JPH07272041A - 紙葉類検知判別方法及びその装置 - Google Patents
紙葉類検知判別方法及びその装置Info
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- JPH07272041A JPH07272041A JP6061889A JP6188994A JPH07272041A JP H07272041 A JPH07272041 A JP H07272041A JP 6061889 A JP6061889 A JP 6061889A JP 6188994 A JP6188994 A JP 6188994A JP H07272041 A JPH07272041 A JP H07272041A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は紙葉類に対して高精度の検知判別を
実現することができるシステムを提供する。 【構成】 本発明の紙葉類検知判別システムは、検知判
別すべき紙葉類の搬送路上で前記紙葉類の少なくとも2
種以上の特徴を順次に検知する手段と、前記検知手段に
よって得られる2種以上の特徴データを前記紙葉類の所
定エリア毎に分割して2種以上のデータテーブルに格納
する手段と、前記格納手段によって得られる各データテ
ーブルに対し、予め前記各特徴について与えられる判別
テーブルを参照して互いの相関を前記所定エリア毎にと
って前記紙葉類の判別結果を出力する判別手段とを具備
してなることを特徴とする。
実現することができるシステムを提供する。 【構成】 本発明の紙葉類検知判別システムは、検知判
別すべき紙葉類の搬送路上で前記紙葉類の少なくとも2
種以上の特徴を順次に検知する手段と、前記検知手段に
よって得られる2種以上の特徴データを前記紙葉類の所
定エリア毎に分割して2種以上のデータテーブルに格納
する手段と、前記格納手段によって得られる各データテ
ーブルに対し、予め前記各特徴について与えられる判別
テーブルを参照して互いの相関を前記所定エリア毎にと
って前記紙葉類の判別結果を出力する判別手段とを具備
してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類検知判別方法及び
その装置に係り、特に紙葉類を高精度で検知判別し得る
ように改良したものに関する。
その装置に係り、特に紙葉類を高精度で検知判別し得る
ように改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の紙葉類検知手段を搭載した
紙葉類検知判別システムにおいては、個々の検知手段に
より各々単独で搬送路を通過する紙葉類に対して検知判
別処理し、それに基いた検知判別結果を出して、最終的
に全ての判別結果を集めて紙葉類に対する検知判別結果
を生成していた。
紙葉類検知判別システムにおいては、個々の検知手段に
より各々単独で搬送路を通過する紙葉類に対して検知判
別処理し、それに基いた検知判別結果を出して、最終的
に全ての判別結果を集めて紙葉類に対する検知判別結果
を生成していた。
【0003】すなわち、従来は複数の検知手段を搭載し
たシステムにおいて、個々の検知手段が通過する紙葉類
に対し正常か否かの検知結果を出し、最終的に全ての検
知手段が正常と判定したときのみ正常とし、それ以外は
異常として判定していた。
たシステムにおいて、個々の検知手段が通過する紙葉類
に対し正常か否かの検知結果を出し、最終的に全ての検
知手段が正常と判定したときのみ正常とし、それ以外は
異常として判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来は
複数の紙葉類検知センサの判別結果の組み合わせで検知
判別結果を生成している。しかしながら、紙葉類の場
合、同一エリアで複数の特徴が盛り込まれているケース
が多く単なる検知判別結果の組み合わせだけでは精度の
高い検知判別を実現することができないという問題があ
った。
複数の紙葉類検知センサの判別結果の組み合わせで検知
判別結果を生成している。しかしながら、紙葉類の場
合、同一エリアで複数の特徴が盛り込まれているケース
が多く単なる検知判別結果の組み合わせだけでは精度の
高い検知判別を実現することができないという問題があ
った。
【0005】また、一般的に高精度の検知判別を実現す
るためには、処理速度がそれだけ遅くなりがちであると
いう問題があった。そこで、本発明は以上のような点に
鑑みてなされたもので、紙葉類に対する複数の検知結果
を紙葉類のエリア毎に突合し、各検知結果の相関を取る
ことにより判別精度の高い検知判別を実現することがで
きる紙葉類検知判別方法及びその装置を提供することを
目的としている。
るためには、処理速度がそれだけ遅くなりがちであると
いう問題があった。そこで、本発明は以上のような点に
鑑みてなされたもので、紙葉類に対する複数の検知結果
を紙葉類のエリア毎に突合し、各検知結果の相関を取る
ことにより判別精度の高い検知判別を実現することがで
きる紙葉類検知判別方法及びその装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、検知判
別すべき紙葉類の搬送路上で前記紙葉類の少なくとも2
種以上の特徴を順次に検知するステップと、前記検知ス
テップによって得られる2種以上の特徴データを前記紙
葉類の所定エリア毎に分割して2種以上のデータテーブ
ルに格納するステップと、前記格納ステップによって得
られる各データテーブルに対し、予め前記各特徴につい
て与えられる判別テーブルを参照して互いの相関を前記
所定エリア毎にとって前記紙葉類の判別結果を出力する
判別ステップとを具備してなることを特徴とする紙葉類
検知判別方法が提供される。
別すべき紙葉類の搬送路上で前記紙葉類の少なくとも2
種以上の特徴を順次に検知するステップと、前記検知ス
テップによって得られる2種以上の特徴データを前記紙
葉類の所定エリア毎に分割して2種以上のデータテーブ
ルに格納するステップと、前記格納ステップによって得
られる各データテーブルに対し、予め前記各特徴につい
て与えられる判別テーブルを参照して互いの相関を前記
所定エリア毎にとって前記紙葉類の判別結果を出力する
判別ステップとを具備してなることを特徴とする紙葉類
検知判別方法が提供される。
【0007】また、本発明によると、前記2種以上の特
徴として色の特徴及び蛍光発光の特徴を含むことを特徴
とする紙葉類検知判別方法が提供される。また、本発明
によると、前記搬送路上に前記紙葉類と種類の異なる別
の紙葉類が搬送される状態で、上記判別ステップは上記
判別テーブルに代えて前記別の紙葉類について予め与え
られる別の判別テーブルを参照して相関をとることを特
徴とする紙葉類判別方法が提供される。
徴として色の特徴及び蛍光発光の特徴を含むことを特徴
とする紙葉類検知判別方法が提供される。また、本発明
によると、前記搬送路上に前記紙葉類と種類の異なる別
の紙葉類が搬送される状態で、上記判別ステップは上記
判別テーブルに代えて前記別の紙葉類について予め与え
られる別の判別テーブルを参照して相関をとることを特
徴とする紙葉類判別方法が提供される。
【0008】さらに本発明によると、検知判別すべき紙
葉類の搬送路上で前記紙葉類の少なくとも2種以上の特
徴を順次に検知する手段と、前記検知手段によって得ら
れる2種以上の特徴データを前記紙葉類の所定エリア毎
に分割して2種以上のデータテーブルに格納する手段
と、前記格納手段によって得られる各データテーブルに
対し、予め前記各特徴について与えられる判別テーブル
を参照して互いの相関を前記所定エリア毎にとって前記
紙葉類の判別結果を出力する判別手段とを具備してなる
ことを特徴とする紙葉類検知判別装置が提供される。
葉類の搬送路上で前記紙葉類の少なくとも2種以上の特
徴を順次に検知する手段と、前記検知手段によって得ら
れる2種以上の特徴データを前記紙葉類の所定エリア毎
に分割して2種以上のデータテーブルに格納する手段
と、前記格納手段によって得られる各データテーブルに
対し、予め前記各特徴について与えられる判別テーブル
を参照して互いの相関を前記所定エリア毎にとって前記
紙葉類の判別結果を出力する判別手段とを具備してなる
ことを特徴とする紙葉類検知判別装置が提供される。
【0009】また、本発明によると、前記2種以上の特
徴として色の特徴及び蛍光発光の特徴を含むことを特徴
とする紙葉類検知判別装置が提供される。また、本発明
によると、前記搬送路上に前記紙葉類と種類の異なる別
の紙葉類が搬送される状態で、上記判別手段は上記判別
テーブルに代えて前記別の紙葉類について予め与えられ
る別の判別テーブルを参照して相関をとることを特徴と
する紙葉類判別装置が提供される。
徴として色の特徴及び蛍光発光の特徴を含むことを特徴
とする紙葉類検知判別装置が提供される。また、本発明
によると、前記搬送路上に前記紙葉類と種類の異なる別
の紙葉類が搬送される状態で、上記判別手段は上記判別
テーブルに代えて前記別の紙葉類について予め与えられ
る別の判別テーブルを参照して相関をとることを特徴と
する紙葉類判別装置が提供される。
【0010】
【作用】以上のような解決手段によると、紙葉類に対す
る複数の検知結果を紙葉類のエリア毎に突合し、各検知
結果の相関を取ることにより判別精度の高い検知判別を
実現することができる。
る複数の検知結果を紙葉類のエリア毎に突合し、各検知
結果の相関を取ることにより判別精度の高い検知判別を
実現することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1に複数の検知装置を搭載した紙葉類検
知判別システムの概略構成図を示す。
て説明する。図1に複数の検知装置を搭載した紙葉類検
知判別システムの概略構成図を示す。
【0012】紙葉類1は搬送路上を搬送方向に搬送され
