JPH0726956A - オイル冷却器 - Google Patents
オイル冷却器Info
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- JPH0726956A JPH0726956A JP5315125A JP31512593A JPH0726956A JP H0726956 A JPH0726956 A JP H0726956A JP 5315125 A JP5315125 A JP 5315125A JP 31512593 A JP31512593 A JP 31512593A JP H0726956 A JPH0726956 A JP H0726956A
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- pipe
- oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/42—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/10—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
- F28D7/106—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of two coaxial conduits or modules of two coaxial conduits
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- F28F1/42—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element
- F28F1/424—Means comprising outside portions integral with inside portions
- F28F1/426—Means comprising outside portions integral with inside portions the outside portions and the inside portions forming parts of complementary shape, e.g. concave and convex
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F13/00—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
- F28F13/06—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media
- F28F13/12—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media by creating turbulence, e.g. by stirring, by increasing the force of circulation
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0234—Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S165/00—Heat exchange
- Y10S165/916—Oil cooler
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用オイル冷却器を、熱交換性能がより
高く、圧力低下が小さく、製造が容易で、コストがかか
らず、また異なるオイル冷却システムに対しても融通性
のあるものにする。 【構成】 外管1と、その中に設けた内管2の両端を一
緒に密閉して環状の導管3を形成し、この導管の第1端
の入口4から第2端に向かって流れるオイルから周囲の
管壁に確実に熱交換をするため、環状の導管3内に表面
積拡大手段8を設け、オイル冷却器が浸かっている冷却
液10を撹乱するためのくぼみ9を、外管1の外面に設
ける。
高く、圧力低下が小さく、製造が容易で、コストがかか
らず、また異なるオイル冷却システムに対しても融通性
のあるものにする。 【構成】 外管1と、その中に設けた内管2の両端を一
緒に密閉して環状の導管3を形成し、この導管の第1端
の入口4から第2端に向かって流れるオイルから周囲の
管壁に確実に熱交換をするため、環状の導管3内に表面
積拡大手段8を設け、オイル冷却器が浸かっている冷却
液10を撹乱するためのくぼみ9を、外管1の外面に設
ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用のオイル冷却
器に関する。詳しく云うと、請求項1の前文に記載した
形式のオイル冷却器、また請求項8の前文に記載した形
式のオイル冷却器に関する。
器に関する。詳しく云うと、請求項1の前文に記載した
形式のオイル冷却器、また請求項8の前文に記載した形
式のオイル冷却器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車で用いられるオイル、例えば、ギ
アオイル、モーターオイル、油圧装置用のオイル等を冷
却するには、自動車のラジエーターの液体を利用したオ
イル冷却器が屡々用いられている。
アオイル、モーターオイル、油圧装置用のオイル等を冷
却するには、自動車のラジエーターの液体を利用したオ
イル冷却器が屡々用いられている。
【0003】従来の通常のオイル冷却器は、外壁と内壁
を有する二重壁管を備えている。外壁と内壁との間に形
成された環状の導管は、熱交換を良くする表面積拡大手
段を備えている。
を有する二重壁管を備えている。外壁と内壁との間に形
成された環状の導管は、熱交換を良くする表面積拡大手
段を備えている。
【0004】導管の一端に、オイルの入口が接続され、
導管の他端に、オイルの出口が導管に接続されている。
オイル冷却器は、自動車のラジエーターの一部であるタ
ンクの中に設けられているので、ラジエーターの冷却液
は、管の内壁の内側と外側、及び管の外壁の周囲を流れ
る。
導管の他端に、オイルの出口が導管に接続されている。
オイル冷却器は、自動車のラジエーターの一部であるタ
ンクの中に設けられているので、ラジエーターの冷却液
は、管の内壁の内側と外側、及び管の外壁の周囲を流れ
る。
【0005】現代の自動車用オイル冷却器は、あまりス
ペースを取ることなしに、大量の熱を冷却しうるもので
なければならないので、上述の基本概念には、改良すべ
き点がある。
ペースを取ることなしに、大量の熱を冷却しうるもので
なければならないので、上述の基本概念には、改良すべ
き点がある。
【0006】表面積拡大手段を介して、オイルから管壁
に、そして管の外側を流れる媒体に対する熱交換をでき
るだけ効果的にすることが重要である。勿論、製造の面
の問題を考慮する必要がある。
に、そして管の外側を流れる媒体に対する熱交換をでき
るだけ効果的にすることが重要である。勿論、製造の面
の問題を考慮する必要がある。
【0007】従来、長期にわたって試みられている改良
策は、最初導管内の表面積を拡大する手段に集中され、
オイルを過度に圧力低下させずに、またオイル冷却器の
寸法を増加させずに、オイルから導管壁に対する熱交換
を最大にしようとしていた。
策は、最初導管内の表面積を拡大する手段に集中され、
オイルを過度に圧力低下させずに、またオイル冷却器の
寸法を増加させずに、オイルから導管壁に対する熱交換
を最大にしようとしていた。
【0008】しかし、管壁から周囲の冷却液に熱交換を
良くしようとする課題は、十分満足のいくようには解決
されていなかった。この課題解決のための追求のうちの
あるものは、米国特許第US−A−4,086,959
号の明細書に開示されたもので、前記基本構造と同様の
オイル冷却器において、流れるオイルのための環状導
管、及び熱交換表面積拡大のためと、流れるオイルの撹
乱を増すために導管に工夫を施した二重壁管を備えてい
る。
良くしようとする課題は、十分満足のいくようには解決
されていなかった。この課題解決のための追求のうちの
あるものは、米国特許第US−A−4,086,959
号の明細書に開示されたもので、前記基本構造と同様の
オイル冷却器において、流れるオイルのための環状導
管、及び熱交換表面積拡大のためと、流れるオイルの撹
乱を増すために導管に工夫を施した二重壁管を備えてい
る。
【0009】外管は波形で、例えば全長に亙り、らせん
状に凹んでいる。この波形の面は、流れる冷却液の撹乱
を増し、スムースな面のオイル冷却器と比べて、約10
%熱交換が増大する。
状に凹んでいる。この波形の面は、流れる冷却液の撹乱
を増し、スムースな面のオイル冷却器と比べて、約10
%熱交換が増大する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造に
は、導管を流れるオイルの圧力がかなり低下し、逆効果
となるという欠点がある。また、このオイル冷却器は、
例えば外管を波形の面にするため、複雑で、製造コスト
がかかる。
は、導管を流れるオイルの圧力がかなり低下し、逆効果
となるという欠点がある。また、このオイル冷却器は、
例えば外管を波形の面にするため、複雑で、製造コスト
がかかる。
【0011】このような欠点があるため、上記オイル冷
却器には、改良の余地がある。従って、本発明の1つの
目的は、前記の欠点を解消し、従来のものに比べて、熱
交換性能がより高く、かつ圧力低下の小さいオイル冷却
器を提供することである。
却器には、改良の余地がある。従って、本発明の1つの
目的は、前記の欠点を解消し、従来のものに比べて、熱
交換性能がより高く、かつ圧力低下の小さいオイル冷却
器を提供することである。
【0012】他の目的は、製造が容易で、コストのかか
らないオイル冷却器を提供することである。
らないオイル冷却器を提供することである。
【0013】さらに別の目的は、異なるオイル冷却シス
テムに配置して、最大許容圧力低下と熱交換性能を得ら
れ、そのシステムの他の構成要素とマッチする多様な要
求にすぐ適応できる、融通性のあるオイル冷却器を提供
することである。
テムに配置して、最大許容圧力低下と熱交換性能を得ら
れ、そのシステムの他の構成要素とマッチする多様な要
求にすぐ適応できる、融通性のあるオイル冷却器を提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、序文で
述べた形式のオイル冷却器に、請求項1記載の特徴事項
を追加したオイル冷却器により達成される。また上記の
目的は、序文で述べた形式のオイル冷却器に、請求項8
記載の特徴事項を追加したオイル冷却器により達成され
る。
述べた形式のオイル冷却器に、請求項1記載の特徴事項
を追加したオイル冷却器により達成される。また上記の
目的は、序文で述べた形式のオイル冷却器に、請求項8
記載の特徴事項を追加したオイル冷却器により達成され
る。
【0015】本発明の他の特徴は、好ましい実施例を引
用した各請求項に示されている。本発明は、米国特許第
US−A−4,086,959号の明細書に開示された
オイル冷却器より、多くの効果を有している。
用した各請求項に示されている。本発明は、米国特許第
US−A−4,086,959号の明細書に開示された
オイル冷却器より、多くの効果を有している。
【0016】実際のテストにより分かったことである
が、管内外を流れる冷却液の撹乱が増したので、スムー
スな外面を有するオイル冷却器より、約20%熱交換が
良くなる。それにより、米国特許第US−A−4,08
6,959号の明細書に開示されたオイル冷却器より、
熱交換特性が、かなり改良されていることが分かる。
が、管内外を流れる冷却液の撹乱が増したので、スムー
スな外面を有するオイル冷却器より、約20%熱交換が
良くなる。それにより、米国特許第US−A−4,08
6,959号の明細書に開示されたオイル冷却器より、
熱交換特性が、かなり改良されていることが分かる。
【0017】また、外管の特別な構成により、導管を流
れるオイルに常に生じる圧力低下は、前述のオイル冷却
器より小さくなる。
れるオイルに常に生じる圧力低下は、前述のオイル冷却
器より小さくなる。
【0018】
【実施例】例示にすぎない、本発明の好ましい実施例
を、添付の図面に基ずき説明する。
を、添付の図面に基ずき説明する。
【0019】図1、図2は、本発明によるオイル冷却器
の好ましい実施例を示す。自動車のラジエーターの一部
であり、タンクに挿入されるようになっているオイル冷
却器は、外管1と、外管1に設けた内管2を備えてい
る。内管2の外面と外管1の内面との間に、環状の導管
3が形成されている。
の好ましい実施例を示す。自動車のラジエーターの一部
であり、タンクに挿入されるようになっているオイル冷
却器は、外管1と、外管1に設けた内管2を備えてい
る。内管2の外面と外管1の内面との間に、環状の導管
3が形成されている。
【0020】導管の両端は密閉され、オイルを冷却する
ようになっている。導管3の一端には、在来のグリース
ニップル5を備える入口4がある。オイルは、このグリ
ースニップル5を介して、導管3に導入されて貫流し、
導管3の他端に設けられているグリースニップル7を備
える出口6から出る。
ようになっている。導管3の一端には、在来のグリース
ニップル5を備える入口4がある。オイルは、このグリ
ースニップル5を介して、導管3に導入されて貫流し、
導管3の他端に設けられているグリースニップル7を備
える出口6から出る。
【0021】環状の導管3には、表面積拡大手段8があ
る。それは、流れるオイルに乱れを生じさせるばかりで
なく、熱交換のための表面積を増大し、オイルから管壁
への熱交換を促進する。
る。それは、流れるオイルに乱れを生じさせるばかりで
なく、熱交換のための表面積を増大し、オイルから管壁
への熱交換を促進する。
【0022】外管1には、外管1のおおむね全長、かつ
その全表面に亙り、多数のカップ形くぼみ9が設けられ
ている。くぼみ9は、外管1の外を流れる冷却液10を
撹乱する。一例として直径6mmの円形であるくぼみ9
が、外管1の長手方向に16列設けられ、かつ外管1の
円周方向に均等に分布されている。同じ列のくぼみ9の
中心同士の距離は、11.5mmである。2つの隣接す
る列のくぼみ9は、5.75mm長手方向に斜に互い違
いになっている。
その全表面に亙り、多数のカップ形くぼみ9が設けられ
ている。くぼみ9は、外管1の外を流れる冷却液10を
撹乱する。一例として直径6mmの円形であるくぼみ9
が、外管1の長手方向に16列設けられ、かつ外管1の
円周方向に均等に分布されている。同じ列のくぼみ9の
中心同士の距離は、11.5mmである。2つの隣接す
る列のくぼみ9は、5.75mm長手方向に斜に互い違
いになっている。
【0023】このオイル冷却器は、次記のように製造さ
れ、組み立てられる。内管2を所要の長さに切断し、表
面積拡大手段8を、管のおおむね全長に亙り、内管2の
円周方向表面に設ける。外管1を、所要の長さに切断
し、グリースニップル5、7用の孔をあける。グリース
ニップルを、外管1の孔に、溶接か鑞付けで固着する。
れ、組み立てられる。内管2を所要の長さに切断し、表
面積拡大手段8を、管のおおむね全長に亙り、内管2の
円周方向表面に設ける。外管1を、所要の長さに切断
し、グリースニップル5、7用の孔をあける。グリース
ニップルを、外管1の孔に、溶接か鑞付けで固着する。
【0024】それから、内管2を、外管1に挿入し、内
管2の端部を拡げて、外管1の内側に当接し、外管1に
締め付ける。それから、内外の管の管末同士が密閉する
ように溶接する。最後に、カップ形のくぼみ9を、外管
1の外面にプレス加工により設ける。
管2の端部を拡げて、外管1の内側に当接し、外管1に
締め付ける。それから、内外の管の管末同士が密閉する
ように溶接する。最後に、カップ形のくぼみ9を、外管
1の外面にプレス加工により設ける。
【0025】外管1の外面に設けられたカップ形のくぼ
み9は、外管1の外側を流れる冷却液を撹乱し、オイル
の圧力を過度の低下させることなく、管壁から大気への
熱交換を促進する。これにより、熱いオイルを冷却する
オイル冷却器の能力は向上する。
み9は、外管1の外側を流れる冷却液を撹乱し、オイル
の圧力を過度の低下させることなく、管壁から大気への
熱交換を促進する。これにより、熱いオイルを冷却する
オイル冷却器の能力は向上する。
【0026】本発明はまた、上記実施例に見られるよう
な他の効果をも有している。このオイル冷却器は、標準
構成部品から成るので、製造が容易で、コストがかから
ない。この管は、オイル冷却器の組立後に加工されるの
で、特別の外管を必要としない。カップ形のくぼみ9の
深さは、熱交換の増加をどの程度とするか、圧力低下を
どの程度抑えるかの決め手となる。例えば、くぼみ9の
深さが深くなれば、熱交換は増すが、圧力低下も増す。
な他の効果をも有している。このオイル冷却器は、標準
構成部品から成るので、製造が容易で、コストがかから
ない。この管は、オイル冷却器の組立後に加工されるの
で、特別の外管を必要としない。カップ形のくぼみ9の
深さは、熱交換の増加をどの程度とするか、圧力低下を
どの程度抑えるかの決め手となる。例えば、くぼみ9の
深さが深くなれば、熱交換は増すが、圧力低下も増す。
【0027】くぼみ9は、オイル冷却器の組立後に作ら
れるので、オイル冷却器の性能をラジエーターの他の構
成要素の性能と容易に適合させることができる。例え
ば、もしシステムが、効率的なオイルポンプを有するな
らば、このシステムは、より大きなオイルの圧力低下に
耐えることができるので、くぼみ9を、より深くするこ
とができる。
れるので、オイル冷却器の性能をラジエーターの他の構
成要素の性能と容易に適合させることができる。例え
ば、もしシステムが、効率的なオイルポンプを有するな
らば、このシステムは、より大きなオイルの圧力低下に
耐えることができるので、くぼみ9を、より深くするこ
とができる。
【0028】カップ形のくぼみ9の代りに、隆起する凸
部を、外管1の外面に同様に作っても、同様な好ましい
効果が得られる。また凸部とくぼみを組み合わせてもよ
い。また、同様なくぼみと隆起を、冷却液が流れる導管
に面している、内管2の内面に設けても効果的である。
部を、外管1の外面に同様に作っても、同様な好ましい
効果が得られる。また凸部とくぼみを組み合わせてもよ
い。また、同様なくぼみと隆起を、冷却液が流れる導管
に面している、内管2の内面に設けても効果的である。
【0029】
【発明の効果】熱交換性能が高く、従来技術に比べて圧
力低下が小さく、製造が容易で、コストのかからない、
また異なるオイル冷却システムに配置しても融通性のあ
るオイル冷却器が提供される。
力低下が小さく、製造が容易で、コストのかからない、
また異なるオイル冷却システムに配置しても融通性のあ
るオイル冷却器が提供される。
【図1】本発明によるオイル冷却器の部分断面側面図を
示す。
示す。
【図2】本発明によるオイル冷却器の横断面図を示す。
1 外管 2 内管 3 導管 4 入口 5 グリースニップル 6 出口 7 グリースニップル 8 表面積拡大手段 9 くぼみ 10 冷却液
Claims (14)
- 【請求項1】 外管(1)と、外管(1)内に設けられ
た内管(2)とを有し、内管(2)の外面と外管(1)
の内面の両端を一緒に密閉として、環状の導管(3)を
形成し、導管の第1端の入口(4)から、その第2端で
ある出口(6)にわたって、オイルを供給して、冷却を
するようにし、流れるオイルから周囲の管壁に対して確
実に熱交換をするため、環状の導管(3)内に表面積拡
大手段(8)を設け、かつオイル冷却器が浸かっている
冷却液(10)を撹乱する手段を外管(1)の外面に設
けられている自動車用のオイル冷却器において、撹乱す
る手段が、外管(1)の外面に設けられたカップ形のく
ぼみ(9)から成ることを特徴とするオイル冷却器。 - 【請求項2】 カップ形のくぼみ(9)が、内管(2)
の内面にも設けられていることを特徴とする請求項1記
載のオイル冷却器。 - 【請求項3】 カップ形のくぼみ(9)は、円形で、約
6mmの直径を有していることを特徴とする請求項1又
は2記載のオイル冷却器。 - 【請求項4】 カップ形のくぼみ(9)は、管(1)
(2)の長手方向に多数列設けられており、その列は、
外管(1)の円周方向に均等に分布されていることを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のオイル冷却
器。 - 【請求項5】 2つの隣接する列のカップ形のくぼみ
(9)が、長手方向に互い違いになっていることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載のオイル冷却器。 - 【請求項6】 2つの隣接する列のカップ形のくぼみ
(9)は、約5.75mm離れて互い違いになっている
ことを特徴とする請求項5記載のオイル冷却器。 - 【請求項7】 同じ列の2つの隣接するカップ形のくぼ
み(9)同士の距離が、11.5mmであることを特徴
とする請求項3〜6のいずれかに記載のオイル冷却器。 - 【請求項8】 外管(1)と、外管(1)内に設けられ
た内管(2)とを有し、内管(2)の外面と外管(1)
の内面の両端を一緒に密閉として管状の導管(3)を形
成し、導管の第1端である入口(4)から管の第2端で
ある出口(6)にわたってオイルを供給して、冷却さ
れ、流れるオイルから周囲の管壁に対して確実に熱交換
をするため、環状の導管(3)内に表面積拡大手段
(8)を設け、かつオイル冷却器が浸かっている冷却液
(10)を撹乱する手段を外管(1)の外面に設けられ
ている自動車用のオイル冷却器において、撹乱する手段
(9)が外管(1)の外面に設けた隆起する凸部から成
ることを特徴とするオイル冷却器。 - 【請求項9】 隆起する凸部が、内管(2)の内面にも
設けられていることを特徴とする請求項8記載のオイル
冷却器。 - 【請求項10】 隆起する凸部が、円形で、約6mmの
直径を有していることを特徴とする請求項8又は9記載
のオイル冷却器。 - 【請求項11】 隆起する凸部が、管(1)(2)の長
手方向に多数列設けられており、その列は、外管(1)
の円周方向に均等に分布されていることを特徴とする請
求項8〜10のいずれかに記載のオイル冷却器。 - 【請求項12】 2つの隣接する列の隆起する凸部が、
長手方向に互い違いになっていることを特徴とする請求
項8〜11のいずれかに記載のオイル冷却器。 - 【請求項13】 2つの隣接する列の隆起する凸部が約
5.75mm互いに離れて互い違いになっていることを
特徴とする請求項12記載のオイル冷却器。 - 【請求項14】 同じ列の2つの隣接する隆起する凸部
の中心同士の距離が、11.5mmであることを特徴と
する請求項10〜13のいずれかに記載のオイル冷却
器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9203776-1 | 1992-12-15 | ||
SE9203776A SE505252C2 (sv) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | Oljekylare |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726956A true JPH0726956A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=20388131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315125A Pending JPH0726956A (ja) | 1992-12-15 | 1993-12-15 | オイル冷却器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5950716A (ja) |
EP (1) | EP0602968B1 (ja) |
JP (1) | JPH0726956A (ja) |
DE (1) | DE69302004T2 (ja) |
ES (1) | ES2086886T3 (ja) |
SE (1) | SE505252C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030081877A (ko) * | 2002-04-15 | 2003-10-22 | 주식회사 원진 | 자동차용 오일쿨러 |
CN109488870A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-03-19 | 宁波世峻汽配科技有限公司 | 一种机油冷却管 |
Families Citing this family (32)
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