JPH0727153Y2 - 発泡板材の製造装置 - Google Patents
発泡板材の製造装置Info
- Publication number
- JPH0727153Y2 JPH0727153Y2 JP2804490U JP2804490U JPH0727153Y2 JP H0727153 Y2 JPH0727153 Y2 JP H0727153Y2 JP 2804490 U JP2804490 U JP 2804490U JP 2804490 U JP2804490 U JP 2804490U JP H0727153 Y2 JPH0727153 Y2 JP H0727153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- foaming
- material forming
- foam
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建材等に使用される発泡板材の製造装置に
関する。
関する。
従来、発泡板材の製造においては、一対の板材成形用搬
送ベルトを所要の発泡間隙をおいて上下に対向させ、こ
れら板材成形用ベルトを発泡用加熱炉を貫通して発泡板
材成形方向に配設させると共に、上記発泡間隙側におい
て上記板材成形用ベルトの裏側で、かつ上記発泡板材成
形方向に多数本のバックアップローラを並べ、これらロ
ーラによって板材成形用ベルトの走行を支持させた状態
で、両板材成形用ベルト間に発泡材を供給し、上記発泡
用加熱炉を通すことによって発泡させ、そのときに上下
の板材成形用ベルトによって発泡板材の板厚を規制させ
るようにしていた。
送ベルトを所要の発泡間隙をおいて上下に対向させ、こ
れら板材成形用ベルトを発泡用加熱炉を貫通して発泡板
材成形方向に配設させると共に、上記発泡間隙側におい
て上記板材成形用ベルトの裏側で、かつ上記発泡板材成
形方向に多数本のバックアップローラを並べ、これらロ
ーラによって板材成形用ベルトの走行を支持させた状態
で、両板材成形用ベルト間に発泡材を供給し、上記発泡
用加熱炉を通すことによって発泡させ、そのときに上下
の板材成形用ベルトによって発泡板材の板厚を規制させ
るようにしていた。
しかしながら、上記の製造装置では、発泡材の発泡圧が
非常に大きいため、発泡間隙側で板材成形用ベルトを支
えているバックアップローラが、両端の軸受け部の間で
たわみを生じ、その結果第5図のように、製造された発
泡板材Aの板厚が一定せず、中間部が膨らむ難点があっ
た。これを解決するためには、バックアップローラの径
を増やして剛性を高めればよいが、その場合、ローラ径
が増大する分、隣接するバックアップローラ同士の間隔
も大きくなって、ローラ間でベルトの変形を生じやす
く、これが発泡板材Aの板材面の面一性を損なう原因と
なるから、第5図の製品を研磨することで修正するしか
なかった。
非常に大きいため、発泡間隙側で板材成形用ベルトを支
えているバックアップローラが、両端の軸受け部の間で
たわみを生じ、その結果第5図のように、製造された発
泡板材Aの板厚が一定せず、中間部が膨らむ難点があっ
た。これを解決するためには、バックアップローラの径
を増やして剛性を高めればよいが、その場合、ローラ径
が増大する分、隣接するバックアップローラ同士の間隔
も大きくなって、ローラ間でベルトの変形を生じやす
く、これが発泡板材Aの板材面の面一性を損なう原因と
なるから、第5図の製品を研磨することで修正するしか
なかった。
この考案は上記の問題点に鑑み、簡単な構成によって板
厚の一定した発泡板材を製造できる装置の提供を目的と
する。
厚の一定した発泡板材を製造できる装置の提供を目的と
する。
すなわち、この考案の発泡板材の製造装置は、所要の発
泡間隙をおいて上下に対向する一対の板材成形用搬送ベ
ルトが、発泡用加熱炉を貫通して発泡板材成形方向に配
設されると共に、上記発泡間隙側において上記板材成形
用ベルトの裏側に位置して該ベルトの走行を支える成形
用ローラが中太形状に構成されてなることを特徴とす
る。
泡間隙をおいて上下に対向する一対の板材成形用搬送ベ
ルトが、発泡用加熱炉を貫通して発泡板材成形方向に配
設されると共に、上記発泡間隙側において上記板材成形
用ベルトの裏側に位置して該ベルトの走行を支える成形
用ローラが中太形状に構成されてなることを特徴とす
る。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は実施例の
要部断面図、第3図は実施例の使用状態図、第4図は変
形例のバックアップローラ正面図である。
要部断面図、第3図は実施例の使用状態図、第4図は変
形例のバックアップローラ正面図である。
この考案の発泡板材の製造装置は、所要の発泡間隙1を
おいて上下に対向する一対の板材成形用搬送ベルト2、
3が、発泡用加熱炉4を貫通して発泡板材成形方向に配
設されると共に、これら各ベルト2、3がそれぞれのプ
ーリー5a、5bおよび6a、6b間に巻回して走行可能に構成
され、かつ上記発泡間隙1側において上記板材成形用ベ
ルト2、3の裏側に、発泡板材成形方向に一定の間隔で
多数本のバックアップローラ7…が軸支され、これらバ
ックアップローラ7…によってそれぞれの搬送ベルト
2、3が支えられる。そして、この場合、バックアップ
