JPH07274138A - テレビジョン信号処理回路 - Google Patents

テレビジョン信号処理回路

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JPH07274138A
JPH07274138A JP6061536A JP6153694A JPH07274138A JP H07274138 A JPH07274138 A JP H07274138A JP 6061536 A JP6061536 A JP 6061536A JP 6153694 A JP6153694 A JP 6153694A JP H07274138 A JPH07274138 A JP H07274138A
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JP
Japan
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signal
motion
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image
area
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Application number
JP6061536A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Ogawa
佳彦 小川
Seijirou Yasuki
成次郎 安木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】動き適応多重された付加信号を分離するための
専用の動き検出器を不要とするテレビジョン信号処理回
路を提供することを目的とする。 【構成】標準テレビジョン方式とはアスペクト比の異な
る画像がレターボックス形式の主画部に配置され、その
上下無画部に画像の解像度を補強する少なくとも2種類
の付加信号が動き適応多重されたテレビジョン信号を入
力し、この入力テレビジョン信号を主画部の信号と上下
無画部の信号に分離する主画部/無画部分離手段502
と、入力テレビジョン信号の主画部の動きを検出する動
き検出手段504と、この手段で検出された動きに応じ
て分離された主画部の信号の輝度信号と色信号を分離す
る輝度/色分離手段503と、検出された動きに応じて
分離された上下無画部の信号に動き適応多重された付加
信号を分離する付加信号分離手段514とを具備して構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、標準テレビ
ジョン方式とはアスペクト比の異なる画像がレターボッ
クス形式の主画部に配置され、上下無画部に解像度を補
強する少なくとも2種類の付加信号を動き適応多重され
たテレビジョン信号について、主画部の輝度/色分離、
上下無画部の付加信号分離を行うテレビジョン信号処理
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、日本で本放送されているNTSC
方式カラー放送では、画面の横縦比(アスペクト比)が
4:3である。一方、HDTV(高精彩テレビジョン方
式)の研究において、画面はより横長のアスペクト比1
6:9が好ましいことが知られている。そこで、横長
(アスペクト比16:9)の番組素材を現行NTSC方
式受像機でも受信できるように放送するEDTV−2方
式が提案され、実用化に向けて検討が重ねられている。
【0003】上記EDTV−2方式では、NTSC方式
受信機で再生する場合に、横長画面の左右をカットして
4:3にするか、4:3画面の中央に横長画面を表示し
て上下は無画部とする手法が提案されている。特に、後
者はレターボックス形式と呼ばれ、NTSC方式受信機
で再生しても番組素材がカットされないという特徴があ
る。
【0004】ここで、上記レターボックス形式を採用し
た場合、アスペクト比16:9の画像を伝送するには、
NTSC方式の有効走査線数約480[本/フレーム]
のうち3/4の360[本/フレーム]しか利用できな
いため、画質を多少犠牲にせざるを得ない。そこで、利
用されない120[本/フレーム]の上下無画部を使用
して画質補強信号を伝送する提案がある。一例として、
テレビジョン学会技術報告Vol.17,No.65,pp19-24,BCS'9
3-42(Oct.1993)記載のシステムについて説明する。
【0005】エンコーダの原理説明図を図4に示す。こ
の例では、入力に480本順次走査を採用して360本
に変換し、さらに360本の順次走査信号を公知のSS
KF手法により180本の飛び越し走査による主画面信
号と180本の飛び越し走査による画質補強信号(以
下、単に補償信号と称する)LDとに分けて同時に伝送
する。このとき、主画面信号を画面中央で伝送し、補償
信号LDを画面の上下無画部で伝送し、さらに360本
以上の垂直高域信号VH’を補償信号LDと多重して伝
送する。
【0006】以下、図4に示すエンコーダの動作を図面
に沿って詳しく説明する。入力端子601,602,6
03に供給される480本順次走査のRGB信号はマト
リックス回路(MATRIX)604に入力され、YI
Q信号に変換される。変換されたYIQ信号は、前置ロ
ーパスフィルタ(fLPF)605により帯域制限され
た後、それぞれ走査線変換器609,610,611に
入力される。
【0007】上記走査線変換器609,610,611
はそれぞれ走査線数を480本から360本に変換する
(4→3)と共に順次走査を飛び越し走査に変換する
(p→i)もので、各出力信号HH,I,Qはレターボ
ックス変換器640により360本レターボックス形式
の信号に変換される。このとき、Y信号については現行
放送帯域で伝送できない4.2MHz以上の成分をレタ
ーボックス形式で出力する。この信号をHH’信号とす
る。
【0008】レターボックス形式に変換されたHH’信
号は、ホール多重化回路625によりホールと呼ばれる
色副搬送波と共役位置へ周波数シフトされ、加算器62
2で主画面のY信号に多重される。I信号は水平ローパ
スフィルタ(μLPF)626により1.5MHzに帯
域制限され、Q信号は水平ローパスフィルタ(μLP
F)627により0.5MHzに帯域制限される。帯域
制限されたI信号、Q信号はIQ変調器628によって
直交変調される。この変調によって得られる色信号C
は、通常のNTSC方式と同様に、加算器622で主画
面のY信号に多重される。
【0009】一方、マトリックス604より出力される
Y信号は、4→3走査線変換、SSKF、飛び越し走査
変換(p→i)を含む第1の垂直処理部606に入力さ
れる。この第1の垂直処理部606は、入力された48
0本のY信号を360本に変換し(4→3)、SSKF
手法による垂直ローパスフィルタ(vLPF)により垂
直の低域成分を分離し、その信号を飛び越し走査に変換
する(p→i)。
【0010】また、360本に変換されたY信号は第2
の垂直処理部607にも入力される。この第2の垂直処
理部607は、SSKF手法による垂直ハイパスフィル
タ(vHPF)により垂直の高域成分を分離し、その信
号を飛び越し走査に変換する(p→i)。
【0011】第1の垂直処理部606から出力される垂
直の低域成分はレターボックス変換器640によりレタ
ーボックス形式の主画面信号に変換される。一方、第2
の垂直処理部607から出力される垂直高域成分はLD
信号となり、LD/VH’多重回路613に入力され
る。
【0012】前置ローパスフィルタ605から出力され
るY信号は垂直高域成分処理部608に入力される。こ
の垂直高域成分処理部608は、360本以上の垂直の
高域成分を垂直方向に周波数シフトし(vシフト)、4
→3の走査線変換を行い(4→3)、飛び越し走査信号
に変換する(p→i)。この信号はVH’信号となり、
LD/VH’多重回路613に入力される。
【0013】マトリックス回路604から出力されるY
信号は動き検出器612にも入力される。この動き検出
器612は、入力Y信号から画像の動きを検出し、その
動きに応じた動き検出信号を出力する。
【0014】上記LD/VH’多重回路613は、動き
検出器612から出力される動き検出信号によって制御
され、動き検出信号が静画を示すときにはVH’信号を
LD信号に多重し、動き検出信号が動画を示すときには
VH’信号を多重せずにLD信号のみを出力する。
【0015】このLD/VH’多重回路613の出力L
D/VH’は、レターボックス変換器640によってレ
ターボックス形式の上下無画部の信号に変換された後、
fsc変調器624に入力され、色副搬送波の周波数信
号fscを変調する。このfsc変調器624から出力
される変調波は、スイッチ623により、レターボック
ス形式の上下無画部の信号として所定のタイミングで導
出され、出力端子629より出力される。
【0016】一方、レターボックス変換器640から出
力される主画面の信号はプリコーミング620によって
HH’信号の多重される周波数領域にホールが形成さ
れ、水平ローパスフィルタ(μLPF)621によって
4.2MHzに帯域制限される。帯域制限後、加算器6
22によりHH’信号、色信号Cと加算される。この加
算出力は、スイッチ623により、レターボックス形式
の主画面信号として所定のタイミングで導出され、出力
端子629より出力される。これによって出力端子62
9からエンコードされたEDTV信号が送出されるよう
になる。
【0017】上記LD/VH’多重回路613の構成を
図6に示し、この図に沿って動作の説明を行う。まず、
端子701には第2の垂直処理部607から出力される
LD信号が供給され、端子702には垂直高域成分処理
部608から出力されるVH’信号が供給される。ま
た、端子703には動き検出器612から出力される動
き検出信号が供給される。
【0018】端子701に供給されたLD信号は時間周
波数変調器705に入力され、変調キャリアによって時
間垂直周波数領域で周波数シフトされる。端子702に
供給されたVH’信号は掛算器704に入力される。こ
の掛算器704の他方の入力端には(1−k)の値が入
力される。ここで、kは動き検出信号の値を表し、0≦
k≦1の値をとる。0は静画を表し、1は動画を表す。
したがって、掛算器704の出力は動きに応じて変化
し、静画時にはVH’信号が出力され、動画時には何も
出力されない。
【0019】掛算器704から出力された信号は時間周
波数変調器706に入力され、キャリア信号によって時
間垂直周波数領域で周波数シフトされる。周波数変調器
705、706の出力は共に加算器707に入力され、
LD信号とVH’信号の多重が行われる。加算器707
の出力は端子708に供給され、LD/VH’多重回路
613の出力となる。
【0020】上記時間周波数変調器705、706の変
調キャリアを適当に選ぶと、LD信号を時間周波数0、
30Hzに配置し、VH’信号を15Hzに配置するこ
とができる。このとき、静画時にはスペクトルが重なら
ないので、LD信号とVH’信号を多重して伝送可能と
なる。したがって、静画時にはVH’信号が時間周波数
15Hzに多重されて伝送される。
【0021】次に、テレビジョン学会技術報告Vol.17,N
o.65,pp19-24,BCS'93-42(Oct.1993)記載のシステムのデ
コーダの構成を図5に示し、そのデコード動作を説明す
る。これは、図4に示したエンコーダによってエンコー
ドされたEDTV信号をデコードするデコーダである。
【0022】入力端子501から入力されるエンコード
信号(EDTV信号)はスイッチ502によって主画面
部と上下無画部の信号に分けられる。主画面部の信号は
3次元Y/C/HH’信号分離回路503、動き検出器
504に入力される。動き検出器504は主画部の信号
から画像の動きを検出し、動きの有無に応じた動き検出
信号を出力する。3次元Y/C/HH’信号分離回路5
03は、動き検出器504から出力される動き検出信号
に応じてY信号、色信号C、HH’信号の分離を行い、
それぞれの信号を加算器508、復調器507、IQ復
調器509に入力する。
【0023】復調器507はHH’信号を復調して4.
2MHz以上の水平高域信号HHを再生する。このHH
信号は加算器508に入力される。したがって、加算器
508の出力信号は4.2MHz以上の水平解像度を有
するY信号となる。本従来例では、6MHz迄のY信号
の再生が可能である。
【0024】一方、色信号CはIQ復調器509に入力
され、ここでI信号、Q信号が再生される。I信号は水
平ローパスフィルタ(μLPF)510によって1.5
MHzに帯域制限され、Q信号は水平ローパスフィルタ
(μLPF)511により0.5MHzに帯域制限され
る。
【0025】帯域制限されたI信号、Q信号はそれぞ
れ、3→4走査線変換器525,526に入力され、走
査線変換により480本の順次走査信号に変換される。
3→4走査線変換器525,526の出力は共にマトリ
ックス回路(MATRIX)527に入力される。
【0026】一方、加算器508の出力信号は、加算器
519、水平ハイパスフィルタ(μHPF)512、水
平ローパスフィルタ(μLPF)513、動き検出器5
15に入力される。動き検出器515は加算器508か
ら出力されるY信号から画像の動きを検出し、動きの有
無に応じた動き検出信号を出力する。動き検出器515
から出力される動き検出信号はLD/VH’分離復調回
路514及び動き適応走査線補間器516に入力され
る。
【0027】ここで、水平周波数1.2MHz以下の帯
域はSSKFの手法により順次走査信号を再生できるた
め、水平ローパスフィルタ513から出力される水平
1.2MHz以下の成分は、SSKF手法による垂直ロ
ーパスフィルタ(vLPF)517に入力され、順次走
査信号に変換される。そして、水平ハイパスフィルタ5
12から出力される1.2MHz以上の成分は動き適応
走査線補間器516に入力され、公知の動き適応走査線
補間によって順次走査信号に変換される。
【0028】尚、実際のハードウエアでは、順次走査に
変換すると処理速度が高速となるため、本来伝送されて
くる走査線と補間によって生成される走査線とを、それ
ぞれ直接系と補間系にわけて処理する。すなわち、上記
動き適応走査線補間器516の出力は補間系として加算
器520に入力される。一方、加算器508の出力は直
接系として加算器519に入力される。
【0029】一方、スイッチ502によって選択的に取
り出される無画部信号はfsc復調器505で復調さ
れ、水平伸長器506で3倍に時間伸長される。水平伸
長器506の出力はLD/VH’分離復調回路514に
入力される。このLD/VH’分離復調回路514は、
動き検出器515から出力される動き検出信号に基づい
てLD信号とVH’信号を分離する。このLD/VH’
分離復調回路514の詳細な動作説明は後述する。
【0030】LD/VH’分離復調回路514から出力
されるLD信号は、その帯域の上限が1.2MHzであ
り、SSKF手法による垂直ハイパスフィルタ(vHP
F)518に入力される。このSSKF垂直ハイパスフ
ィルタ518からは直接系と補間系の信号が出力され、
直接系の信号は加算器519に入力され、補間系の信号
は加算器521に入力される。
【0031】加算器521では、SSKF垂直ローパス
フィルタ517とSSKF垂直ハイパスフィルタ518
の補間系の信号が加算され、0から1.2MHzに関し
て完全な補間走査線信号が得られる。加算器521の出
力は加算器520に入力され、動き適応走査線補間器5
16から出力される1.2MHz以上の成分が公知の動
き適応走査線補間された補間走査線と加算される。ま
た、加算器519では、SSKF垂直ハイパスフィルタ
518から出力される直接系の信号と加算器508の出
力が加算される。
【0032】加算器519の出力は直接系の信号とし
て、加算器520の出力は補間系の信号として3→4走
査線変換器522に入力され、その走査線変換により有
効走査線数480本の順次走査信号に変換される。
【0033】LD/VH’分離復調器514より出力さ
れるVH’信号は垂直処理部524に入力され、3→4
走査線変換と共に垂直シフト(vシフト)されて360
本以上の垂直高域成分に変換される。この垂直処理部5
24の出力は加算器523に入力される。加算器523
は360本以下の垂直低域成分と360本以上の垂直高
域成分を合成し、480本の順次走査信号を再生する。
加算器523の出力信号はマトリックス回路527に入
力される。
【0034】最後に、マトリックス回路527により、
加算器523から出力されるY信号、3→4走査線変換
器525,526から出力されるI信号、Q信号はRG
B信号に変換され、出力端子528,529,530か
らRGB出力されてディスプレイに画像表示される。
【0035】上記LD/VH’分離復調回路514の構
成を図7に示し、この図に沿って動作の説明を行う。ま
ず、端子711には水平伸長器511から出力されるL
D/VH’信号が供給され、端子714には動き検出器
527から出力される動き検出信号が供給される。
【0036】端子711に供給されたLD/VH’信号
は、減算器715と時間バンドパスフィルタ(fBP
F)712に入力される。この時間バンドパスフィルタ
712では、時間周波数15Hz付近の成分が抜き取ら
れる。この時間バンドパスフィルタ712の出力は掛算
器713に入力され、(1−k)の値が掛けられる。こ
こで、kは動き検出信号の値を表し、0≦k≦1の値を
とる。0は静画を表し、1は動画を表す。したがって、
掛算器713の出力は動きに応じて変化し、静画時には
時間バンドパスフィルタ712の出力がそのまま出力さ
れ、動画時には何も出力されない。すなわち、掛算器7
13からは、静画時にのみ多重されているVH’信号が
出力されることになる。
【0037】上記掛算器713から出力されるVH’信
号は減算器715に入力され、端子711から入力され
たLD/VH’信号から引き算される。したがって、減
算器715からはLD信号が出力される。減算器715
から出力されるLD信号と掛算器713から出力される
VH’信号は、それぞれ復調器716,717に入力さ
れ、復調キャリアに基づいて時間垂直周波数領域で元の
周波数成分にシフトされる。
【0038】復調器716、717の出力はそれぞれ出
力端子718,719に供給され、LD/VH’分離復
調回路514の出力となる。この処理によって、静画時
にLD信号に多重されたVH’信号の分離を行うことが
できる。
【0039】以上述べたように、図4、図5に示したよ
うな従来のエンコーダ、デコーダの構成によれば、静画
時にのみVH’信号をLD信号に多重して伝送すること
ができるので、静画時には480lphの帯域の画像を
再生することができる。しかし、動き適応処理によって
多重を行っているので、受信機側に動き検出回路が必要
となる。この動き検出は時間方向の処理のため、メモリ
を必要とするので、ハード規模が大きくなってしまうと
いう問題点があった。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の構成では、動き適応多重されたLD信号とVH’信
号等の少なくとも2種類以上の付加信号を分離するため
に、専用の動き検出器が必要となり、ハード規模が大き
くなってしまうという問題点があった。
【0041】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、動き適応多重された付加信号を分離する
ための専用の動き検出器を不要とするテレビジョン信号
処理回路を提供することを目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明に係るテレビジョン信号処理回路は、 (1)標準テレビジョン方式とはアスペクト比の異なる
画像がレターボックス形式の主画部に配置され、その上
下無画部に前記画像の解像度を補強する少なくとも2種
類の付加信号が動き適応多重されたテレビジョン信号を
入力し、この入力テレビジョン信号を主画部の信号と上
下無画部の信号に分離する主画部/無画部分離手段と、
前記入力テレビジョン信号の主画部の動きを検出する動
き検出手段と、前記動き検出手段で検出された動きに応
じて前記主画部/無画部分離手段で分離された主画部の
信号の輝度信号と色信号を分離する輝度/色分離手段
と、前記動き検出手段で検出された動きに応じて前記主
画部/無画部分離手段で分離された上下無画部の信号に
動き適応多重された付加信号を分離する付加信号分離手
段とを具備したことを特徴とする。
【0043】(2)標準テレビジョン方式とはアスペク
ト比の異なる画像がレターボックス形式の主画部に配置
され、その上下無画部に前記画像の解像度を補強する少
なくとも2種類の付加信号が動き適応多重されたテレビ
ジョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号を主画
部の信号と上下無画部の信号に分離する主画部/無画部
分離手段と、前記入力テレビジョン信号の主画部の動
き、上下無画部の動きをそれぞれ検出する動き検出手段
と、前記動き検出手段で検出された主画部の動きに応じ
て前記主画部/無画部分離手段で分離された主画部の信
号の輝度信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、
前記動き検出手段で検出された上下無画部の動きに応じ
て前記主画部/無画部分離手段で分離された上下無画部
の信号に動き適応多重された付加信号を分離する付加信
号分離手段とを具備したことを特徴とする。
【0044】(3)標準テレビジョン方式とはアスペク
ト比の異なる画像がレターボックス形式の主画部に配置
され、その上下無画部に前記画像の解像度を補強する少
なくとも2種類の付加信号が動き適応多重されたテレビ
ジョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号を主画
部の信号と上下無画部の信号に分離する主画部/無画部
分離手段と、前記入力テレビジョン信号の主画部の動
き、上下無画部の動きをそれぞれ検出する動き検出手段
と、前記動き検出手段で検出された主画部の動きに応じ
て前記主画部/無画部分離手段で分離された主画部の信
号の輝度信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、
前記動き検出手段で検出された主画部の動きと上下無画
部の動きを合成する動き合成手段と、この合成手段で合
成された動きに応じて前記主画部/無画部分離手段で分
離された上下無画部の信号に動き適応多重された付加信
号を分離する付加信号分離手段とを具備したことを特徴
とする。
【0045】(4)標準テレビジョン方式とはアスペク
ト比の異なる画像が主エリアに配置され、他のエリアに
互いに異なる複数の付加信号が動き適応多重されたテレ
ビジョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号から
エリア別に信号を分離するエリア分離手段と、前記入力
テレビジョン信号の主エリアの動きを検出する動き検出
手段と、前記動き検出手段で検出された主エリアの動き
に応じて前記エリア分離手段で分離された主エリアの信
号の輝度信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、
前記動き検出手段で検出された主エリアの動きに応じて
前記エリア分離手段で分離された他のエリアの信号に動
き適応多重された付加信号を分離する付加信号分離手段
とを具備したことを特徴とする。
【0046】(5)標準テレビジョン方式とはアスペク
ト比の異なる画像が主エリアに配置され、他のエリアに
互いに異なる複数の付加信号が動き適応多重されたテレ
ビジョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号から
エリア別に信号を分離するエリア分離手段と、前記入力
テレビジョン信号の主エリアの動き、他のエリアの動き
をそれぞれ検出する動き検出手段と、前記動き検出手段
で検出された主エリアの動きに応じて前記エリア分離手
段で分離された主エリアの信号から輝度信号と色信号を
分離する輝度/色分離手段と、前記動き検出手段で検出
された他のエリアの動きに応じて前記エリア分離手段で
分離された他のエリアの信号に動き適応多重された付加
信号を分離する付加信号分離手段とを具備したことを特
徴とする。
【0047】(6)標準テレビジョン方式とはアスペク
ト比の異なる画像が主エリアに配置され、他のエリアに
互いに異なる複数の付加信号が動き適応多重されたテレ
ビジョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号をエ
リア別に信号を分離するエリア分離手段と、前記入力テ
レビジョン信号の主エリアの動き、他のエリアの動きを
それぞれ検出する動き検出手段と、前記動き検出手段で
検出された主エリアの動きに応じて前記エリア分離手段
で分離された主エリアの信号の輝度信号と色信号を分離
する輝度/色分離手段と、前記動き検出手段で検出され
た主エリアの動きと他のエリアの動きを合成する動き合
成手段と、この合成手段で合成された動きに応じて前記
エリア分離手段で分離された他のエリアの信号に動き適
応多重された付加信号を分離する付加信号分離手段とを
具備したことを特徴とする。
【0048】
【作用】(1)の構成では、入力テレビジョン信号がレ
ターボックス形式の場合に、主画部の輝度/色分離手段
で使用する動き検出手段を利用して主画部の動きを検出
し、検出された動きに応じて上下無画部の信号に動き適
応多重された付加信号を分離するようにしている。
【0049】(2)の構成では、入力テレビジョン信号
がレターボックス形式の場合に、主画部の輝度/色分離
手段で使用する動き検出手段を利用して主画部及び上下
無画部の動きをそれぞれ検出し、検出された上下無画部
の動きに応じて上下無画部の信号に動き適応多重された
付加信号を分離するようにしている。
【0050】(3)の構成では、入力テレビジョン信号
がレターボックス形式の場合に、主画部の輝度/色分離
手段で使用する動き検出手段を利用して主画部及び上下
無画部の動きをそれぞれ検出し、検出された主画部の動
きと上下無画部の動きを合成し、合成した動きに応じて
上下無画部の信号に動き適応多重された付加信号を分離
するようにしている。
【0051】(4)の構成では、入力テレビジョン信号
がレターボックス形式に限らず、標準テレビジョン方式
とはアスペクト比の異なる画像が主エリアに配置され、
他のエリアに互いに異なる複数の付加信号が動き適応多
重されたテレビジョン信号である場合、主エリアの動き
を検出し、検出された動きに応じて他のエリアの信号に
動き適応多重された付加信号を分離するようにしてい
る。
【0052】(5)の構成では、入力テレビジョン信号
がレターボックス形式に限らず、標準テレビジョン方式
とはアスペクト比の異なる画像が主エリアに配置され、
他のエリアに互いに異なる複数の付加信号が動き適応多
重されたテレビジョン信号である場合、主エリア及び他
のエリアの動きをそれぞれ検出し、検出された他のエリ
アの動きに応じて他のエリアの信号に動き適応多重され
た付加信号を分離するようにしている。
【0053】(6)の構成では、入力テレビジョン信号
がレターボックス形式に限らず、標準テレビジョン方式
とはアスペクト比の異なる画像が主エリアに配置され、
他のエリアに互いに異なる複数の付加信号が動き適応多
重されたテレビジョン信号である場合、主エリア及び他
のエリアの動きをそれぞれ検出し、検出された主エリア
の動きと他のエリアの動きを合成し、合成した動きに応
じて他のエリアの信号に動き適応多重された付加信号を
分離するようにしている。以上の構成によれば、唯一つ
の動き検出手段で輝度/色分離、付加信号分離を処理で
きるので、ハード規模を小さくすることができる。
【0054】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照してこの発明の実
施例を詳細に説明する。但し、説明を簡単にするため、
図1乃至図3において、図5と同一部分には同一符号を
付して示し、ここでは異なる部分を中心に説明する。
【0055】図1はこの発明に係るテレビジョン信号処
理回路の第1の実施例の構成を示すもので、動き検出器
504から出力される動き検出信号は、3次元Y/C/
HH分離回路503に制御信号として入力されると共
に、遅延調整回路101を介してLD/VH’分離復調
器514及び動き適応走査線補間器516にも入力され
る。遅延調整回路101は、動き検出信号を遅延調整す
ることで、LD/VH’分離復調器514、動き適応走
査線補間器516での映像信号に動き検出信号のタイミ
ングを合わせるものである。
【0056】上記構成では、3次元Y/C/HH分離回
路503の制御に用いている動き検出器504を利用
し、その動き検出信号でLD/VH’分離復調器51
4、動き適応走査線補間器516の動き適応処理を行う
ようにしている。ここで、動き検出器504から出力さ
れる動き検出信号は主画面信号のタイミングに合ってい
る。そこで、遅延調整回路101により動き検出信号を
遅延して、LD/VH’分離復調器514、動き適応走
査線補間器516での映像信号に動き検出信号のタイミ
ングを合わせる。
【0057】したがって、上記構成によるテレビジョン
信号処理回路は、3次元Y/C/HH分離回路503、
LD/VH’分離復調器514、動き適応走査線補間器
516で使用する動き検出信号を、唯一つの動き検出器
504から得ている。そのため、従来必要であった動き
検出器515が必要なくなり、その分ハード規模を小さ
くできるようになる。
【0058】図2はこの発明に係るテレビジョン信号処
理回路の第2の実施例の構成を示すものである。図2に
おいて、図1と同一部分には同一符号を付して示し、そ
の説明は省略する。
【0059】このテレビジョン信号処理回路では、動き
検出器504には入力端子501から入力されたエンコ
ード信号(EDTV信号)が直接供給される。すなわ
ち、この動き検出器504では主画部での動きと上下無
画部での動きをそれぞれ検出し、その有無に応じた動き
検出信号を出力する。この動き検出器504の出力信号
はスイッチ102によって主画部の部分と上下無画部の
部分に分離される。主画部の動き検出信号は3次元Y/
C/HH分離回路503に入力されると共に、遅延調整
回路101を介して動き適応走査線補間器516に入力
される。上下無画部の動き検出信号は水平伸張器103
によって3倍時間伸長された後、LD/VH’分離復調
器514に入力される。
【0060】すなわち、上記構成では、動き検出器50
4において、エンコード信号の動きを直接検出すること
で、主画部の動き検出信号と上下無画部の動き検出信号
を得る。そして、各動き検出信号をスイッチ102で分
離し、主画部の動き検出信号で3次元Y/C/HH分離
回路503を制御すると共に、その動き検出信号を遅延
調整回路101により遅延調整して動き適応走査線補間
器516に入力して動き適応処理させ、上下無画部の動
き検出信号でLD/VH’分離復調器514の分離復調
処理を行うようにしている。
【0061】但し、上下無画部の信号は3倍に時間圧縮
されているので、当然のことながら動き検出信号も3倍
に時間圧縮されている。そこで、無画部の動き検出信号
に津いては水平伸張器103によって3倍時間伸張し、
並べ換え後の無画部の映像信号に合わせるようにしてい
る。
【0062】したがって、上記構成によれば、上下無画
部の信号の動きを検出することができ、それを用いてL
D/VH’分離を行うことができる。この場合にも、3
次元Y/C/HH分離に使用する動き検出器を用いて上
下無画部の動きを検出しているので、上下無画部の動き
を検出するための動き検出器を特別に設ける必要がな
い。そのため、ハード規模の増加はほとんどない。
【0063】図3はこの発明に係るテレビジョン信号処
理回路の第3の実施例の構成を示すものである。図3に
おいて、図1、図2と同一部分には同一符号を付して示
し、その説明は省略する。
【0064】遅延調整回路101から出力される動き検
出信号は、動き適応走査線補間器516に入力されると
共に、合成器104にも入力される。また、水平伸長器
103から出力される3倍伸長された動き検出信号は、
合成器104に入力される。合成器104は入力される
2つの動き検出信号からLD/VH’分離に使用する動
き検出信号を生成する。合成器104の出力は、LD/
VH’分離復調器514に入力され、LD/VH’分離
に使用される。
【0065】この構成によれば、LD/VH’分離に使
用する動き検出信号を、主画部と上下無画部の両方から
求め、合成して得ているので、高精度な分離処理が可能
となる。このとき、これらの動き検出に、3次元Y/C
/HH分離に使用する動き検出器を用いているので、特
別に動き検出器を設ける必要がない。そのため、ハード
規模の増加はほとんどない。
【0066】ところで、上記の第2、第3の実施例で
は、主画面の信号と上下無画部の信号のそれぞれの動き
を動き検出器504のみで検出するとしたが、実際には
上下無画部ではフレーム反転で多重しているので、上下
無画部の動き検出は2フレーム間差分のみを用いて行う
必要がある。そこで、動き検出器504において、主画
部では1フレーム間差分と2フレーム間差分を用いて動
き検出を行い、上下無画部では2フレーム間差分のみを
用いて動き検出を行うように、検出特性を画面内で切り
替えるとよい。
【0067】また、各実施例は入力がレターボックス形
式のテレビジョン信号である場合を前提に説明している
が、この発明はこれに限定されるものではなく、標準テ
レビジョン方式とはアスペクト比の異なる画像が主エリ
アに配置され、他のエリアに互いに異なる複数の付加信
号が動き適応多重されたテレビジョン信号についても全
く同様に実施可能である。その他、この発明の要旨を変
更しない範囲で種々変形しても実施可能であることはい
うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、動
き適応多重された付加信号を分離するための専用の動き
検出器を不要とするテレビジョン信号処理回路を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るテレビジョン信号処理回路の
第1の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図2】 この発明に係るテレビジョン信号処理回路の
第2の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図3】 この発明に係るテレビジョン信号処理回路の
第3の実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図4】 この発明が適用されるEDTV−2方式エン
コーダの構成を示すブロック回路図である。
【図5】 従来のEDTV−2方式デコーダの構成を示
すブロック回路図である。
【図6】 図4のLD/VH’多重回路の構成を示すブ
ロック回路図である。
【図7】 図5のLD/VH’分離復調回路の構成を示
すブロック回路図である。
【符号の説明】
101…遅延調整回路、102…スイッチ、103…水
平伸張器、104…合成器、501…入力端子、502
…スイッチ、503…3次元Y/C/HH’信号分離回
路、504…動き検出器、505…fsc復調器、50
6…水平伸長器、507…復調器、508…加算器、5
09…IQ復調器、510,511…水平ローパスフィ
ルタ、512…水平ハイパスフィルタ、513…動き検
出器、514…LD/VH’分離復調回路、515…動
き検出器、516…動き適応走査線補間器、517…S
SKF垂直ローパスフィルタ、518…SSKF垂直ハ
イパスフィルタ、519,520,521…加算器、5
22…3→4走査線変換器、523…加算器、524…
垂直処理部、525,526…3→4走査線変換器、5
27…マトリックス回路、528,529,530…出
力端子、601,602,603…入力端子、604…
マトリックス回路、605…前置ローパスフィルタ、6
06,607…垂直処理部、608…垂直高域成分処理
部、609,610,611…走査線変換器、612…
動き検出器、613…LD/VH’多重回路、620…
プリコーミング、621…水平ローパスフィルタ、62
2…加算器、623…スイッチ、624…fsc変調
器、625…ホール多重化回路、626,627…水平
ローパスフィルタ、628…IQ変調器、629…出力
端子、640…レターボックス変換器、701,70
2,703…入力端子、704…掛算器、705,70
6…時間周波数変調器、707…加算器、708…出力
端子、711,714…入力端子、712…時間バンド
パスフィルタ、713…掛算器、715…減算器、71
6,717…復調器、718,719…出力端子。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準テレビジョン方式とはアスペクト比
    の異なる画像がレターボックス形式の主画部に配置さ
    れ、その上下無画部に前記画像の解像度を補強する少な
    くとも2種類の付加信号が動き適応多重されたテレビジ
    ョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号を主画部
    の信号と上下無画部の信号に分離する主画部/無画部分
    離手段と、 前記入力テレビジョン信号の主画部の動きを検出する動
    き検出手段と、 前記動き検出手段で検出された動きに応じて前記主画部
    /無画部分離手段で分離された主画部の信号の輝度信号
    と色信号を分離する輝度/色分離手段と、 前記動き検出手段で検出された動きに応じて前記主画部
    /無画部分離手段で分離された上下無画部の信号に動き
    適応多重された付加信号を分離する付加信号分離手段と
    を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理回
    路。
  2. 【請求項2】 標準テレビジョン方式とはアスペクト比
    の異なる画像がレターボックス形式の主画部に配置さ
    れ、その上下無画部に前記画像の解像度を補強する少な
    くとも2種類の付加信号が動き適応多重されたテレビジ
    ョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号を主画部
    の信号と上下無画部の信号に分離する主画部/無画部分
    離手段と、 前記入力テレビジョン信号の主画部の動き、上下無画部
    の動きをそれぞれ検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段で検出された主画部の動きに応じて前
    記主画部/無画部分離手段で分離された主画部の信号の
    輝度信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、 前記動き検出手段で検出された上下無画部の動きに応じ
    て前記主画部/無画部分離手段で分離された上下無画部
    の信号に動き適応多重された付加信号を分離する付加信
    号分離手段とを具備したことを特徴とするテレビジョン
    信号処理回路。
  3. 【請求項3】 標準テレビジョン方式とはアスペクト比
    の異なる画像がレターボックス形式の主画部に配置さ
    れ、その上下無画部に前記画像の解像度を補強する少な
    くとも2種類の付加信号が動き適応多重されたテレビジ
    ョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号を主画部
    の信号と上下無画部の信号に分離する主画部/無画部分
    離手段と、 前記入力テレビジョン信号の主画部の動き、上下無画部
    の動きをそれぞれ検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段で検出された主画部の動きに応じて前
    記主画部/無画部分離手段で分離された主画部の信号の
    輝度信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、 前記動き検出手段で検出された主画部の動きと上下無画
    部の動きを合成する動き合成手段と、 この合成手段で合成された動きに応じて前記主画部/無
    画部分離手段で分離された上下無画部の信号に動き適応
    多重された付加信号を分離する付加信号分離手段とを具
    備したことを特徴とするテレビジョン信号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記動き検出手段は、前記主画部と前記
    上下無画部とで特性を切り換えて前記入力テレビジョン
    信号の動きを検出することで主画部の動きと上下無画部
    の動きをそれぞれ検出するようにしたことを特徴とする
    請求項2、3いずれか記載のテレビジョン信号処理回
    路。
  5. 【請求項5】 標準テレビジョン方式とはアスペクト比
    の異なる画像が主エリアに配置され、他のエリアに互い
    に異なる複数の付加信号が動き適応多重されたテレビジ
    ョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号からエリ
    ア別に信号を分離するエリア分離手段と、 前記入力テレビジョン信号の主エリアの動きを検出する
    動き検出手段と、 前記動き検出手段で検出された主エリアの動きに応じて
    前記エリア分離手段で分離された主エリアの信号の輝度
    信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、 前記動き検出手段で検出された主エリアの動きに応じて
    前記エリア分離手段で分離された他のエリアの信号に動
    き適応多重された付加信号を分離する付加信号分離手段
    とを具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理回
    路。
  6. 【請求項6】 標準テレビジョン方式とはアスペクト比
    の異なる画像が主エリアに配置され、他のエリアに互い
    に異なる複数の付加信号が動き適応多重されたテレビジ
    ョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号からエリ
    ア別に信号を分離するエリア分離手段と、 前記入力テレビジョン信号の主エリアの動き、他のエリ
    アの動きをそれぞれ検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段で検出された主エリアの動きに応じて
    前記エリア分離手段で分離された主エリアの信号から輝
    度信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、 前記動き検出手段で検出された他のエリアの動きに応じ
    て前記エリア分離手段で分離された他のエリアの信号に
    動き適応多重された付加信号を分離する付加信号分離手
    段とを具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理
    回路。
  7. 【請求項7】 標準テレビジョン方式とはアスペクト比
    の異なる画像が主エリアに配置され、他のエリアに互い
    に異なる複数の付加信号が動き適応多重されたテレビジ
    ョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号をエリア
    別に信号を分離するエリア分離手段と、 前記入力テレビジョン信号の主エリアの動き、他のエリ
    アの動きをそれぞれ検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段で検出された主エリアの動きに応じて
    前記エリア分離手段で分離された主エリアの信号の輝度
    信号と色信号を分離する輝度/色分離手段と、 前記動き検出手段で検出された主エリアの動きと他のエ
    リアの動きを合成する動き合成手段と、 この合成手段で合成された動きに応じて前記エリア分離
    手段で分離された他のエリアの信号に動き適応多重され
    た付加信号を分離する付加信号分離手段とを具備したこ
    とを特徴とするテレビジョン信号処理回路。
  8. 【請求項8】 前記動き検出手段は、前記エリアと他の
    エリアとで特性を切り換えて前記入力テレビジョン信号
    の動きを検出することで主エリアの動きと他のエリアの
    動きをそれぞれ検出するようにしたことを特徴とする請
    求項6、7いずれか記載のテレビジョン信号処理回路。
  9. 【請求項9】 さらに、前記動き検出手段で得られる主
    画部の動きに応じて走査線補間を行う走査線補間手段を
    備えることを特徴とする請求項1、2、3、5、6、7
    いずれかテレビジョン信号処理回路。
  10. 【請求項10】 標準テレビジョン方式とはアスペクト
    比の異なる画像がレターボックス形式の主画部に配置さ
    れ、その上下無画部に前記画像の解像度を補強する少な
    くとも2種類の付加信号が動き適応多重されたテレビジ
    ョン信号を入力し、この入力テレビジョン信号を主画部
    の信号と上下無画部の信号に分離する主画部/無画部分
    離過程と、 前記入力テレビジョン信号の主画部の動きを検出する動
    き検出過程と、 前記動き検出過程で検出された動きに応じて前記主画部
    /無画部分離過程で分離された主画部の信号の輝度信号
    と色信号を分離する輝度/色分離過程と、 前記動き検出過程で検出された動きに応じて前記主画部
    /無画部分離過程で分離された上下無画部の信号に動き
    適応多重された付加信号を分離する付加信号分離過程と
    を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理方
    法。
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