JPH0726978Y2 - グリル - Google Patents
グリルInfo
- Publication number
- JPH0726978Y2 JPH0726978Y2 JP7381389U JP7381389U JPH0726978Y2 JP H0726978 Y2 JPH0726978 Y2 JP H0726978Y2 JP 7381389 U JP7381389 U JP 7381389U JP 7381389 U JP7381389 U JP 7381389U JP H0726978 Y2 JPH0726978 Y2 JP H0726978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- grill
- secondary air
- supply port
- blower fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はグリルの改良に関する。
〈従来の技術〉 グリル庫内の上面に設けられる赤外線式の上火バーナと
しては、一般に2次空気の供給が必要なブンゼンバーナ
式のバーナと、燃焼に必要な空気を1次空気でまかなう
全1次空気式、あるいはこれに近いバーナとがある。
しては、一般に2次空気の供給が必要なブンゼンバーナ
式のバーナと、燃焼に必要な空気を1次空気でまかなう
全1次空気式、あるいはこれに近いバーナとがある。
第3図はブンゼンバーナ式の上火バーナを使用した片面
焼きグリルの例であり、上火バーナ21をグリル天井22の
下にある程度の距離を隔てて水平に配置して燃焼室空間
を大きくし、グリル庫の下部に設けた空気取り入れ口23
から吸い込んだ2次空気を上火バーナ21の上下両面に供
給することにより、バーナの燃焼性を確保するようにし
ている。
焼きグリルの例であり、上火バーナ21をグリル天井22の
下にある程度の距離を隔てて水平に配置して燃焼室空間
を大きくし、グリル庫の下部に設けた空気取り入れ口23
から吸い込んだ2次空気を上火バーナ21の上下両面に供
給することにより、バーナの燃焼性を確保するようにし
ている。
また第4図は全1次空気式に近いバーナを使用したもの
の例であり、セラミック式の上火バーナ24をグリル天井
25に少し傾斜させて配置し、不足する2次空気をグリル
庫の下部に設けた空気取り入れ口26から吸い込み、傾斜
を利用して上火バーナ24の下面に拡散させてバーナの燃
焼性を確保するようにしている。
の例であり、セラミック式の上火バーナ24をグリル天井
25に少し傾斜させて配置し、不足する2次空気をグリル
庫の下部に設けた空気取り入れ口26から吸い込み、傾斜
を利用して上火バーナ24の下面に拡散させてバーナの燃
焼性を確保するようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 第3図の場合には、バーナの上部にも一定のスペースが
必要となるためグリル庫内の有効高さが小さくなった
り、グリル全体の高さが大きくなったりし、グリル全体
を大きくせずにグリルの庫内容積を拡大することが困難
であった。またバーナ全体に排ガスが触れるためバーナ
の耐久性が低下するという問題も生じていた。
必要となるためグリル庫内の有効高さが小さくなった
り、グリル全体の高さが大きくなったりし、グリル全体
を大きくせずにグリルの庫内容積を拡大することが困難
であった。またバーナ全体に排ガスが触れるためバーナ
の耐久性が低下するという問題も生じていた。
また第4図の場合にはバーナ自体のコストが高く、しか
もバーナを傾斜させて配置するためグリル庫内の有効高
さが小さくなり、あるいはグリル全体の高さが大きくな
るという問題点があった。
もバーナを傾斜させて配置するためグリル庫内の有効高
さが小さくなり、あるいはグリル全体の高さが大きくな
るという問題点があった。
この考案はこのような点に着目し、ブンゼンバーナ式の
上火バーナを使用しながら上記のような問題のないグリ
ルを得ることを目的としてなされたものである。
上火バーナを使用しながら上記のような問題のないグリ
ルを得ることを目的としてなされたものである。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するために、この考案は、グリル庫の
天井にブンゼンバーナ式のバーナを水平に配置し、送風
ファンから供給される空気をバーナに向けて吹き出す2
次空気供給口をグリル庫の側面に設けている。
天井にブンゼンバーナ式のバーナを水平に配置し、送風
ファンから供給される空気をバーナに向けて吹き出す2
次空気供給口をグリル庫の側面に設けている。
〈作用〉 この考案によれば、2次空気が送風ファンによって強制
的に送風されるので、バーナには燃焼面下層部の燃焼ガ
ス中に空気が拡散補給されて良好に燃焼し、上述したよ
うな諸問題が解決される。
的に送風されるので、バーナには燃焼面下層部の燃焼ガ
ス中に空気が拡散補給されて良好に燃焼し、上述したよ
うな諸問題が解決される。
〈実施例〉 次に図示の一実施例について説明する。
第1図は側面から見た断面図、第2図は正面から見た断
面図である。1はグリル外ケース、2はグリル天井、3
はグリル内ケース、4は焼網、5は赤外線式の上火バー
ナ、6は水入れ皿、7はグリル庫内、8はグリル扉、9
は排気口、10は被調理物を示しており、上火バーナ5は