ローラ7のそれぞれが、両端で細く、中央で太い中太形
状のクラウニング付きローラとされている。
おいて上下に対向する一対の板材成形用搬送ベルト2、
3が、発泡用加熱炉4を貫通して発泡板材成形方向に配
設されると共に、これら各ベルト2、3がそれぞれのプ
ーリー5a、5bおよび6a、6b間に巻回して走行可能に構成
され、かつ上記発泡間隙1側において上記板材成形用ベ
ルト2、3の裏側に、発泡板材成形方向に一定の間隔で
多数本のバックアップローラ7…が軸支され、これらバ
ックアップローラ7…によってそれぞれの搬送ベルト
2、3が支えられる。そして、この場合、バックアップ
ローラ7のそれぞれが、両端で細く、中央で太い中太形
状のクラウニング付きローラとされている。
上記の構造によれば、上下の板材成形用搬送ベルト2、
3を駆動し、かつこれらベルト間の発泡間隙1に発泡材
8を供給して発泡用加熱炉4を通して発泡させれば、バ
ックアップローラ7…が中太形状であるため、これに掛
かっている搬送ベルト2、3も当初は湾曲しているが、
高い発泡圧によって各バックアップローラ7…が両端の
軸受け部間でたわむと、このたわみによって発泡材8側
のローラ面が直線状態になり、搬送ベルト2、3も平坦
となる。したがって製造された発泡板材には脹らみが発
生しない。
3を駆動し、かつこれらベルト間の発泡間隙1に発泡材
8を供給して発泡用加熱炉4を通して発泡させれば、バ
ックアップローラ7…が中太形状であるため、これに掛
かっている搬送ベルト2、3も当初は湾曲しているが、
高い発泡圧によって各バックアップローラ7…が両端の
軸受け部間でたわむと、このたわみによって発泡材8側
のローラ面が直線状態になり、搬送ベルト2、3も平坦
となる。したがって製造された発泡板材には脹らみが発
生しない。
なお、バックアップローラ7の中太形状は、第4図のよ
うに断続的な直線面に仕上げれば、曲面仕上げに比べ加
工性が向上する。
うに断続的な直線面に仕上げれば、曲面仕上げに比べ加
工性が向上する。
この考案は以上のように構成されているから、バックア
ップローラのローラ径の増大によって剛性を高めたり、
製品を研磨することなく、板厚がいずれの部分でも一定
の、かつ良質の発泡板材を製造できる効果を有する。
ップローラのローラ径の増大によって剛性を高めたり、
製品を研磨することなく、板厚がいずれの部分でも一定
の、かつ良質の発泡板材を製造できる効果を有する。
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は実施例の
要部断面図、第3図は実施例の使用状態図、第4図は変
形例のバックアップローラ正面図、第5図は従来装置に
よって製造された発泡板材の断面図である。
要部断面図、第3図は実施例の使用状態図、第4図は変
形例のバックアップローラ正面図、第5図は従来装置に
よって製造された発泡板材の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】所要の発泡間隙をおいて上下に対向する一
対の板材成形用搬送ベルトが、発泡用加熱炉を貫通して
発泡板材成形方向に配設されると共に、上記発泡間隙側
において上記板材成形用ベルトの裏側に位置して該ベル
トの走行を支えるバックアップローラが中太形状に構成
されてなることを特徴とする発泡板材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2804490U JPH0727153Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 発泡板材の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2804490U JPH0727153Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 発泡板材の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118628U JPH03118628U (ja) | 1991-12-06 |
JPH0727153Y2 true JPH0727153Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31530868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2804490U Expired - Lifetime JPH0727153Y2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 発泡板材の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727153Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP2804490U patent/JPH0727153Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118628U (ja) | 1991-12-06 |
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