JPH07271703A - 単一の集積化回路チップ上に集積化されたscsiコントローラおよびイーサネットコントローラを含む装置 - Google Patents

単一の集積化回路チップ上に集積化されたscsiコントローラおよびイーサネットコントローラを含む装置

Info

Publication number
JPH07271703A
JPH07271703A JP7008423A JP842395A JPH07271703A JP H07271703 A JPH07271703 A JP H07271703A JP 7008423 A JP7008423 A JP 7008423A JP 842395 A JP842395 A JP 842395A JP H07271703 A JPH07271703 A JP H07271703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethernet
scsi
pin
output
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7008423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3976803B2 (ja
Inventor
Chih-Siung Wu
チー−シウン・ウー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advanced Micro Devices Inc
Original Assignee
Advanced Micro Devices Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advanced Micro Devices Inc filed Critical Advanced Micro Devices Inc
Publication of JPH07271703A publication Critical patent/JPH07271703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3976803B2 publication Critical patent/JP3976803B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00361Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/12Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
    • G06F13/124Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine
    • G06F13/128Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine for dedicated transfers to a network

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SCSIおよびイーサネットアダプタボード
のコンポーネントを単一のチップ上に統合してPCIロ
ーカルバス上で使用するための統合されたイーサネット
−SCSIコントローラを形成すること。 【構成】 このSCSIコントローラおよびイーサネッ
トコントローラを含む装置は、複数のVSS3Bピン接
続を含み、このVSS3Bピンの1つに1つの入力バッ
ファのみを接続する複数の接続ラインを含む。この装置
はアナログ回路部分(302)とデジタル制御回路部分
(304)とを含む。この装置はさらに、アナログ回路
部分(302)と、デジタル制御回路部分(304)
と、デジタルI/Oバッファ部分(306)と、複数の
シリコン制御整流器とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明はPCI(周辺コンポーネント
相互接続)ローカルバスとインタフェースするパーソナ
ルコンピュータで使用されるSCSI(スモールコンピ
ュータシステムインタフェース)およびイーサネットア
ダプタボードに関する。より特定的には、この発明はS
CSIおよびイーサネットアダプタボードの単一チップ
との置換えに関する。
【0002】
【先行技術の説明】PCIローカルバスは多重化アドレ
スおよびデータ線を有する高性能32ビットまたは64
ビットバスである。図1に例示されるように、PCIロ
ーカルバス100はSCSIアダプタボード102、イ
ーサネットアダプタボード104、およびプロセッサ/
メモリシステム106などの周辺コントローラコンポー
ネント間の相互接続機構としての使用が意図されてい
る。1993年4月30日発効のPCIローカルバス仕
様書、Rev.2.0は、PCIローカルバスコンポー
ネントおよび拡張ボードのためのプロトコル要件、電気
的要件、機械的要件、および構成要件を含む。PCIロ
ーカルバス仕様書に関するさらなる情報は、PCIスペ
シャル・インタレスト・グループ(Special Interest G
roup)、M/SHF3−15A、5200NEイーラム
・ヤング・パークウェイ(Elam Young Parkway)、ヒル
ズバラ(Hillsboro )、OR97124−6497から
入手可能である。
【0003】イーサネットはパーソナルコンピュータネ
ットワーク化の規格である。イーサネットアダプタボー
ドはネットワーク上で信号を送受信するためのコンポー
ネントを与え、それが属するパーソナルコンピュータが
他のパーソナルコンピュータとネットワーク化されるこ
とを可能にする。イーサネットアダプタボード上のPC
Iバスインタフェースユニットは、アダプタボードをC
PUが属するPCIローカルバスとインタフェースさせ
る。PCIバスインタフェースユニットはデジタル信号
を与えてPCIローカルバスを制御することが可能であ
る。
【0004】SCSIはユーザがパーソナルコンピュー
タにCD−ROMおよび高容量ディスクドライブなどの
周辺デバイスを最大7つ容易に加えることを可能にする
規格である。パーソナルコンピュータのSCSIアダプ
タボードは、周辺装置が属するSCSIバスにデジタル
アドレス、データ、および制御信号を与える。SCSI
アダプタボード上のPCIバスインタフェースユニット
はアダプタボードをCPUが属するPCIローカルバス
とインタフェースさせる。PCIバスインタフェースユ
ニットはデジタル信号を与えてPCIバスを制御するこ
とが可能である。
【0005】以前、メーカーは別個のアダプタボード上
に間隔をおいて設けられたイーサネットおよびSCSI
コンポーネントを提供した。PCIおよびSCSIバス
上で送受信されるデジタル信号に対する高電流要件はデ
ジタル信号が大きなノイズを発生し得ることを意味す
る。位相ロックループ(PLL)回路などのイーサネッ
トコントローラの感度のよいアナログコンポーネントで
は、そのようなノイズはイーサネットおよびSCSIア
ダプタボードのコンポーネントの統合を妨げてきた。
【0006】
【発明の概要】この発明はデジタル信号によって発生さ
れたノイズを低減することによってSCSIおよびイー
サネットアダプタボードコンポーネントの統合を可能に
し、結果として非常に安定したアナログ回路をもたらす
ものである。
【0007】この発明はSCSIおよびイーサネットア
ダプタボードのコンポーネントを単一のチップ上に統合
し、PCIローカルバス上で使用するための統合された
SCSI−イーサネットコントローラを形成するもので
ある。
【0008】この発明はまず統合されたSCSI−イー
サネットコントローラのデジタル出力バッファに接続さ
れたVSSピン上のグラウンドバウンスを低減することに
よってノイズを低減する。VSSピン上のグラウンドバウ
ンスは、継続的に電流を切換える大出力バッファを支持
するためにVDDピンより実質的に多いVSSピンを与え
ることによってまず低減され、各VSSピンはピン近くの
ローカルエリアの制限された数のバッファを支持する。
各VSSピンが吸込まなければならない電流が減り、VSS
ピンまでのライン長が制限されたことによりインダクタ
ンスが減り、結果としてグラウンドバウンスが低減され
る。グラウンドバウンスをさらに低減するために、各出
力バッファからVSSピンへ別々のラインが与えられる。
別々のラインを使用することによって、複数のバッファ
が一緒に切換わる場合に生じるグラウンドバウンスが低
減される。
【0009】この発明はさらに信号遷移の間の時間にわ
たる電流の変化(di/dt)を制限するデジタル出力
バッファのための回路を使用することによってノイズを
低減する。di/dtを制限することによって、インダ
クタンスのためにアナログ回路で生じるノイズは同様に
制限される。
【0010】この発明は付加的に電流密度がアナログ回
路から離れる方向に増大するように、デジタル制御回路
をトポロジカルに構成することによってノイズを低減す
る。
【0011】最後に、この発明はデジタルコンポーネン
トとアナログコンポーネントとの間でノイズを伝送し得
る別個のアナログ電源とデジタル電源との間の不必要な
電流の流れを妨げることによってノイズを低減する。ア
ナログ電源とデジタル電源との間のこのような電流の流
れはシリコン制御整流器(SCR)を使用することによ
って妨げられる。SCRは電源間に置かれる。SCRは
デジタル電源とアナログ電源との間の電流の流れを可能
にし、1つの電源しかターンオンされていない場合には
ラッチアップを防ぐ。
【0012】この発明のさらなる詳細は添付の図面を参
照して説明される。
【0013】
【好ましい実施例の説明】図2はPCIローカルバスに
結合された、この発明の組合されたイーサネット−SC
SIコントローラのコンポーネントのブロック図であ
る。組合されたイーサネット−SCSIコントローラの
SCSI部分は、ファーストSCSI−2コア200、
バスマスタDMAエンジン202、およびPCIバスイ
ンタフェースユニット204を含み、ここではこれらを
まとめてSCSIコントローラと呼ぶ。ファーストSC
SI−2コア200は10MB/secの伝送速度を有
するシングルエンドのSCSIを支持する8ビットSC
SIインタフェースを与える。バスマスタDMAエンジ
ン202は133MB/sec速度でPCIローカルバ
スを横切るバーストモードでの32ビット伝送のための
96バイトFIFOを含む。PCIバスインタフェース
ユニット204は構成スペースおよびPCIマスタ/ス
レーブインタフェースを含み、この発明の組合されたイ
ーサネット−SCSIコントローラのSCSI部分およ
びイーサネット部分の双方によって使用される組合され
たPCIコントローラである。別個のSCSIおよびイ
ーサネットPCIバスインタフェースユニットを単一の
PCIバスインタフェースユニット204に組合せる1
つの方法は、1995年1月18日に提出された「集積
回路およびコンピュータアップグレード方法」と題され
る特願平7−5466において記載されており、この出
願を引用により援用する。
【0014】32ビットイーサネット部分は組合された
PCIバスインタフェースユニット204を使用し、D
MAバッファ管理ユニット210と、個々の136バイ
ト送信FIFO212と、128バイト受信FIFO2
14と、FIFOコントローラ216と、IEEE80
2.3に規定されたAUI(アタッチメントユニットイ
ンタフェース)および10BASE−T MAU(メデ
ィアアタッチメントユニット)を支持するIEEE80
2.3に規定されたMAC(メディアアクセスコントロ
ール)コア218とをさらに含み、これらをここではま
とめてイーサネットコントローラと呼ぶ。
【0015】この発明の組合されたイーサネット−SC
SIコントローラは、132ピンプラスチックカッドフ
ラットパック(PQFP)で使用できるチップ上に集積
化される。組合されたイーサネット−SCSIコントロ
ーラチップはパーソナルコンピュータのマザーボード上
での使用が意図されている。イーサネット−SCSIコ
ントローラチップはマザーボード上に直接設置され、P
CIローカルバス、SCSIバス、およびイーサネット
トランシーバに結合される。チップへのSCSI CL
K入力はやはりマザーボード上に設置されたSCSIク
リスタルによって与えられる。
【0016】図3はこの発明の組合されたイーサネット
−SCSIコントローラを含むことが可能な132ピン
PQFPのためのピンアウト300を示す。例示される
ように、ピン接続はチップ上の回路のレイアウトがデジ
タル制御回路304およびデジタルI/Oバッファ回路
306とは別個に設けられるアナログ部分302を含む
ように配列される。表1および2はピン名とそのピンの
機能の簡単な説明を列挙したものである。ピン名は以下
の表1および2のPCIバスインタフェース、イーサネ
ットインタフェース、SCSIインタフェース、電源、
またはその他の機能にそのピンが使用されるかどうかを
示すように構成されている。表に列挙されたピンのより
詳細な説明は付録Aに含まれる。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】 デジタル回路304および306から分離された図3の
アナログ回路302でも、デジタル回路の電流は位相ロ
ックループ(PLL)などのアナログ回路302の感度
のよいコンポーネントに大きなノイズを生じ、問題とな
る。したがって、以下に説明されるようにアナログ回路
302のノイズを低減するために付加的な手段が講じら
れる。
【0019】[A.デジタル出力バッファのための局在
化されたVSS]図3のアナログ回路302のノイズは
デジタルI/Oバッファ回路306に含まれるPCIお
よびSCSI出力バッファの電流切換から発生し得る。
PCIインタフェースはAD[31:0]、C/BE
[3:0]、およびPARピンに結合された大出力バッ
ファを含み、各ピンはほぼクロックサイクル毎に電流を
切換える出力バッファに接続され、これらのピンはPC
Iローカルバス仕様書、Rev.2.0によって必要と
される最大電流を運ぶ。SCSIインタフェースはまた
表のSCSIインタフェースの欄に列挙されたすべての
ピンに接続された大出力バッファを含み、各大出力バッ
ファはほぼクロックサイクル毎に電流を切換え、最大4
8ミリアンプ信号を受信する。
【0020】同時に切換わるいくつかの大PCIまたは
SCSI出力バッファでは、アナログ回路302にノイ
ズ電流をもたらす大きなグラウンドバウンスが生じ得
る。グラウンドバウンスが生じるのは、部分的には通常
は集積回路で使用されるソースピンの受信された電流を
効果的に吸込む能力に制限があるためである。
【0021】グラウンドバウンスを低減するために、こ
の発明はまず対応のドレイン電圧ピンVDDBおよびV
DD3Bより実質的に大きい大PCIおよびSCSI出
力バッファを支持する多数のVSSBおよびVSS3B
ピンを使用する。VSS3BおよびVDD3Bピン接続
は、AD[32:0]、C/BE[3:0]およびPA
Rピンに接続された大PCI出力バッファのみを支持す
る。VSSBおよびVDDBピン接続は表のSCSIイ
ンタフェースの欄に列挙されたピンに接続された大SC
SI出力バッファのみを支持する。
【0022】グラウンドバウンスは付加的なVSSBお
よびVSS3Bピンによって支持される大出力バッファ
の数を制限することによってさらに低減される。図3の
ブロック311−318および321−323はVSS
BおよびVSS3Bピンならびにそれらが支持する出力
バッファピンを示す。ブロック311−318によって
示されるように、各VSS3Bピンは最大5つの出力バ
ッファを支持する。ブロック321−323によって示
されるように、各VSSBピンは最大6つの出力バッフ
ァを支持する。
【0023】グラウンドバウンスをさらに低減するため
に、図3のブロック311−318および321−32
3によって付加的に例示されるように、個々のVSSB
またはVSS3Bピンによって支持される大出力バッフ
ァは個々のピンを取巻く局所領域に配置される。出力バ
ッファをその接地ピン近くに配置することにより、イン
ダクタンスを生じるライン長は低減され、同様にグラウ
ンドバウンスを制限する。
【0024】図4は大PCI出力バッファに接続された
VSS3Bピンに対してグラウンドバウンスを低減する
2つの付加的な方法を例示する。まず、ライン長をさら
に制限し、かつインダクタンスを低減するために、VS
S3Bピン420はそれが支持する大出力バッファ41
1−414の中で中心に配置される。この態様でさらに
インダクタンスを低減することによって、グラウンドバ
ウンスは同様にさらに低減される。第2に、個々の出力
バッファ411−415からVSS3Bピン420へ電
力を運ぶために個々のライン401−405が設けられ
る。単一の電力ラインの代わりに別個のラインを使用す
ることによって、複数の出力バッファが一緒に切換わる
場合に生じるグラウンドバウンスは低減される。
【0025】[B.デジタル出力バッファの制限された
di/dt]この発明はPCIおよびSCSI出力バッ
ファによって涌出されかつ吸込まれる電流の変化(di
/dt)を制限し、図3のアナログ回路302に影響を
及ぼすノイズを低減する回路をさらに提供する。図5は
この発明の出力バッファ500のための回路、およびそ
の回路のための論理図502を示す。
【0026】論理図502に示されるように、この発明
の出力バッファはインバータ504の入力でデータ信号
(DIN)を受信し、インバータ506の入力で可能化
信号(EIN)を受信する。インバータ504の出力は
トライステートバッファ508の入力になり、このトラ
イステートバッファはインバータ506の出力からのロ
ー信号によって可能化される。トライステートバッファ
508の出力はこのようにEIN信号によって可能化さ
れるDIN信号に対応する出力信号(OUT)を発生す
る。
【0027】論理図502を実現し、di/dtを制限
するための回路を与えるために、この発明の回路500
は3つのトライステートバッファ540、550および
560を含み、これらのバッファは3つの遅延部51
0、520および530によってそれぞれ駆動される。
これらの部のコンポーネントおよびその動作を以下に説
明する。
【0028】1.遅延部510、520および530 DINおよびEIN信号は第1の遅延部510によって
受信される。第1の遅延部510は遅延素子512を使
用してDIN信号を遅延させ、一方EIN信号は素子5
14を使用して遅延される。遅延素子512は直列に接
続された2つのインバータ512aおよび512bなら
びに200オームの抵抗器512cを含む。遅延素子5
14は素子512と同一である。
【0029】抵抗器512cは2つのインバータ512
aおよび512bと直列に使用され、処理のばらつきを
相殺してより平滑な出力di/dtを与える。この処理
のばらつきによりインバータ512aおよび512bの
トランジスタならびに第1のトライステートバッファ5
40のトランジスタのためのゲート酸化物層の厚みのば
らつきを生じる。インバータ512aおよび512bの
トランジスタのより薄い酸化物層はキャパシタンスを低
減し、ゆえに速度を上昇させるが、より厚い酸化物層は
速度低下をもたらす。インバータ512aおよび512
bの遅延のばらつきにより、出力バッファ500のdi
/dtの電位上昇が生じる。
【0030】酸化物層の処理のばらつきを相殺するため
に、インバータ512aおよび512bと直列に抵抗器
512cが利用される。より薄い酸化物層がインバータ
512aおよび512bのキャパシタンスを減少させ、
その速度を上昇させるのと異なり、より薄い酸化物層は
第1のトライステートバッファ540の入力の寄生容量
を増大させる。トライステートバッファ540の入力で
寄生容量と組合せて作用する抵抗器512cは速度を減
じるRC時間遅延を形成し、インバータ512aおよび
512bの速度上昇を相殺する。酸化物の厚みが増す
と、インバータ512aおよび512bは速度を減じる
が、抵抗器512cおよびトライステートバッファ54
0の寄生入力容量から生じるRC遅延は速度を上昇させ
る。このように、インバータ512aおよび512bと
直列の抵抗器512cを使用することによって、処理の
ばらつきによるdi/dtの上昇が妨げられる。
【0031】第1の遅延部510の出力はまた第2の遅
延部520へ送られ、この第2の遅延部は第1の遅延部
510と同様に、2組の直列に接続された2つのインバ
ータと200オームの抵抗器とを含む。第1の遅延部5
10の回路と同様に、第2の遅延部520はインバータ
と直列の抵抗器を含み、ゲート酸化物層の処理のばらつ
きを相殺する。
【0032】第2の遅延部520の出力はまた第3の遅
延部530に送られ、第3の遅延部もまた第1および第
2の遅延部510および520と同様に、2組の直列に
接続されたインバータと200オームの抵抗器とを含
み、抵抗器は処理のばらつきを相殺するために使用され
る。
【0033】2.トライステートバッファ部540、5
50および560 第1の遅延部510の出力は第1のトライステートバッ
ファ540への入力になる。第1のトライステートバッ
ファ540はpチャネルプルアップトランジスタ541
およびnチャネルプルダウントランジスタ542を含
む。プルアップトランジスタ541のソースはVDDB
またはVDD3Bに接続され、そのドレインは出力バッ
ファ500の出力(OUT)を形成するトランジスタ5
42のドレインに接続される。トランジスタ542のソ
ースはVSSBまたはVSS3Bに接続される。
【0034】プルアップトランジスタ541のゲートは
NANDゲート543の出力に接続され、NANDゲー
ト543の入力は第1の遅延部510の出力に接続され
る。プルダウントランジスタ542のゲートはNORゲ
ート544の出力に接続され、NORゲート544の入
力は第1の遅延部510の出力に接続されるが、EIN
出力はインバータ545によって反転される。
【0035】トランジスタ546および547はプルア
ップトランジスタ541およびプルダウントランジスタ
547のターンオンまたはターンオフ時に電流の増大を
遅くするために与えられ、それによって出力(OUT)
上のdi/dtを増大させる電流スパイクを低減する。
トランジスタ546はNANDゲート543のプルアッ
プトランジスタと関連して動作し、一方トランジスタ5
47はNORゲート544のプルダウントランジスタと
関連して動作する。pチャネルトランジスタ546のソ
ースはVDD3BまたはVDDBに接続され、ドレイン
はプルアップトランジスタ541の入力に接続される。
トランジスタ546のゲートは第1の遅延部510のD
IN出力に接続される。nチャネルトランジスタ547
のソースはVSS3BまたはVSSBに接続され、ドレ
インはプルダウントランジスタ542の入力に接続され
る。トランジスタ547のゲートは第1の遅延部510
のDIN出力に接続される。
【0036】第2の遅延回路520の出力は第2のトラ
イステートバッファ550の入力に送られる。第2のト
ライステートバッファ550は第1のトライステートバ
ッファ540に類似の回路コンポーネントを有し、入力
は第1のトライステートバッファ540が第1の遅延部
510に接続されるのと同じ態様で第2の遅延部520
のDINおよびEIN出力に接続され、出力は第1のト
ライステートバッファ540と同じ態様でOUTに接続
される。
【0037】第3の遅延部530の出力は第3のトライ
ステートバッファ560に与えられる。第3のトライス
テートバッファ560は第1および第2のトライステー
トバッファ540および550に類似の回路コンポーネ
ントを有し、入力は第1および第2のトライステートバ
ッファ540および550が第1および第2の遅延部5
10および520に接続されるのと同じ態様で第3の遅
延部530のDINおよびEIN出力に接続され、出力
は第1および第2のトライステートバッファ540およ
び550と同じ態様でOUTに接続される。
【0038】3.電流を涌出させる出力バッファ500
を使用した動作 動作において、まずハイOUT信号が与えられる場合を
みる。したがって、DIN信号およびEIN信号の双方
がハイに切換えられていると仮定する。DINおよびE
INがハイの状態で、第1の遅延部510の出力はハイ
になり、NANDゲート543およびNORゲート54
4の双方の出力をローにする。さらにDINがハイの状
態で、トランジスタ546はターンオフし、一方トラン
ジスタ547はターンオンする。NANDゲート543
の出力がローであり、トランジスタ546がオフの状態
で、プルアップトランジスタ541はターンオンし、出
力(OUT)をハイにする。NORゲート544の出力
がローであり、トランジスタ547がオンの状態では、
プルダウントランジスタ542はオフのままである。
【0039】第2の遅延部520による短い時間遅延の
後、第2のトライステートバッファ550のプルアップ
トランジスタ551はターンオンし、出力(OUT)に
電流を付加的に与える。再び、第3の遅延部530によ
る別の短い遅延の後、第3のトライステートバッファ5
60のプルアップトランジスタ561はターンオンし、
出力(OUT)に付加的な電流を与える。
