JPH07270008A - 製氷機の給水装置 - Google Patents

製氷機の給水装置

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JPH07270008A
JPH07270008A JP5737694A JP5737694A JPH07270008A JP H07270008 A JPH07270008 A JP H07270008A JP 5737694 A JP5737694 A JP 5737694A JP 5737694 A JP5737694 A JP 5737694A JP H07270008 A JPH07270008 A JP H07270008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
tank
valve
lower edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP5737694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukiyo Murata
泰清 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5737694A priority Critical patent/JPH07270008A/ja
Publication of JPH07270008A publication Critical patent/JPH07270008A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水タンクの前部を上方に動かした場合や全
体の設置状態に前上がりの傾きがあった場合、更には給
水タンクの前部を下方に動かした場合や全体の設置状態
に後上がりの傾きがあった場合にも、それぞれ規定量の
給水ができるようにする。 【構成】 給水タンク22の給水口25の下縁25aの
前部を、該給水タンク22の弁を水受容器29の弁載部
30に載置したセット状態で、水受容器29の正常貯水
水面W0 より下位に位置するように形成し、給水タンク
22が前上がりの状態になっても、給水タンク22の給
水口25の下縁25aの全部が水受容器29の正常貯水
水面W0 より出ないようにした。併せて、給水タンク2
2の給水口25の下縁25aの後部も、同状態で、水受
容器29の正常貯水水面W0 より下位に位置するように
形成し、給水タンク22が後上がりの状態になっても、
同じく給水タンク22の給水口25の下縁25aの全部
が水受容器29の正常貯水水面W0 より出ないようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製氷機の製氷容器に定量
給水をする給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば冷蔵庫に具えられた製氷機
においては、製氷容器に定量給水をするようにしたもの
が供されている。図7はこのものの構造を具体的に示し
ており、冷蔵庫1の例えば冷蔵室2に給水タンク3が収
納セットされている。この給水タンク3の収納により、
冷蔵室2の奥部では、図示しない捩りコイルばね等で付
勢された検出レバー4が、その付勢力に抗して作動さ
れ、タンク収納検出スイッチ5を働かせている。
【0003】上記給水タンク3の後部下面部には給水口
6がタンク蓋7によって形成されており、この給水口6
には、図8に示すように弁8が設けられている。この弁
8は常時は圧縮コイルばね9により閉塞状態に保持され
るものであるが、給水タンク3を上述のごとく収納セッ
トした状態では、下方の水受容器10に設けられた弁載
部11に載置されて圧縮コイルばね9のばね力に抗し押
し開かれ、給水タンク3内の水を水受容器10内に流入
させるようになっている。
【0004】上記水受容器10内に流入された水は該水
受容器10内で水位を高め、その水位が給水タンク3の
給水口6下縁に達すると、該給水口6を水面で塞ぐよう
になるため、給水タンク3内には空気が入らなくなって
水の流入が停止される。かくして、水受容器10内には
給水タンク3の給水口6下縁までの定水位給水がなされ
るもので、この水受容器10内に供給貯留された水は、
その後、図示しない電磁弁等の作動により、水受容器1
0から図7に示す給水管12を通じて製氷容器13に供
給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のものの場
合、検出レバー4は図示しない捩りコイルばね等の付勢
力により給水タンク3の後部を押える押え部材としても
機能するようになっている。しかしながら、それに対し
て、給水タンク3の前部は自由であり、特に上方に動か
すことができる。しかして、給水タンク3の前部を上方
に動かすと、給水タンク3は図9に示すように前上がり
の状態に傾斜し、それに伴って、給水口6の下縁の前部
が水受容器10内の正常貯水水面W0 から出、そこから
給水タンク3内に空気が入るため、水受容器10内には
給水タンク3内から更にこのときの給水口6の下縁の前
部最前(最上)位置W1 までの給水がなされ、水受容器
10の貯水量が増す。
【0006】このため、製氷容器13には規定よりも多
くの水が供給されるようになり、多数の角氷を製するも
のではそれらの角氷が上方で一枚につながってしまうな
ど、正常な製氷ができなくなっていた。そして一方、こ
のような問題は、給水タンク3の前部を上述のように上
方に動かした場合のみならず、給水タンク3の前部を検
出レバー4による後部の押えに抗して無理に下方に動か
した場合や、あるいは冷蔵庫の設置状態に前上がり又は
