JPH0727286Y2 - 装飾用板のファイバー支持構造 - Google Patents

装飾用板のファイバー支持構造

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JPH0727286Y2
JPH0727286Y2 JP1011890U JP1011890U JPH0727286Y2 JP H0727286 Y2 JPH0727286 Y2 JP H0727286Y2 JP 1011890 U JP1011890 U JP 1011890U JP 1011890 U JP1011890 U JP 1011890U JP H0727286 Y2 JPH0727286 Y2 JP H0727286Y2
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JP
Japan
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fiber
base
tip
support
decorative plate
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JP1011890U
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暉彦 藤井
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、搬送の困難な大型のテーブル板、壁板等の装
飾用板を現場施工する際のファイバーを支持するための
構造に関する。
〔従来の技術〕 従来、セメントを含む材料を用いてファイバーを埋設
し、該ファイバーの先端を表面に出現させ、該表面を研
磨してなる装飾用板は公知である。例えば、第3図に示
す如く型枠a内に上方から複数のファイバーbを導入
し、該ファイバーの先端cを型枠aの基台dに挿入固定
するとともに、他方端部を束ねた状態で、型枠a内にセ
メントを含む材料eを流し込んみ、硬化した後、型枠a
から取出してファイバーbの先端cが突出した材料cの
表面を研磨して装飾用板を製造するものである。
ところが、前述の装飾用板は持ち運び容易な小型のブロ
ック状のものを工場で製造し、大型の構造体を構成する
場合には多数の組合わせになって継目が存在するととも
に、コスト高となっていた。
尚、従来の方法で装飾用板を製造すると、ファイバーb
を束ねた位置から離れるにつれて基台dに対する角度が
鋭角になるため、図中の研磨面fまで研磨した場合に
は、第4図に示す如く中心から離れたファイバーbの先
端cは楕円形になって、その形状が不揃いになり、装飾
効果上の問題が発生する。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、搬送が困難な大型のテーブル板や壁板を現場施工に
より製造することができるとともに、装飾用板に埋設す
るファイバーの先端を常に垂直に支持し、表面を研磨し
た際にもその先端部の形状を一定となすことが可能な装
飾用床のファイバー支持構造を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決の為に、埋設したファイバー
の先端を表面に出現させてなる装飾用板において、内部
に埋設する基台に貫通垂設した複数の支持筒の上端を該
基台から所定長さ突出設定するとともに、前記支持筒の
下方から挿通したファイバーの先端を該先端筒より上方
へ突出設定させて、ファイバーの先端部を垂直に支持
し、前記基台上にセメントを含む材料を打設してなる装
飾用板のファイバー支持構造を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の装飾用板のファイバー
支持構造は、テーブル板や壁板の内部に埋設する基台に
貫通垂設した支持筒に、下方からファイバーの先端部を
挿通して支持することにより、セメントを含む材料を基
台上に打設する場合にも、常にファイバーの先端部を形
成される装飾用床の表面に対して垂直に支持するのであ
り、それにより表面研磨した際にも、至る所でファイバ
ーの先端面の形状を一定にするのである。
〔実施例〕
次に貼付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
第1図及び第2図は本考案の代表的実施例を示し、図中
1は基台、2は支持筒、3はファイバーをそれぞれ示し
ている。
基台1は、大型のテーブル板や壁板を現場施工する際に
その内部に埋設するもので、水平に設置した状態でその
上面に特殊混和剤を混合し、混練したセメントを含む材
料4を打設して、常に床に埋設するものであり、複数の
ファイバー3,…の配列により形成される模様に応じて複
数の貫通孔5,…を形成したものである。ここで、前記基
台1の周囲には勿論、側壁を立設して型枠を構成し、完
成時には該側壁は取り除くか、若しくは加工して前記材
料4とともに、テーブル板等を構成するのである。
支持筒2は、前記基台1の貫通孔5内に密嵌する外径を
有し且つ前記ファイバー3を挿通して保持し得る内径を
有するもので、アルミニウム等の金属製管体や合成樹脂
管体が広く使用でき、その材質は特に限定されない。
そして、前記管体を適宜長さに切断又は予め所定長さに
成形して製造した支持筒2を、前記基台1の貫通孔5に
貫通垂設するとともに、該支持筒2の上端6を該基台1
から所定長さ突出設定している。尚、前記支持筒2を予
め基台1に一体形成することも可能である。
このように、複数の支持筒2,…を垂設した単又は複数の
基台1を準備し、該支持筒2の下方からファイバー3の
先端部7を挿通して支持し、その先端8の支持筒2の上
端6からの突出長さを適宜設定する。そして、基台1よ
り下方側において複数のファイバー3,…をストラップタ
イ9等で束ねた状態で、基台1を所定の床位置に設置
し、その上方から前述の材料4を打設する。この際、該
材料4の上面を前記ファイバー3の先端8と面一にする
か若しくはやや下方に設定する。
ここで、前記ファイバー3の先端部7を効果的に支持筒
2により支持するために、図示しないが該支持筒2から
突出したファイバー3の上下部にストラップタイや他の
係着具又はゴム等のストッパーを嵌着することも、また
ファイバー3と支持筒2間に楔を圧入することも実用的
である。更に、支持筒2を基台1の貫通孔5に垂設する
にあたり、該支持筒2の中間部外周にリブ又はフランジ
を突設し、該貫通孔5の口縁部に当接させることも実用
的である。
そして、前記材料4が硬化した段階で、その表面を第1
図に一点鎖線で示した研磨面10になるまで研磨するので
ある。こうすることにより、表面にファイバー3の先端
8の端面が出現した装飾用床を構成できる。尚、図示し
ないが、基台1の下方で束ねたファイバー3の端部に設
置した光源からの光を表面に導き、室内等の装飾効果を
高めるのである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の装飾用板のファイバー支持構造
によれば、埋設したファイバーの先端を表面に出現させ
てなる装飾用板において、内部に埋設する基台に貫通垂
設した複数の支持筒の上端を該基台から所定長さ突出設
定するとともに、前記支持筒の下方から挿通したファイ
バーの先端を該支持筒より上方へ突出設定させて、ファ
イバーの先端部を垂直に支持し、前記基台上にセメント
を含む材料を打設してなるので、現場施工により表面に
ファイバーの先端を出現させた適宜形状の大型のテーブ
ル板や壁板となる装飾用板を容易に構成できるととも
に、セメントを含む材料を基台上に打設する前後におい
て、ファイバーの先端部を基台に対して垂直に支持する
ことができ、従って最終製品の装飾用板の表面に対して
垂直に支持することができ、該表面を研磨した場合に
も、その研磨量に関係なく常にファイバーの先端の形状
を至る所で一定にすることができ、複数のファイバーを
配列させて文字等を構成した場合にはその効果は顕著で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は装飾用板の製造する際の各部材の配置状態を示
し縦断面図、第2図は基台に支持筒を垂設する状態を一
部断面で示した要部の斜視図、第3図は従来の装飾用板
の製造方法を示す縦断面図、第4図は従来の装飾用板の
平面図である。 1:基台、2:支持筒、3:ファイバー、4:材料、5:貫通孔、
6:上端、7:先端部、8:先端、9:ストラップタイ、10:研
磨面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋設したファイバーの先端を表面に出現さ
    せてなる装飾用板において、内部に埋設する基台に貫通
    垂設した複数の支持筒の上端を該基台から所定長さ突出
    設定するとともに、前記支持筒の下方から挿通したファ
    イバーの先端を該支持筒より上方へ突出設定させて、フ
    ァイバーの先端部を垂直に支持し、前記基台上にセメン
    トを含む材料を打設してなることを特徴とする装飾用板
    のファイバー支持構造。
JP1011890U 1990-02-02 1990-02-02 装飾用板のファイバー支持構造 Expired - Lifetime JPH0727286Y2 (ja)

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JPH03101608U JPH03101608U (ja) 1991-10-23
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FR3024478B1 (fr) * 2014-07-31 2016-09-02 Jerome Jaccon Procede d'obtention d'une paroi ayant un eclairage incorpore
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