【0040】図6は図5に示される遅延部510、52
0および530を有する3つの別個のトライステートバ
ッファ540、550および560を使用することによ
って、どのようにdi/dtの減少が達成されるかを例
示する。曲線602は電流レベルAに到達するように設
計された単一のトライステートバッファを使用する出力
バッファの電流(I)対時間(t)の変化を表わす。出
力が図5に示される遅延部520および530によって
遅延された状態で3つの別個のトライステートバッファ
540、550および560を使用することによって、
より長い時間をかけて、曲線604を点Bで同じ電流レ
ベルに到達するように、したがってdi/dtを減少さ
せるように維持することが可能である。トランジスタサ
イズは図5の出力バッファ回路500に対して示されて
いることに注意されたい。このサイズはトライステート
バッファ541、551および561のプルアップトラ
ンジスタが徐々にサイズが大きくなり、やはり徐々に電
流が上昇し、di/dtを減少させることを可能にする
ことを示す。
【0041】図6のボックス606の破線によって示さ
れる、di/dtを増大させる電流スパイクは、第2お
よび第3のトライステートバッファ550および560
のターンオンの間に生じ得る。この発明の回路500は
各トライステートバッファにおいて546および547
のようなトランジスタを使用することによって電流スパ
イクを防ぎ、これらのトランジスタは、上述のように、
ターンオン時の各トライステートバッファの電流の上昇
を遅くする。
【0042】4.電流を吸込む出力バッファ500を使
用する動作 次にローOUT信号が与えられる場合をみる。まずDI
N信号はローに切換わり、EIN信号はハイのままであ
ると仮定する。DINがローであり、EINがハイの状
態で、遅延部510はNANDゲート543およびNO
Rゲート544の双方の出力をハイに切換える類似の信
号を与える。さらに、トランジスタ546はターンオン
し、一方トランジスタ547はターンオフする。NOR
ゲート544の出力がハイであり、トランジスタ547
がオフの状態で、プルダウントランジスタ542はター
ンオンし、出力(OUT)上の電流を吸込む。NAND
ゲート543の出力がハイであり、トランジスタ546
がオンの状態で、プルアップトランジスタ546はター
ンオフする。3つの別々のトライステートバッファ部
に、順にサイズが大きくなっていく、それぞれの遅延後
にターンオンするプルダウントランジスタ542、55
2および562を設けることによって、吸込まれた電流
は必要とされる量まで徐々に増大し、di/dtおよび
グラウンドバウンスを低減する。
【0043】3つのトライステートバッファ540、5
50および560の各々の、546および547などの
トランジスタはまた、付加的なトライステートバッファ
状態がローに切換わった場合に、ちょうどそれらが上述
のようにハイに切換わった場合のように、di/dtの
低減を可能にする。547などのトランジスタは544
などのNORゲートのプルダウントランジスタと関連し
て動作し、542などのプルダウントランジスタがター
ンオンしているときに時間に対する電流の減少(di/
dt)を可能にし、それによって図3のアナログ部30
2のグラウンドバウンスを低減し、ノイズを制限する。
【0044】トライステートバッファ540、550お
よび560の各々の、546および547などのトラン
ジスタはまた、出力(OUT)がハイからローへ、また
はローからハイへ遷移する場合のクローバー効果を防
ぐ。第2および第3の遅延素子520および530は第
2および第3のトライステートバッファ550および5
60のプルアップトランジスタ551および561のタ
ーンオフを遅延させるので、プルアップトランジスタ5
51および561がオンのままであれば、プルダウント
ランジスタ542が電流を吸込もうとするときにクロー
バー効果が発生し得る。トランジスタ546および54
7などのトランジスタはしたがって図5に示されるよう
にサイズ決めされ、トランジスタ542のターンオンを
遅延させ、そのようなクローバー効果を防ぐ。546お
よび547などのトランジスタは、トライステートバッ
ファ出力がハイからローに切換わる場合、およびローか
らハイへ切換わる場合の双方においてそのようなクロー
バー効果を防ぐ。
【0045】このように、この発明の組合されたイーサ
ネット−SCSIコントローラで出力バッファ回路50
0を使用することによって、電流の変化の速度(di/
dt)は涌出された電流のノイズを低減するとともに、
吸込まれた電流のグラウンドバウンスを制限するように
制御される。
【0046】3.3または5.0のいずれのボルト出力
が必要とされるかを自動感知するための機構を与えるこ
と、およびそのような自動感知に従って出力を与えるこ
とを含む、出力バッファ回路500を向上させるための
さらなる情報は、同日に提出されたウー(Wu)他によ
る、「自動感知回路および信号バスとインターフェース
するための方法」と題された特許出願において開示され
ており、この出願を引用により援用する。
【0047】[C.コンポーネントのトポロジカルな構
成]図3のアナログ回路302で生じるノイズの別の源
はデジタル制御回路304を流れる電流である。図7に
例示されるように、そのようなノイズを低減するため
に、この発明は電流密度が矢印700によって示される
ようにアナログ回路302から離れる方向に増大するよ
うに、デジタル制御回路304のコンポーネントをトポ
ロジカルに構成する。加えて、アナログ回路302はデ
ジタル回路からのノイズを防ぐようにトポロジカルに構
成される。デジタル回路の電流の流れによるノイズを低
減するための回路の構成を以下に説明する 1.チップ回路の全体的な構成 図8は組合されたイーサネット−SCSIコントローラ
を含む集積化された回路チップ800のスケールレイア
ウトを示す。チップ800は各辺が約300から400
ミルであり、その回路を規定するために0.8ミクロン
の二重金属処理が使用される。領域801、803、8
05および807の周りはそれらをより強調するように
白く帯状に塗られている。チップダイはパッケージ30
2に実装された場合回路側を下に向ける。したがって、
図8のピンアウトは図3に示されたものの鏡像である。
ピン番号99のためのボンディングパッドは、たとえ
ば、図8に示されたレイアウトの左端の一番上近くに位
置決めされ、一方ピン番号99のための対応のボンディ
ングパッドは(XTAL2)図3に示されたパッケージ
ピンアウトの右端の一番上近くに位置決めされる。
【0048】イーサネットアナログ領域801とイーサ
ネットデジタル制御領域803との組合せは一般に図8
の正方形の形状を規定し、領域801はその正方形の形
状の左上の象限を規定する。領域801は図3のアナロ
グ回路302に対応する。SCSIデジタル制御領域8
05はその長辺が下でイーサネットデジタル制御領域8
03の底に隣接する矩形として位置決めされる。PCI
デジタル制御領域807はその長辺が右に延び、イーサ
ネットデジタル制御領域803およびSCSIデジタル
制御領域805の双方の右辺に隣接する矩形として位置
決めされる。図3のデジタル出力バッファ306に対応
するデジタルI/Oバッファ809は、デジタル制御領
域805から807の周縁のあたりに位置決めされる。
【0049】2.VDDラインの配線 図9は、アナログ領域801のノイズを低減するように
構成されたイーサネットアナログ領域801およびイー
サネットデジタル領域803のソース電力線の構成を示
す。図示されるように、別々のDVDDピンパッド84
および104はイーサネットデジタル領域803に電力
を運ぶ。電力はアナログ領域801から最も離れたイー
サネットデジタル領域803の周囲に沿う電力分布ライ
ン902上でDVDDパッド84および109から与え
られる。電力が図示されるように電力分布ライン902
から回路906へと分布され、最大電流密度がアナログ
領域801から離れたところで最大になることを可能に
する。電力分布ライン902の代わりに破線904に沿
って電力を分布することによって、電流密度はアナログ
領域801により近いところで最大になる。
【0050】イーサネットデジタル回路の電流の基板を
介する感度のよいアナログコンポーネントへの抵抗結合
によって、アナログ領域801の回路コンポーネントに
ノイズが発生する。より大きな電流密度を有することに
よって、特にアナログ回路の隣に配置された電力分布ラ
イン902によって伝えられる電流で、基板を介する結
合によってアナログコンポーネントに大きなノイズが生
じ得る。このように、電力分布ライン902をアナログ
回路801から離れたイーサネットデジタル回路803
の周囲近くに配置することによって、ノイズは低減され
る。
【0051】イーサネットデジタル領域803とアナロ
グ領域801のコンポーネントとの間の基板を介するノ
イズ結合もまた、アナログ電力分布ライン908の配線
によって低減される。アナログ電力分布ライン908は
図示されるようにAVDDピンパッド91、96、10
3および108に接続される。アナログ電力分布ライン
908はアナログ回路801の周囲に配線され、基板を
介するイーサネットデジタル部803からその中に配置
された感度のよいアナログコンポーネントへの電流結合
に対するバリアを与える。
【0052】3.VSS部の構成 図9はまた出力バッファならびにそれらの支持するVS
SBおよびVSS3B接続のためのレイアウトがイーサ
ネットアナログ部801のノイズを低減するようにデジ
タルI/Oバッファ部809の構成を例示する。図9に
示されるように、分離されたpウェル911−918は
デジタルI/Oバッファ部809に設けられる。pウェ
ル911−918の各々はVSS3Bピンとそれらの対
応の出力バッファの部分との接続を支持し、各pウェル
911−918はそれぞれ図3の対応の部311−31
8のピンに接続された構造を支持する。別の分離された
pウェル920がVSSBピンおよびそれらの対応のS
CSI出力バッファの部分を支持するために設けられ、
pウェル920は図3の部321、322および323
のピンに接続された構造を支持する。
【0053】VSSBおよびVSS3Bピンならびにそ
れらが支持する出力バッファのコンポーネントに別個の
pウェル911−918および920を与えることによ
って、ノイズの分離が可能である。ノイズをさらに分離
するために、pウェル911−918の各々はパッド9
30によって例示される、その中央に配置されたVSS
3Bピン接続を備える。加えて、pウェルの中心のVS
S3Bピンによって支持された出力バッファ回路nチャ
ネルトランジスタがpウェル領域に設けられる。
【0054】ノイズをさらに低減するために、pウェル
はできるだけ小さくされ、リード長および関連のグラウ
ンドバウンスを最小限にするようにそのVSS3Bピン
にできるだけ近く配置される。さらに、pウェルによっ
て支持される出力バッファの残りの部分はpウェルにで
きるだけ近く位置決めされ、I/OパッドおよびVSS
3Bピンを支持する。
【0055】図8のイーサネットインタフェースピンは
正方形形状のダイの1つの角のあたりに位置決めされ、
PCIインタフェースピンは対角線上で対向した第2の
角のあたりに、イーサネットピンから間隔をおいて位置
決めされることに注意されたい。これは通常アクティブ
のPCIローカルバスからのノイズが感度のよいアナロ
グ回路へ結合することを制限するためである。最大の切
換ノイズを発生することが予想される出力バッファ、つ
まりAD[31:0]、CB/E[3:0]およびPA
Rピンに接続された大PCI出力バッファはアナログ回
路301からできるだけ離れて位置決めされるように配
列されることに特に注意されたい。
【0056】PCI出力バッファは最高の切換周波数
(たとえば33MHz)で動作するので最大のノイズを
発生し、そのようなPCI出力バッファは各々比較的大
量の電流(たとえばピンあたり44mA)を涌出させる
とともに、比較的大量の電流を吸込む。SCSI出力バ
ッファはPCI出力バッファほど多くの電流を涌出させ
ず、かつSCSI出力バッファは比較的大量の電流を吸
込むが、切換周波数がより低いのでPCIバッファほど
多くのノイズを生じない。したがって、PCI出力バッ
ファ911−918のためのpウェルは別個に設けら
れ、一方SCSI出力バッファに対しては単一のpウェ
ル920が設けられる。
【0057】D.SCRを使用する電源ラインの分離 図8に示された回路のレイアウトは、別個の電源が異な
る部に対して設けられているという点でユニークなもの
である。第1の組のAVSSピンおよびAVDDピンは
それぞれアナログ信号領域801に接地および電力を供
