JPH07272040A - 改善されたコイン、紙幣、その他の通貨の受納とスラッグまたは贋金の排除のための方法及び装置 - Google Patents
改善されたコイン、紙幣、その他の通貨の受納とスラッグまたは贋金の排除のための方法及び装置Info
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- JPH07272040A JPH07272040A JP6278245A JP27824594A JPH07272040A JP H07272040 A JPH07272040 A JP H07272040A JP 6278245 A JP6278245 A JP 6278245A JP 27824594 A JP27824594 A JP 27824594A JP H07272040 A JPH07272040 A JP H07272040A
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- G07F1/04—Coin chutes
- G07F1/041—Coin chutes with means, other than for testing currency, for dealing with inserted foreign matter, e.g. "stuffing", "stringing" or "salting"
- G07F1/042—Coin chutes with means, other than for testing currency, for dealing with inserted foreign matter, e.g. "stuffing", "stringing" or "salting" the foreign matter being a long flexible member attached to a coin
- G07F1/044—Automatic detection of the flexible member
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- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D2205/00—Coin testing devices
- G07D2205/001—Reconfiguration of coin testing devices
- G07D2205/0012—Reconfiguration of coin testing devices automatic adjustment, e.g. self-calibration
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- Testing Of Coins (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コイン等の試験についての改良された方法と装
置を提供する。 【構成】3次元許容クラスタを生成し規定することでア
イテム許容基準を修正する。クラスタのデータはマイク
ロプロセッサに関連のメモリのルックアップ表に記憶さ
れている。不正行為が検知されると一時的にアイテム許
容基準を再調節することで不正を防ぐ。スラグのような
偽アイテムの効果についてアイテム許容基準の自動調節
処理で最小化している。メモリ空間を保護し計算時間を
短縮するため許容基準の相対値の計算を行う。
置を提供する。 【構成】3次元許容クラスタを生成し規定することでア
イテム許容基準を修正する。クラスタのデータはマイク
ロプロセッサに関連のメモリのルックアップ表に記憶さ
れている。不正行為が検知されると一時的にアイテム許
容基準を再調節することで不正を防ぐ。スラグのような
偽アイテムの効果についてアイテム許容基準の自動調節
処理で最小化している。メモリ空間を保護し計算時間を
短縮するため許容基準の相対値の計算を行う。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、それらの真正性及び金種の確認
のような目的のためのコイン、紙幣、その他の通貨の検
査に関し、特に、有効なコインまたは紙幣の高水準の受
納を達成すると同時にスラッグもしくは贋金のような有
効でないコインまたは紙幣の高水準の排除を達成するた
めの方法及び装置に関する。本発明は、コイン、紙幣、
その他の通貨の検査に適しているが、簡単にするため
に、以下の模範的な解説は主にコインに関している。紙
幣、銀行券、その他の通貨の検査への本発明の適用は、
当業者にすぐに明らかになるであろう。
のような目的のためのコイン、紙幣、その他の通貨の検
査に関し、特に、有効なコインまたは紙幣の高水準の受
納を達成すると同時にスラッグもしくは贋金のような有
効でないコインまたは紙幣の高水準の排除を達成するた
めの方法及び装置に関する。本発明は、コイン、紙幣、
その他の通貨の検査に適しているが、簡単にするため
に、以下の模範的な解説は主にコインに関している。紙
幣、銀行券、その他の通貨の検査への本発明の適用は、
当業者にすぐに明らかになるであろう。
【0002】
【背景技術】全ての本物のアイテムをそれらの状態に関
係なく正確に確認して受納することができる完全な受納
と、全ての本物でないアイテムを正確に識別して排除す
ることができる完全な排除という、“受納”及び“排
除”の相容れない目標間でバランスを取らなければなら
ないことが、コイン及び通貨の検査の分野において長い
間認められてきた。理想的な条件下で検査する場合、理
想的なまたは完全なコインと、異なる特性を有するスラ
ッグまたは贋金を分離しようとするのは、たとえその違
いが比較的わずかであっても、困難ではない。理想的な
コインの特性を確認するデータは記憶され得、そして検
査されるべきコインまたはスラッグから測定されたデー
タと比較され得る。コイン受納基準を狭く限定すること
によって、これらの基準内に含まれるデータを発生する
有効なコインは受納され得、またこれらの基準外にある
データを発生するスラッグは排除され得る。コイン受納
及びスラッグ排除のための周知の方法は、コイン受納の
ための基準を限定するためにコイン受納窓を使用するこ
とである。このような窓の使用の1つの例は、本発明の
譲受人に譲渡された米国特許第3,918,564 号に記載され
ている。
係なく正確に確認して受納することができる完全な受納
と、全ての本物でないアイテムを正確に識別して排除す
ることができる完全な排除という、“受納”及び“排
除”の相容れない目標間でバランスを取らなければなら
ないことが、コイン及び通貨の検査の分野において長い
間認められてきた。理想的な条件下で検査する場合、理
想的なまたは完全なコインと、異なる特性を有するスラ
ッグまたは贋金を分離しようとするのは、たとえその違
いが比較的わずかであっても、困難ではない。理想的な
コインの特性を確認するデータは記憶され得、そして検
査されるべきコインまたはスラッグから測定されたデー
タと比較され得る。コイン受納基準を狭く限定すること
によって、これらの基準内に含まれるデータを発生する
有効なコインは受納され得、またこれらの基準外にある
データを発生するスラッグは排除され得る。コイン受納
及びスラッグ排除のための周知の方法は、コイン受納の
ための基準を限定するためにコイン受納窓を使用するこ
とである。このような窓の使用の1つの例は、本発明の
譲受人に譲渡された米国特許第3,918,564 号に記載され
ている。
【0003】もちろん、実際には、検査条件も検査され
るコインも理想的ではない。窓または他の検査手段は、
すり減ったもしくは傷ついた本物のコインについてのあ
る範囲の特性コインデータを受け入れると共に、極端な
熱さ、極端な寒さ、湿気等のような環境条件を補償する
ように組み立てられなければならない。受納窓または他
のコイン検査基準が広められまたはゆるめられるにつれ
て、スラッグもしくは贋物のコインは、ますます本物と
して誤って受納されそうになる。検査基準が狭められま
たは締められるにつれて、本物のコインは一層排除され
そうになる。
るコインも理想的ではない。窓または他の検査手段は、
すり減ったもしくは傷ついた本物のコインについてのあ
る範囲の特性コインデータを受け入れると共に、極端な
熱さ、極端な寒さ、湿気等のような環境条件を補償する
ように組み立てられなければならない。受納窓または他
のコイン検査基準が広められまたはゆるめられるにつれ
て、スラッグもしくは贋物のコインは、ますます本物と
して誤って受納されそうになる。検査基準が狭められま
たは締められるにつれて、本物のコインは一層排除され
そうになる。
【0004】本発明の譲受人に譲渡された1989年1
0月18日出願の英国出願第89/23456.1号は、十分に高
水準な受納及び排除を同時に達成する、現実社会の妥協
に対する1つの答である。この英国出願は、高水準の受
納を維持すると同時に高水準の排除を達成するふぞろい
の窓を設置するための記述を記載している。
0月18日出願の英国出願第89/23456.1号は、十分に高
水準な受納及び排除を同時に達成する、現実社会の妥協
に対する1つの答である。この英国出願は、高水準の受
納を維持すると同時に高水準の排除を達成するふぞろい
の窓を設置するための記述を記載している。
【0005】別の先行技術のアプローチは、マーズエレ
クトロニクス社のインテリトラック(登録商標)シリー
ズ製品に見い出だされる。インテリトラック(登録商
標)シリーズ製品は、本発明の譲受人に譲渡されるヨー
ロッパ特許出願第EP 0 155 126号に記載されているよう
に実質的に動作する。
クトロニクス社のインテリトラック(登録商標)シリー
ズ製品に見い出だされる。インテリトラック(登録商
標)シリーズ製品は、本発明の譲受人に譲渡されるヨー
ロッパ特許出願第EP 0 155 126号に記載されているよう
に実質的に動作する。
【0006】
【発明の概要】本発明は、改善された受納及び排除を達
成するための簡単なかつコスト効果のある方法及び装置
に関する。本発明の1つの態様は、満足できる程度に高
水準のコイン受納を維持すると同時に、コイン受納基準
の形態を実質的に修正することにより大いに改善された
水準のスラッグ排除を達成することにおける改善に関す
る。第2の態様は、詐欺の企てが認められ得る時、コイ
ン受納基準を一時的に締めるかまたは再調整することに
よる詐欺防止に関する。第3の態様は、コイン受納窓の
ための自動調整プロセスにおける贋物のコイン及びスラ
ッグの影響をできるだけ小さくすると同時に、環境条件
の変化を補償するように自動調整することに関する。本
発明の第4の態様は、マイクロプロセッサーに基づいた
コイン確認システムにおいて、メモリースペースを維持
すると共に、計算時間をできるだけ少なくすることに関
する。本発明の他の態様は、以下の詳細な明細書から明
らかになるであろう。
成するための簡単なかつコスト効果のある方法及び装置
に関する。本発明の1つの態様は、満足できる程度に高
水準のコイン受納を維持すると同時に、コイン受納基準
の形態を実質的に修正することにより大いに改善された
水準のスラッグ排除を達成することにおける改善に関す
る。第2の態様は、詐欺の企てが認められ得る時、コイ
ン受納基準を一時的に締めるかまたは再調整することに
よる詐欺防止に関する。第3の態様は、コイン受納窓の
ための自動調整プロセスにおける贋物のコイン及びスラ
ッグの影響をできるだけ小さくすると同時に、環境条件
の変化を補償するように自動調整することに関する。本
発明の第4の態様は、マイクロプロセッサーに基づいた
コイン確認システムにおいて、メモリースペースを維持
すると共に、計算時間をできるだけ少なくすることに関
する。本発明の他の態様は、以下の詳細な明細書から明
らかになるであろう。
【0007】本発明は、コイン、通貨等の受納性を示す
1つ以上のパラメーターを測定するための広範囲の電子
的検査手段に適用され得る。本発明の種々の態様は、希
望された応用次第で別々にまたは連係して使用され得
る。
1つ以上のパラメーターを測定するための広範囲の電子
的検査手段に適用され得る。本発明の種々の態様は、希
望された応用次第で別々にまたは連係して使用され得
る。
【0008】
【実施例の説明】本発明のコイン検査装置及び方法は、
コインの受納性を表わすパラメーターを測定するための
広範囲の電子的コイン検査手段に適用され得、また多数
の国のコインセットからのかなり多数のコインの確認及
び受納に適用され得る。特に、以下の説明は、特定のコ
インの特定の検査のための受納範囲を設けることについ
ての詳細に集中しているが、他のコイン検査手段や他の
コインへの本発明の適用は、当業者に明らかになるであ
ろう。
コインの受納性を表わすパラメーターを測定するための
広範囲の電子的コイン検査手段に適用され得、また多数
の国のコインセットからのかなり多数のコインの確認及
び受納に適用され得る。特に、以下の説明は、特定のコ
インの特定の検査のための受納範囲を設けることについ
ての詳細に集中しているが、他のコイン検査手段や他の
コインへの本発明の適用は、当業者に明らかになるであ
ろう。
【0009】図面は、代表的なものとして意図され、縮
尺は描かれていない。この明細書の初めから終わりま
で、用語“コイン”は、コインで動作する装置を使用す
る試みの際に人によって使用され得る、本物のコイン、
代用硬貨、贋物のコイン、スラッグ、ワッシャー、及び
その他のアイテムを含むように意図されている。また、
開示された発明は、コインと同様に、紙幣及び他の通貨
の確認に適宜適用され得る。本発明は、一般に、コイ
ン、紙幣及びその他の通貨検査装置に広く適用可能であ
ることが認識されるであろう。
尺は描かれていない。この明細書の初めから終わりま
で、用語“コイン”は、コインで動作する装置を使用す
る試みの際に人によって使用され得る、本物のコイン、
代用硬貨、贋物のコイン、スラッグ、ワッシャー、及び
その他のアイテムを含むように意図されている。また、
開示された発明は、コインと同様に、紙幣及び他の通貨
の確認に適宜適用され得る。本発明は、一般に、コイ
ン、紙幣及びその他の通貨検査装置に広く適用可能であ
ることが認識されるであろう。
【0010】本発明の方法及び装置の目下好適な実施態
様は、コイン確認器の現存する一群、すなわちマーズエ
レクトロニクス インテリトラック(登録商標)シリー
ズの改造型として提供される。本発明は、修正された制
御プログラムと修正された制御データを使用する。イン
テリトラック(登録商標)シリーズは、ヨローッパ出願
第EP 0 155 126号に記載されているように実質的に動作
する。そのヨーロッパ出願は、本発明の譲受人に譲渡さ
れ、この明細書中に引例によって取り入れられている。
様は、コイン確認器の現存する一群、すなわちマーズエ
レクトロニクス インテリトラック(登録商標)シリー
ズの改造型として提供される。本発明は、修正された制
御プログラムと修正された制御データを使用する。イン
テリトラック(登録商標)シリーズは、ヨローッパ出願
第EP 0 155 126号に記載されているように実質的に動作
する。そのヨーロッパ出願は、本発明の譲受人に譲渡さ
れ、この明細書中に引例によって取り入れられている。
【0011】図1は、以下に記載した改造を行なうこと
により本発明の方法及び装置を提供するのに適切な、先
行技術の電子的コイン検査装置10のブロック概略図を
示す。電子的コイン検査装置10の機械的部分は、図2
に示される。電子的コイン検査装置10は、2つの主要
部分、すなわち個々のセンサー回路21、22及び23
を含むコイン検査及び検知回路20と、処理及び制御回
路30とを含む。処理及び制御回路30は、プログラム
されたマイクロプロセッサー35と、アナログ/デジタ
ル(A/D)コンバーター回路40と、信号整形回路4
5と、コンパレーター回路50と、カウンター55と、
ノアゲート61、62、63、64及び65とを含む。
により本発明の方法及び装置を提供するのに適切な、先
行技術の電子的コイン検査装置10のブロック概略図を
示す。電子的コイン検査装置10の機械的部分は、図2
に示される。電子的コイン検査装置10は、2つの主要
部分、すなわち個々のセンサー回路21、22及び23
を含むコイン検査及び検知回路20と、処理及び制御回
路30とを含む。処理及び制御回路30は、プログラム
されたマイクロプロセッサー35と、アナログ/デジタ
ル(A/D)コンバーター回路40と、信号整形回路4
5と、コンパレーター回路50と、カウンター55と、
ノアゲート61、62、63、64及び65とを含む。
【0012】センサー回路21、22の各々は、コイン
通路の対抗する側壁の近くに配置された直列接続コイル
を有する両面誘導センサー24、25を含む。図2に示
されるように、センサー24は、好適に、広範囲に直径
のコインを検査するために大きな直径になっている。セ
ンサー回路23は、図2に示されるように好適に配置さ
れている誘導センサー26を含んでいる。
通路の対抗する側壁の近くに配置された直列接続コイル
を有する両面誘導センサー24、25を含む。図2に示
されるように、センサー24は、好適に、広範囲に直径
のコインを検査するために大きな直径になっている。セ
ンサー回路23は、図2に示されるように好適に配置さ
れている誘導センサー26を含んでいる。
【0013】センサー回路21は、直径及び材料のよう
なコインパラメーターを検査するために使用される高周
波低出力発振器である。コインがセンサー24を通過し
ている時、センサー回路21の出力の周波数及び振幅
は、センサー24とのコインの相互作用の結果として変
化する。この出力は、整形回路45で整形され、コンパ
レーター回路50に供給される。整形回路45からの信
号の振幅における変化が予め決められた量を越えた場
合、コンパレーター回路50は、マイクロプロセッサー
35の中断ピンに接続される信号線36に出力を発生す
る。
なコインパラメーターを検査するために使用される高周
波低出力発振器である。コインがセンサー24を通過し
ている時、センサー回路21の出力の周波数及び振幅
は、センサー24とのコインの相互作用の結果として変
化する。この出力は、整形回路45で整形され、コンパ
レーター回路50に供給される。整形回路45からの信
号の振幅における変化が予め決められた量を越えた場
合、コンパレーター回路50は、マイクロプロセッサー
35の中断ピンに接続される信号線36に出力を発生す
る。
【0014】また、整形回路45からの出力は、入力さ
れるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコン
バーター回路40の入力に供給される。このデジタル出
力は、マイクロプロセッサー35に信号線42を通じて
直列に供給される。デジタル出力は、センサー回路21
の出力の振幅における通過コインの影響を検出するため
に、マイクロプロセッサー35でモニターされる。周波
数シフト情報と共に、振幅情報は、1個のセンサー21
を使用して、広範囲の直径及び材料のコインの特に信頼
できる検査のための十分なデータを、マイクロプロセッ
サー35に供給する。また、センサー回路21の出力
は、ノアゲート61の一方の入力に接続され、次にノア
ゲート61の出力は、ノアゲート62の一方の入力に接
続される。ノアゲート62は、カウンター55に接続さ
れた出力を有するノアゲート65の1つの入力として接
続される。センサー回路21についての周波数関連情報
は、センサー回路21の出力をノアゲート61、62及
び65を介してカウンター55へ選択的に接続すること
によって発生する。センサー回路22及び23について
の周波数情報は、同様に、各センサー回路22または2
3の出力をノアゲート63または64とノアゲート65
とを介してカウンター55に選択的に接続することによ
って発生する。センサー回路22は、同様に高周波低出
力発振器であり、コイン厚さを検査するために使用され
る。センサー回路23は、自動販売機において普通見い
出されるストローブセンサーである。図3に示されるよ
うに、センサー26は受納ゲート71の後ろに設置され
ている。センサー回路23の出力は、コイン詰まりを検
出するため、また数珠つなぎに機械の中へ受納可能なコ
インを落とすような方法による顧客の詐取を防止するた
め、クレジットの許可のような機能を制御するために使
用されている。
れるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコン
バーター回路40の入力に供給される。このデジタル出
力は、マイクロプロセッサー35に信号線42を通じて
直列に供給される。デジタル出力は、センサー回路21
の出力の振幅における通過コインの影響を検出するため
に、マイクロプロセッサー35でモニターされる。周波
数シフト情報と共に、振幅情報は、1個のセンサー21
を使用して、広範囲の直径及び材料のコインの特に信頼
できる検査のための十分なデータを、マイクロプロセッ
サー35に供給する。また、センサー回路21の出力
は、ノアゲート61の一方の入力に接続され、次にノア
ゲート61の出力は、ノアゲート62の一方の入力に接
続される。ノアゲート62は、カウンター55に接続さ
れた出力を有するノアゲート65の1つの入力として接
続される。センサー回路21についての周波数関連情報
は、センサー回路21の出力をノアゲート61、62及
び65を介してカウンター55へ選択的に接続すること
によって発生する。センサー回路22及び23について
の周波数情報は、同様に、各センサー回路22または2
3の出力をノアゲート63または64とノアゲート65
とを介してカウンター55に選択的に接続することによ
って発生する。センサー回路22は、同様に高周波低出
力発振器であり、コイン厚さを検査するために使用され
る。センサー回路23は、自動販売機において普通見い
出されるストローブセンサーである。図3に示されるよ
うに、センサー26は受納ゲート71の後ろに設置され
ている。センサー回路23の出力は、コイン詰まりを検
出するため、また数珠つなぎに機械の中へ受納可能なコ
インを落とすような方法による顧客の詐取を防止するた
め、クレジットの許可のような機能を制御するために使
用されている。
【0015】マイクロプロセッサー35は、以下に述べ
られるように、カウンター55へのセンサー回路21、
22及び23からの出力の選択的接続を制御する。セン
サー回路21、22及び23の出力における発振周波数
は、予め決められたサンプル時間において生じる出力信
号のスレショールドレベル交差をカウントすることによ
ってサンプリングされる。カウントは、カウンター回路
55で行われ、予め決められたサンプル時間の長さはマ
イクロプロセッサー35により制御される。各ノアゲー
ト62、63及び64の一方の入力は、その関連センサ
ー回路21、22及び23の出力に接続される。センサ
ー21の出力は、反転増幅器として接続されているノア
ゲート61を介して接続される。各ノアゲート62、6
3及び64の他方の入力は、マイクロプロセッサー35
からのそれぞれの制御信号線37、38及び39に接続
されている。制御信号線37、38及び39における信
号は、各センサー回路21、22及び23が質問されも
しくはサンプルされる時期、または換言すればセンサー
回路21、22及び23の出力がカウンター回路55に
供給される時期を制御する。例えば、マイクロプロセッ
サー35が信号線38及び39にハイ(ロジック
“1”)信号、信号線37にロー(ロジック“0”)信
号を発生させる場合、センサー回路21は質問され、そ
してノアゲート61の出力がローになるたびにノアゲー
ト62はハイ出力を生じ、このハイ出力は、ノアゲート
65を介してカウンター55のカウント入力に供給され
る。カウンター55は出力カウント信号を発生し、カウ
ンター55のこの出力は、マイクロプロセッサー35へ
信号線57で接続される。マイクロプロセッサー35
は、カウンター回路55及びA/Dコンバーター回路4
0の出力、またはそれらから計算された1つの値もしく
は複数の値が、記憶された受納範囲内にあるかどうかを
確認することによって、カウンター回路55の出力カウ
ント信号及びA/Dコンバーター回路40からのデジタ
ル振幅情報が、受納可能な直径及び材料のコインを示し
ているかどうかを確認する。センサー回路22が質問さ
れる場合、マイクロプロセッサー35は、カウンター出
力が受納可能な厚さのコインを示しているかどうかを確
認する。最後に、センサー回路23が質問される場合、
マイクロプロセッサー35は、カウンター出力がコイン
の有無を示しているかどうかを確認する。直径及び厚さ
検査の両方が満足された場合、本物及び贋物のコインの
識別において高度の正確さが達成される。
られるように、カウンター55へのセンサー回路21、
22及び23からの出力の選択的接続を制御する。セン
サー回路21、22及び23の出力における発振周波数
は、予め決められたサンプル時間において生じる出力信
号のスレショールドレベル交差をカウントすることによ
ってサンプリングされる。カウントは、カウンター回路
55で行われ、予め決められたサンプル時間の長さはマ
イクロプロセッサー35により制御される。各ノアゲー
ト62、63及び64の一方の入力は、その関連センサ
ー回路21、22及び23の出力に接続される。センサ
ー21の出力は、反転増幅器として接続されているノア
ゲート61を介して接続される。各ノアゲート62、6
3及び64の他方の入力は、マイクロプロセッサー35
からのそれぞれの制御信号線37、38及び39に接続
されている。制御信号線37、38及び39における信
号は、各センサー回路21、22及び23が質問されも
しくはサンプルされる時期、または換言すればセンサー
回路21、22及び23の出力がカウンター回路55に
供給される時期を制御する。例えば、マイクロプロセッ
サー35が信号線38及び39にハイ(ロジック
“1”)信号、信号線37にロー(ロジック“0”)信
号を発生させる場合、センサー回路21は質問され、そ
してノアゲート61の出力がローになるたびにノアゲー
ト62はハイ出力を生じ、このハイ出力は、ノアゲート
65を介してカウンター55のカウント入力に供給され
る。カウンター55は出力カウント信号を発生し、カウ
ンター55のこの出力は、マイクロプロセッサー35へ
信号線57で接続される。マイクロプロセッサー35
は、カウンター回路55及びA/Dコンバーター回路4
0の出力、またはそれらから計算された1つの値もしく
は複数の値が、記憶された受納範囲内にあるかどうかを
確認することによって、カウンター回路55の出力カウ
ント信号及びA/Dコンバーター回路40からのデジタ
ル振幅情報が、受納可能な直径及び材料のコインを示し
ているかどうかを確認する。センサー回路22が質問さ
れる場合、マイクロプロセッサー35は、カウンター出
力が受納可能な厚さのコインを示しているかどうかを確
認する。最後に、センサー回路23が質問される場合、
マイクロプロセッサー35は、カウンター出力がコイン
の有無を示しているかどうかを確認する。直径及び厚さ
検査の両方が満足された場合、本物及び贋物のコインの
識別において高度の正確さが達成される。
【0061】当業者は、図1に示されかつ上記に説明さ
れたブロック図の代わりに、具体的なロジック回路をた
くさんの方法で容易に提供することができるであろう。
好適に、図1の実施態様に適する回路構成要素は、本発
明の譲受人の子会社であるマーズ エレクトロニクス社
で販売されたTA100スタンドアロン型受納器の目下
一部であるタイプの応用具体化集積回路(ASIC)に
組み込まれている。図1の回路構成要素を提供する別の
具体的方法は、上記に言及された、本発明の譲受人に譲
渡されている、引例により本明細書に取り入れられてい
るヨーロッパ特許出願第EP 0 155 126号に示されかつ説
明されている。
れたブロック図の代わりに、具体的なロジック回路をた
くさんの方法で容易に提供することができるであろう。
好適に、図1の実施態様に適する回路構成要素は、本発
明の譲受人の子会社であるマーズ エレクトロニクス社
で販売されたTA100スタンドアロン型受納器の目下
一部であるタイプの応用具体化集積回路(ASIC)に
組み込まれている。図1の回路構成要素を提供する別の
具体的方法は、上記に言及された、本発明の譲受人に譲
渡されている、引例により本明細書に取り入れられてい
るヨーロッパ特許出願第EP 0 155 126号に示されかつ説
明されている。
【0017】本発明の方法は、センサー回路21からの
周波数情報に基づいたコイン受納範囲を設ける背景の中
でただちに説明されるであろう。コインが誘導センサー
24に近づきそして通過するにつれて、その関連発振器
の周波数は、コインがない時のアイドリング周波数f0
から変化し、センサー回路21の出力はそれに応じて変
化する。また、この出力信号のエンベローブの振幅が変
化する。次に、マイクロプロセッサー35は周波数にお
ける最大変化fを計算する。この場合fは、コイン通過
中に測定された周波数とアイドリング周波数間の最大絶
対差に等しい。また、fの値はしばしばシフト値と呼ば
れる。f/max(fmeasured−f0 )次に、無次元量
F=f/f0 が計算され、検査されるコインについての
このFの値が有効なコインの受納範囲内にあるかどうか
を調べるために、記憶された受納範囲と比較される。ま
た、このFの値はしばしば相対値と呼ばれる。
周波数情報に基づいたコイン受納範囲を設ける背景の中
でただちに説明されるであろう。コインが誘導センサー
24に近づきそして通過するにつれて、その関連発振器
の周波数は、コインがない時のアイドリング周波数f0
から変化し、センサー回路21の出力はそれに応じて変
化する。また、この出力信号のエンベローブの振幅が変
化する。次に、マイクロプロセッサー35は周波数にお
ける最大変化fを計算する。この場合fは、コイン通過
中に測定された周波数とアイドリング周波数間の最大絶
対差に等しい。また、fの値はしばしばシフト値と呼ば
れる。f/max(fmeasured−f0 )次に、無次元量
F=f/f0 が計算され、検査されるコインについての
このFの値が有効なコインの受納範囲内にあるかどうか
を調べるために、記憶された受納範囲と比較される。ま
た、このFの値はしばしば相対値と呼ばれる。
【0018】こういう測定及び計算に対する背景とし
て、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第3,918,564
号を見よ。その特許に説明されているように、このタイ
プの測定技術は、周波数以外のセンサー出力信号のパラ
メーター、例えば振幅にさらに適用する。同様に、本発
明は、振幅及び周波数出力を与える特定のセンサーのた
めのコイン受納範囲のセッティングに具体的に適用され
ると同時に、いずれかのセンサーで測定された1パラメ
ーターまたは複数のパラメーターを有する、多数の以前
受納されたコインの統計的関数から得られたコイン受納
範囲のセッティングに一般に適用する。
て、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第3,918,564
号を見よ。その特許に説明されているように、このタイ
プの測定技術は、周波数以外のセンサー出力信号のパラ
メーター、例えば振幅にさらに適用する。同様に、本発
明は、振幅及び周波数出力を与える特定のセンサーのた
めのコイン受納範囲のセッティングに具体的に適用され
ると同時に、いずれかのセンサーで測定された1パラメ
ーターまたは複数のパラメーターを有する、多数の以前
受納されたコインの統計的関数から得られたコイン受納
範囲のセッティングに一般に適用する。
【0019】先行技術において、コインが受納可能であ
ると確認された場合、Fの値は、記憶され、新しい受納
範囲を計算するためのマイクロプロセッサー35により
使用される情報の記憶に追加された。例えば、記憶され
たFの値の経常平均値は、予め決められた数の以前受納
されたコインについて計算され、受納範囲は、経常平均
値プラスマイナス該平均値の記憶された定数もしくは記
憶されたパーセンテージとして定められていた。好適
に、広狭両方の受納範囲がマイクロプロセッサー35に
記憶されていた。かけがえとして、これらの範囲はRA
MまたはROMに記憶され得た。示された実施態様にお
いて、新しい受納範囲が広い値にセットされるか狭い値
にセットされるかは、データ伝送バスを介してマイクロ
プロセッサーに供給される外部情報によって制御されて
いた。かけがえとして、マイクロプロセッサー35の1
入力に接続された選択スイッチが使用され得た。後者の
装置において、マイクロプロセッサー35は、スイッチ
の状態、すなわちそれが開いているか閉じているかを検
査し、スイッチの状態によって範囲を調整していた。狭
い範囲は、スラッグの受納に対して非常に良好な保護を
達成したが、その代わりに、すり減ったまたは傷ついた
受納可能なコインが排除されそうになったりした。広い
受納範囲及び狭い受納範囲のどちらかを選択できること
は、装置の所有者に、操作経験に従って受納範囲を調整
することを許容した。図4及び5の解説と共にさらに下
文で説明されるように、本発明は、受納/排除交換に対
する改善されたかつより精巧なアプローチを有してい
る。
ると確認された場合、Fの値は、記憶され、新しい受納
範囲を計算するためのマイクロプロセッサー35により
使用される情報の記憶に追加された。例えば、記憶され
たFの値の経常平均値は、予め決められた数の以前受納
されたコインについて計算され、受納範囲は、経常平均
値プラスマイナス該平均値の記憶された定数もしくは記
憶されたパーセンテージとして定められていた。好適
に、広狭両方の受納範囲がマイクロプロセッサー35に
記憶されていた。かけがえとして、これらの範囲はRA
MまたはROMに記憶され得た。示された実施態様にお
いて、新しい受納範囲が広い値にセットされるか狭い値
にセットされるかは、データ伝送バスを介してマイクロ
プロセッサーに供給される外部情報によって制御されて
いた。かけがえとして、マイクロプロセッサー35の1
入力に接続された選択スイッチが使用され得た。後者の
装置において、マイクロプロセッサー35は、スイッチ
の状態、すなわちそれが開いているか閉じているかを検
査し、スイッチの状態によって範囲を調整していた。狭
い範囲は、スラッグの受納に対して非常に良好な保護を
達成したが、その代わりに、すり減ったまたは傷ついた
受納可能なコインが排除されそうになったりした。広い
受納範囲及び狭い受納範囲のどちらかを選択できること
は、装置の所有者に、操作経験に従って受納範囲を調整
することを許容した。図4及び5の解説と共にさらに下
文で説明されるように、本発明は、受納/排除交換に対
する改善されたかつより精巧なアプローチを有してい
る。
【0020】マイクロプロセッサー35の他のポート
は、図2に示されるゲート71を制御するためのリレー
制御回路70と、クロック75と、電源回路80と、イ
ンターフェース信号線81、82、83及び84と、デ
バッグ信号線85とに接続される。マイクロプロセッサ
ー35は、受納できないコインと受納可能なコインを分
離するためのまたは他のコイン回送業務を遂行するため
のゲートを動作させるリレー回路70を制御するように
容易にプログラムされ得る。このようなゲートを制御す
ることの微に入り細にわたる詳細は、本発明の一部を形
成しない。
は、図2に示されるゲート71を制御するためのリレー
制御回路70と、クロック75と、電源回路80と、イ