るが、その途中で第1,第2及び第3紙葉類検知装置
2,3,4にて紙葉類1に盛り込まれている各特徴が検
出され、判別処理がなされる。
るが、その途中で第1,第2及び第3紙葉類検知装置
2,3,4にて紙葉類1に盛り込まれている各特徴が検
出され、判別処理がなされる。
【0013】図2は各紙葉類検知装置2,3,4の具体
例を示している。図2(a)に示す、第1の紙葉類検知
装置2は色検知装置を表わしている。ここに搬送される
紙葉類1は照明ランプ10により照明され、紙葉類1に
て反射された光はレンズ11にて受光センサー13に結
像される。
例を示している。図2(a)に示す、第1の紙葉類検知
装置2は色検知装置を表わしている。ここに搬送される
紙葉類1は照明ランプ10により照明され、紙葉類1に
て反射された光はレンズ11にて受光センサー13に結
像される。
【0014】また、受光センサー13の前には色フィル
ター12が配置され、紙葉類1の特定色を検出する様に
なっている。図2(b)に示す第2の紙葉類検知装置3
はすかし検知装置を表わしている。
ター12が配置され、紙葉類1の特定色を検出する様に
なっている。図2(b)に示す第2の紙葉類検知装置3
はすかし検知装置を表わしている。
【0015】ここに搬送される紙葉類1は照明ランプ1
0により照明され、紙葉類1を透過した光はレンズ11
にて受光センサー13に結像される。このとき、すかし
の有無は透過光量の変化として検出される。
0により照明され、紙葉類1を透過した光はレンズ11
にて受光センサー13に結像される。このとき、すかし
の有無は透過光量の変化として検出される。
【0016】図2(c)に示す第3の紙葉類検知装置4
は蛍光検知装置を表わしている。ここに搬送される紙葉
類1には紫外線ランプ14によって紫外光が照射され
る。
は蛍光検知装置を表わしている。ここに搬送される紙葉
類1には紫外線ランプ14によって紫外光が照射され
る。
【0017】このとき、紙葉類1に蛍光剤が塗布されて
いる場合、照射された紫外線により蛍光発光され、レン
ズ11にて受光センサー13に結像される。受光センサ
ー13の前には特定色の蛍光発光のみを受光する目的で
色フィルターが配置されている。
いる場合、照射された紫外線により蛍光発光され、レン
ズ11にて受光センサー13に結像される。受光センサ
ー13の前には特定色の蛍光発光のみを受光する目的で
色フィルターが配置されている。
【0018】図3は具体例として紙葉類1に盛り込まれ
ている色、蛍光、すかしの特徴配置図を示している。色
の特徴部20の中に部分的に蛍光発光の特徴部21が入
っている。
ている色、蛍光、すかしの特徴配置図を示している。色
の特徴部20の中に部分的に蛍光発光の特徴部21が入
っている。
【0019】また、色の特徴のない部分にすかし模様の
特徴部22が入っている。図4は紙葉類1を短手方向に
a〜dの4分割し、長手方向にA〜Hの8分割にした検
知エリア分割図を表わしている。
特徴部22が入っている。図4は紙葉類1を短手方向に
a〜dの4分割し、長手方向にA〜Hの8分割にした検
知エリア分割図を表わしている。
【0020】次に、以上のような本発明による紙葉類検
知判別システムの全体構成及び動作を図5〜図8を用い
て説明する。図5は検知判別システムに関するハードウ
ェア構成のブロック図を示す。
知判別システムの全体構成及び動作を図5〜図8を用い
て説明する。図5は検知判別システムに関するハードウ
ェア構成のブロック図を示す。
【0021】紙葉類1に盛り込まれた各種特徴は第1,
第2及び第3紙葉類検知装置2,3,4により検出され
る。本実施例では第1,第2,及び第3の紙葉類検知装
置2,3,4は各々色検知装置、すかし検知装置、蛍光
検知を意味している。
第2及び第3紙葉類検知装置2,3,4により検出され
る。本実施例では第1,第2,及び第3の紙葉類検知装
置2,3,4は各々色検知装置、すかし検知装置、蛍光
検知を意味している。
【0022】各検知装置2,3,4の信号は画像入力装
置30を介して画像メモリー31に記憶される。画像メ
モリー31の内部は各検知別に図4の検知エリア分割図
の様にエリア分割されており、エリア毎に各特徴の有無
がデータとして埋め込まれている。
置30を介して画像メモリー31に記憶される。画像メ
モリー31の内部は各検知別に図4の検知エリア分割図
の様にエリア分割されており、エリア毎に各特徴の有無
がデータとして埋め込まれている。
【0023】また、画像メモリー31に対応した形で判
別メモリー32があり、ここには判別すべき紙葉類1の
特徴内容のエリア毎の基準情報が予め埋め込まれてい
る。判別手段33は各紙葉類検知装置2,3,4からの
出力を格納する画像メモリー31と判別メモリー32の
データを照合しながら、判別すべき出力毎に各特徴のエ
リア毎の相関がとれているか否かを判断して判別結果を
出力する。
別メモリー32があり、ここには判別すべき紙葉類1の
特徴内容のエリア毎の基準情報が予め埋め込まれてい
る。判別手段33は各紙葉類検知装置2,3,4からの
出力を格納する画像メモリー31と判別メモリー32の
データを照合しながら、判別すべき出力毎に各特徴のエ
リア毎の相関がとれているか否かを判断して判別結果を
出力する。
【0024】図6(a),(b),(c)は図3に示し
た紙葉類の各種特徴配置図の色、蛍光発光、すかし模様
の特徴のデータテーブル25,26,27を示してお
り、このイメージデータが各画像メモリー31に入って
いる。
た紙葉類の各種特徴配置図の色、蛍光発光、すかし模様
の特徴のデータテーブル25,26,27を示してお
り、このイメージデータが各画像メモリー31に入って
いる。
【0025】各データテーブル25,26,27上で、
“1”は特徴が存在することを表わし、“0”は存在し
ないことを表わしている。図7は具体例として判別手段
33にて蛍光判別を行なう場合の判別メモリー32の中
に予め埋め込まれている判別テーブル28を示してい
る。
“1”は特徴が存在することを表わし、“0”は存在し
ないことを表わしている。図7は具体例として判別手段
33にて蛍光判別を行なう場合の判別メモリー32の中
に予め埋め込まれている判別テーブル28を示してい
る。
【0026】この判別テーブル28上で、“1”で表わ
した部分が判別を行なうエリア、“0”で表わした部分
は判別対象外のエリアを表わしている。次に、図8に示
す紙葉類の判別フローチャートに沿って本実施例の検知
判別システムの動作を説明する。
した部分が判別を行なうエリア、“0”で表わした部分
は判別対象外のエリアを表わしている。次に、図8に示
す紙葉類の判別フローチャートに沿って本実施例の検知
判別システムの動作を説明する。
【0027】ここでは蛍光判別するケースを示すが、他
もこれと同様になされる。判別は、まず、判別テーブル
28をサーチしながらエリアで“1”が立っているか否
かチェックし、“1”が立っている場合、色の特徴と蛍
光発光の特徴について相関がとれているか否かチェック
する(ステップS1,S2,S3)。
もこれと同様になされる。判別は、まず、判別テーブル
28をサーチしながらエリアで“1”が立っているか否
かチェックし、“1”が立っている場合、色の特徴と蛍
光発光の特徴について相関がとれているか否かチェック
する(ステップS1,S2,S3)。
【0028】すなわち、判別テーブル28をサーチする
とエリア(D,b)が検索され、エリア(D,b)につ
いて色の特徴のデータテーブル25のビットが立ってい
るか否かチェックする(ステップS4,S5)。
とエリア(D,b)が検索され、エリア(D,b)につ
いて色の特徴のデータテーブル25のビットが立ってい
るか否かチェックする(ステップS4,S5)。
【0029】ここで、ビットが立っている場合は、次の
蛍光発光の特徴のデータテーブル26をチェックする
(ステップS6)。ステップS5でビットが立っていな
い場合はその場で“NG”フラグをセット(ステップS
8)し、次の判別テーブルサーチに進む。
蛍光発光の特徴のデータテーブル26をチェックする
(ステップS6)。ステップS5でビットが立っていな
い場合はその場で“NG”フラグをセット(ステップS
8)し、次の判別テーブルサーチに進む。
【0030】ここではビットが立っているので次の蛍光
発光の特徴のデータテーブル26のビットが立っている
か否かチェックする(ステップS7)。同様にビットが
立っていないときは“NG”フラグをセット(ステップ
S8)し、判別テーブルサーチへ戻る。
発光の特徴のデータテーブル26のビットが立っている
か否かチェックする(ステップS7)。同様にビットが
立っていないときは“NG”フラグをセット(ステップ
S8)し、判別テーブルサーチへ戻る。
【0031】ステップS7でビットが立っている場合は
そのまま判別テーブルサーチへ戻る。以上のようなチェ
ック動作を判別テーブル全てについて行ない、終了する
と次の判別チェックへ進んで上述と同様の内容のチェッ
クを行なう。
そのまま判別テーブルサーチへ戻る。以上のようなチェ
ック動作を判別テーブル全てについて行ない、終了する
と次の判別チェックへ進んで上述と同様の内容のチェッ
クを行なう。
【0032】そして、最終的に判別チェックが全て終了
すると“NG”フラグのチェックルーチン(ステップS
9)に入る。ここで、フラグが立っている場合は“N
G”、立っていない場合は“OK”との判別結果が得ら
れる(ステップS10)。
すると“NG”フラグのチェックルーチン(ステップS
9)に入る。ここで、フラグが立っている場合は“N
G”、立っていない場合は“OK”との判別結果が得ら
れる(ステップS10)。
【0033】以上説明したように、本発明の特徴とする
ところは複数の検知データのエリア毎の相関を取ること
により、精度の高い検知判別システムを実現することに
ある。
ところは複数の検知データのエリア毎の相関を取ること
により、精度の高い検知判別システムを実現することに
ある。
【0034】また、このシステムでは、判別する上で、
判別項目別に判別テーブルを持ち相関をとるエリア指定
が可能である。さらに、このようにすることにより処理
時間上も無駄な時間が削減され、処理時間の短い判別シ
ステムが実現される。
判別項目別に判別テーブルを持ち相関をとるエリア指定
が可能である。さらに、このようにすることにより処理
時間上も無駄な時間が削減され、処理時間の短い判別シ
ステムが実現される。
【0035】すなわち、本発明によると、紙葉類のエリ
ア毎に各検知の検出データの相関を取ることにより、高
精度な検知判別を実現することができると共に、相関を
取るエリアを判別テーブルで定め必要なエリアのみ処理
を行なうことにより高速な処理が可能である。
ア毎に各検知の検出データの相関を取ることにより、高
精度な検知判別を実現することができると共に、相関を
取るエリアを判別テーブルで定め必要なエリアのみ処理
を行なうことにより高速な処理が可能である。
【0036】なお、図5に示したように、前記搬送路上
に前記紙葉類1と種類の異なる別の紙葉類5が搬送され
る状態では、上記判別手段33は上記判別テーブル32
に代えて前記別の紙葉類について予め与えられる別の判
別テーブル34を参照して相関をとるようにしてやれば
よい。
に前記紙葉類1と種類の異なる別の紙葉類5が搬送され
る状態では、上記判別手段33は上記判別テーブル32
に代えて前記別の紙葉類について予め与えられる別の判
別テーブル34を参照して相関をとるようにしてやれば
よい。
【0037】
【発明の効果】従って、以上詳述したように本発明によ
れば、紙葉類に対する複数の検知結果を紙葉類のエリア
毎に突合し、各検知結果の相関を取ることにより判別精
度の高い検知判別を実現することができる紙葉類検知判
別方法及びその装置を提供することが可能となる。
れば、紙葉類に対する複数の検知結果を紙葉類のエリア
毎に突合し、各検知結果の相関を取ることにより判別精
度の高い検知判別を実現することができる紙葉類検知判
別方法及びその装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明による紙葉類検知判別システムの概略構
成図。
成図。
【図2】図1に用いる各紙葉類検知装置の具体例を示す
図。
図。
【図3】紙葉類に盛り込まれている各種の特徴部の配置
関係を示す図。
関係を示す図。
【図4】紙葉類のエリア分割を示す図。
【図5】検知判別システムのハードウェア構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図6】紙葉類の各特徴のデータテーブルを示す図。
【図7】各特徴のうち蛍光判別を行なう場合の判別テー
ブルを示す図。
ブルを示す図。
【図8】本発明による判別動作の一例を示すフローチャ
ート。
ート。
1…紙葉類、2…第1の紙葉類検知装置、3…第2の紙
葉類検知装置、4…第3の紙葉類検知装置、10…照明
ランプ、11…レンズ、12…色フィルター、13…セ
ンサー、14…紫外線ランプ、20…色の特徴、21…
蛍光発光の特徴、22…すかし模様の特徴、25…色の
特徴(20)のデータテーブル、26…蛍光発光の特徴
(21)のデータテーブル、27…すかし模様の特徴
(22)のデータテーブル、28…蛍光発光の特徴に関
する判別テーブル、30…画像入力装置、31…画像メ
モリー、32…判別メモリー、33…判別手段。
葉類検知装置、4…第3の紙葉類検知装置、10…照明
ランプ、11…レンズ、12…色フィルター、13…セ
ンサー、14…紫外線ランプ、20…色の特徴、21…
蛍光発光の特徴、22…すかし模様の特徴、25…色の
特徴(20)のデータテーブル、26…蛍光発光の特徴
(21)のデータテーブル、27…すかし模様の特徴
(22)のデータテーブル、28…蛍光発光の特徴に関
する判別テーブル、30…画像入力装置、31…画像メ
モリー、32…判別メモリー、33…判別手段。
Claims (6)
- 【請求項1】 検知判別すべき紙葉類の搬送路上で前記
紙葉類の少なくとも2種以上の特徴を順次に検知するス
テップと、 前記検知ステップによって得られる2種以上の特徴デー
タを前記紙葉類の所定エリア毎に分割して2種以上のデ
ータテーブルに格納するステップと、 前記格納ステップによって得られる各データテーブルに
対し、予め前記各特徴について与えられる判別テーブル
を参照して互いの相関を前記所定エリア毎にとって前記
紙葉類の判別結果を出力する判別ステップとを具備して
なることを特徴とする紙葉類検知判別方法。 - 【請求項2】 前記2種以上の特徴として色の特徴及び
蛍光発光の特徴を含むことを特徴とする請求項1に記載
の紙葉類検知判別方法。 - 【請求項3】 前記搬送路上に前記紙葉類と種類の異な
る別の紙葉類が搬送される状態で、上記判別ステップは
上記判別テーブルに代えて前記別の紙葉類について予め
与えられる別の判別テーブルを参照して相関をとること
を特徴とする請求項1または2に記載の紙葉類判別方
法。 - 【請求項4】 検知判別すべき紙葉類の搬送路上で前記
紙葉類の少なくとも2種以上の特徴を順次に検知する手
段と、 前記検知手段によって得られる2種以上の特徴データを
前記紙葉類の所定エリア毎に分割して2種以上のデータ
テーブルに格納する手段と、 前記格納手段によって得られる各データテーブルに対
し、予め前記各特徴について与えられる判別テーブルを
参照して互いの相関を前記所定エリア毎にとって前記紙
葉類の判別結果を出力する判別手段とを具備してなるこ
とを特徴とする紙葉類検知判別装置。 - 【請求項5】 前記2種以上の特徴として色の特徴及び
蛍光発光の特徴を含むことを特徴とする請求項4に記載
の紙葉類検知判別装置。 - 【請求項6】 前記搬送路上に前記紙葉類と種類の異な
る別の紙葉類が搬送される状態で、上記判別手段は上記
判別テーブルに代えて前記別の紙葉類について予め与え
られる別の判別テーブルを参照して相関をとることを特
徴とする請求項4または5に記載の紙葉類判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6061889A JPH07272041A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 紙葉類検知判別方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6061889A JPH07272041A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 紙葉類検知判別方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272041A true JPH07272041A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13184172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6061889A Pending JPH07272041A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 紙葉類検知判別方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07272041A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999010800A1 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-04 | Hewlett-Packard Company | Page identification by detection of optical characteristics |
WO2003077187A1 (en) | 2002-03-11 | 2003-09-18 | Digital Verification Ltd. | Currency verification |
WO2004077366A1 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Kabushiki Kaisha Nippon Conlux | 紙葉類識別装置および方法 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6061889A patent/JPH07272041A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999010800A1 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-04 | Hewlett-Packard Company | Page identification by detection of optical characteristics |
WO2003077187A1 (en) | 2002-03-11 | 2003-09-18 | Digital Verification Ltd. | Currency verification |
WO2004077366A1 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Kabushiki Kaisha Nippon Conlux | 紙葉類識別装置および方法 |
GB2417773A (en) * | 2003-02-28 | 2006-03-08 | Nippon Conlux Co Ltd | Sheet identifying device and method |
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