JPH0726859Y2 - プリント基板の接栓引出部 - Google Patents
プリント基板の接栓引出部Info
- Publication number
- JPH0726859Y2 JPH0726859Y2 JP1991098219U JP9821991U JPH0726859Y2 JP H0726859 Y2 JPH0726859 Y2 JP H0726859Y2 JP 1991098219 U JP1991098219 U JP 1991098219U JP 9821991 U JP9821991 U JP 9821991U JP H0726859 Y2 JPH0726859 Y2 JP H0726859Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- plating
- plug
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、接栓部を有するプリン
ト基板において、ワ−クサイズ内の面付きの自由度を阻
害することなく、接栓部メッキ用引出線のVカットによ
る障害を取除くことを目的に引出線の一部に細線を設け
るパタ−ン形状に関する。
ト基板において、ワ−クサイズ内の面付きの自由度を阻
害することなく、接栓部メッキ用引出線のVカットによ
る障害を取除くことを目的に引出線の一部に細線を設け
るパタ−ン形状に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷配線板による接線部を有するプリン
ト基板は、(1)図2のようにワ−クサイズの端面に面
付けするか、(2)図3のように自由な位置に面付けし
て、Vカットする方法が一般的である。これらは通常、
図4のように矢印Aで示す相手のコネクタ端子と接触す
る接栓部、矢印Bで示す接栓部に金メッキなどのメッキ
処理を施すためのメッキ電極、および矢印Cで示す接線
部とメッキ電極との間を接続するメッキ用引出線、を有
するパタ−ン形状をもって形成される。
ト基板は、(1)図2のようにワ−クサイズの端面に面
付けするか、(2)図3のように自由な位置に面付けし
て、Vカットする方法が一般的である。これらは通常、
図4のように矢印Aで示す相手のコネクタ端子と接触す
る接栓部、矢印Bで示す接栓部に金メッキなどのメッキ
処理を施すためのメッキ電極、および矢印Cで示す接線
部とメッキ電極との間を接続するメッキ用引出線、を有
するパタ−ン形状をもって形成される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述(1)の方法はプ
リント基板の大きさに制限があり、大きさによっては、
一面付けしかできない等、材料のロスが多い。
リント基板の大きさに制限があり、大きさによっては、
一面付けしかできない等、材料のロスが多い。
【0004】前述(2)の方法はプリント基板の大き
さ、材料取りなどに自由度があるが、Vカットなどで切
断した場合にメッキ用引出線の密着性が不安定となっ
て、場合によっては飛散し、飛散しなくても相手側の接
栓の挿入、抜取りによって飛散して端子間をショ−トす
る恐れがあるので、その場合、引出線を全数、同一ロッ
トの全数をカッタナイフで取除く必要が生じて、莫大な
工数、費用が生じていた。さらに、カッタナイフを使用
すると、接栓部に傷を生じたり、切断部が一様でなくな
るなど、品質面でも問題となっていた。
さ、材料取りなどに自由度があるが、Vカットなどで切
断した場合にメッキ用引出線の密着性が不安定となっ
て、場合によっては飛散し、飛散しなくても相手側の接
栓の挿入、抜取りによって飛散して端子間をショ−トす
る恐れがあるので、その場合、引出線を全数、同一ロッ
トの全数をカッタナイフで取除く必要が生じて、莫大な
工数、費用が生じていた。さらに、カッタナイフを使用
すると、接栓部に傷を生じたり、切断部が一様でなくな
るなど、品質面でも問題となっていた。
【0005】本考案は上述従来の技術の欠点を除去した
プリント基板接栓メッキ用引出栓を得ることを目的とす
る。
プリント基板接栓メッキ用引出栓を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、印刷配
線板による接栓部を有するワ−クサイズ型などのプリン
ト基板において、金メッキ等の接栓部メッキ用の引出線
に細線部を設けたことを特徴とするプリント基板の接栓
引出部のパタ−ン形状が提供される。
線板による接栓部を有するワ−クサイズ型などのプリン
ト基板において、金メッキ等の接栓部メッキ用の引出線
に細線部を設けたことを特徴とするプリント基板の接栓
引出部のパタ−ン形状が提供される。
【0007】望ましくは、細線部が該接栓部メッキ用の
引出線の中心線に整合する中心線を有するようにする。
引出線の中心線に整合する中心線を有するようにする。
【0008】望ましくは、細線部の長さ方向の中心をV
カットすることによって該細線部を飛散させて残さない
ようにするパタ−ン形状を有するようにする。
カットすることによって該細線部を飛散させて残さない
ようにするパタ−ン形状を有するようにする。
【0009】
【実施例】図1は本考案の実施例としてプリント基板接
栓メッキ用引出線の印刷パタ−ンを示す図であって、矢
印Aで示す部分は相手のコネクタ端子と接触する接栓
部、矢印Bは接栓部に金メッキなどのメッキ処理を施す
ためのメッキ電極、矢印Cは接線部とメッキ電極との間
を接続するメッキ用引出線である。本考案ではメッキ用
引出線の一部に細線部Dを設け、細線部Dの中心をVカ
ットの中心線と一致せしめる。
栓メッキ用引出線の印刷パタ−ンを示す図であって、矢
印Aで示す部分は相手のコネクタ端子と接触する接栓
部、矢印Bは接栓部に金メッキなどのメッキ処理を施す
ためのメッキ電極、矢印Cは接線部とメッキ電極との間
を接続するメッキ用引出線である。本考案ではメッキ用
引出線の一部に細線部Dを設け、細線部Dの中心をVカ
ットの中心線と一致せしめる。
【0010】図4は図1に対応する従来の技術を示し、
矢印Aで示す接栓部、矢印Bで示すメッキ電極、矢印C
で示すメッキ用引出線(細線部Dを除く)はそれぞれ図
1と同様となされており、Vカットを行う線および該V
カットの幅(Vカットにより除去される部分)も図示す
る。
矢印Aで示す接栓部、矢印Bで示すメッキ電極、矢印C
で示すメッキ用引出線(細線部Dを除く)はそれぞれ図
1と同様となされており、Vカットを行う線および該V
カットの幅(Vカットにより除去される部分)も図示す
る。
【0011】図1においてメッキ用引出線Cは従来のも
の(図4)と対比して、やや太めの印刷パタ−ンとして
密着性を改善し、かつ、Vカットなどの切削衝撃に耐え
る幅とし、細線部Dとの交点には丸みをつけ金メッキな
どのメッキ処理に必要な電流を流れ易くし、Vカットの
中心線が加工誤差によって若干移動しても障害が生ずる
恐れが最小である。
の(図4)と対比して、やや太めの印刷パタ−ンとして
密着性を改善し、かつ、Vカットなどの切削衝撃に耐え
る幅とし、細線部Dとの交点には丸みをつけ金メッキな
どのメッキ処理に必要な電流を流れ易くし、Vカットの
中心線が加工誤差によって若干移動しても障害が生ずる
恐れが最小である。
【0012】さらに、細線部はメッキ処理の電流に障害
を与えない必要最小限の幅として、Vカットなどの切削
衝撃に対して容易に細線部全体が飛散するように工夫さ
れている。
を与えない必要最小限の幅として、Vカットなどの切削
衝撃に対して容易に細線部全体が飛散するように工夫さ
れている。
【0013】
【考案の効果】上記のように、本考案によればVカット
などによる切削加工障害が除去され、手直し工数が不要
となるという経済的効果のほか、カッタ−ナイフの使用
による切削障害、および引出線の飛散による障害がなく
なり、著しい加工品質の向上を達成することができる。
などによる切削加工障害が除去され、手直し工数が不要
となるという経済的効果のほか、カッタ−ナイフの使用
による切削障害、および引出線の飛散による障害がなく
なり、著しい加工品質の向上を達成することができる。
【0014】また、Vカット障害がないので、ワ−クサ
イズ内に縦型、横型を自由に面付け可能となり、所定面
積の材料から得られる製品の量が増加するという経済的
効果も達成され、実施に要する費用は無視し得る。
イズ内に縦型、横型を自由に面付け可能となり、所定面
積の材料から得られる製品の量が増加するという経済的
効果も達成され、実施に要する費用は無視し得る。
【図1】本考案のパタ−ン形状を示す図。
【図2】ワ−クサイズの端面1面付けを行う状態を示す
図。
図。
【図3】ワ−クサイズの端面2面付けを行う状態を示す
図。
図。
【図4】従来のパタ−ン形状を示す図である。
A 接栓部 B メッキ電極 C メッキ用引出線 D 細線部
Claims (3)
- 【請求項1】印刷配線板による接栓部を有するワ−クサ
イズ型などのプリント基板にして、金メッキ等の接栓部
メッキ用の引出線をメッキ処理の電流に障害を与えない
必要最小限の幅を有する細線部と該細線部の両端に一体
的に連設された太線部とを有するものとした、ことを特
徴とするプリント基板の接栓引出部。 - 【請求項2】請求項1に記載のプリント基板の接栓引出
部にして、細線部がその接栓部メッキ用の引出線の中心
線に整合する中心線を有する形状である、ことを特徴と
するプリント基板の接栓引出部。 - 【請求項3】請求項1に記載のプリント基板の接栓引出
部にして、細線部の長さ方向中心を横切ってVカット用
中心線を定めた、ことを特徴とするプリント基板の接栓
引出部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098219U JPH0726859Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | プリント基板の接栓引出部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098219U JPH0726859Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | プリント基板の接栓引出部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548373U JPH0548373U (ja) | 1993-06-25 |
JPH0726859Y2 true JPH0726859Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=14213860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991098219U Expired - Fee Related JPH0726859Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | プリント基板の接栓引出部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726859Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5345023B2 (ja) | 2009-08-28 | 2013-11-20 | 日東電工株式会社 | 配線回路基板およびその製造方法 |
JP5653492B2 (ja) * | 2013-08-12 | 2015-01-14 | 日東電工株式会社 | サスペンション基板およびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55171990U (ja) * | 1979-05-29 | 1980-12-10 | ||
JPS5963466U (ja) * | 1982-07-02 | 1984-04-26 | 株式会社ナカヨ通信機 | 印刷配線板 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP1991098219U patent/JPH0726859Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548373U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |