JPH07270511A - 無線標識受信機 - Google Patents
無線標識受信機Info
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- JPH07270511A JPH07270511A JP6367094A JP6367094A JPH07270511A JP H07270511 A JPH07270511 A JP H07270511A JP 6367094 A JP6367094 A JP 6367094A JP 6367094 A JP6367094 A JP 6367094A JP H07270511 A JPH07270511 A JP H07270511A
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- signal
- demodulation
- reception
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動的に受信周波数の設定およびボーレイトの
設定が行われ、かつ設定完了までの時間が短くてすむ無
線標識受信機を提供する。 【構成】情報を固有の変調レートでかつ異なる周波数の
搬送波でMSK変調した電波を受信する無線標識受信機
において、第1周波数変換部3に受信周波数に対応する
周波数の第1の局部発振出力を供給し、第2周波数変換
部5に変調レートに基づく周波数の第2の局部発振出力
を供給し、MSK信号復調部6の遅延回路におけるMS
K信号の遅延量を変調レートに基づいて変化させる周波
数の復調用クロック信号を送出するシンセサイザ部7
と、電界強度に比例した信号のレベルに基づく信号を受
けて電界強度を判別し、かつシンセサイザ部7を制御し
てMSK信号復調出力を受けて予め定められたフォーマ
ットのデータ列が出力されたときにおける第2の局部発
振出力の周波数および復調用クロック信号の周波数に保
持し、かつ最大電界強度が得られる受信周波数に対応す
る第1の局部発振出力の周波数に保持させる制御部8と
を備えた。
設定が行われ、かつ設定完了までの時間が短くてすむ無
線標識受信機を提供する。 【構成】情報を固有の変調レートでかつ異なる周波数の
搬送波でMSK変調した電波を受信する無線標識受信機
において、第1周波数変換部3に受信周波数に対応する
周波数の第1の局部発振出力を供給し、第2周波数変換
部5に変調レートに基づく周波数の第2の局部発振出力
を供給し、MSK信号復調部6の遅延回路におけるMS
K信号の遅延量を変調レートに基づいて変化させる周波
数の復調用クロック信号を送出するシンセサイザ部7
と、電界強度に比例した信号のレベルに基づく信号を受
けて電界強度を判別し、かつシンセサイザ部7を制御し
てMSK信号復調出力を受けて予め定められたフォーマ
ットのデータ列が出力されたときにおける第2の局部発
振出力の周波数および復調用クロック信号の周波数に保
持し、かつ最大電界強度が得られる受信周波数に対応す
る第1の局部発振出力の周波数に保持させる制御部8と
を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海上移動業務用無線標
識電波を発射するビーコン無線局から送信される電波を
受信する無線標識受信機(以下、ビーコン受信機とも記
す)に関する。
識電波を発射するビーコン無線局から送信される電波を
受信する無線標識受信機(以下、ビーコン受信機とも記
す)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海上移動業務用無線局から送信さ
れている測位のための補正情報を受信して測位結果を前
記補正情報に基づいて補正することによって、自己位置
を正確に測位するディファレンシャルGPS装置が知ら
れている。
れている測位のための補正情報を受信して測位結果を前
記補正情報に基づいて補正することによって、自己位置
を正確に測位するディファレンシャルGPS装置が知ら
れている。
【0003】ビーコン無線局は、各ビーコン無線局毎に
補正情報を異なる変調レートでかつ異なる搬送周波数で
MSK変調して送信する。
補正情報を異なる変調レートでかつ異なる搬送周波数で
MSK変調して送信する。
【0004】一方、かかる補正情報を受信する従来のビ
ーコン受信機は、図7に示すように、アンテナ入力部1
01、高周波増幅部102、周波数変換部103、中間
周波増幅部104、MSK信号復調部105、ローカル
信号発生部106、制御部107、電源部108とを備
え、アンテナ入力部101からの出力を高周波増幅部1
02で増幅のうえ、ローカル信号発生部106から出力
される局部発振周波数と周波数変換部103にて周波数
混合して中間周波信号に変換し、中間周波信号は中間周
波増幅部104で増幅し、中間周波増幅部104の出力
はMSK信号復調部105において復調される。この場
合に制御部107に与えた指示信号に基づいてローカル
信号発生部106から出力される局部発振周波数を制御
して受信周波数を設定すると共にMSK信号復調部10
5へMSK復調のための変調レイト(以下、ボーレイト
と記す)切換情報を送出して受信を行う。
ーコン受信機は、図7に示すように、アンテナ入力部1
01、高周波増幅部102、周波数変換部103、中間
周波増幅部104、MSK信号復調部105、ローカル
信号発生部106、制御部107、電源部108とを備
え、アンテナ入力部101からの出力を高周波増幅部1
02で増幅のうえ、ローカル信号発生部106から出力
される局部発振周波数と周波数変換部103にて周波数