ブンゼンバーナ式のものであってグリル天井2に水平に
配置されている。
面図である。1はグリル外ケース、2はグリル天井、3
はグリル内ケース、4は焼網、5は赤外線式の上火バー
ナ、6は水入れ皿、7はグリル庫内、8はグリル扉、9
は排気口、10は被調理物を示しており、上火バーナ5は
ブンゼンバーナ式のものであってグリル天井2に水平に
配置されている。
11はグリル外ケース1の両側面に設けられたスリット状
の2次空気供給口であり、上火バーナ5よりやや低い位
置に水平に且つ上火バーナ5の燃焼面の全長にほぼ一致
する長さで形成されている。なおこのような長穴でな
く、例えば丸穴を適数個配置するなど、他の手段によっ
て2次空気供給口を形成することもでき、また配置等を
工夫して一方の側面のみに形成してもよい。12は送風フ
ァン、13は送風ファン12と2次空気供給口11の間を連絡
している送風ダクトであり、送風ファン12は上火バーナ
5の点火に連動して作動するようになっている。また、
2次空気供給口11はその断面形状を適切に選定したり、
あるいは整流板を適宜設けたりすることによって、送風
ダクト13を通じて送られる空気が上火バーナ5の方向に
吹き出すように構成してある。
の2次空気供給口であり、上火バーナ5よりやや低い位
置に水平に且つ上火バーナ5の燃焼面の全長にほぼ一致
する長さで形成されている。なおこのような長穴でな
く、例えば丸穴を適数個配置するなど、他の手段によっ
て2次空気供給口を形成することもでき、また配置等を
工夫して一方の側面のみに形成してもよい。12は送風フ
ァン、13は送風ファン12と2次空気供給口11の間を連絡
している送風ダクトであり、送風ファン12は上火バーナ
5の点火に連動して作動するようになっている。また、
2次空気供給口11はその断面形状を適切に選定したり、
あるいは整流板を適宜設けたりすることによって、送風
ダクト13を通じて送られる空気が上火バーナ5の方向に
吹き出すように構成してある。
なお、送風ファン12はグリル外ケース1の背面に配置さ
れ、送風ダクト13をグリル外ケース1に沿って形成して
あるが、送風ファン12の位置は他の箇所でもよく、また
システムキッチンのようにキャビネットに組み込まれる
場合には、グリル外ケース1から離れた位置に送風ファ
ンを設けて送風ダクトで2次空気供給口に送風するよう
にしてもよい。
れ、送風ダクト13をグリル外ケース1に沿って形成して
あるが、送風ファン12の位置は他の箇所でもよく、また
システムキッチンのようにキャビネットに組み込まれる
場合には、グリル外ケース1から離れた位置に送風ファ
ンを設けて送風ダクトで2次空気供給口に送風するよう
にしてもよい。
この実施例は上述のように構成されており、上火バーナ
5が点火されると送風ファン12が作動し、2次空気供給
口11からグリル庫内7に送り込まれた空気が上火バーナ
5の燃焼面に吹き付けられる。従って、燃焼面下層部の
燃焼ガス中に空気が拡散補給され、上火バーナ5は2次
空気が不足することなく良好に燃焼するのである。
5が点火されると送風ファン12が作動し、2次空気供給
口11からグリル庫内7に送り込まれた空気が上火バーナ
5の燃焼面に吹き付けられる。従って、燃焼面下層部の
燃焼ガス中に空気が拡散補給され、上火バーナ5は2次
空気が不足することなく良好に燃焼するのである。
なお、この考案は実施例のような片面焼きグリルに限ら
ず、両面焼きグリルの上火バーナにも適用できることは
もちろんである。
ず、両面焼きグリルの上火バーナにも適用できることは
もちろんである。
〈考案の効果〉 上述の実施例から明らかなように、この考案はグリル庫
の天井に水平に配置されたブンゼンバーナ式のバーナ
に、グリル庫の側面に設けられた2次空気供給口から強
制的に2次空気を送風するようにしたものであり、1次
空気吸引率が約60%程度のブンゼンバーナ式のものをバ
ーナに用いても良好に燃焼させることができる。
の天井に水平に配置されたブンゼンバーナ式のバーナ
に、グリル庫の側面に設けられた2次空気供給口から強
制的に2次空気を送風するようにしたものであり、1次
空気吸引率が約60%程度のブンゼンバーナ式のものをバ
ーナに用いても良好に燃焼させることができる。
従って、バーナの上部にもスペースを確保して燃焼室空
間を大きくしたり、バーナを傾斜させて配置したりする
必要がなく、グリル全体の高さを大きくせずにグリル庫
内の有効高さを大きくして庫内面積を拡大することが可
能となる。また全1次空気式あるいはこれに近いバーナ
を使用する必要がないため、バーナのコスト低減がで
き、更にバーナ全体に排ガスが触れるということがなく
バーナの耐久性が向上される等の利点を備えたグリルが
得られるのである。
間を大きくしたり、バーナを傾斜させて配置したりする
必要がなく、グリル全体の高さを大きくせずにグリル庫
内の有効高さを大きくして庫内面積を拡大することが可
能となる。また全1次空気式あるいはこれに近いバーナ
を使用する必要がないため、バーナのコスト低減がで
き、更にバーナ全体に排ガスが触れるということがなく
バーナの耐久性が向上される等の利点を備えたグリルが
得られるのである。
第1図はこの考案の一実施例の側面から見た断面図、第
2図は同実施例の正面から見た断面図であり、第3図は
従来例の正面及び側面から見た断面図、第4図は他の従
来例の側面から見た断面図である。 1……グリル外ケース、2……グリル天井、3……上火
バーナ、7……グリル庫内、11……2次空気供給口、12
……送風ファン、13……送風ダクト。
2図は同実施例の正面から見た断面図であり、第3図は
従来例の正面及び側面から見た断面図、第4図は他の従
来例の側面から見た断面図である。 1……グリル外ケース、2……グリル天井、3……上火
バーナ、7……グリル庫内、11……2次空気供給口、12
……送風ファン、13……送風ダクト。
Claims (1)
- 【請求項1】グリル庫の天井にブンゼンバーナ式のバー
ナを水平に配置し、送風ファンから供給される空気をバ
ーナに向けて吹き出す2次空気供給口をグリル庫の側面
に設けてなるグリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7381389U JPH0726978Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7381389U JPH0726978Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | グリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313934U JPH0313934U (ja) | 1991-02-13 |
JPH0726978Y2 true JPH0726978Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31612953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7381389U Expired - Lifetime JPH0726978Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726978Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100758472B1 (ko) * | 2005-10-20 | 2007-09-12 | 린나이코리아 주식회사 | 가스레인지의 그릴부 상부버너구조 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6532272B2 (ja) * | 2015-04-21 | 2019-06-19 | 株式会社パロマ | ガス調理器 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP7381389U patent/JPH0726978Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100758472B1 (ko) * | 2005-10-20 | 2007-09-12 | 린나이코리아 주식회사 | 가스레인지의 그릴부 상부버너구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0313934U (ja) | 1991-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5092313A (en) | Gas log fireplace with high heat output | |
US4598691A (en) | Gas oven with recessed broil burner | |
US5119802A (en) | Gas cooktop appliance for use with downdraft ventilation system | |
US6098613A (en) | Venting system for gas oven | |
JPH0726978Y2 (ja) | グリル | |
US6895953B2 (en) | Gas cooking appliance with louvered burner baffle | |
CA1193502A (en) | Warm air blowing heater | |
JP3408197B2 (ja) | ガスグリル | |
JP3723013B2 (ja) | 暖房装置 | |
JP3005845B2 (ja) | グリル庫の排気構造 | |
JP2000245624A (ja) | ガスグリル | |
JP4139008B2 (ja) | ガスグリルの点火装置 | |
US3247838A (en) | Fuel burner | |
JPH0136014Y2 (ja) | ||
JP3218234B2 (ja) | ガスグリル | |
JP3442956B2 (ja) | グリル庫の排気構造 | |
JPH071074Y2 (ja) | 焼成器 | |
JP3824388B2 (ja) | ガスグリル | |
KR910008812Y1 (ko) | 구이기 | |
KR920002483Y1 (ko) | 온풍난방기의 온풍토출장치 | |
KR100209527B1 (ko) | 그릴연소장치 | |
JPH01219417A (ja) | ガス調理器 | |
JP3414963B2 (ja) | グリル | |
JPH08312922A (ja) | グリルバーナ | |
JPH07332685A (ja) | ガス調理器 |