JPH0727210Y2 - 遮熱配管 - Google Patents
遮熱配管Info
- Publication number
- JPH0727210Y2 JPH0727210Y2 JP1989045485U JP4548589U JPH0727210Y2 JP H0727210 Y2 JPH0727210 Y2 JP H0727210Y2 JP 1989045485 U JP1989045485 U JP 1989045485U JP 4548589 U JP4548589 U JP 4548589U JP H0727210 Y2 JPH0727210 Y2 JP H0727210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- turbocharger
- heat shield
- engine body
- inlet pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は遮熱配管に関するものである。
［従来の技術］ 車において、第４図に示すようにエンジン本体１とター
ボチャージャ２を並置すると、ターボチャージャ２から
発散される熱によりシリンダヘッドカバーガスケット３
が損傷を受ける虞れがある。このため、従来はエンジン
本体１とターボチャージャ２の間に専用の熱遮蔽板４を
配設してターボチャージャ２からの熱を遮蔽するように
していた。
ボチャージャ２を並置すると、ターボチャージャ２から
発散される熱によりシリンダヘッドカバーガスケット３
が損傷を受ける虞れがある。このため、従来はエンジン
本体１とターボチャージャ２の間に専用の熱遮蔽板４を
配設してターボチャージャ２からの熱を遮蔽するように
していた。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、専用の熱遮閉板４を設置するとコストア
ップや重量増を招来するという問題があった。
ップや重量増を招来するという問題があった。
本考案は上述の実情に鑑み、熱遮蔽板４を設けなくても
ターボチャージャ２からの熱がシリンダヘッドカバーガ
スケット３を損傷しないようにすることを目的としてな
したものである。
ターボチャージャ２からの熱がシリンダヘッドカバーガ
スケット３を損傷しないようにすることを目的としてな
したものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案はエンジン本体とターボチャージャとの間に、少
くともシリンダヘッドカバーガスケット近傍を通るカー
ヒータのインレットパイプとアウレットパイプを上下に
併設し、ターボチャージャからの熱を前記インレットパ
イプとアウトレットパイプにより受熱し得るよう構成し
たものである。
くともシリンダヘッドカバーガスケット近傍を通るカー
ヒータのインレットパイプとアウレットパイプを上下に
併設し、ターボチャージャからの熱を前記インレットパ
イプとアウトレットパイプにより受熱し得るよう構成し
たものである。
［作用］ ターボチャージャからの熱はインレットパイプとアウト
レットパイプにより受熱される。このため、シリンダヘ
ッドカバーガスケットが熱害を受けることがなく、又温
水の温度が高温になるため、カーヒータ熱源としても有
効利用を図り得られる。
レットパイプにより受熱される。このため、シリンダヘ
ッドカバーガスケットが熱害を受けることがなく、又温
水の温度が高温になるため、カーヒータ熱源としても有
効利用を図り得られる。
熱遮蔽板がないためコストダウン及び重量軽減が可能と
なる。
なる。
［実施例］ 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第１図及び第２図は本考案の一実施例であり、図中第４
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
エンジン本体１とターボチャージャ２との間に、エンジ
ン本体１を冷却した後の温水をカーヒータの熱交換器へ
送るインレットパイプ５及び熱交換により降温した温水
をエンジン本体１へ供給するアウトレットパイプ６をシ
リンダヘッドカバーガスケット３の近傍を通るよう上下
に併設し、ターボチャージャ２から発散された熱をイン
レットパイプ５及びアウトレットパイプ６により受熱し
得るよう構成する。図中７はダッシュパネルである。
ン本体１を冷却した後の温水をカーヒータの熱交換器へ
送るインレットパイプ５及び熱交換により降温した温水
をエンジン本体１へ供給するアウトレットパイプ６をシ
リンダヘッドカバーガスケット３の近傍を通るよう上下
に併設し、ターボチャージャ２から発散された熱をイン
レットパイプ５及びアウトレットパイプ６により受熱し
得るよう構成する。図中７はダッシュパネルである。
ターボチャージャ２からの熱は、カーヒータのインレッ
トパイプ５及びアウトレットパイプ６により受熱され、
パイプ5,6内の温水に吸収されるため、パイプ5,6とエン
ジン本体１の間の空間部温度T1は低下し、シリンダヘッ
ドカバーガスケット３に熱害を与えることがない。しか
も、空間部温度T1は、第４図の従来装置における熱遮蔽
板４とエンジン本体１の間の空間部温度T1′よりも低く
なるため、従来のように熱遮蔽板４を設ける場合よりも
一層熱遮蔽性が向上する。
トパイプ５及びアウトレットパイプ６により受熱され、
パイプ5,6内の温水に吸収されるため、パイプ5,6とエン
ジン本体１の間の空間部温度T1は低下し、シリンダヘッ
ドカバーガスケット３に熱害を与えることがない。しか
も、空間部温度T1は、第４図の従来装置における熱遮蔽
板４とエンジン本体１の間の空間部温度T1′よりも低く
なるため、従来のように熱遮蔽板４を設ける場合よりも
一層熱遮蔽性が向上する。
アウトレットパイプ６を通る温水は、ターボチャージャ
２からの熱を吸収してエンジン本体１に入り、エンジン
本体１の熱を吸収して温水としてインレットパイプ５へ
流出し、インレットパイプ５を通る温水はターボチャー