混合して中間周波信号に変換し、中間周波信号は中間周
波増幅部104で増幅し、中間周波増幅部104の出力
はMSK信号復調部105において復調される。この場
合に制御部107に与えた指示信号に基づいてローカル
信号発生部106から出力される局部発振周波数を制御
して受信周波数を設定すると共にMSK信号復調部10
5へMSK復調のための変調レイト(以下、ボーレイト
と記す)切換情報を送出して受信を行う。
【0005】ここで制御部107に与える指示信号とし
て手動により受信周波数とボーレイトが設定されるが、
この設定に際しては、ビーコン受信機の使用者が局名録
等を見て自局の位置から最も近いビーコン無線局を捜
し、受信周波数と最適なボーレイトを設定する必要があ
る。
て手動により受信周波数とボーレイトが設定されるが、
この設定に際しては、ビーコン受信機の使用者が局名録
等を見て自局の位置から最も近いビーコン無線局を捜
し、受信周波数と最適なボーレイトを設定する必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来のビーコ
ン受信機によるときは、制御部にはスイッチ、キーボー
ド等による設定入力部と設定結果を確認するための表示
器を備える必要があること、ビーコン受信機が船舶局等
であって自局の位置が変わり、当該ビーコン無線局から
の信号が受信できなくなった場合、受信周波数とボーレ
イトを再度設定する必要があること等により、使用者に
とって煩わしい操作が要求される問題点があった。
ン受信機によるときは、制御部にはスイッチ、キーボー
ド等による設定入力部と設定結果を確認するための表示
器を備える必要があること、ビーコン受信機が船舶局等
であって自局の位置が変わり、当該ビーコン無線局から
の信号が受信できなくなった場合、受信周波数とボーレ
イトを再度設定する必要があること等により、使用者に
とって煩わしい操作が要求される問題点があった。
【0007】使用者にとってはこの煩わしさから解放さ
れることが望ましく、自動的に受信周波数、または受信
周波数とボーレイトの両方をビーコン受信機自体が設定
できるようにした受信機も開発されている。しかしなが
ら、この種のビーコン受信機では、外部から自局の位置
情報を何らかの方法で入力することを必要とする問題点
があった。さらに、MSK信号復調部をコスタスループ
方式による復調回路で構成したり、ローカル信号発生部
をPLL方式によるローカル信号発生回路で構成したこ
とにより、回路の応答時間が遅いことに起因し、自動的
に設定を完了するまでの時間が長い等の問題点があっ
た。
れることが望ましく、自動的に受信周波数、または受信
周波数とボーレイトの両方をビーコン受信機自体が設定
できるようにした受信機も開発されている。しかしなが
ら、この種のビーコン受信機では、外部から自局の位置
情報を何らかの方法で入力することを必要とする問題点
があった。さらに、MSK信号復調部をコスタスループ
方式による復調回路で構成したり、ローカル信号発生部
をPLL方式によるローカル信号発生回路で構成したこ
とにより、回路の応答時間が遅いことに起因し、自動的
に設定を完了するまでの時間が長い等の問題点があっ
た。
【0008】本発明は、自動的に受信周波数の設定およ
びボーレイトの設定が行われ、かつ設定完了までの時間
が短くてすむ無線標識受信機を提供することを目的とす
る。
びボーレイトの設定が行われ、かつ設定完了までの時間
が短くてすむ無線標識受信機を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の無線標識受信機は、情報を固有の変調レ
ートでかつ異なる周波数の搬送波でMSK変調して送信
するビーコン無線局からの電波を受信する所定受信周波
数範囲の無線標識受信機であって、第1周波数変換段
と、第1周波数変換段において変換された中間周波数の
中間周波信号を増幅すると共に受信電波の電界強度に比
例した直流信号を送出する中間周波増幅段と、中間周波
増幅段において増幅された中間周波信号の周波数を低周
波のMSK信号に変換する第2周波数変換段と、第2周
波数変換段の出力を受けて遅延検波によりMSK信号を
復調するMSK信号復調段と、第1周波数変換段に受信
周波数に対応する周波数の第1の局部発振出力を供給す
る第1デジタルダイレクト周波数シンセサイザと、第2
周波数変換段に変調レートに基づく周波数の第2の局部
発振出力を供給する第2デジタルダイレクト周波数シン
セサイザと、MSK信号復調段の遅延回路におけるMS
K信号の遅延量を変調レートに基づいて変化させる周波
数の復調用クロック信号を送出する第3デジタルダイレ
クト周波数シンセサイザと、第1デジタルダイレクト周
波数シンセサイザに所定時間間隔で順次変化して受信周
波数範囲を走査する周波数設定データを供給し、前記電
界強度に比例した信号のレベルに基づく信号を受けて電
界強度を判別し、かつ第2および第3デジタルダイレク
ト周波数シンセサイザに順次変化する周波数設定データ
を供給し、MSK信号復調出力を受けて予め定められた
フォーマットのデータ列が出力されたときにおける第2
の局部発振出力の周波数におよび復調用クロック信号の
周波数に保持し、かつ最大電界強度が得られる受信周波
数に対応する第1の局部発振出力の周波数に保持させる
制御手段とを備えたことを特徴とする。
めに、本発明の無線標識受信機は、情報を固有の変調レ
ートでかつ異なる周波数の搬送波でMSK変調して送信
するビーコン無線局からの電波を受信する所定受信周波
数範囲の無線標識受信機であって、第1周波数変換段
と、第1周波数変換段において変換された中間周波数の
中間周波信号を増幅すると共に受信電波の電界強度に比
例した直流信号を送出する中間周波増幅段と、中間周波
増幅段において増幅された中間周波信号の周波数を低周
波のMSK信号に変換する第2周波数変換段と、第2周
波数変換段の出力を受けて遅延検波によりMSK信号を
復調するMSK信号復調段と、第1周波数変換段に受信
周波数に対応する周波数の第1の局部発振出力を供給す
る第1デジタルダイレクト周波数シンセサイザと、第2
周波数変換段に変調レートに基づく周波数の第2の局部
発振出力を供給する第2デジタルダイレクト周波数シン
セサイザと、MSK信号復調段の遅延回路におけるMS
K信号の遅延量を変調レートに基づいて変化させる周波
数の復調用クロック信号を送出する第3デジタルダイレ
クト周波数シンセサイザと、第1デジタルダイレクト周
波数シンセサイザに所定時間間隔で順次変化して受信周
波数範囲を走査する周波数設定データを供給し、前記電
界強度に比例した信号のレベルに基づく信号を受けて電
界強度を判別し、かつ第2および第3デジタルダイレク
ト周波数シンセサイザに順次変化する周波数設定データ
を供給し、MSK信号復調出力を受けて予め定められた
フォーマットのデータ列が出力されたときにおける第2
の局部発振出力の周波数におよび復調用クロック信号の
周波数に保持し、かつ最大電界強度が得られる受信周波
数に対応する第1の局部発振出力の周波数に保持させる
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の無線標識受信機は、デジタルダイレク
ト周波数シンセサイザを用いて第1のおよび第2の局部
発振出力およびMSK復調用クロック信号を生成したた
め、その応答は早く、移動により受信するビーコン無線
局が代わっても周波数の設定までに要する時間は短くな
る。また、この設定は制御手段によって自動的に行われ
て、ビーコン無線局が他のビーコン無線局となっても自
動的に受信が行える。
ト周波数シンセサイザを用いて第1のおよび第2の局部
発振出力およびMSK復調用クロック信号を生成したた
め、その応答は早く、移動により受信するビーコン無線
局が代わっても周波数の設定までに要する時間は短くな
る。また、この設定は制御手段によって自動的に行われ
て、ビーコン無線局が他のビーコン無線局となっても自
動的に受信が行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して実施例により
説明する。
説明する。
【0012】図1は、本発明にかかる一実施例のビーコ
ン受信機の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1はアンテナ入力部、2は高周波増幅部、3は第1
周波数変換部、4は中間周波増幅部、5は第2周波数変
換部、6は遅延検波回路からなるMSK信号復調部、7
はシンセサイザ部、8はマイクロコンピュータからなる
制御部、9は電源部である。
ン受信機の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1はアンテナ入力部、2は高周波増幅部、3は第1
周波数変換部、4は中間周波増幅部、5は第2周波数変
換部、6は遅延検波回路からなるMSK信号復調部、7
はシンセサイザ部、8はマイクロコンピュータからなる
制御部、9は電源部である。
【0013】図2はアンテナ入力部1の構成を示すブロ
ック図であり、アンテナ入力部1はアンテナ11、アン
テナ11からの過大入力と静電気に対する受信機の保護
回路12、受信周波数の上限以上の不要信号を減衰させ
るローパスフィルタ13、受信周波数範囲を2分割して
下位受信周波数範囲と上位受信周波数範囲の各中心周波
数に同調の切り換え可能な複同調回路14で構成されて
いる。複同調回路14は、受信周波数に応じて制御部8
から加わる切換信号により同調周波数が自動的に切り換
えられるものである。
ック図であり、アンテナ入力部1はアンテナ11、アン
テナ11からの過大入力と静電気に対する受信機の保護
回路12、受信周波数の上限以上の不要信号を減衰させ
るローパスフィルタ13、受信周波数範囲を2分割して
下位受信周波数範囲と上位受信周波数範囲の各中心周波
数に同調の切り換え可能な複同調回路14で構成されて
いる。複同調回路14は、受信周波数に応じて制御部8
から加わる切換信号により同調周波数が自動的に切り換
えられるものである。
【0014】受信入力はアンテナ11から保護回路12
を介してローパスフィルタ13に入力されて高域成分が
減衰させられ、現在指定されている受信周波数データに
基づく同調周波数に切り換えられている複同調回路14
を介して出力される。
を介してローパスフィルタ13に入力されて高域成分が
減衰させられ、現在指定されている受信周波数データに
基づく同調周波数に切り換えられている複同調回路14
を介して出力される。
【0015】図3は、高周波増幅部2の構成を示すブロ
ック図であり、高周波増幅部2はデュアルゲートの電界
効果トランジスタ21と、受信周波数範囲のほぼ中心周
波数に同調した複同調回路22から構成されている。電
界効果トランジスタ21の一方のゲートには、アンテナ
入力部1の複同調回路14を通過した受信信号が入力さ
れ、他方のゲートには後記のAGC回路44からのAG
C電圧が加わる。電界効果トランジスタ21の利得は、
AGC電圧のレベルに応じて利得が制御される。
ック図であり、高周波増幅部2はデュアルゲートの電界
効果トランジスタ21と、受信周波数範囲のほぼ中心周
波数に同調した複同調回路22から構成されている。電
