JPH07273468A - 多層プリント配線板 - Google Patents

多層プリント配線板

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JPH07273468A
JPH07273468A JP6393394A JP6393394A JPH07273468A JP H07273468 A JPH07273468 A JP H07273468A JP 6393394 A JP6393394 A JP 6393394A JP 6393394 A JP6393394 A JP 6393394A JP H07273468 A JPH07273468 A JP H07273468A
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ground
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conductor pattern
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Yasushi Takeuchi
靖 竹内
Tomoyasu Arakawa
智安 荒川
Toru Otaki
徹 大滝
Hideho Inagawa
秀穂 稲川
Toru Aisaka
徹 逢坂
Yoshimi Terayama
芳実 寺山
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0296Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
    • H05K1/0298Multilayer circuits

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射ノイズを効果的にかつ簡易に低減するこ
とができる多層プリント配線板を提供すること。 【構成】 信号線層1,2、電源層3、グラウンド層
4、信号線層5,6が形成された6層のプリント配線板
において、内層に位置する信号線層2,5のそれぞれ
に、信号ラインL1 を避けるようにして導体パターンP
1 を形成し、その導体パターンP1 とグラウンド層4の
グラウンドパターンPとの間をめっきスルーホールHに
よって接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射ノイズを低減した
多層プリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、多層プリント配線板では、そ
の各層を用途により使い分けている。例えば、一般的な
6層基板の場合には、1層目を信号線層、2層目を電源
層、3層目および4層目を信号線層、5層目をグラウン
ド層、6層目を信号線層としたり、或は、1層目および
2層目を信号線層、3層目を電源層、4層目をグラウン
ド層、5層目および6層目を信号線層として使い分けて
いる。ここで、信号線層には信号ラインが形成され、電
源層には電源ラインが形成され、グラウンド層にはグラ
ウンドパターンが形成されることになる。同様に、6層
基板よりも多層構造のプリント配線板においても、各層
をそれぞれ信号線層、電源層、グラウンド層として使い
分けているのが一般的である。
【0003】また、配線密度を高めるためには、めっき
スルーホールの他、インタスティシャルバイアホールな
どの貫通しない導電性の穴が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の多層プリント配線板は、グラウンド層が存在する
ため、両面配線板に比べては、電磁波の放射ノイズレベ
ルを低減できるものの、近年のICの作動の高速化に伴
い、つまり従来は10〜20MHz程度であったCPU
の動作クロック周波数が近年では50〜100MHz程
度に高速化していることに伴い、例えば、プリント配線
板に形成された導体パターンを流れるクロック信号に起
因する電磁波の放射ノイズを抑制することが難しくなっ
てきている。
【0005】この電磁波放射ノイズに関しては、各国に
おいてVCCI,FCC,CISPR,VDE等の規制
があり、VCCI,FCC,CISPR規制では30M
Hz〜1GHzの周波数帯域での規格値が設定され、ま
たVDEでは10KHz〜1GHzの周波数帯域での規
格値が設定されている。しかし、従来の多層プリント配
線板の配線構造では、これらの規格を満足できない場合
があり、それを満足するために、例えば、多層プリント
配線板の片面あるいは両面に絶縁層を介して銅ペースト
の層を形成したり、シールド板をプリント配線板に接続
したり、プリント配線板を組込んだ製品の筐体にメッキ
を施したり、またプリント配線板上に電磁波の放射ノイ
ズ対策のためのノイズフィルター素子を設けるなどの対
策を講じていた。しかし、このような対策を講じる結
果、プリント配線板やそれを組込んだ製品の生産性の悪
化、および製造コストの上昇を招くという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、放射ノイズを効果的にか
つ簡易に低減することができる多層プリント配線板を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多層プリント配
線板の第1の形態は、信号ラインが形成された信号線層
と、電源ラインが形成された電源層と、グラウンドパタ
ーンが形成されたグラウンド層とを有し、かつ前記信号
線層が内層に位置する多層プリント配線板において、前
記信号線層に前記信号ラインを避けて位置する導体パタ
ーンを形成し、前記導体パターンと前記グラウンド層の
グラウンドパターンとをめっきスルーホールによって接
続したことを特徴とする。
【0008】本発明の多層プリント配線板の第2の形態
は、信号ラインが形成された信号線層と、電源ラインが
形成された電源層と、グラウンドパターンが形成された
グラウンド層とを有し、かつ前記電源層が内層に位置す
る多層プリント配線板において、前記電源層に前記電源
ラインを避けて位置する導体パターンを形成し、前記導
体パターンと前記グラウンド層のグラウンドパターンと
をめっきスルーホールによって接続したことを特徴とす
る。
【0009】本発明の多層プリント配線板の第3の形態
は、信号ラインが形成された信号線層と、電源ラインが
形成された電源層と、グラウンドパターンが形成された
グラウンド層とを有し、かつ前記信号線層または電源層
の少なくとも一方が内層に位置する多層プリント配線板
において、前記信号線層に前記信号ラインを避けて位置
する第1の導体パターンを形成し、前記電源層に前記電
源ラインを避けて位置する第2の導体パターンを形成
し、前記第1,第2の導体パターンおよび前記グラウン
ド層のグラウンドパターンとをめっきスルーホールによ
って接続したことを特徴とする。
【0010】本発明の多層プリント配線板の第4の形態
は、信号ラインが形成された信号線層と、電源ラインが
形成された電源層と、グラウンドパターンが形成された
グラウンド層とを有し、かつ前記信号線層が内層に位置
する多層プリント配線板において、前記信号線層に前記
信号ラインを避けて位置する導体パターンを形成し、前
記導体パターンと前記グラウンド層のグラウンドパター
ンとを導電性を有しかつ貫通しない穴によって接続した
ことを特徴とする。
【0011】本発明の多層プリント配線板の第5の形態
は、信号ラインが形成された信号線層と、電源ラインが
形成された電源層と、グラウンドパターンが形成された
グラウンド層とを有し、かつ前記電源層が内層に位置す
る多層プリント配線板において、前記電源層に前記電源
ラインを避けて位置する導体パターンを形成し、前記信
号線層に前記信号ラインを避けて位置する導体パターン
を形成し、前記導体パターンと前記グラウンド層のグラ
ウンドパターンとを導電性を有しかつ貫通しない穴によ
って接続したことを特徴とする。
【0012】本発明の多層プリント配線板の第6の形態
は、信号ラインが形成された信号線層と、電源ラインが
形成された電源層と、グラウンドパターンが形成された
グラウンド層とを有し、かつ前記信号線層または電源層
の少なくとも一方が内層に位置する多層プリント配線板
において、前記信号線層に前記信号ラインを避けて位置
する第1の導体パターンを形成し、前記電源層に前記電
源ラインを避けて位置する第2の導体パターンを形成
し、前記第1,第2の導体パターンおよび前記グラウン
ド層のグラウンドパターンとを導電性を有しかつ貫通し
ない穴によって接続したことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の多層プリント配線板の、第1および第
2の形態は、内層に位置する信号線層または電源層に導
体パターンを形成して、その導体パターンと、グラウン
ド層のグラウンドパターンとの間をめっきスルーホール
によって接続したことにより、表層に実装される電子部
品の実装スペースの影響を受けることなく、導体パター
ンを大きく形成し、そして実質的にグラウンドパターン
の面積を充分に拡大して、プリント配線板のグラウンド
電位を安定化し、電磁波の放射ノイズの低減を効果的に
かつ簡易に実現する。
【0014】また、本発明の多層プリント配線板の第3
の形態は、信号線層と電源層の内の少なくとも一方が内
層に位置する多層プリント配線板において、それらの層
に導体パターンを形成して、それらの導体パターンと、
グラウンド層のグラウンドパターンとの間をめっきスル
ーホールによって接続したことにより、特に、内層に位
置する導体パターンを表層に実装される電子部品の実装
スペースの影響を受けることなく大きく形成して、実質
的にグラウンドパターンの面積をより充分に拡大し、プ
リント配線板のグラウンド電位を安定化して、電磁波の
反射ノイズの低減をより効果的にかつ簡易に実現する。
【0015】また、本発明の多層プリント配線板の第4
および第5の形態は、内層に位置する信号線層または電
源層に導体パターンを形成して、その導体パターンと、
グラウンド層のグラウンドパターンとの間を導電性を有
する貫通しない穴によって接続したことにより、表層に
実装される電子部品の実装スペースの影響を受けること
なく、導体パターンを大きく形成し、そして実質的にグ
ラウンドパターンの面積を充分に拡大して、プリント配
線板のグラウンド電位を安定化して、電磁波の放射ノイ
ズの低減を効果的にかつ簡易に実現する。さらに、導体
パターンとグラウンドパターンとを接続する穴が貫通し
ていない分、その穴との対向部位を信号ライン等の形成
スペースとして有効に利用する。
【0016】また、本発明の多層プリント配線板の第6
の形態は、信号線層と電源層の内の少なくとも一方が内
層に位置する多層プリント配線板において、それらの層
に導体パターンを形成して、それらの導体パターンと、
グラウンド層のグラウンドパターンとの間を導電性を有
する貫通しない穴によって接続したことにより、特に、
内層に位置する導体パターンを表層に実装される電子部
品の実装スペースの影響を受けることなく大きく形成し
て、実質的にグラウンドパターンの面積をより充分に拡
大し、プリント配線板のグラウンド電位を安定化して、
電磁波の放射ノイズの低減をより効果的にかつ簡易に実
現する。さらに、導体パターンとグラウンドパターンと
を接続する穴が貫通していない分、その穴との対向部位
を信号ライン等の形成スペースとして有効に利用する。
【0017】また、グラウンドパターンに接続される導
体パターンを格子状に形成することによって、その導体
パターンとグラウンドパターンとの間の静電容量を小さ
く抑えて、それが大きくなることによって信号波形のエ
ッジが丸くなる等の問題を回避する。
【0018】また、グラウンドパターンに接続される導
体パターンを環状に形成することによって、信号線層等
の外周部寄りの空き領域を有効利用する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】(実施例1)図1および図2は、本発明の
実施例1を説明するための図である。本実施例は6層プ
リント配線板としての適用例であり、図1が各層の概略
斜視図、図2が要部の断面図である。
【0021】これらの図において、1は1層目の表層の
信号線層、2は2層目の内層の信号線層、3は3層目の
内層の電源層、4は4層目の内層のグラウンド層、5は
5層目の内層の信号線層、6は6層目の表層の信号線層
であり、層1,2が第1の基材11の表裏面、層3,4
が第2の基材12の表裏面、および層5,6が第3の基
材13の表裏面に形成された上、積層されている。信号
線層1,2,5,6のそれぞれには信号ラインL1 が形
成され、電源層3には電源ラインL2 が形成され、また
グラウンド層4にはグラウンドパターンPが形成されて
いる。
【0022】本例の場合、電源ラインL2 およびグラウ
ンドパターンPは、第2の基材12の表裏面のほぼ全面
に亘って存在する導体パターンとして形成されている。
【0023】さらに、信号線層2,5のそれぞれには、
信号ラインL1 を避けるようにして、導体パターンP1
が形成されている。その導体パターンP1 と信号ライン
1との間には絶縁間隔Sが形成されて、それらが電気
的に絶縁されている。導体パターンP1 は、信号線層
2,5が内層に位置するため、電子部品の実装スペース
の影響を受けることなく、広面積に亘って形成されてい
る。
【0024】図1において、Hは各層を貫通するめっき
スルーホール、P1 −Hは導体パターンP1 に形成され
てめっきスルーホールHの外側に位置する孔部、L2
Hは電源ラインL2 に形成されてめっきスルーホールH
の外側に位置する孔部、P−HはグラウンドパターンP
に形成されてめっきスルーホールHの外側に位置する孔
部であり、これらの孔部P1 −H、L2 −H、およびP
−HとスルーホールHとの間に形成される絶縁間隔によ
って、めっきスルーホールHに対し、導体パターンP
1 、電源ラインL2 、およびグラウンドパターンPが電
気的に絶縁されている。したがって、各めっきスルーホ
ールは、孔部P1 −H,L2 −H,P−Hの有無に応じ
て各層1〜6の相互間を接続することになる。
【0025】ところで、図1において平面長方形の各層
1〜6の四隅に位置する計4つのめっきスルーホールH
は、図2に示すように、2層目と5層目の信号線層2,
5のそれぞれの導体パターンP1 を4層目のグラウンド
層4のグラウンドパターンPに接続することになる。し
たがって、電子部品の実装スペースに影響されることな
く充分に広く形成された導体パターンP1 によって、多
層プリント配線板のグラウンドレベルが安定化され、多
層プリント配線板全体のグラウンドインピーダンスが低
くなる。
【0026】また、このような配線構造により、信号の
リターン電流によるグラウンドバンスが低減されると共
に、従来の配線構造に比べ信号線とグラウンドとの容量
結合が大きくなり、信号線の電送波形のリンギングや信
号線間のクロストークノイズも低減される。その結果、
このような配線構造の本発明の多層プリント配線板から
の電磁波の放射ノイズが従来の配線構造の多層プリント
配線板に比べ低減された。また併せて、外部からの静電
気放電に対してもプリント配線板のグラウンドの電位が
安定するため影響を受けなくなった。
【0027】なお、一般に、2層目と5層目の内層の信
号線層2,5においては、信号線L1 を形成しない信号
線未配置部が必ず残っている。従来、プリント配線板製
作時においては、この信号線未配置部に相当する導体パ
ターンをエッチングにより除去して、必要な信号線だけ
を残している。そこで、プリント配線板設計時の簡単な
CAD操作による設定変更で、内層の信号線層2,5に
おける信号線未配置部に、信号線L1 とショートしない
ように広面積の導体パターンP1 を設けることは容易で
あり、プリント配線板の製作コストは従来に比べ上昇す
ることはない。
【0028】(実施例2)本実施例では、図3に示すよ
うに、前述した実施例1における表層の信号線層1,6
のぞれぞれに、信号ラインL1 を避けるようにして環状
の導体パターンP2 を形成し、それらの導体パターンP
2 と内層の信号線層2,5の導体パターンP1 のそれぞ
れをめっきスルーホールHによってグラウンド層4のグ
ラウンドパターンPに接続している。本実施例において
は、実施例1に比べ、電磁波の放射ノイズがさらに低減
されることになる。また、環状の導体パターンP2 は、
信号線L1 を避けた信号線層1,6の外周寄りの空き領
域を利用して形成することができる。
【0029】(実施例3)図4および図5は、本発明の
第3の実施例を説明するための図である。
【0030】本実施例は、4層のプリント配線板として
の適用例であり、図4が各層の概略斜視図、図5が要部
の断面図である。なお、これらの図において、前述した
実施例1(図1,図2参照)と同様の部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0031】本実施例では、第1の基材11の表裏面に
信号線層1と電源層3が形成され、第2の基材12の表
裏面とグラウンド層4と信号線層6が形成されている。
内層の電源層3には、電源ラインL2 が形成されている
と共に、それを避けるようにして導体パターンP3 が形
成され、それらの間には絶縁間隔Sが形成されて、それ
らが電気的に絶縁されている。導体パターンP2 は、電
源層3が内層に位置するため、電子部品の実装スペース
の影響を受けることなく広面積に亘って形成されてい
る。図4においてP3 −Hは、めっきスルーホールHの
外側に位置する導体パターンP3 の孔部であり、この孔
部P3 −Hによって、めっきスルーホールHと導体パタ
ーンP3 とが電気的に絶縁されている。
【0032】そして、図4において各層1,3,4,6
の四隅に位置する計4つのめっきスルーホールHによっ
て、図5に示すように、電源層3の導体パターンP3
グラウンド層4のグラウンドパターンPに接続される。
したがって、前述した実施例1と同様に、実質的にグラ
ウンドパターンPの面積が充分に拡大して、プリント配
線板のグラウンド電位が安定化され、プリント配線板か
らの電磁波の放射ノイズをコストを上昇させることなく
低減できることになる。
【0033】なお、一般に、多層プリント配線板におけ
る電源層3の電源ラインL2 は、表層に配置されるIC
等の電子部品の電源端子との接続を容易なものとするた
めに、前述した実施例1の図1のように、基材のほぼ全
面に亘って存在する導体パターンとして形成されてい
る。しかしながら、多層プリント配線板の設計時に、両
面板で電源ラインを引き回すように内層の電源層3にて
電源ラインL2 を引き回すことによって、電源ラインL
2 が形成されない電源層3内の電源ライン未配置部に、
電源ラインL2 とショートしないように広面積の導体パ
ターンP3 を設けることは簡単なCAD上の操作で容易
に行うことができ、プリント配線板の製作コストは従来
に比べ上昇することはない。
【0034】(実施例4)本実施例では、図6に示すよ
うに、前述した実施例3における表層の信号線層1,6
のそれぞれに、信号ラインL1 を避けるようにして環状
の導体パターンP2 を形成し、それらの導体パターンP
2 と内層の電源層3の導体パターンP3 のそれぞれをめ
っきスルーホールHによってグラウンド層4のグラウン
ドパターンPに接続している。本実施例においては、実
施例3の場合に比して電磁波の放射ノイズがさらに低減
されることになる。
【0035】(実施例5)本実施例では、図7および図
8に示すように、前述した実施例3(図4,図5参照)
における電源層3の導体パターンP3 を格子状に形成し
た。図8は、その格子状の導体パターンP3 の平面図で
あり、その格子隔間は例えば2mmである。本実施例に
おいては、導体パターンP3 とグラウンドパターンPと
の間の静電容量(キャパシタンス)が小さくなるため、
それらの間の絶縁層が薄い場合に懸念される問題、つま
り導体パターンP3 とグラウンドパターンPとの間の容
量が大きくなって信号波形のエッジが丸くなるといった
問題が回避されることになる。
【0036】(実施例6)本実施例では、図9に示すよ
うに、前述した実施例4(図6参照)における電源層3
の導体パターンP3 を実施例5と同様に格子状に形成し
た。本実施例においても前述した実施例5と同様の効果
がある。
【0037】(実施例7)図10および図11は、本発
明の第7の実施例を説明するための図である。
【0038】本実施例は、4層のプリント配線板として
の適用例であり、図10が各層の概略斜視図、図11が
要部の拡大図である。なお、これらの図において、前述
した実施例1(図1,図2参照)と同様の部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0039】本実施例では、第1の基材11の表裏面に
信号線層1,2が形成され、第2の基材12の表裏面に
電源層3とグラウンド層4が形成されている。内層の信
号線層2には、信号ラインL1 が形成されていると共
に、それを避けるようにして導体パターンP1 が形成さ
れ、それらの間には絶縁間隔Sが形成されて、それらが
電気的に絶縁されている。導体パターンP1 は、信号線
層2が内層に位置するため、電子部品の実装スペースの
影響を受けることなく広面積に亘って形成されている。
また、図10においてHB は導電性を有しかつ多層プリ
ント配線板全体を貫通しない穴であり、図11に示すよ
うに第1の基材11に形成されて、その内面がめっきさ
れることによって、信号線層1,2の信号ラインL1
相互間を接続する。この穴HB は、それが部品を挿入し
ないバイアホールである場合には、インタスティシャル
バイアホールと称される。しかし、この穴Hは部品が挿
入される穴として用いてもよい。ここでは、部品の挿入
の如何に拘らず、多層プリント配線板を貫通しない導電
性の穴を単に穴HB とし、また多層プリント配線板を貫
通する穴をめっきスルーホールHという。
【0040】導体パターンP1 は、各層1〜4の四隅に
位置する計4つのめっきスルーホールHによって、図1
1に示すようにグラウンド層Pに接続される。したがっ
て、前述した各実施例と同様に、実質的にグラウンドパ
ターンPの面積が充分に拡大して、プリント配線板のグ
ラウンド電位が安定、強化され、プリント配線板からの
電磁波放射ノイズをコストを上昇させることなく低減で
きることになる。
【0041】(実施例8)本実施例では、図12に示す
ように、前述した実施例7における表層の信号線層1
に、信号ラインL1 を避けるようにして環状の導体パタ
ーンP2 を形成し、その導体パターンP2 をめっきスル
ーホールHによってグラウンドパターンPに接続してい
る。本実施例においては、実施例7に比して電磁波の放
射ノイズがさらに低減されることになる。
【0042】(実施例9)本実施例では、図13に示す
ように、前述した実施例7(図10,図11参照)にお
ける電源層3とグラウンド層の形成位置を入れ替えて、
電源層3を表層としている。本実施例においても実施例
7と同様の効果がある。
【0043】(実施例10)本実施例では、図14に示
すように、前述した実施例8(図12参照)における電
源層3とグラウンド層の形成位置を入れ替えて、電源層
3を表層としている。本実施例においても実施例8と同
様の効果がある。
【0044】(実施例11)本実施例では、図15に示
すように、前述した実施例7(図10,図11参照)に
おける導体パターンP1 を格子状に形成した。その導体
パターンP1 は、前述した実施例5の図8の導体パター
ンP3 と同様の格子状とした。本実施例においても実施
例5と同様の効果がある。
【0045】(実施例12)本実施例では、図16に示
すように、前述した実施例8(図12参照)における導
体パターンP1 を格子状に形成した。その導体パターン
1 は、前述した実施例5の図8の導体パターンP3
同様の格子状とした。本実施例においても実施例5と同
様の効果がある。
【0046】(実施例13)本実施例では、図17に示
すように、前述した実施例9(図13参照)における導
体パターンP1 を格子状に形成した。その導体パターン
1 は、前述した実施例5の図8の導体パターンP3
同様の格子状とした。本実施例においても実施例5と同
様の効果がある。
【0047】(実施例14)本実施例では、図18に示
すように、前述した実施例10(図14参照)における
導体パターンP1 を格子状に形成した。その導体パター
ンP1 は、前述した実施例5の図8の導体パターンP3
と同様の格子状とした。本実施例においても実施例5と
同様の効果がある。
【0048】(実施例15)図19および図20は、本
発明の第15の実施例を説明するための図である。
【0049】本実施例は、4層のプリント配線板として
の適用例であり、図19が各層の概略斜視図、図20が
要部の拡大図である。なお、これらの図において、前述
した実施例1(図1,図2参照)と同様の部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0050】本実施例では、第1の基材11の表裏面に
信号線層1,2が形成され、第2の基材12の表裏面に
電源層3とグラウンド層4が形成されている。内層の電
源層3には、電源ラインL2 が形成されていると共に、
それを避けるようにして導体パターンP3 が形成され、
それらの間には絶縁間隔Sが形成されて、それらが電気
的に絶縁されている。導体パターンP3 は、電源層3が
内層に位置するため、電子部品の実装スペースの影響を
受けることなく広面積に亘って形成されている。また、
図10においてHB は前述した実施例7(図10および
図11参照)と同じ穴、つまり導電性を有しかつ多層プ
リント配線板全体を貫通しない穴であり、図11に示す
ように第1の基材11に形成されて、その内面がめっき
されることによって、信号線層1,2の信号ラインL1
の相互間を接続する。この穴HBは、それが部品を挿入
しないバイアホールである場合には、インタスティシャ
ルバイアホールと称される。
【0051】導体パターンP3 は、各層1〜4の四隅に
位置する計4つのめっきスルーホールHによって、図2
0に示すようにグラウンド層Pに接続される。したがっ
て、前述した各実施例と同様に、実質的にグラウンドパ
ターンPの面積が充分に拡大して、プリント配線板のグ
ラウンド電位が安定化され、プリント配線板からの電磁
波放射ノイズをコストを上昇させることなく低減できる
ことになる。
【0052】(実施例16)本実施例では、図21に示
すように、前述した実施例15における表層の信号線層
1に、信号ラインL1 を避けるようにして環状の導体パ
ターンP2 を形成し、その導体パターンP2 をめっきス
ルーホールHによってグラウンドパターンPに接続して
いる。本実施例においては、実施例15に比して電磁波
の放射ノイズがさらに低減されることになる。
【0053】(実施例17)本実施例では、図22に示
すように、前述した実施例15(図19,図20参照)
における電源層3とグラウンド層の形成位置を入れ替え
て、電源層3を表層としている。本実施例においても実
施例15と同様の効果がある。
【0054】(実施例18)本実施例では、図23に示
すように、前述した実施例16(図21参照)における
電源層3とグラウンド層の形成位置を入れ替えて、電源
層3を表層としている。本実施例においても実施例16
と同様の効果がある。
【0055】(実施例19)本実施例では、図24に示
すように、前述した実施例15(図19,図20参照)
における導体パターンP3 を前述した実施例5の図8と
同様の格子状とした。本実施例においても実施例5と同
様の効果がある。
【0056】(実施例20)本実施例では、図25に示
すように、前述した実施例16(図21参照)における
導体パターンP3 を前述した実施例5の図8と同様の格
子状とした。本実施例においても実施例5と同様の効果
がある。
【0057】(実施例21)本実施例では、図26に示
すように、前述した実施例17(図22参照)における
導体パターンP3 を前述した実施例5の図8と同様の格
子状とした。本実施例においても実施例5と同様の効果
がある。
【0058】(実施例22)本実施例では、図27に示
すように、前述した実施例18(図23参照)における
導体パターンP3 を前述した実施例5の図8と同様の格
子状とした。本実施例においても実施例5と同様の効果
がある。
【0059】(実施例23)本実施例では、図28およ
び図29に示すように、前述した実施例1と同様の6層
のプリント配線板において、内層の電源層3に、電源ラ
インL2 を避けるようにして導体パターンP3 が形成さ
れ、それらの間には絶縁間隔Sが形成されて、それらが
電気的に絶縁されている。その導体パターンP3 は、内
層に位置するため電子部品の実装スペースの影響を受け
ることなく広面積に亘って形成されている。
【0060】そして、この導体パターンP3 は、図29
に示すように、信号線層2,5のそれぞれに形成された
導体パターンP1 と共にめっきスルーホールHによって
グラウンドパターンPに接続される。したがって、実施
例1の場合に比して電磁波の放射ノイズがさらに低減さ
れることになる。
【0061】なお、本実施例においては、さらに、表層
の信号線層1,6のいずれか一方に、前述した実施例2
(図3参照)と同様の環状の導体パターンP2 を形成し
て、その導体パターンP2 もめっきスルーホールHによ
ってグラウンドパターンPに接続するようにしてもよ
い。また、導体パターンP3 は前述した図8のような格
子状としてもよい。
【0062】(実施例24)本実施例では、図30およ
び図31に示すように、前述した実施例15(図10お
よび図20参照)における内層の信号線層2に、信号ラ
インL1 を避けるようにして導体パターンP1 が形成さ
れ、それらの間には絶縁間隔Sが形成されて、それらが
電気的に絶縁されている。その導体パターンP1 は、内
層に位置するため電子部品の実装スペースの影響を受け
ることなく広い面積に亘って形成されている。
【0063】そして、この導体パターンP1 は、図31
に示すように、電源層3に形成された導体パターンP3
と共にめっきスルーホールHによってグラウンドパター
ンPに接続される。したがって、実施例15の場合に比
して電磁波の放射ノイズがさらに低減されることにな
る。
【0064】なお、本実施例においては、さらに、表層
の信号線層1に、前述した実施例16(図19参照)と
同様の環状の導体パターンP2 を形成して、その導体パ
ターンP2 もめっきスルーホールHによってグラウンド
パターンPに接続するようにしてもよい。また、導体パ
ターンP1 は前述した図8の導体パターンP3 のように
格子状にしてもよい。
【0065】(実施例25)本実施例では、図32およ
び33に示すように、前述した実施例15(図19およ
び図20参照)における内層の導体パターンP3 とグラ
ウンドパターンPとの間の接続手段がめっきスルーホー
ルHから穴HB に変更されている。すなわち、電源層3
およびグラウンド層4の図32中の左右2つずつの穴H
B によって、図33に示すようにパターンP3 ,Pの相
互間を接続した。
【0066】このように、穴HB によって導体パターン
3 とグラウンドパターンPとを接続した場合には、そ
の穴HB が貫通していない分、その穴HB との対向部位
0(図33参照)が信号ラインL1 等の形成スペース
として有効に利用できることになる。
【0067】(実施例26)本実施例では、図34に示
すように、信号線層2、電源層3の導体パターンP1
3 とグラウンドパターンPとの相互間をめっきスルー
ホールHと穴HB とによって接続し、それらの接続をよ
り確実なものとした。さらに、信号線層1に導体パター
ンP2 を形成して、その導体パターンP2 を導体パター
ンP1 ,P3と共に、めっきスルーホールHおよび/ま
たは穴HB によってグラウンドパターンPに接続しても
よい。
【0068】(実施例27)本実施例は、図35に示す
ように、前述した実施例1(図1,図2参照)を4個の
集積回路ICの接続用として適用した場合の具体的な構
成例である。本例の集積回路ICには6つの端子が設け
られており、それらの端子は、信号線層1において対応
する信号ラインL1 のランド部L1 −Lに接続される。
【0069】(実施例28)本実施例は、図36に示す
ように、前述した実施例7(図10,図11参照)を4
個の集積回路ICの接続用として適用した場合の具体的
な構成例である。集積回路ICは実施例27のものと同
様であり、その端子は、信号線層1において対応する信
号ラインL1 のランド部L1 −Lに接続される。
【0070】(その他の実施例)前述した各実施例にお
いては、導体パターンP1 ,P2 ,P3 とグラウンドパ
ターンPとの間の接続手段がめっきスルーホールHまた
は穴HB のいずれであってもよい。また、導体パターン
1 ,P2 ,P3 の形状も何ら前述した実施例のみに限
定されず任意であり、要は、内層においてグラウンド層
と接続される導体パターンであればよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多層プリ
ント配線板の第1および第2の形態は、内層に位置する
信号線層または電源層に導体パターンを形成して、その
導体パターンと、グラウンド層のグラウンドパターンと
の間をめっきスルーホールによって接続した構成である
から、表層に実装される電子部品の実装スペースの影響
を受けることなく、導体パターンを大きく形成すること
ができ、この結果、実質的にグラウンドパターンの面積
を充分に拡大して、プリント配線板のグラウンド電位を
安定化して、電磁波の放射ノイズを効果的にかつ簡易に
低減させることができる。
【0072】また、本発明の多層プリント配線板の第3
の形態は、信号線層と電源層の内の少なくとも一方が内
層に位置する多層プリント配線板において、それらの層
に導体パターンを形成して、それらの導体パターンと、
グラウンド層のグラウンドパターンとの間をめっきスル
ーホールによって接続した構成であるから、特に、内層
に位置する導体パターンを表層に実装される電子部品の
実装スペースの影響を受けることなく大きく形成して、
実質的にグラウンドパターンの面積をより充分に拡大
し、プリント配線板のグラウンド電位を安定化して、電
磁波の放射ノイズをより効果的にかつ簡易に低減させる
ことができる。
【0073】また、本発明の多層プリント配線板の第4
および第5の形態は、内層に位置する信号線層または電
源層に導体パターンを形成して、その導体パターンと、
グラウンド層のグラウンドパターンとの間を導電性を有
する貫通しない穴によって接続した構成であるから、表
層に実装される電子部品の実装スペースの影響を受ける
ことなく、導体パターンを大きく形成することができ、
この結果、実質的にグラウンドパターンの面積を充分に
拡大して、プリント配線板のグラウンド電位を安定化し
て、電磁波の放射ノイズを効果的にかつ簡易に低減させ
ることができる。しかも、導体パターンとグラウンドパ
ターンとを接続する穴が貫通していない分、その穴の対
向部位が信号ライン等の形成スペースとして有効に利用
することができる。
【0074】また、本発明の多層プリント配線板の第6
の形態は、信号線層と電源層の内の少なくとも一方が内
層に位置する多層プリント配線板において、それらの層
に導体パターンを形成して、それらの導体パターンと、
グラウンド層のグラウンドパターンとの間を導電性を有
する貫通しない穴によって接続した構成であるから、特
に、内層に位置する導体パターンを表層に実装される電
子部品の実装スペースの影響を受けることなく大きく形
成して、実質的にグラウンドパターンの面積をより充分
に拡大し、プリント配線板のグラウンド電位を安定化し
て、電磁波の放射ノイズをより効果的にかつ簡易に低減
させることができる。しかも、導体パターンとグラウン
ドパターンとを接続する穴が貫通していない分、その穴
の対向部位が信号ライン等の形成スペースとして有効に
利用することができる。
【0075】また、グラウンドパターンに接続される導
体パターンを格子状に形成することによって、その導体
パターンとグラウンドパターンとの間の静電容量を小さ
く抑えて、それが大きくなることによって信号波形のエ
ッジが丸くなる等の問題を回避することができる。
【0076】また、グラウンドパターンに接続される導
体パターンを環状に形成することによって、信号線層等
の外周部寄りの空き領域を利用してそれを形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を説明するための各層の概略
斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の多層プリント配線板の要部
の断面図である。
【図3】本発明の実施例2を説明するための各層の概略
斜視図である。
【図4】本発明の実施例3を説明するための各層の概略
斜視図である。
【図5】本発明の実施例3の多層プリント配線板の要部
の断面図である。
【図6】本発明の実施例4を説明するための各層の概略
斜視図である。
【図7】本発明の実施例5を説明するための各層の概略
斜視図である。
【図8】本発明の実施例5の導体パターンの平面図であ
る。
【図9】本発明の実施例6を説明するための各層の概略
斜視図である。
【図10】本発明の実施例7を説明するための各層の概
略斜視図である。
【図11】本発明の実施例7の多層プリント配線板の要
部の断面図である。
【図12】本発明の実施例8を説明するための各層の概
略斜視図である。
【図13】本発明の実施例9を説明するための各層の概
略斜視図である。
【図14】本発明の実施例10を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図15】本発明の実施例11を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図16】本発明の実施例12を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図17】本発明の実施例13を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図18】本発明の実施例14を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図19】本発明の実施例15を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図20】本発明の実施例15の多層プリント配線板の
要部の断面図である。
【図21】本発明の実施例16を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図22】本発明の実施例17を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図23】本発明の実施例18を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図24】本発明の実施例19を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図25】本発明の実施例20を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図26】本発明の実施例21を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図27】本発明の実施例22を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図28】本発明の実施例23を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図29】本発明の実施例23の多層プリント配線板の
要部の断面図である。
【図30】本発明の実施例24を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図31】本発明の実施例24の多層プリント配線板の
要部の断面図である。
【図32】本発明の実施例25を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図33】本発明の実施例25の多層プリント配線板の
要部の断面図である。
【図34】本発明の実施例26の多層プリント配線板の
要部の断面図である。
【図35】本発明の実施例27を説明するための各層の
概略斜視図である。
【図36】本発明の実施例28を説明するための各層の
概略斜視図である。
【符号の説明】
1 信号線層 2 信号線層 3 電源層 4 グラウンド層 5 信号線層 6 信号線層 L1 信号ライン L2 電源ライン P グラウンドパターン P1 ,P2 ,P3 導体パターン H めっきスルーホール HB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲川 秀穂 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 逢坂 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 寺山 芳実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号ラインが形成された信号線層と、電
    源ラインが形成された電源層と、グラウンドパターンが
    形成されたグラウンド層とを有し、かつ前記信号線層が
    内層に位置する多層プリント配線板において、 前記信号線層に前記信号ラインを避けて位置する導体パ
    ターンを形成し、 前記導体パターンと前記グラウンド層のグラウンドパタ
    ーンとをめっきスルーホールによって接続したことを特
    徴とする多層プリント配線板。
  2. 【請求項2】 信号ラインが形成された信号線層と、電
    源ラインが形成された電源層と、グラウンドパターンが
    形成されたグラウンド層とを有し、かつ前記電源層が内
    層に位置する多層プリント配線板において、 前記電源層に前記電源ラインを避けて位置する導体パタ
    ーンを形成し、 前記導体パターンと前記グラウンド層のグラウンドパタ
    ーンとをめっきスルーホールによって接続したことを特
    徴とする多層プリント配線板。
  3. 【請求項3】 信号ラインが形成された信号線層と、電
    源ラインが形成された電源層と、グラウンドパターンが
    形成されたグラウンド層とを有し、かつ前記信号線層ま
    たは電源層の少なくとも一方が内層に位置する多層プリ
    ント配線板において、 前記信号線層に前記信号ラインを避けて位置する第1の
    導体パターンを形成し、 前記電源層に前記電源ラインを避けて位置する第2の導
    体パターンを形成し、 前記第1,第2の導体パターンおよび前記グラウンド層
    のグラウンドパターンとをめっきスルーホールによって
    接続したことを特徴とする多層プリント配線板。
  4. 【請求項4】 信号ラインが形成された信号線層と、電
    源ラインが形成された電源層と、グラウンドパターンが
    形成されたグラウンド層とを有し、かつ前記信号線層が
    内層に位置する多層プリント配線板において、 前記信号線層に前記信号ラインを避けて位置する導体パ
    ターンを形成し、 前記導体パターンと前記グラウンド層のグラウンドパタ
    ーンとを導電性を有しかつ貫通しない穴によって接続し
    たことを特徴とする多層プリント配線板。
  5. 【請求項5】 信号ラインが形成された信号線層と、電
    源ラインが形成された電源層と、グラウンドパターンが
    形成されたグラウンド層とを有し、かつ前記電源層が内
    層に位置する多層プリント配線板において、 前記電源層に前記電源ラインを避けて位置する導体パタ
    ーンを形成し、 前記信号線層に前記信号ラインを避けて位置する導体パ
    ターンを形成し、 前記導体パターンと前記グラウンド層のグラウンドパタ
    ーンとを導電性を有しかつ貫通しない穴によって接続し
    たことを特徴とする多層プリント配線板。
  6. 【請求項6】 信号ラインが形成された信号線層と、電
    源ラインが形成された電源層と、グラウンドパターンが
    形成されたグラウンド層とを有し、かつ前記信号線層ま
    たは電源層の少なくとも一方が内層に位置する多層プリ
    ント配線板において、 前記信号線層に前記信号ラインを避けて位置する第1の
    導体パターンを形成し、 前記電源層に前記電源ラインを避けて位置する第2の導
    体パターンを形成し、 前記第1,第2の導体パターンおよび前記グラウンド層
    のグラウンドパターンとを導電性を有しかつ貫通しない
    穴によって接続したことを特徴とする多層プリント配線
    板。
  7. 【請求項7】 前記導体パターンは格子状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または
    6に記載の多層プリント配線板。
  8. 【請求項8】 前記導体パターンは環状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6
    に記載の多層プリント配線板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2003078279A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Konica Corp プリント基板のシールド方法及びその方法を用いたプリント基板が装着された装置
EP3340748A1 (en) * 2016-12-20 2018-06-27 Onkyo Corporation Multilayer substrate

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