後上がりの傾きがあった場合にも、同様に生じていた。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその第1の目的は、給水タンクの前部を
上方に動かした場合や全体の設置状態に前上がりの傾き
があった場合にも、規定量の給水ができる製氷機の給水
装置を提供するにある。
【0008】本発明の第2の目的は、上述に加えて、給
水タンクの前部を下方に動かした場合や全体の設置状態
に後上がりの傾きがあった場合にも、やはり規定量の給
水ができる製氷機の給水装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の製氷機の給水装置においては、給水
タンクの給水口の下縁の前部を、該給水タンクの弁を水
受容器の弁載部に載置したセット状態で、水受容器の正
常貯水水面より下位に位置するように形成したことを特
徴とする。
【0010】第2の目的を達成するために、本発明の製
氷機の給水装置においては、更に、給水タンクの給水口
の下縁の後部も、該給水タンクの弁を弁載部に載置した
セット状態で、水受容器の正常貯水水面より下位に位置
するように形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】給水タンクの給水口の下縁の前部を、該給水タ
ンクの弁を水受容器の弁載部に載置したセット状態で、
水受容器の正常貯水水面より下位に位置するように形成
したものでは、給水タンクの前部を上方に動かした場合
や全体の設置状態に前上がりの傾きがあった場合でも、
給水タンクの給水口の下縁の全部を水受容器の正常貯水
水面より下位に位置させ続けるものであり、規定量以上
の給水がなされることが避けられる。
【0012】又、それに加え、給水タンクの給水口の下
縁の後部も、該給水タンクの弁を弁載部に載置したセッ
ト状態で、水受容器の正常貯水水面より下位に位置する
ように形成したものでは、給水タンクの前部を下方に動
かした場合や全体の設置状態に後上がりの傾きがあった
場合でも、給水タンクの給水口の下縁の全部を水受容器
の正常貯水水面より下位に位置させ続けるものであり、
やはり規定量以上の給水がなされることが避けられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図4を参照して説明する。まず図1には冷蔵庫の製氷
装置部分を示しており、冷蔵室21に給水タンク22を
収納セットしている。冷蔵室21の奥部には、検出レバ
ー23を図示しない捩りコイルばね等で付勢して設けて
おり、この検出レバー23をその付勢力に抗し上記給水
タンク22の後部で作動させ、タンク収納検出スイッチ
24を働かせるようになっている。
【0014】上記給水タンク22の後部下面部には給水
口25をタンク蓋26によって形成しており、特にこの
場合、該給水口25はその下縁25aを前下がりの傾斜
状に形成している。又、この給水口25には、図2に示
すように弁27を設けている。この弁27は常時は圧縮
コイルばね28により閉塞状態に保持されるものであ
り、給水タンク22を上述のごとく収納セットしたとき
に、下方の水受容器29に設けた弁載部30に載置され
て圧縮コイルばね28のばね力に抗し押し開かれ、給水
タンク22内の水を水受容器29内に流入させるように
なっている。
【0015】ここで、上記水受容器29内に流入された
水は該水受容器29内で水位を高め、その水位が図3に
示すように給水タンク22の給水口25の下縁25aの
最上部である後縁に達すると、該給水口25の全部を水
面で塞ぐようになるため、給水タンク22内には空気が
入らなくなって水の流入が停止される。かくして、水受
容器29内には給水タンク22の給水口25下縁(この
場合、中でも後縁)までの定水位給水がなされるもの
で、この水受容器29内に供給貯留された水は、その
後、図示しない電磁弁等の作動により、水受容器29か
ら図1に示す給水管31を通じて製氷容器32に供給さ
れるようになっている。従って、この場合、その電磁弁
及び給水管31は水受容器29から製氷容器32に向け
導水する導水手段として機能するようになっている。
【0016】さて、上述のように水受容器29内に定水
位給水がなされたとき、給水タンク22の給水口25の
下縁25aの前部は水受容器29の正常貯水水面W0 よ
り下位に位置するものであり、給水タンク22の前部を
上方に動かした場合や冷蔵庫の設置状態に前上がりの傾
きがあった場合で、図4に示すように、給水タンク22
が前上がりの傾斜状態になったときにも、該給水タンク
22の給水口25の下縁25aの前部は水受容器29の
正常貯水水面W0 より下位に位置する。
【0017】よって、給水タンク22の給水口25の下
縁25aの全部を水受容器22の正常貯水水面W0 より
下位に位置させ続け得るものであり、従来のもののよう
に給水口25の下縁25aの前部が水受容器29内の正
常貯水水面W0 から出るということがないから、水受容
器29内に規定量以上の給水がなされることも避けられ
る。従って、製氷容器32に規定よりも多くの水を供給
してしまうこともなくなり、常に正常な製氷を行なわし
めることができる。
【0018】以上に対して、図5は本発明の第2実施例
を示すもので、給水タンク22の給水口25の下縁25
aを中央部から前方及び後方へとそれぞれ先下がりの傾
斜状に形成することにより、該給水口25の下縁25a
の前部のみならず、後部も、該給水タンク22の弁27
を弁載部30に載置したセット状態で、水受容器29の
正常貯水水面W0 より下位に位置するように形成したも
のを示している。
【0019】このものの場合、上述同様の作用効果が得
られるほかに、給水タンク22の前部を無理に下方に動
かした場合や冷蔵庫の設置状態に後上がりの傾きがあっ
た場合で、給水タンク22が上述とは反対の後上がりの
傾斜状態になったときにも、給水タンク22の給水口2
