JPH07270939A - フィルム情報表示機構付ネガマスク - Google Patents
フィルム情報表示機構付ネガマスクInfo
- Publication number
- JPH07270939A JPH07270939A JP6073594A JP6073594A JPH07270939A JP H07270939 A JPH07270939 A JP H07270939A JP 6073594 A JP6073594 A JP 6073594A JP 6073594 A JP6073594 A JP 6073594A JP H07270939 A JPH07270939 A JP H07270939A
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- Japan
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- film
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- negative mask
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の写真焼付け装置に適用するだけですむ
ので安価で、写真フィルムに予め記録されているパノラ
マサイズやサービスサイズなど焼付け時に必要な情報を
読み取り、表示することができるフィルム情報表示機構
付ネガマスクを提供する。 【構成】 感光乳剤層と磁気記録層を有する写真フィル
ムの、前記感光乳剤層に撮影されている画像をペーパー
に焼き付ける写真焼付け装置に用いられ、写真フィルム
を固定するネガマスクであり、前記フィルムの感光乳剤
層に予め光学読取り可能に記録されている情報を読み取
る機構、および前記磁気記録層に予め記録されている情
報を読み取る機構のうち少なくとも一方を備えており、
該フィルム情報の読取機構によって読み取った記録情報
を表示するフィルム情報表示機構を備えている。
ので安価で、写真フィルムに予め記録されているパノラ
マサイズやサービスサイズなど焼付け時に必要な情報を
読み取り、表示することができるフィルム情報表示機構
付ネガマスクを提供する。 【構成】 感光乳剤層と磁気記録層を有する写真フィル
ムの、前記感光乳剤層に撮影されている画像をペーパー
に焼き付ける写真焼付け装置に用いられ、写真フィルム
を固定するネガマスクであり、前記フィルムの感光乳剤
層に予め光学読取り可能に記録されている情報を読み取
る機構、および前記磁気記録層に予め記録されている情
報を読み取る機構のうち少なくとも一方を備えており、
該フィルム情報の読取機構によって読み取った記録情報
を表示するフィルム情報表示機構を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム情報表示機構付
ネガマスク(以下、単にネガマスクという)に関する。
さらに詳しくは、感光乳剤層と磁気記録層を有する写真
フィルムの各層に記録されている、焼付け時に必要なパ
ノラマサイズなどのフィルム情報を読み取り、表示機構
に表示するネガマスクに関する。
ネガマスク(以下、単にネガマスクという)に関する。
さらに詳しくは、感光乳剤層と磁気記録層を有する写真
フィルムの各層に記録されている、焼付け時に必要なパ
ノラマサイズなどのフィルム情報を読み取り、表示機構
に表示するネガマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パノラマサイズなどを撮影可能と
する写真機の急激な普及に伴い、それに対する自動化さ
れた焼付け機の対応が急務となっている。すなわち、パ
ノラマサイズに撮影されたフィルムは、ノーマルプリン
トとは引き伸ばし倍率などの焼付け方法が異なるため、
ノーマルプリントのみの撮影済みフィルムとでは扱いを
異にし、顧客にパノラマサイズで撮影したかどうかを予
め聞いて分類するようにしている。しかし、顧客にとっ
てははっきり覚えていないばあいが多く、間違えなく同
時プリントなどのサービスを行うためには、一旦全ての
画像をサービスサイズで焼き付けてから、パノラマサイ
ズなどが含まれていないかどうか確認するなどの作業が
必要となる。
する写真機の急激な普及に伴い、それに対する自動化さ
れた焼付け機の対応が急務となっている。すなわち、パ
ノラマサイズに撮影されたフィルムは、ノーマルプリン
トとは引き伸ばし倍率などの焼付け方法が異なるため、
ノーマルプリントのみの撮影済みフィルムとでは扱いを
異にし、顧客にパノラマサイズで撮影したかどうかを予
め聞いて分類するようにしている。しかし、顧客にとっ
てははっきり覚えていないばあいが多く、間違えなく同
時プリントなどのサービスを行うためには、一旦全ての
画像をサービスサイズで焼き付けてから、パノラマサイ
ズなどが含まれていないかどうか確認するなどの作業が
必要となる。
【0003】このような手間などを省くために、撮影す
るときにフィルムにパノラマサイズで撮影したなどの撮
影情報を、画像とともに記録させることが提案されてい
る。その方法として、フィルムに光学読取可能なマーク
を画像とともに焼き込むか、それとは別にフィルムに磁
気記録層を設けることが考えられている。このように情
報が記録されたフィルムでは、これまでのノーマルプリ
ントのみのフィルムと同様に、焼付けを完全に自動化す
ることが可能となる。
るときにフィルムにパノラマサイズで撮影したなどの撮
影情報を、画像とともに記録させることが提案されてい
る。その方法として、フィルムに光学読取可能なマーク
を画像とともに焼き込むか、それとは別にフィルムに磁
気記録層を設けることが考えられている。このように情
報が記録されたフィルムでは、これまでのノーマルプリ
ントのみのフィルムと同様に、焼付けを完全に自動化す
ることが可能となる。
【0004】そればかりか、たとえば磁気記録層をフィ
ルムに設けたばあい、記録しうる情報の量が飛躍的に多
くなるので、パノラマなどの焼付け情報ばかりでなく、
撮影の日時や、シャッタースピード、絞り値、ズーム値
などの撮影情報なども記録することが可能となる。
ルムに設けたばあい、記録しうる情報の量が飛躍的に多
くなるので、パノラマなどの焼付け情報ばかりでなく、
撮影の日時や、シャッタースピード、絞り値、ズーム値
などの撮影情報なども記録することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように磁気記録層などに記録された情報は、別途この情
報を読み取る装置が必要であり、このような写真フィル
ムが普及するに伴い、これまでの焼付け装置の他に情報
読取機能付き焼付け装置を新たに購入しなければならな
いという問題がある。しかし、そのような焼付け装置は
高価であり、すぐには購入できないのでそれを備えた他
店に焼付けを依頼しなければならず、そのばあい1時間
仕上げといった迅速焼付けサービスが不可能であるとい
う問題が生じる。
ように磁気記録層などに記録された情報は、別途この情
報を読み取る装置が必要であり、このような写真フィル
ムが普及するに伴い、これまでの焼付け装置の他に情報
読取機能付き焼付け装置を新たに購入しなければならな
いという問題がある。しかし、そのような焼付け装置は
高価であり、すぐには購入できないのでそれを備えた他
店に焼付けを依頼しなければならず、そのばあい1時間
仕上げといった迅速焼付けサービスが不可能であるとい
う問題が生じる。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、従来の焼付
け装置に適用するだけですむので安価で、写真フィルム
に予め記録されているパノラマサイズやサービスサイズ
など焼付け時に必要な情報を読み取り、表示することが
できるネガマスクを提供することを目的とする。
け装置に適用するだけですむので安価で、写真フィルム
に予め記録されているパノラマサイズやサービスサイズ
など焼付け時に必要な情報を読み取り、表示することが
できるネガマスクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のネガマスクは、
感光乳剤層と磁気記録層を有する写真フィルムの、前記
感光乳剤層に撮影されている画像をペーパーに焼き付け
る写真焼付け装置に用いられ、写真フィルムを固定する
ネガマスクであって、前記フィルムの感光乳剤層に予め
光学読取り可能に記録されている情報を読み取る機構、
および前記磁気記録層に予め記録されている情報を読み
取る機構のうち少なくとも一方を備えており、該フィル
ム情報の読取機構によって読み取った記録情報を表示す