給するために設けられる。第2の別の組のDVSSピン
およびDVDDピンはそれぞれイーサネットデジタル部
803に接地および電力を供給するために設けられる。
第3の別の組のVSSピンおよびVDDピンはデジタル
領域805および807の残りの部分に接地および電力
を供給するために設けられる。第4の組のVSS3Bピ
ンおよびVDD3BピンはそれぞれPCIインタフェー
ス領域の出力バッファに接地および正電位を供給するた
めに設けられる。最後に、第5の別の組のVSSBピン
およびVDDBピンはそれぞれSCSIインタフェース
領域の出力バッファに接地および電力を供給するために
設けられる。
【0058】このように、統合された回路チップ800
上には、それぞれVDD3B、VDDB、DVDD、V
DD、およびAVDDピンへの電源ライン接続を有す
る、5つの相対的に独立した電力分布ネットワークがあ
る。これらの5つの電力分布ネットワークは図10のラ
イン1001−1005によって表わされる。電力がす
べてのライン1001−1005に適切に供給されて、
デジタル電源からアナログ電源へのノイズ結合を低減す
れば、この発明は図10でSCRと付されたボックスに
よって示される切換装置を使用して、それぞれの電力分
布ネットワーク1001−1005をお互いから分離す
る。
【0059】電源を分離することによって、新しい電位
問題が生じるが、それについて一例として説明する。電
力がAVDDライン1001に偶然与えられ、DVDD
ライン1002には与えられないと仮定されたい。これ
が起こり得るのは、たとえばある領域の電源が遅れてオ
ンに切換えられる場合である。DVDDライン1002
をパワーアップしないことによって、チップ800のイ
ーサネットアナログ領域801の回路は損傷を受けるか
もしれない。そのような損傷が生じるのは、チップ80
0内で逆バイアスされると思われた1つ以上のPN接合
が、電源から電力を受取ると思われたN領域がまだター
ンオンしないためにそのようにバイアスされず、必要と
される電位にならないためである。チップ800に対す
る損傷は、逆バイアスされていないPN接合を過剰の電
流が流れるために生じ得る。
【0060】そのようなチップ損傷を防ぐために、この
発明は、ライン1001−1005によって表わされた
正の電力ライン間に形成されたSCRと付されたボック
スによって表わされる、バックツーバックSCR(シリ
コン制御整流器)を使用して、領域1001−1005
を分離する。SCRによってチップ動作中に逆バイアス
されることが意図されたすべてのPN接合が確実にその
ようにバイアスされる。SCRはライン1001−10
05のいずれか2つの間に電圧差が現れた場合に、ラッ
チアップまたは導電状態になるように構成される。これ
は、たとえば1つの電源が遅れてオンに切換わる場合の
ように、1つのライン1001−1005が別のライン
が電力を受けないにもかかわらず電力を受ける場合で
も、適切な接合逆バイアスレベルがチップ800全体に
わたって確実に維持されるようにするためである。他の
オンチップ領域にいくらかの電力を同時に与えることな
くパワーアップされ得る領域はない。
【0061】一方、一旦電力がすべてのライン1001
−1005に適切に供給されると、SCRはターンオフ
するか、またはラッチアップしない。SCRはオフのま
まであり、アナログおよびデジタル回路領域1001−
1005の電力分布ライン間の分離を与える。ソース電
源ライン間にSCRを形成するための面積効率のよい方
法が図11に示される。当該技術分野で周知のように、
寄生SCRはPNPN隣接領域のシーケンスが見られる
ところではどこでもできてしまう傾向にある。PNPN
シーケンスは図12に示されるようにインターロックさ
れたPNPトランジスタおよびNPNトランジスタと等
価である。十分な浮遊電流がPNPおよびNPNトラン
ジスタのいずれかのベース−エミッタ接合を横切ると、
ラッチアップが誘発される。ラッチアップを回避するた
めに、可能な場合にはPNPおよびNPNトランジスタ
の一方または双方のベース−エミッタ接合を横断してシ
ョートストラップを置くことが通例である。そうするこ
とが可能ではないところでは、NPNシーケンスの2つ
のNの間の空間D1および/またはPNPシーケンスの
2つのPの間の空間D2は十分に大きくされ、その領域
の導電性が調整されて、ラッチアップのリスクを最小限
にする。
【0062】この発明のバックツーバックSCRの組の
各SCRは伝統的な設計ルールを破ることによって形成
される。図11において、領域1111、1121、お
よび1112はNバルク基板のバルク1130に埋込ま
れたNPNシーケンスを規定する。領域1121、11
12、および1122はPNPシーケンスを規定する。
P+領域1122はPウェル1140に埋込まれ、正の
電源ラインVdd2にストラップされる。N+領域11
11は正の電源ラインVdd1にストラップされる。P
+領域はVdd1に短絡されないことに注意されたい。
Vdd1およびVdd2は電圧AVDD、DVDD、V
DD、VDDBおよびVDD3Bのいずれか2つの電圧
を表わす。
【0063】NPNシーケンス1111−1121−1
112の2つのN領域1111および1112間の空間
D1、および/またはPNPシーケンス1121−11
12−1122の2つのP領域1121および1122
間の空間D2は十分小さくされ、その領域の導電性は適
切に調整されて、Vdd1とVdd2との間の差が予め
規定されたしきい値を超えた場合は確実にラッチアップ
が生じるようにされる。
【0064】図12に示されるように、図11に示され
たそれぞれの距離D1およびD2はバルク基板1130
を介する等価の抵抗経路R1およびR2を規定する。R
1およびR2の抵抗値はリソグラフィおよび/またはド
ーピング濃度の選択によって調整され、SCRのトリガ
しきい値を所望のレベルに設定する。
【0065】このように、この発明はSCRなどの複数
の切換装置をチップ800の他の態様では分離された電
力分布ネットワーク間に与え、2つ以上の他の態様では
分離されたネットワークの電圧間の差が過剰になったと
きを検知し、かつ過剰の電圧差が発生した場合には、ネ
ットワーク間に導電経路を形成する。
【0066】この発明を上に詳細に説明したが、これは
この発明をどのように製造しかつ使用するかを当業者に
教示するためのものに過ぎない。前掲の特許請求の範囲
によって規定されるこの発明の範囲内には多くの変更が
ある。たとえば、この発明の統合されたイーサネット−
SCSIコントローラはPCIローカルバスを介してプ
ロセッサ/メモリシステムとインタフェースするものと
して開示されているが、プロセッサ/メモリシステムへ
のインタフェースのために他のバス構造を使用してもよ
い。加えて、ノイズの低減のために記載されたこの発明
のコンポーネントおよびコンポーネントの構成は、組合
されたイーサネット−SCSIコントローラを使った応
用が説明されたが、これらのコンポーネントは他の装置
でも使用され得る。
【0067】[付録A] ピンの説明 PCIインタフェース AD[31:00] アドレスおよびデータ入力/出力 これらの信号は同じPCIピン上で多重化される。トラ
ンザクションの第1のクロックの間、AD[31:0
0]は物理バイトアドレス(32ビット)を含む。後続
のクロックの間、AD[31:00]はデータを含む。
バイト順序はデフォールトではリトルエンディアンであ
る。AD[07:00]は最下位バイトとして定義さ
れ、AD[31:24]は最上位バイトとして定義され
る。FIFOデータ転送のために、イーサネット−SC
SIコントローラはビッグエンディアンバイト順序にプ
ログラム可能である。
【0068】トランザクションのアドレス段階の間、イ
ーサネット−SCSIコントローラがバスマスタである
場合には、AD[31:2]はアクティブDWORD
(倍長語)をアドレス指定する。イーサネット−SCS
Iコントローラはリニアバーストオーダを示すアドレス
段階の間、常にAD[1:0]を’00’に駆動する。
イーサネット−SCSIコントローラがバスマスタでな
い場合、AD[31:00]ラインは継続的にモニタさ
れ、アドレス一致がI/Oスレーブ転送に対して存在す
るかどうか決定する。
【0069】トランザクションのデータ段階の間、AD
[31:00]はバスマスタ書込およびスレーブ読出動
作を実行する場合のイーサネット−SCSIコントロー
ラによって駆動される。AD[31:00]上のデータ
は、バスマスタ読出およびスレーブ書込動作を実行する
場合のイーサネット−SCSIコントローラによってラ
ッチされる。
【0070】RSTがアクティブの場合、AD[31:
00]はNANDツリーテストのための入力である。
【0071】C/BE[3:0] バスコマンドおよびバイトイネーブル これらの信号は同じPCIピン上で多重化される。トラ
ンザクションのアドレス段階の間、C/BE[3:0]
はバスコマンドを定義する。データ段階の間、C/BE
[3:0]はバイトイネーブルとして使用される。バイ
トイネーブルはどの物理バイトレーンが意味のあるデー
タを運ぶかを定義する。C/BE0はバイト0(AD
[7:00])に対するものであり、C/BE3はバイ
ト3(AD[31:24])に対するものである。バイ
トイネーブルの機能はバイト順序モード(CSR3、ビ
ット2)とは関係ない。
【0072】RSTがアクティブの場合、C/BE
[3:0]はNANDツリーテストのための入力であ
る。
【0073】CLK クロック この信号はPCIバス上の、およびイーサネット−SC
SIコントローラを含むそのバス上のすべてのPCI装
置のすべてのトランザクションのためのタイミングを与
える。すべてのバス信号はCLKの立上がりエッジでサ
ンプリングされ、すべてのパラメータはこのエッジに対
して定義される。イーサネット−SCSIコントローラ
は0から33MHzの範囲にわたって動作する。
【0074】RSTがアクティブの場合、CLKはNA
NDツリーテストのための入力である。
【0075】DEVSEL デバイスセレクト この信号は、スレーブデバイスとしてのイーサネット−
SCSIコントローラによってアクティブに駆動された
場合、マスタデバイスにイーサネット−SCSIコント
ローラが現在のアクセスのターゲットとしてそのアドレ
スをデコードしたことを信号で知らせる。入力として、
この信号はバス上のいずれかのデバイスが選択されたか
どうかを示す。
【0076】RSTがアクティブの場合、DEVSEL
はNANDツリーテストのための入力である。
【0077】FRAME サイクルフレーム この信号はイーサネット−SCSIコントローラがバス
マスタである場合それによって駆動され、アクセスの開
始および持続時間を示す。FRAMEはアサートされて
バストランザクションが始まっていることを示す。FR
AMEはデータ転送が継続している間アサートされる。
FRAMEはトランザクションが最終データ段階に入っ
たときデアサートされる。
【0078】RSTがアクティブの場合、FRAMEは
NANDツリーテストのための入力である。
【0079】GNTA バスグラント この信号はPCIバスへのアクセスがイーサネット−S
CSIコントローラに許可されたことを示す。
【0080】RSTがアクティブの場合、GNTAまた
はGNTBはNANDツリーテストのための入力であ
る。
【0081】GNTB バスグラント この信号はPCIバスへのアクセスがイーサネット−S
CSIコントローラに許可されたことを示す。
【0082】RSTがアクティブの場合、GNTAまた
はGNTBはNANDツリーテストのための入力であ
る。
【0083】IDSELA 初期化デバイスセレクト この信号はコンフィギュレーション読出および書込トラ
ンザクションの間24のアドレスラインの代わりにイー
サネット−SCSIコントローラのためのチップセレク
トとして使用される。
【0084】RSTがアクティブの場合、IDSELA
はNANDツリーテストのための入力である。
【0085】IDSELB 初期化デバイスセレクト この信号はコンフィギュレーション読出および書込トラ
ンザクションの間イーサネット−SCSIコントローラ
のためのチップセレクトとして使用される。
【0086】RSTがアクティブの場合、IDSELB
はNANDツリーテストのための入力である。
【0087】INTA 割込リクエスト この信号はDMAエンジンおよびSCSIコアの双方か
らの割込リクエストを組合せる。割込元はDMA状態レ
ジスタを読出すことによって決定可能である。状態レジ
スタが読出されるとこの信号はクリアされる。
【0088】RSTがアクティブの場合、INTAはN
ANDツリーテストのための入力である。このときのみ
INTAは入力である。
【0089】INTB 割込リクエスト 以下の状態フラグ、つまり、BABL、MISS、ME
RR、RINT、IDON、RCVCCO、RPCO、
JAB、MPCO、またはTXSTRTのうちの1つ以
上がセットされることを示す非同期アテンション信号で
ある。各状態フラグはINTBアサーションの抑制を可
能にするマスクビットを有する。
【0090】RSTがアクティブの場合、INTBはN
ANDツリーテストのための入力である。このときのみ
INTBは入力である。
【0091】IRDY イニシエータレディ この信号はイーサネット−SCSIコントローラの、マ
スタデバイスとしてトランザクションの現在のデータ段
階を完了する能力を示す。IRDYはTRDYと関連し
て使用される。データ段階はIRDYおよびTRDYの
双方がアサートされたときに任意のクロックで完了され
る。書込中、IRDYは有効データがAD[31:0
0]上に存在することを示す。読出の間、IRDYはデ
ータがバスマスタとしてのイーサネット−SCSIコン
トローラによって受領されることを示す。IRDYおよ
びTRDYの双方が同時にアサートされるまで待ち状態
が挿入される。
【0092】RSTがアクティブの場合、IRDYはN
ANDツリーテストのための入力である。
【0093】LOCK ロック LOCKは複数転送を必要とする自動動作を示すために
現在のバスマスタによって使用される。
【0094】スレーブデバイスとして、イーサネット−
SCSIコントローラはいずれのマスタデバイスによっ
てもロックされ得る。別のマスタがイーサネット−SC
SIをそれがロックされている間にアクセスしようとす
ると、イーサネット−SCSIコントローラはTRDY
がデアサートされた状態でDEVSELおよびSTOP
をアサートすることによって応答する(PCI再試
行)。
【0095】イーサネット−SCSIコントローラはマ
スタとしてLOCKをアサートすることはない。
【0096】RSTがアクティブの場合、LOCKはN
ANDツリーテストのための入力である。
【0097】PAR パリティ パリティはAD[31:00]およびC/BE[3:
0]を横切る偶数パリティである。イーサネット−SE
SIコントローラがバスマスタの場合、イーサネット−
SCSIコントローラはアドレスおよび書込データ段階
の間パリティを発生する。それは読出データ段階の間パ
リティをチェックする。イーサネット−SCSIコント
ローラがスレーブモードで動作し、かつ現在のサイクル
のターゲットである場合、イーサネット−SCSIコン
トローラは読出データ段階の間パリティを発生する。イ
ーサネット−SCSIコントローラはアドレスおよび書
込データ段階の間パリティをチェックする。
【0098】RSTがアクティブの場合、PARはNA
NDツリーテストのための入力である。
【0099】PERR パリティエラー この信号は、イーサネット−SCSIコントローラがA
D[31:00]ラインが入力である任意のデータ段階
の間にパリティエラーを検出した場合に、イーサネット
−SCSIコントローラによって1つのCLKの間アサ
ートされる。PERRピンはPCIコマンドレジスタの
PERREN(ビット6)がセットされている場合にの
みアクティブである。
【0100】イーサネット−SCSIコントローラはバ
スマスタ書込サイクルの間PERR入力をモニタする。
イーサネット−SCSIコントローラは、パリティエラ
ーがターゲットデバイスによって報告されると、コンフ
ィギュレーションスペースの状態レジスタのデータパリ
ティ報告ビットをアサートする。
【0101】RSTがアクティブの場合、RERRはN
ANDツリーテストのための入力である。
【0102】REQA バスリクエスト イーサネット−SCSIコントローラはバスマスタにな
りたいことを示す信号としてREQAピンをアサートす
る。一旦アサートされると、REQAはGNTAまたは
GNTBがアクティブになるまでアクティブのままであ
る。
【0103】RSTがアクティブの場合、REQAはN
ANDツリーテストのための入力である。このときのみ
REQAは入力である。
【0104】REQB バスリクエスト イーサネット−SCSIコントローラはバスマスタにな
りたいことを示す信号としてREQBピンをアサートす
る。一旦アサートされると、REQBはGNTAもしく
はSLEEPのアサーション、STOPビットの設定、
またはS RESETポートへのアクセス(オフセット
14h)までアクティブのままである。
【0105】RSTがアクティブの場合、REQBはN
ANDツリーテストのための入力である。このときのみ
REQBは入力である。
【0106】RST リセット RSTがローにアサートされると、イーサネット−SC
SIコントローラはタイプH_RESET(HARDW
ARE_RESET)の内部システムリセットを実行す
る。RSTは最低30CLK周期の間保持されなければ
ならない。H_RESET状態にある間、イーサネット
−SCSIコントローラはすべての出力をディスエーブ
ルまたはデアサートする。RSTはアサートまたはデア
サートされたときCLKと非同期であってもよい。デア
サーションはギャランティクリーンおよびバウンスフリ
ーエッジと同期であることが好ましい。
【0107】RSTがアクティブの場合、NANDツリ
ーテストが可能化される。すべてのPCIインタフェー
スピンは入力モードである。NANDツリーテストの結
果はBUSY出力(ピン62)上で観察できる。
【0108】SERR システムエラー この信号は、イーサネット−SCSIコントローラがそ
のAD[31:00]ラインが入力であるアドレス段階
の間にパリティエラーを検出する場合に、イーサネット
−SCSIコントローラによって1つのCLKの間アサ
ートされる。
【0109】SERRピンはPCIコマンドレジスタの
SERREN(ビット8)およびPERREN(ビット
6)がセットされている場合にのみアクティブである。
【0110】RSTがアクティブの場合、SERRはN
ANDツリーテストのための入力である。
【0111】STOP ストップ スレーブの役割では、イーサネット−SCSIコントロ
ーラはSTOP信号を駆動して、バスマスタに現在のト
ランザクションを停止するように伝える。バスマスタの
役割では、イーサネット−SCSIコントローラはST
OP信号を受取り、現在のトランザクションを停止す
る。
【0112】RSTがアクティブの場合、STOPはN
ANDツリーテストのための入力である。
【0113】TRDY ターゲットレディ この信号はイーサネット−SCSIコントローラの選択
されたデバイスとしてのトランザクションの現在のデー
タ段階を完了する能力を示す。TRDYはIRDYと関
連して使用される。データ段階はTRDYおよびIRD
Yの双方がアサートされたときにいずれのクロックに基
づいても完了される。読出の間、TRDYは有効データ
がAD[31:00]上に存在することを示す。書込の
間、TRDYはデータが受領されたことを示す。IRD
YおよびTRDYの双方が同時にアサートされるまで待
ち状態が挿入される。
【0114】RSTがアクティブの場合、TRDYはN
ANDツリーテストのための入力である。
【0115】イーサネットインタフェース LNK LINK状態 このピンはLEDを駆動するために12mAを与える。
デフォールトでは、このピンは10BASE−Tインタ
フェース上のアクティブリンク接続を示す。このピンは
また他のネットワーク状態を示すためにもプログラム可
能である。LNKSTピン極性はプログラム可能である
が、デフォールトでは、これはアクティブローである。
このピンはEEDI機能で多重化されることに注意され
たい。
【0116】LEDP LEDプリドライバ このピンはEEDO機能と共有される。LED3として
機能する場合、このピン上の信号はBCR7を介してプ
ログラム可能である。デフォールトでは、LED3はア
クティブローであり、ネットワーク上の送信アクティビ
ティを示す。このピンに取付けられた外部回路に特に注
意しなければならない。もしLED回路が直接このピン
に取付けられれば、やはりこのピンに取付けられるシリ
アルEEPROMによって満たされないIOL要件を生
じるであろう。(このピンはマイクロワイヤシリアルE
EPROMインタフェースのEEDO機能で多重機能化
される。) したがって、EEPROMがこのシステムで使用される
間にこのピンが付加的なLED出力として使用されるこ
とになれば、LED3ピンとLED回路との間にはバフ
ァリングが必要である。このシステム設計にEEPRO
Mが何も含まれなければ、LED3信号はバファリング
なしに直接LEDに接続され得る。イーサネット−SC
SIコントローラからのLED3出力はこの場合にLE
Dを駆動するために必要な12mAの電流を吸込むこと
が可能である。
【0117】LED1 LED1 このピンはEESK機能と共有される。LED1とし
て、このピンの機能および極性はBCR5を介してプロ
グラム可能である。デフォールトでは、LED1はアク
ティブローであり、ネットワーク上の受信アクティビテ
ィを示す。イーサネット−SCSIコントローラからの
LED1出力はLEDを直接駆動するために必要な12
mAの電流を吸込むことが可能である。
【0118】LED1ピンはまたEEPROM自動検出
の間にも使用され、EEPROMがイーサネット−SC
SIコントローラマイクロワイヤインタフェースに存在
するか否かを決定する。RSTピンの後縁で、LED1
がサンプリングされ、BCR19のEEDETビットの
値を決定する。サンプリングされたハイの値はEEPR
OMが存在することを意味し、EEDETは1にセット
される。サンプリングされたローの値はEEPROMが
存在しないことを意味し、EEDETは0にセットされ
る。
【0119】LED回路がこのピンに何も取付けられな
ければ、EEDETセッティングを取除くために、プル
アップまたはプルダウン抵抗器を代わりに取付けなけれ
ばならない。
【0120】SLEEP スリープ SLEEPがアサートされた(アクティブロー)の場
合、イーサネット−SCSIコントローラはS_RES
ETタイプの内部システムリセットを実行し、電力節約
モードになる。(SLEEPアサーションによって生じ
るリセット動作はBCRレジスタに影響を及ぼさな
い。)PCIインタフェース部はSLEEPによって影
響されない。特に、PCIコンフィギュレーションスペ
ースへのアクセスは可能なままである。コンフィギュレ
ーションレジスタのいずれもがSLEEPによってリセ
ットされない。イーサネット−SCSIコントローラへ
のすべてのI/Oアクセスは結果としてPCIターゲッ
トアボート応答を生じる。イーサネット−SCSIコン
トローラはスリープモードにある間はREQをアサート
しない。SLEEPがアサートされると、すべての非P
CIインタフェース出力はそれらの通常のS_RESE
T状態に置かれる。すべての非PCIインタフェース入
力はSLEEPピンそれ自体を除いては無視される。S
LEEPのデアサーションの結果起動となる。システム
は、内部アナログ回路が安定できるように、SLEEP
信号のデアサーション後0.5秒の間イーサネット−S
CSIデバイスのネットワーク動作を開始することを控
えなければならない。
【0121】SLEEPコマンドが効力を発するために
はCLKおよびXTAL1入力の双方には有効クロック
信号がなければならない。REQがアサートされている
間にSLEEPがアサートされれば、イーサネット−S
CSIコントローラはGNTAまたはGNTBのアサー
ションを待つ。GNTAまたはGNTBがアサートされ
ると、REQ信号はデアサートされ、イーサネット−S
CSIコントローラは電力制約モードになる。
【0122】SLEEPピンは電源ランプアップの間ア
サートされてはならない。SLEEPがパワーアップ時
にアサートされることが所望されれば、システムは有効
ピンRST動作の完了後3CLKサイクルまでSLEE
Pのアサーションを遅延させなければならない。
【0123】XTAL1,XTAL2 XTAL1−クリスタル発振器入力 XTAL2−クリスタル発振器出力 クリスタル周波数はネットワークデータ速度を決定す
る。イーサネット−SCSIコントローラは水晶の使用
を支持し、ISO 8802─3(IEEE/ANSI
802.3)ネットワーク周波数許容誤差およびジッ
タ仕様書と互換性のある20 MHz周波数を発生す
る。
【0124】ネットワークデータ速度はクリスタル周波
数の2分の1である。XTAL1は外部CMOSレベル
ソースを使用して代替的に駆動され、この場合XTAL
2は接続されないままにされなければならない。イーサ
ネット−SCSIコントローラがコンマモード(comma
