JPH07274235A - 無線電話装置システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散配置された各無線電話装置の無線ゾーン
下に存在する携帯電話機の位置登録情報を一元的に登録
・管理するシステム間通話路制御装置を設けることによ
り、各無線電話装置に於ける重複した位置登録を省き通
話路制御等の負荷を軽減させ処理速度が速く、無線電話
装置の増加にも対応できる拡張性に優れた無線電話装置
システムの提供を目的とする。 【構成】 ａ．携帯電話機４と、ｂ．局線インタフェー
ス部、内線インタフェース部、通話回線部等の通話路を
制御する通話路スイッチと、自己の無線ゾーン５下に存
在する携帯電話機４の位置登録情報を格納する自ゾーン
位置登録記憶部とを無線電話装置１ａと、ｃ．無線電話
装置１ａからの位置登録要求に基づいて位置登録を行う
位置登録記憶部と、システム間の通話路情報を記憶する
通話路情報記憶部とを有するシステム間通話路制御装置
１６と、備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は複数の無線電話装置を分
散配置し、これらの無線電話装置間を通話回線等で接続
した無線電話装置システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、無線電話装置システムは通信の自
由化による低コスト化及び端末機の小型軽量化等によ
り、その発展には目覚ましいものがある。

【０００３】以下に従来の無線電話装置システムについ
て説明する。図７は従来の無線電話装置システムのシス
テム構成図であり、図８は従来の無線電話装置システム
における無線電話装置の機能ブロック図である。１はシ
ステム間通話回線２及びシステム間信号回線３により互
いに接続された無線電話装置、４は各無線電話装置１の
無線ゾーン５下に位置する携帯電話機、６は各無線電話
装置１から外部の公衆通信回線に接続される局線であ
る。図８において、７は局線６と音声信号やデータ信号
等の電気的なインタフェースを行う局線インタフェース
部、８は内線電話機として使用される携帯電話機４と音
声信号やデータ信号等の電気的なインタフェースを行う
内線インタフェース部、９は局線６、内線、システム間
の通話路等の接続処理を行う通話路スイッチ、１０は他
の無線電話装置１との間で通話回線の電気的インタフェ
ースを行う通話回線部、１１は他の無線電話装置１との
間でデータのやりとりを行う信号回線部、１２は通話回
線部１０及び信号回線部１１からなるシステム間通話・
信号回線部、１３は自己の無線ゾーン５下に位置登録を
行った携帯電話機４の内線番号を格納する自ゾーン位置
登録記憶部、１４はシステム間の他の無線電話装置１の
無線ゾーン５に位置登録した携帯電話機４の情報（位置
登録した無線電話装置番号及び内線番号）を格納する他
ゾーン位置登録記憶部、１５は無線電話装置１の全体の
動作を制御する制御部である。

【０００４】以上のように構成された無線電話装置シス
テムについて、以下その動作について説明する。図９は
従来の無線電話装置システムにおける各装置間のメッセ
ージシーケンスを示す図であり、図１０は従来の無線電
話装置システムにおける無線電話装置の動作を示す概要
フローチャートである。