るフィルム情報表示機構を備えてなることを特徴として
いる。
感光乳剤層と磁気記録層を有する写真フィルムの、前記
感光乳剤層に撮影されている画像をペーパーに焼き付け
る写真焼付け装置に用いられ、写真フィルムを固定する
ネガマスクであって、前記フィルムの感光乳剤層に予め
光学読取り可能に記録されている情報を読み取る機構、
および前記磁気記録層に予め記録されている情報を読み
取る機構のうち少なくとも一方を備えており、該フィル
ム情報の読取機構によって読み取った記録情報を表示す
るフィルム情報表示機構を備えてなることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明のネガマスクでは、感光乳剤層および/
または磁気記録層に記録されているフィルム情報を読取
機構で読み取り、表示機構で表示する。
または磁気記録層に記録されているフィルム情報を読取
機構で読み取り、表示機構で表示する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明のネガマ
スクを説明する。
スクを説明する。
【0010】図1は感光乳剤層および磁気記録層を有し
てなる写真フィルムの一例を示す説明図、図2は本発明
におけるフィルム情報の読取機構の一例を示す斜視説明
図、図3は図2の側面説明図、図4は本発明のネガマス
クの一実施例の斜視図、図5は本発明のネガマスクの他
の実施例の斜視図、図6は本発明のネガマスクを適用し
た写真焼付け装置の一部外観斜視図である。
てなる写真フィルムの一例を示す説明図、図2は本発明
におけるフィルム情報の読取機構の一例を示す斜視説明
図、図3は図2の側面説明図、図4は本発明のネガマス
クの一実施例の斜視図、図5は本発明のネガマスクの他
の実施例の斜視図、図6は本発明のネガマスクを適用し
た写真焼付け装置の一部外観斜視図である。
【0011】まず、図1に基づいて本発明が適用される
フィルムの一例を説明する。フィルム1は画像が撮影さ
れる従来の感光乳剤層3のほかに、磁気記録層4を有し
ている。感光乳剤層3にはバーコード10がフィルム製
造時に製造工場で焼き込まれ、また光学読取可能なマー
ク5、6、7、8および9が撮影時にカメラによって画
像とともに焼き込まれている。磁気記録層4にはフィル
ム工場、現像所あるいはカメラなどに設けられた書き込
み機構によって必要な情報が記録されている。記録され
る情報は、フィルム製造時、写真撮影時、DPE受付
時、現像・プリント処理時などの各種情報である。
フィルムの一例を説明する。フィルム1は画像が撮影さ
れる従来の感光乳剤層3のほかに、磁気記録層4を有し
ている。感光乳剤層3にはバーコード10がフィルム製
造時に製造工場で焼き込まれ、また光学読取可能なマー
ク5、6、7、8および9が撮影時にカメラによって画
像とともに焼き込まれている。磁気記録層4にはフィル
ム工場、現像所あるいはカメラなどに設けられた書き込
み機構によって必要な情報が記録されている。記録され
る情報は、フィルム製造時、写真撮影時、DPE受付
時、現像・プリント処理時などの各種情報である。
【0012】たとえば、フィルム1の先端11にはフィ
ルム種類やフィルムIDなどが書き込まれているが、磁
気記録層4のうちフィルム先端12にはこのようなフィ
ルム全体の情報を記録しておき、画像2の下13には画
像2ごとの撮影時の情報が記録される。また、マーク
5、6、7はプリントフォーマット(ノーマル、パノラ
マ、ハイビジョンのいずれのサイズで焼き付けるか)を
指定するためのものであり、カメラによって撮影時に撮
影者の選択によって焼き込まれる。すなわち、マーク8
はノーマルプリントを指定しており、マーク9はパノラ
マプリントを指定している。バーコード10にはフィル
ムの種類、コマ番号などの情報を書き込んでおく。な
お、画像2の上の数字14はコマ番号を示している。
ルム種類やフィルムIDなどが書き込まれているが、磁
気記録層4のうちフィルム先端12にはこのようなフィ
ルム全体の情報を記録しておき、画像2の下13には画
像2ごとの撮影時の情報が記録される。また、マーク
5、6、7はプリントフォーマット(ノーマル、パノラ
マ、ハイビジョンのいずれのサイズで焼き付けるか)を
指定するためのものであり、カメラによって撮影時に撮
影者の選択によって焼き込まれる。すなわち、マーク8
はノーマルプリントを指定しており、マーク9はパノラ
マプリントを指定している。バーコード10にはフィル
ムの種類、コマ番号などの情報を書き込んでおく。な
お、画像2の上の数字14はコマ番号を示している。
【0013】フィルム製造時、写真撮影時、DPE受付
時、現像・プリント処理時にフィルムに書き込んでおき
たい情報の一例を以下に列挙する。
時、現像・プリント処理時にフィルムに書き込んでおき
たい情報の一例を以下に列挙する。
【0014】まず、フィルム製造時に入力される情報と
しては、フィルムID、製造ロット番号、フィルムタイ
プ(種類、ISO感度、枚数、コマNO、ラチチュー
ド)、製造年月日、製造場所などがある。
しては、フィルムID、製造ロット番号、フィルムタイ
プ(種類、ISO感度、枚数、コマNO、ラチチュー
ド)、製造年月日、製造場所などがある。
【0015】写真撮影時にカメラによって入力される情
報としては、プリントフォーマット(ノーマル、パノラ
マ、ハイビジョンのいずれのサイズで焼き付けるか)、
プリント方法の指示などのほかに、撮影の場所や日付時
間などの文字情報、さらにシャッタースピード、絞り
値、使用レンズ、ズーム値、ストロボ使用、ピント距
離、光源などの撮影状況、およびこれらの情報を写真の
表と裏のどちらに印字するかといったバックプリント指
示、フロントプリント指示などの情報がある。
報としては、プリントフォーマット(ノーマル、パノラ
マ、ハイビジョンのいずれのサイズで焼き付けるか)、
プリント方法の指示などのほかに、撮影の場所や日付時
間などの文字情報、さらにシャッタースピード、絞り
値、使用レンズ、ズーム値、ストロボ使用、ピント距
離、光源などの撮影状況、およびこれらの情報を写真の
表と裏のどちらに印字するかといったバックプリント指
示、フロントプリント指示などの情報がある。
【0016】DPE受付時に入力される情報としては、
客名、客の電話番号、客のID番号、受付日時、仕上げ
時間(超特急、特急)、仕上がり日時、取次店ID、取
次店の指示、プリントサイズ、プリント縁指示、サービ
ス方法(現像のみか、同時プリントかなど)、プリント
面質、プリント枚数、バックプリント指示、フロントプ
リント指示などがある。
客名、客の電話番号、客のID番号、受付日時、仕上げ
時間(超特急、特急)、仕上がり日時、取次店ID、取
次店の指示、プリントサイズ、プリント縁指示、サービ
ス方法(現像のみか、同時プリントかなど)、プリント
面質、プリント枚数、バックプリント指示、フロントプ
リント指示などがある。
【0017】現像・プリント処理時に入力される情報と
しては、現像プリントした現像所名、プリントプリンタ
ーID、プリントした日時、プリントしたプリントデー
タ(プリントサイズ、プリント枚数、プリント補正情
報、焼き直し情報など)、コメントなどがある。
しては、現像プリントした現像所名、プリントプリンタ
ーID、プリントした日時、プリントしたプリントデー
タ(プリントサイズ、プリント枚数、プリント補正情
報、焼き直し情報など)、コメントなどがある。
【0018】図2は感光乳剤層3および磁気記録層4の
両方の記録情報を読み取ることができるフィルム情報の
読取機構31の一例であり、図4または図5のネガマス
ク41または51の内部に配置されている。32は磁気
記録層4の記録を読取る磁気ヘッドであり、33〜36
は感光乳剤層3の記録を読み取るセンサーまたは発光ダ
イオードである。すなわち、33および34は、それぞ
れプリントサイズを記録しているマーク5〜7を読み取
るフォーマットセンサーおよび第一発光ダイオードであ
り、35および36は、それぞれバーコード10を読み
取るバーコードセンサーおよび第二発光ダイオードであ
る。それぞれのセンサー33、35と発光ダイオード3
4、36は、図3に示されるように、フィルム1を挟ん
で光を授受できる位置に設けられ、マーク5〜7および
バーコード10が光を遮るとこれを感知するようになっ
ている。37はパーフォレーションであり、カメラでの
撮影時に画面の位置決めをするためのものである。
両方の記録情報を読み取ることができるフィルム情報の
読取機構31の一例であり、図4または図5のネガマス
ク41または51の内部に配置されている。32は磁気
記録層4の記録を読取る磁気ヘッドであり、33〜36
は感光乳剤層3の記録を読み取るセンサーまたは発光ダ
イオードである。すなわち、33および34は、それぞ
れプリントサイズを記録しているマーク5〜7を読み取
るフォーマットセンサーおよび第一発光ダイオードであ
り、35および36は、それぞれバーコード10を読み
取るバーコードセンサーおよび第二発光ダイオードであ
る。それぞれのセンサー33、35と発光ダイオード3
4、36は、図3に示されるように、フィルム1を挟ん
で光を授受できる位置に設けられ、マーク5〜7および
バーコード10が光を遮るとこれを感知するようになっ
ている。37はパーフォレーションであり、カメラでの
撮影時に画面の位置決めをするためのものである。
【0019】また、38〜40はフィルム搬送機構であ
り、フィルム1を図4および図5に示すフィルム挿入口
42に挿入するとフィルム検出センサー38がフィルム
1を検出してモーター39が回転し、フィルム送りロー
ラー40でフィルム1を搬送して図4および図5に示す
フィルム排出口43にフィルム1を送り出す。
り、フィルム1を図4および図5に示すフィルム挿入口
42に挿入するとフィルム検出センサー38がフィルム
1を検出してモーター39が回転し、フィルム送りロー
ラー40でフィルム1を搬送して図4および図5に示す
フィルム排出口43にフィルム1を送り出す。
【0020】磁気記録層4に記録された記録情報は、磁
気ヘッド32を通過させることによって電気信号に変換
される。また、センサー33、35で検出された光学読
取り可能な情報も同じく電気信号に変換される。そし
て、図4および図5に示される表示機構45または表示
機構52に表示される。この表示をみて作業者は指定さ
れたサイズのプリントに焼付けを行なう。
気ヘッド32を通過させることによって電気信号に変換
される。また、センサー33、35で検出された光学読
取り可能な情報も同じく電気信号に変換される。そし
て、図4および図5に示される表示機構45または表示
機構52に表示される。この表示をみて作業者は指定さ
れたサイズのプリントに焼付けを行なう。
【0021】図4および図5は本発明のネガマスクの外
観斜視図である。本発明のネガマスク41および51は
薄い長方形の箱型であり、フィルム挿入口42からフィ
ルムを挿入しフィルム排出口43から排出される。アパ
チャー44は画像2の大きさに開けられた窓であり、こ
こに位置する画像をペーパーに焼付けてプリントする。
ネガマスク41および51の内部には図2に示される読
取機構31が配設されている。この読み取り機構31は
ちょうどアパチャー44に位置する画像の情報を読み取
り、表示機構45に表示する。図4における表示機構4
5および図5における表示機構52はとくに焼付けに必
要な情報のみを表示するものであり、Pはパノラマ、N
はノーマル、Hはハイビジョンを示す。文字の下の表示
灯が点灯してどのサイズに焼き付けたらよいかが一目で
分かるようになっている。
観斜視図である。本発明のネガマスク41および51は
薄い長方形の箱型であり、フィルム挿入口42からフィ
ルムを挿入しフィルム排出口43から排出される。アパ
チャー44は画像2の大きさに開けられた窓であり、こ
こに位置する画像をペーパーに焼付けてプリントする。
ネガマスク41および51の内部には図2に示される読
取機構31が配設されている。この読み取り機構31は
ちょうどアパチャー44に位置する画像の情報を読み取
り、表示機構45に表示する。図4における表示機構4
5および図5における表示機構52はとくに焼付けに必
要な情報のみを表示するものであり、Pはパノラマ、N
はノーマル、Hはハイビジョンを示す。文字の下の表示
灯が点灯してどのサイズに焼き付けたらよいかが一目で
分かるようになっている。
【0022】また、図5のネガマスク51では、表示機
構52が液晶表示板となっており、P3のように表示し
てパノラマサイズの指定のほかに焼付け枚数なども表示
することもできる。なお、液晶表示板以外にも、蛍光
(EL)表示管などにより表示することもできる。
構52が液晶表示板となっており、P3のように表示し
てパノラマサイズの指定のほかに焼付け枚数なども表示
することもできる。なお、液晶表示板以外にも、蛍光
(EL)表示管などにより表示することもできる。
【0023】本発明のネガマスクは、図6に示されるよ
うに、従来の写真焼付け装置61において、従来用いら