ジャ２からの熱を吸収する。このためインレットパイプ
５内温水の温度はより一層高温となり、カーヒータ熱源
として有効利用でき、省エネルギーを図ることが可能と
なる。
２からの熱を吸収してエンジン本体１に入り、エンジン
本体１の熱を吸収して温水としてインレットパイプ５へ
流出し、インレットパイプ５を通る温水はターボチャー
ジャ２からの熱を吸収する。このためインレットパイプ
５内温水の温度はより一層高温となり、カーヒータ熱源
として有効利用でき、省エネルギーを図ることが可能と
なる。
エンジン本体１とターボチャージャ２間に位置するパイ
プ5,6の断面形状としては、第３図（イ）に示すように
円形としても、或いは第３図（ロ）に示すように楕円形
としても、若しくは第３図（ハ）に示すように扁平形と
しても良い。この場合、パイプ5,6の断面積を第３図
（イ）（ロ）（ハ）で等しくすると、インレットパイプ
５外端からアウトレットパイプ６外端までの寸法がa,b,
cの場合、ａ＜ｂ＜ｃとなり、第３図（イ）のパイプ5,6
の受熱面積が最小で、第３図（ロ）のパイプ5,6の受熱
面積がこれに続き、第３図（ハ）の受熱面積が最大とな
る。従って、熱害防止効果も第３図（イ）、第３図
（ロ）、第３図（ハ）の順に順次増加する。
プ5,6の断面形状としては、第３図（イ）に示すように
円形としても、或いは第３図（ロ）に示すように楕円形
としても、若しくは第３図（ハ）に示すように扁平形と
しても良い。この場合、パイプ5,6の断面積を第３図
（イ）（ロ）（ハ）で等しくすると、インレットパイプ
５外端からアウトレットパイプ６外端までの寸法がa,b,
cの場合、ａ＜ｂ＜ｃとなり、第３図（イ）のパイプ5,6
の受熱面積が最小で、第３図（ロ）のパイプ5,6の受熱
面積がこれに続き、第３図（ハ）の受熱面積が最大とな
る。従って、熱害防止効果も第３図（イ）、第３図
（ロ）、第３図（ハ）の順に順次増加する。
なお、本考案は、上述の実施例にのみ限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案の遮熱配管によれば、熱遮蔽
板を設ける必要がないため、コストの低減及び重量の軽
減を図ることができ、しかもシリンダヘッドカバーガス
ケットの熱害が減少するためヘッドカバーガスケットの
寿命の長期化が可能となり、更にターボチャージャから
の熱をも有効利用できるため、より一層省エネルギーに
貢献することができる、等種々の優れた効果を奏し得
る。
板を設ける必要がないため、コストの低減及び重量の軽
減を図ることができ、しかもシリンダヘッドカバーガス
ケットの熱害が減少するためヘッドカバーガスケットの
寿命の長期化が可能となり、更にターボチャージャから
の熱をも有効利用できるため、より一層省エネルギーに
貢献することができる、等種々の優れた効果を奏し得
る。
第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図は第１図の
II−II方向矢視図、第３図（イ）（ロ）（ハ）はエンジ
ン本体とターボチャージャの間を通るカーヒータのイン
レットパイプ及びアウトレットパイプの水平断面図、第
４図は従来例の正面図である。 図中１はエンジン本体、２はターボチャージャ、３はシ
リンダヘッドカバーガスケット、５はインレットパイ
プ、６はアウトレットパイプを示す。
II−II方向矢視図、第３図（イ）（ロ）（ハ）はエンジ
ン本体とターボチャージャの間を通るカーヒータのイン
レットパイプ及びアウトレットパイプの水平断面図、第
４図は従来例の正面図である。 図中１はエンジン本体、２はターボチャージャ、３はシ
リンダヘッドカバーガスケット、５はインレットパイ
プ、６はアウトレットパイプを示す。
Claims (1)
- 【請求項１】エンジン本体とターボチャージャとの間
に、少くともシリンダヘッドカバーガスケット近傍を通
るカーヒータのインレットパイプとアウトレットパイプ
を上下に併設し、ターボチャージャからの熱を前記イン
レットパイプとアウトレットパイプにより受熱し得るよ
う構成したことを特徴とする遮熱配管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989045485U JPH0727210Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 遮熱配管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989045485U JPH0727210Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 遮熱配管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02135311U JPH02135311U (ja) | 1990-11-09 |
| JPH0727210Y2 true JPH0727210Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31559703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989045485U Expired - Lifetime JPH0727210Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 遮熱配管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727210Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1989045485U patent/JPH0727210Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02135311U (ja) | 1990-11-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |