JPH07274133A - デコーダ回路 - Google Patents

デコーダ回路

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JPH07274133A
JPH07274133A JP6057428A JP5742894A JPH07274133A JP H07274133 A JPH07274133 A JP H07274133A JP 6057428 A JP6057428 A JP 6057428A JP 5742894 A JP5742894 A JP 5742894A JP H07274133 A JPH07274133 A JP H07274133A
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signal
output signal
frame
input
decoder circuit
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JP6057428A
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Shunji Ui
俊司 宇井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フレーム間内挿を行う回路を簡単な構成により
実現する。 【構成】入力端子1には、4フィールドで1巡するサブ
サンプルにより帯域圧縮され、かつ動き補正用の動きベ
クトル情報とサンプルの位相情報を含んだMUSE信号
が入力される。セレクタ3は、外部からのMUSE信号
を一方の入力とする。フレームメモリ5は、セレクタ3
の出力信号をおおよそ1フレーム期間遅延させる。フレ
ームメモリ5の出力は、セレクタ3の他方の入力信号と
される。このような単位回路が、カスケード接続され、
フレームメモリ5の入出力、フレームメモリ11の入出
力はそれぞれ加算器7、13で加算され、さらに加算器
7、13の出力が加算器15で加算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、帯域圧縮された高品
位テレビ信号を元の広帯域の高品位テレビ信号に復調し
て再成する高品位テレビ受信機に関し、特に、帯域圧縮
された信号に対しテンポラル処理を施した後、復調処理
を行うことで良好な画像を得るようにする際に好適な動
き補正を行う機能を有したデコーダ回路。
【0002】
【従来の技術】広帯域なテレビ信号を伝送上実用的なレ
ベルに帯域圧縮する方法として、元の高品位テレビ信号
に4フィールドで一巡するサブサンプルを施す、MUS
E(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)方式
(“高品位テレビの新しい伝送方式−MUSE−”,N
HK技研月報,二宮著,27巻7号,昭和59年)があ
る。
【0003】このMUSE方式では、静止している領域
と動いている領域は、異なった方法を用いて帯域圧縮が
施されている。このため、デコーダでの復調処理も、静
止画処理を行った信号と動画処理を行った信号とを、動
きの程度を示す動き検出信号によって混合することによ
り行う。
【0004】図4に示すように、MUSE信号は、静止
画処理部100、動画処理部101、動き検出部102
に入力される。静止画処理された信号と、動画処理され
た信号とは混合器103に入力され、動き検出部102
からの動き検出信号に応じて混合されて出力される。
【0005】静止画処理部100においては、まずフレ
ーム間の内挿処理が行われる。このフレーム間の内挿処
理は、入力されたサンプリングレート16.2MHzの
現信号と、これに対しオフセット関係にある1フレーム
前の信号を内挿することによって、フレーム間オフセッ
トサブサンプリングによる欠落点を補完し、32.4M
Hzレートのデータを得るための処理である。
【0006】またここではフレーム間内挿用のメモリを
利用して雑音低減を行うことができる。すなわちMUS
E信号は2フレーム(4フィールド)で一巡するサブサ
ンプルが施されているため、2N(N=1,2,3,・
・・)フレーム前の信号は現信号との相関が強く、この
信号を用いてテンポラルフィルタを構成することによ
り、雑音低減を行うことができる。
【0007】ところで、MUSE方式では、カメラがパ
ンやチルトした場合など画面が均一に動いた場合でも、
過去の信号をずらして内挿することによって静止画とし
て処理できるように、エンコーダで算出された水平及び
垂直の動きベクトル信号がコントロール信号として伝送
されている。つまり現フレームに対してNフレーム前の
信号は、伝送される動きベクトル信号により遅延量を制
御することによって動きベクトル補正をしなければなら
ない。
【0008】図4は、上記フレーム間内挿回路の従来の
構成例を示したブロック図で、以下にこれを説明する。
この回路は、現フレーム,2フレーム前、4フレーム前
の信号をそれぞれ1/4,1/2,1/4 のレベルで加算し雑音
低減した信号と、1フレーム前、3フレーム前の信号を
それぞれ1/2,1/2 のレベルで加算し雑音低減した信号を
フレーム間内挿する回路で、1〜4フレーム前の信号は
現フレームに合うように動きベクトル補正をかけてい
る。
【0009】入力端子1より入力されたMUSE信号
(現フレーム信号)2は、カスケードに接続された1
6.2MHzで動作するフレームメモリ50,52,5
4,56により遅延され、それぞれの出力には、1フレ
ーム前の信号51,2フレーム前の信号53,3フレー
ム前の信号55,4フレーム前の信号57が得られる。
また、このフレームメモリ50,52,54,56に
は、入力端子87より入力された、フレーム間の垂直方
向の動きベクトル補正を行うためのメモリコントロール
信号が供給され、これによってフィールド毎にフレーム
メモリの遅延量を1ライン単位で調整することにより、
1〜4フレーム前の信号51,53,55,57は、現
フレームに合うように垂直方向の動きベクトル補正が施
される。
【0010】さらに、これらの1〜4フレーム前の信号
51,53,55,57はそれぞれ水平ベクトル補正回
路58,60,62,64に入力される。一方、入力端
子90には、フレーム間の水平方向の動きベクトル補正
信号が入力され、水平ベクトル補正回路58に供給され
るとともに、1フレーム遅延回路75及び、加算器7
7,81,85の一方の入力に供給される。1フレーム
遅延回路75の出力信号76は加算器77の他方の入力
に供給される。加算器77の出力信号78は、水平ベク
トル補正回路60に供給されるとともに、1フレーム遅
延回路79に供給される。1フレーム遅延回路79の出
力信号80は、加算器81の他方の入力に供給される。
加算器81の出力信号82は、水平ベクトル補正回路6
2に供給されるとともに、1フレーム遅延回路83に供
給される。1フレーム遅延回路83の出力信号84は加
算器85の他方の入力に供給される。加算器85の出力
信号86は、水平ベクトル補正回路64に供給される。
【0011】今、1フレーム前の信号を現フレームに合
わせるための水平動きベクトル補正値、すなわち前フィ
ールドのMUSE信号中に挿入されているコントロール
信号より得られる水平動きベクトル補正値をV0とし、
そのnフレーム前に得られる動きベクトル補正値をVn
とすると、水平ベクトル補正回路58,60,62,6
4では、それぞれV0,V0+V1,V0+V1+V
2,V0+V1+V2+V3の値により、32.4MH
z単位の遅延調整で動き補正が行われる。
【0012】これにより、水平ベクトル補正回路58,
60,62,64の各出力信号59,61,63,65
には、それぞれ現フレーム信号に合わせて動きベクトル
補正された1,2,3,4フレーム前の信号が得られ
る。
【0013】動きベクトル補正された4フレーム前の信
号65と現フレームの信号2は、加算器66において加
算後1/2 レベルとされ、32.4MHzレートの出力信
号67となる。この信号67と動きベクトル補正された
2フレーム前の信号61は、加算器68において加算後
1/2 レベルとされ32.4MHzレートの出力信号69
となる。この信号69は、雑音低減された現フレームの
信号69としてセレクタ72の一方の入力に供給され
る。また、それぞれ動きベクトル補正された1フレーム
前の信号59と、3フレーム前の信号63は、加算器7
0において加算後1/2 レベルとされ、32.4MHzレ
ートの出力信号71となり、この信号71は、雑音低減
された1フレーム前の信号として、セレクタ72の他方
の入力に供給される。
【0014】セレクタ72では、入力端子18より入力
される、フレーム間オフセットサブサンプル位相情報に
基づいた、現フレームの各サンプルの16.2MHz周
期内の位相が右・左のどちらであるかを示す信号19に
より、それぞれ雑音低減された現フレームの信号69
と、1フレーム前の信号71を選択して出力する。すな
わちセレクタ72の出力信号73は、フレーム間内挿さ
れた32.4MHzレートの信号として出力端子17よ
り出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、2フレ
ームで一巡するオフセットサブサンプリングにより帯域
圧縮され伝送された高品位テレビ信号を元の広帯域な信
号に復調する際、現フレーム及び2Nフレーム前の各信
号を用いてテンポラル処理を施した信号と、1フレーム
前及び2N+1フレーム前の各信号を用いてテンポラル
処理を施した信号を用いてフレーム間内挿を行う回路
は、注目フレームに対しM(M=1,2,3・・・)フ
レーム離れた信号に、注目フレームに合わせる水平方向
の動きベクトル補正を伝送サンプリング周波数の1/2 周
期単位で施している。このように伝送サンプリング周波
数と同じ周波数で動作するフレームメモリをカスケード
に接続し、Nフレーム前の信号を得る構成であると、メ
モリでの遅延調整は伝送サンプリング周波数単位でしか
行えない。このため従来の回路は、複雑な回路構成と処
理が必要であった。
【0016】そこでこの発明は、伝送サンプリング周波
数の1/2 周期単位での動きベクトル補正を行う際の複雑
な処理を解消したデコーダ回路を提供することを目的と
するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、4フィール
ドで1巡するサブサンプルにより帯域圧縮され、かつ動
き補正用の動きベクトル情報とサンプルの位相情報を含
んだ高品位テレビ信号を、元の広帯域なテレビジョン信
号に復調する高品位テレビジョン受信機において、外部
からの入力信号を一方の入力とする第1の選択手段と、
前記第1の選択手段の出力信号を、おおよそ1フレーム
期間遅延させる第1のフレーム遅延手段と、前記第1の
フレーム遅延手段の出力信号を、前記第1の選択手段の
他方の入力信号とする手段とを有する単位回路を構成
し、前記第1のフレーム遅延手段の出力信号を外部への
出力信号とするように、少なくとも2つ以上カスケード
に前記単位回路を接続した構成とすることを特徴とす
る。あるいは、4フィールドで1巡するサブサンプルに
より帯域圧縮され、かつ動き補正用の動きベクトル情報
とサンプルの位相情報を含んだ高品位テレビ信号を、元
の広帯域なテレビジョン信号に復調する高品位テレビジ
ョン受信機において、外部からの入力信号を一方の入力
とする第3の選択手段と、前記第3の選択手段の出力信
号を、おおよそ1フレーム期間遅延させる第2のフレー
ム遅延手段と、前記第2のフレーム遅延手段の出力信号
を、前記第3の選択手段の他方の入力信号とする手段
と、前記第2のフレーム遅延手段の出力信号と、前記第
3の選択手段の出力信号を加算する第4の加算手段とを
有し、前記第4の加算手段の出力信号を外部への出力信
号とする単位回路を、少なくとも2つ以上カスケードに
接続して構成している。
【0018】
【作用】上記の構成をとることにより、入力信号と、伝
送サンプリング周波数の倍の周波数で動作するフレーム
メモリの出力信号とを、各サンプルの位相が伝送サンプ
リング周波数の1周期の中で右・左どちらであるかを示
す信号によって選択し、前記フレームメモリの入力に供
給するようにしている。そしてフレームメモリの遅延量
を制御するだけで、伝送サンプリング周波数の1/2 周期
単位での動きベクトル補正を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例のブロック図を示し
ている。入力端子1より入力されたMUSE信号2は、
セレクタ3の一方の入力に供給される。このセレクタの
出力信号4は、32.4MHzで動作するフレームメモ
リ5を介してセレクタ3の他方の入力に供給されるとと
もに、セレクタ9の一方の入力に供給される。セレクタ
9の出力信号10は、32.4MHzで動作するフレー
ムメモリ11を介してセレクタ9の他方の入力に供給さ
れる。
【0020】セレクタ3及びセレクタ9では、入力端子
18より入力される、フレーム間オフセットサブサンプ
ル位相情報に基づいた、現フレームの各サンプルの1
6.2MHz周期内の位相が右・左のどちらであるかを
示す信号19により、2つの入力信号を交互に選択す
る。
【0021】また、フレームメモリ5,11には入力端
子20より入力された、フレーム間の垂直方向及び水平
方向の動きベクトル補正を行うためのメモリコントロー
ル信号21が供給され、これによってフィールド毎にフ
レームメモリの遅延量を1ライン単位及び32.4MH
z単位で調整する。
【0022】これにより、セレクタ3の出力信号4とし
ては、現フレームの信号と、現フレームに合わせて動き
ベクトル補正された1フレーム前の信号が内挿された信
号が得られ、フレームメモリ5の出力信号6には、それ
ぞれ現フレームに合わせて動きベクトル補正された1フ
レーム前の信号と2フレーム前の信号が内挿された信号
が得られる。またセレクタ9の出力信号10には、それ
ぞれ現フレームに合わせて動きベクトル補正された2フ
レーム前の信号と3フレーム前の信号が内挿された信号
が得られ、フレームメモリ11の出力信号12には、そ
れぞれ現フレームに合わせて動きベクトル補正された3
フレーム前の信号と4フレーム前の信号が内挿された信
号が得られる。
【0023】さらにこの、現フレームの信号と1フレー
ム前の信号が内挿された信号4と、1フレーム前の信号
と2フレーム前の信号が内挿された信号6は、加算器7
によって加算され1/2 レベルとされる。また、2フレー
ム前の信号と3フレーム前の信号が内挿された信号10
と、3フレーム前の信号と4フレーム前の信号が内挿さ
れた信号12は、加算器13により加算され1/2 レベル
とされる。
【0024】この加算器7の出力信号8と加算器13の
出力信号14はさらに加算器15によって加算され1/2
レベルとされる。ここで現フレームの信号と、現フレー
ムに合わせて動きベクトル補正された2Nフレーム前の
信号とはサンプリング位相が同じであり、また現フレー
ムに合わせて動きベクトル補正された2N−1フレーム
前の信号はオフセット関係にあるので、加算器15の出
力信号16は現フレーム、2フレーム前、4フレーム前
の信号がそれぞれ1/4,1/2,1/4 のレベルで加算された信
号と、1フレーム前、3フレーム前の信号がそれぞれ1/
2,1/2 のレベルで加算された信号が内挿された信号とな
る。
【0025】すなわち先に述べた、図4に示す従来の回
路構成で得られるものと同じフレーム間内挿信号が出力
端子17に得られる。図2は、16.2Mzレートであ
って、4フィールドで一巡するオフセットサブサンプリ
ングのMUSE信号を示している。白丸は第1フィール
ドのサンプリング画素の位置、黒丸は第2フィールド、
白四角は第3フィールド、黒四角は第4フィールドのサ
ンプリング画素の位置を示している。動きベクトルに応
じて、これらのサンプリング画素の位置、つまりフレー
ムメモリ5あるいは11に対する書き込み位置が制御さ
れる。
【0026】図3(A)は、本発明の第2の実施例を示
したブロック図である。この図中第1図と同一の部分に
は同一の番号を付しており、説明を省略する。セレクタ
4の出力信号4と、フレームメモリ11の出力信号は、
加算器22によって加算され1/2 レベルとされる。さら
にこの加算器22の出力信号23と、フレームメモリ5
の出力信号6は、加算器24によって加算され1/2 レベ
ルとされる。
【0027】すなわち加算器22の出力信号23には、
現フレームの信号と4フレーム前の信号が加算され、1/
2 レベルとされた信号と、1フレーム前の信号と3フレ
ーム前の信号が加算され1/2 レベルとされた信号とが内
挿された信号が得られる。また、加算器24の出力信号
25には、現フレーム、2フレーム前、4フレーム前の
信号がそれぞれ1/4,1/2,1/4 のレベルで加算された信号
と、1フレーム前、3フレーム前の信号がそれぞれ3/4,
1/4 のレベルで加算された信号が内挿された信号とな
る。
【0028】この加算器22の出力信号23と加算器2
4の出力信号25は、セレクタ26に供給される。セレ
クタ26では、セレクタ3,9と同様に入力端子18よ
り入力される、フレーム間オフセットサブサンプル位相
情報に基づいた、現フレームの各サンプルの16.2M
Hz周期内の位相が右・左のどちらであるかを示す信号
19により、2つの入力信号を交互に選択することによ
り、現フレーム、2フレーム前、4フレーム前の信号が
それぞれ1/4,1/2,1/4 のレベルで加算された信号と、1
フレーム前、3フレーム前の信号がそれぞれ1/2,1/2 の
レベルで計算された信号が内挿された信号27がセレク
タ26の出力信号として得られる。
【0029】すなわち先に述べた、図4に示す従来の回
路構成、あるいは図1に示した第1の実施例の回路構成
で得られるものと同じフレーム間内挿信号が出力端子1
7に得られる。
【0030】図3(B)は、この発明の第3の実施例を
示したブロック図である。この図中第1図と同一の部分
には同一の番号を付しており、説明を省略する。加算器
7の出力信号8には、現フレームの信号と2フレーム前
の信号が加算され、1/2 レベルとされた信号と、1フレ
ーム前の信号とが内挿された信号が得られており、この
信号8がセレクタ30の一方の入力に供給される。
【0031】セレクタ30の出力信号31は、32.4
MHzで動作するフレームメモリ32を介してセレクタ
30の他方の入力に供給される。セレクタ30では、セ
レクタ3と同様に入力端子18より入力される、フレー
ム間オフセットサブサンプル位相情報に基づいた、現フ
レームの各サンプルの16.2MHz周期内の位相が右
・左のどちらであるかを示す信号19により、2つの入
力信号を交互に選択する。
【0032】またフレームメモリ32には、フレームメ
モリ5と同様に入力端子20より入力された、フレーム
間の垂直方向及び水平方向の動きベクトル補正を行うた
めのメモリコントロール信号21が供給され、これによ
ってフィールド毎にフレームメモリの遅延量を1ライン
単位及び32.4MHz単位で調整する。
【0033】すなわちセレクタ30の出力信号31に
は、それぞれ現フレームに合わせて動きベクトル補正さ
れた、1フレーム前の信号と3フレーム前の信号が加算
され、1/2 レベルとされた信号と、現フレームの信号と
2フレーム前の信号が加算され、1/2 レベルとされた信
号とが内挿された信号が得られる。またフレームメモリ
32の出力信号33には、同じくそれぞれ現フレームに
合わせて動きベクトル補正された、1フレーム前の信号
と3フレーム前の信号が加算され、1/2 レベルとされた
信号と、2フレーム前の信号と4フレーム前の信号が加
算され、1/2 レベルとされた信号とが内挿された信号が
得られる。
【0034】このセレクタ30の出力信号31とフレー
ムメモリ32の出力信号33は、加算器34により加算
後1/2 レベルとされ、現フレーム、2フレーム前、4フ
レーム前の信号がそれぞれ1/4,1/2,1/4 のレベルで加算
された信号と、1フレーム前、3フレーム前の信号がそ
れぞれ1/2,1/2 のレベルで加算された信号が内挿された
信号35が加算器34の出力信号として得られる。
【0035】すなわち先に述べた、図4に示す従来の回
路構成、図1に示した第1の実施例の回路構成で得られ
るものと同じフレーム間内挿信号が出力端子17に得ら
れる。
【0036】
【発明の効果】上記のように、本発明によって、2フレ
ームで一巡するオフセットサブサンプリングにより帯域
圧縮され伝送された高品位テレビ信号を元の広帯域な信
号に復調する際、現フレーム及び2Nフレーム前の各信
号を用いてテンポラル処理を施した信号と、1フレーム
前及び2N+1フレーム前の各信号を用いてテンポラル
処理を施した信号を用いてフレーム間内挿を行う回路を
簡単な構成により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】MUSE信号のサンプリング位相を示す説明
図。
【図3】この発明の第2の実施例及び第3の実施例を示
すブロック図。
【図4】この発明に係る従来のデコーダ及びフレーム内
挿回路を示すブロック図。
【符号の説明】
1、18、20…入力端子、3、9、26、30…セレ
クタ、5、11、32…フレームメモリ、7、13、1
5、22、24、34…加算器、17…出力端子。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4フィールドで1巡するサブサンプルによ
    り帯域圧縮され、かつ動き補正用の動きベクトル情報と
    サンプルの位相情報を含んだ高品位テレビ信号を、元の
    広帯域なテレビジョン信号に復調する高品位テレビジョ
    ン受信機において、 外部からの入力信号を一方の入力とする第1の選択手段
    と、前記第1の選択手段の出力信号を、おおよそ1フレ
    ーム期間遅延させる第1のフレーム遅延手段と、前記第
    1のフレーム遅延手段の出力信号を、前記第1の選択手
    段の他方の入力信号とする手段とを有する単位回路を構
    成し、 前記第1のフレーム遅延手段の出力信号を外部への出力
    信号とするように、少なくとも2つ以上カスケードに前
    記単位回路を接続した構成とすることを特徴とするデコ
    ーダ回路。
  2. 【請求項2】前記第1のフレーム遅延手段の遅延量は、
    前記動きベクトル情報に基づき制御されることを特徴と
    する請求項1記載のデコーダ回路。
  3. 【請求項3】前記第1の選択手段は、前記サンプルの位
    相情報に基づき制御されることを特徴とする、請求項1
    又は請求項2記載のデコーダ回路。
  4. 【請求項4】前記単位回路を、少なくとも2つ以上カス
    ケードに接続した回路で、前記第1の選択手段の出力信
    号及び前記各単位回路の出力信号を、所定の比率で加算
    する第1の加算手段を有することを特徴とする請求項1
    又は請求項2又は請求項3記載のデコーダ回路。
  5. 【請求項5】前記単位回路を、少なくとも2つ以上カス
    ケードに接続した回路で、前記第1の選択手段の出力信
    号及び前記各単位回路の出力信号を、所定の比率で加算
    する第2の加算手段と、前記第1の選択手段の出力信号
    及び最終段の前記単位回路の出力信号を、前記第2の加
    算手段とは異なった所定の比率で加算する第3の加算手
    段と、前記第2の加算手段の出力信号と前記第3の出力
    信号を選択して出力する第2の選択手段を有し、前記第
    2の選択手段を、前記サンプルの位相情報に基づき制御
    することを特徴とする、請求項1又は請求項2又は請求
    項3記載のデコーダ回路。
  6. 【請求項6】4フィールドで1巡するサブサンプルによ
    り帯域圧縮され、かつ動き補正用の動きベクトル情報と
    サンプルの位相情報を含んだ高品位テレビ信号を、元の
    広帯域なテレビジョン信号に復調する高品位テレビジョ
    ン受信機において、 外部からの入力信号を一方の入力とする第3の選択手段
    と、前記第3の選択手段の出力信号を、おおよそ1フレ
    ーム期間遅延させる第2のフレーム遅延手段と、前記第
    2のフレーム遅延手段の出力信号を、前記第3の選択手
    段の他方の入力信号とする手段と、前記第2のフレーム
    遅延手段の出力信号と、前記第3の選択手段の出力信号
    を加算する第4の加算手段とを有し、前記第4の加算手
    段の出力信号を外部への出力信号とする単位回路を、少
    なくとも2つ以上カスケードに接続して構成したことを
    特徴とするデコーダ回路。
  7. 【請求項7】前記第2のフレーム遅延手段の遅延量を、
    前記動きベクトル情報に基づき制御することを特徴とす
    る請求項6記載のデコーダ回路。
  8. 【請求項8】前記第3の選択手段を、前記サンプルの位
    相情報に基づき制御することを特徴とする、請求項6又
    は請求項7記載のデコーダ回路。
JP6057428A 1994-03-28 1994-03-28 デコーダ回路 Pending JPH07274133A (ja)

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JP6057428A JPH07274133A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 デコーダ回路

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