mode)にある場合、XTAL1から接地までに内部22
KΩ抵抗器があることに注意されたい。外部ソースがX
TAL1を駆動すれば、この抵抗器を駆動するためにい
くらかの電力が消費される。XTAL1がこのときロー
に駆動されると、電力消費は最小限にされる。この場
合、XTAL1はSLEEPのアサーションおよびRE
Qのデアサーション後少なくとも30サイクルの間アク
ティブのままでなければならない。
【0125】 マイクロワイヤEEPROMインタフェース EECS EEPROMチップセレクト EECS信号の機能はマイクロワイヤEEPROMデバ
イスにそれがアクセスされていることを示すことであ
る。EECS信号はアクティブハイである。これはEE
PROM全体の読出のコマンド部分の間にイーサネット
−SCSIコントローラによって制御されるか、または
BCR19にビット2を書込むことによってホストシス
テムによって間接的に制御される。
【0126】EEDI EEPROMデータイン EEDI信号は外部ISO 8802−3(IEEE/
ANSI 802.3)アドレスPROMをアクセスす
るために使用される。EEDIは出力として機能する。
このピンはマイクロワイヤインタフェースプロトコルを
使用するシリアルEEPROMに直接インタフェースす
るように設計される。EEDIはマイクロワイヤEEP
ROMデータ入力ピンに接続される。EEDIはEEP
ROM全体の読出のコマンド部分の間にイーサネット−
SCSIコントローラによって制御されるか、またはB
CR19にビット0を書込むことによってホストシステ
ムによって間接的に制御される。
【0127】EEDIはLNKST機能と共有される。 EEDO EEPROMデータアウト EEDO信号は外部ISO 8802−3(IEEE/
ANSI 802.3)アドレスPROMをアクセスす
るために使用される。このピンはマイクロワイヤインタ
フェースプロトコルを使用するシリアルEEPROMに
直接インタフェースするように設計される。EEDOは
マイクロワイヤEEPROMデータ出力ピンに接続され
る。EEDOは読出中EEPROMによって制御され
る。EEDOはBCR19ビット0を読出すことによっ
てホストシステムによって読出され得る。
【0128】EESK EEPROMシリアルクロック EESK信号は外部ISO 8802−3(IEEE/
ANSI 802.3)アドレスPROMをアクセスす
るために使用される。このピンはマイクロワイヤインタ
フェースプロトコルを使用するシリアルEEPROMに
直接インタフェースするように設計される。EESKは
マイクロワイヤEEPROMクロックピンに接続され
る。EESKはEEPROM全体の読出中直接イーサネ
ット−SCSIコントローラによって制御されるか、ま
たはBCR19にビット1を書込むことによってホスト
システムによって間接的に制御される。
【0129】EESKピンはまたEEPROM自動検出
中、EEPROMがイーサネット−SCSIコントロー
ラマイクロワイヤインタフェースに存在するか否かを決
定するためにも使用される。RST信号の後縁で、LE
D1がサンプリングされ、BCR19のEEDETビッ
トの値を決定する。サンプリングされたハイの値はEE
PROMが存在することを意味し、EEDETは1にセ
ットされる。サンプリングされたローの値はEEPRO
Mが存在しないことを意味し、EEDETは0にセット
される。
【0130】EESKはLED1機能と共有される。L
ED回路がこのピンに何も取付けられなければ、EED
ETセッテングを取除くために、代わりにプルアップま
たはプルダウン抵抗器を取付けなければならない。
【0131】アタッチメントユニットインタフェース CI± 衝突イン イーサネット−SCSIコントローラに衝突がネットワ
ークメディア上で検出されたことを信号で知らせる差分
入力対であり、これはCI±入力がISO 8802−
3(IEEE/ANSI 802.3)規格に合うのに
十分な振幅およびパルス幅の10MHzパターンで駆動
されることによって示される。擬似ECLレベルで動作
する。
【0132】DI± データイン ネットワークからマンチェスタ符号化データを伝えるイ
ーサネット−SCSIコントローラへの差分入力対。擬
似ECLレベルで動作する。
【0133】DO±データアウト マンチェスタ符号化データをネットワークに送信するた
めのイーサネット−SCSIコントローラからの差分出
力対。擬似ECLレベルで動作する。
【0134】ねじれた対インタフェース RXD± 10BASE−T受信データ 10BASE−Tポート差動レシーバ。
【0135】TXD± 10BASE−T送信データ 10BASE−Tポート差動ドライバ。
【0136】TXP± 10BASE−T先行ひずみ制御 これらの出力は10BASE−Tポート差動ドライバと
関連して送信先行ひずみ制御を与える。
【0137】SCSIインタフェース SD[7:0] SCSIデータ これらのピンは双方向SCSIデータバスとして定義さ
れる。
【0138】SDIOP SCSIデータパリティ このピンは双方向データパリティとして定義される。
【0139】MSG メッセージ このピンはイニシエータモードのシュミットトリガ入力
である。
【0140】C/D コマンド/データ このピンはイニシエータモードのシュミットトリガ入力
である。
【0141】I/O 入力/出力 このピンはイニシエータモードのシュミットトリガ入力
である。
【0142】ATN アテンション この信号はイニシエータモードの48mA出力である。
この信号はデバイスがパリティエラーを検出したときに
アサートされる。また、この信号はあるコマンドを経て
アサートすることもできる。
【0143】BSY ビジー SCSI入力信号として、この信号はシュミットトリガ
を有し、出力信号として、48mAドライブを有する。
【0144】SEL セレクト SCSI入力信号として、この信号はシュミットトリガ
を有し、出力信号として、48mAドライブを有する。
【0145】RST リセット SCSI入力信号として、この信号はシュミットトリガ
を有し、出力信号として、48mAドライブを有する。
【0146】REQ リクエスト これはイニシエータモードでシュミットトリガを有する
SCSI入力信号である。
【0147】ACK アクノリッジ これはイニシエータモードで48mAドライブを有する
SCSI出力信号である。
【0148】その他 SCSI CLK SCSIクロック SCSIクロック信号はすべての内部デバイスタイミン
グを発生するために使用される。この入力の最大周波数
は40MHzであり、最小の10MHzはSCSIバス
タイミングを維持するために必要である。
【0149】RESERVE 予備_接続してはならない このピン(#116)は内部テスト論理のための予備で
ある。これは適切なチップ動作のために何にも接続して
はならない。
【0150】BUSY NANDツリーアウト この信号はSCSIバス信号BSYと論理的に等価であ
る。外部論理がSCSIバスアクティビティをモニタす
るために接続され得るように複製される。
【0151】NANDツリーテストの結果はRSTがア
サートされるBUSYピン上で観察され、そうでなけれ
ば、BUSYはSCSIバス信号ラインBSY(ピン6
4)の状態を反映する。
【0152】PWDN パワーダウンインジケータ この信号は、アサートされると、DMA状態レジスタの
PWDN状態ビットをセットし、ホストに割込を送る。
【0153】電源ピン アナログ電源ピン AVDD アナログ電力 イーサネット回路のアナログ部分に電力を供給するため
に使用される4つの電源ピンがある。
【0154】AVSS アナログ接地 イーサネット回路のアナログ部分によって使用される2
つの接地ピンがある。
【0155】デジタル電源ピン DVDD イーサネットデジタル電力 イーサネット回路のデジタル部分のための2つの接地ピ
ンがある。
【0156】DVSS イーサネットデジタル接地 イーサネット回路のデジタル部分のための2つの電源ピ
ンがある。
【0157】VDD デジタル電力 VDDB およびVDD3Bピンによって支持されないSCS
I、PCIデジタル回路およびI/Oバッファによって
使用される6つの電源ピンがある。
【0158】VSS デジタル接地 内部デジタル回路によって使用される12の接地ピンが
ある。ピン119はCLKピンI/Oバッファに接地を
与える。ピン11はPCI DMA論理に接地を与え
る。ピン62はSCSI内部論理に接地を与える。ピン
60は付加的な入力バッファに接地を与える。
【0159】VDDB SCSI I/Oバッファ電力 SCSIバス入力/出力バッファドライバによって使用
される4つの電源ピンがある。
【0160】VSSB SCSI I/Oバッファ接地 以下のピン、つまり、SDIO[7:0]、SDIO
P、BSY、ATN、RST、SEL、REQ、AO
L、MSG、ADおよびIOに接続されたSCSI入力
/出力バッファによって使用される8つの接地ピンがあ
る。
【0161】VDD3B PCI I/Oバッファ電力 AD[31:0]、PARおよびC/BE[3:0]ピ
ンに接続されたPCI入力/出力バッファによって使用
される4つの電源ピンがある。
【0162】VSS3B PCI I/Oバッファ接地 AD[31:0]、PARおよびC/BE[3:0]ピ
ンに接続されたPCI入力/出力バッファによって必要
とされる8つの接地ピンがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】PCIローカルバスに接続されたイーサネット
アダプタボード、SCSIアダプタボード、およびプロ
セッサ/メモリシステムの図である。
【図2】この発明の組合されたイーサネット−SCSI
コントローラのコンポーネントのブロック図である。
【図3】この発明の組合されたイーサネット−SCSI
コントローラを含む132ピンパッケージのためのピン
アウトを示す図である。
【図4】出力バッファからVSS3Bピンに電力を運ぶ
ためにどのように個々のラインが使用されるかを示す図
である。
【図5】この発明で使用される出力バッファのための回
路をその出力バッファのための論理図とともに示す図で
ある。
【図6】図5の出力バッファ回路の使用によって、どの
ようにdi/dtの減少が達成されるかを示す図であ
る。
【図7】電流密度がアナログ回路から離れる方向に増大
するようにデジタル制御回路がどのように構成されるか
を示す図である。
【図8】この発明の組合されたイーサネット−SCSI
コントローラを含む統合された回路チップのスケールレ
イアウトの図である。
【図9】イーサネットアナログおよびデジタル領域のソ
ース電力ラインの構成を示し、かつデジタルI/Oバッ
ファ回路の部分のレイアウトを示す図である。
【図10】SCR切換装置によって分離された、この発
明の5つの別々の電力分布ネットワークを示す図であ
る。
【図11】ソース電源ラインの間でSCRを形成するた
めの方法を示す図である。
【図12】図11のPNPNシーケンスが2つのトラン
ジスタとどのように等価であるかを表わす図であり、さ
らにトランジスタの構成に対する等価回路を示す図であ
る。
【符号の説明】
200 ファーストSCSI−2コア 202 バスマスタDMAエンジン 204 PCIバスインタフェースユニット 210 DMAバッファ管理ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の集積化回路チップ上に集積化され
    たSCSIコントローラおよびイーサネットコントロー
    ラを含む装置。
  2. 【請求項2】 最大5つのアドレスまたはデータ出力バ
    ッファが単一のVSS3Bピンに接続されるように設け
    られた複数のVSS3Bピン接続をさらに含む、請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 複数の接続ラインをさらに含み、各接続
    ラインは前記複数のVSS3Bピンの1つのVSS3B
    ピンに1つの入力バッファのみを接続する、請求項2に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記出力バッファは3つのプルアップト
    ランジスタを含み、各プルアップトランジスタは前記出
    力バッファの出力電流の増大を制限するように時間遅延
    だけ分離されて可能化される、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 アナログ回路部分と、さらにデジタル制
    御回路部分とを含み、前記デジタル制御回路部分の電流
    密度は前記アナログ回路部分から離れる方向に増大す