ンターフェース信号線81、82、83及び84と、デ
バッグ信号線85とに接続される。マイクロプロセッサ
ー35は、受納できないコインと受納可能なコインを分
離するためのまたは他のコイン回送業務を遂行するため
のゲートを動作させるリレー回路70を制御するように
容易にプログラムされ得る。このようなゲートを制御す
ることの微に入り細にわたる詳細は、本発明の一部を形
成しない。
【0021】クロック75及び電源80は、マイクロプ
ロセッサー35で必要とされるクロック及び電源入力を
供給する。インターフェース信号線81、82、83及
び84は、電子的コイン検査装置10を含むコイン動作
の自動販売メカニズムに含まれ得る他の装置または回路
構成要素へ、電子的コイン検査装置10を接続するため
の手段を提供する。こういう別の装置及びそれへの接続
の詳細は、本発明の一部を形成しない。デバッグ信号線
85は、動作をモニターすると共に結果をデバッグする
ための検査接続を提供する。
ロセッサー35で必要とされるクロック及び電源入力を
供給する。インターフェース信号線81、82、83及
び84は、電子的コイン検査装置10を含むコイン動作
の自動販売メカニズムに含まれ得る他の装置または回路
構成要素へ、電子的コイン検査装置10を接続するため
の手段を提供する。こういう別の装置及びそれへの接続
の詳細は、本発明の一部を形成しない。デバッグ信号線
85は、動作をモニターすると共に結果をデバッグする
ための検査接続を提供する。
【0022】図2は、コイン検査装置10の機械的部分
と、センサー24、25及び26が2つの間隔をあけた
側壁32、38とコイントラック33、33aにより限
定されたコイン通路の近くに適当に設置され得る1つの
方法とを示している。コイン取扱装置は、通常のコイン
受け入れカップ31と、通常のヒンジ及びスプリングア
センブリー34で接続された2つの間隔をあけた側壁3
2及び38と、コイントラック33、33aとを含む。
コイントラック33、33a及び側壁32、38は、コ
イン入場カップ31からコインセンサー24、25を通
り過ぎるコイン通路を形成する。また、図2は、ゲート
71の後ろに設置されたセンサー26を示し、このセン
サー26は、受納できないコインと受納可能なコインを
分離するために図2に示されている。
と、センサー24、25及び26が2つの間隔をあけた
側壁32、38とコイントラック33、33aにより限
定されたコイン通路の近くに適当に設置され得る1つの
方法とを示している。コイン取扱装置は、通常のコイン
受け入れカップ31と、通常のヒンジ及びスプリングア
センブリー34で接続された2つの間隔をあけた側壁3
2及び38と、コイントラック33、33aとを含む。
コイントラック33、33a及び側壁32、38は、コ
イン入場カップ31からコインセンサー24、25を通
り過ぎるコイン通路を形成する。また、図2は、ゲート
71の後ろに設置されたセンサー26を示し、このセン
サー26は、受納できないコインと受納可能なコインを
分離するために図2に示されている。
【0023】センサーの他の位置決めが有益になり得る
こと、また他のコイン通路配置が企図されること、さら
に他のコイン検査のための追加センサーが使用され得る
ことが理解されるはずである。
こと、また他のコイン通路配置が企図されること、さら
に他のコイン検査のための追加センサーが使用され得る
ことが理解されるはずである。
【0024】本発明の種々の態様はただちに記述される
であろう。
であろう。
【0025】コインクラスター−コイン受納基準の改善
された限定 コインを確認する場合、通常、コインに対して2つ以上
の独立した検査が実行され、そして、全ての検査結果が
コインの金種に関して予想される結果に等しいかまたは
近くなった場合のみ、コインは、本物またはその特定の
金種もしくはタイプのものとみなされる。例えば、2つ
以上のセンサーで生じたフィールドに対するコインの影
響は、厚さ、直径及び材料内容に対応する本物のコイン
について既知の測定量と比較され得る。これは、3つの
直交軸P1 、P2 及びP3 の各々が測定されるべき3つ
の独立したコイン特性を表わしている図3に、グラフ的
に表わされている。タイプAのコインに関して、特性P
1 の測定量は、上限UA1及び下限LA1以内にある範囲
(または窓)WA1以内に含まれるように期待される。同
様に、コインの特性または属性P2 及びP3 は、それぞ
れ範囲WA2及びWA3以内にあるように期待される。もし
3つの測定量の全てがこれらの範囲または窓内にあるな
ら、コインはタイプAの受納可能なコインであるとみな
される。これらの環境下で、受納可能なコインについて
の測定量は、図3においてRA として示された3次元の
受納領域内にあるだろう。コインの1つ以上のタイプを
確認するように準備されたコイン確認器は、異なるコイ
ンタイプB、C等のための異なる受納領域RB 、RC 等
を有するであろう。
された限定 コインを確認する場合、通常、コインに対して2つ以上
の独立した検査が実行され、そして、全ての検査結果が
コインの金種に関して予想される結果に等しいかまたは
近くなった場合のみ、コインは、本物またはその特定の
金種もしくはタイプのものとみなされる。例えば、2つ
以上のセンサーで生じたフィールドに対するコインの影
響は、厚さ、直径及び材料内容に対応する本物のコイン
について既知の測定量と比較され得る。これは、3つの
直交軸P1 、P2 及びP3 の各々が測定されるべき3つ
の独立したコイン特性を表わしている図3に、グラフ的
に表わされている。タイプAのコインに関して、特性P
1 の測定量は、上限UA1及び下限LA1以内にある範囲
(または窓)WA1以内に含まれるように期待される。同
様に、コインの特性または属性P2 及びP3 は、それぞ
れ範囲WA2及びWA3以内にあるように期待される。もし
3つの測定量の全てがこれらの範囲または窓内にあるな
ら、コインはタイプAの受納可能なコインであるとみな
される。これらの環境下で、受納可能なコインについて
の測定量は、図3においてRA として示された3次元の
受納領域内にあるだろう。コインの1つ以上のタイプを
確認するように準備されたコイン確認器は、異なるコイ
ンタイプB、C等のための異なる受納領域RB 、RC 等
を有するであろう。
【0026】下記に図7B、7C及び7Dに関してさら
に解説されるように、贋物のコインまたはスラッグは、
本物のコインについてのセンサー測定量分布以内に含ま
れるかまたはオーバーラップするセンサー測定量分布を
有し得る。例えば、スラッグは、その金種の有効なコイ
ンの属性とオーバーラップする属性を示すので、図3の
領域RA 内に含まれる特性を有し得る。受納領域RA に
おけるより狭い範囲は前記スラッグを排除し得るとはい
え、このような制限はまた本物のコインの排除を増加さ
せるであろう。
に解説されるように、贋物のコインまたはスラッグは、
本物のコインについてのセンサー測定量分布以内に含ま
れるかまたはオーバーラップするセンサー測定量分布を
有し得る。例えば、スラッグは、その金種の有効なコイ
ンの属性とオーバーラップする属性を示すので、図3の
領域RA 内に含まれる特性を有し得る。受納領域RA に
おけるより狭い範囲は前記スラッグを排除し得るとはい
え、このような制限はまた本物のコインの排除を増加さ
せるであろう。
【0027】本発明は、より良く限定される、改善され
たコイン受納基準を提供するために、莫大な数の贋物の
コインに関する2つの観察知識を斟酌する。第1に、贋
物のコインは、有効なコインと同じセンサー応答の分布
を生じない。第2に、図3に示される領域RA のような
受納領域内に含まれるたいていの贋物のコインは、受納
領域の周辺にあり、本物のコインについて確認された値
と非常に少ないオーバーラップを示した。例えば図7
B、7C及び7Dとして示されたヒストグラムを見よ。
これらは、大量の経済的に検査された合衆国25セント
コイン及び大量の経験的に検査された外国のコイン間
の、3つの別々のコイン検査に対するオーバーラップを
示す。コイン測定基準は、各ヒストグラムの横座標に表
わされる。それに対して、明記された測定基準を有する
検査されたコインのパーセンテージは、各ヒストグラム
の縦座標から確認され得る。図7C及び7Dではオーバ
ーラップは非常に少ないことが注目される。
たコイン受納基準を提供するために、莫大な数の贋物の
コインに関する2つの観察知識を斟酌する。第1に、贋
物のコインは、有効なコインと同じセンサー応答の分布
を生じない。第2に、図3に示される領域RA のような
受納領域内に含まれるたいていの贋物のコインは、受納
領域の周辺にあり、本物のコインについて確認された値
と非常に少ないオーバーラップを示した。例えば図7
B、7C及び7Dとして示されたヒストグラムを見よ。
これらは、大量の経済的に検査された合衆国25セント
コイン及び大量の経験的に検査された外国のコイン間
の、3つの別々のコイン検査に対するオーバーラップを
示す。コイン測定基準は、各ヒストグラムの横座標に表
わされる。それに対して、明記された測定基準を有する
検査されたコインのパーセンテージは、各ヒストグラム
の縦座標から確認され得る。図7C及び7Dではオーバ
ーラップは非常に少ないことが注目される。
【0028】図7Bを見ると、25セントコインに関す
るデータは、この図に描かれた材料検査に対する外国の
コインに関するデータと著しくオーバーラップしている
ことがわかる。この検査基準の調整は、莫大な数の本物
の25セントコインをさらに排除することなく、外国の
コインの受納を実際上少なくすることはできない。これ
に反して、図7C及び7Dの厚さ及び直径検査について
は、オーバーラップの領域はずっと小さくなり、受納基
準の個々の調整は、外国のコインの排除を著しく増加さ
せると同時にまだたくさんの本物の25セントコインを
受納することをなし得る。その目下好適な実施態様にお
いて、本発明は、材料、厚さ、直径等のようなコイン受
納基準が一般に互いに独立していないことを認める点に
ついて、今述べられたよりもっと巧妙なアプローチをと
っている。例えば、本物のコインの典型的な厚さにオー
バーラップするコイン厚さを有するスラッグは、なおさ
ら統計的に、本物のコインの直径とも同様にオーバーラ
ップするコイン直径を有しそうになり得る。本発明は、
以下にさらに説明されるように、このような相互関係を
斟酌する。
るデータは、この図に描かれた材料検査に対する外国の
コインに関するデータと著しくオーバーラップしている
ことがわかる。この検査基準の調整は、莫大な数の本物
の25セントコインをさらに排除することなく、外国の
コインの受納を実際上少なくすることはできない。これ
に反して、図7C及び7Dの厚さ及び直径検査について
は、オーバーラップの領域はずっと小さくなり、受納基
準の個々の調整は、外国のコインの排除を著しく増加さ
せると同時にまだたくさんの本物の25セントコインを
受納することをなし得る。その目下好適な実施態様にお
いて、本発明は、材料、厚さ、直径等のようなコイン受
納基準が一般に互いに独立していないことを認める点に
ついて、今述べられたよりもっと巧妙なアプローチをと
っている。例えば、本物のコインの典型的な厚さにオー
バーラップするコイン厚さを有するスラッグは、なおさ
ら統計的に、本物のコインの直径とも同様にオーバーラ
ップするコイン直径を有しそうになり得る。本発明は、
以下にさらに説明されるように、このような相互関係を
斟酌する。
【0029】特定の金種のコインについて、いくつかの
異なるセンサー群からのセンサー応答データが集めら
れ、また本物のコインの大きな母集団についての前記デ
ータが集められた。このような分布は図7B、7C及び
7Dに示され、これらの図は、普通の仕方でコインメカ
ニズムを介して提示された多数の代表的な25セントコ
インについてのセンサー応答におけるピーク変化を示し
ている。次に、全てのこれらのデータは、受納値の“ク
ラスター”を形成するように、3次元座標システムの中
にマップされた。さらに、既知の贋物のコインまたはス
ラッグについてのデータが集められ、マップされた。ま
た、スラッグとしてしばしば使用される1個の前記外国
のコインについてのデータが、図7B、7C及び7Dに
示されている。このデータは、同様に3次元座標システ
ムの中にマップされ、いくつかの点は受納点として認め
られなかった。
異なるセンサー群からのセンサー応答データが集めら
れ、また本物のコインの大きな母集団についての前記デ
ータが集められた。このような分布は図7B、7C及び
7Dに示され、これらの図は、普通の仕方でコインメカ
ニズムを介して提示された多数の代表的な25セントコ
インについてのセンサー応答におけるピーク変化を示し
ている。次に、全てのこれらのデータは、受納値の“ク
ラスター”を形成するように、3次元座標システムの中
にマップされた。さらに、既知の贋物のコインまたはス
ラッグについてのデータが集められ、マップされた。ま
た、スラッグとしてしばしば使用される1個の前記外国
のコインについてのデータが、図7B、7C及び7Dに
示されている。このデータは、同様に3次元座標システ
ムの中にマップされ、いくつかの点は受納点として認め
られなかった。
【0030】図4は、3次元座標システムにおけるコイ
ンセンサー値のマッピングを表わしている。X1 ,X
2 ,X3 座標軸の交差における点f10,f20,A0 は、
検知回路のための電気的活動のゼロ点を表わすと同時
に、システムのためのアイドル動作点を表わしている。
点0,0,0は、模範的目標だけのために示される任意
のスタート点であり、環境要因等に応じて変更され得
る。ベクトルC0 は、この定常アイドル動作点で終わ
り、x座標システムまたはゼロ電気的活動システムから
x′座標システムすなわちアイドルセンサー応答座標シ
ステムへのマッピングを実行するために利用される。
ンセンサー値のマッピングを表わしている。X1 ,X
2 ,X3 座標軸の交差における点f10,f20,A0 は、
検知回路のための電気的活動のゼロ点を表わすと同時
に、システムのためのアイドル動作点を表わしている。
点0,0,0は、模範的目標だけのために示される任意
のスタート点であり、環境要因等に応じて変更され得
る。ベクトルC0 は、この定常アイドル動作点で終わ
り、x座標システムまたはゼロ電気的活動システムから
x′座標システムすなわちアイドルセンサー応答座標シ
ステムへのマッピングを実行するために利用される。
【0031】領域、RA 、RB 及びRC は、3つの異な
っている金種の本物のコインを検出する際の使用のため
の図3に示されるようなリニアーな受納領域を表わし、
また領域CA 、CB 及びCC は、これらの同じ3つの本
物のコインのためのクラスター領域を表わしている。領
域SA 及びSB は、贋物のコインのクラスター領域の例
である。x′座標システムの原点から始まるベクトルV
1 、V2 及びV3 は、各コイン金種についてのセンサー
応答分布に対する本物のコインクラスターの中心で終わ
り、実際にはx′システムから各コインクラスターのた
めのx′′システムへのマッピングする。x′′座標シ
ステムへのこの追加的マッピングは、マイクロプロセッ
サーのためのメモリー要求と計算時間とを節約する。こ
のマッピングアプローチの追加的利益効果は、以下に説
明される。
っている金種の本物のコインを検出する際の使用のため
の図3に示されるようなリニアーな受納領域を表わし、
また領域CA 、CB 及びCC は、これらの同じ3つの本
物のコインのためのクラスター領域を表わしている。領
域SA 及びSB は、贋物のコインのクラスター領域の例
である。x′座標システムの原点から始まるベクトルV
1 、V2 及びV3 は、各コイン金種についてのセンサー
応答分布に対する本物のコインクラスターの中心で終わ
り、実際にはx′システムから各コインクラスターのた
めのx′′システムへのマッピングする。x′′座標シ
ステムへのこの追加的マッピングは、マイクロプロセッ
サーのためのメモリー要求と計算時間とを節約する。こ
のマッピングアプローチの追加的利益効果は、以下に説
明される。
【0032】コインクラスターは、2組の基準のために
形成されかつ最適化される。まず、図4におけるベクト
ルV1 、V2 及びV3 で表わされる、各コインタイプに
ついての平均ベクトルが作り出される。これらのベクト
ルは、各コインについての経験的統計的データに基づい
て決定される。いったんこれらのベクトルが決定されれ
ば、各ベクトルの位置についての“許容誤差”を許容し
かつ増加させることによって、受納基準における融通性
の増加がなし遂げられ得る。典型的に、各コインについ
てのプラスマイナス1カウントの許容誤差は、90%よ
り大きい受納率を維持するために必要とされる。また、
クラスターの中心は、その正しい位置からプラスマイナ
ス2カウント置換の許容誤差でオフセットされ得、また
本物のコインのより高い受納率を達成するために再び増
大され得る。
形成されかつ最適化される。まず、図4におけるベクト
ルV1 、V2 及びV3 で表わされる、各コインタイプに
ついての平均ベクトルが作り出される。これらのベクト
ルは、各コインについての経験的統計的データに基づい
て決定される。いったんこれらのベクトルが決定されれ
ば、各ベクトルの位置についての“許容誤差”を許容し
かつ増加させることによって、受納基準における融通性
の増加がなし遂げられ得る。典型的に、各コインについ
てのプラスマイナス1カウントの許容誤差は、90%よ
り大きい受納率を維持するために必要とされる。また、
クラスターの中心は、その正しい位置からプラスマイナ
ス2カウント置換の許容誤差でオフセットされ得、また
本物のコインのより高い受納率を達成するために再び増
大され得る。
【0033】第2の基準はスラッグ受納をできるだけ少
なくすることである。必要とされるスラッグ排除率を達
成する目標は、1個のスラッグまたは複数のスラッグの
クラスター領域にオーバーラップする増大したコインク
ラスターの一部を除去することによってアドレスされ
る。除去されるであろう一部の例は、図4において陰を
つけた部分OA である。この部分OA は有効なコインに
ついて非常に低い頻度で発生し、それゆえにその除去は
コイン受納率に最小限度に影響を与える。目下好適な実
施態様において、結果として生じるコイン受納クラスタ
ーは、メモリーにおける索引テーブルに記憶された、3
次元空間における複数の点によって表わされる。
なくすることである。必要とされるスラッグ排除率を達
成する目標は、1個のスラッグまたは複数のスラッグの
クラスター領域にオーバーラップする増大したコインク
ラスターの一部を除去することによってアドレスされ
る。除去されるであろう一部の例は、図4において陰を
つけた部分OA である。この部分OA は有効なコインに
ついて非常に低い頻度で発生し、それゆえにその除去は
コイン受納率に最小限度に影響を与える。目下好適な実
施態様において、結果として生じるコイン受納クラスタ
ーは、メモリーにおける索引テーブルに記憶された、3
次元空間における複数の点によって表わされる。
【0034】図5は、本発明のこの態様の動作を示すフ
ローチャートである。最初のコイン金種確認i=1(ブ
ロック503)のために、コイン(X1 ,...Xm )
の測定された特性(ブロック502)と各ベクトルにつ
いての各中心点(cntr1 ,...cntrm )の差(
1 ,... m )(ブロック504)は、上下限に対し
て比較される(ブロック506)。図5において使用さ
れる変数に関して、iはコイン金種指数、mは測定され
るコインパラメーターの数、(L1i,...Lmi)は下
限、(U1i,...Umi)は上限である。
ローチャートである。最初のコイン金種確認i=1(ブ
ロック503)のために、コイン(X1 ,...Xm )
の測定された特性(ブロック502)と各ベクトルにつ
いての各中心点(cntr1 ,...cntrm )の差(
1 ,... m )(ブロック504)は、上下限に対し
て比較される(ブロック506)。図5において使用さ
れる変数に関して、iはコイン金種指数、mは測定され
るコインパラメーターの数、(L1i,...Lmi)は下
限、(U1i,...Umi)は上限である。
【0035】前記値が適当な範囲内に含まれない場合、
次にコイン金種指数iは増加し(ブロック508)、前
記値は別のコイン金種についての範囲に対して比較され
る。前記値がその範囲内にある場合、システムは、前記
値により形成されたベクトルが索引テーブル内にあるか
どうかを調べるために照合する(ブロック510)。す
なわち、ベクトルがテーブル内にあるならば、次にコイ
ンは受納される(ブロック512)。コイン金種変数
は、有効なデータが確認されるまで、または全ての有効
な金種値がサーチされてしまうまで漸増するであろう
(ブロック514、516)。コイン金種指数“i”が
漸増する度に、システムは、そのコイン金種に関連する
索引テーブルの該当部分を調べる。
次にコイン金種指数iは増加し(ブロック508)、前
記値は別のコイン金種についての範囲に対して比較され
る。前記値がその範囲内にある場合、システムは、前記
値により形成されたベクトルが索引テーブル内にあるか
どうかを調べるために照合する(ブロック510)。す
なわち、ベクトルがテーブル内にあるならば、次にコイ
ンは受納される(ブロック512)。コイン金種変数
は、有効なデータが確認されるまで、または全ての有効
な金種値がサーチされてしまうまで漸増するであろう
(ブロック514、516)。コイン金種指数“i”が
漸増する度に、システムは、そのコイン金種に関連する
索引テーブルの該当部分を調べる。
【0036】このように、高水準のスラッグ排除を維持
しながら、一定水準のコイン受納が達成される。さら
に、本発明の方法及び装置は、図3に示されるようなア
プローチに従う本物のコインのセンサー応答と区別でき
ないセンサー応答を生じるスラッグの排除を達成する。
しながら、一定水準のコイン受納が達成される。さら
に、本発明の方法及び装置は、図3に示されるようなア
プローチに従う本物のコインのセンサー応答と区別でき
ないセンサー応答を生じるスラッグの排除を達成する。
【0037】クラスターを限定する点は、その成分が全
て整数の数字であるベクトルとして表わされ得ると共
に、クラスターの大きさは有限群の整数値になるという
事実から、別の利点が生じる。センサー応答量は、該量
がx座標システムに関して取り出された場合よりも小さ
い1組の数字の使用を許容するx′座標システムに関連
して取り出される。なおその上、Vベクトルは、x′座
標システムをx′′座標システムへマップする。もし平
均値が各量からまた除去されるならば、次に、もっと小
さい1組の整数の数字がクラスターの大きさを表わすた
めに必要とされる。結果として、基準コードがクラスタ
ーの大きさを表わし得る。各クラスターのための特別の
機能は、索引テーブルにおけるメモリーに容易に記憶さ
れ得るから、基準コードによるコインクラスターの表示
は、制限されたメモリースペースを有する低コストのマ
イクロプロセッサーの使用を実用的なものにする。
て整数の数字であるベクトルとして表わされ得ると共
に、クラスターの大きさは有限群の整数値になるという
事実から、別の利点が生じる。センサー応答量は、該量
がx座標システムに関して取り出された場合よりも小さ
い1組の数字の使用を許容するx′座標システムに関連
して取り出される。なおその上、Vベクトルは、x′座
標システムをx′′座標システムへマップする。もし平
均値が各量からまた除去されるならば、次に、もっと小
さい1組の整数の数字がクラスターの大きさを表わすた
めに必要とされる。結果として、基準コードがクラスタ
ーの大きさを表わし得る。各クラスターのための特別の
機能は、索引テーブルにおけるメモリーに容易に記憶さ
れ得るから、基準コードによるコインクラスターの表示
は、制限されたメモリースペースを有する低コストのマ
イクロプロセッサーの使用を実用的なものにする。
【0038】さらに、x′′座標システムに関して異な
るコインタイプのクラスターの間に、大きな度合いの共
通性が存在することが見出された。この共通性は、一回
だけ記憶されるべき全てのコインについてのクラスター
情報と、マイクロプロセッサーメモリーに別々に記憶さ
れるべき残りのコイン特性値との大きな共通部分を許容
する。結果として、メモリー必要性における節約が実現
される。
るコインタイプのクラスターの間に、大きな度合いの共
通性が存在することが見出された。この共通性は、一回
だけ記憶されるべき全てのコインについてのクラスター
情報と、マイクロプロセッサーメモリーに別々に記憶さ
れるべき残りのコイン特性値との大きな共通部分を許容
する。結果として、メモリー必要性における節約が実現
される。
【0039】好適な実施態様において、索引テーブル
は、該テーブルによる急速サーチができるようにソート
形式でメモリーに記憶されている。サーチは、テーブル
の中央でスタートし、関係するデータを含むテーブルの
部分の急速な確認のためのサーチ技術を使用する。
は、該テーブルによる急速サーチができるようにソート
形式でメモリーに記憶されている。サーチは、テーブル
の中央でスタートし、関係するデータを含むテーブルの
部分の急速な確認のためのサーチ技術を使用する。
【0040】環境変化を変えることに伴って測定を安定
にしかつ高水準の本物のコインの受納を維持するため
に、C0 及びVベクトルの各々についての履歴情報が維
持されなければならず、またこれらのベクトルは、シス
テムパラメーターが温度、湿度、構成要素摩滅等によっ
て変化する場合、同様に変化されなければならないこと
が注目されるべきである。これらのベクトルは、システ
ムのアイドル動作状態を指し、ゆっくりした変化と同様
に階段状の変化を経験し得るパラメーターの関数とな
り、全てのベクトルは安定した動作舞台を提供するため
の補正及び適応可能な追跡を必要とする。また、全ての
コインタイプのためのVベクトルは、正確に同じように
補正されると同時に、コイン金種の関数として同様に補
正され得る。
にしかつ高水準の本物のコインの受納を維持するため
に、C0 及びVベクトルの各々についての履歴情報が維
持されなければならず、またこれらのベクトルは、シス
テムパラメーターが温度、湿度、構成要素摩滅等によっ
て変化する場合、同様に変化されなければならないこと
が注目されるべきである。これらのベクトルは、システ
ムのアイドル動作状態を指し、ゆっくりした変化と同様
に階段状の変化を経験し得るパラメーターの関数とな
り、全てのベクトルは安定した動作舞台を提供するため
の補正及び適応可能な追跡を必要とする。また、全ての
コインタイプのためのVベクトルは、正確に同じように
補正されると同時に、コイン金種の関数として同様に補
正され得る。
【0041】また、コイン受納クラスターは、3つより
もむしろ2つのコイン特性の測定に基づいて、3次元よ
りもむしろ2次元において作り出され得ることが注目さ
れるべきである。
もむしろ2つのコイン特性の測定に基づいて、3次元よ
りもむしろ2次元において作り出され得ることが注目さ
れるべきである。
【0042】反詐取及び反詐欺 本発明の別の態様は、スラッグが該スラッグの分布の方
へ受納窓を移動させるための試みにおいて、先行技術の
コイン確認器で使用されていた所での詐欺行為を回避す
るための改善された方法及び装置を含む。先行技術の方
法は、どんなコイン検査についても、周波数、振幅等の
ような、検査されるかも知れないどんな関数も表わすよ
うに全てのf変数を取り出すことにより理解され得る。
以下の先行技術の詳細な説明は、下記に説明されるよう
に動作させるためにプログラムされた、図1に示される
ような回路構成要素を使用して合衆国25セントコイン
についての周波数検査に関するであろう。
へ受納窓を移動させるための試みにおいて、先行技術の
コイン確認器で使用されていた所での詐欺行為を回避す
るための改善された方法及び装置を含む。先行技術の方
法は、どんなコイン検査についても、周波数、振幅等の
ような、検査されるかも知れないどんな関数も表わすよ
うに全てのf変数を取り出すことにより理解され得る。
以下の先行技術の詳細な説明は、下記に説明されるよう
に動作させるためにプログラムされた、図1に示される
ような回路構成要素を使用して合衆国25セントコイン
についての周波数検査に関するであろう。
【0043】初めの校正及び同調のために、8個の受納
可能な5セントコインのような若干数の受納可能なコイ
ンが、5セントコインについて装置を同調させるために
挿入される。センサー回路21の出力周波数は繰り返し
サンプリングされ、周波数値fmeasuredが得られる。最
大差の値fは、最初の5セントコインの通過中に、f
measured及びf0 間の最大差から計算される。f=max
(fmeasured−f0 )
可能な5セントコインのような若干数の受納可能なコイ
ンが、5セントコインについて装置を同調させるために
挿入される。センサー回路21の出力周波数は繰り返し
サンプリングされ、周波数値fmeasuredが得られる。最
大差の値fは、最初の5セントコインの通過中に、f
measured及びf0 間の最大差から計算される。f=max
(fmeasured−f0 )
【0044】次に、無次元量Fが、f0 で最大差値fを
割ることにより計算され、そこでF=(f/f0 )とな
る。最初の5セントコインについて計算されたFは、記
憶された受納範囲内にあるかどうかを調べるために、該
範囲と比較される。最初の5セントコインは受納可能な
5セントコインなので、そのFの値は前記範囲内にあ
る。最初の5セントコインは受納され、マイクロプロセ
ッサー35はそのコインについてのコインカウントCを
得る。
割ることにより計算され、そこでF=(f/f0 )とな
る。最初の5セントコインについて計算されたFは、記
憶された受納範囲内にあるかどうかを調べるために、該
範囲と比較される。最初の5セントコインは受納可能な
5セントコインなので、そのFの値は前記範囲内にあ
る。最初の5セントコインは受納され、マイクロプロセ
ッサー35はそのコインについてのコインカウントCを
得る。
【0045】コインカウントCは、受納可能なコインが
あらかじめ決められたスレショールド数に達するまで、
該コインに出くわす度に1ずつ漸増される。そのスレシ
ョールド数が達成されるまで、最新のFの値が、受納さ
れた最終のコインに基づいて記憶される。そのスレショ
ールド数が達成された時、続いて挿入されるコインのた
めの受納“窓”の受納範囲を決定するための中心点とし
て、一番最後のFの値を使用するように、フラグがソフ
トウェアプログラムにセットされる。初めから記憶され
ていた範囲はもはや使用されず、新しい範囲が、一番最
後のFの値プラスマイナス定数に基づき得るか、または
どんなロジック的方法でも一番最後のFの値から計算さ
れ得る。装置は、いったん上記説明のように同調される
と、実際の動作環境において実行することができる。
あらかじめ決められたスレショールド数に達するまで、
該コインに出くわす度に1ずつ漸増される。そのスレシ
ョールド数が達成されるまで、最新のFの値が、受納さ
れた最終のコインに基づいて記憶される。そのスレショ
ールド数が達成された時、続いて挿入されるコインのた
めの受納“窓”の受納範囲を決定するための中心点とし
て、一番最後のFの値を使用するように、フラグがソフ
トウェアプログラムにセットされる。初めから記憶され
ていた範囲はもはや使用されず、新しい範囲が、一番最
後のFの値プラスマイナス定数に基づき得るか、または
どんなロジック的方法でも一番最後のFの値から計算さ
れ得る。装置は、いったん上記説明のように同調される
と、実際の動作環境において実行することができる。
【0046】追加のコインが挿入されるにつれて、コイ
ンメカニズムは、新しいFの値及び受納範囲を引き続い
て再計算するように設計された。贋物のコインが挿入さ
れた場合、そのFの値は理論上受納範囲内にないだろう
から、コインは排除されるだろう。贋物のコインの排除
後、新しいアイドル周波数f0 が測定され、次にマイク
ロプロセッサー35は次のコインの到来を待ち受けた。
ンメカニズムは、新しいFの値及び受納範囲を引き続い
て再計算するように設計された。贋物のコインが挿入さ
れた場合、そのFの値は理論上受納範囲内にないだろう
から、コインは排除されるだろう。贋物のコインの排除
後、新しいアイドル周波数f0 が測定され、次にマイク
ロプロセッサー35は次のコインの到来を待ち受けた。
【0047】このように、Fの値及び受納範囲の再計算
は、システムに、それ自身で自動同調かつ再校正し、か
くして校正要素ドリフト、温度変化、その他の環境的変
化等を補償することを許した。達成されるべき有益な補
償のために、新しいFの値の再計算が実行され、その結
果これらの値は以前受納されたコインによって過渡に重
み付けされなかった。
は、システムに、それ自身で自動同調かつ再校正し、か
くして校正要素ドリフト、温度変化、その他の環境的変
化等を補償することを許した。達成されるべき有益な補
償のために、新しいFの値の再計算が実行され、その結
果これらの値は以前受納されたコインによって過渡に重
み付けされなかった。
【0048】多くの利点を達成すると同時に、先行技術
の装置は、実際にはその測定された特性が図7Aに示さ
れるような既知の受納可能なコインについての特性にオ
ーバーラップするスラッグが存在するために、害を被っ
た。図7Aにおいて、710と示されたアイテムは、本
物のコインのある測定基準についての線分布である。曲
線720は、スラッグの同一測定基準についての線分布
である。オーバーラップは、図7Aにおいて陰を付けた
領域730として示されている。結果として、これらの
スラッグを繰り返し挿入することは、スラッグが受納さ
れるにつれて、追跡によりスラッグの方へ窓の中心点を
移動させるであろう。結局、受納は、スラッグに対して
100%となり、有効なコインに対して不十分になるで
あろう。
の装置は、実際にはその測定された特性が図7Aに示さ
れるような既知の受納可能なコインについての特性にオ
ーバーラップするスラッグが存在するために、害を被っ
た。図7Aにおいて、710と示されたアイテムは、本
物のコインのある測定基準についての線分布である。曲
線720は、スラッグの同一測定基準についての線分布
である。オーバーラップは、図7Aにおいて陰を付けた
領域730として示されている。結果として、これらの
スラッグを繰り返し挿入することは、スラッグが受納さ
れるにつれて、追跡によりスラッグの方へ窓の中心点を
移動させるであろう。結局、受納は、スラッグに対して
100%となり、有効なコインに対して不十分になるで
あろう。
【0049】本発明は以下に説明されるように、この問
題に取り組んでいる。
題に取り組んでいる。
【0050】どんな所定の金種のコインのための受納基
準も、コイン受納窓の中心点からの測定されたコイン検
査データの分布によって示され得る。本発明の好適な実
施態様において、本明細書においてもっと初期に解説し
たように、無次元量Fは、計算され、次に、検査される
コインに関するFの計算値がコイン受納窓における一定
の分布内にあるかどうかを調べるために、記憶された受
納範囲と比較される。図6は、ゼロにおける中心点と、
“+3”及び“−3”における受納限界とを有するこの
ような分布の表示である。図6におけるアイテム610
は、本物のコインについての測定基準線分布を表わして
いる。
準も、コイン受納窓の中心点からの測定されたコイン検
査データの分布によって示され得る。本発明の好適な実
施態様において、本明細書においてもっと初期に解説し
たように、無次元量Fは、計算され、次に、検査される
コインに関するFの計算値がコイン受納窓における一定
の分布内にあるかどうかを調べるために、記憶された受
納範囲と比較される。図6は、ゼロにおける中心点と、
“+3”及び“−3”における受納限界とを有するこの
ような分布の表示である。図6におけるアイテム610
は、本物のコインについての測定基準線分布を表わして
いる。
【0051】実際問題として、無効なコインは本物のコ
インの分布にわずかにオーバーラップする分布を有して
いる。図7Aにおけるアイテム710は、“0”におけ
る中心点を有する図6の本物のコインの線分布と、
“5”における中心点を有する無効なコインまたはスラ
ッグのオーバーラップする線分布とを示している。無効
なコインの線分布は、720として示されている。もち
ろん、本物のコインの分布710の左側への分布を含
む、図7Aに示された以外の、無効なコインのための分
布が存在する。図6及び図7Aに示された本物のコイン
の分布と無効コイン分布は、代表的なものにすぎない。
インの分布にわずかにオーバーラップする分布を有して
いる。図7Aにおけるアイテム710は、“0”におけ
る中心点を有する図6の本物のコインの線分布と、
“5”における中心点を有する無効なコインまたはスラ
ッグのオーバーラップする線分布とを示している。無効
なコインの線分布は、720として示されている。もち
ろん、本物のコインの分布710の左側への分布を含
む、図7Aに示された以外の、無効なコインのための分
布が存在する。図6及び図7Aに示された本物のコイン
の分布と無効コイン分布は、代表的なものにすぎない。
【0052】本物のコインについての特性データの線分
布は、図7Aに示される陰を付けた領域730におい
て、無効なコインについての線分布とオーバーラップす
ることが容易にわかる。先行技術に関して上記に説明さ
れたような、窓の自動調整を使用するコインメカニズム
のために、それらのうちのいくらかはちょうど本物のコ
インの受納窓の外側の縁内の特性を有する無効なコイン
を繰り返し挿入することは、システムに無効コイン分布
パターンの方へコイン受納窓の中心点を移動させる原因
となるであろう。この“追跡”は、結局、無効なコイン
の受納と本物のコインの排除という結果を生ずる。コイ
ンメカニズムをごまかすかだますことを望む人は、コイ
ンメカニズムへ若干数の無効なコインを繰り返し挿入す
る必要があるだけで、事実上本物でないコインを受納す
るようにシステムをプログラムし、収益の著しい損失を
結果として生じる。
布は、図7Aに示される陰を付けた領域730におい
て、無効なコインについての線分布とオーバーラップす
ることが容易にわかる。先行技術に関して上記に説明さ
れたような、窓の自動調整を使用するコインメカニズム
のために、それらのうちのいくらかはちょうど本物のコ
インの受納窓の外側の縁内の特性を有する無効なコイン
を繰り返し挿入することは、システムに無効コイン分布
パターンの方へコイン受納窓の中心点を移動させる原因
となるであろう。この“追跡”は、結局、無効なコイン
の受納と本物のコインの排除という結果を生ずる。コイ
ンメカニズムをごまかすかだますことを望む人は、コイ
ンメカニズムへ若干数の無効なコインを繰り返し挿入す
る必要があるだけで、事実上本物でないコインを受納す
るようにシステムをプログラムし、収益の著しい損失を
結果として生じる。
【0053】こういう行為と戦うために、本発明は、無
効コイン分布の方への受納窓の中心点のこの“追跡”を
防止することによって、改善された無効なコインの排除
に備える。これは、図7Aのグラフにおける点“3”及
び“4”間の無効コイン分布における“異常接近”領域
“z”内のような、コイン受納窓の外側の限界の近くに
なるパラメーターを有するどんな無効なコインも検知す
ることによってなし遂げられる。
効コイン分布の方への受納窓の中心点のこの“追跡”を
防止することによって、改善された無効なコインの排除
に備える。これは、図7Aのグラフにおける点“3”及
び“4”間の無効コイン分布における“異常接近”領域
“z”内のような、コイン受納窓の外側の限界の近くに
なるパラメーターを有するどんな無効なコインも検知す
ることによってなし遂げられる。
【0054】この方法に従ったステップのシーケンス
は、図8のフローチャートに示される。まず、提示され
たコインが有効であるかどうかの確認がなされる(図8
のブロック812)。例えば図6及び図7Aの本物のコ
インの分布の中心点“0”の周りの対称的な限界“+
3”及び“−3”で限定されるような、本物のコイン受
納窓内に規定パラメーターを有するコインは、有効とみ
なされる。これに対して、そのコイン受納窓の外側のコ
インは、有効でないとみなされる。
は、図8のフローチャートに示される。まず、提示され
たコインが有効であるかどうかの確認がなされる(図8
のブロック812)。例えば図6及び図7Aの本物のコ
インの分布の中心点“0”の周りの対称的な限界“+
3”及び“−3”で限定されるような、本物のコイン受
納窓内に規定パラメーターを有するコインは、有効とみ
なされる。これに対して、そのコイン受納窓の外側のコ
インは、有効でないとみなされる。
【0055】コインが有効でない場合、システムは、詐
欺モードフラグがセットされているかどうかを確認する
(ブロック802)。そのフラグがセットされていない
場合、無効なコインが、図7Aにおける“3”及び
“4”間の“異常接近”領域“z”内にはまっているか
どうかの確認がなされる(ブロック804)。その質問
に対する答がイエスの場合、システムは、無効コイン分
布曲線から離れてプリセット量だけコイン受納窓の中心
を移動させる(ブロック806)。例えば、図7Aに関
して、コイン受納窓の中心は、“0”から“−1”へ移
動させられる。かけがえとして、右側の受納境界を
“3”から“2”へ移動し得る。いずれにせよ、非常に
わずかの本物のコインは受納されないであろうが、必然
的に全ての無効なコインはその時排除され、それにより
どのように企てられた詐取も防止される。
欺モードフラグがセットされているかどうかを確認する
(ブロック802)。そのフラグがセットされていない
場合、無効なコインが、図7Aにおける“3”及び
“4”間の“異常接近”領域“z”内にはまっているか
どうかの確認がなされる(ブロック804)。その質問
に対する答がイエスの場合、システムは、無効コイン分
布曲線から離れてプリセット量だけコイン受納窓の中心
を移動させる(ブロック806)。例えば、図7Aに関
して、コイン受納窓の中心は、“0”から“−1”へ移
動させられる。かけがえとして、右側の受納境界を
“3”から“2”へ移動し得る。いずれにせよ、非常に
わずかの本物のコインは受納されないであろうが、必然
的に全ての無効なコインはその時排除され、それにより
どのように企てられた詐取も防止される。
【0056】次に、詐欺カウンターがクリアされ(ブロ
ック808)、そして詐欺モードフラグがセットされる
(ブロック810)。次に、別の無効なコインがメカニ
ズムに挿入された場合、システムは、詐欺モードフラグ
がセットされている(ブロック802)ことを認め、そ
してコイン受納窓の中心の変更は行われない。
ック808)、そして詐欺モードフラグがセットされる
(ブロック810)。次に、別の無効なコインがメカニ
ズムに挿入された場合、システムは、詐欺モードフラグ
がセットされている(ブロック802)ことを認め、そ
してコイン受納窓の中心の変更は行われない。
【0057】図7Aの例に関して、コイン受納窓の中心
は、プリセットされた、同一金種の有効なコインのスレ
ショールド数が詐欺カウンターでカウントされるまで、
その“−1”位置を維持する。図7Aにおける“3”及
び“4”間の“異常接近”領域“z”内にはまっている
特性を有する別の無効なコインが、メカニズムに提示さ
れる場合、詐欺カウンターはゼロにリセットされ得る。
は、プリセットされた、同一金種の有効なコインのスレ
ショールド数が詐欺カウンターでカウントされるまで、
その“−1”位置を維持する。図7Aにおける“3”及
び“4”間の“異常接近”領域“z”内にはまっている
特性を有する別の無効なコインが、メカニズムに提示さ
れる場合、詐欺カウンターはゼロにリセットされ得る。
【0058】いったん詐欺カウンターが要求されたスレ
ショールド数に達すれば、詐欺モードフラグはクリアさ
れ、コイン受納窓の中心は元の位置へ戻される。このス
テップは、図8のフローチャートに左側の縦列のブロッ
ク812乃至824で示される。
ショールド数に達すれば、詐欺モードフラグはクリアさ
れ、コイン受納窓の中心は元の位置へ戻される。このス
テップは、図8のフローチャートに左側の縦列のブロッ
ク812乃至824で示される。
【0059】具体的には、ブロック812がコインが有
効であると確認した後、ブロック814は、詐欺モード
フラグがセットされていることを認める。有効なコイン
が詐欺モードフラグをトリガーしたものと同じ金種であ
る場合(ブロック816)、次に詐欺カウンターが漸増
する(ブロック818)。詐欺カウンターがそのプリセ
ットされたスレショールド限界に達した時(ブロック8
20)、詐欺モードフラグはクリアされ(ブロック82
2)、受納窓は元の位置に戻される(ブロック82
4)。
効であると確認した後、ブロック814は、詐欺モード
フラグがセットされていることを認める。有効なコイン
が詐欺モードフラグをトリガーしたものと同じ金種であ
る場合(ブロック816)、次に詐欺カウンターが漸増
する(ブロック818)。詐欺カウンターがそのプリセ
ットされたスレショールド限界に達した時(ブロック8
20)、詐欺モードフラグはクリアされ(ブロック82
2)、受納窓は元の位置に戻される(ブロック82
4)。
【0060】図7Aの例において、いったん有効なコイ
ンのスレショールド数が詐欺カウンターでカウントされ
れば、コイン受納窓の中心は、“−1”から“0”へ戻
される。
ンのスレショールド数が詐欺カウンターでカウントされ
れば、コイン受納窓の中心は、“−1”から“0”へ戻
される。
【0061】この方法によって、贋物のコイン、スラッ
グ等を受納するようにコインメカニズムを操る企ては邪
魔される、なぜなら、もし使用者がコインメカニズムへ
多数の無効なコインを繰り返し挿入し、たとえこれらの
コインのうちのいくつかが受納され、いくつかが、受納
基準のわずかな移動がそれらの受納を生じるほど少量だ
け受納可能にされそこなうのみとしても、受納窓は無効
コイン分布の方へ移動しないだろうからである。要する
に、本発明のこの態様に従って、コイン受納窓は、有効
なコインのスレショールド数がカウントされるほどの時
間まで、若干数の有効でないコインまたはスラッグにつ
いての無効コイン分布から立ち退く。
グ等を受納するようにコインメカニズムを操る企ては邪
魔される、なぜなら、もし使用者がコインメカニズムへ
多数の無効なコインを繰り返し挿入し、たとえこれらの
コインのうちのいくつかが受納され、いくつかが、受納
基準のわずかな移動がそれらの受納を生じるほど少量だ
け受納可能にされそこなうのみとしても、受納窓は無効
コイン分布の方へ移動しないだろうからである。要する
に、本発明のこの態様に従って、コイン受納窓は、有効
なコインのスレショールド数がカウントされるほどの時
間まで、若干数の有効でないコインまたはスラッグにつ
いての無効コイン分布から立ち退く。
【0062】上記に述べた方法は、どんな金種のコイン
にも使用され得る。さらに、色々なパラメーターの値
は、詐欺モードフラグをクリアするために必要とされる
本物のコインのスレショールド値や、詐欺モードをトリ
ガーする無効コイン分布の一部の幅(図7Aにおける領
域“z”)や、コイン受納窓の中心が無効コイン分布か
ら立ち退かされる距離に制限されずに、調整することが
できる。これら及び他のパラメーターは、各金種のコイ
ン、及び、コインメカニズムまたはコインに関する他の
特別な条件のためにあつらわれ得る。例えば、ある分布
を有する贋物のコインがしばしば本物の合衆国25セン
トコインに間違われることがわかっているならば、そこ
で、このコインについての受納窓は、その贋物のコイン
の範囲外の距離を移動させると共に、最低限10個以上
の本物の合衆国25セントコインの確認の間そこに留ま
るようにプログラムされ得る。
にも使用され得る。さらに、色々なパラメーターの値
は、詐欺モードフラグをクリアするために必要とされる
本物のコインのスレショールド値や、詐欺モードをトリ
ガーする無効コイン分布の一部の幅(図7Aにおける領
域“z”)や、コイン受納窓の中心が無効コイン分布か
ら立ち退かされる距離に制限されずに、調整することが
できる。これら及び他のパラメーターは、各金種のコイ
ン、及び、コインメカニズムまたはコインに関する他の
特別な条件のためにあつらわれ得る。例えば、ある分布
を有する贋物のコインがしばしば本物の合衆国25セン
トコインに間違われることがわかっているならば、そこ
で、このコインについての受納窓は、その贋物のコイン
の範囲外の距離を移動させると共に、最低限10個以上
の本物の合衆国25セントコインの確認の間そこに留ま
るようにプログラムされ得る。
【0063】この反詐取と反詐欺の方法及び装置は、コ
イン、紙幣または他の通貨検査装置を制御する制御ロジ
ックによりコイン基準が調整され得るどんなコイン検査
装置にも、この発明の他の態様とはかかわりなく使用さ
れ得る。しかしながら、目下好適な実施態様は、1台の
システムに、本発明の他の態様と共にこの反詐取、反詐
欺の態様を組み入れることである。
イン、紙幣または他の通貨検査装置を制御する制御ロジ
ックによりコイン基準が調整され得るどんなコイン検査
装置にも、この発明の他の態様とはかかわりなく使用さ
れ得る。しかしながら、目下好適な実施態様は、1台の
システムに、本発明の他の態様と共にこの反詐取、反詐
欺の態様を組み入れることである。
【0064】改善されたコイン受納窓中心の自動調整 コイン受納窓の中心の自動調整方法は、各コインについ
てのコイン受納窓の中心からの偏差の合計を累積するこ
とを含んでいる。偏差の合計がプリセット値と等しいか
または越える場合、コイン受納窓の中心位置は調整され
る。本発明の1態様により、コイン受納窓の中心点から
の、単なる小偏差または逐次偏差は、偏差の経常合計に
加算される。この小偏差帯の外側の、コイン変数におけ
る急なまたは大きな偏差は、中心の調整に関して無視さ
れる、なぜなら、このような大きな偏差は、贋物のコイ
ン、スラッグ等を受納しかつ本物のコインを受納しない
方へ、コイン受納窓を当然にシフトしがちであることが
認められるからである。
てのコイン受納窓の中心からの偏差の合計を累積するこ
とを含んでいる。偏差の合計がプリセット値と等しいか
または越える場合、コイン受納窓の中心位置は調整され
る。本発明の1態様により、コイン受納窓の中心点から
の、単なる小偏差または逐次偏差は、偏差の経常合計に
加算される。この小偏差帯の外側の、コイン変数におけ
る急なまたは大きな偏差は、中心の調整に関して無視さ
れる、なぜなら、このような大きな偏差は、贋物のコイ
ン、スラッグ等を受納しかつ本物のコインを受納しない
方へ、コイン受納窓を当然にシフトしがちであることが
認められるからである。
【0065】図9は、本発明のこの態様に含まれるステ
ップを示すフローチャートである。まず、コインメカニ
ズムは、通常の方法で、例えばコイン受納窓に関して必
要な情報を確立するために8個の有効なコインを利用し
て、“仕込まれる”。次に、外側の限界が、多数の在来
の方法のいずれか1つの方法でまたは上記に述べたクラ
スター技術を使用して、窓のためにセットされる。これ
らのステップは、窓が設置される、というブロック90
2のなかで結合されている。コインが有効として受納さ
れない場合(ブロック904)、(CNTRとして図9
に示される)コイン調整窓の中心に対する調整は行われ
ず、システムは次のコインを待つ(ブロック903)。
ップを示すフローチャートである。まず、コインメカニ
ズムは、通常の方法で、例えばコイン受納窓に関して必
要な情報を確立するために8個の有効なコインを利用し
て、“仕込まれる”。次に、外側の限界が、多数の在来
の方法のいずれか1つの方法でまたは上記に述べたクラ
スター技術を使用して、窓のためにセットされる。これ
らのステップは、窓が設置される、というブロック90
2のなかで結合されている。コインが有効として受納さ
れない場合(ブロック904)、(CNTRとして図9
に示される)コイン調整窓の中心に対する調整は行われ
ず、システムは次のコインを待つ(ブロック903)。
【0066】コインが有効であると確認された場合(ブ
ロック904)、次に、Mすなわちその特定のコインに
ついての測定基準とCNTR間の絶対値差が、中心調整
偏差限界DEVと比較される(ブロック906)。この
絶対値差が限界DEVより小さい場合、次に、累積合計
値CSが、値“CNTR−M”を加えることにより修正
される(ブロック908)。
ロック904)、次に、Mすなわちその特定のコインに
ついての測定基準とCNTR間の絶対値差が、中心調整
偏差限界DEVと比較される(ブロック906)。この
絶対値差が限界DEVより小さい場合、次に、累積合計
値CSが、値“CNTR−M”を加えることにより修正
される(ブロック908)。
【0067】M及びCNTR間の絶対値差が限界DEV
を越える場合(ブロック906)、次に、累積合計CS
に対する調整は行われず、システムは次のコインの到来
を待ち受ける。
を越える場合(ブロック906)、次に、累積合計CS
に対する調整は行われず、システムは次のコインの到来
を待ち受ける。
【0068】累積合計CSが、一定の正の累積合計限界
に等しいかもしくは越える場合、または負の累積合計限
界より小さい場合(ブロック910)、CNTR値は、
適当になるように、プリセット量により漸増または漸減
させられる(ブロック912)。次に、累積合計CSは
それに応じて調整され、そしてシステムは次のコインの
到来を待ち受ける。
に等しいかもしくは越える場合、または負の累積合計限
界より小さい場合(ブロック910)、CNTR値は、
適当になるように、プリセット量により漸増または漸減
させられる(ブロック912)。次に、累積合計CSは
それに応じて調整され、そしてシステムは次のコインの
到来を待ち受ける。
【0069】したがって、コイン調整窓の中心値CNT
Rからの偏差が小さい有効なコインだけが、中心値の自
動調整に影響を及ぼすことがわかる。この制限された偏
差外に偏差するコインは、中心自動調整に変化をもたら
さない。贋物のコイン及びスラッグは、ほとんど全ての
場合、限界DEV量以上に中心点CNTRから偏差する
ので、この方法は、贋物のコイン、スラッグ等が中心自
動調整メカニズムに影響を及ぼさないことを実質的に保
証する。
Rからの偏差が小さい有効なコインだけが、中心値の自
動調整に影響を及ぼすことがわかる。この制限された偏
差外に偏差するコインは、中心自動調整に変化をもたら
さない。贋物のコイン及びスラッグは、ほとんど全ての
場合、限界DEV量以上に中心点CNTRから偏差する
ので、この方法は、贋物のコイン、スラッグ等が中心自
動調整メカニズムに影響を及ぼさないことを実質的に保
証する。
【0070】上記に述べられた中心自動調整メカニズム
を保護するための方法は、より広いコイン受納窓が利用
されるのを許容し、それにより本物のコインがシステム
によって受納される頻度を増加させる。
を保護するための方法は、より広いコイン受納窓が利用
されるのを許容し、それにより本物のコインがシステム
によって受納される頻度を増加させる。
【0071】好適な実施態様において、この改善された
コイン受納窓中心自動調整は、本発明の全ての他の態様
と共に利用される。しかしながら、この中心調整方法
は、本発明の態様を独立的にまたはいろいろ組み合わせ
て使用され得ることが理解されることである。
コイン受納窓中心自動調整は、本発明の全ての他の態様
と共に利用される。しかしながら、この中心調整方法
は、本発明の態様を独立的にまたはいろいろ組み合わせ
て使用され得ることが理解されることである。
【0072】相対値計算 上記に説明された、また相対値と呼ばれ得る無次元F値
を計算するために、低コストのマイクロプロセッサーを
使用するのが有益である。このため、F値に基づいた計
算を実行するために、256の評価係数が処理を容易に
するために利用され、帰着する数は最も近い整数にはし
ょられた。
を計算するために、低コストのマイクロプロセッサーを
使用するのが有益である。このため、F値に基づいた計
算を実行するために、256の評価係数が処理を容易に
するために利用され、帰着する数は最も近い整数にはし
ょられた。
【0073】この計算方法は解答の若干のロスを結果と
して生じた。例えば、256の評価係数と休止値f0 と
の比が1より大きい場合、全ての整数値は、ある休止値
f0に対する相対値でカバーされる範囲内に存在しなか
った。例えば、休止値f0 が128kHz なら、そこで、
相対値Fは偶数の数になるであろう。(F=f/128
*256=F*2)同様に、f0 が奇数の数なら、奇数
値のFのみが存在した。さらに、休止値f0 が変化した
場合、存在しない値のリストも同様に変化した。したが
って、拡張された索引テーブルが、全ての可能な相対値
Fを適応させるために要求される。これは、不経済なメ
モリースペースを消費し、コイン確認のために費やされ
る計算時間を増加させた。
して生じた。例えば、256の評価係数と休止値f0 と
の比が1より大きい場合、全ての整数値は、ある休止値
f0に対する相対値でカバーされる範囲内に存在しなか
った。例えば、休止値f0 が128kHz なら、そこで、
相対値Fは偶数の数になるであろう。(F=f/128
*256=F*2)同様に、f0 が奇数の数なら、奇数
値のFのみが存在した。さらに、休止値f0 が変化した
場合、存在しない値のリストも同様に変化した。したが
って、拡張された索引テーブルが、全ての可能な相対値
Fを適応させるために要求される。これは、不経済なメ
モリースペースを消費し、コイン確認のために費やされ
る計算時間を増加させた。
【0074】また、256のようなはなはだ大きな評価
係数の使用は、しばしばFの整数値が1より非常に大き
くなることを意味し、またそれゆえに余分なメモリース
ペースが、F値のために必要なデータとコイン受納窓の
中心とその窓の範囲とを記憶するために必要とされた。
係数の使用は、しばしばFの整数値が1より非常に大き
くなることを意味し、またそれゆえに余分なメモリース
ペースが、F値のために必要なデータとコイン受納窓の
中心とその窓の範囲とを記憶するために必要とされた。
【0075】さらに、高い周波数で動作するセンサーの
ために、確認解答は、はしょりにより、いくつかの可能
な実際のシフト値fに相当する1つの整数の相対値とし
て失われた。例えば、センサーがf0 =1024kHz で
動作した場合、そこで1024割る256イコール1/
4になり、シフト値fのための乗数になった。この例に
おいて、f0 =1024kHz のときの4,5,6及び7
kHz のf値に関して、4つ全部のf値についてF=1と
なる。これは、本物のコインと贋物を分離するためのコ
インメカニズムの能力を減ずる、解答におけるロスを結
果として生じた。
ために、確認解答は、はしょりにより、いくつかの可能
な実際のシフト値fに相当する1つの整数の相対値とし
て失われた。例えば、センサーがf0 =1024kHz で
動作した場合、そこで1024割る256イコール1/
4になり、シフト値fのための乗数になった。この例に
おいて、f0 =1024kHz のときの4,5,6及び7
kHz のf値に関して、4つ全部のf値についてF=1と
なる。これは、本物のコインと贋物を分離するためのコ
インメカニズムの能力を減ずる、解答におけるロスを結
果として生じた。
【0076】結論として、先行技術のシステムにおいて
は、F相対値の計算のはしょりは、コイン受納窓の中心
の0.5のバイアスを結果として生じた。これは、整数
間の全ての値が低い方へはしょられたためである。窓中
心は、プラスマイナス1の漸増で調整され得ただけなの
で、中心は、安定状態でプラスマイナス0.5で常にバ
イアスされた。このことはさらにコイン受納率を減じ
た。窓幅のプラスマイナス1の拡張が、減じられたコイ
ン受納率を補正するために使用された場合、その結果贋
物のコインの受納が増加した。
は、F相対値の計算のはしょりは、コイン受納窓の中心
の0.5のバイアスを結果として生じた。これは、整数
間の全ての値が低い方へはしょられたためである。窓中
心は、プラスマイナス1の漸増で調整され得ただけなの
で、中心は、安定状態でプラスマイナス0.5で常にバ
イアスされた。このことはさらにコイン受納率を減じ
た。窓幅のプラスマイナス1の拡張が、減じられたコイ
ン受納率を補正するために使用された場合、その結果贋
物のコインの受納が増加した。
【0077】上記に述べられた本発明の別の態様は、2
56の評価係数の先行技術のシステムにおける使用法を
越える付加的解答を提供する。相対値Fは次式によりた
だちに好適に計算される。F=f*E(f0 )/f0
ここで、E(F0 )は、各変数及びコイン金種を別々に
計算した休止値f0 の(EWMAとしてここに同様に呼
ばれる)指数的に重み付けされた移動平均である。コイ
ン漸増における指数的に重み付けされた移動平均に関す
る理論式は次の通りである。式A:E(f0 )i =E
(f0 )i-1 +W*(f0i−E(f0 )i-1 )+0.5
ここで、W=重み付け係数であり、0と1の間の値を有
する。その答は、0.5バイアスエラーを消去するため
に、はしょられたものと反対にまるめられる。最初の確
認測定のために、E(f0 )は、この明細書において初
期に述べられたあの仕込みのような、ユニットの“仕込
み”の間の休止値であるf0 に等しくなるようにセット
される。コンピューターシミュレーションにより、1/
40のWの値がコインメカニズムの最高の性能を結果と
して生じることが確認された。時間外に、E(f0 )i
/f0iは、f0 の安定状態において1に近づく。
56の評価係数の先行技術のシステムにおける使用法を
越える付加的解答を提供する。相対値Fは次式によりた
だちに好適に計算される。F=f*E(f0 )/f0
ここで、E(F0 )は、各変数及びコイン金種を別々に
計算した休止値f0 の(EWMAとしてここに同様に呼
ばれる)指数的に重み付けされた移動平均である。コイ
ン漸増における指数的に重み付けされた移動平均に関す
る理論式は次の通りである。式A:E(f0 )i =E
(f0 )i-1 +W*(f0i−E(f0 )i-1 )+0.5
ここで、W=重み付け係数であり、0と1の間の値を有
する。その答は、0.5バイアスエラーを消去するため
に、はしょられたものと反対にまるめられる。最初の確
認測定のために、E(f0 )は、この明細書において初
期に述べられたあの仕込みのような、ユニットの“仕込
み”の間の休止値であるf0 に等しくなるようにセット
される。コンピューターシミュレーションにより、1/
40のWの値がコインメカニズムの最高の性能を結果と
して生じることが確認された。時間外に、E(f0 )i
/f0iは、f0 の安定状態において1に近づく。
【0078】指数的に重み付けされた移動平均(E(f
0 )i )及び瞬間休止値(f0i)は、まれにもっと大き
な偏差を伴う、1からの偏差を修正される。休止値f0
の急な変化が生じるそれらの場合において、E(f0 )
i /f0 の比は1から著しく偏差し得、シフト値fの変
化を部分的に補償する。これは、窓を著しく拡張するこ
となく、窓中心の自動調整を可能にする。さらに、窓が
自動調整されると同時に、E(f0 )i /f0iの比は、
かなり多量の指示コインのために新しい心配が生じない
場合、1に戻る。
0 )i )及び瞬間休止値(f0i)は、まれにもっと大き
な偏差を伴う、1からの偏差を修正される。休止値f0
の急な変化が生じるそれらの場合において、E(f0 )
i /f0 の比は1から著しく偏差し得、シフト値fの変
化を部分的に補償する。これは、窓を著しく拡張するこ
となく、窓中心の自動調整を可能にする。さらに、窓が
自動調整されると同時に、E(f0 )i /f0iの比は、
かなり多量の指示コインのために新しい心配が生じない
場合、1に戻る。
【0079】図11は、休止値の段階状変化f0 乃至f
0 ′と、点線で示される指数的に重み付けされた移動平
均(E(f0 )i )を示す。受納窓外にシフト値fを容
易に陥らせる、休止値f0 におけるどんな段階状変化
も、ある動作点から別の動作点への滑らかな移動を与え
るために、E(f0 )によって補償されなければならな
い。図11に関して、この滑らかな移動は、システムの
追跡速度より遅い速度になるべきである。E(f0 )/
f0 は、図11に示されるように、窓中心が若干の遅延
を伴ってシフト値を追跡するようにさせる。
0 ′と、点線で示される指数的に重み付けされた移動平
均(E(f0 )i )を示す。受納窓外にシフト値fを容
易に陥らせる、休止値f0 におけるどんな段階状変化
も、ある動作点から別の動作点への滑らかな移動を与え
るために、E(f0 )によって補償されなければならな
い。図11に関して、この滑らかな移動は、システムの
追跡速度より遅い速度になるべきである。E(f0 )/
f0 は、図11に示されるように、窓中心が若干の遅延
を伴ってシフト値を追跡するようにさせる。
【0080】シフト値fで乗算された、その指数的に重
み付けされた移動平均からの休止値f0 の相対偏差がプ
ラスマイナス0.5の範囲内にある間は、本発明のこの
態様は、相対値F間にギャップを作り出さない。この方
法は、たいていの場合に、休止値f0 における急な大き
い変化に従うコイン受納窓の中心の速やかな自動調整を
考慮に入れる十分なコイン受納率に備える。さらに、こ
の新規な方法は、解答のロスのない相対値Fを生じ、ま
た、まるめによって0.5バイアスを消去し、改善され
た贋物のコインの排除を用意する。指数的に重み付けさ
れた移動平均は容易に計算され得るので、別の利点は、
マイクロプロセッサー実行が容易なことである。指数的
に重み付けされた移動平均の定常置は、各休止値と記憶
された休止値のために別々に計算される必要があり、W
の1つの一定値のみが記憶される必要がある。
み付けされた移動平均からの休止値f0 の相対偏差がプ
ラスマイナス0.5の範囲内にある間は、本発明のこの
態様は、相対値F間にギャップを作り出さない。この方
法は、たいていの場合に、休止値f0 における急な大き
い変化に従うコイン受納窓の中心の速やかな自動調整を
考慮に入れる十分なコイン受納率に備える。さらに、こ
の新規な方法は、解答のロスのない相対値Fを生じ、ま
た、まるめによって0.5バイアスを消去し、改善され
た贋物のコインの排除を用意する。指数的に重み付けさ
れた移動平均は容易に計算され得るので、別の利点は、
マイクロプロセッサー実行が容易なことである。指数的
に重み付けされた移動平均の定常置は、各休止値と記憶
された休止値のために別々に計算される必要があり、W
の1つの一定値のみが記憶される必要がある。
【0081】上記に与えられた、指数的に重み付けされ
た移動平均のための式Aは、必要とされた特性を有する
式のほんの一例である。この必要とされた特性は、比
(E(f0 )i /f0i)が安定状態で1にならなければ
ならないこと、及び、残りにおける推移の間、比(E
(f0 )/f0 )が、シフト値fで乗算される場合、相
対値Fが受納窓に含まれなければならず、そのためコイ
ン受納窓の中心の調整が行われ得るようになっていなけ
ればならないことを含む。
た移動平均のための式Aは、必要とされた特性を有する
式のほんの一例である。この必要とされた特性は、比
(E(f0 )i /f0i)が安定状態で1にならなければ
ならないこと、及び、残りにおける推移の間、比(E
(f0 )/f0 )が、シフト値fで乗算される場合、相
対値Fが受納窓に含まれなければならず、そのためコイ
ン受納窓の中心の調整が行われ得るようになっていなけ
ればならないことを含む。
【0082】指数的に重み付けされた移動平均(EWM
A)は、ユニットの老朽化、摩損、汚染及び掃除、周囲
温度等のような色々な変化を補償するように計算され得
る。これは、図10のフローチャートにおいて示される
ように、次の方法で遂行され得る。
A)は、ユニットの老朽化、摩損、汚染及び掃除、周囲
温度等のような色々な変化を補償するように計算され得
る。これは、図10のフローチャートにおいて示される
ように、次の方法で遂行され得る。
【0083】最初のEWMA(E(f0 ))は、メカニ
ズムが“仕込まれる”時の休止値f0 に等しい。次に、
続いて計算されたEWMAと関連した休止値f0iの間の
偏差が合計される(図10におけるブロック102)。
偏差(Si )の合計の絶対値がスレショールド値1/W
を越える場合(ブロック104)、次にEWMAは、
(偏差合計の符号にしたがって)プリセット量だけ漸増
または漸減され、偏差合計はそれに応じて調整される
(ブロック106)。好適な実施態様において、偏差合
計がスレショールド値1/Wを越える場合、EWMAは
“+1”または“−1”動かされる。偏差合計がスレシ
ョールド値を越えない場合、システムは次にコインの到
来を待つ(ブロック112)。
ズムが“仕込まれる”時の休止値f0 に等しい。次に、
続いて計算されたEWMAと関連した休止値f0iの間の
偏差が合計される(図10におけるブロック102)。
偏差(Si )の合計の絶対値がスレショールド値1/W
を越える場合(ブロック104)、次にEWMAは、
(偏差合計の符号にしたがって)プリセット量だけ漸増
または漸減され、偏差合計はそれに応じて調整される
(ブロック106)。好適な実施態様において、偏差合
計がスレショールド値1/Wを越える場合、EWMAは
“+1”または“−1”動かされる。偏差合計がスレシ
ョールド値を越えない場合、システムは次にコインの到
来を待つ(ブロック112)。
【0084】周波数の代わりに、(振幅のような)休止
値を有するどんなパラメーターも使用され得る。
値を有するどんなパラメーターも使用され得る。
【0085】本発明のさらに別の態様は、コイン、紙幣
または他の通貨確認装置における上記に開示された方法
の全てを組み合わせることを含む。もちろん、上記態様
の他の組み合わせ及び装置は、同様に意図され、当業者
により有益に見い出され得る。
または他の通貨確認装置における上記に開示された方法
の全てを組み合わせることを含む。もちろん、上記態様
の他の組み合わせ及び装置は、同様に意図され、当業者
により有益に見い出され得る。
【0086】好適な実施態様において、本発明のいくつ
かの態様に関して、マイクロプロセッサー35は、付録
としてこれに添付された付属プリントアウトに従ってプ
ログラムされる。しかしながら、電子的コイン検査装置
10及びここに記載された方法の動作は、上記説明から
当業者に明確になるであろう。
かの態様に関して、マイクロプロセッサー35は、付録
としてこれに添付された付属プリントアウトに従ってプ
ログラムされる。しかしながら、電子的コイン検査装置
10及びここに記載された方法の動作は、上記説明から
当業者に明確になるであろう。
【図1】本発明との使用に適する、センサーを含む電子
的コイン検査装置の実施態様の略ブロック図である。
的コイン検査装置の実施態様の略ブロック図である。
【図2】図1の実施態様の中のセンサーのための適切な
位置を表わす概略図である。
位置を表わす概略図である。
【図3】3つのコイン受納基準を検査するための先行技
術のコイン受納窓のグラフ表示である。
術のコイン受納窓のグラフ表示である。
【図4】本発明の1態様、すなわちコイン受納クラスタ
ーを使用する改善されたコイン受納基準のグラフ表示で
ある。
ーを使用する改善されたコイン受納基準のグラフ表示で
ある。
【図5】本発明のコイン受納基準の改善された限定のた
めの、コイン受納クラスターの動作のフローチャートで
ある。
めの、コイン受納クラスターの動作のフローチャートで
ある。
【図6】本物のコインのためのある測定基準の典型的な
線分布曲線のグラフ表示である。
線分布曲線のグラフ表示である。
【図7A】本発明の反詐取または反詐欺の態様を説明す
るために、無効なコインの同じ基準のための線分布を含
むように描かれた、図6の本物のコインの基準のための
線分布のグラフ表示である。
るために、無効なコインの同じ基準のための線分布を含
むように描かれた、図6の本物のコインの基準のための
線分布のグラフ表示である。
【図7B】本物のコインの線分布及び無効なコインの線
分布のある測定基準についての実質的オーバーラップを
示す付加的グラフ表示である。
分布のある測定基準についての実質的オーバーラップを
示す付加的グラフ表示である。
【図7C】ある本物のコインの線分布及び無効なコイン
の線分布のためのある測定基準についての最小オーバー
ラップを示す付加的グラフ表示の1である。
の線分布のためのある測定基準についての最小オーバー
ラップを示す付加的グラフ表示の1である。
【図7D】ある本物のコインの線分布及び無効なコイン
の線分布のためのある測定基準についての最小オーバー
ラップを示す付加的グラフ表示の2である。
の線分布のためのある測定基準についての最小オーバー
ラップを示す付加的グラフ表示の2である。
【図8】本発明の反詐取または反詐欺の態様の動作のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】コイン受納窓の中心のための自動調整プロセス
において、贋物のコイン及びスラッグの影響をできるだ
け少なくすることに関する、本発明の態様の動作のフロ
ーチャートである。
において、贋物のコイン及びスラッグの影響をできるだ
け少なくすることに関する、本発明の態様の動作のフロ
ーチャートである。
【図10】マイクロプロセッサーに基づいたコイン確認
システムにおいて、相対値計算とメモリースペースの維
持とマイクロプロセッサー計算時間の最小化とに関す
る、本発明の動作の一部のフローチャートである。
システムにおいて、相対値計算とメモリースペースの維
持とマイクロプロセッサー計算時間の最小化とに関す
る、本発明の動作の一部のフローチャートである。
【図11】基準パラメーターの大幅な変化の存在による
確認装置における測定された応答の修正を説明する本発
明の態様に関するグラフ表示である。
確認装置における測定された応答の修正を説明する本発
明の態様に関するグラフ表示である。
10 電子的コイン検査装置 20 コイン検査及び検知回路 30 処理及び制御回路
フロントページの続き (72)発明者 ドビンス,ボブ エム. アメリカ合衆国,19085 ペンシルヴァニ ア, ヴィラノヴァ,ノース ストーン リッジ レーン 2205
Claims (59)
- 【請求項1】 異なるタイプの本物のアイテムを確認す
るために受納基準を利用する通貨確認装置を動作させる
方法において、 各々のアイテムタイプについての反詐欺基準を限定する
過程と、 アイテムを検査し、該アイテムについての特性データを
発生する過程と、 前記受納基準と前記アイテム特性データを比較する過程
と、 排除されたアイテムの特性データがあるアイテムタイプ
についての前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決
められた量だけそのアイテムタイプについての前記受納
基準を制限する過程とからなる方法。 - 【請求項2】 前記受納基準は、コインを表わすと共
に、コイン直径、コイン材料またはコイン厚さに対応す
る少なくとも1つの特性からなるデータ点を含む請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 排除されたアイテムの前記特性データが
前記反詐欺基準以内にある場合には、前記受納基準は、
予め決められた量だけ境界データを修正することにより
制限される請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 さらに、 その受納基準が修正される場合には、アイテムタイプに
ついての詐欺モードフラグをセットする過程と、 そのアイテムタイプについての詐欺モードカウンターを
クリアする過程と、 有効なアイテムが検出されかつ前記詐欺モードフラグが
セットされた場合には、前記詐欺モードカウンターを漸
増させる過程と、 前記詐欺モードカウンターが予め決められたスレショー
ルド値に達した場合には、前記詐欺モードフラグをクリ
アする過程と、 前記詐欺モードフラグがクリアされた場合には、前記ア
イテムの前記受納基準をその非制限位置に戻す過程とを
含む請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 前記詐欺モードフラグがセットされた場
合には、そのデータ点が反詐欺基準以内にある後に続く
無効なアイテムは、前記詐欺モードカウンターをクリア
させる請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 前記予め決められた値、前記反詐欺基準
及び前記制限の予め決められた量は調整可能である請求
項4記載の方法。 - 【請求項7】 前記調整可能な値は特別な条件のために
あつらえられる請求項4記載の方法。 - 【請求項8】 特別な条件は、環境条件、またはコイン
メカニズム構成要素特性、または既知の贋物のアイテム
特性を含む請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 少なくとも2つのコイン特性に対応する
データを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインク
ラスターとして表わされる受納基準を形成し、反詐欺基
準を限定し、排除されたアイテムデータ点が前記反詐欺
基準以内にある場合には前記受納基準を制限し、システ
ム動作を制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査アイテムからの検知データを前記記憶されたコイン
クラスターと比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項10】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、反詐欺基準を限定し、前記受
納基準を制限し、システム動作を制御する処理及び制御
回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査アイテムからの検知データを前記記憶されたコイン
クラスターと比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項11】 前記確認装置は、中心点を有するデー
タからなる受納基準を使用してアイテムを検査し、前記
方法は、 前記中心データ点から受納基準の境界までの距離に比較
して小さい偏差限界を設ける過程と、 必要なだけ受納されたあるタイプのアイテムが前記偏差
限界以内のデータ点を有する場合には、前記中心データ
点を漸増または漸減させることによってそのアイテムタ
イプについての前記受納基準を修正する過程とを含む請
求項1乃至8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項12】 異なるタイプの本物のアイテムに対応
する受納基準を利用する通貨確認装置を動作させる方法
において、前記受納基準は中心点を有する特性データか
らなり、 前記中心データ点から受納基準の境界までの距離に比較
して小さい偏差限界を設ける過程と、 アイテムを検査し、該アイテムについての特性データを
発生する手段と、 その特性データが特定のタイプに対応する受納基準以内
にある場合には、そのタイプのものとして前記アイテム
を受納する過程と、 必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内の特
性データを有する場合には、前記中心データ点を漸増ま
たは漸減させることによって前記受納基準を修正する過
程とからなる方法。 - 【請求項13】 さらに、 前記受納されたアイテムのデータ点と前記受納基準の中
心点の絶対差を計算する過程と、 前記絶対差が前記偏差限界より小さいかまたは等しい場
合には、前記中心点と前記受納されたアイテムのデータ
の差を累積合計に加算する過程と、 前記累積合計が予め決められた限界を越えた場合には、
プリセット量だけ前記受納基準の中心点を漸増させ、ま
たは前記累積合計が予め決められた負の限界より小さい
場合には、プリセット量だけ前記中心点を漸減させる過
程と、 前記累積合計をリセットする過程とを含む請求項11ま
たは12記載の方法。 - 【請求項14】 各々の受納基準は特有の偏差限界を有
する請求項11または12記載の方法。 - 【請求項15】 前記受納基準はコインを表わし、前記
特性データは、コイン直径、コイン材料またはコイン厚
さに対応する少なくとも1つの特性からなる請求項11
または12記載の方法。 - 【請求項16】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインク
ラスターとして表わされる受納基準を限定し、偏差限界
を限定し、前記受納基準を修正し、システム動作を制御
する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項17】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、偏差限界を設け、アイテムの
検査の際に使用される受納基準を修正し、システム動作
を制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項18】 各センサーについての休止値を測定す
る過程と、 それぞれの特性に対応する各センサーについてのシフト
値を測定する過程と、 前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均
を計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた、前記アイテムについての相対
値を計算する過程と、 前記相対値に基づいたデータ点を発生する過程と、 前記記憶された受納基準と前記アイテムのデータを比較
する過程と、 そのデータ点が特定のタイプのアイテムに対応する受納
基準に匹敵する場合には、そのタイプのアイテムとして
前記アイテムを受納する過程とからなる請求項1乃至8
及び11乃至15のいずれかに記載の方法。 - 【請求項19】 少なくとも1つのセンサー回路と処理
及び制御回路を有する通貨確認装置において本物のアイ
テムデータと比較するためにアイテムの相対値を計算す
る方法であって、 前記検知回路の休止値を測定する過程と、 前記アイテムによって生じた前記検知回路のシフト値を
測定する過程と、 前記休止値に基づいた指数的重み付けされた移動平均を
計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた、前記アイテムについての相対
値を計算する過程とからなる方法。 - 【請求項20】 前記相対値は、前記シフト値と、前記
休止値の前記指数的に重み付けされた移動平均とを乗算
し、前記休止値で徐算することによって計算される請求
項18または19記載の方法。 - 【請求項21】 前記指数的に重み付けされた移動平均
は重み付け係数を含む請求項18まは19記載の方法。 - 【請求項22】 前記重み付け係数は0と1の間の値を
有する請求項21記載の方法。 - 【請求項23】 前記重み付け係数は1/40である請
求項22記載の方法。 - 【請求項24】 前記休止値の指数的に重み付けされた
移動平均は、アイテムが確認されるにしたがって、一方
のシステム動作点から他方のシステム動作点への滑らか
な移動を与えるためにまるめられる請求項18または1
9記載の方法。 - 【請求項25】 前記滑らかな移動の速度はシステムの
追跡速度より遅い請求項24記載の方法。 - 【請求項26】 前記指数的に重み付けされた移動平均
は、色々なシステム動作変化についての補償を与えるよ
うに計算され得る請求項18または19記載の方法。 - 【請求項27】 補償は、ユニット老朽化、摩損、メン
テナンス手順による汚染、及び周囲温度変化に備えられ
る請求項26記載の方法。 - 【請求項28】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインク
ラスターを形成し、相対値を計算し、システム動作を制
御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項29】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、休止値及びシフト値を測定
し、指数的に重み付けされた移動平均及び相対値を計算
し、システム動作を制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項30】 本物のアイテムと贋物のアイテムを識
別するための、少なくとも1つのセンサー回路と処理及
び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法にお
いて、 複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムの各々の
少なくとも2つの特性のデータ特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記
検知データを変換する過程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わ
すデータ点のクラスターを形成するようにデータ点を選
択する過程と、 前記クラスターを記憶する過程と、 各々のクラスターについての中心データ点を限定する過
程と、 前記中心データ点からクラスター境界データ点までの距
離に比較して小さい偏差限界を限定する過程と、 各々のアイテムタイプについての反詐欺基準を限定する
過程と、 アイテムを検査し、前記アイテムについてのデータ点を
発生する過程と、 前記クラスターと前記アイテムデータ点を比較する過程
と、 そのデータ点が前記クラスターのどれにも匹敵しない場
合には、前記アイテムを排除し、前記排除されたアイテ
ムデータ点が前記反詐欺基準以内にある場合には、予め
決められた量だけ前記受納基準を制限する過程と、 そのデータ点がクラスター内にある場合には前記アイテ
ムを受納する過程と、 必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内のデ
ータ点を有する場合には、クラスターの前記中心データ
点を漸増または漸減させることによって前記受納基準を
修正する過程とからなる方法。 - 【請求項31】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、コインク
ラスターとして表わされる受納基準を限定し、反詐欺基
準を限定し、偏差限界を限定し、前記受納基準を制限ま
たは修正し、システム動作を制御する処理及び制御回路
と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項32】 本物のアイテムと贋物のアイテムを識
別するための、センサー回路と処理及び制御回路を有す
る通貨確認装置を動作させる方法において、 複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムから少な
くとも2つの特性のデータ特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記
検知データを変換する過程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わ
すデータ点のクラスターを形成するようにデータ点を選
択する過程と、 前記クラスターを記憶する過程と、 各々の本物のアイテムタイプについての反詐欺基準を限
定する過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、 前記少なくとも2つの特性に対応する各々のセンサーに
ついてのシフト値を測定することによりアイテムを検査
する過程と、 前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均
を計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値
を計算する過程と、 前記相対値に基づいた前記アイテムについてのデータ点
を発生する過程と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムのデータ点を
比較する過程と、 そのデータ点がクラスターに匹敵する場合には前記アイ
テムを受納し、匹敵が見い出されない場合には前記アイ
テムを排除する過程と、 排除されたアイテムデータ点があるアイテムタイプにつ
いての前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決めら
れた量だけそのアイテムタイプについての前記受納基準
を制限する過程とからなる方法。 - 【請求項33】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、受納基準
を限定し、相対値を計算し、反詐欺基準を限定し、前記
受納基準を制限し、システム動作を制御する処理及び制
御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項34】 本物のアイテムと贋物のアイテムを識
別するための、センサー回路と処理及び制御回路を有す
る通貨確認装置における方法において、 複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムの各々の
少なくとも2つの特性のデータ特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記
検知データを変換する過程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わ
すデータのクラスターを形成するようにデータ点を選択
する過程と、 前記クラスターを記憶する過程と、 各々のクラスターについての中心データ点を限定する過
程と、 前記中心データ点からクラスター境界データ点までの距
離に比較して小さい偏差限界を限定する過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、 前記少なくとも2つの特性に対応する各々のセンサーに
ついてのシフト値を測定することによりアイテムを検査
する過程と、 前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均
を計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値
を計算する過程と、 前記相対値に基づいた前記アイテムについてのデータ点
を発生する過程と、 そのデータ点が特定のタイプに対応するクラスター内に
ある場合には、そのタイプのものとして前記アイテムを
受納する過程と、 必要なだけ受納されたそのタイプのアイテムが前記偏差
限界以内のデータ点を有する場合には、クラスターの前
記中心データ点を漸増または漸減させることによって前
記受納基準を修正する過程とからなる方法。 - 【請求項35】 少なくとも2つのコイン特性に相当す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、受納基準
を形成し、偏差限界を設け、相対値を計算し、前記受納
基準を修正し、システム動作を制御する処理及び制御回
路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項36】 本物のアイテムと贋物のアイテムを識
別するための、少なくとも1つのセンサー回路と処理及
び制御回路を有する通貨確認装置を動作させる方法にお
いて、 複数の異なるアイテムタイプの本物のアイテムの各々の
少なくとも2つの特性のデータ特性を検知する過程と、 各々のアイテムタイプについての複数のデータ点に前記
検知データを変換する過程と、 各々の本物のアイテムタイプについての受納基準を表わ
すデータ点のクラスターを形成するようにデータ点を選
択する過程と、 前記クラスターを記憶する過程と、 各々のクラスターについての中心データ点及び反詐欺基
準を限定する過程と、 前記中心データ点からクラスター境界データ点までの距
離に比較して小さい偏差限界を設ける過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、 前記少なくとも2つの特性に対応する各々のセンサーに
ついてのシフト値を測定することによりアイテムを検査
する過程と、 前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均
を計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた前記未知のアイテムについての
相対値を計算する過程と、 前記相対値に基づいた前記アイテムについてのデータ点
を発生する過程と、 前記記憶されたクラスターと前記アイテムデータ点を比
較する過程と、 そのデータ点が前記クラスターのどれにも匹敵しない場
合には、前記アイテムを排除し、前記排除されたアイテ
ムデータ点がそのアイテムタイプについての反詐欺基準
以内にある場合には、予め決められた量だけアイテムタ
イプの前記受納基準を制限する過程と、 そのデータ点がクラスター内にある場合には前記アイテ
ムを受納する過程と、 必要なだけ受納されたそのタイプのアイテムが前記偏差
限界以内のデータ点を有する場合には、クラスターの中
心データ点を漸増または漸減させることによって前記受
納基準を修正する過程とからなる方法。 - 【請求項37】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、データ点を発生し、受納基準
と反詐欺基準と偏差限界とを限定し、相対値を計算し、
前記受納基準を制限または修正し、システム動作を制御
する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項38】 異なるタイプの本物のアイテムを確認
するために受納基準を利用し、該受納基準は中心点を有
する特性データからなる通貨確認装置を動作させる方法
において、 前記中心点から前記受納基準の境界までの距離に比較し
て小さい偏差限界を設ける過程と、 アイテムを検査し、前記アイテムについての特性データ
を発生する過程と、 前記受納基準と前記アイテムのデータ点を比較する過程
と、 排除されたアイテム特性データがあるアイテムについて
の前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決められた
量だけそのアイテムタイプについての前記受納基準を制
限する過程と、 その特性データがそのタイプに対応する受納基準以内に
ある場合には、前記アイテムを受納する過程と、 必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内の特
性データを有する場合には、前記中心点を漸増または漸
減させることによって前記受納基準を修正する過程とか
らなる方法。 - 【請求項39】 さらに、 排除されたアイテムが受納基準の修正を引き起こす場合
には、アイテムタイプについての詐欺モードフラグをセ
ットする過程と、 そのアイテムタイプについての詐欺モードカウンターを
クリアする過程と、 同じタイプの本物のアイテムが検出され、かつ前記詐欺
モードフラグがセットされた場合には、前記詐欺モード
カウンターを漸増させる過程と、 前記詐欺モードカウンターが予め決められたスレショー
ルド値に達した場合には、前記詐欺モードフラグをクリ
アする過程と、 前記詐欺モードフラグがクリアされた場合には、前記ア
イテムの前記受納基準をその非制御位置に戻す過程とを
含む請求項38記載の方法。 - 【請求項40】 前記反詐欺基準、前記偏差限界及び予
め決められたスレショールド値は調整可能である請求項
39記載の方法。 - 【請求項41】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、反詐欺基準及び偏差限界を限
定し、前記受納基準を制限または修正し、システム動作
を制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項42】 異なるタイプの本物のアイテムに対応
する受納基準を利用する、少なくとも1つのセンサー回
路と処理及び制御回路を有する通貨確認装置を動作させ
る方法において、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、 前記センサーのシフト値を測定することによりアイテム
を検査する手段と、 前記休止値に基づいた指数的に重み付けされた移動平均
を計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた前記未知のアイテムについての
相対値を計算する過程と、 前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性デー
タを発生する過程と、 前記受納基準と前記アイテム特性データを比較する過程
と、 前記排除されたアイテムの特性データが前記反詐欺基準
以内にある場合には、予め決められた量だけアイテムタ
イプについての受納基準を制限する過程とからなる方
法。 - 【請求項43】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、反詐欺基準を限定し、相対値
を計算し、前記受納基準を制限し、システム動作を制御
する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項44】 異なるタイプの本物のアイテムに対応
しかつ中心点を有する特性データからなる受納基準を利
用する、少なくとも1つのセンサー回路と処理及び制御
回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において、 前記中心点から前記受納基準の境界までの距離に比較し
て小さい偏差限界を設ける過程と、 反詐欺基準を限定する過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、 前記センサーのシフト値を測定することによりアイテム
を検査する手段と、 前記休止値に基づいた、指数的に重み付けされた移動平
均を計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値
を計算する過程と、 前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性デー
タを発生する過程と、 前記受納基準と前記アイテムの特性データを比較する過
程と、 その特性データが前記受納基準外にある場合には前記ア
イテムを排除し、前記排除されたアイテムの特性データ
が前記反詐欺基準以内にある場合には、予め決められた
量だけアイテムタイプについての受納基準を制限する過
程と、 その特性データが受納基準以内にある場合には前記アイ
テムを受納し、必要なだけ受納されたアイテムが前記反
詐欺基準以内の特性データを有する場合には、前記中心
点を漸増または漸減させることによって前記受納基準を
修正する過程とからなる方法。 - 【請求項45】 異なるタイプの本物のアイテムに対応
しかつ中心点を有する特性データからなる受納基準を利
用する、少なくとも1つのセンサー回路と処理及び制御
回路を有する通貨確認装置を動作させる方法において、 前記中心点から前記受納基準の境界までの距離に比較し
て小さい偏差限界を設ける過程と、 各々のセンサーについての休止値を測定する過程と、 前記センサーのシフト値を測定することによりアイテム
を検査する過程と、 前記休止値に基づいた、指数的に重み付けされた移動平
均を計算する過程と、 前記シフト値、前記休止値及び前記指数的に重み付けさ
れた移動平均に基づいた前記アイテムについての相対値
を計算する過程と、 前記相対値に基づいた前記アイテムについての特性デー
タを発生する過程と、 その特性データが特定のタイプに対応する受納基準以内
にある場合には、そのタイプのものとして前記アイテム
を受納する過程と、 必要なだけ受納されたアイテムが前記偏差限界以内の特
性データを有する場合には、前記中心点を漸増または漸
減させることによって前記受納基準を修正する過程とか
らなる方法。 - 【請求項46】 少なくとも2つのコイン特性に対応す
るデータを検知する誘導センサーと、 前記センサーに接続され、相対値を計算するための偏差
限界を限定し、前記受納基準を修正し、システム動作を
制御する処理及び制御回路と、 前記処理及び制御回路に接続されたメモリー手段と、 検査されたアイテムからの検知データと前記記憶された
コインクラスターを比較する比較回路構成要素と、 前記処理及び制御回路の制御下で、そのデータが記憶さ
れたコインクラスターのデータに匹敵するコインを受納
し、そのデータが匹敵しないアイテムを排除するゲート
手段とからなるコイン確認装置。 - 【請求項47】 前記処理及び制御回路は、マイクロプ
ロセッサーと、不揮発性メモリーからなるメモリー手段
とを含む請求項9、10、16、17、28、29、3
1、33、35、37、41、43または46記載の装
置。 - 【請求項48】 n次元空間におけるベクトルを限定す
るために、あるアイテムについてn個(nは1より大き
い整数)の独立した測定量が作られる通貨アイテム確認
方法であって、記憶された索引テーブルがその中に前記
ベクトルが記憶されているかどうかを確認するために照
合される方法において、その確認結果により前記アイテ
ムが本物であるとみなす過程からなる方法。 - 【請求項49】 コイン、紙幣または通貨アイテム確認
装置において、規定金種の本物のアイテムと本物でない
アイテムとを識別するためのアイテム受納クラスターを
設置する方法であって、 第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置す
る過程と、 第2のアイテム特性についての第2の受納限界を設置す
る過程と、 前記第1の受納限界及び第2の受納限界に基づいた、規
定アイテム金種についての2次元空間アイテム受納クラ
スターを限定する過程と、 既知の本物でないアイテムを排除するために前記アイテ
ム受納クラスターを選択的に修正する過程とからなる方
法。 - 【請求項50】 コイン、紙幣または通貨アイテム確認
装置において、規定金種の本物のアイテムと本物でない
アイテムとを識別するためのアイテム受納クラスターを
設置する方法であって、 第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置す
る過程と、 第2のアイテム特性についての第2の受納限界を設置す
る過程と、 第3のアイテム特性についての第3の受納限界を設置す
る過程と、 前記第1の受納限界と第2の受納限界と第3の受納限界
に基づいた、規定アイテム金種についての3次元空間ア
イテム受納クラスターを限定する過程と、 既知の本物でないアイテムを排除するために前記アイテ
ム受納クラスターを選択的に修正する過程とからなる方
法。 - 【請求項51】 さらに、3次元的索引テーブルに前記
アイテム受納クラスターについてのデータを記憶する過
程を含む請求項50記載の方法。 - 【請求項52】 前記索引テーブルにおける前記データ
がソートされている請求項51記載の方法。 - 【請求項53】 コイン、紙幣または他の通貨アイテム
確認装置において、いくつかのタイプの有効でないアイ
テムに応答してアイテム受納基準を変更する方法であっ
て、 第1のアイテム特性についての第1の受納限界を設置す
る過程と、 未知のアイテムの第1の特性を検知する過程と、 前記未知のアイテムの第1の特性の検知に応答して第1
の出力信号を発生する過程と、 前記第1の出力信号と前記第1の受納限界の差を計算す
る過程と、 前記第1の出力信号値が前記第1の限界を越え、かつ前
記第1の出力信号値と前記第1の受納限界の差が予め決
められた量より小さい場合に、前記第1の受納限界を修
正する過程とからなる方法。 - 【請求項54】 前記第1の受納限界を修正する過程
が、さらに、前記第1の出力信号値から離れる方へ前記
第1の受納限界値を移動させる過程を含む請求項53記
載の方法。 - 【請求項55】 コインセンサー回路を有するコイン、
紙幣または他の通貨アイテム確認装置において、アイテ
ム受納限界を調整するための方法であって、 前記コインセンサー回路を使用して、複数の規定金種の
既知の本物のアイテムを検査する過程と、 各々の規定金種の本物のアイテムについての第1の出力
信号であって、それぞれの本物のアイテムの第1の特性
を表わす第1の出力信号を発生する過程と、 前記第1の出力信号の全部の関数に基づいた第1の基準
値を計算する過程と、 前記第1の基準値に基づいた、前記第1のアイテム特性
についての第1の受納限界を設置する過程と、 前記コインセンサー回路を使用して前記装置において未
知のアイテムを検査する過程と、 前記未知のアイテムの検査に応答して、前記未知のアイ
テムの第1の特性を表わす第2の出力信号を発生する過
程と、 前記第2の出力信号値と前記第1の受納限界の差を計算
する過程と、 前記基準値及び前記第1の受納限界間に第1の偏差限界
を設ける過程と、 前記第2の出力信号値が前記第1の受納限界及び前記第
1の偏差限界の両方より小さい場合に、前記第1の受納
限界を修正する過程とからなる方法。 - 【請求項56】 前記第1の受納限界を修正する過程が
前記基準値を調整する過程を含む請求項55記載の方
法。 - 【請求項57】 さらに、 前記基準値に関して前記第1の受納限界と対称的に配置
される、第1の基準値に基づいた第2の受納限界を設置
する過程と、 前記第2の出力信号値と前記第1の受納限界の差を計算
する過程と、 前記基準値及び前記第2の受納限界間に第2の偏差限界
を設ける過程と、 前記第2の出力信号値が前記第2の受納限界及び前記第
2の偏差限界の両方より小さい場合に、前記第2の受納
限界を修正する過程とを含む請求項55または56記載
の方法。 - 【請求項58】 前記センサーは、その周波数がアイテ
ム特性を表わす信号を発生する請求項40乃至49のい
ずれかに記載の方法。 - 【請求項59】 請求項1乃至8、11乃至15、18
乃至27、30、32、34、36、38乃至40、4
2、44、45および48乃至58のいずれかによる方
法の各過程を実行するための手段を有する装置。
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