JPH07269949A - 即湯式の給湯装置 - Google Patents
即湯式の給湯装置Info
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- JPH07269949A JPH07269949A JP5796894A JP5796894A JPH07269949A JP H07269949 A JPH07269949 A JP H07269949A JP 5796894 A JP5796894 A JP 5796894A JP 5796894 A JP5796894 A JP 5796894A JP H07269949 A JPH07269949 A JP H07269949A
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- Japan
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- hot water
- temperature
- water supply
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 給湯温を温度変化の少ないものに維持できる
と共に、ランニングコストや騒音の低減を可能とする即
湯式の給湯装置を提供する。 【構成】 熱交換器2に、入水路5及び給湯路7が接続
され、入水路5と給湯路7とを接続するバイパス路8の
接続箇所において混合される湯量と水量との比を調整す
るミキシングバルブ9が設けられ、バイパス路8の接続
箇所よりも下流側部分と、入水路5におけるバイパス路
8の分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路10
を通して循環対象湯を循環させる循環ポンプ11が設け
られ、入水温センサ21の検出値が下限温度以下になる
に伴って、循環ポンプ11の循環作動、ファン4の通風
作動、及び、バーナ3の燃焼作動を開始させ、入水温セ
ンサ21の検出値が上限温度以上になるに伴って、循環
ポンプ11の循環作動、ファン4の通風作動、及び、バ
ーナ3の燃焼作動を停止する形態で、保温制御を実行
し、さらに、出湯後に、ファン4を設定時間通風作動さ
せて水加熱用熱交換器2を冷却する冷却制御を実行する
ように構成されている。
と共に、ランニングコストや騒音の低減を可能とする即
湯式の給湯装置を提供する。 【構成】 熱交換器2に、入水路5及び給湯路7が接続
され、入水路5と給湯路7とを接続するバイパス路8の
接続箇所において混合される湯量と水量との比を調整す
るミキシングバルブ9が設けられ、バイパス路8の接続
箇所よりも下流側部分と、入水路5におけるバイパス路
8の分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路10
を通して循環対象湯を循環させる循環ポンプ11が設け
られ、入水温センサ21の検出値が下限温度以下になる
に伴って、循環ポンプ11の循環作動、ファン4の通風
作動、及び、バーナ3の燃焼作動を開始させ、入水温セ
ンサ21の検出値が上限温度以上になるに伴って、循環
ポンプ11の循環作動、ファン4の通風作動、及び、バ
ーナ3の燃焼作動を停止する形態で、保温制御を実行
し、さらに、出湯後に、ファン4を設定時間通風作動さ
せて水加熱用熱交換器2を冷却する冷却制御を実行する
ように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水加熱用熱交換器を加
熱するバーナに対して、燃焼用空気を通風し且つ燃焼ガ
スを前記水加熱用熱交換器の設置部を通して排出する通
風手段が設けられ、前記水加熱用熱交換器に、入水路、
及び、給湯栓を備えた給湯路が接続され、前記入水路と
前記給湯路とを接続するバイパス路、及び、前記給湯路
における前記バイパス路の接続箇所において混合される
湯量と水量との比を調整する混合比調整手段が設けら
れ、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇所より
も下流側部分と、前記入水路における前記バイパス路の
分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路、及び、
その戻り路を通して循環対象湯を循環させる循環ポンプ
が設けられ、前記バーナ、前記通風手段、前記混合比調
整手段、及び、前記循環ポンプ夫々の作動を制御する制
御手段が設けられ、前記制御手段は、前記給湯路におけ
る前記バイパス路の接続箇所よりも下流側部分の混合湯
の温度を検出する混合湯温検出手段の検出情報に基づい
て、混合湯の温度を目標温度に維持するように、前記混
合比調整手段を作動させる混合比制御、前記給湯栓の開
栓を検出する開栓検出手段の開栓検出情報に基づいて、
開栓状態にある間において、前記通風手段を通風作動さ
せ、且つ、前記バーナを出湯用の燃焼量にて燃焼させる
出湯制御、前記開栓検出手段による非開栓検出状態にお
いて、前記循環対象湯の温度を検出する循環対象湯温検
出手段の検出情報に基づいて、循環対象湯の温度を目標
温度に維持するように、前記循環ポンプを作動させると
共に、前記通風手段を通風作動させ、且つ、前記バーナ
を保温用の燃焼量にて燃焼させる保温制御、の夫々を実
行するように構成された即湯式の給湯装置に関する。
熱するバーナに対して、燃焼用空気を通風し且つ燃焼ガ
スを前記水加熱用熱交換器の設置部を通して排出する通
風手段が設けられ、前記水加熱用熱交換器に、入水路、
及び、給湯栓を備えた給湯路が接続され、前記入水路と
前記給湯路とを接続するバイパス路、及び、前記給湯路
における前記バイパス路の接続箇所において混合される
湯量と水量との比を調整する混合比調整手段が設けら
れ、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇所より
も下流側部分と、前記入水路における前記バイパス路の
分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路、及び、
その戻り路を通して循環対象湯を循環させる循環ポンプ
が設けられ、前記バーナ、前記通風手段、前記混合比調
整手段、及び、前記循環ポンプ夫々の作動を制御する制
御手段が設けられ、前記制御手段は、前記給湯路におけ
る前記バイパス路の接続箇所よりも下流側部分の混合湯
の温度を検出する混合湯温検出手段の検出情報に基づい
て、混合湯の温度を目標温度に維持するように、前記混
合比調整手段を作動させる混合比制御、前記給湯栓の開
栓を検出する開栓検出手段の開栓検出情報に基づいて、
開栓状態にある間において、前記通風手段を通風作動さ
せ、且つ、前記バーナを出湯用の燃焼量にて燃焼させる
出湯制御、前記開栓検出手段による非開栓検出状態にお
いて、前記循環対象湯の温度を検出する循環対象湯温検
出手段の検出情報に基づいて、循環対象湯の温度を目標
温度に維持するように、前記循環ポンプを作動させると
共に、前記通風手段を通風作動させ、且つ、前記バーナ
を保温用の燃焼量にて燃焼させる保温制御、の夫々を実
行するように構成された即湯式の給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記即湯式の給湯装置は、前記保温制御
を行うことによって、給湯栓の開栓時に、時間遅れの少
ない状態で所望の温度の給湯が行えるようにしながら、
前記循環ポンプにより循環対象湯を循環させ、且つ、前
記水加熱用熱交換器からの高温水と前記バイパス路から
の低温水とを混合させ、前記混合比制御を行うことで、
熱交換器の出口側における湯温の変動にかかわらず、給
湯路に所望の温度の湯を供給することができるようにし
たものである。ところで、従来では、例えば特開平4−
222328号公報に示されるように、前記保温制御が
実行される間は、前記熱交換器の出口側における湯温が
下限値以下にまで下がるとバーナの燃焼を開始し、前記
湯温が上限値を越えるとバーナの燃焼を停止させるとと
もに、前記循環ポンプを常に作動させる構成となってい
た。
を行うことによって、給湯栓の開栓時に、時間遅れの少
ない状態で所望の温度の給湯が行えるようにしながら、
前記循環ポンプにより循環対象湯を循環させ、且つ、前
記水加熱用熱交換器からの高温水と前記バイパス路から
の低温水とを混合させ、前記混合比制御を行うことで、
熱交換器の出口側における湯温の変動にかかわらず、給
湯路に所望の温度の湯を供給することができるようにし
たものである。ところで、従来では、例えば特開平4−
222328号公報に示されるように、前記保温制御が
実行される間は、前記熱交換器の出口側における湯温が
下限値以下にまで下がるとバーナの燃焼を開始し、前記
湯温が上限値を越えるとバーナの燃焼を停止させるとと
もに、前記循環ポンプを常に作動させる構成となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によるときは、保温制御が実行される間は、循環ポンプ
が常に連続作動する構成であるから、ランニングコスト
が高くなる不利があるとともに、特に夜間の運転時に
は、循環ポンプの作動に伴って長時間騒音が発生して周
囲の環境を悪化させる問題もあり、改善の余地があっ
た。本発明は、かかる点に着目してなされたものであ
り、その目的は、給湯温を温度変化の少ない所望の温度
に維持することができるものでありながら、上述したよ
うな従来技術における不利を解消することが可能となる
即湯式の給湯装置を提供する点にある。
によるときは、保温制御が実行される間は、循環ポンプ
が常に連続作動する構成であるから、ランニングコスト
が高くなる不利があるとともに、特に夜間の運転時に
は、循環ポンプの作動に伴って長時間騒音が発生して周
囲の環境を悪化させる問題もあり、改善の余地があっ
た。本発明は、かかる点に着目してなされたものであ
り、その目的は、給湯温を温度変化の少ない所望の温度
に維持することができるものでありながら、上述したよ
うな従来技術における不利を解消することが可能となる
即湯式の給湯装置を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
水加熱用熱交換器を加熱するバーナに対して、燃焼用空
気を通風し且つ燃焼ガスを前記水加熱用熱交換器の設置
部を通して排出する通風手段が設けられ、前記水加熱用
熱交換器に、入水路、及び、給湯栓を備えた給湯路が接
続され、前記入水路と前記給湯路とを接続するバイパス
路、及び、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇
所において混合される湯量と水量との比を調整する混合
比調整手段が設けられ、前記給湯路における前記バイパ
ス路の接続箇所よりも下流側部分と、前記入水路におけ
る前記バイパス路の分岐箇所よりも上流側部分とを接続
する戻り路、及び、その戻り路を通して循環対象湯を循
環させる循環ポンプが設けられ、前記バーナ、前記通風
手段、前記混合比調整手段、及び、前記循環ポンプ夫々
の作動を制御する制御手段が設けられ、前記制御手段
は、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇所より
も下流側部分の混合湯の温度を検出する混合湯温検出手
段の検出情報に基づいて、混合湯の温度を目標温度に維
持するように、前記混合比調整手段を作動させる混合比
制御、前記給湯栓の開栓を検出する開栓検出手段の開栓
検出情報に基づいて、開栓状態にある間において、前記
通風手段を通風作動させ、且つ、前記バーナを出湯用の
燃焼量にて燃焼させる出湯制御、前記開栓検出手段によ
る非開栓検出状態において、前記循環対象湯の温度を検
出する循環対象湯温検出手段の検出情報に基づいて、循
環対象湯の温度を目標温度に維持するように、前記循環
ポンプを作動させると共に、前記通風手段を通風作動さ
せ、且つ、前記バーナを保温用の燃焼量にて燃焼させる
保温制御、の夫々を実行するように構成された即湯式の
給湯装置において、前記制御手段は、前記循環対象湯温
検出手段の検出値が下限温度以下になるに伴って、前記
循環ポンプの循環作動、前記通風手段の通風作動、及
び、前記バーナの燃焼作動を開始させ、前記循環対象湯
温検出手段の検出値が上限温度以上になるに伴って、前
記循環ポンプの循環作動、前記通風手段の通風作動、及
び、前記バーナの燃焼作動を停止する形態で、前記保温
制御を実行するように構成され、さらに、前記出湯制御
の終了に引き続き、前記通風手段を設定時間通風作動さ
せて前記水加熱用熱交換器を冷却する冷却制御を実行す
るように構成されている点にある。
水加熱用熱交換器を加熱するバーナに対して、燃焼用空
気を通風し且つ燃焼ガスを前記水加熱用熱交換器の設置
部を通して排出する通風手段が設けられ、前記水加熱用
熱交換器に、入水路、及び、給湯栓を備えた給湯路が接
続され、前記入水路と前記給湯路とを接続するバイパス
路、及び、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇
所において混合される湯量と水量との比を調整する混合
比調整手段が設けられ、前記給湯路における前記バイパ
ス路の接続箇所よりも下流側部分と、前記入水路におけ
る前記バイパス路の分岐箇所よりも上流側部分とを接続
する戻り路、及び、その戻り路を通して循環対象湯を循
環させる循環ポンプが設けられ、前記バーナ、前記通風
手段、前記混合比調整手段、及び、前記循環ポンプ夫々
の作動を制御する制御手段が設けられ、前記制御手段
は、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇所より
も下流側部分の混合湯の温度を検出する混合湯温検出手
段の検出情報に基づいて、混合湯の温度を目標温度に維
持するように、前記混合比調整手段を作動させる混合比
制御、前記給湯栓の開栓を検出する開栓検出手段の開栓
検出情報に基づいて、開栓状態にある間において、前記
通風手段を通風作動させ、且つ、前記バーナを出湯用の
燃焼量にて燃焼させる出湯制御、前記開栓検出手段によ
る非開栓検出状態において、前記循環対象湯の温度を検
出する循環対象湯温検出手段の検出情報に基づいて、循
環対象湯の温度を目標温度に維持するように、前記循環
ポンプを作動させると共に、前記通風手段を通風作動さ