    る、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第1の電源を有するアナログ回路部分
    と、 第2の電源を有するデジタル制御回路部分と、 第3の電源を有するデジタルI/Oバッファ部分と、さ
    らに前記第1、第2および第3の電源を分離する複数の
    シリコン制御整流器とをさらに含む、請求項1に記載の
    装置。
JP00842395A 1994-01-24 1995-01-23 単一の集積化回路チップ上に集積化されたscsiコントローラおよびイーサネットコントローラを含む装置 Expired - Fee Related JP3976803B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/186,050 US6295572B1 (en) 1994-01-24 1994-01-24 Integrated SCSI and ethernet controller on a PCI local bus
US186050 1994-01-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07271703A true JPH07271703A (ja) 1995-10-20
JP3976803B2 JP3976803B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=22683460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00842395A Expired - Fee Related JP3976803B2 (ja) 1994-01-24 1995-01-23 単一の集積化回路チップ上に集積化されたscsiコントローラおよびイーサネットコントローラを含む装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6295572B1 (ja)
EP (1) EP0664513B1 (ja)
JP (1) JP3976803B2 (ja)
KR (1) KR950033877A (ja)
AT (1) ATE216789T1 (ja)
DE (1) DE69526466T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522828A (ja) * 1998-08-05 2002-07-23 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト インタフェース回路、およびシリアルインタフェースとプロセッサとの間でデータを伝送する方法
JP2004006987A (ja) * 2003-08-21 2004-01-08 Seiko Epson Corp 集積回路装置
JP2007116054A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器
JP2007116052A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0803803B1 (en) * 1996-04-26 2008-10-01 Texas Instruments Incorporated Method of configuring a data packet transfer device
US6968386B1 (en) * 2000-01-06 2005-11-22 International Business Machines Corporation System for transferring data files between a user workstation and web server
US6785746B1 (en) * 2000-10-06 2004-08-31 Adaptec, Inc. Dual-channel SCSI chips and methods for configuring separate interoperability of each channel of the SCSI chip
US6710617B2 (en) * 2002-01-10 2004-03-23 Agilent Technologies, Inc. Variable slew rate control for open drain bus
US6880078B2 (en) * 2002-11-06 2005-04-12 Spirent Communications Xaui extender card
US7325075B1 (en) 2004-03-15 2008-01-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Methods for address and name discovery for Ethernet entities
EP1890328A4 (en) * 2005-06-06 2009-06-24 Panasonic Corp INTEGRATED SEMICONDUCTOR SWITCHING
US8081474B1 (en) 2007-12-18 2011-12-20 Google Inc. Embossed heat spreader
US9542352B2 (en) 2006-02-09 2017-01-10 Google Inc. System and method for reducing command scheduling constraints of memory circuits
US9171585B2 (en) 2005-06-24 2015-10-27 Google Inc. Configurable memory circuit system and method
US8386722B1 (en) 2008-06-23 2013-02-26 Google Inc. Stacked DIMM memory interface
US7386656B2 (en) 2006-07-31 2008-06-10 Metaram, Inc. Interface circuit system and method for performing power management operations in conjunction with only a portion of a memory circuit
US7590796B2 (en) * 2006-07-31 2009-09-15 Metaram, Inc. System and method for power management in memory systems
US9507739B2 (en) 2005-06-24 2016-11-29 Google Inc. Configurable memory circuit system and method
US8090897B2 (en) 2006-07-31 2012-01-03 Google Inc. System and method for simulating an aspect of a memory circuit
US8130560B1 (en) 2006-11-13 2012-03-06 Google Inc. Multi-rank partial width memory modules
US10013371B2 (en) 2005-06-24 2018-07-03 Google Llc Configurable memory circuit system and method
US8060774B2 (en) 2005-06-24 2011-11-15 Google Inc. Memory systems and memory modules
US7392338B2 (en) 2006-07-31 2008-06-24 Metaram, Inc. Interface circuit system and method for autonomously performing power management operations in conjunction with a plurality of memory circuits
US20080028136A1 (en) 2006-07-31 2008-01-31 Schakel Keith R Method and apparatus for refresh management of memory modules
US8796830B1 (en) 2006-09-01 2014-08-05 Google Inc. Stackable low-profile lead frame package
US8397013B1 (en) 2006-10-05 2013-03-12 Google Inc. Hybrid memory module
US8089795B2 (en) 2006-02-09 2012-01-03 Google Inc. Memory module with memory stack and interface with enhanced capabilities
US20080082763A1 (en) 2006-10-02 2008-04-03 Metaram, Inc. Apparatus and method for power management of memory circuits by a system or component thereof
US8438328B2 (en) 2008-02-21 2013-05-07 Google Inc. Emulation of abstracted DIMMs using abstracted DRAMs
US8335894B1 (en) 2008-07-25 2012-12-18 Google Inc. Configurable memory system with interface circuit
US8041881B2 (en) 2006-07-31 2011-10-18 Google Inc. Memory device with emulated characteristics
US8077535B2 (en) 2006-07-31 2011-12-13 Google Inc. Memory refresh apparatus and method
US8244971B2 (en) 2006-07-31 2012-08-14 Google Inc. Memory circuit system and method
US8055833B2 (en) 2006-10-05 2011-11-08 Google Inc. System and method for increasing capacity, performance, and flexibility of flash storage
US8111566B1 (en) 2007-11-16 2012-02-07 Google, Inc. Optimal channel design for memory devices for providing a high-speed memory interface
US8359187B2 (en) 2005-06-24 2013-01-22 Google Inc. Simulating a different number of memory circuit devices
US8327104B2 (en) 2006-07-31 2012-12-04 Google Inc. Adjusting the timing of signals associated with a memory system
US8619452B2 (en) 2005-09-02 2013-12-31 Google Inc. Methods and apparatus of stacking DRAMs
US9632929B2 (en) 2006-02-09 2017-04-25 Google Inc. Translating an address associated with a command communicated between a system and memory circuits
US7724589B2 (en) 2006-07-31 2010-05-25 Google Inc. System and method for delaying a signal communicated from a system to at least one of a plurality of memory circuits
JP5100133B2 (ja) * 2007-01-19 2012-12-19 株式会社東芝 情報処理装置
US8209479B2 (en) 2007-07-18 2012-06-26 Google Inc. Memory circuit system and method
US8080874B1 (en) 2007-09-14 2011-12-20 Google Inc. Providing additional space between an integrated circuit and a circuit board for positioning a component therebetween
WO2010144624A1 (en) 2009-06-09 2010-12-16 Google Inc. Programming of dimm termination resistance values
JP4947127B2 (ja) * 2009-11-19 2012-06-06 アンデン株式会社 車両用電源回路
KR101796116B1 (ko) 2010-10-20 2017-11-10 삼성전자 주식회사 반도체 장치, 이를 포함하는 메모리 모듈, 메모리 시스템 및 그 동작방법
CN104579525A (zh) * 2014-12-23 2015-04-29 延锋伟世通汽车电子有限公司 车载收音机手提箱式测试系统
US10529412B1 (en) * 2019-04-09 2020-01-07 Micron Technology, Inc. Output buffer circuit with non-target ODT function
CN111786676B (zh) * 2020-09-07 2020-12-01 成都正扬博创电子技术有限公司 一种提高模数混合电路中模拟信号抗干扰性能的电路

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4124889A (en) 1975-12-24 1978-11-07 Computer Automation, Inc. Distributed input/output controller system
US4313160A (en) 1976-08-17 1982-01-26 Computer Automation, Inc. Distributed input/output controller system
US5067071A (en) * 1985-02-27 1991-11-19 Encore Computer Corporation Multiprocessor computer system employing a plurality of tightly coupled processors with interrupt vector bus
JPS6218748A (ja) 1985-07-17 1987-01-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
US4902986B1 (en) * 1989-01-30 1998-09-01 Credence Systems Corp Phased locked loop to provide precise frequency and phase tracking of two signals
US5049763A (en) * 1989-03-22 1991-09-17 National Semiconductor Corporation Anti-noise circuits
US5146461A (en) * 1989-11-13 1992-09-08 Solbourne Computer, Inc. Memory error correction system distributed on a high performance multiprocessor bus and method therefor
JPH04162658A (ja) 1990-10-26 1992-06-08 Hitachi Ltd 半導体装置
JP3017809B2 (ja) * 1991-01-09 2000-03-13 株式会社東芝 アナログ・デジタル混載半導体集積回路装置
US5218239A (en) * 1991-10-03 1993-06-08 National Semiconductor Corporation Selectable edge rate cmos output buffer circuit
JP2953482B2 (ja) * 1992-01-17 1999-09-27 日本電気株式会社 Cmos集積回路
US5345357A (en) * 1992-06-05 1994-09-06 At&T Bell Laboratories ESD protection of output buffers
GB2267984A (en) 1992-06-16 1993-12-22 Thorn Emi Electronics Ltd Multiplexing bus interface.
US5453713A (en) * 1992-07-06 1995-09-26 Digital Equipment Corporation Noise-free analog islands in digital integrated circuits
US5371419A (en) * 1992-11-23 1994-12-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha CMOS well switching circuit
US5319571A (en) * 1992-11-24 1994-06-07 Exide Electronics UPS system with improved network communications

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522828A (ja) * 1998-08-05 2002-07-23 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト インタフェース回路、およびシリアルインタフェースとプロセッサとの間でデータを伝送する方法
US6751689B2 (en) 1998-08-05 2004-06-15 Infineon Technologies Ag Interface circuit and method for transmitting data between a serial interface and a processor
JP2004006987A (ja) * 2003-08-21 2004-01-08 Seiko Epson Corp 集積回路装置
JP2007116054A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器
JP2007116052A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Seiko Epson Corp 集積回路装置及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0664513B1 (en) 2002-04-24
KR950033877A (ko) 1995-12-26
US6295572B1 (en) 2001-09-25
DE69526466T2 (de) 2002-12-05
EP0664513A1 (en) 1995-07-26
ATE216789T1 (de) 2002-05-15
DE69526466D1 (de) 2002-05-29
JP3976803B2 (ja) 2007-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3976803B2 (ja) 単一の集積化回路チップ上に集積化されたscsiコントローラおよびイーサネットコントローラを含む装置
US5678065A (en) Computer system employing an enable line for selectively adjusting a peripheral bus clock frequency
US6012111A (en) PC chipset with integrated clock synthesizer
JP3194576B2 (ja) バス・インタフェース
EP0664514B1 (en) Apparatus for integrating bus master ownership of local bus load
US5517650A (en) Bridge for a power managed computer system with multiple buses and system arbitration
US6834318B2 (en) Bidirectional bus repeater for communications on a chip
KR100337217B1 (ko) 컴퓨터 시스템 내의 단일 주변 장치 연결부(pci) 호스트 브리지에 의해 다수의 pci 버스를 지원하는 방법 및 컴퓨터 시스템
US20050229132A1 (en) Macro cell for integrated circuit physical layer interface
US6484222B1 (en) System for incorporating multiple expansion slots in a variable speed peripheral bus
US6429698B1 (en) Clock multiplexer circuit with glitchless switching
US5655142A (en) High performance derived local bus and computer system employing the same
US4922449A (en) Backplane bus system including a plurality of nodes
JPH11143821A (ja) コンピュータ・バス
US6438624B1 (en) Configurable I/O expander addressing for I/O drawers in a multi-drawer rack server system
US5146563A (en) Node with coupling resistor for limiting current flow through driver during overlap condition
US7099966B2 (en) Point-to-point electrical loading for a multi-drop bus
Golden et al. A 2.6 GHz dual-core 64bx86 microprocessor with DDR2 memory support
US6457074B1 (en) Direct memory access data transfers
US6256744B1 (en) Personal computer component signal line isolation for an auxiliary powered component
JPH052552A (ja) バーストモード能力を備えたワークステーシヨン
US6457089B1 (en) Microprocessor bus structure
US7234015B1 (en) PCIXCAP pin input sharing configuration for additional use as PCI hot plug interface pin input
US6636907B1 (en) Transferring data between asynchronous devices
US6388943B1 (en) Differential clock crossing point level-shifting device

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040823

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070620

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees