラムROM105は、イベント処理及び曲データ処理等のプログラムを格納している。
ワークRAM106は、1ワードが8ビット構成であり、容量4ワード(32ビット)のキーステイタス格納領域を有する。そして、32ビットの各ビットには、半音単位の各音高の鍵のステイタスがそれぞれ格納される。
【0022】
演奏データメモリ107は、メインCPU104からの指示に基づき、登録されている楽音情報を出力する。
楽音発生装置108は、PCM等のデジタル音源を有し、メインCPU104から加わる音楽制御信号に応じてデジタル楽音信号を発生する。
【0023】
楽音発生装置108から出力されるデジタル音楽信号は、D/Aコンバータ109によりアナログ信号へ変換され後、アンプ110で増幅され、スピーカー111より放音される。
【0024】
つぎに、本発明の第1の態様の処理について説明する。
本発明の第1の態様においては、コントロールスイッチ群101の特に図示していない再生パート選択スイッチを操作することにより、図5(a)に示すようなパートフラグの再生するパートに対応するビットにパートフラグがセットされ(S302)、再生するパートのビットがオンとなる。
【0025】
また、コントロールスイッチ群101の図示していないカテゴリー選択スイッチを操作することにより、第5図(b)に示すようなカテゴリーフラグの中の再生するカテゴリーに対応するビットにカテゴリーフラグがセットされ(S304)、再生するカテゴリーのビットがオンとなる。
【0026】
上記スイッチジョブの実行後、コントロールスイッチ群101の特に図示していないプレイスイッチにより、プレイフラグをオンとすることによって(S307)再生ジョブが実行される。
【0027】
この再生ジョブの実行により、各パート毎に処理すべきパートであるかをパートフラグを確認することによって判定し(S404)、また全部のカテゴリーについて、処理すべきカテゴリーであるかをコントロールスイッチ群101の特に図示していないカテゴリー選択スイッチの操作により設定されたカテゴリーフラグと各演奏データに付加されているカテゴリーの分類コードとを比較することによって判定する(S409)。前記判定結果に基づいてつぎのパートへの切替え、またはイベント処理による再生が行われる。
【0028】
本発明の第1の態様の全体の処理について図2(a)、(b)のフローチャートを用いて説明する。
図2(a)は本発明のメインフローチャートである。図2(a)を用いて本発明の処理の流れを説明する。本発明は、メインCPU104の内部ROMに記憶されたプログラムや内部RAMに一時的に記憶されたデータなどに基づき、この自動伴奏装置において必要な処理が行われる。
【0029】
コントロールスイッチ群101の図示していない電源スイッチがオンとなると、ワークRAM106の内容のクリア、メインCPU104内のレジスタの内容のクリア等のシステムイニシャライズを行ない(S201)、タイムカウンタ(GodTime)を0にセットする(S202)。
【0030】
システム及びタイムカウンタのイニシャライズの後、スイッチの設定にしたがった処理が行われる(S203)。例えば、主旋律を練習するために主旋律のみを再生したい場合には、コントロールスイッチ群101の図示していない再生パート選択スイッチによって主旋律を含むパートを選択するように設定し、更に、コントロールスイッチ群101の図示していないカテゴリー選択スイッチによって主旋律のカテゴリーを選択するように設定することによって、主旋律のみが再生されるようになる。
【0031】
つぎに再生処理が実行され(S204)、スイッチの設定に基づき再生される。更に、その他のメインフローが実行される(S205)。
そして、コントロールスイッチ群101の図示していないストップスイッチにより停止指示が出されるまでステップS203〜S205が繰り返される。
【0032】
図2(b)は本発明のタイマインタラプト処理フローである。
タイマインタラプト処理は、メインCPU104の割り込み処理として、メインCPU104のハードウェアタイマ等からの通知によって一定時間毎にテンポに対応した時間間隔でタイマカウンタ(GodTime)をインクリメントする処理(S206)である。
【0033】
スイッチ操作のあったときの図2のステップS203のスイッチ処理フローについて図3を用いて説明する。
スイッチ操作の有無の判断を行い(S301)、スイッチ操作があった場合はステップS302へ進み、スイッチ操作のない場合はリターンとなる。
【0034】
ステップS302において、操作されたスイッチが再生パート選択スイッチであるか否かが判断される。操作されたスイッチが再生パート選択スイッチである場合は、再生パート選択スイッチの設定にしたがって選択するパートのフラグがセットされる(S303)。操作されたスイッチが再生パート選択スイッチでない場合はステップS304へ進む。
【0035】
パートフラグの一例を図5(a)に示す。パートフラグはワークRAM106またはメインCPU104に記憶され、各ビットが各パートに対応しており、再生パート選択スイッチの設定に基づいて対応するビットにフラグがセットされる。
【0036】
ステップS304において、操作されたスイッチがカテゴリー選択スイッチであるか否かが判断される。操作されたスイッチがカテゴリー選択スイッチである場合は、カテゴリー選択スイッチの設定にしたがって選択するカテゴリーのフラグがセットする(S305)。操作されたスイッチがカテゴリー選択スイッチでない場合はステップS306へ進む。
【0037】
カテゴリーフラグの一例を図5(b)に示す。カテゴリーフラグはワークRAM106またはメインCPU104に記憶され、各ビットが各カテゴリーに対応しており、再生カテゴリー選択スイッチの設定に基づいて対応するビットにフラグがセットされる。
【0038】
ステップS306において、操作されたスイッチがプレイスイッチであるか否かが判断される。操作されたスイッチがプレイスイッチである場合は、プレイフラグをオンし(S307)、ワークRAM106またはメインCPU104に記憶されたEventTime[n]にGodTime(タイムカウンタ)の値をセットする(S308)。なお、EventTime[n]のnは各パートに対応している。
【0039】
更に、演奏データメモリ107に記憶されている演奏データから各パートnの最初のイベントタイムを得てEventTime[n]に加算する(S309)。操作されたスイッチがプレイスイッチでない場合は、ステップS310へ進む。
【0040】
ステップS310において、操作されたスイッチがストップスイッチであるか否かが判断される。操作されたスイッチがストップスイッチである場合は、現在実行されているイベントをオフとする処理を行い(S311)、プレイフラグをオフする(S312)。操作されたスイッチがストップスイッチでない場合は、その他のスイッチジョブが実行される(S313)。
【0041】
以上のように、各スイッチ毎にスイッチ操作の有無を確認し、操作が行われたスイッチは、スイッチの設定にしたがって処理が行われる。
演奏データ再生の処理フローについて図4を用いて説明する。
【0042】
演奏データ再生の処理フローについて説明する前に、本発明を適用した演奏データについて説明する。
図6は、本発明を適用した演奏データの一例である。
【0043】
各パートの演奏データには、それぞれ主旋律/副旋律/その他に分けられてカテゴリーが存在する。そして、各演奏データにはヘッダとしてカテゴリーの分類コードが付与されている。
【0044】
まず、再生開始を指示するプレイスイッチが操作されプレイフラグがオン(再生)になっているか否かを判断する(S401)。プレイフラグがオンになっているればステップS402へ進み、演奏データ再生処理が開始する。プレイフラグがオフならばリターンとなる。
【0045】
ステップS402において、ワークRAM106またはメインCPU104に記憶された再生処理パートカウンタをイニシャライズ(n=0)する。
つぎに、ステップS403において、再生処理パートカウンタnがMAX PART(処理可能な最大パート番号、図5(a)のパートフラグでは15)以下か否かが判断される。再生処理パートカウンタがMAX PART以下ならばステップS404へ進む。再生処理パートカウンタがMAX PARTより大きいならばリターンとなる。すなわち、所望のイベントタイムにおいて、各パートについて再生処理を行い、全パートの再生処理が終わるとリターンとなる。
【0046】
ステップS404において、現在処理されているn番目のパートに対応する図5(a)のパートフラグのビットがオンとなっているか否かを判断する。すなわち、選択されたn番目のパートが再生すべきパートか否かを判断する。パートフラグのビットがオンとなっていればステップS405へ進む。パートフラグがオフならばステップS407へ進み、つぎのパートを指定する。
【0047】
ステップS405において、n番目のパートに対応するデータのEventTime[n]とGodTimeとを比較し、データのEventTime[n]がGodTime以下であるか否かが判断される。すなわち、EventTime[n]には、ステップS308及びステップS309においてつぎのイベントまでの時間がセットされており、EventTime[n]とGodTimeを比較することによって、n番目のパートがイベント時間に達しているか否かを判断できる。EventTime[n]がGodTime以下(イベント時間に達している)ならばステップS406に進み、再生処理される。EventTime[n]がGodTimeより大きい(イベント時間に達していない)ならばステップS407に進み、つぎのパートを指定する。
【0048】
ステップS407は、ステップS404において選択されたn番目のパートが再生すべきパートでないと判断されたとき、及びステップS405においてイベント時間に達していないと判断されたとき、再生処理パートカウンタnをインクリメントし、そしてステップS403に戻す。
【0049】
上述したように、ステップS403、S404、S405及びS407において、処理すべきパートであるか否か及び処理を行うイベント時間であるか否かの判断が全てのパートについて行われるようになループが組まれている。処理すべきパートでない場合は、ステップS404において“No”と判断されステップS407に進み、再生処理パートカウンタがインクリメントされつぎのパートとなりステップS403に戻る。処理すべきパートであるが処理を行うイベント時間でない場合も、ステップS405において“No”と判断されステップS407に進み、再生処理パートカウンタがインクリメントされつぎのパートとなりステップS403に戻る。また、処理すべきパートであり、かつ処理を行うイベント時間であるときは、ステップS405からステップS406へ進み、これから説明するステップS406、S408、S409及びS410の処理が行われて再生される。そして、パートカウンタの値がMAX PARTより大きくなると、ステップS403において“No”と判断されリターンとなる。
【0050】
ステップS406において、メインCPU104またはワークRAM106よりコントロールスイッチ群101の特に図示していないカテゴリー選択スイッチの操作により設定されたカテゴリーデータの取得、演奏データメモリ107からイベントデータの取得及びイベント間時間の取得が行われる。
【0051】
ステップS408に進みEventTime[n]に取得されたイベント間時間を加算する。
つぎに、ステップS409に進み、再生すべきカテゴリーか否かを判断する。判断は、ステップS406において取得されたカテゴリーデータと取得されたイベントデータに付加されている現在のカテゴリーの有する分類コードを比較することによって行われる。再生すべきカテゴリーならば、演奏データのイベント処理を行い(S410)ステップS405に戻り、再生すべきカテゴリーでなければ、直接ステップS405に戻る。
【0052】
上述のように、演奏データの再生処理においては、各パート毎に処理すべきパートか、及び処理すべきカテゴリーかの判定を行ない、前記判定結果に基づいてつぎのパートに関する処理、又はイベント処理による再生が行われる。
【0053】
このように、再生したいパート及びカテゴリーを選択することによって、希望のパート及びカテゴリーが再生可能となる。更に、主旋律・副旋律といった単位で再生が可能となり、楽曲の理解をより深められ学習や練習に有効となる。
【0054】
つぎに、本発明の第2の態様について説明する。
本発明の第2の態様は、通常の演奏データの他に、図7及び図8に示すように主旋律のみのパート、副旋律のみのパート及び主/副旋律以外のパートというようにカテゴリー毎に分けた第2の演奏データを記憶した楽曲データ情報手段を有したものである。
【0055】
このようにカテゴリー毎に分けたパートを持たせることによって、従来の再生手段の大きな変更を伴わず、また、従来の複数パートの再生を損なうことなく、主旋律・副旋律といった単位での再生が可能となる。
【0056】
図1の電子楽器のブロック図、図2(a)のメインフローチャート及び図2(b)のタイマインタラプト処理フローは第1の態様と同じであり、スイッチ操作のあったときの処理フローと演奏データ再生の処理フローは、カテゴリーの選択を行わないため、従来の電子楽器と同じである。また、スイッチ操作のあったときの処理及び演奏データ再生の処理は、カテゴリー毎に分けた第2の演奏データを有するため、カテゴリー選択が不用となる。したがって、従来の電子楽器に大きな変更を行うことなく実現できる。
【0057】
上述のように、本発明の第2の態様は、カテゴリー毎に分けた第2の演奏データを記 憶した楽曲データ情報手段を有するため、再生パートを選択することにより、カテゴリー毎の演奏データの再生が可能となる。更に、主旋律・副旋律といった単位で再生が可能となり、楽曲の理解をより深められ学習や練習に有効となる。
【0058】
【発明の効果】
第1の態様によれば、再生パート選択スイッチの操作により希望のパートを指定することにより、パートフラグの対応するビットにフラグがセットされ、また、カテゴリー選択スイッチの操作により希望のカテゴリーを指定することにより、カテゴリーフラグの対応するビットにフラグがセットされる。プレイ指示が出され再生ジョブが実行されると、各パート毎にフラグがセットされているかが確認され、再生パートである時は、更に、各カテゴリーのイベント時間において、再生すべきカテゴリーであるか確認され、再生すべきカテゴリーである場合はイベント処理を行い再生される。しだかって、希望のパート及びカテゴリーを自由に再生することができ、主旋律のみの再生や副旋律のみの再生等の再生が可能となり、楽曲の理解を深められ学習や練習に有効となる。
【0059】
第2の態様によれば、従来の演奏データの他にカテゴリー毎に分類した演奏データを持ち、再生パート選択スイッチの操作により希望のパートを指定することにより、個々のカテゴリー毎に指定が可能となる。プレイ指示が出され再生ジョブが実行されると、各パート毎に前記再生パート選択スイッチの操作によりセットされたフラグの有無が確認され、再生パートである時は、更に、各カテゴリーのイベント時間において、再生すべきカテゴリーであるか確認され、再生すべきカテゴリーである場合はイベント処理を行い再生される。しだかって、希望のパート及びカテゴリーを自由に再生することができ、主旋律のみの再生や副旋律のみの再生等の再生が可能となり、楽曲の理解を深められ学習や練習に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体ブロック図である。
【図2】(a)は第1の態様のメインフローチャートである。(b)は第1の態様のタイマインタラプト処理フローである。
【図3】スイッチ操作のあったときの処理フローである。
【図4】演奏データ再生の処理フローである。
【図5】(a)はパートフラグの一例である。(b)はカテゴリーフラグの一例である。
【図6】カテゴリーを主旋律/副旋律/その他に分けた場合の演奏データの一例である。
【図7】第2の態様の演奏データの一例(その1)である。
【図8】第2の態様の演奏データの一例(その2)である。
【図9】(a)は演奏データの従来例である。(b)は演奏データ(主旋律の進行)の従来例である。
【符号の説明】
101 コントロールスイッチ群
102 鍵盤装置
103 鍵盤情報生成装置
104 メインCPU
105 プログラムROM
106 ワークRAM
107 演奏データメモリ
108 楽音発生装置
109 D/Aコンバータ
110 アンプ
111 スピーカー

Claims (1)

  1. 複数のパートから成る演奏データを有し、該複数のパートを再生することによって演奏を行う自動演奏装置において、
    前記複数のパートの各パート毎に、複数のパートに跨がるカテゴリーを表わす分類コードを有する演奏データを記憶した演奏データ記憶手段と、
    前記複数のパートの中から希望のパートを選択し、該希望のパートの中から更に希望のカテゴリーを選択指示する再生条件指示手段と、
    前記再生条件指示手段によって指示された再生条件に従って演奏情報をフィルタリングするフィルタリング手段と、
    を備え、前記再生条件指示手段により指示された再生条件に従って演奏データを前記演奏データ記憶手段より読み出しフィルタリングして再生することを特徴とする自動演奏装置。
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