せ、且つ、前記バーナを保温用の燃焼量にて燃焼させる
保温制御、の夫々を実行するように構成された即湯式の
給湯装置において、前記制御手段は、前記循環対象湯温
検出手段の検出値が下限温度以下になるに伴って、前記
循環ポンプの循環作動、前記通風手段の通風作動、及
び、前記バーナの燃焼作動を開始させ、前記循環対象湯
温検出手段の検出値が上限温度以上になるに伴って、前
記循環ポンプの循環作動、前記通風手段の通風作動、及
び、前記バーナの燃焼作動を停止する形態で、前記保温
制御を実行するように構成され、さらに、前記出湯制御
の終了に引き続き、前記通風手段を設定時間通風作動さ
せて前記水加熱用熱交換器を冷却する冷却制御を実行す
るように構成されている点にある。
【0005】第2発明の特徴構成は、第1発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、外気温度を検出す
る外気温度検出手段が設けられ、前記制御手段は、前記
外気温度検出手段の検出情報に基づいて、前記冷却制御
において前記通風手段を通風作動させる設定時間を、外
気温度が高いほど長くするように構成されている点にあ
る。
好適な構成を特定するものであって、外気温度を検出す
る外気温度検出手段が設けられ、前記制御手段は、前記
外気温度検出手段の検出情報に基づいて、前記冷却制御
において前記通風手段を通風作動させる設定時間を、外
気温度が高いほど長くするように構成されている点にあ
る。
【0006】第3発明の特徴構成は、第1又は第2発明
の実施に好適な構成を特定するものであって、前記制御
手段は、前記保温制御の終了に引き続き、前記混合比調
整手段を前記湯量が水量よりも小となる状態に調整した
状態で、前記循環ポンプを設定時間作動させて循環対象
湯の温度を均一にする後循環制御を実行するように構成
されている点にある。
の実施に好適な構成を特定するものであって、前記制御
手段は、前記保温制御の終了に引き続き、前記混合比調
整手段を前記湯量が水量よりも小となる状態に調整した
状態で、前記循環ポンプを設定時間作動させて循環対象
湯の温度を均一にする後循環制御を実行するように構成
されている点にある。
【0007】第4発明の特徴構成は、第1、第2又は第
3発明の実施に好適な構成を特定するものであって、前
記給湯路における前記バイパス路の接続箇所よりも下流
側に補助給湯路が設けられ、前記補助給湯路を給湯状態
と給湯停止状態とに切り換え自在な給湯路開閉手段と、
前記補助給湯路での給湯開始及び給湯停止を指令する指
令手段とが備えられ、前記制御手段は、前記指令手段の
給湯開始指令に基づいて、前記給湯路開閉手段を開いて
前記出湯制御を実行し、前記指令手段の給湯停止指令に
基づいて、前記給湯路開閉手段を閉じて前記出湯制御を
停止するように構成されている点にある。
3発明の実施に好適な構成を特定するものであって、前
記給湯路における前記バイパス路の接続箇所よりも下流
側に補助給湯路が設けられ、前記補助給湯路を給湯状態
と給湯停止状態とに切り換え自在な給湯路開閉手段と、
前記補助給湯路での給湯開始及び給湯停止を指令する指
令手段とが備えられ、前記制御手段は、前記指令手段の
給湯開始指令に基づいて、前記給湯路開閉手段を開いて
前記出湯制御を実行し、前記指令手段の給湯停止指令に
基づいて、前記給湯路開閉手段を閉じて前記出湯制御を
停止するように構成されている点にある。
【0008】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、保温制御が次の
ように実行される。つまり、循環対象湯の温度が下限温
度以下になると、循環ポンプの循環作動、通風手段の通
風作動、及び、バーナの燃焼作動を開始させることによ
って、循環対象湯は熱交換器での加熱により温度が上昇
する。そして、循環対象湯の温度が上限温度以上になる
まで上昇すると、循環ポンプの循環作動、通風手段の通
風作動、及び、バーナの燃焼作動を停止するのである。
その後、循環対象湯は自然放熱によって徐々に温度が低
下するが、循環対象湯の温度が下限温度以下になると、
上記したように循環ポンプの循環作動、通風手段の通風
作動、及び、バーナの燃焼作動を開始させ、以降、循環
ポンプ、通風手段及びバーナ夫々が、このような間欠的
な作動を繰り返して、循環対象湯の温度を目標温度に維
持させるのである。
ように実行される。つまり、循環対象湯の温度が下限温
度以下になると、循環ポンプの循環作動、通風手段の通
風作動、及び、バーナの燃焼作動を開始させることによ
って、循環対象湯は熱交換器での加熱により温度が上昇
する。そして、循環対象湯の温度が上限温度以上になる
まで上昇すると、循環ポンプの循環作動、通風手段の通
風作動、及び、バーナの燃焼作動を停止するのである。
その後、循環対象湯は自然放熱によって徐々に温度が低
下するが、循環対象湯の温度が下限温度以下になると、
上記したように循環ポンプの循環作動、通風手段の通風
作動、及び、バーナの燃焼作動を開始させ、以降、循環
ポンプ、通風手段及びバーナ夫々が、このような間欠的
な作動を繰り返して、循環対象湯の温度を目標温度に維
持させるのである。
【0009】又、出湯制御が行われた場合には、この出
湯制御が終了すると、それに引き続いて通風手段を設定
時間通風作動させて水加熱用熱交換器を冷却させる冷却
制御を実行することによって、最大燃焼量あるいはそれ
に近い大きな燃焼量である出湯用の燃焼量にてバーナが
燃焼することで、高温度に加熱されている水加熱用熱交
換器を冷却させて、後沸きを起こすのを極力回避させる
ことができる。尚、保温制御におけるバーナの保温用燃
焼量は、最低燃焼量あるいはそれに近い小さい燃焼量に
設定され、上記したような後沸きを生じるおそれは少な
いので、バーナの燃焼停止と共に通風手段の通風作動も
停止させるのである。
湯制御が終了すると、それに引き続いて通風手段を設定
時間通風作動させて水加熱用熱交換器を冷却させる冷却
制御を実行することによって、最大燃焼量あるいはそれ
に近い大きな燃焼量である出湯用の燃焼量にてバーナが
燃焼することで、高温度に加熱されている水加熱用熱交
換器を冷却させて、後沸きを起こすのを極力回避させる
ことができる。尚、保温制御におけるバーナの保温用燃
焼量は、最低燃焼量あるいはそれに近い小さい燃焼量に
設定され、上記したような後沸きを生じるおそれは少な
いので、バーナの燃焼停止と共に通風手段の通風作動も
停止させるのである。
【0010】第2発明の特徴構成によれば、第1発明に
よる作用に加えて、次のような作用がある。外気温度が
高いほど、前記冷却制御における通風手段を作動させる
設定時間が長くなり、外気温度が低い場合には前記設定
時間が短いものになる。従って、外気温度が高く熱交換
器の温度が低下し難い夏場には、前記通風作動による冷
却時間が長くなり、冷却を充分行わせることで後沸きを
極力少ないものに抑制でき、外気温度が低く熱交換器が
自然放熱により低下し易い冬場には、前記通風作動によ
る冷却時間を短くして、過冷却に起因する湯温の低下を
抑制することができる。
よる作用に加えて、次のような作用がある。外気温度が
高いほど、前記冷却制御における通風手段を作動させる
設定時間が長くなり、外気温度が低い場合には前記設定
時間が短いものになる。従って、外気温度が高く熱交換
器の温度が低下し難い夏場には、前記通風作動による冷
却時間が長くなり、冷却を充分行わせることで後沸きを
極力少ないものに抑制でき、外気温度が低く熱交換器が
自然放熱により低下し易い冬場には、前記通風作動によ
る冷却時間を短くして、過冷却に起因する湯温の低下を
抑制することができる。
【0011】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明による作用に加えて、次のような作用がある。前
記保温制御においては、給湯路からの湯とバイパス路か
らの水が混合比調整手段により混合された後の循環対象
湯の温度が上限温度以上になると、バーナの燃焼を停止
させるが、バーナの燃焼が停止した時点において、水加
熱用熱交換器より下流側で混合比調整手段に至るまでの
給湯路においては、加熱された湯が存在するから、その
ままの混合比に基づいて混合比調整を行うと、循環対象
湯の温度が前記上限温度を越えて上昇するおそれがある
から、上記後循環制御を実行することで、上述したよう
な水加熱用熱交換器より下流側で混合比調整手段に至る
までの給湯路に存在する高温湯を、バイパス路からの水
量よりも少ない流量で混合比調整しながら循環させるこ
とで、循環対象湯の温度が上限温度を越えて上昇するの
を抑制できる。
2発明による作用に加えて、次のような作用がある。前
記保温制御においては、給湯路からの湯とバイパス路か
らの水が混合比調整手段により混合された後の循環対象
湯の温度が上限温度以上になると、バーナの燃焼を停止
させるが、バーナの燃焼が停止した時点において、水加
熱用熱交換器より下流側で混合比調整手段に至るまでの
給湯路においては、加熱された湯が存在するから、その
ままの混合比に基づいて混合比調整を行うと、循環対象
湯の温度が前記上限温度を越えて上昇するおそれがある
から、上記後循環制御を実行することで、上述したよう
な水加熱用熱交換器より下流側で混合比調整手段に至る
までの給湯路に存在する高温湯を、バイパス路からの水
量よりも少ない流量で混合比調整しながら循環させるこ
とで、循環対象湯の温度が上限温度を越えて上昇するの
を抑制できる。
【0012】第4発明の特徴構成によれば、前記指令手
段の給湯開始指令に基づいて、前記給湯路開閉手段が開
いて補助給湯路での給湯が開始されるとともに、前記出
湯制御が実行される。又、前記指令手段の給湯停止指令
に基づいて、給湯路開閉手段が閉じられ補助給湯路での
給湯が停止するとともに、前記出湯制御が停止される。
段の給湯開始指令に基づいて、前記給湯路開閉手段が開
いて補助給湯路での給湯が開始されるとともに、前記出
湯制御が実行される。又、前記指令手段の給湯停止指令
に基づいて、給湯路開閉手段が閉じられ補助給湯路での
給湯が停止するとともに、前記出湯制御が停止される。
【0013】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、循環対象
湯を極力、目標温度に維持させながら、循環ポンプが間
欠的に作動することになり、循環ポンプを連続作動させ
る従来構成に比較して、ランニングコストを極力低コス
トに抑制することが可能になるとともに、循環ポンプの
作動に起因する騒音を少なくすることができ、しかも、
出湯後の後沸きに起因する温度変化を少ないものに抑制
して循環対象湯を常に目標温度に維持させることが可能
になって、給湯栓を介して給湯される湯の温度が極力温
度変化の少ない状態に保持できる即湯式の給湯装置を提
供できるに至った。
湯を極力、目標温度に維持させながら、循環ポンプが間
欠的に作動することになり、循環ポンプを連続作動させ
る従来構成に比較して、ランニングコストを極力低コス
トに抑制することが可能になるとともに、循環ポンプの
作動に起因する騒音を少なくすることができ、しかも、
出湯後の後沸きに起因する温度変化を少ないものに抑制
して循環対象湯を常に目標温度に維持させることが可能
になって、給湯栓を介して給湯される湯の温度が極力温
度変化の少ない状態に保持できる即湯式の給湯装置を提
供できるに至った。
【0014】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による効果に加えて次のような効果がある。外
気温度の変化に応じて前記冷却制御における通風手段を
作動させる設定時間を変更設定することによって、夏場
において後沸きに起因する高温の湯が給湯される不利
や、冬場において過冷却による冷たい水が給湯される不
利等を回避して、例えば人為設定により前記設定時間を
変更設定する場合に比較して、設定操作の煩わしさや設
定操作忘れ等が生じない状態で、外気温度の変化にかか
わらず、給湯温度を極力所望の温度に維持させることが
可能となった。
特徴構成による効果に加えて次のような効果がある。外
気温度の変化に応じて前記冷却制御における通風手段を
作動させる設定時間を変更設定することによって、夏場
において後沸きに起因する高温の湯が給湯される不利
や、冬場において過冷却による冷たい水が給湯される不
利等を回避して、例えば人為設定により前記設定時間を
変更設定する場合に比較して、設定操作の煩わしさや設
定操作忘れ等が生じない状態で、外気温度の変化にかか
わらず、給湯温度を極力所望の温度に維持させることが
可能となった。
【0015】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明による効果に加えて、次のような効果がある。上
記後循環制御を実行することによって、保温制御におけ
るバーナの燃焼停止後に、過渡的に給湯路の湯温が上限
温度を越えて上昇するのを抑制でき、保温制御における
バーナの燃焼停止後にすぐに給湯を行う場合であって
も、給湯温度を極力目標温度に維持させることが可能と
なった。
2発明による効果に加えて、次のような効果がある。上
記後循環制御を実行することによって、保温制御におけ
るバーナの燃焼停止後に、過渡的に給湯路の湯温が上限
温度を越えて上昇するのを抑制でき、保温制御における
バーナの燃焼停止後にすぐに給湯を行う場合であって
も、給湯温度を極力目標温度に維持させることが可能と
なった。
【0016】第4発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明による効果に加えて、次のような効果があ
る。保温制御により給湯路内の湯温が目標温度に維持さ
れた状態で、給湯栓とは異なる補助給湯路での給湯の際
にも出湯制御が行われ、目標温度にて給湯が行うことが
できる。
又は第3発明による効果に加えて、次のような効果があ
る。保温制御により給湯路内の湯温が目標温度に維持さ
れた状態で、給湯栓とは異なる補助給湯路での給湯の際
にも出湯制御が行われ、目標温度にて給湯が行うことが
できる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に本発明に係る給湯装置を示している。この給湯装置
は、給湯器Aと、給湯器Aの動作を制御する制御手段と
しての制御部Hと、操作部Rとから構成されている。給
湯器Aには、燃焼室1の内部に水加熱用の熱交換器2
と、この熱交換器2を加熱するバーナ3とが備えられ、
バーナ3へ燃焼用空気を通風し且つ燃焼ガスを熱交換器
2の設置部を通して排出する通風手段としてのファン4
が備えられている。熱交換器2には、加熱用の水を供給
する入水路5と、熱交換器2において加熱された湯を給
湯栓6に供給する給湯路7とが接続されるとともに、入
水路5と給湯路7とを接続するバイパス路8、及び、給
湯路7におけるバイパス路8の接続箇所において混合さ
れる湯量と水量との比を調整する混合比調整手段として
のミキシングバルブ9が設けられている。前記ミキシン
グバルブ9は、図示しない電動モータによりバルブ開度
を変更調節して、給湯路7からの流量とバイパス路8か
らの流量との混合比率を変更させるよう構成されてい
る。
に本発明に係る給湯装置を示している。この給湯装置
は、給湯器Aと、給湯器Aの動作を制御する制御手段と
しての制御部Hと、操作部Rとから構成されている。給
湯器Aには、燃焼室1の内部に水加熱用の熱交換器2
と、この熱交換器2を加熱するバーナ3とが備えられ、
バーナ3へ燃焼用空気を通風し且つ燃焼ガスを熱交換器
2の設置部を通して排出する通風手段としてのファン4
が備えられている。熱交換器2には、加熱用の水を供給
する入水路5と、熱交換器2において加熱された湯を給
湯栓6に供給する給湯路7とが接続されるとともに、入
水路5と給湯路7とを接続するバイパス路8、及び、給
湯路7におけるバイパス路8の接続箇所において混合さ
れる湯量と水量との比を調整する混合比調整手段として
のミキシングバルブ9が設けられている。前記ミキシン
グバルブ9は、図示しない電動モータによりバルブ開度
を変更調節して、給湯路7からの流量とバイパス路8か
らの流量との混合比率を変更させるよう構成されてい
る。
【0018】又、給湯路7におけるバイパス路8の接続
箇所よりも下流側部分と、入水路5におけるバイパス路
8の分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路10
が備えられ、その戻り路10を通して循環対象湯を循環
させる循環ポンプ11が設けられている。
箇所よりも下流側部分と、入水路5におけるバイパス路
8の分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路10
が備えられ、その戻り路10を通して循環対象湯を循環
させる循環ポンプ11が設けられている。
【0019】前記バーナ3に対しては、一般家庭用のガ
ス供給管に接続された燃料供給路12を通して燃料(ガ
ス)を供給されるよう構成され、この燃料供給路12に
はバーナ3への燃料供給量Ipを調節する電磁比例弁1
3と、燃料の供給を断続する断続弁14とが備えられて
いる。バーナの近くには、点火用のイグナイタ15と、
バーナ3が着火したか否かを検出するフレームロッド1
6が備えられる。
ス供給管に接続された燃料供給路12を通して燃料(ガ
ス)を供給されるよう構成され、この燃料供給路12に
はバーナ3への燃料供給量Ipを調節する電磁比例弁1
3と、燃料の供給を断続する断続弁14とが備えられて
いる。バーナの近くには、点火用のイグナイタ15と、
バーナ3が着火したか否かを検出するフレームロッド1
6が備えられる。
【0020】前記入水路5には逆止弁17を介して給水
路18が接続され、給水路18には給水量を検出する開
栓検出手段としての給水量検出センサ19が備えられ
る。又、入水路5には通水量を検出する水量センサ20
と、入水温度を検出する入水温センサ21とが備えら
れ、給湯路7におけるバイパス路8の接続箇所よりも下
流側箇所、つまり、ミキシングバルブ9により混合され
た後の混合湯温を検出する混合湯温検出手段としての出
湯温センサ22が備えられる。又、外気温度を検出する
外気温センサ23が備えられる。
路18が接続され、給水路18には給水量を検出する開
栓検出手段としての給水量検出センサ19が備えられ
る。又、入水路5には通水量を検出する水量センサ20
と、入水温度を検出する入水温センサ21とが備えら
れ、給湯路7におけるバイパス路8の接続箇所よりも下
流側箇所、つまり、ミキシングバルブ9により混合され
た後の混合湯温を検出する混合湯温検出手段としての出
湯温センサ22が備えられる。又、外気温度を検出する
外気温センサ23が備えられる。
【0021】操作部Rは、有線又は無線によって制御部
Hと接続され、給湯装置の運転の開始及び停止を指示す
る運転スイッチ24、後述するような保温制御の開始及
び停止を指示する保温スイッチ25、後述する湯張り給
湯路29での給湯開始及び給湯停止を指令する指令手段
としての湯張りスイッチ26、設定目標給湯温度Tsを
設定する温度設定スイッチ27、種々の情報を表示する
LEDランプ28などが備えられている。
Hと接続され、給湯装置の運転の開始及び停止を指示す
る運転スイッチ24、後述するような保温制御の開始及
び停止を指示する保温スイッチ25、後述する湯張り給
湯路29での給湯開始及び給湯停止を指令する指令手段
としての湯張りスイッチ26、設定目標給湯温度Tsを
設定する温度設定スイッチ27、種々の情報を表示する
LEDランプ28などが備えられている。
【0022】制御部Hは、上述した各センサの検出情報
に基づいて、以下のような制御を実行するように構成さ
れている。即ち、出湯温センサ22の検出情報に基づい
て混合湯の温度を目標給湯温度Ts に維持するようにミ
キシングバルブ9を作動させる混合比制御、給水量検出
センサ19による検出値が設定量となって給湯栓6が開
栓状態になったことが判断されると、開栓状態にある間
において、ファン4を通風作動させるとともに、バーナ
3を出湯用の燃焼量(最大燃焼量か又はそれに近い燃焼
量)にて燃焼させる出湯制御、給水量検出センサ19に
よる検出値が設定量以下で、非開栓状態になったことが
判別されると、その非開栓状態において、入水温センサ
21による検出値が下限温度以下になるに伴って、循環
ポンプ11の循環作動、ファン4の通風作動、及びバー
ナ3の燃焼作動を開始させ、入水温センサ21による検
出値が上限温度以上になるか、又は、出湯温センサ22
の検出値が上限温度以上になるに伴って、循環ポンプ1
1の循環作動、ファン4の通風作動、及びバーナ3の燃
焼作動を停止させるようにして、循環対象湯の温度を目
標温度に維持させる保温制御、を実行するように構成さ
れている。つまり、入水温センサ21と出湯温センサ2
2とにより循環対象湯温検出手段を構成することにな
る。
に基づいて、以下のような制御を実行するように構成さ
れている。即ち、出湯温センサ22の検出情報に基づい
て混合湯の温度を目標給湯温度Ts に維持するようにミ
キシングバルブ9を作動させる混合比制御、給水量検出
センサ19による検出値が設定量となって給湯栓6が開
栓状態になったことが判断されると、開栓状態にある間
において、ファン4を通風作動させるとともに、バーナ
3を出湯用の燃焼量(最大燃焼量か又はそれに近い燃焼
量)にて燃焼させる出湯制御、給水量検出センサ19に
よる検出値が設定量以下で、非開栓状態になったことが
判別されると、その非開栓状態において、入水温センサ
21による検出値が下限温度以下になるに伴って、循環
ポンプ11の循環作動、ファン4の通風作動、及びバー
ナ3の燃焼作動を開始させ、入水温センサ21による検
出値が上限温度以上になるか、又は、出湯温センサ22
の検出値が上限温度以上になるに伴って、循環ポンプ1
1の循環作動、ファン4の通風作動、及びバーナ3の燃
焼作動を停止させるようにして、循環対象湯の温度を目
標温度に維持させる保温制御、を実行するように構成さ
れている。つまり、入水温センサ21と出湯温センサ2
2とにより循環対象湯温検出手段を構成することにな
る。
【0023】前記保温制御について更に詳述する。操作
部Rの保温スイッチ25がONすると保温制御が開始
し、図2に示すように、湯温が自然放熱により低下し
て、入水温センサ21による検出値TX が下限温度TL
以下になると、循環ポンプ11による循環作動とバーナ
3の燃焼を開始する。そうすると、バーナ3の燃焼加熱
により熱交換器2の出口温度は徐々に上昇していく。そ
して、入水温センサ21による検出値TX が上限温度T
H 以上になると、循環ポンプ11の作動と、バーナ3の
燃焼を停止させる。ここで、入水温センサ21による検
出値TX が上限温度TH 以上になる前に、出湯温センサ
22の検出値が前記上限温度TH に対して戻り路10を
通過する間における自然放熱による温度差(例えば3°
C)だけ高い出湯側の上限温度以上になった場合には、
同様にして、循環ポンプ11の作動と、バーナ3の燃焼
を停止させる。
部Rの保温スイッチ25がONすると保温制御が開始
し、図2に示すように、湯温が自然放熱により低下し
て、入水温センサ21による検出値TX が下限温度TL
以下になると、循環ポンプ11による循環作動とバーナ
3の燃焼を開始する。そうすると、バーナ3の燃焼加熱
により熱交換器2の出口温度は徐々に上昇していく。そ
して、入水温センサ21による検出値TX が上限温度T
H 以上になると、循環ポンプ11の作動と、バーナ3の
燃焼を停止させる。ここで、入水温センサ21による検
出値TX が上限温度TH 以上になる前に、出湯温センサ
22の検出値が前記上限温度TH に対して戻り路10を
通過する間における自然放熱による温度差(例えば3°
C)だけ高い出湯側の上限温度以上になった場合には、
同様にして、循環ポンプ11の作動と、バーナ3の燃焼
を停止させる。
【0024】又、その後、湯温が自然放熱により低下し
て、入水温センサ21による検出値TX が下限温度TL
以下になると、循環ポンプ11の作動およびバーナ3の
燃焼を開始する。このように、循環ポンプ11の循環作
動とバーナ3の燃焼が間欠的に行われ、循環対象湯の温
度を所定の目標温度範囲内〔例えば、(TS −3°C)
〜(TS +3°C)の範囲内〕に維持させておくのであ
る。
て、入水温センサ21による検出値TX が下限温度TL
以下になると、循環ポンプ11の作動およびバーナ3の
燃焼を開始する。このように、循環ポンプ11の循環作
動とバーナ3の燃焼が間欠的に行われ、循環対象湯の温
度を所定の目標温度範囲内〔例えば、(TS −3°C)
〜(TS +3°C)の範囲内〕に維持させておくのであ
る。
【0025】保温制御においては、循環ポンプ11によ
る循環流量は小さい(例えば、5リットル/分程度)の
で、バーナ3の燃焼量は最小燃焼量又はそれに近い小さ
い燃焼量になるように、電磁制御弁13を制御して燃料
供給量Ipを小に設定する。
る循環流量は小さい(例えば、5リットル/分程度)の
で、バーナ3の燃焼量は最小燃焼量又はそれに近い小さ
い燃焼量になるように、電磁制御弁13を制御して燃料
供給量Ipを小に設定する。
【0026】尚、上記保温制御において、バーナ3の燃
焼作動と循環ポンプ11の作動を同時に停止させると、
熱交換器2において後沸かしの問題が生じるから、図2
に示すように、バーナ3の燃焼が停止した後も循環ポン
プ11を設定時間t1作動させて循環対象湯の温度を均
す後循環制御を行うようにしてある。又、バーナ3が燃
焼停止するとき、入水温センサ21による検出値TX が
上限温度TH とほぼ等しい高めの温度になっており、後
循環制御が行われる際に、熱交換器3から送り出される
湯は、入水温センサ21による温度検出される湯よりの
更に加熱され、前記上限温度TH よりも高い温度になっ
ている。そこで、給湯路7の温度が上限温度TH を越え
て高くなるのを防止する目的から、前記後循環制御にお
いては、ミキシングバルブ9を熱交換器2側の水量がバ
イパス路8側の水量よりも小となる状態に調節するよう
にしている。
焼作動と循環ポンプ11の作動を同時に停止させると、
熱交換器2において後沸かしの問題が生じるから、図2
に示すように、バーナ3の燃焼が停止した後も循環ポン
プ11を設定時間t1作動させて循環対象湯の温度を均
す後循環制御を行うようにしてある。又、バーナ3が燃
焼停止するとき、入水温センサ21による検出値TX が
上限温度TH とほぼ等しい高めの温度になっており、後
循環制御が行われる際に、熱交換器3から送り出される
湯は、入水温センサ21による温度検出される湯よりの
更に加熱され、前記上限温度TH よりも高い温度になっ
ている。そこで、給湯路7の温度が上限温度TH を越え
て高くなるのを防止する目的から、前記後循環制御にお
いては、ミキシングバルブ9を熱交換器2側の水量がバ
イパス路8側の水量よりも小となる状態に調節するよう
にしている。
【0027】次に上述したような保温制御が行われてい
るときに、給湯栓6から給湯が開始され、給水量センサ
19の検出値が設定量を越えて開栓状態が検出される
と、出湯制御が開始され、循環ポンプ11の作動中であ
れば循環ポンプ11の作動を停止させ、バーナ3を出湯
用の燃焼量にて燃焼を開始し、ファン4の通風作動を開
始する。出湯中は流量が大きく(例えば16リットル/
分程度)、バーナ3の燃焼は最大燃焼量に近い燃焼量に
なるように、電磁制御弁13を制御して燃料供給量Ip
を大に設定する。給湯が停止されると、バーナ3の燃焼
を停止して、保温制御に移行する。
るときに、給湯栓6から給湯が開始され、給水量センサ
19の検出値が設定量を越えて開栓状態が検出される
と、出湯制御が開始され、循環ポンプ11の作動中であ
れば循環ポンプ11の作動を停止させ、バーナ3を出湯
用の燃焼量にて燃焼を開始し、ファン4の通風作動を開
始する。出湯中は流量が大きく(例えば16リットル/
分程度)、バーナ3の燃焼は最大燃焼量に近い燃焼量に
なるように、電磁制御弁13を制御して燃料供給量Ip
を大に設定する。給湯が停止されると、バーナ3の燃焼
を停止して、保温制御に移行する。
【0028】出湯制御においては、上述したように熱交
換器2は最大熱交換器量に近い燃焼量で加熱されるか
ら、出湯が停止され、バーナ3の燃焼が停止した後にお
いても、残熱により内部の湯が加熱され後沸きを起こす
おそれがあるから、制御部Hは、図3、図4に示すよう
に、給湯停止の伴うバーナ3の燃焼停止した後もファン
4による通風作動を設定時間t2継続させて、熱交換器
2を冷却する冷却制御を実行する。前記ファン4を継続
作動させる設定時間t2は、外気温センサ23の検出値
に基づいて、外気温度が高いほど長くなるように変更さ
せるように構成されている。つまり、図3に示すよう
に、夏場には、熱交換器が自然放熱により温度低下し難
いのでファン4の強制通風による時間を長くし、図4に
示すように、冬場は自然放熱による温度低下が早いから
ファン4の通風時間を短くして、過冷却を防止するので
ある。
換器2は最大熱交換器量に近い燃焼量で加熱されるか
ら、出湯が停止され、バーナ3の燃焼が停止した後にお
いても、残熱により内部の湯が加熱され後沸きを起こす
おそれがあるから、制御部Hは、図3、図4に示すよう
に、給湯停止の伴うバーナ3の燃焼停止した後もファン
4による通風作動を設定時間t2継続させて、熱交換器
2を冷却する冷却制御を実行する。前記ファン4を継続
作動させる設定時間t2は、外気温センサ23の検出値
に基づいて、外気温度が高いほど長くなるように変更さ
せるように構成されている。つまり、図3に示すよう
に、夏場には、熱交換器が自然放熱により温度低下し難
いのでファン4の強制通風による時間を長くし、図4に
示すように、冬場は自然放熱による温度低下が早いから
ファン4の通風時間を短くして、過冷却を防止するので
ある。
【0029】又、ファン4の通風作動による前記冷却制
御が終了すると、循環ポンプ11を作動させ、後沸かし
により高温になっている熱交換器2内に溜まっている湯
を循環させて、循環通路内部の湯温を均一化させるよう
に制御する。このとき、熱交換器2内の上記高温湯が給
湯路7に多量に出て行かないように、制御部Hは、熱交
換器2側の水量がバイパス路8側の水量よりも小となる
状態にミキシングバルブ9を調節制御する。
御が終了すると、循環ポンプ11を作動させ、後沸かし
により高温になっている熱交換器2内に溜まっている湯
を循環させて、循環通路内部の湯温を均一化させるよう
に制御する。このとき、熱交換器2内の上記高温湯が給
湯路7に多量に出て行かないように、制御部Hは、熱交
換器2側の水量がバイパス路8側の水量よりも小となる
状態にミキシングバルブ9を調節制御する。
【0030】制御部Hは、保温制御又は出湯制御と併行
して前記混合比制御を実行するから、上述したような冷
却制御の終了後において、循環ポンプ11が作動する
と、出湯温センサ22の検出値が設定目標温度Ts にな
るように混合比を変更することになるが、循環ポンプ1
1の作動開始時とほぼ同時に給湯を開始すると、熱交換
器2からの湯温は上述した後沸きによって出湯中の温度
よりも高い温度になっており、この少量の高温湯がミキ
シングバルブ9に流れ込み、ミキシングバルブ9の応答
遅れに起因して、目標温度よりも高い温度の湯が給湯栓
6に出ていくおそれがあるので、予め、熱交換器2側の
水量がバイパス路8側の水量よりも小となる状態にミキ
シングバルブ9を調節するのである。
して前記混合比制御を実行するから、上述したような冷
却制御の終了後において、循環ポンプ11が作動する
と、出湯温センサ22の検出値が設定目標温度Ts にな
るように混合比を変更することになるが、循環ポンプ1
1の作動開始時とほぼ同時に給湯を開始すると、熱交換
器2からの湯温は上述した後沸きによって出湯中の温度
よりも高い温度になっており、この少量の高温湯がミキ
シングバルブ9に流れ込み、ミキシングバルブ9の応答
遅れに起因して、目標温度よりも高い温度の湯が給湯栓
6に出ていくおそれがあるので、予め、熱交換器2側の
水量がバイパス路8側の水量よりも小となる状態にミキ
シングバルブ9を調節するのである。
【0031】前記給湯路7におけるバイパス路8の接続
箇所よりも下流側に補助給湯路としての湯張り給湯路2
9が設けられ、この湯張り給湯路29を給湯状態と給湯
停止状態とに切り換え自在な給湯路開閉手段としての電
磁開閉弁30が設けられている。そして、制御部Hは、
湯張りスイッチ26のON操作(給湯開始指令)に基づ
いて、電磁開閉弁30を開いて前記出湯制御を実行して
浴槽31への湯張り給湯を行い、湯張りスイッチ26の
OFF操作(給湯停止指令)に基づいて、電磁開閉弁3
0を閉じて前記出湯制御を停止して、浴槽31への湯張
り給湯を停止させるように構成されている。
箇所よりも下流側に補助給湯路としての湯張り給湯路2
9が設けられ、この湯張り給湯路29を給湯状態と給湯
停止状態とに切り換え自在な給湯路開閉手段としての電
磁開閉弁30が設けられている。そして、制御部Hは、
湯張りスイッチ26のON操作(給湯開始指令)に基づ
いて、電磁開閉弁30を開いて前記出湯制御を実行して
浴槽31への湯張り給湯を行い、湯張りスイッチ26の
OFF操作(給湯停止指令)に基づいて、電磁開閉弁3
0を閉じて前記出湯制御を停止して、浴槽31への湯張
り給湯を停止させるように構成されている。
【0032】〔別実施例〕 (1)上記実施例では、外気温センサ23の検出値に基
づいて、上記設定時間t2を変更させる構成としたが、
人為設定手段によって手動操作によって前記設定時間t
2を変更させる構成としてもよい。
づいて、上記設定時間t2を変更させる構成としたが、
人為設定手段によって手動操作によって前記設定時間t
2を変更させる構成としてもよい。
【0033】(2)本発明を実施するに、保温制御後の
後循環制御を省略しても良い。つまり、保温制御におけ
る燃焼量は小さいため、後沸きによる昇温が小さいか
ら、循環制御は省略することができる。
後循環制御を省略しても良い。つまり、保温制御におけ
る燃焼量は小さいため、後沸きによる昇温が小さいか
ら、循環制御は省略することができる。
【0034】(3)上記実施例では、冷却制御の実施後
において循環ポンプを循環作動させる場合を例示した
が、冷却制御が実行されているから、これを省略しても
よい。
において循環ポンプを循環作動させる場合を例示した
が、冷却制御が実行されているから、これを省略しても
よい。
【0035】(4)上記実施例では、循環対象湯温検出
手段として、入水温センサ及び出湯温センサの両方の検
出情報を用いるようにしたが、入水温センサの検出情報
だけで保温制御を実行してもよく、出湯温センサの検出
情報だけで保温制御を実行してもよい。
手段として、入水温センサ及び出湯温センサの両方の検
出情報を用いるようにしたが、入水温センサの検出情報
だけで保温制御を実行してもよく、出湯温センサの検出
情報だけで保温制御を実行してもよい。
【0036】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】給湯装置の概略構成図
【図2】保温制御におけるタイミングチャート
【図3】出湯制御におけるタイミングチャート
【図4】出湯制御におけるタイミングチャート
2 水加熱用熱交換器 3 バーナ 4 通風手段 5 入水路 6 給湯栓 7 給湯路 8 バイパス路 9 混合比調整手段 10 戻り路 11 循環ポンプ 19 開栓検出手段 21,22 循環対象湯温検出手段 22 混合湯温検出手段 23 外気温度検出手段 26 指令手段 29 補助給湯路 30 給湯路開閉手段 H 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿波根 悟 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 八木 政彦 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内
Claims (4)
- 【請求項1】 水加熱用熱交換器(2)を加熱するバー
ナ(3)に対して、燃焼用空気を通風し且つ燃焼ガスを
前記水加熱用熱交換器(2)の設置部を通して排出する
通風手段(4)が設けられ、 前記水加熱用熱交換器(2)に、入水路(5)、及び、
給湯栓(6)を備えた給湯路(7)が接続され、 前記入水路(5)と前記給湯路(7)とを接続するバイ
パス路(8)、及び、前記給湯路(7)における前記バ
イパス路(8)の接続箇所において混合される湯量と水
量との比を調整する混合比調整手段(9)が設けられ、 前記給湯路(7)における前記バイパス路(8)の接続
箇所よりも下流側部分と、前記入水路(5)における前
記バイパス路(8)の分岐箇所よりも上流側部分とを接
続する戻り路(10)、及び、その戻り路(10)を通
して循環対象湯を循環させる循環ポンプ(11)が設け
られ、 前記バーナ(3)、前記通風手段(4)、前記混合比調
整手段(9)、及び、前記循環ポンプ(11)夫々の作
動を制御する制御手段(H)が設けられ、 前記制御手段(H)は、 前記給湯路(7)における前記バイパス路(8)の接続
箇所よりも下流側部分の混合湯の温度を検出する混合湯
温検出手段(22)の検出情報に基づいて、混合湯の温
度を目標温度に維持するように、前記混合比調整手段
(9)を作動させる混合比制御、 前記給湯栓(6)の開栓を検出する開栓検出手段(1
9)の開栓検出情報に基づいて、開栓状態にある間にお
いて、前記通風手段(4)を通風作動させ、且つ、前記
バーナ(3)を出湯用の燃焼量にて燃焼させる出湯制
御、 前記開栓検出手段(19)による非開栓検出状態におい
て、前記循環対象湯の温度を検出する循環対象湯温検出
手段(21),(22)の検出情報に基づいて、循環対
象湯の温度を目標温度に維持するように、前記循環ポン
プ(11)を作動させると共に、前記通風手段(4)を
通風作動させ、且つ、前記バーナ(3)を保温用の燃焼
量にて燃焼させる保温制御、の夫々を実行するように構
成された即湯式の給湯装置であって、 前記制御手段(H)は、 前記循環対象湯温検出手段(21),(22)の検出値
が下限温度以下になるに伴って、前記循環ポンプ(1
1)の循環作動、前記通風手段(4)の通風作動、及
び、前記バーナ(3)の燃焼作動を開始させ、前記循環
対象湯温検出手段(21),(22)の検出値が上限温
度以上になるに伴って、前記循環ポンプ(11)の循環
作動、前記通風手段(4)の通風作動、及び、前記バー
ナ(3)の燃焼作動を停止する形態で、前記保温制御を
実行するように構成され、さらに、 前記出湯制御の終了に引き続き、前記通風手段(4)を
設定時間通風作動させて前記水加熱用熱交換器(2)を
冷却する冷却制御を実行するように構成されている即湯
式の給湯装置。 - 【請求項2】 外気温度を検出する外気温度検出手段
(23)が設けられ、前記制御手段(H)は、前記外気
温度検出手段(23)の検出情報に基づいて、前記冷却
制御において前記通風手段(4)を通風作動させる設定
時間を、外気温度が高いほど長くするように構成されて
いる請求項1記載の即湯式の給湯装置。 - 【請求項3】 前記制御手段(H)は、前記保温制御の
終了に引き続き、前記混合比調整手段(9)を前記湯量
が水量よりも小となる状態に調整した状態で、前記循環
ポンプ(11)を設定時間作動させて循環対象湯の温度
を均一にする後循環制御を実行するように構成されてい
る請求項1又は2記載の即湯式の給湯装置。 - 【請求項4】 前記給湯路(7)における前記バイパス
路(8)の接続箇所よりも下流側に補助給湯路(29)
が設けられ、 前記補助給湯路(29)を給湯状態と給湯停止状態とに
切り換え自在な給湯路開閉手段(30)と、前記補助給
湯路(29)での給湯開始及び給湯停止を指令する指令
手段(26)とが備えられ、 前記制御手段(H)は、前記指令手段(26)の給湯開
始指令に基づいて、前記給湯路開閉手段(30)を開い
て前記出湯制御を実行し、前記指令手段(26)の給湯
停止指令に基づいて、前記給湯路開閉手段(30)を閉
じて前記出湯制御を停止するように構成されている請求
項1、2又は3記載の即湯式の給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5796894A JPH07269949A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 即湯式の給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5796894A JPH07269949A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 即湯式の給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07269949A true JPH07269949A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13070819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5796894A Pending JPH07269949A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 即湯式の給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07269949A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08121799A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-17 | Toto Ltd | 即湯機能付給湯装置 |
JPH10300191A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-13 | Noritz Corp | 殺菌機能付給湯装置 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5796894A patent/JPH07269949A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08121799A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-17 | Toto Ltd | 即湯機能付給湯装置 |
JPH10300191A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-13 | Noritz Corp | 殺菌機能付給湯装置 |
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