5の下縁25aの後部を水受容器29の正常貯水水面W
0 より下位に位置させ得、水受容器29内に規定量以上
の給水がなされることを避ることができる。
【0020】図6は本発明の第3実施例を示すもので、
給水タンク22の給水口25の下縁25aを、中央部の
み凹状に形成して、前部及び後部をそれより下方に位置
するように形成したものを示しており、このようにして
も、該給水口25の下縁25aの前部のみならず、後部
も、該給水タンク22の弁27を弁載部30に載置した
セット状態で、水受容器29の正常貯水水面W0 より下
位に位置させ得るから、上記第2実施例同様の作用効果
を得ることができる。
【0021】このほか、図示はしないが、給水タンク2
2の給水口25の下縁25aは左右部をも下げて形成し
ても良く、更に全周部を下げて形成しても良い。又、水
受容器29から製氷容器32へは、図示しない電磁弁及
び給水管31とは異なる導水手段、例えばポンプにより
導水するようにしても良い。そして、製氷装置全体とし
ても、冷蔵庫に具えられるものに限られず、例えば単独
に構成されるものであっても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明の製氷機の給水装置は以上説明し
たとおりのもので、下記の効果を奏する。第1に、給水
口に弁を有する給水タンクと、弁載部を有しこの弁載部
に上記給水タンクの弁が載置されることにより該弁を押
し開いて上記給水口下縁までの水位貯水する水受容器
と、この水受容器から製氷容器に向け導水する導水手段
とを具備するものにおいて、上記給水タンクの給水口の
下縁の前部を、該給水タンクの弁を上記弁載部に載置し
たセット状態で、上記水受容器の正常貯水水面より下位
に位置するように形成したことにより、給水タンクの前
部を上方に動かした場合や全体の設置状態に前上がりの
傾きがあった場合にも、規定量の給水ができて、常に正
常な製氷を行なわしめることができる。
【0023】第2に、上記構成に加えて、更に、給水タ
ンクの給水口の下縁の後部も、該給水タンクの弁を弁載
部に載置したセット状態で、水受容器の正常貯水水面よ
り下位に位置するように形成したことにより、給水タン
クの前部を下方に動かした場合や全体の設置状態に後上
がりの傾きがあった場合にも、やはり規定量の給水がで
きて、常に正常な製氷を行なわしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す冷蔵庫の製氷装置部
分の縦断側面図
【図2】主要部分の縦断側面図
【図3】主要部分の正常状態の側面図
【図4】主要部分の異常状態の側面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図4相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図4相当図
【図7】従来例を示す図1相当図
【図8】図2相当図
【図9】図4相当図
【符号の説明】
22は給水タンク、25は給水口、27は弁、29は水
受容器、30は弁載部、31は給水管(導水手段)、3
2は製氷容器を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水口に弁を有する給水タンクと、弁載
    部を有しこの弁載部に前記給水タンクの弁が載置される
    ことにより該弁を押し開いて前記給水口下縁までの水位
    貯水する水受容器と、この水受容器から製氷容器に向け
    導水する導水手段とを具備するものにおいて、前記給水
    タンクの給水口の下縁の前部を、該給水タンクの弁を前
    記弁載部に載置したセット状態で、前記水受容器の正常
    貯水水面より下位に位置するように形成したことを特徴
    とする製氷機の給水装置。
  2. 【請求項2】 給水タンクの給水口の下縁の後部も、該
    給水タンクの弁を弁載部に載置したセット状態で、水受
    容器の正常貯水水面より下位に位置するように形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の製氷機の給水装置。
JP5737694A 1994-03-28 1994-03-28 製氷機の給水装置 Pending JPH07270008A (ja)

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JP5737694A JPH07270008A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 製氷機の給水装置

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JP5737694A JPH07270008A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 製氷機の給水装置

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JPH07270008A true JPH07270008A (ja) 1995-10-20

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ID=13053887

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JP5737694A Pending JPH07270008A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 製氷機の給水装置

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