JPH07271160A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07271160A
JPH07271160A JP8385594A JP8385594A JPH07271160A JP H07271160 A JPH07271160 A JP H07271160A JP 8385594 A JP8385594 A JP 8385594A JP 8385594 A JP8385594 A JP 8385594A JP H07271160 A JPH07271160 A JP H07271160A
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JP
Japan
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signal
developing
voltage
image forming
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8385594A
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English (en)
Inventor
Masaharu Tsukada
雅晴 塚田
Akira Nakatani
亮 中谷
Hideto Iwama
秀人 岩間
Hideki Suzuki
英樹 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写材の裏汚れの発生を防止し、且つ印字中
の黒帯状印字によるトナーの浪費を防止できる画像形成
装置を提供する。 【構成】 印字中にBD信号が未検知となってレーザの
強制点灯がなされたとき、紙間でBD信号の未検知状態
が発生した時に、現像バイアス切替回路43からスイッ
チ回路36に未検知信号を出力し、参照電圧を切替え
る。同時にACトランス駆動回路40にも同信号を出力
し、現像交流電圧をオフする。これにより、黒帯状の印
字パターンの発生を防止してトナーの浪費を防止し、且
つ転写材の裏汚れを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を使用し
たプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5により、電子写真方式を使
用したプリンタについて説明する。図4はそのような形
式のプリンタの概略構成を示しており、同図において、
矢印方向に回転する感光体1の表面が、高圧電源2に接
続された帯電ローラ3によって一様に帯電され、該帯電
面に画像信号によって変調されたレーザビーム4が照射
されて静電潜像が形成される。この潜像に現像手段たる
現像器5からトナーが供給されてトナー像となり転写部
位6に到来する。現像器5には高圧電源7によって直流
電圧に交流電圧が重畳された高電圧が印加されている。
【0003】転写部位6は感光体1とこれに当接する導
電性転写ローラ9とのニップ部からなり、感光体1上の
トナー像部分がこの転写部位6に到来するタイミングに
合わせて、転写材8が供給されニップ部を通過する。こ
の時、転写ローラ9には電源10によって転写バイアス
が印加され、感光体1側のトナー像が転写材8に転写さ
れる。その後、トナー像を担持した転写材8は転写部位
6を離れて不図示の定着器に搬送される。
【0004】図5は、上記プリンタのレーザビーム4を
射出する露光装置の構成を説明するための概略図であ
る。光学的走査手段たるレーザ露光系20は画像信号に
よって変調される半導体レーザ及び半導体レーザの駆動
回路からなるレーザユニット14を備えている。レーザ
ユニット14から射出されたレーザビーム4はコリメー
タレンズ13によって平行光となり、スキャナユニット
11に入射する。スキャナユニット11は入射されたレ
ーザビームを反射するための反射ミラーで構成されてお
り、矢印方向に回転することによってレーザビームを走
査する。その後レーザビームは結像レンズ12によって
感光体1上に結像され、同時にスキャナユニット11の
回転により感光体1上で主走査方向に走査される。
【0005】又レーザ露光系はフォトセンサによってレ
ーザビームを検知する回路15を備え、この回路より出
力されるBD検知信号によって、主走査方向の記録開始
タイミングの同期がとられる。
【0006】ところで上記構成からなるプリンタには、
従来下記のような2点の問題があった。 1)上記BD信号の検知開始時、つまり印字動作をする
ためにスキャナユニット11を回転させ、一定回転にな
ったところでレーザを強制点灯させてBD信号の検知動
作に入るのであるが、この場合、レーザはBD信号が検
知されるまで、感光体1上を必ず全点灯することにな
る。したがって、感光体1の上記レーザ照射位置に現像
器5によってトナーがのり、このトナーが転写ローラ9
に転移するため、次に到来する転写材8の裏側を汚すこ
とになる、所謂裏汚れが生じることとなる。 2)また、BD信号が検知された後、スキャナユニット
11が何らかの理由によって回転変動を起こした場合、
BD信号が所定のタイミングで検知されなくなり、再度
レーザを強制点灯させてBD信号の検知動作を行なうこ
とになる。この場合、BD信号の未検知状態の発生タイ
ミングが紙間と印字中によってその問題は異なり、紙間
では1)と同様に転写材8の裏汚れが生じる。一方、印
字中では、レーザの強制点灯によって転写材の印字領域
に黒い帯状の印字パターンが形成されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のBD検知手段ではBD信号の検知開始時、あるいは
印字中におけるBD信号の未検知状態の発生により、転
写材8の裏汚れ、または黒い帯状パターンの印字により
余分なトナーを消費するという欠点があった。
【0008】従って、本発明の目的は、転写材の裏汚れ
の発生を防止でき、且つ印字中の黒帯状印字によるトナ
ーの浪費を防止できる画像形成装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
感光体上を走査する光学的走査手段と、前記走査手段の
同期信号を検知する同期信号検知手段と、前記感光体の
静電潜像を可視像化する現像手段とを有する画像形成装
置において、前記同期信号検知手段の同期信号検知開始
時あるいは同期信号未検知状態発生時に、前記現像手段
の出力値を通常現像の値と0Vとの間の中間の値に設定
する手段を有することを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0010】前記出力値設定手段は正規のBD信号の検
知・非検知を検知する現像バイアス切替回路と、該現像
バイアス切替回路の検知結果に基づき現像直流電圧の参
照電圧を切替えるスイッチ回路とを有することが好まし
い。
【0011】好ましくは、前記現像バイアス切替回路の
検知結果に基づき現像交流電圧の印加を停止する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。尚、次に説明する実施例にて
本発明は先に説明した図4に示すプリンタに適用され、
又、本発明の特徴部分は図1に示すような現像バイアス
制御部に具現化するものとする。
【0013】図1は本発明を実施するためのブロック図
であり、プリンタのシーケンスを制御するCPU30、
及び本発明に関わる現像バイアスの制御部のみが示され
ている。現像バイアスは直流電圧に交流電圧を重畳した
構成となっているため図中上部に示されるように直流出
力部と交流出力部からなる。
【0014】直流出力部は、参照電圧37(Vref1)、
参照電圧38(Vref2)、スイッチ回路36、誤差増幅
器31、DCトランス駆動回路32、昇圧トランス3
3、及びコンデンサ34とダイオード35とからなる整
流回路から構成される。直流出力部は出力電圧を誤差増
幅器31に帰還し、常に参照電圧(Vref1:37又はV
ref2:38)と等しくなるようにDCトランス駆動回路
32を制御する帰還回路を構成している。
【0015】尚、DCトランス駆動回路32へはパルス
発振回路39から矩形波が入力されており、この矩形波
の電圧値を制御することによって所定の直流電圧を出力
することができる。また、DCトランス駆動回路32に
は、CPU30から現像DC−ON信号が入力されてお
り、この信号によって所定のタイミングで現像直流バイ
アスをオン/オフすることができる。
【0016】交流出力部はパルス発信回路39、ACト
ランス駆動回路40、昇圧トランス41からなる。交流
出力部は、パルス発信回路39からの矩形波をACトラ
ンス駆動回路40によって電力増幅し、昇圧トランス4
1によって昇圧し、矩形波の交流電圧を出力する。直流
出力部とは昇圧トランス41の2次側で接続されてお
り、直流電圧と交流電圧が重畳されて現像バイアス電圧
として現像器5(図5)に出力される。又、ACトラン
ス駆動回路40には現像AC−ON信号が入力されてお
り、所定のタイミングでの現像交流バイアスのオン/オ
フが可能となっている。
【0017】図中下部にBD検知回路15(図5)から
得られたBD検知信号を処理する回路部が示されてい
る。BD検知信号は、波形整形回路45によってきれい
な矩形波に整形されてBD認識回路44へ出力され、B
D認識回路44は、ウインドウ信号発生回路42から出
力されるBD信号の正規の周期を示すウインドウ信号と
検知されたBD信号から正規のBD信号のみを識別し、
BD信号として、外部のプリンタコントローラ(不図
示)、ウインドウ信号発生回路42、現像バイアス切替
回路43へ出力する。つまり、BD検知信号に含まれる
ノイズ成分の削除を行なっている。また、ウインドウ信
号で示された所定のタイミングでBD検知信号が入力さ
れなかった場合は、BDエラー信号としてCPU30へ
出力し、レーザの強制点灯を指示する。
【0018】現像バイアス切替回路43は本発明に最も
大きく関わる回路であり、ウインドウ信号とBD信号か
ら正規のBD信号が検知されたか否かを検知し、もし検
知されなかった場合は、所定のタイミングで現像直流出
力部の参照電圧Vref をスイッチ回路36によって参照
電圧Vref1:37から参照電圧Vref2:38に切り替え
る信号を発生する。この動作によって現像直流電圧は、
通常現像時の値と0Vとの間の中間の値に設定される。
更に、上記の参照電圧を切り替える信号はACトランス
駆動回路40にも入力され、現像交流電圧をオフにして
いる。
【0019】実施例1 プリント中にBD検知信号が検知されなかった場合につ
いて、図2のタイミングチャートを参照して説明する。
通常BD信号は、ウインドウ信号が出力されている時に
入力されるBD検知信号を正規のBD信号としている。
したがって、先ず、ウインドウ信号によってレーザを画
像領域外において強制点灯させ、BD信号を検知する。
図中1発目のBD検知信号がそれであり、ウインドウ信
号内にBD検知信号が入力されているので、正規のBD
信号として外部へ出力されている。現像バイアスも通常
の現像直流電圧(−Va)に矩形波が重畳された状態で
出力されている。
【0020】図2のブロック図では次の2発目のBD信
号がウインドウ信号内で検知されていないことを示して
いる。この場合、ウインドウ信号によって点灯開始した
レーザは、BD信号が検知されないため次のBD信号が
検知される迄点灯状態を保持する。勿論BD信号も外部
へ出力されない。同時にレーザ点灯から所定のタイミン
グT後現像バイアス切替回路43(図1)より現像DC
切替信号が出力され現像直流電圧は−Vaから−Vbに
切り替えられ、現像交流電圧はオフされる。このときの
−Vbの値は通常現像時の値と0Vとの間の中間の値で
ある。
【0021】その後、BD信号が検知されると、ウイン
ドウ信号がそのタイミングから生成され、次のBD検知
信号がこのウインドウ信号のなかに入っていればBD信
号を確定する。そして、レーザの強制信号は解除され通
常のBD検知シーケンスに戻る。ここでタイミングTは
解除され通常のBD検知シーケンスに戻る。尚、タイミ
ングTは感光体1の露光位置と現像器5の位置によって
決定されるものである(図4参照)。つまりタイミング
Tは、露光位置が感光体1の回転によって現像器5に達
する前に現像バイアスが切り替えられるような値に設定
される。
【0022】上記のように、印字中にBD信号が未検知
となってレーザの強制点灯がされても、現像直流バイア
スの値を変化させているために、黒い帯状の印字パター
ンが発生することがなく、従来のようなトナーの浪費を
防止することができる。また、紙間でBD信号の未検知
状態が発生しても、レーザ強制点灯による転写材の裏汚
れの発生も防ぐことができる。
【0023】実施例2 次に、BD信号の検知開始時、つまり印字動作をするた
めにスキャナを回転させ、一定回転になったところでレ
ーザを強制点灯させてBD信号の検知動作に入る場合に
ついて、図3のタイミングチャートを参照して説明す
る。
【0024】先ず、ウインドウ信号が出力され、レーザ
も強制点灯される。レーザ強制点灯から所定タイミング
T後に現像DC切り替え回路43(図1)によって現像
DC切替信号が出力され、現像バイアスは現像直流電圧
が−Vaから−Vbに切り替えられ、現像交流電圧はオ
フされる。これによって、レーザの強制点灯による感光
体1へのトナーの付着を防いでいる。尚、このときの−
Vbの値は通常現像時の値と0Vとの間の中間の値であ
る。
【0025】その後、1発目のBD信号が検知されると
ウインドウ信号がオフし、更に2発目のBD検知信号に
よってBD信号が確定し、レーザの強制点灯が終了す
る。又レーザ強制点灯のオフ後、所定のタイミングTで
現像バイアスも通常の出力になる。
【0026】上記のように、BD信号の検知開始時にお
いて、現像直流バイアスの値を変化させているために、
転写材の裏汚れの発生を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、BD信号の検知開始時あるいは
印字中にBD信号が未検知状態になった時のレーザ強制
点灯時に、現像直流バイアスの値を通常バイアス値と0
Vの中間に設定できる手段を設けることにより、転写材
の裏汚れの防止、黒帯状印字によるトナーの余分な浪費
を防止できる。これにより、高品質の転写材を得ること
ができ、又ランニングコストの低減を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】第1の実施例を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図3】第2の実施例を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図4】電子写真方式のプリンタを示す概略図である。
【図5】レーザ露光系を示す概略図である。
【符号の説明】
5 現像手段 15 レーザビーム検知回路 20 レーザ露光系 36 スイッチ回路 43 現像バイアス切替回路
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 英樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上を走査する光学的走査手段と、
    前記走査手段の同期信号を検知する同期信号検知手段
    と、前記感光体の静電潜像を可視像化する現像手段とを
    有する画像形成装置において、 前記同期信号検知手段の同期信号検知開始時あるいは同
    期信号未検知状態発生時に、前記現像手段の出力値を通
    常現像の値と0Vとの間の中間の値に設定する出力値設
    定手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記出力値設定手段が正規のBD信号の
    検知・非検知を検知する現像バイアス切替回路と、該現
    像バイアス切替回路の検知結果に基づき現像直流電圧の
    参照電圧を切替えるスイッチ回路とを有することを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像バイアス切替回路の検知結果に
    基づき現像交流電圧の印加を停止することを特徴とする
    請求項2の画像形成装置。
JP8385594A 1994-03-30 1994-03-30 画像形成装置 Pending JPH07271160A (ja)

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JP8385594A JPH07271160A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 画像形成装置

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JP8385594A JPH07271160A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 画像形成装置

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JPH07271160A true JPH07271160A (ja) 1995-10-20

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ID=13814311

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JP8385594A Pending JPH07271160A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 画像形成装置

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