JPS6333597Y2 - - Google Patents

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JPS6333597Y2
JPS6333597Y2 JP2313082U JP2313082U JPS6333597Y2 JP S6333597 Y2 JPS6333597 Y2 JP S6333597Y2 JP 2313082 U JP2313082 U JP 2313082U JP 2313082 U JP2313082 U JP 2313082U JP S6333597 Y2 JPS6333597 Y2 JP S6333597Y2
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JP
Japan
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holder
hole
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engaging piece
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JP2313082U
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JPS58126091U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は使用しなときには耳かき部材を柄杆
内に引つこめて他物に触れないように柄杆でカバ
ーするとともに、携帯に便利なように全体の寸法
を短くすることのできる携帯用耳かきに関する。
そして目的とするところは、耳かき部の出し入
れに際し適当な制動作用と、がたつき防止作用を
与えることにより、滑かに耳かき部の出し入れが
でき、しかも使用時に不測に内部に入り込んだ
り、不使用時に突出することのない、かつ耳かき
部材の出し入れ操作用の操作片にガタツキのない
携帯用耳かきの提供である。
以下この考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
携帯用耳かき1は金属からなる円筒状の柄杆2
と、操作片3と、金属製耳かき部材4と、耳かき
部材4を支持する合成樹脂製のホルダー5とから
構成されている。
上述の柄杆2の胴部には長手方向の長孔6が設
けられており、この長孔6には柄杆2の外部に位
置する操作片3の下面に突設した左右一対のフツ
ク片7,7を長孔6の長手方向に摺動自在に嵌め
込んでいる。
ホルダー5は円柱状に形成されており、その長
手方向中間部に上下方向の貫通孔8が穿設され、
この貫通孔8の内面に係合片9,9が穿設されて
おり、この貫通孔8に前記操作片3のフツク片
7,7を差し込んでフツク片7,7と係合片9,
9とを係合させて操作片3とホルダー5を柄杆2
をはさんで一体的に結合させている。
そしてホルダー5の先端の小孔10内に耳かき
部材4が嵌装されている。
前述の貫通孔8の係合片9は山なりの形状を示
し、一方操作片3のフツク片7,7の先端は先端
が小さく奥の方が大きい先細りの傾斜形状を呈
し、かつその奥には切欠き10,10が設けられ
ている。しかして、このフツク片7,7の先端部
11,11(第9図参照)を結ぶ長さは前述の貫
通孔8の一方の開口の長さよりも大きく、貫通孔
8の他方の開口よりも大きくなつている。
従つてフツク片7,7は貫通孔8の広い方の開
口より容易に貫通孔8内に挿入し得るばかりでな
く、貫通孔8内に嵌装された後は、フツク片7,
7が貫通孔8の側壁をつつぱること及び後述する
如く係合片9,9がフツク片7,7の切欠き1
0,10内に嵌装されることによつて貫通孔8か
らの操作片3の抜け出しや操作片3のがたつきを
防止し得るようになつている。
なお、貫通孔8の係合片9,9間の距離に比
べ、フツク片7,7の先端部11,11間の距離
は小に、また、奥部12,12の距離は大になつ
ている。
それ故、フツク片7,7の先端を貫通孔8の広
い方の開口部に挿入した後操作片3を押込む時
は、フツク片7,7の先端傾斜部分(符号11,
12間)は係合片9,9に当接しフツク片7,7
は押せばめられ乍ら前進し、係合片9,9がフツ
ク片7,7の切欠部10,10に落ち込んだ後は
フツク片7,7は原形に復帰するようになつてい
る。ホルダー5の一端には切欠溝13を設けて径
方向に弾性を有する二股部14を形成し、しかも
切欠溝13内の幅中央部であつて溝付根部より溝
長さの略中間までの間にリブ15が設られてい
て、このリブ15を有する部分と、リブ15のな
い部分によつて二段の弾性が生じるように形成さ
れている。そして二股部14の遊端の各々外側周
面には円弧状突起16,16を突設している。
円筒状の柄杆2内からホルダー5を外した両円
弧状突起16,16のフリーの状態の最大外径寸
法Dは柄杆2の内径寸法dよりきな寸法に形成さ
れており、従つてホルダー5を柄杆2の内部に嵌
め込んだ状態では円弧状突起16,16により二
股部14が圧縮されて切欠溝13の間隔は狭まり
その反発弾性によりホルダー5は柄杆2の内面に
圧接されており、この制動力によりホルダー5が
自然に上下に動くことが阻止されている。
この携帯用耳かきを使用する場合は指先で操作
片3を上方に押上げれば、ホルダー5は円弧状突
起16,16と柄杆内壁との圧接による制動作用
に抗して上方に移動しその上端に嵌着された耳か
き部材4は柄杆2の上部に突出し使用可能な状態
になる。
また、不使用時には操作片3を指先で押下げる
だけで耳かき部材4は柄杆2内に容易に収納され
る。前述の使用時あるは不使用時の何れの場合
も、前述の制動作用によつてホルダーの移動が阻
止されるで、使用時に耳かき部材4が不測に落ち
込んだり不使用時に耳かき部材4がとび出したり
する恐れはない。
以上実施例に示す如くこの考案の携帯用耳かき
は、胴部に長手方向の長孔を有する筒状柄杆の内
部には、前端に短い耳かき部を設けた合成樹脂製
ホルダーを摺動自在に内装し、このホルダーの後
端には切欠溝を設けて二股部を形成すると共に、
この二股の遊端部の各々外側周面には筒状胴部よ
り外した状態ではこの胴部の内径寸法より大なる
外径寸法を有する円弧状突起を突設すると共に、
切欠溝より前方のホルダーには内部に係合片を有
する孔を形成し、この孔内に、先端に前記係合片
に当接する傾斜部を有すると共に側面に前記係合
片に係合する切欠を有する一対のフツク片を持つ
操作片を嵌着したものであるから、次の如き利点
を有する。
二股遊端部の円弧状突起外面は常時筒状柄杆の
内面により圧縮され、この反発力で柄杆の内面に
圧接されることになり、ホルダーに対し適当な制
動作用を与えることになる。しかも筒状柄杆内面
への圧接力を生じさせるのに二股遊端部に筒状柄
杆内径より大なる外径を有する円弧状突起を設け
るだけで良く、製造は極めて簡単で、且つホルダ
ーの二股部外周面で接触するものに比べて極部的
圧接力は大となり滑かな制動作用となる利点を有
する。
そえ故、スプリング等を用いて強制的に耳かき
を筒状柄杆内に収納しなくても耳かきが不測に動
いたりがたついたりすることはない。
また、ホルダーに操作片を嵌装するに当つては
ホルダーの貫通孔の広い方の開口より操作片を挿
入してホルダー側に向けて押圧すれば、フツク片
の傾斜部が貫通孔の係合片に当接しながら摺動す
る際自動的にフツク片は押せばめられながら係合
片を乗りこえ、乗りこえた後はフツク片は自動的
に原形に復帰し操作片の取付けは完了するので、
操作片のホルダーへの取付けは極めて容易であ
り、しかも取付け後は貫通孔の係合孔が操作片の
切欠き内に嵌装されるので操作片の抜け落ちやが
たつきは完全に防止できる。
また耳かき部を筒状柄杆内に収納すると、単な
る棒状体となつて、たとえば紅筆と等価な外観と
なつてスマートな意匠感が得られ、化粧ポーチ内
に入れて携帯しても何ら異和感がなく、携帯を一
層有効にする。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の携帯用耳かきの一実施例を示
し、第1図は耳かき部材を突出させた状態を示す
正面図。第2図は同側面図。第3図は耳かき部材
を柄杆内に収納した状態を示す正面図。第4図は
同上面図。第5図は同底面図。第6図はホルダー
の正面図。第7図はその側面図。第8図はその斜
視図。第9図は同上面図。第10図は同底面図。
第11図は操作片の側面図である。 1……携帯用耳かき、2……柄杆、3……操作
片、4……耳かき部材、5……ホルダー、6……
長孔、7……フツク片、8……貫通孔、9……係
合片、10……切欠き、13……切欠溝、14…
…二股部、16……円弧状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴部に長手方向の長孔を有する筒状柄杆の内部
    には、前端に短い耳かき部を設けた合成樹脂製ホ
    ルダーを摺動自在に内装し、このホルダーの後端
    には切欠溝を設けて二股部を形成すると共に、前
    記二股の遊端部の各々外側周面には筒状胴部より
    外した状態ではこの胴部の内径寸法より大なる外
    径寸法を有する円弧状突起を突設すると共に、切
    欠溝より前方のホルダーには内部に係合片を有す
    る孔を形成し、この孔内に、先端に前記係合片に
    当接する傾斜部を有すると共に側面に前記係合片
    に係合する切欠きを有する一対のフツク片を持つ
    操作片を嵌着したことを特徴とする携帯用耳か
    き。
JP2313082U 1982-02-19 1982-02-19 携帯用耳かき Granted JPS58126091U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2313082U JPS58126091U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 携帯用耳かき

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2313082U JPS58126091U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 携帯用耳かき

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126091U JPS58126091U (ja) 1983-08-26
JPS6333597Y2 true JPS6333597Y2 (ja) 1988-09-07

Family

ID=30035180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2313082U Granted JPS58126091U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 携帯用耳かき

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JPS58126091U (ja) 1983-08-26

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