【０００５】まず、局線６から他の無線電話装置１（例
えば無線電話装置Ｂ）に位置登録している携帯電話機４
（例えば携帯無線機ｂ）への内線番号指定着信の接続処
理を行う場合について説明する。今、携帯電話機ａが無
線電話装置Ａの無線ゾーン５に入るとき、携帯電話機ａ
は無線電話装置Ａに対して位置登録情報を送信する（Ｓ
１）。位置登録情報を受信した無線電話装置Ａは自ゾー
ン位置登録記憶部１３に位置登録情報を登録すると同時
にシステム間通話・信号回線部１２で接続されている他
の無線電話装置Ｂにも位置登録情報を送信する（Ｓ
２）。携帯電話機ａの位置登録情報を受け取った無線電
話装置Ｂは、位置登録情報を他ゾーン位置登録記憶部１
４に受け取った先の無線電話装置Ａの装置番号と携帯電
話機ａの内線番号を記憶する。同様に携帯電話機ｂが無
線電話装置Ｂの無線ゾーン５に入るとき携帯電話機ｂは
無線電話装置Ｂに位置登録情報を送信する（Ｓ３）。無
線電話装置Ｂはそれにより自ゾーン位置登録記憶部１３
に位置登録情報を登録し、同時に無線電話装置Ａにも位
置登録情報を送信する。位置登録情報を受け取った無線
電話装置Ａは、他ゾーン位置登録記憶部１４に携帯電話
機ｂの位置登録情報を記憶する（Ｓ４）。このような状
況下において、無線電話装置Ａの局線６に携帯電話機ｂ
に対する内線番号指定着信が発生した場合（Ｓ５）、無
線電話装置Ａの制御部１５は自ゾーン位置登録記憶部１
３を検索するが、自己の無線ゾーン５内に位置しないの
で他ゾーン位置登録記憶部１４を検索し、該当する無線
電話装置Ｂに対してシステム間通話・信号回線部１２を
介して通話路の接続を行う（Ｓ６）。

【０００６】次に、無線電話装置１の動作について、図
１０を用いて説明する。図１０は従来の無線電話装置シ
ステムの無線電話装置の動作を示す概要フローチャート
である。まず、無線電話装置１は他の無線電話装置１や
自己の無線ゾーン５下にいる携帯電話機４からの信号を
受信すべく待ち受け状態にある（Ｓ７）。次に、携帯電
話機４からの位置登録要求があるか調べる（Ｓ８）。Ｙ
ｅｓである場合は、自ゾーン位置登録記憶部１３に携帯
無線機４の内線番号を記憶（Ｓ９）した後、Ｓ７へジャ
ンプし、Ｎｏである場合は、他の無線電話装置１からの
位置登録要求があるか調べる（Ｓ１０）。Ｙｅｓである
場合は、他ゾーン位置登録記憶部１４に要求元の無線電
話装置１の装置番号と位置登録を行う携帯無線機４の内
線番号を記憶（Ｓ１１）した後、Ｓ７へジャンプし、Ｎ
ｏである場合は、局線６からの着信があるか調べる（Ｓ
１２）。Ｙｅｓである場合は、Ｓ１５へジャンプし、Ｎ
ｏである場合は、呼出し応答を受信したか調べる（Ｓ１
３）。Ｎｏである場合は、Ｓ７へジャンプし、Ｙｅｓで
ある場合は、指定する携帯電話機４とシステム間通話路
の接続（Ｓ１４）をした後、Ｓ７へジャンプする。Ｓ１
２において、Ｙｅｓである場合は、自ゾーン位置登録記
憶部１３を検索して該当する携帯電話機４が自己の無線
ゾーン５下に存在するか調べる（Ｓ１５）。Ｎｏである
場合は、Ｓ１７へジャンプし、Ｙｅｓである場合は、局
線６と携帯電話機４を接続（Ｓ１６）した後、Ｓ７へジ
ャンプする。

【０００７】Ｓ１５において、Ｎｏである場合、他ゾー
ン位置登録記憶部１４を検索して該当する携帯電話機４
が他の無線電話装置１に位置登録されているか調べる
（Ｓ１７）。Ｎｏである場合は、局線６にビジートーン
を送出（Ｓ１８）してＳ７へジャンプし、Ｙｅｓである
場合は、システム間通話・信号回線部１２を調べシステ
ム間通話路に空きがあるか調べる（Ｓ１９）。Ｎｏであ
る場合は、局線６にビジートーンを送出（Ｓ１８）して
Ｓ７へジャンプし、Ｙｅｓである場合は、該当する他の
無線電話装置１にシステム間通話・信号回線部１２を介
して通話路接続要求を送信（Ｓ２０）する。次に、局線
６と通話回線部１０を接続してシステム間通話路を接続
（Ｓ２１）した後、Ｓ７へジャンプする。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、各無線電話装置内にシステム間で接続され
ている他の無線電話装置の無線ゾーン下に存在する携帯
電話機の位置登録情報を記憶する他ゾーン位置登録記憶
部を設けているために、システムの拡大に伴い接続され
る無線電話装置が増加すると各無線電話装置において追
加された無線電話装置の情報を記憶する領域を確保しな
ければならず、多くのメモリ領域を必要とするという問
題点を有していた。また無線電話装置の増加に伴い位置
登録や解除動作が頻繁に行われるために無線電話装置の
負荷が増大し処理速度が低下するために一定数以上の無
線電話装置や携帯電話機の数を増やすことができず拡張
性に欠けるという問題点を有していた。

