JP2518871Y2 - 化粧棒容器 - Google Patents

化粧棒容器

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JP2518871Y2
JP2518871Y2 JP1989053202U JP5320289U JP2518871Y2 JP 2518871 Y2 JP2518871 Y2 JP 2518871Y2 JP 1989053202 U JP1989053202 U JP 1989053202U JP 5320289 U JP5320289 U JP 5320289U JP 2518871 Y2 JP2518871 Y2 JP 2518871Y2
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JP
Japan
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cap
sliding
body pipe
interlocking pin
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JP1989053202U
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JPH02146516U (ja
Inventor
正彦 小池
Original Assignee
株式会社カツシカ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化粧用刷毛、棒状化粧料等の化粧用の棒状
体を収納する化粧棒容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より実公昭31−12351号公報に於いて、先端に刷
毛を植設し、側壁に係止突起を突設した摺動体と、この
摺動体を摺動自在に内装し、側壁に前記摺動体の係止突
起が貫通するガイド溝を摺動方向に細長く穿設した本体
と、この本体底部と摺動体に両端を係合させた引張りス
プリングと、本体に被嵌し、且つ係止突起に当接するキ
ャップとより成る化粧用塗布具が提案されている。この
構成の場合、キャップを後部に差し込む事により、キャ
ップで係止突起を押圧し、本体の先端より摺動体の刷毛
を突出させ、キャップを本体の後端より抜脱する事によ
りスプリングの復元力で刷毛を本体に収納するものであ
った。この構成は、摺動体の後方に引張りスプリングを
配置したため、化粧用塗布具の外径が刷毛の外径、プラ
ス本体の肉厚分となり、比較的刷毛外径の太いチークブ
ラシ及び口紅等の棒状化粧料等のの収納容器に利用した
としても、容器外径が太くならず、実用に適したものと
なっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、これら化粧棒を収納する収納容器の全長は、
摺動体の摺動ストローク長さ、プラス本体にキャップを
被嵌した状態での本体の突出長さが最低限必要であっ
た。この摺動体の摺動ストローク長さは、摺動体に保持
された化粧棒長により決定してしまうものであり、化粧
棒長をそのままに摺動ストローク長さを短くするのは無
意味であった。また、本体の突出長さは本体を摘んでキ
ャップより抜脱できる長さが必要であり、この長さを短
くしてしまうとキャップが抜脱しにくくなってしまっ
た。従って、容器全長を短くするのには限度があり、外
径が太い化粧棒を収納する場合、容器が大型化してしま
った。
〔課題を解決する為の手段〕
先端に化粧棒1を保持し、側壁に連動ピン5を突設し
た摺動筒2と、この摺動筒2を摺動自在に内装し、側壁
に前記連動ピン5が貫通するガイド溝7を摺動方向に長
く穿設した本体パイプ6と、この本体パイプ6の上端及
び下端に嵌合可能で、端部が前記連動ピン5に当接し、
摺動筒2を摺動させるキャップ15と、より成る構成に於
いて、前記ガイド溝7は、本体パイプ6の下端付近まで
穿設する。前記連動ピン5には、本体パイプ6外周に摺
動自在に保持された当接リング14を止着し、この当接リ
ング14にキャップ15の端部を当接させ、当接リング14を
保持してのキャップ15の抜脱を可能にする。本考案は以
上構成の化粧棒容器である。
〔作用〕
キャップ15が本体パイプ6の先端に嵌合している場
合、キャップ15の先端に当接リング14が当接し、摺動筒
2は連動ピン5がガイド溝7の下端に当接する位置で係
止している。そして、摺動筒2に保持された化粧棒1は
本体パイプ6内に収納され、キャップ15に被われてい
る。またこの時、本体パイプ6の後端はキャップ15より
僅かに突出したものとなっている。
ここで、当接リング14を保持してキャップ15を抜脱す
ると当接リング14に止着された連動ピン5がガイド溝7
の下端に当接しているため、キャップ15が抜脱される。
そして、キャップ15を再び本体パイプ6の後端より嵌合
させると、キャップ15の先端は当接リング14の反対がわ
に当接する。更にキャップ15の嵌合を深めると、当接リ
ング14に連動ピン5を介して連結した摺動筒2は、本体
パイプ6内を摺動し、本体パイプ6の先端より化粧棒1
を突出させる。そして連動ピン5がガイド溝7の上端に
当接した時点で摺動筒2が係止する。
そして、再びキャップ15を本体パイプ6の先端に嵌合
させれば、化粧棒1は本体パイプ6内に収納される。
〔実施例〕
チークブラシ等の化粧用刷毛、口紅等の棒状化粧料、
等の化粧棒1は摺動筒2の先端に止着されている。この
摺動筒2の下部内壁には連結軸3が架設されている。ま
た、摺動筒2の下部外側壁には、対向した位置に一対の
軸止孔4が穿設されている。この軸止孔4には連動ピン
5が植設されている。
この摺動筒2は本体パイプ6内に摺動自在に内装され
ている。この本体パイプ6の長さは、化粧棒1と摺動筒
2の長さよりも僅かに長いものとなっている。この本体
パイプ6の外側壁には、摺動筒2の連動ピン5が貫通し
て外部へ突出するガイド溝7が摺動筒2の摺動方向に長
く穿設されている。このガイド溝7の下端は、本体パイ
プ6の下端付近より始まっており、化粧棒1の長さより
僅かに長く穿設されている。
また、本体パイプ6の後端には、尾栓8が止着されて
いる。この尾栓8は、薄肉金属よりコップ状に成形され
ており、内部に係合筒9を止着している。この係合筒9
の底面には一対の切り欠き10を設け、この切り欠き10の
間に連結片11を構成している。この連結片11は、摺動筒
2の連結軸3と相対している。
そして、摺動筒2の連結軸3と尾栓8の連結片11と
は、コイルスプリング12により連結されている。このコ
イルスプリング12は、線条が密接した引張りスプリング
となっており、両端がフック13となっている。このフッ
ク13が連結軸3と連結片11に係合して脱落不能となって
いる。そして、摺動筒2はコイルスプリング12の復元力
により、連動ピン5がガイド溝7下端に当接した位置で
係止している。
また、本体パイプ6は、外周に当接リング14を摺動自
在に保持している。この当接リング14には、摺動筒2の
連動ピン5の先端が止着されており、当接リング14を摺
動させる事により摺動筒2が連動して摺動する様構成さ
れている。
キャップ15は、本体パイプ6より大径で、当接リング
14より小径となっており、本体パイプ6の先端及び後端
双方に挿嵌可能となっている。また、キャップ15の全長
は本体パイプ6のガイド溝7の先端部より尾栓8までの
長さよりも長いものとなっている。その結果、キャップ
15の先端面が当接リング14に当接し、連動ピン5がガイ
ド溝7上端に当接するまで摺動筒2を摺動させる様にな
っている。また、キャップ15には、本体パイプ6の外周
を弾性抱持する板状スプリング16が脱落不能に内装され
ている。尚、この板状スプリング16の弾性抱持力は、コ
イルスプリング12の復元力より強いものとなっている。
また、キャップ15が本体パイプ6の先端に嵌合した
時、連動ピン5はガイド溝7の下端に当接した状態とな
っているが、キャップ15の下端よりは本体パイプ6が僅
かに突出している。また、本考案は実施例で説明した構
成ばかりでなく、圧縮スプリングを摺動筒2の上方に配
置した構成も、また、コイルスプリング12を設けない構
成に於いても実施可能である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に、摺動筒2より外部に突出した連
動ピン5に、本体パイプ6の外周に摺動自在に保持され
た当接リング14を止着し、この当接リング14にキャップ
15端部が当接する様構成したため、キャップ15より本体
パイプ6を抜脱する際、当接リング14を摘めば、連動ピ
ン5がガイド溝7の端部に当接して本体パイプ6を容易
に抜脱できるものとなっている。従って、本体パイプ6
を摘む必要がなくなり、本体パイプを設計上の必要最小
限の長さにしてもキャップの抜脱に支障がなく、本体パ
イプ6を短く構成する事ができ、収納容器全体を短くで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案実施例の側断面図。 1〜化粧棒、2〜摺動筒、5〜連動ピン、6〜本体パイ
プ、7〜ガイド溝、14〜当接リング、15〜キャップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に化粧棒(1)を保持し、側壁に連動
    ピン(5)を突設した摺動筒(2)と、該摺動筒(2)
    を摺動自在に内装し、側壁に前記連動ピン(5)が貫通
    するガイド溝(7)を摺動方向に長く穿設した本体パイ
    プ(6)と、該本体パイプ(6)の上端及び下端に嵌合
    可能で、端部が前記連動ピン(5)に当接し、摺動筒
    (2)を摺動させるキャップ(15)と、より成る構成に
    於いて、 前記ガイド溝(7)は本体パイプ(6)の下端付近まで
    穿設され、前記連動ピン(5)には本体パイプ(6)外
    周に摺動自在に保持された当接リング(14)を止着し、
    該当接リング(14)にキャップ(15)の端部が当接する
    ようにし、当接リング(14)を保持してのキャップ(1
    5)の抜脱を可能とした事を特徴とする化粧棒容器。
JP1989053202U 1989-05-09 1989-05-09 化粧棒容器 Expired - Lifetime JP2518871Y2 (ja)

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JP1989053202U JP2518871Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 化粧棒容器

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JP1989053202U JP2518871Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 化粧棒容器

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Publication Number Publication Date
JPH02146516U JPH02146516U (ja) 1990-12-12
JP2518871Y2 true JP2518871Y2 (ja) 1996-11-27

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ID=31574185

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193317U (ja) * 1983-06-08 1984-12-22 株式会社 葛飾プレス工業所 化粧具収納容器
JPH0121613Y2 (ja) * 1985-06-22 1989-06-27

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JPH02146516U (ja) 1990-12-12

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