界効果トランジスタ21の一方のゲートには、アンテナ
入力部1の複同調回路14を通過した受信信号が入力さ
れ、他方のゲートには後記のAGC回路44からのAG
C電圧が加わる。電界効果トランジスタ21の利得は、
AGC電圧のレベルに応じて利得が制御される。
【0016】第1周波数変換部3は、高周波増幅部2で
増幅された受信信号の周波数をシンセサイザ部7から供
給される受信周波数に応じた第1局部発振出力により、
中間周波数に変換する第1周波数変換段を形成するバラ
ンスミキサで構成される。
増幅された受信信号の周波数をシンセサイザ部7から供
給される受信周波数に応じた第1局部発振出力により、
中間周波数に変換する第1周波数変換段を形成するバラ
ンスミキサで構成される。
【0017】図4は、中間周波増幅段を形成する中間周
波増幅部4の構成を示すブロック図であり、中間周波フ
ィルタ41、デュアルゲートの電界効果トランジスタ4
2、対数増幅器43、AGC回路44で構成される。デ
ュアルゲートの電界効果トランジスタ42の一方のゲー
トには、中間周波フィルタ41を通過した第1周波数変
換部3からの受信信号が入力され、他方のゲートにはA
GC回路44からのAGC電圧が加わり電界効果トラン
ジスタ42の利得が制御される。
波増幅部4の構成を示すブロック図であり、中間周波フ
ィルタ41、デュアルゲートの電界効果トランジスタ4
2、対数増幅器43、AGC回路44で構成される。デ
ュアルゲートの電界効果トランジスタ42の一方のゲー
トには、中間周波フィルタ41を通過した第1周波数変
換部3からの受信信号が入力され、他方のゲートにはA
GC回路44からのAGC電圧が加わり電界効果トラン
ジスタ42の利得が制御される。
【0018】また、対数増幅器43は、電界効果トラン
ジスタ42で増幅された受信信号を、出力信号レベルが
入力信号レベルの対数関係となるように増幅してリミッ
タとして機能すると共に、アンテナ11の電界強度に対
数比例した直流信号(以下、RSSI信号と称す)を出
力する機能を有し、受信周波数範囲内で受信周波数をサ
ーチしたとき、各受信周波数の入力電界強度を相対的に
比較するためのデータとして、制御部のマイクロコンピ
ュータにA/D変換して取り込まれる。AGC回路44
は、高周波増幅部2の電界効果トランジスタ21および
中間周波増幅部4の電界効果トランジスタ42にAGC
電圧を供給し、受信信号のレベルが所定のレベルを超え
たときに、電界効果トランジスタ21および42の利得
を低減させるよう動作する。
ジスタ42で増幅された受信信号を、出力信号レベルが
入力信号レベルの対数関係となるように増幅してリミッ
タとして機能すると共に、アンテナ11の電界強度に対
数比例した直流信号(以下、RSSI信号と称す)を出
力する機能を有し、受信周波数範囲内で受信周波数をサ
ーチしたとき、各受信周波数の入力電界強度を相対的に
比較するためのデータとして、制御部のマイクロコンピ
ュータにA/D変換して取り込まれる。AGC回路44
は、高周波増幅部2の電界効果トランジスタ21および
中間周波増幅部4の電界効果トランジスタ42にAGC
電圧を供給し、受信信号のレベルが所定のレベルを超え
たときに、電界効果トランジスタ21および42の利得
を低減させるよう動作する。
【0019】第2周波数変換段を形成する第2周波数変
換部5は、中間周波増幅部4中における対数増幅器43
の出力信号の周波数を、シンセサイザ部7から供給され
るボーレイトに応じた周波数の第2局部発振出力によ
り、低周波のMSK信号(以下、AMSK信号と称す)
に変換するミキサで構成され、次段のMSK復調部6に
AMSK信号を出力する。
換部5は、中間周波増幅部4中における対数増幅器43
の出力信号の周波数を、シンセサイザ部7から供給され
るボーレイトに応じた周波数の第2局部発振出力によ
り、低周波のMSK信号(以下、AMSK信号と称す)
に変換するミキサで構成され、次段のMSK復調部6に
AMSK信号を出力する。
【0020】また、図5は、MSK信号復調段を形成す
るMSK信号復調部6の構成を示すブロック図であり、
スイッチドキャパシタフィルタ(以下、SCFと称す)
による帯域制限フィルタ61、SCFによる遅延検波回
路62、タイミング発生回路63で構成される。帯域制
限フィルタ61は、ボーレイトに応じてSCF素子に加
えるクロック周波数を変えることで通過帯域が変更でき
るフィルタであり、帯域制限フィルタ61を通過したA
MSK信号は遅延検波回路62に入力される。遅延検波
回路62は、ボーレイトに応じてSCFに加えるクロッ
ク周波数を変えることでAMSK信号の遅延量を可変で
きる遅延回路を備えた遅延検波回路であり、ビーコン無
線局から送信される補正情報のボーレイトがビーコン無
線局毎に異なることに加え、同一のビーコン無線局であ
っても気象条件や時間帯によって異なっても、ハードウ
エアとしてボーレイトの変更に対応できるものである。
タイミング発生回路63は、シンセサイザ部7から供給
される復調用クロック信号を入力し、前記帯域制限フィ
ルタ61、遅延検波回路62に必要なクロック信号を与
えるとともに、復調データの読出タイミング信号を発生
する機能を有する。
るMSK信号復調部6の構成を示すブロック図であり、
スイッチドキャパシタフィルタ(以下、SCFと称す)
による帯域制限フィルタ61、SCFによる遅延検波回
路62、タイミング発生回路63で構成される。帯域制
限フィルタ61は、ボーレイトに応じてSCF素子に加
えるクロック周波数を変えることで通過帯域が変更でき
るフィルタであり、帯域制限フィルタ61を通過したA
MSK信号は遅延検波回路62に入力される。遅延検波
回路62は、ボーレイトに応じてSCFに加えるクロッ
ク周波数を変えることでAMSK信号の遅延量を可変で
きる遅延回路を備えた遅延検波回路であり、ビーコン無
線局から送信される補正情報のボーレイトがビーコン無
線局毎に異なることに加え、同一のビーコン無線局であ
っても気象条件や時間帯によって異なっても、ハードウ
エアとしてボーレイトの変更に対応できるものである。
タイミング発生回路63は、シンセサイザ部7から供給
される復調用クロック信号を入力し、前記帯域制限フィ
ルタ61、遅延検波回路62に必要なクロック信号を与
えるとともに、復調データの読出タイミング信号を発生
する機能を有する。
【0021】図6は、シンセサイザ部7の構成を示すブ
ロック図であり、基準信号発振器71、第1のダイレク
トデジタルシンセサイザ(以下、DDSと称す)72、
第2のDDS73、第3のDDS74で構成される。基
準信号発振器71は、3つのDDS72〜74に基準ク
ロック信号を供給するもので、特定された条件のもとで
受信機の総合周波数安定度が±10Hz以内となるよう
選定された発振器である。
ロック図であり、基準信号発振器71、第1のダイレク
トデジタルシンセサイザ(以下、DDSと称す)72、
第2のDDS73、第3のDDS74で構成される。基
準信号発振器71は、3つのDDS72〜74に基準ク
ロック信号を供給するもので、特定された条件のもとで
受信機の総合周波数安定度が±10Hz以内となるよう
選定された発振器である。
【0022】DDS72〜74は制御部8から出力され
る位相データを受けて基準信号発振器71からの発振周
波数毎に位相データを加算することによって周波数情報
に変換する位相データ加算器75、位相データ加算器7
5の出力をアドレス情報として正弦波形情報が格納され
ている変換メモリ76、変換メモリ76から読み出され
たデータをアナログ信号に変換するD/A変換器77、
D/A変換器77の出力中の高域成分を除去するローパ
スフィルタ78を備えている。
る位相データを受けて基準信号発振器71からの発振周
波数毎に位相データを加算することによって周波数情報
に変換する位相データ加算器75、位相データ加算器7
5の出力をアドレス情報として正弦波形情報が格納され
ている変換メモリ76、変換メモリ76から読み出され
たデータをアナログ信号に変換するD/A変換器77、
D/A変換器77の出力中の高域成分を除去するローパ
スフィルタ78を備えている。
【0023】第1のDDS72中の位相データ加算器7
5に供給された位相データに基づき第1のDDS72か
らは、受信周波数に応じた第1局部発振出力を第1周波
数変換部3に供給し、同様に第2のDDS73からは、
ボーレイトに応じた周波数の第2局部発振出力を第2周
波数変換部5に供給する。第3のDDS74からは、ボ
ーレイトに応じた周波数の復調用クロック信号をMSK
信号復調部6に供給するよう動作する。
5に供給された位相データに基づき第1のDDS72か
らは、受信周波数に応じた第1局部発振出力を第1周波
数変換部3に供給し、同様に第2のDDS73からは、
ボーレイトに応じた周波数の第2局部発振出力を第2周
波数変換部5に供給する。第3のDDS74からは、ボ
ーレイトに応じた周波数の復調用クロック信号をMSK
信号復調部6に供給するよう動作する。
【0024】制御部8は、外部から少なくとも手動/自
動のモード切換コマンド、受信周波数情報、およびボー
レイト情報を入力でき、MSK信号復調部6からの復調
データを取り込んで外部に出力できるシリアルインタフ
ェース回路を具備し、受信周波数に応じてアンテナ入力
部1に複同調回路14の切換信号を発生し、受信周波数
とボーレイトに応じてシンセサイザ部7を制御するとと
もに、中間周波増幅部4からの復調データを解析する機
能を有するマイクロコンピュータからなる。このため、
制御部8のマイクロコンピュータは少なくとも実行プロ
グラムを書き込んだリードオンリメモリやデータを一時
的に記憶するランダムアクセスメモリを内蔵もしくは周
辺素子として備えているものである。
動のモード切換コマンド、受信周波数情報、およびボー
レイト情報を入力でき、MSK信号復調部6からの復調
データを取り込んで外部に出力できるシリアルインタフ
ェース回路を具備し、受信周波数に応じてアンテナ入力
部1に複同調回路14の切換信号を発生し、受信周波数
とボーレイトに応じてシンセサイザ部7を制御するとと
もに、中間周波増幅部4からの復調データを解析する機
能を有するマイクロコンピュータからなる。このため、
制御部8のマイクロコンピュータは少なくとも実行プロ
グラムを書き込んだリードオンリメモリやデータを一時
的に記憶するランダムアクセスメモリを内蔵もしくは周
辺素子として備えているものである。
【0025】図1にて電源部9は、外部からの電源を入
力とし、各部に必要な直流電圧を供給する複数の自動安
定化電源回路で構成される。
力とし、各部に必要な直流電圧を供給する複数の自動安
定化電源回路で構成される。
【0026】以上の如く構成された本実施例のビーコン
受信機は、以下のように動作する。
受信機は、以下のように動作する。
【0027】まず、本ビーコン受信機を手動で動作させ
る場合、手動動作モードへの切換コマンドを外部接続機
器から送り込み、続いて受信周波数情報とボーレイト情
報を送り込む。これらの情報入力に応じて制御部8のマ
イクロコンピュータはアンテナ入力部1に複同調回路1
4の切換信号を発生し、シンセサイザ部7のDDS7
2、DDS73、DDS74に各々周波数設定データで