【０００９】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、分散配置された各無線電話装置の無線ゾーン下に存
在する携帯電話機の位置登録情報を一元的に登録・管理
するシステム間通話路制御装置を設けることにより、各
無線電話装置における重複した位置登録を省き通話路制
御等の負荷を軽減させ処理速度が速く、無線電話装置の
増加にも対応でき、拡張性に優れた無線電話装置システ
ムを提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の無線電話装置システムは、ａ．携帯電話機
と、ｂ．局線とのインタフェースを行う局線インタフェ
ース部と、携帯電話機等との電気的なインタフェースを
行う内線インタフェース部と、他の無線電話装置と音声
信号等のインタフェースを行う通話回線部と、局線イン
タフェース部、内線インタフェース部、通話回線部等の
通話路を制御する通話路スイッチと、システム間通話路
制御装置との間でデータの送受信を行う信号回線部と、
自己の無線ゾーン下に存在する携帯電話機の位置登録情
報を格納する自ゾーン位置登録記憶部とを有する無線電
話装置と、ｃ．無線電話装置との間でデータの送受信を
行う共通信号回線部と、無線電話装置からの位置登録要
求に基づいて無線電話装置の装置番号及び携帯電話機の
内線番号を記憶する位置登録記憶部と、通話路制御を行
う各無線電話装置の装置番号、通話路番号、状態等のシ
ステム間の通話路情報を記憶する通話路情報記憶部とを
有するシステム間通話路制御装置と、を備えた構成を有
している。

【００１１】

【作用】この構成によって、システム間に接続された他
の無線電話装置の無線ゾーン下に存在する携帯電話機の
位置登録及びシステム間の通話路制御をシステム間通話
路制御装置で一元的に登録・管理することにより、各無
線電話装置においては自己の無線ゾーン下に存在する携
帯電話機の位置登録のみを行えばよいので、メモリ領域
が削減できるとともに、システム間の通話路制御が不要
になり負荷を軽減でき処理速度を向上させることができ
る。

【００１２】

【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における無
線電話装置システムのシステム構成図であり、図２は本
発明の一実施例における無線電話装置システムの無線電
話装置の機能ブロック図であり、図３は本発明の一実施
例における無線電話装置システムのシステム間通話路制
御装置の機能ブロック図である。２はシステム間通話回
線、３はシステム間信号回線、４は携帯電話機、５は無
線ゾーン、６は局線、７は局線インタフェース部、８は
内線インタフェース部、９は通話路スイッチ、１０は通
話回線部、１１は信号回線部、１３は自ゾーン位置登録
記憶部であり、これらは従来例と同様なものなので同一
の符号を付し説明を省略する。１ａは本発明の一実施例
における無線電話装置、１６はシステム内の各無線電話
装置１ａとシステム間信号回線３により接続され各無線
電話装置１ａの無線ゾーン５下にある携帯電話機４の位
置登録情報等を記憶・管理するシステム間通話路制御装
置である。図２において、１５ａは無線電話装置１ａの
全体の動作を制御する制御部である。図３において、１
７はシステム内の各無線電話装置１ａとの間でデータの
送受信を行う共通信号回線部、１８はシステム間通話路
制御装置１６の全体の制御を行う通話路制御部、１９は
システム内の各無線電話装置１ａに位置登録されている
携帯電話機４の位置登録情報を記憶する位置登録記憶
部、２０は無線電話装置番号、相手無線電話装置番号、
通話路番号、状態等の項目を記憶し、システム間の通話
路の情報を管理する通話路情報記憶部である。

【００１３】以上のように構成された無線電話装置シス
テムについて、図４を用いてその動作を説明する。図４
は本発明の一実施例における無線電話装置システムの各
装置間のメッセージシーケンスを示す図である。まず、
局線６からシステム内の他の無線電話装置１ａ（例えば
無線電話装置Ａ′）に位置登録されている携帯電話機４
（例えば携帯電話機ａ）への内線番号指定着信があった
場合について説明する。今、携帯電話機ａが無線電話装
置Ａ′の無線ゾーン５に入るときに、携帯電話機ａは無
線電話装置Ａ′に位置登録情報を送信する（Ｓ２２）。
無線電話装置Ａ′は、携帯電話機ａからの位置登録情報
に基づいて、自ゾーン位置登録記憶部１３に位置登録情
報を登録する。無線電話装置Ａ′の制御部１５ａは同時
に信号回線部１１、システム間信号回線３を介してシス
テム間通話路制御装置１６にも位置登録情報を送信する
（Ｓ２３）。位置登録情報を受け取ったシステム間通話
路制御装置１６は、位置登録記憶部１９に受信した無線
電話装置Ａ′の装置番号と携帯電話機ａの内線番号を記
憶する。同様に、携帯電話機ｂが無線電話装置Ｂ′の無
線ゾーン５に入ったとき、携帯電話機ｂは、無線電話装
置Ｂ′に位置登録情報を送信する（Ｓ２４）。無線電話
装置Ｂ′は、その位置登録情報を自ゾーン位置登録記憶
部１３に登録する。また無線電話装置Ｂ′は、同時に信
号回線部１１、システム間信号回線３を介してシステム
間通話路制御装置１６にも位置登録情報を送信する（Ｓ
２５）。無線電話装置Ｂ′から位置登録情報を受信した
システム間通話路制御装置１６は、位置登録記憶部１９
に受信した無線電話装置Ｂ′の装置番号と携帯電話機ｂ
の内線番号を記憶する。

【００１４】このような状況下において、無線電話装置
Ａ′の局線６に携帯電話機ｂに対する内線番号指定着信
が発生（Ｓ２６）すると、無線電話装置Ａ′の制御部１
５ａは自ゾーン位置登録記憶部１３を検索し、携帯電話
機ｂが自己の無線ゾーン５内に存在する場合は、局線イ
ンタフェース部７、通話路スイッチ９、内線インタフェ
ース部８を制御して局線６と携帯電話機ｂを接続する。
携帯電話機ｂが自己の無線ゾーン５内にいない場合は、
信号回線部１１、システム間信号回線３を介して着信情
報をシステム間通話路制御装置１６に送信する（Ｓ２
７）。着信情報を受信したシステム間通話路制御装置１
６の通話路制御部１８は位置登録記憶部１９に該当する
通話相手が存在するか検索する。位置登録記憶部１９に
携帯電話機ｂが存在する場合は、通話路情報記憶部２０
から局線６からの無線電話装置の装置番号と該当する携
帯電話機ｂがいる無線電話装置の装置番号の組から状態
が空きの通話路番号を検索して局線６の無線電話装置
Ａ′に対して局線通話路制御信号を送信（Ｓ２８）し、
携帯電話機ｂがいる無線電話装置Ｂ′に内線通話路制御
信号を送信する（Ｓ２９）。局線通話路制御信号を受け
取った無線電話装置Ａ′の制御部１５ａは局線６と指定
するシステム間を局線インタフェース部７、通話路スイ
ッチ９、通話回線部１０を制御して接続する。また、内
線通話路制御信号を受信した無線電話装置Ｂ′の制御部
１５ａは、指定する携帯電話機ｂと指定するシステム間
通話を内線インタフェース部８、通話路スイッチ９、通
話回線部１０を制御して接続する。

【００１５】次に、無線電話装置１ａの動作について、
図５を用いて説明する。図５は本発明の一実施例におけ
る無線電話装置システムの無線電話装置の動作概要を示
すフローチャートである。無線電話装置１ａは自己の無
線ゾーン５下にいる携帯電話機４や局線６あるいはシス
テム間通話路制御装置１６等からの信号を受信すべく待
ち受け状態にある（Ｓ３０）。まず、携帯電話機４から
の位置登録要求があるか調べる（Ｓ３１）。Ｙｅｓであ
る場合は、Ｓ３７へジャンプし、Ｎｏである場合は、局
線６からの着信があるか調べる（Ｓ３２）。Ｙｅｓであ
る場合は、Ｓ３９へジャンプし、Ｎｏである場合は、シ
ステム間通話路制御装置１６から局線通話路制御信号を
受信したか調べる（Ｓ３３）。Ｙｅｓである場合は、局
線６を指定されたシステム間通話回線２に接続してシス
テム間通話路を接続（Ｓ３４）してＳ３０へジャンプ
し、Ｎｏである場合は、内線通話路制御信号であるか調
べる（Ｓ３５）。Ｎｏである場合は、Ｓ３０へジャンプ
し、Ｙｅｓである場合は、指定された携帯電話機４をシ
ステム間通話回線２に接続してシステム間通話路を接続
（Ｓ３６）してＳ３０へジャンプする。

【００１６】Ｓ３１において、Ｙｅｓである場合は、自
ゾーン位置登録記憶部１３に携帯電話機４の内線番号を
登録（Ｓ３７）した後、システム間通話路制御装置１６
にも位置登録情報を送信（Ｓ３８）して、Ｓ３０へジャ
ンプする。

【００１７】Ｓ３２において、Ｙｅｓである場合は、自
ゾーン位置登録記憶部１３に該当する携帯電話機４が存
在するか調べる（Ｓ３９）。Ｎｏである場合は、着信情
報をシステム間通話路制御装置１６に送信した後、Ｓ３
０へジャンプし、Ｙｅｓである場合は、局線インタフェ
ース部７、通話路スイッチ９、内線インタフェース部８
を制御して、局線６と携帯電話機４とを接続した後、Ｓ
３０へジャンプする。

【００１８】次に、システム間通話路制御装置１６の動
作について説明する。図６は本発明の一実施例における
無線電話装置システムのシステム間通話路制御装置の動
作概要を示すフローチャートである。システム間通話路
制御装置１６は、共通信号回線部１７によりシステム間
に接続された各無線電話装置１ａからの信号を受信すべ
く待ち受け状態にある（Ｓ４２）。通話路制御部１８は
各無線電話装置１ａからの位置登録要求があるか調べる
（Ｓ４３）。Ｙｅｓである場合は、位置登録記憶部１９
に無線電話装置の装置番号及び携帯電話機４の内線番号
を記憶（Ｓ４４）した後、Ｓ４２へジャンプし、Ｎｏで
ある場合は、着信要求があるか調べる（Ｓ４５）。Ｎｏ
である場合は、Ｓ４２へジャンプし、Ｙｅｓである場合
は、対象携帯電話機４の内線番号が位置登録記憶部１９
に登録されているか調べる（Ｓ４６）。Ｎｏである場合
は、着信元の無線電話装置１ａに該当する携帯電話機４
が存在しない旨を共通信号回線部１７を介して通知（Ｓ
４７）した後、Ｓ４２へジャンプし、Ｙｅｓである場合
は、未使用中のシステム間通話路があるか調べる（Ｓ４
８）。Ｎｏである場合は、着信元の無線電話装置１ａに
システム間通話路の空きが無い旨を共通信号回線部１７
を介して通知（Ｓ４９）した後、Ｓ４２へジャンプし、
Ｙｅｓである場合は、関連する双方の無線電話装置１ａ
に通話路制御情報を送信（Ｓ５０）した後、Ｓ４２へジ
ャンプする。

【００１９】以上のように本実施例によれば、各無線電
話装置においては、自己の無線ゾーン下に存在する携帯
電話機のみを管理し、他の各無線電話装置の無線ゾーン
下にいる携帯電話機は、システム間通話路制御装置で一
元的に登録・管理を行うので、システムの拡張に伴い無
線電話装置が追加されても各無線電話装置の処理速度が
低下することはない。また、他ゾーンの位置登録を行わ
ないのでメモリ領域は増加しない。

【００２０】

【発明の効果】以上のように本発明は、分散配置された
各無線電話装置による位置登録情報の管理を簡素化する
とともに、他の各無線電話装置の無線ゾーン下に存在す
る携帯電話機の位置登録情報をシステム間通話路制御装
置で一元的に登録・管理を行うことで各無線電話装置の
負荷を軽減させることができ、システムの拡張に伴い無
線電話装置が増加しても容易に対応することができる拡
張性に優れた無線電話装置システムを実現できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における無線電話装置システ
ムのシステム構成図

【図２】本発明の一実施例における無線電話装置システ
ムの無線電話装置の機能ブロック図

【図３】本発明の一実施例における無線電話装置システ
ムのシステム間通話路制御装置の機能ブロック図

【図４】本発明の一実施例における無線電話装置システ
ムの各装置間のメッセージシーケンスを示す図

【図５】本発明の一実施例における無線電話装置システ
ムの無線電話装置の動作概要を示すフローチャート

【図６】本発明の一実施例における無線電話装置システ
ムのシステム間通話路制御装置の動作概要を示すフロー
チャート

【図７】従来の無線電話装置システムのシステム構成図

【図８】従来の無線電話装置システムにおける無線電話
装置の機能ブロック図

【図９】従来の無線電話装置システムにおける各装置間
のメッセージシーケンスを示す図

【図１０】従来の無線電話装置システムにおける無線電
話装置の動作を示す概要フローチャート

【符号の説明】

１、１ａ 無線電話装置 ２ システム間通話回線 ３ システム間信号回線 ４ 携帯電話機 ５ 無線ゾーン ６ 局線 ７ 局線インタフェース部 ８ 内線インタフェース部 ９ 通話路スイッチ １０ 通話回線部 １１ 信号回線部 １２ システム間通話・信号回線部 １３ 自ゾーン位置登録記憶部 １４ 他ゾーン位置登録記憶部 １５、１５ａ 制御部 １６ システム間通話路制御装置 １７ 共通信号回線部 １８ 通話路制御部 １９ 位置登録記憶部 ２０ 通話路情報記憶部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ａ．携帯電話機と、ｂ．局線とのインタフ
   ェースを行う局線インタフェース部と、前記携帯電話機
   等との電気的なインタフェースを行う内線インタフェー
   ス部と、他の無線電話装置と音声信号等のインタフェー
   スを行う通話回線部と、前記局線インタフェース部、前
   記内線インタフェース部、前記通話回線部等の通話路を
   制御する通話路スイッチと、システム間通話路制御装置
   の間でデータの送受信を行う信号回線部と、自己の無線
   ゾーン下に存在する携帯電話機の位置登録情報を格納す
   る自ゾーン位置登録記憶部とを有する無線電話装置と、
   ｃ．前記無線電話装置との間でデータの送受信を行う共
   通信号回線部と、前記無線電話装置からの位置登録要求
   に基づいて前記無線電話装置の装置番号及び携帯電話機
   の内線番号を記憶する位置登録記憶部と、通話路制御を
   行う各無線電話装置の装置番号、通話路番号、状態等の
   システム間の通話路情報を記憶する通話路情報記憶部と
   を有する前記システム間通話路制御装置と、を備えたこ
   とを特徴とする無線電話装置システム。