れているネガマスクの代わりに適用することができるも
のである。写真焼付け装置61の作業台62上にはキー
ボード63とディスプレイ64が設けられており、キー
ボード63によって露光量や色の補正の入力、またプリ
ンターの各種設定や操作などを行い、ディスプレイ64
によって必要な情報を表示する。
うに、従来の写真焼付け装置61において、従来用いら
れているネガマスクの代わりに適用することができるも
のである。写真焼付け装置61の作業台62上にはキー
ボード63とディスプレイ64が設けられており、キー
ボード63によって露光量や色の補正の入力、またプリ
ンターの各種設定や操作などを行い、ディスプレイ64
によって必要な情報を表示する。
【0024】
【発明の効果】本発明のネガマスクでは、従来の写真焼
付け装置の仕様を変更することなく、従来のネガマスク
に代えて使用することができるので安価に予め情報が記
録されるフィルムに対応することができる。
付け装置の仕様を変更することなく、従来のネガマスク
に代えて使用することができるので安価に予め情報が記
録されるフィルムに対応することができる。
【図1】感光乳剤層および磁気記録層を有してなる写真
フィルムの一例を示す説明図である。
フィルムの一例を示す説明図である。
【図2】本発明におけるフィルム情報の読取機構の一例
を示す斜視説明図である。
を示す斜視説明図である。
【図3】図2の側面説明図である。
【図4】本発明のネガマスクの一実施例の斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明のネガマスクの他の実施例の斜視図であ
る。
る。
【図6】本発明のネガマスクを適用した写真焼付け装置
の一部外観斜視図である。
の一部外観斜視図である。
1 フィルム 2 画像 3 感光乳剤層 4 磁気記録層 31 読取機構 41、51 ネガマスク 45、52 表示機構 61 写真焼付け装置
Claims (1)
- 【請求項1】 感光乳剤層と磁気記録層を有する写真フ
ィルムの、前記感光乳剤層に撮影されている画像をペー
パーに焼き付ける写真焼付け装置に用いられ、前記写真
フィルムを固定するネガマスクであって、前記写真フィ
ルムの感光乳剤層に予め光学読取り可能に記録されてい
る情報を読み取る機構、および前記磁気記録層に予め記
録されている情報を読み取る機構のうち少なくとも一方
を備えており、該フィルム情報の読取機構によって読み
取った記録情報を表示するフィルム情報表示機構を備え
てなることを特徴とするフィルム情報表示機構付ネガマ
スク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073594A JPH07270939A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | フィルム情報表示機構付ネガマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073594A JPH07270939A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | フィルム情報表示機構付ネガマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07270939A true JPH07270939A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13150825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073594A Withdrawn JPH07270939A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | フィルム情報表示機構付ネガマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07270939A (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6073594A patent/JPH07270939A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |