JPH0726912Y2 - スクリュー型脱穀機 - Google Patents
スクリュー型脱穀機Info
- Publication number
- JPH0726912Y2 JPH0726912Y2 JP1991070947U JP7094791U JPH0726912Y2 JP H0726912 Y2 JPH0726912 Y2 JP H0726912Y2 JP 1991070947 U JP1991070947 U JP 1991070947U JP 7094791 U JP7094791 U JP 7094791U JP H0726912 Y2 JPH0726912 Y2 JP H0726912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear end
- threshing
- machine frame
- screw
- sorter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は、スクリュー型脱穀機に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】特開昭５８−１６５７１２号公報に示す
ようなスクリュー型脱穀機を備えたコンバインにあって
は、掻込リールで掻込まれて刈刃で刈り取られた穀稈が
掻込オーガからフィーダーハウスのチェーンコンベアで
扱室に運ばれ、スクリュー式扱胴、すなわちロータで脱
穀される。
ようなスクリュー型脱穀機を備えたコンバインにあって
は、掻込リールで掻込まれて刈刃で刈り取られた穀稈が
掻込オーガからフィーダーハウスのチェーンコンベアで
扱室に運ばれ、スクリュー式扱胴、すなわちロータで脱
穀される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】以上のようなスクリュ
ー型脱穀機は、ロータから排出された排稈を選別部の廃
塵物と共に機外に排出するために、選別部の後方は開放
されている。したがって、コンバインの後退時後方に障
害物があると、運転者が後方まで注意が及ばないので、
障害物につき当たることがある。その際、選別部が開放
部を介して直接当たって破損するという欠点がある。以
上のことから本案は、選別部が障害物に開放部を介して
つき当たって破損することのないスクリュー型脱穀機を
うることを目的とするものである。
ー型脱穀機は、ロータから排出された排稈を選別部の廃
塵物と共に機外に排出するために、選別部の後方は開放
されている。したがって、コンバインの後退時後方に障
害物があると、運転者が後方まで注意が及ばないので、
障害物につき当たることがある。その際、選別部が開放
部を介して直接当たって破損するという欠点がある。以
上のことから本案は、選別部が障害物に開放部を介して
つき当たって破損することのないスクリュー型脱穀機を
うることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本案は、以上のような目
的を達成するため、次のようなスクリュー型脱穀機を提
供するものである。すなわち、穀稈を掻込むリールと、
穀稈を刈取る刈刃と、刈取った穀稈を搬送するオーガ及
びフィーダーハウスとからなる前装の刈取作業部を、ス
クリューを周設したロータと揺動選別盤とを備えた脱穀
部に連設し、該脱穀部を載設する機枠を側面視前後方向
長形に構成し、その後端が揺動選別盤の後端より脱穀部
カバー後端から下方に向っておろした仮想垂線近傍まで
延設して、揺動選別盤の後端と機枠延設部との間に空間
を形成したことを特徴とするスクリュー型脱穀機であ
る。
的を達成するため、次のようなスクリュー型脱穀機を提
供するものである。すなわち、穀稈を掻込むリールと、
穀稈を刈取る刈刃と、刈取った穀稈を搬送するオーガ及
びフィーダーハウスとからなる前装の刈取作業部を、ス
クリューを周設したロータと揺動選別盤とを備えた脱穀
部に連設し、該脱穀部を載設する機枠を側面視前後方向
長形に構成し、その後端が揺動選別盤の後端より脱穀部
カバー後端から下方に向っておろした仮想垂線近傍まで
延設して、揺動選別盤の後端と機枠延設部との間に空間
を形成したことを特徴とするスクリュー型脱穀機であ
る。
【０００５】
【作用】機枠が揺動選別盤より後方に延設されているの
で、スクリュー型脱穀機が後退した場合、機枠がストッ
パーとなって障害物に揺動選別盤がつき当たることがな
い。
で、スクリュー型脱穀機が後退した場合、機枠がストッ
パーとなって障害物に揺動選別盤がつき当たることがな
い。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてスクリュ
ー型脱穀機全体から説明する。図において、掻込リール
（１）で掻込まれて刈刃（２）で刈り取られ、刈り取ら
れた作物は掻込オーガ（３）からフィーダーハウス
（４）のチェーンコンベア（５）で扱室（６）に運ば
れ、スクリュー式扱胴すなわちロータ（７）で脱穀され
る。脱穀されたものはクリンプ網（８）から揺動選別盤
（９）上に落下し、選別される。この揺動選別盤（９）
上で脱穀されたものは、選別されるが、長藁のみ後方の
排塵口方向に運ばれる。又、揺動選別盤（９）での選別
物は唐箕（１０）による選別風を受けて選別され、穀類
は一番樋（１１）に２番物は２番樋（１２）に落下し、
一番樋（１１）に落下した穀類は揚穀筒を介して籾タン
クに運ばれ、２番樋（１２）に落下した２番物は２番還
元オーガ（１３）で揺動選別盤（９）上に還元されるよ
うになっている。そして、ロータ（７）の終端に構成さ
れた俳稈羽根（１４）が臨む排稈口（１５）を揺動選別
盤（９）の終端（９ａ）より後方に形成してある。
ー型脱穀機全体から説明する。図において、掻込リール
（１）で掻込まれて刈刃（２）で刈り取られ、刈り取ら
れた作物は掻込オーガ（３）からフィーダーハウス
（４）のチェーンコンベア（５）で扱室（６）に運ば
れ、スクリュー式扱胴すなわちロータ（７）で脱穀され
る。脱穀されたものはクリンプ網（８）から揺動選別盤
（９）上に落下し、選別される。この揺動選別盤（９）
上で脱穀されたものは、選別されるが、長藁のみ後方の
排塵口方向に運ばれる。又、揺動選別盤（９）での選別
物は唐箕（１０）による選別風を受けて選別され、穀類
は一番樋（１１）に２番物は２番樋（１２）に落下し、
一番樋（１１）に落下した穀類は揚穀筒を介して籾タン
クに運ばれ、２番樋（１２）に落下した２番物は２番還
元オーガ（１３）で揺動選別盤（９）上に還元されるよ
うになっている。そして、ロータ（７）の終端に構成さ
れた俳稈羽根（１４）が臨む排稈口（１５）を揺動選別
盤（９）の終端（９ａ）より後方に形成してある。
【０００７】又、揺動選別盤（９）の後方は、開放（２
０）されており、排稈羽根（１４）で排稈口（１５）か
ら排稈が排出され、開放部（２０）を介して機外に排出
される。以上の如く構成されているから、排稈口（１
５）の下方には、揺動選別盤（９）がないことで揺動選
別盤（９）上に排稈が落下して停滞することなく、した
がって排稈羽根（１４）で排稈を巻き上げる恐れがない
し、選別風の抵抗を構成しないから、穀粒に藁屑等が混
入して脱穀機能を低下させることがない。
０）されており、排稈羽根（１４）で排稈口（１５）か
ら排稈が排出され、開放部（２０）を介して機外に排出
される。以上の如く構成されているから、排稈口（１
５）の下方には、揺動選別盤（９）がないことで揺動選
別盤（９）上に排稈が落下して停滞することなく、した
がって排稈羽根（１４）で排稈を巻き上げる恐れがない
し、選別風の抵抗を構成しないから、穀粒に藁屑等が混
入して脱穀機能を低下させることがない。
【０００８】（１７）はロータ（７）と選別部（９）と
を載設した機枠であって、側面視前後方向長形に構成
し、その後端（１８）が揺動選別盤（９）の後端（９
ａ）より脱穀部カバー後端（１６）から下方に向ってお
ろした仮想垂線（Ｌ）近傍まで延設されている。そし
て、この機枠（１７）後部と揺動選別盤（９）との間に
空間（１９）を形成している。なお、走行装置（２１）
は機枠（１７）の前方に配設されている。
を載設した機枠であって、側面視前後方向長形に構成
し、その後端（１８）が揺動選別盤（９）の後端（９
ａ）より脱穀部カバー後端（１６）から下方に向ってお
ろした仮想垂線（Ｌ）近傍まで延設されている。そし
て、この機枠（１７）後部と揺動選別盤（９）との間に
空間（１９）を形成している。なお、走行装置（２１）
は機枠（１７）の前方に配設されている。
【０００９】本案は以上の如く機枠（１７）の後端（１
８）を揺動選別盤（９）の後端（９ａ）より垂線（Ｌ）
近傍まで延設されているので、スクリュー型脱穀機が後
退して障害物に機枠（１７）後端がつき当ることがあっ
ても、空間（２０）を通じて揺動選別盤に障害物がつき
当ることがなく、破損を免れることができるので、機枠
はカバーと共に障害物に対するセンサーないしはストッ
パーを構成し、運転者による脱穀機の後退操作に余分な
注意力を払う必要がない。又、空間（１９）があること
により、ここに他の機器の取付配置として利用できる
し、ロータ（７）と揺動選別盤（９）から排出される塵
芥の落下に支障をきたさない。
８）を揺動選別盤（９）の後端（９ａ）より垂線（Ｌ）
近傍まで延設されているので、スクリュー型脱穀機が後
退して障害物に機枠（１７）後端がつき当ることがあっ
ても、空間（２０）を通じて揺動選別盤に障害物がつき
当ることがなく、破損を免れることができるので、機枠
はカバーと共に障害物に対するセンサーないしはストッ
パーを構成し、運転者による脱穀機の後退操作に余分な
注意力を払う必要がない。又、空間（１９）があること
により、ここに他の機器の取付配置として利用できる
し、ロータ（７）と揺動選別盤（９）から排出される塵
芥の落下に支障をきたさない。
【００１０】
【考案の効果】本案のものによれば、機枠の後端（１
８）が脱穀部カバー後端（１６）と共に揺動選別盤の後
方にあるから、スクリュー型脱穀機が後退した場合、開
放部（２０）を通じて障害物が揺動選別盤（９）につき
当る前に機枠（１７）の後端（１８）がストッパーの作
用をなして揺動選別盤（９）が障害物から破損されるこ
とはない。又、機枠の後端と揺動選別盤（９）との間に
空間（１９）が形成されるので、他の機器の取付配置と
して利用できる。更に、機枠が後方に延設されているの
で揺動選別盤との間に空間ができ、したがって点検のた
め誤って手をさしのべても、機枠の高さから空間部に手
が挿入される程度で、揺動選別盤に触れて負傷すること
がない。
８）が脱穀部カバー後端（１６）と共に揺動選別盤の後
方にあるから、スクリュー型脱穀機が後退した場合、開
放部（２０）を通じて障害物が揺動選別盤（９）につき
当る前に機枠（１７）の後端（１８）がストッパーの作
用をなして揺動選別盤（９）が障害物から破損されるこ
とはない。又、機枠の後端と揺動選別盤（９）との間に
空間（１９）が形成されるので、他の機器の取付配置と
して利用できる。更に、機枠が後方に延設されているの
で揺動選別盤との間に空間ができ、したがって点検のた
め誤って手をさしのべても、機枠の高さから空間部に手
が挿入される程度で、揺動選別盤に触れて負傷すること
がない。
【図１】本案スクリュー型脱穀機の全体図である。
１ 掻込リール ２ 刈刃 ３ 掻込オーガ ４ フィーダーハウス ６ 扱室 ７ ロータ ９ 揺動選別盤 ９ａ 揺動選別盤の終端 １４ 排稈羽根 １５ 排稈口 １６ カバー後端 １７ 機枠 １８ 機枠後端 １９ 空間
Claims (1)
- 【請求項１】 穀稈を掻き込むリールと、穀稈を刈取る
刈刃と、刈取った穀稈を搬送するオーガ及びフィーダハ
ウスとからなる前装の刈取作業部を、スクリューを周設
したロータと揺動選別盤とを備えた脱穀部に連設し、該
脱穀部を載設する機枠を側面視前後方向長形に構成し、
その後端が揺動選別盤の後端より脱穀部カバー後端から
下方に向っておろした仮想垂線近傍まで延設して揺動選
別盤の後端と機枠延設部との間に空間を形成したことを
特徴とするスクリュー型脱穀機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991070947U JPH0726912Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | スクリュー型脱穀機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991070947U JPH0726912Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | スクリュー型脱穀機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0497528U JPH0497528U (ja) | 1992-08-24 |
| JPH0726912Y2 true JPH0726912Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31803409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991070947U Expired - Lifetime JPH0726912Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | スクリュー型脱穀機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726912Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57118721A (en) * | 1981-01-11 | 1982-07-23 | Iseki Agricult Mach | Combined harvester |
| JPS58165712A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-09-30 | 農業機械化研究所 | コンバイン |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP1991070947U patent/JPH0726912Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57118721A (en) * | 1981-01-11 | 1982-07-23 | Iseki Agricult Mach | Combined harvester |
| JPS58165712A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-09-30 | 農業機械化研究所 | コンバイン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0497528U (ja) | 1992-08-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960109 |