JPH07274357A - フラットケーブル用クリップおよびそれを用いたフラットケーブルの布設方法 - Google Patents

フラットケーブル用クリップおよびそれを用いたフラットケーブルの布設方法

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JPH07274357A
JPH07274357A JP6166994A JP6166994A JPH07274357A JP H07274357 A JPH07274357 A JP H07274357A JP 6166994 A JP6166994 A JP 6166994A JP 6166994 A JP6166994 A JP 6166994A JP H07274357 A JPH07274357 A JP H07274357A
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JP
Japan
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flat cable
clip
slit
shape
lower flange
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JP6166994A
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English (en)
Inventor
Kazuo Enomoto
一男 榎本
Naoki Goshima
直樹 五嶋
Hidetaka Yamazaki
英隆 山崎
Hiromi Minagawa
弘美 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストでかつフラットケーブルに安定に固
定することができるフラットケーブル用クリップおよび
布設の精度や作業能率が向上するフラットケーブルの布
設方法を提供する。 【構成】 クリップ39は、構造物に係止可能な係止部
42と、この係止部42の基端部に設けられ、フラット
ケーブル20が載置される下側フランジ部43と、下側
フランジ部43に前記係止部42と対向する側に突設さ
れた熱可塑性樹脂製の挿入部44aとを一体成形してな
る。前記挿入部44aを前記スリット46に挿入後フラ
ンジ状に加熱変形して、下側フランジ部43との間にフ
ラットケーブル20を挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の電線を絶縁被
覆により並列帯状に一体化したフラットケーブルを所定
位置に取り付けるためのフラットケーブル用クリップお
よびそれを用いたフラットケーブルの布設方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車等に用いられるフラット
ケーブルにあっては、近年、複数本の電線を絶縁被覆に
より並列帯状に一体化したフラットケーブルを利用した
ものが提案されている。図7に示すように、この種のフ
ラットケーブルYは、通常、平行に並べた心線を絶縁被
覆により一体被覆して形成されている。
【0003】また、長いフラットケーブルを布設すると
きには、例えば、図8に示すようなフラットケーブル用
クリップ2を使用する。この、フラットケーブル用クリ
ップ2は、概略錨形に形成された本体3と、この本体3
に嵌合される固定用リング4とで構成されている。前記
本体3は、軸部5と、この軸部5の長さ方向中央部に軸
部5の断面方向に沿って突出されたフランジ6と、前記
軸部5の長さ方向両端部に設けられた取り付け用鍔7お
よびケーブル固定用鍔8とで構成されている。前記取り
付け用鍔7およびケーブル固定用鍔8は、ともに、前記
軸部5の先端部または基端部の近傍からその両側方に突
出し、該先端部を覆う断面傘形に形状されている。ま
た、取り付け用鍔7はケーブル固定用鍔8より大きく形
成されている。ケーブル固定用鍔8は軸部5の基端部よ
りやや取り付け用鍔7寄りに形成されている。また、軸
部5のケーブル固定用鍔8側の基端部先端は、鋭角に形
成され、前記フラットケーブルYに装着する際の挿入端
部9とされている。
【0004】このフラットケーブル用クリップ2の使用
方法は、図9に示すように、まず、電線1、1…を適切
位置で絶縁被覆を長手方向かつ導体間の絶縁被覆部分を
切り裂いて、スリット10を形成し、このスリット10
に前記本体3を挿入端部9から挿入し、フラットケーブ
ルYにフランジ6を当接させる。次に、前記挿入端部9
側から固定用リング4を前記ケーブル固定用鍔8に取り
付け用鍔7側に抜けるまで押し込み、図10に示すよう
に、前記フラットケーブルYをこの固定用リング4と前
記フランジ6との間に挟持する。このようにして、フラ
ットケーブル用クリップ2の取り付けが完了したフラッ
トケーブルYは、前記取り付け用鍔7を利用してフラッ
トケーブル用クリップ2を構造物に固定することによ
り、フラットケーブルYの所望の位置に取り付けられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なフラットケーブルYには、例えば自動車のドアの様に
狭隘な場所に布設する場合に、前記フラットケーブル用
クリップ2がフラットケーブルYを形成する電線1、
1、…の連結平面に対してその厚さ方向への突出量が大
きく、布設の障害になるとともに、設計上、前記ドア等
の構造物の厚さ寸法を薄くできなくなるといった問題が
ある。また、前記フラットケーブル用クリップ2は、2
部品からなっているため、部品数の増加によって製造コ
ストが高くなるといった問題もあった。さらに、前記フ
ラットケーブル用クリップ2の場合、前記軸部5とスリ
ット10内面とが相対回転して構造物に対するフラット
ケーブルYの向きが安定しないため、布設の精度や作業
能率等に影響が出るといった問題もある。なお、この問
題に鑑みて、1つの固定用リングに対して2つの本体を
有するフラットケーブル用クリップを使用してフラット
ケーブル用クリップとフラットケーブルYとの相対回転
を阻止する対策も考えられているが、フラットケーブル
用クリップのコストが高くなる上、スリットがある程度
変形可能であるために本体とフラットケーブルYとの間
の相対変位を完全に解消することが困難で、その効果に
不満があった。
【0006】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、低コストでかつフラットケーブルに安定に固定す
ることができるフラットケーブル用クリップおよび布設
の精度や作業能率が向上するフラットケーブルの布設方
法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のフラットケーブル用クリップでは、複数本の電
線を絶縁被覆により並列帯状に一体化したフラットケー
ブルを所定位置に取り付けるためのフラットケーブル用
クリップであって、先端部が構造物に係止可能な形状に
形成された係止部と、この係止部の基端部に設けられ前
記フラットケーブルが載置される下側フランジ部と、前
記フラットケーブルの絶縁被覆の一部にスリットを形成
して電線間を切り離して形成されたスリットに挿入され
る挿入部とを一体成形してなり、挿入部は熱可塑性樹脂
からなり、前記下側フランジから前記係止部と逆方向に
延在し、前記スリットに挿入された際に先端がフラット
ケーブルの反対側に突出し、かつ加熱によって前記フラ
ットケーブルに融着可能な板状またはロッド状に形成さ
れていることを前記課題の解決手段とした。
【0008】請求項2記載のフラットケーブルの布設方
法では、複数本の電線を絶縁被覆により並列帯状に一体
化したフラットケーブルを主体として形成されたフラッ
トケーブルの前記請求項1のフラットケーブル用クリッ
プを用いた布設方法であって、前記絶縁被覆の一部にス
リットを形成して電線間を切り離して形成されたスリッ
トに前記フラットケーブル用クリップの挿入部を挿入
し、該挿入部のフラットケーブルを貫通してその反対側
に突出した先端を加熱溶融して前記下側フランジと略平
行なフランジ状に変形し、下側フランジとの間に前記フ
ラットケーブルを挟持することを前記課題の解決手段と
した。
【0009】
【作用】請求項1記載のフラットケーブル用クリップに
よれば、挿入部を熱変形させるだけで、フラットケーブ
ルへの固定が容易になされる。
【0010】請求項2記載のフラットケーブル布設方法
によれば、フラットケーブル用クリップのフラットケー
ブルへの固定およびフラットケーブルの目的位置への布
設がともに単純作業となる。また、挿入部を加熱変形後
はフラットケーブルが上下フランジ部間に挟持されるの
で、クリップとフラットケーブル間の相対変位が規制さ
れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1から図6
(a)、(b)を参照して説明する。まず、本発明のフ
ラットケーブル用クリップの一実施例を図1を参照して
説明する。図1中、符号39は、本実施例のフラットケ
ーブル用クリップである。フラットケーブル用クリップ
39は、概略錨形に形成された係止部42と、この係止
部42の該係止部42の軸42aの基端部に係止部42
の長さ方向に対して垂直に設けられた下側フランジ部4
3と、この下側フランジ部43の前記係止部42と逆の
面に前記係止部42と対向配置され、前記下側フランジ
部43に対して垂直方向に延びる垂直板状の挿入部44
aとで構成されている。前記係止部42は、前記挿入部
44aと同一平面上に形成され、前記軸部42aで挿入
部44aと連結されている。前記下側フランジ部43の
前記係止部42および挿入部44aの両側部には、これ
ら係止部42および挿入部44aに隣接して穴45が設
けられている。この穴45には、前記係止部42の前記
軸部42aが貫通されている。前記挿入部44aは、フ
ラットケーブルを下側フランジ部43上に載置した際
に、フラットケーブルを構成する電線間の絶縁被覆をフ
ラットケーブルの厚さ方向に貫通させられるものであ
り、該絶縁被覆を貫通した先端がフラットケーブルから
突出する大きさに形成されている。このフラットケーブ
ル用クリップ39は、全体が熱可塑性樹脂で形成されて
いる。
【0012】以下、前記クリップ39をフラットケーブ
ル20に固定するための融着治具47を図4および図5
(b)を参照して説明する。前記融着治具47は、下面
48側に加熱機構49が設けられた概略桝状の上型50
と、この上型50の下面48に適合する上面51を有す
る概略桝状の下型52とで構成されている。前記上型5
0の前記下面48には、前記加熱機構49によって加熱
され、前記フラットケーブル用クリップの挿入部44a
を所望の形状に変形させるための凹部53が設けられて
いる。前記下型52内部には前記係止部42が退避され
る空間54が設けられている。この空間54は、下型5
2の上面51に開口されている。加熱機構49は、電熱
ヒーターであり、凹部53に押圧力が作用した際に、自
動的に通電して凹部53全体を加熱するようになってい
る。
【0013】以下、前記フラットケーブル用クリップ3
9を用いたフラットケーブルの布設方法を図2ないし図
6(a)、(b)を参照して説明する。図2において、
符号20はフラットケーブル、21は互いの絶縁被覆を
介して接続され、フラットケーブル20を構成する電
線、22、23はフラットケーブル20の長手方向両端
部に設けられたコネクタである。
【0014】前記フラットケーブル20を布設するに
は、まず、このフラットケーブル20にフラットケーブ
ル用クリップ39を取り付ける。このフラットケーブル
用クリップ39の取り付けは、まず、図3に示すよう
に、フラットケーブル20のフラットケーブル用クリッ
プ39の固定位置の絶縁被覆をフラットケーブル20の
長手方向に沿って切り裂いてスリット46を形成し、こ
のスリット46に前記フラットケーブル用クリップ39
の挿入部44aを挿入し、前記下側フランジ部43をフ
ラットケーブル20に当接させる。この時、挿入部44
aは、その面方向をフラットケーブル20の各電線2
1、21、…の長さ方向に沿わせてスリット46に挿入
されるので、その位置決めや向きの決定が容易である。
また、スリット46は、コネクタ22、23に影響しな
い位置、大きさに形成する。次いで、融着治具47を用
意し、図4に示すように、上型50と下型52とでフラ
ットケーブル用クリップ39を上下から挟持し、加熱機
構49の作動によって挿入部44aを加熱・溶融させつ
つ上型50と下型52とを次第に接近させて、最終的に
図5(a)、(b)の状態とする。この時、前記挿入部
44aは、図6(a)、(b)に示すように、前記凹部
53によってフラットケーブル20表面に沿った偏平な
円盤状に変形され、前記下側フランジ43に略平行な上
側フランジ部44bを形成する。前記上側フランジ部4
4bは、一部がフラットケーブル20に融着するととも
に、フラットケーブル20を構成する各電線21、2
1、…の間に食い込んでフラットケーブル20と略一体
化する。上側フランジ部44bの形成が完了したら、上
型50と下型52とを分離・離間させることにより、上
側フランジ部44bが冷却・再固化する。この上側フラ
ンジ部44bの固化の結果、上下フランジ部43、44
bの間にフラットケーブル20が挟持、固定される。
【0015】フラットケーブル20への全てのフラット
ケーブル用クリップ39の取り付けが完了したら、フラ
ットケーブル20を所望の布設位置に概略布設するとと
もに、各フラットケーブル用クリップ39をそれぞれの
係止部42を利用して構造物に取り付け、フラットケー
ブル20を所定の位置に位置させる。なお、構造物への
係止部42の取り付けは、構造物に予め形成しておいた
穴に係止部42を挿入係止させる方法が一般的である。
【0016】前記フラットケーブル用クリップ39によ
れば、単品で構成されかつ形状が単純なので、少ない成
形回数(一回のみも可能)で形成することができ、製造
コストが低減する。また、フラットケーブル20の面に
対する垂直方向への突超高さを低くできるので、自動車
のドア内部等の狭隘な空間への布設が容易であり、ま
た、ドア等の構造物の厚さ寸法を減少することができ
る。
【0017】一方、フラットケーブルの布設方法によれ
ば、上型50と下型52とで挟持するだけでフラットケ
ーブル用クリップ39をフラットケーブル20に固定で
き、しかも、係止部42を利用することにより所定の布
設位置への布設も容易なので、布設の作業能率が向上す
る。また、フラットケーブル用クリップ39がフラット
ケーブル20に融着されることにより一体化されて、フ
ラットケーブル用クリップ39とフラットケーブル20
との相対変位が防止されるので、フラットケーブル用ク
リップ39の取り付けによってフラットケーブル20が
所定位置に安定に支持され、布設作業の精度および作業
能率の向上が可能である。
【0018】なお、本実施例に記載した前記フラットケ
ーブル用クリップは、全体が同一の樹脂で形成されてい
るが、前記挿入部44aのみが、前記熱可塑性樹脂で形
成されたものであってもよい。上側フランジ部44b
は、その形状が前記円盤状に限られず、四角板状等、他
の形状に形成してもよい。この場合、前記融着治具47
の上型50の凹部53を、目的の上側フランジ部44b
の形状に合わせる。前記布設方法において、挿入部44
aの軟化温度が高く、絶縁被覆に悪影響をおよぼす恐れ
のある場合には、上側フランジ部44bとフラットケー
ブル20を構成するフラットケーブル表面との間に位置
するようにスペーサを介装する。このスペーサとして
は、ナイロン等の熱影響の少ないものを使用する。ま
た、前記融着治具47の加熱機構49は、前記電熱ヒー
ター以外、挿入部44aの電気抵抗を利用して抵抗熱を
発生させるもの、磁気を利用したもの、超音波を利用し
たもの等であってもよい。前記抵抗熱を利用したものの
場合、挿入部44a形成樹脂内に電気発熱体や磁性材料
を混入しても構わない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のフ
ラットケーブル用クリップによれば、挿入部をフラット
ケーブルに形成されたスリットに挿入した後、熱変形さ
せることによりフラットケーブルに固定されるようにな
っているので、フラットケーブルへの固定作業が容易で
あるとともに、全体が一部品で構成されているので、安
価でしかも製造が容易である。
【0020】請求項2記載のフラットケーブルの布設方
法によれば、フラットケーブルを構成するフラットケー
ブルへのフラットケーブル用クリップの取り付け、およ
びフラットケーブル用クリップの構造物への取り付けが
ともに容易であるので、フラットケーブルの布設の作業
能率が向上する。また、フラットケーブル用クリップの
上下フランジ部の間にフラットケーブルを挟持する上、
上フランジ部が熱変形されてフラットケーブルと一体的
になるので、フラットケーブル用クリップとフラットケ
ーブルとの相対変位が防止され、構造物へのフラットケ
ーブル用クリップの固定と同時にフラットケーブルが構
造物に対して安定に取り付けられ、布設の精度や作業能
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフラットケーブル用クリップの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】 フラットケーブルを示す平面図である。
【図3】 図1のフラットケーブル用クリップの挿入部
のフラットケーブルのスリットへの挿入を示す斜視図で
ある。
【図4】 図1のフラットケーブル用クリップの挿入お
よび融着治具によるフラットケーブルへの固定を示す斜
視図である。
【図5】 本発明のフラットケーブル用クリップのフラ
ットケーブルへの融着を示す図であって、(a)は斜視
図、(b)側断面図である。
【図6】 フラットケーブル用クリップのフラットケー
ブルへの融着例を示す図であって、(a)は斜視図、
(b)側断面図である。
【図7】 フラットケーブルを示す斜視図である。
【図8】 従来のフラットケーブル用クリップを示す斜
視図である。
【図9】 従来のフラットケーブル用クリップのフラッ
トケーブルへの取り付け方法を示す斜視図である。
【図10】 従来のフラットケーブル用クリップのフラ
ットケーブルへの取り付け方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
20…フラットケーブル、21…電線、39…フラット
ケーブル用クリップ、42…係止部、43…下側フラン
ジ部、44a…挿入部、44b…上側フランジ部、46
…スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皆川 弘美 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の電線を絶縁被覆により並列帯状
    に一体化したフラットケーブルを所定位置に取り付ける
    ためのフラットケーブル用クリップであって、先端部が
    構造物に係止可能な形状に形成された係止部と、この係
    止部の基端部に設けられ前記フラットケーブルが載置さ
    れる下側フランジ部と、前記フラットケーブルの絶縁被
    覆の一部にスリットを形成して電線間を切り離して形成
    されたスリットに挿入される挿入部とを一体成形してな
    り、挿入部は熱可塑性樹脂からなり、前記下側フランジ
    から前記係止部と逆方向に延在し、前記スリットに挿入
    された際に先端がフラットケーブルの反対側に突出し、
    かつ加熱によって前記フラットケーブルに融着可能な板
    状またはロッド状に形成されていることを特徴とするフ
    ラットケーブル用クリップ。
  2. 【請求項2】 複数本の電線を絶縁被覆により並列帯状
    に一体化したフラットケーブルを主体として形成された
    フラットケーブルの前記請求項1のフラットケーブル用
    クリップを用いた布設方法であって、前記絶縁被覆の一
    部にスリットを形成して電線間を切り離して形成された
    スリットに前記フラットケーブル用クリップの挿入部を
    挿入し、該挿入部のフラットケーブルを貫通してその反
    対側に突出した先端を加熱溶融して前記下側フランジと
    略平行なフランジ状に変形し、下側フランジとの間に前
    記フラットケーブルを挟持することを特徴とするフラッ
    トケーブルの布設方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2367956A (en) * 2000-06-21 2002-04-17 Yazaki Corp Clamp for holding flat cable with locating slit
JP2013013251A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Yazaki Corp フラット回路体の取付方法

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