JPH0727432U - 容器のハンドル取付構造 - Google Patents

容器のハンドル取付構造

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JPH0727432U
JPH0727432U JP5621493U JP5621493U JPH0727432U JP H0727432 U JPH0727432 U JP H0727432U JP 5621493 U JP5621493 U JP 5621493U JP 5621493 U JP5621493 U JP 5621493U JP H0727432 U JPH0727432 U JP H0727432U
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JP
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handle
boss
mounting hole
mounting structure
slit
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JP5621493U
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豊彦 高槻
光治 山藤
厚 桐本
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Zojirushi Corp
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器本体に対するハンドルの嵌合作業が容易
であると共に取付力強度が大であり、しかも外観上も優
れたハンドルの取付構造を提供することである。 【構成】 容器本体1から突出したボス2の外周面に係
合溝9を設け、上記ボス2に強制嵌合されるハンドル4
の取付穴5の内周面に上記係合溝9に対応した係合突起
12を設けてなる容器のハンドル取付構造において、上
記ハンドル4の取付穴5の内端から上記係合突起12を
越えハンドル4の外側面に達しないスリット13を設け
た構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ポット等の容器におけるハンドルの取付構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
ポット等の容器を持ち運ぶための便利から、容器本体にハンドルが取付けられ る。その取付構造の諸例を図5乃至図9に示す。
【0003】 図5乃至図7に示したものは、容器本体1に突設した円柱形ボス2の先端部の 中心対称の2個所の位置に、垂直位置から若干傾斜させて係合突起3を設け、一 方ハンドル4に上記ボス2が挿入される取付穴5を設けている。その取付穴5は 図6及び図7に示すように、外側が大径穴6、内側が小径穴7となる2段に形成 され、その小径穴7の内径部分に上記係合突起3が嵌まる一対の溝8を設けてい る。この溝8の位置をハンドル4の中心線から一定角度ずらせた位置に設けるこ とにより、通常の使用状態において該溝8と係合突起3の位置が周方向にずれ、 ハンドル4の抜け出しを防止する。
【0004】 図8に示したものは、容器本体1から突出したボス2の外周面に係合溝9を設 ける一方、ハンドル4の取付穴5の内周面に、上記ボス2の係合溝9のまわりの 2個所に強制嵌合される一対の係合突起10を設けたものである。
【0005】 図9に示したものは、上記図8の構成に加え、ハンドル4の取付穴5の内周面 の中心対称の2個所の位置に、該ハンドル4の内外面にわたるスリット11を設 けたものである。強制嵌合時に、該スリット11の部分で取付穴5が若干拡径さ れるので、嵌合作業が容易になる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 図5乃至図7に示したものは、ハンドル4を取付けた状態において、その取付 穴5の大径穴6の内径面とボス2先端部外周面に透き間ができるため、これを覆 い隠すためのキャップが別部品として必要になる欠点がある。
【0007】 図8に示したものは、嵌合作業を容易にするためには、係合突起10の周方向 の長さを短く形成する必要があるので、ハンドル4の取付強度が弱い欠点がある 。
【0008】 図9に示したものは、スリット11の端面がハンドル4の外表面に現れるため 外観上の問題がある。
【0009】 そこで、この考案は、嵌合作業が容易で、しかも取付強度及び外嵌上の問題を 解消したハンドルの取付構造を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、容器本体から突出したボスの外周 面に係合溝を設け、上記ボスに強制嵌合されるハンドルの取付穴の内周面に上記 係合溝に対応した係合突起を設けてなる容器のハンドル取付構造において、上記 ハンドルの取付穴の内端から上記係合突起を越えハンドルの外側面に達しない長 さのスリットを設けた構成としたものである。
【0011】
【作用】
容器本体のボスに対しハンドルの取付穴を嵌合し、外力を加えて押込むとスリ ットの部分で取付穴が拡径してハンドルの係合突起がボスの係合溝に係合する。 取付穴の径はハンドル材料の弾性により元の径に戻る。スリットによる拡径作用 があるため、係合突起を周方向に長く形成して係合溝との係合力を強くしても、 嵌合作用に支障を来さない。また、上記スリットはハンドルの外表面に現れない 。
【0012】
【実施例】
図1乃至図4に示した実施例のハンドル取付構造の基本的構造は、従来の場合 と同様に、ポットの容器本体1の外側面の両側にボス2が突設され、そのボス2 に対し、逆U形のハンドル4が回動自在に取付けられる。
【0013】 上記のボス2はその外周面の中程に係合溝9が形成される。またハンドル4の 端部には取付穴5が設けられる。この取付穴5は、前記ボス2の頭部が軽く嵌合 する内径に形成され、その内周面にそのボス2の係合溝9に係合する係合突起1 2が周方向に形成される。この係合突起12は、図3に示すように、ハンドル4 の外側面側が直角に立ち上がり、内側面側が傾斜している。
【0014】 また、上記取付穴5の内周面の一個所には、ハンドル4の内側面から、上記係 合突起12を越え外側面に達しない長さのスリット13が形成される。スリット 13の長さ及び深さは、嵌合作業の容易性及び取付強度を考慮して適宜定められ る。前記の係合突起12はほぼ全周にわたり設けられ、上記スリット13の部分 のみ省略される。なお、スリット13は図4に示すように、2個所に設けてもよ い。
【0015】 実施例のハンドル取付構造は以上のごとき構造であり、容器本体1のボス2と ハンドル4の取付穴5とを強制嵌合させると、ボス2の頭部が係合突起12の内 側面側の傾斜面に乗り上げる。このとき、スリット13の存在により弾性変形し 、係合突起12の部分を含む取付穴5が拡径される。ボス2の頭部が係合突起1 2を乗り越えると、取付穴5が弾性により元の状態に戻り、係合突起12が係合 溝9に係合される。ボス2の頭部は、図3において二点鎖線で示すように、取付 穴5の外側面端部に露出する。
【0016】 なお、ハンドル取付穴5は、必ずしも外側面まで貫通する必要は無く、外側面 側を閉じてボス2の頭部が露出しないようにすることもできる。更に、ハンドル 4のスリット13を利用し、容器本体1側に設けた半球状の係合突部14(図1 の二点鎖線参照)を嵌脱自在に嵌合してもよい。こうすると、ハンドル4の停止 位置が明確になる。
【0017】
【考案の効果】
この考案のハンドル取付構造は以上のごときものであるから、スリットの存在 により嵌合作業が容易になり、また係合突起を周方向に長く形成できるので、ハ ンドルの取付強度が大きくなる。しかも、スリットは外部から見えず、ボス部の 周囲に透き間が生じないので、外観上も優れている。
【提出日】平成5年11月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 なお、ハンドル取付穴5は、必ずしも外側面まで貫通する必要は無く、外側面 側を閉じてボス2の頭部が露出しないようにすることもできる。更に、ハンドル 4のスリット13を利用し、容器本体1側に設けた半球状の係合突部14(図3 (a) の二点鎖線参照)を嵌脱自在に嵌合してもよい。こうすると、ハンドル4 の停止位置が明確になる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【考案の効果】
この考案のハンドル取付構造は以上のごときものであるから、スリットの存在 により嵌合作業が容易になり、また係合突起を周方向に長く形成できるので、ハ ンドルの取付強度が大きくなる。しかも、スリットは外部から見えず、外観上も 優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【図2】同上の一部分解斜視図
【図3】(a)同上の一部分解断面図 (b)同上のハンドルの一部正面図
【図4】他の実施例のハンドルの一部正面図
【図5】従来例の一部分解正面図
【図6】同上の分解斜視図
【図7】同上の断面図
【図8】(a)他の従来例の一部分解断面図 (b)同上のハンドルの一部正面図
【図9】(a)その他の従来例の一部分解断面図 (b)同上のハンドルの一部正面図
【符号の説明】
1 容器本体 2 ボス 3 係合突起 4 ハンドル 5 取付穴 6 大径穴 7 小径穴 8 溝 9 係合溝 10 係合突起 11 スリット 12 係合突起 13 スリット 14 係合突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体から突出したボスの外周面に係
    合溝を設け、上記ボスに強制嵌合されるハンドルの取付
    穴の内周面に上記係合溝に対応した係合突起を設けてな
    る容器のハンドル取付構造において、上記ハンドルの取
    付穴の内端から上記係合突起を越えハンドルの外側面に
    達しない長さのスリットを設けたことを特徴とする容器
    のハンドル取付構造。
JP5621493U 1993-10-18 1993-10-18 容器のハンドル取付構造 Expired - Fee Related JP2583733Y2 (ja)

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JP5621493U JP2583733Y2 (ja) 1993-10-18 1993-10-18 容器のハンドル取付構造

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JP5621493U JP2583733Y2 (ja) 1993-10-18 1993-10-18 容器のハンドル取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0727432U true JPH0727432U (ja) 1995-05-23
JP2583733Y2 JP2583733Y2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=13020863

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5621493U Expired - Fee Related JP2583733Y2 (ja) 1993-10-18 1993-10-18 容器のハンドル取付構造

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JP (1) JP2583733Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102642655A (zh) * 2012-05-09 2012-08-22 常州威康特塑料有限公司 包装桶的提把结构件

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102642655A (zh) * 2012-05-09 2012-08-22 常州威康特塑料有限公司 包装桶的提把结构件

Also Published As

Publication number Publication date
JP2583733Y2 (ja) 1998-10-27

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