ある位相データを送る。ビーコン受信機の各部が動作を
始めた後、制御部8のマイクロコンピュータは復調デー
タをMSK信号復調部6から取り込んで、シリアルイン
タフェース回路を介して外部接続機器にデータを送出す
る。
る場合、手動動作モードへの切換コマンドを外部接続機
器から送り込み、続いて受信周波数情報とボーレイト情
報を送り込む。これらの情報入力に応じて制御部8のマ
イクロコンピュータはアンテナ入力部1に複同調回路1
4の切換信号を発生し、シンセサイザ部7のDDS7
2、DDS73、DDS74に各々周波数設定データで
ある位相データを送る。ビーコン受信機の各部が動作を
始めた後、制御部8のマイクロコンピュータは復調デー
タをMSK信号復調部6から取り込んで、シリアルイン
タフェース回路を介して外部接続機器にデータを送出す
る。
【0028】一方、本ビーコン受信機を自動で動作させ
る場合、上記の手動による設定を行った後自動動作に切
り換えるときは自動動作モードへの切換コマンドを外部
から送り込む必要があるが、初めから自動動作をする場
合、予め設定されている指定(暗黙指定)が自動動作モ
ードとなるようにマイクロコンピュータのパワーオンリ
セット時に初期設定を行っておくことにより特にコマン
ドを送り込む必要がない。この自動動作モードにおい
て、マイクロコンピュータは自動選局を行うため次に記
述する動作を開始する。
る場合、上記の手動による設定を行った後自動動作に切
り換えるときは自動動作モードへの切換コマンドを外部
から送り込む必要があるが、初めから自動動作をする場
合、予め設定されている指定(暗黙指定)が自動動作モ
ードとなるようにマイクロコンピュータのパワーオンリ
セット時に初期設定を行っておくことにより特にコマン
ドを送り込む必要がない。この自動動作モードにおい
て、マイクロコンピュータは自動選局を行うため次に記
述する動作を開始する。
【0029】まず、受信周波数範囲の下限に受信周波数
に対応する位相データが第1のDDS72に設定され
る。その周波数におけるRSSI信号が中間周波増幅部
4から取得され、制御部8のランダムアクセスメモリの
特定番地に記憶される。続いて、所定の周波数間隔分増
加した受信周波数に対応する位相データが第1のDDS
72に設定され、当該周波数でのRSSI信号が制御部
8におけるメモリの異なる番地に記憶される。同様にし
て、次々と各受信周波数毎のRSSI信号を記憶する動
作が受信周波数範囲の上限まで繰り返される。第1局部
発振出力の周波数は所定の周波数間隔で増加させられ、
この結果、受信周波数範囲の全部にわたる受信の走査が
行われる。次に、制御部8におけるランダムメモリに記
憶されたデータの中から最も大きいRSSI信号が選び
出され、その番地に該当する受信周波数の受信ができる
状態にされる。第1のDDS72に対する位相データの
設定と共に第2のDDS73、第3のDDS74に位相
データの設定がなされる。第2のDDS73に設定され
る位相データと第3のDDS74に設定される位相デー
タとの間には、前記した如く互いにボーレイトに応じた
周波数の第2局部発振出力を第2周波数変換部5に出力
する位相データであり、かつボーレイトに応じた周波数
の復調用クロック信号をMSK信号復調部6に供給する
位相データである。この各位相データに基づくMSK信
号復調部6からの復調データの解析が行われパリティチ
ェック等を含め予め定められているフォーマットのデー
タ列の受信ができるか否かについて予め定めた所定時
間、解析が行われる。もし、正しいフォーマットのデー
タ列が受信できた場合は、以後その受信信号周波数の受
信を行い、かつ復調データの解析を行いながら受信を継
続し、復調データを外部に出力する。一方、前記所定時
間の間解析を行っても定められたフォーマットのデータ
列が受信できなかった場合は、ボーレイトを変えて、す
なわち第2および第3のDDS73および74への位相
データが変更されて、変更された位相データに対応する
周波数の第2局部発振出力および復調用クロック信号が
出力されて、該出力に基づく復調データが出力され、同
様に解析を行う。それでも定められたフォーマットのデ
ータ列が受信できなかった場合にはさらに異なるボーレ
イトに変更して同様に解析を行い、全ボーレイトの範囲
にわたって行う。それでも特定された全ての種類のボー
レイトについて正しく受信できなかった場合は、制御部
8のランダムメモリに記憶されたRSSI信号の中から
2番目に大きいRSSI信号に該当する周波数にビーコ
ン受信機を設定し直す。そして、最初に受信した時と同
様の方法でデータ列の解析を行い定められたフォーマッ
トのデータ列が受信できるまで、動作を繰り返す。この
ようにマイクロコンピュータが自動的に選局動作をする
ことにより、人間が介在することなしに最適なビーコン
無線局の周波数とボーレイトを設定できる。
に対応する位相データが第1のDDS72に設定され
る。その周波数におけるRSSI信号が中間周波増幅部
4から取得され、制御部8のランダムアクセスメモリの
特定番地に記憶される。続いて、所定の周波数間隔分増
加した受信周波数に対応する位相データが第1のDDS
72に設定され、当該周波数でのRSSI信号が制御部
8におけるメモリの異なる番地に記憶される。同様にし
て、次々と各受信周波数毎のRSSI信号を記憶する動
作が受信周波数範囲の上限まで繰り返される。第1局部
発振出力の周波数は所定の周波数間隔で増加させられ、
この結果、受信周波数範囲の全部にわたる受信の走査が
行われる。次に、制御部8におけるランダムメモリに記
憶されたデータの中から最も大きいRSSI信号が選び
出され、その番地に該当する受信周波数の受信ができる
状態にされる。第1のDDS72に対する位相データの
設定と共に第2のDDS73、第3のDDS74に位相
データの設定がなされる。第2のDDS73に設定され
る位相データと第3のDDS74に設定される位相デー
タとの間には、前記した如く互いにボーレイトに応じた
周波数の第2局部発振出力を第2周波数変換部5に出力
する位相データであり、かつボーレイトに応じた周波数
の復調用クロック信号をMSK信号復調部6に供給する
位相データである。この各位相データに基づくMSK信
号復調部6からの復調データの解析が行われパリティチ
ェック等を含め予め定められているフォーマットのデー
タ列の受信ができるか否かについて予め定めた所定時
間、解析が行われる。もし、正しいフォーマットのデー
タ列が受信できた場合は、以後その受信信号周波数の受
信を行い、かつ復調データの解析を行いながら受信を継
続し、復調データを外部に出力する。一方、前記所定時
間の間解析を行っても定められたフォーマットのデータ
列が受信できなかった場合は、ボーレイトを変えて、す
なわち第2および第3のDDS73および74への位相
データが変更されて、変更された位相データに対応する
周波数の第2局部発振出力および復調用クロック信号が
出力されて、該出力に基づく復調データが出力され、同
様に解析を行う。それでも定められたフォーマットのデ
ータ列が受信できなかった場合にはさらに異なるボーレ
イトに変更して同様に解析を行い、全ボーレイトの範囲
にわたって行う。それでも特定された全ての種類のボー
レイトについて正しく受信できなかった場合は、制御部
8のランダムメモリに記憶されたRSSI信号の中から
2番目に大きいRSSI信号に該当する周波数にビーコ
ン受信機を設定し直す。そして、最初に受信した時と同
様の方法でデータ列の解析を行い定められたフォーマッ
トのデータ列が受信できるまで、動作を繰り返す。この
ようにマイクロコンピュータが自動的に選局動作をする
ことにより、人間が介在することなしに最適なビーコン
無線局の周波数とボーレイトを設定できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線標識受
信機によれば、無線標識受信機の使用者がビーコン無線
局の局名録などを参照して距離的に最も近いビーコン無
線局を探し受信周波数の設定および変調レイトを設定す
る必要はなく、制御手段の制御のもとに自動的に最適な
受信周波数に、かつ変調レイトに対応する状態に制御さ
れることになるという効果がある。
信機によれば、無線標識受信機の使用者がビーコン無線
局の局名録などを参照して距離的に最も近いビーコン無
線局を探し受信周波数の設定および変調レイトを設定す
る必要はなく、制御手段の制御のもとに自動的に最適な
受信周波数に、かつ変調レイトに対応する状態に制御さ
れることになるという効果がある。
【0031】また、周波数シンセサイザにデジタルダイ
レクト周波数シンセサイザを用いたため、応答が早く、
船舶の移動に自局が移動して受信するビーコン無線局が
代わったときにおいても受信に到るまでの時間は短くて
すむ。MSK信号復調段をコスタスループ復調回路で構
成した場合に比較して、応答が早く受信に到るまでの時
間は顕著に短くなる効果がある。さらに局部発振出力は
PLL方式の場合に比較して応答が早く、受信に到るま
での時間は短くてすむ効果がある。
レクト周波数シンセサイザを用いたため、応答が早く、
船舶の移動に自局が移動して受信するビーコン無線局が
代わったときにおいても受信に到るまでの時間は短くて
すむ。MSK信号復調段をコスタスループ復調回路で構
成した場合に比較して、応答が早く受信に到るまでの時
間は顕著に短くなる効果がある。さらに局部発振出力は
PLL方式の場合に比較して応答が早く、受信に到るま
での時間は短くてすむ効果がある。
【図1】本発明に係るビーコン受信機の一実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1におけるアンテナ入力部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図1における高周波増幅部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】図1における中間周波増幅部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】図1におけるMSK信号の復調部の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】図1におけるシンセサイザ部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】従来のビーコン受信機の構成を示すブロック図
である。
である。
1…アンテナ入力部 2…高周波増
幅部 3…第1周波数変換部 4…中間周波
増幅部 5…第2周波数変換部 6…MSK信
号復調部 7…シンセサイザ部 8…制御部 9…電源部 12…保護回
路 13…ローパスフィルタ 14…複同調
回路 21…電界効果トランジスタ 22…複同調
回路 41…中間周波フィルタ 42…電界効
果トランジスタ 43…対数増幅器 44…AGC
回路 61…帯域制限フィルタ 62…遅延検
波回路 63…タイミング発生回路 71…基準信
号発振器 72…第1のDDS 73…第2の
DDS 74…第3のDDS
幅部 3…第1周波数変換部 4…中間周波
増幅部 5…第2周波数変換部 6…MSK信
号復調部 7…シンセサイザ部 8…制御部 9…電源部 12…保護回
路 13…ローパスフィルタ 14…複同調
回路 21…電界効果トランジスタ 22…複同調
回路 41…中間周波フィルタ 42…電界効
果トランジスタ 43…対数増幅器 44…AGC
回路 61…帯域制限フィルタ 62…遅延検
波回路 63…タイミング発生回路 71…基準信
号発振器 72…第1のDDS 73…第2の
DDS 74…第3のDDS
Claims (1)
- 【請求項1】情報を固有の変調レートでかつ異なる周波
数の搬送波でMSK変調して送信するビーコン無線局か
らの電波を受信する所定受信周波数範囲の無線標識受信
機であって、第1周波数変換段と、第1周波数変換段に
おいて変換された中間周波数の中間周波信号を増幅する
と共に受信電波の電界強度に比例した直流信号を送出す
る中間周波増幅段と、中間周波増幅段において増幅され
た中間周波信号の周波数を低周波のMSK信号に変換す
る第2周波数変換段と、第2周波数変換段の出力を受け
て遅延検波によりMSK信号を復調するMSK信号復調
段と、第1周波数変換段に受信周波数に対応する周波数
の第1の局部発振出力を供給する第1デジタルダイレク
ト周波数シンセサイザと、第2周波数変換段に変調レー
トに基づく周波数の第2の局部発振出力を供給する第2
デジタルダイレクト周波数シンセサイザと、MSK信号
復調段の遅延回路におけるMSK信号の遅延量を変調レ
ートに基づいて変化させる周波数の復調用クロック信号
を送出する第3デジタルダイレクト周波数シンセサイザ
と、第1デジタルダイレクト周波数シンセサイザに所定
時間間隔で順次変化して受信周波数範囲を走査する周波
数設定データを供給し、前記電界強度に比例した信号の
レベルに基づく信号を受けて電界強度を判別し、かつ第
2および第3デジタルダイレクト周波数シンセサイザに
順次変化する周波数設定データを供給し、MSK信号復
調出力を受けて予め定められたフォーマットのデータ列
が出力されたときにおける第2の局部発振出力の周波数
におよび復調用クロック信号の周波数に保持し、かつ最
大電界強度が得られる受信周波数に対応する第1の局部
発振出力の周波数に保持させる制御手段とを備えたこと
を特徴とする無線標識受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6367094A JP2967025B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 無線標識受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6367094A JP2967025B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 無線標識受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07270511A true JPH07270511A (ja) | 1995-10-20 |
JP2967025B2 JP2967025B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=13236027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6367094A Expired - Fee Related JP2967025B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 無線標識受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967025B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100407338B1 (ko) * | 2000-09-21 | 2003-11-28 | 삼성전자주식회사 | 수신기 |
US7302237B2 (en) | 2002-07-23 | 2007-11-27 | Mercury Computer Systems, Inc. | Wideband signal generators, measurement devices, methods of signal generation, and methods of signal analysis |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6367094A patent/JP2967025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100407338B1 (ko) * | 2000-09-21 | 2003-11-28 | 삼성전자주식회사 | 수신기 |
US7302237B2 (en) | 2002-07-23 | 2007-11-27 | Mercury Computer Systems, Inc. | Wideband signal generators, measurement devices, methods of signal generation, and methods of signal analysis |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2967025B2 (ja) | 1999-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |