JPH07272912A - 永久磁石粉末およびそれを用いたボンド磁石 - Google Patents
永久磁石粉末およびそれを用いたボンド磁石Info
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- JPH07272912A JPH07272912A JP6065012A JP6501294A JPH07272912A JP H07272912 A JPH07272912 A JP H07272912A JP 6065012 A JP6065012 A JP 6065012A JP 6501294 A JP6501294 A JP 6501294A JP H07272912 A JPH07272912 A JP H07272912A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 アルニコ磁石に属する磁石材料A(Al:6.
5〜8.5%、Ni:14〜30%、Co:38%以
下、Cu:1〜5%、Ti:2〜7%、Nb:0〜6
%、残部Fe)の粉末とNd磁石に属する磁石材料B
(Nd:25〜35%、Co:3〜15%、B:1〜3
%、Dy:0〜5%、残部Fe)の粉末とを、A:B=
98〜50:2〜50、好ましくは95〜70:5〜3
0の重量比で配合する。 【効果】 磁気特性が高く、かつ特性の温度の上下によ
る変化が小さい永久磁石、が得られ、カラーCRT画像
コントロールマグネットとして好適である。
5〜8.5%、Ni:14〜30%、Co:38%以
下、Cu:1〜5%、Ti:2〜7%、Nb:0〜6
%、残部Fe)の粉末とNd磁石に属する磁石材料B
(Nd:25〜35%、Co:3〜15%、B:1〜3
%、Dy:0〜5%、残部Fe)の粉末とを、A:B=
98〜50:2〜50、好ましくは95〜70:5〜3
0の重量比で配合する。 【効果】 磁気特性が高く、かつ特性の温度の上下によ
る変化が小さい永久磁石、が得られ、カラーCRT画像
コントロールマグネットとして好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁束密度、保磁力およ
び最大磁気積などの磁気特性のバランスがとれた高性能
の永久磁石に関する。 この永久磁石は、とくにカラー
CRT画像コントロールマグネットのような用途に適す
る。
び最大磁気積などの磁気特性のバランスがとれた高性能
の永久磁石に関する。 この永久磁石は、とくにカラー
CRT画像コントロールマグネットのような用途に適す
る。
【0002】
【従来の技術】カラーCRTには、画像コントロールの
ためにリング状の磁石を、コイルとともにそなえてい
る。 この用途に向ける磁石は、従来はフェライト磁石
粉末をプラスチックのバインダーを用いて射出成形した
ボンド磁石であったが、ハイビジョンのブラウン管やコ
ンピュータのモニター用のハイレゾ型CRTの画像コン
トロールマグネットとしては、より高性能なものが要求
されるようになって来た。
ためにリング状の磁石を、コイルとともにそなえてい
る。 この用途に向ける磁石は、従来はフェライト磁石
粉末をプラスチックのバインダーを用いて射出成形した
ボンド磁石であったが、ハイビジョンのブラウン管やコ
ンピュータのモニター用のハイレゾ型CRTの画像コン
トロールマグネットとしては、より高性能なものが要求
されるようになって来た。
【0003】高特性の永久磁石としては、近年普及の著
しいネオジウム磁石がある。 しかし、ネオジウム磁石
は一般に温度の上下により磁気特性が変化する傾向が大
きく、カラーCRT画像コントロールのような用途には
適しない。 CRTの周囲の温度は、環境の温度と機器
の使用時間、電源電圧の変動などの要因で、かなり幅が
あるからである。
しいネオジウム磁石がある。 しかし、ネオジウム磁石
は一般に温度の上下により磁気特性が変化する傾向が大
きく、カラーCRT画像コントロールのような用途には
適しない。 CRTの周囲の温度は、環境の温度と機器
の使用時間、電源電圧の変動などの要因で、かなり幅が
あるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の要求にこたえ、磁気特性が比較的高いレベルでバラン
スしていて、しかもそれらの温度特性がよい永久磁石、
すなわち温度の上下に伴う特性の変動幅が小さいものを
提供することにある。 具体的にいえば、Br:3.0
KG,BHC1.2KOeおよび(BH)max1.0MGOeを確保
し、かつ0〜100℃におけるBrの温度係数が0.0
5%/℃以下、好ましくは0.03%/℃程度の永久磁
石を提供することである。
の要求にこたえ、磁気特性が比較的高いレベルでバラン
スしていて、しかもそれらの温度特性がよい永久磁石、
すなわち温度の上下に伴う特性の変動幅が小さいものを
提供することにある。 具体的にいえば、Br:3.0
KG,BHC1.2KOeおよび(BH)max1.0MGOeを確保
し、かつ0〜100℃におけるBrの温度係数が0.0
5%/℃以下、好ましくは0.03%/℃程度の永久磁
石を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の特性要求をみたす
本発明の永久磁石粉末は、基本的には、下記の磁石材料
(合金組成の%は重量)AおよびBを、 A.Al:6.5〜8.5%、Ni:14〜30%、C
o:38%以下、Cu:1〜5%およびTi:2〜7%
を含有し、残部が実質上Feからなる合金の鋳造体を粉
砕した粉末 B.Nd:25〜35%、Co:3〜15%およびB:
1〜3%を含有し、残部が実質上Feである合金の溶湯
を急冷して得た薄帯を粉砕した粉末 重量比でA:B=98〜50:2〜50の割合に配合し
たものである。
本発明の永久磁石粉末は、基本的には、下記の磁石材料
(合金組成の%は重量)AおよびBを、 A.Al:6.5〜8.5%、Ni:14〜30%、C
o:38%以下、Cu:1〜5%およびTi:2〜7%
を含有し、残部が実質上Feからなる合金の鋳造体を粉
砕した粉末 B.Nd:25〜35%、Co:3〜15%およびB:
1〜3%を含有し、残部が実質上Feである合金の溶湯
を急冷して得た薄帯を粉砕した粉末 重量比でA:B=98〜50:2〜50の割合に配合し
たものである。
【0006】磁石材料Aは、上記の合金成分に加えて、
さらに6%以下のNbを含有する合金を使用してもよ
い。 Nbの添加は、磁石材料Aの特性の変化を通じ
て、製品永久磁石の結晶粒を微細化させ、Brの低下が
少なく保磁力BHCの増大した製品を与える。
さらに6%以下のNbを含有する合金を使用してもよ
い。 Nbの添加は、磁石材料Aの特性の変化を通じ
て、製品永久磁石の結晶粒を微細化させ、Brの低下が
少なく保磁力BHCの増大した製品を与える。
【0007】磁石材料Bは、上記の合金成分に加えて、
さらに5%以下のDyを含有する合金を使用してもよ
い。 Dyの添加は、やはり磁石材料の特性の変化を通
じて、製品永久磁石の保磁力IHCを増大させるととも
に、耐熱性を高める。
さらに5%以下のDyを含有する合金を使用してもよ
い。 Dyの添加は、やはり磁石材料の特性の変化を通
じて、製品永久磁石の保磁力IHCを増大させるととも
に、耐熱性を高める。
【0008】この永久磁石粉末は、適宜のバインダーを
用いて所望の形状に成形しボンド磁石とし、着磁して使
用する。 バインダーは、常用のエポキシ樹脂をはじめ
として任意のものが使用できる。 成形法も、ボンド磁
石の分野で既知の技術に従えばよい。 成形品の形状
は、リング状、円筒状、円板状、円柱または角柱状、瓦
(分割円筒)状、花弁状あるいは三カ月断面状など、用
途に応じて任意の形状を選択できる。
用いて所望の形状に成形しボンド磁石とし、着磁して使
用する。 バインダーは、常用のエポキシ樹脂をはじめ
として任意のものが使用できる。 成形法も、ボンド磁
石の分野で既知の技術に従えばよい。 成形品の形状
は、リング状、円筒状、円板状、円柱または角柱状、瓦
(分割円筒)状、花弁状あるいは三カ月断面状など、用
途に応じて任意の形状を選択できる。
【0009】
【作用】磁石材料Aは、いわゆるアルニコ磁石であっ
て、この種の磁石におけるBrの温度係数は0.02〜
0.03%/℃と低い値を示すが、BHCが0.8KOe程
度、(BH)maxも0.8〜0.9MGOeであって、若干
不足である。
て、この種の磁石におけるBrの温度係数は0.02〜
0.03%/℃と低い値を示すが、BHCが0.8KOe程
度、(BH)maxも0.8〜0.9MGOeであって、若干
不足である。
【0010】一方、磁石材料Bは、いうまでもなくネオ
ジウム磁石であって、Br,BHCおよび(BH)maxのい
ずれも高い値を示すが、Brの温度係数が最高0.11
%/℃に達し、温度変化が大きすぎる。 Coの含有量
を高くすると、0.07%/℃近くまで低下させること
ができる。
ジウム磁石であって、Br,BHCおよび(BH)maxのい
ずれも高い値を示すが、Brの温度係数が最高0.11
%/℃に達し、温度変化が大きすぎる。 Coの含有量
を高くすると、0.07%/℃近くまで低下させること
ができる。
【0011】そこで、磁石材料AにBを適量配合するこ
とにより、磁気特性が向上し、かつ温度特性はさほど低
下していない永久磁石が得られる。 磁気特性およびそ
の温度特性に関しては、ほぼ加成性が成り立つから、永
久磁石の用途に応じて適切な配合割合を計算で決定する
ことができる。
とにより、磁気特性が向上し、かつ温度特性はさほど低
下していない永久磁石が得られる。 磁気特性およびそ
の温度特性に関しては、ほぼ加成性が成り立つから、永
久磁石の用途に応じて適切な配合割合を計算で決定する
ことができる。
【0012】配合の効果は、A:B=98:2以上にB
を配合しないと認められず、50:50を超えると、温
度特性の低下が著しくなる。 通常はA:B=95:5
〜70:30の範囲内が好適である。
を配合しないと認められず、50:50を超えると、温
度特性の低下が著しくなる。 通常はA:B=95:5
〜70:30の範囲内が好適である。
【0013】
〔実施例1〕磁石材料A 下記の組成の合金を溶解鋳造し、鋳造体を粉砕して下記
の粒度分布の粉末を得た。
の粒度分布の粉末を得た。
【0014】 (組成) 成分 Al Ni Co Cu Ti Nb Fe 重量% 7.3 17.8 25.0 2.5 4.0 2.4 残部 (粒度分布)メッシュ 100〜145 〜200 〜250 〜270 〜350 350〜 重量% 19.6 26.6 11.4 6.8 18.3 17.3磁石材料B 別に、下記の組成の合金を溶解した。
【0015】 成分 Nd Co B Fe 重量% 27 5 1 残部 これを超急冷して得た薄帯を粉砕して、150〜200
メッシュの範囲にピークをもつ粉体を得た。
メッシュの範囲にピークをもつ粉体を得た。
【0016】2種の磁石材料A,Bを種々の割合で配合
し、配合粉末に対してエポキシ樹脂バインダー「L−4
94N」を2重量%、潤滑剤としてステアリン酸リチウ
ムを0.1重量%添加して、プレス成形をした。 金型
は直径10mm×高さ7mmの円柱状で、成形圧力を10t
/cm2加えた。 成形体をArガス中、170℃に1時間
加熱してバインダーを硬化させ、硬化体であるボンド磁
石の密度および磁気特性を測定した。 その結果を、下
の表1に示す。
し、配合粉末に対してエポキシ樹脂バインダー「L−4
94N」を2重量%、潤滑剤としてステアリン酸リチウ
ムを0.1重量%添加して、プレス成形をした。 金型
は直径10mm×高さ7mmの円柱状で、成形圧力を10t
/cm2加えた。 成形体をArガス中、170℃に1時間
加熱してバインダーを硬化させ、硬化体であるボンド磁
石の密度および磁気特性を測定した。 その結果を、下
の表1に示す。
【0017】 表1 No. 配合割合 密度 Br BHC IHC (BH)max A B (g/cm3) (KG) (Oe) (Oe) (MGOe) 1 100 0 5.42 3.66 802 964 0.82 2 95 5 5.44 3.83 892 1084 0.96 3 90 10 5.44 4.05 995 1228 1.13 4 85 15 5.47 4.26 1103 1382 1.32 5 80 20 5.52 4.47 1221 1568 1.53 6 70 30 5.60 4.90 1440 1860 1.90 7 60 40 5.62 5.39 1650 2160 2.28 8 50 50 5.68 5.88 1870 2470 2.68 比較のため、表1には磁石材料A単独の場合の値もあわ
せて掲げた。
せて掲げた。
【0018】試料No.3について、温度によるBr(オ
ープンフラックス)の変化を測定して、0〜100℃の
範囲における平均変化率−0.05%/℃を得た。
ープンフラックス)の変化を測定して、0〜100℃の
範囲における平均変化率−0.05%/℃を得た。
【0019】〔実施例2〕磁石材料A 下記の組成の合金を溶解鋳造し、鋳造体を粉砕して下記
の粒度分布をもつ粉末を得た。
の粒度分布をもつ粉末を得た。
【0020】 (組成) 成分 Al Ni Co Ti Fe 重量% 7.2 15.5 24.5 5.0 残部 (粒度分布)メッシュ 100〜145 〜200 〜250 〜270 〜350 350〜 重量% 19.4 26.8 11.5 6.9 18.5 16.9磁石材料B 別に、下記の組成の合金を溶解した。
【0021】 成分 Nd Co B Dy Fe 重量% 27.5 4.5 1.0 1.0 残部 これを超急冷して得た薄帯を粉砕して、150〜200
メッシュの範囲にピークをもつ粉体を得た。
メッシュの範囲にピークをもつ粉体を得た。
【0022】2種の磁石材料A,Bを種々の割合で配合
し、実施例1と同様に成形および硬化を行ない、得られ
たボンド磁石の密度および磁気特性を測定した。 その
結果を、下の表2に示す。
し、実施例1と同様に成形および硬化を行ない、得られ
たボンド磁石の密度および磁気特性を測定した。 その
結果を、下の表2に示す。
【0023】 表2 No. 配合割合 密度 Br BHC IHC (BH)max A B (g/cm3) (KG) (Oe) (Oe) (MGOe) 11 100 0 5.42 3.60 795 950 0.75 12 95 5 5.44 3.85 900 1100 1.00 13 90 10 5.46 4.05 1010 1300 1.21 14 85 15 5.48 4.25 1150 1400 1.43 15 80 20 5.52 4.45 1321 1600 1.64
【0024】
【発明の効果】本発明により、磁束密度、保磁力および
最大磁気積などの磁気特性がバランスよく高く、しかも
温度の上下による磁気特性の変化が小さく抑えられた永
久磁石が与えられる。 この磁石はまた、ボンド磁石の
形で任意の形状をもったものとして、低いコストで製造
できる。
最大磁気積などの磁気特性がバランスよく高く、しかも
温度の上下による磁気特性の変化が小さく抑えられた永
久磁石が与えられる。 この磁石はまた、ボンド磁石の
形で任意の形状をもったものとして、低いコストで製造
できる。
【0025】従ってこの永久磁石は、カラーCRTの画
像コントロールマグネット用に最適である。
像コントロールマグネット用に最適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/00 D H01F 1/08
Claims (5)
- 【請求項1】 下記の磁石材料(合金組成の%は重量)
AおよびBを、 A.Al:6.5〜8.5%、Ni:14〜30%、C
o:38%以下、Cu:1〜5%およびTi:2〜7%
を含有し、残部が実質上Feからなる合金の鋳造体を粉
砕した粉末 B.Nd:25〜35%、Co:3〜15%およびB:
1〜3%を含有し、残部が実質上Feである合金の溶湯
を急冷して得た薄帯を粉砕した粉末 重量比でA:B=98〜50:2〜50の割合に配合し
た永久磁石粉末。 - 【請求項2】 磁石材料Aの合金が、さらに6%以下の
Nbを含有する請求項1の永久磁石粉末。 - 【請求項3】 磁石材料Bの合金が、さらに5%以下の
Dyを含有する請求項1の永久磁石粉末。 - 【請求項4】 磁石材料の配合割合が、A:B=95〜
70:5〜30である請求項1〜3のいずれかの永久磁
石粉末。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載のいずれかの永久磁
石粉末にバインダーを加えて磁石形状に成形してなるボ
ンド磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065012A JPH07272912A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | 永久磁石粉末およびそれを用いたボンド磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065012A JPH07272912A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | 永久磁石粉末およびそれを用いたボンド磁石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272912A true JPH07272912A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13274650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6065012A Pending JPH07272912A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | 永久磁石粉末およびそれを用いたボンド磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07272912A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102479598A (zh) * | 2010-11-25 | 2012-05-30 | 刘海龙 | 一种亚高温永磁体 |
CN115233111A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-10-25 | 杭州永磁集团有限公司 | 高性能粉末烧结铝镍钴磁性材料及其制备方法 |
-
1994
- 1994-04-01 JP JP6065012A patent/JPH07272912A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102479598A (zh) * | 2010-11-25 | 2012-05-30 | 刘海龙 | 一种亚高温永磁体 |
CN115233111A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-10-25 | 杭州永磁集团有限公司 | 高性能粉末烧结铝镍钴磁性材料及其制备方法 |
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