JPH072683U - チェッキ弁付きエアー抜き弁 - Google Patents

チェッキ弁付きエアー抜き弁

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JPH072683U
JPH072683U JP3987093U JP3987093U JPH072683U JP H072683 U JPH072683 U JP H072683U JP 3987093 U JP3987093 U JP 3987093U JP 3987093 U JP3987093 U JP 3987093U JP H072683 U JPH072683 U JP H072683U
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
air
check valve
casing
cover
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Pending
Application number
JP3987093U
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English (en)
Inventor
忠 畠山
Original Assignee
忠 畠山
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Publication date
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 器体内のエアーを自動的に抜き、且つ、エア
ーの侵入を防ぐ。 【構成】 フロートボール弁を内装したケーシングとチ
ェッキ弁を内装したカバーとの間に上下両面がそれぞれ
弁の弁座を形成し、且つ、ケーシングとカバーの間を気
密、水密に保つシートパッキンを挟持したチェッキ弁付
きエアー抜き弁。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主としてタンク、熱交換器などの器体の頂部に取り付け、内部のエ アーを自動的に排出し、且つ器体内へのエアーの侵入を防止するチェッキ弁付き エアー抜き弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タンク、熱交換器などの器体内のエアー抜きをする方法としては、 I 通常のエアー抜き弁を取り付け、必要に応じて手動あるいは自動的に作動 させる方法をとり、エアー抜き終了後は、該弁を閉じるか、 II 別に設けたチェッキ弁で外部からのエアーの侵入を防止していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術の項で述べたもののうち、Iで安価にすませるには、手動で開きエ アー抜きが完了して水が出始めたら、弁を閉じることが必要である。これを自動 化するためには、エアー抜き弁の直下に水位センサーを設け、エアーを検出して 弁を開き、水がある時は、電気的に常に閉じるという高価な方法をとっていた。
【0004】 エアー抜き終了後、器体内へのエアーの侵入を防ぐためには、別にチェッキ弁 を設けるが、このチェッキ弁は、エアーを抜く時の器体内の圧力が低いか、ある いはチェッキ弁が開く抵抗が大きいと、充分に開かず、器体内にエアーが残留す る問題があった。また、エアー抜き弁とチェッキ弁を直列に設置するため取り付 けスペースが大きくなった。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような諸問題点を解決すべく考えたもので あり、その目的は、簡単、確実にエアーを排出して、水の排出を止め、且つ、外 部からの器体内へのエアーの侵入を防止する弁を極小且つ安価に提供しようとす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
タンク、熱交換器など器体の頂部に、エアー抜き用フロートボール弁を内装し たケーシングとチェッキ弁を内装したカバーとの間に、両面がそれぞれの弁の弁 座を形成し、且つ、ケーシングとカバーの間を気密に保つシートパッキンを挟ん だチェッキ弁付きエアー抜き弁である。
【0007】 カバー内のチェッキ弁は、薄肉ゴム板か、合成樹脂板製とすることが望ましい 。
【0008】 フロートボールの比重は0.7〜0.8程度の真円球であることが望ましい。
【0009】
【作用】
タンク、熱交換器などの器体の頂部に本チェッキ弁付きエアー抜き弁を取り付 ける。器体内の水を交換する時、あるいは、長時間運転中に溜まったエアーを抜 く時、一旦器体内の圧力を大気圧にすると本考案品のフロートボールはエアー中 にある時は、自重で弁座から離れて下がり、次いでタンク、熱交換器内の水位が 上昇するとタンク、熱交換器内の上層にある空気は僅かな圧力となって、上部の チェッキ弁を開いてエアー抜きが行われる。この時、フロートボールは自重でケ ーシングの下部に留まったままである。
【0010】 エアー抜きが終了すると、器体内は水で充満され、下部のフロートボール弁が 浮力で弁座に密着して水漏れを防ぐ。 何らかの原因で器体内の圧力が下がると、上部のチェッキ弁が閉じてエアーの 侵入を防ぐ。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例について 図1 及び 図2 を参照して説明する。 図1は本考案の断面図、図2はチェッキ弁の上面図である。 はケーシングで、下端はエアーと水の入り口を形成しており取り付け座▲ 10▼を介してタンク、熱交換器の器体に取り付ける。はフロートボール弁で 、比重0.7〜0.8の球体で水面に浮く。はカバーで側面にエアー出口を 設け、下部にスイング形チェッキ弁を挟んで、シートパッキンと共に、ケー シングとカバーの間をボルトで締め付けることで水密に保つ。シートパッ キンは中央に空気通管を設け、上面がチェッキ弁の弁座となり、下面がフロ ートボール弁の弁座を形成し、ケーシングとカバー間の気密、水密を保持する 。チェッキ弁は図2に示すように円盤状で弁周囲をの屈曲部を残して切り離 してある。
【0012】 フロートボール弁は合成樹脂製、チェッキ弁はゴムまたは合成樹脂製、シ ートパッキンはゴム製である。ケーシングとカバーは必要に応じ金属また は合成樹脂製である。
【0013】 ケーシング内が水で満杯している時、フロートボール弁は浮いて弁座に密着 し、水漏れを防ぐ。この時、カバー内は大気圧でチェッキ弁は自由な状態で ある。器体内のエアー抜きを行う時は、一旦器体内を大気圧にまで下げるので、 フロートボール弁は自重で下に落ち、弁が開き、次いで僅かな圧力でチェッキ弁 が開いて、エアーは出口から大気中に放出される。エアー抜きが終わる時は 水位が上昇し、フロートボール弁が浮いて弁座に密着し水漏れを防ぐ。何らか の原因で、器体内が負圧になると、チェッキ弁が密閉して、エアーの侵入を防 ぐ。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果が得られる。
【0015】 シートパッキン一枚で、フロートボール弁とチェッキ弁の両弁座を形成し、 且つ、ケーシングとカバーの間の気密、水密を保持する簡単、確実、安価な 方法である。
【0016】 エアー抜き用フロートボール弁は摺動部がなく、摩擦変形しないので、長寿命 であり、且つ、安価である。チェッキ弁は、薄肉ゴムまたは合成樹脂板で屈曲 部以外に可動部がなく安価である。また、エアー抜きの時、僅かな圧力で開く 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案チェッキ弁付きエアー抜き弁の断面説明
図である。
【図2】本考案のチェッキ弁の上面図である。
【符号の説明】 ケーシング 入口 フロートボール弁 カバー 出口 チェッキ弁 屈曲部 シートパッキン ボルト ▲10▼ 取付座

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロートボール弁を内装したケーシング
    と、チェッキ弁を内装したカバーとの間に両面がそれぞ
    れの弁の弁座を形成し、且つケーシングとカバーの間を
    気密に保つシートパッキンを挟んだことを特徴とするチ
    ェッキ弁付きエアー抜き弁。
JP3987093U 1993-06-16 1993-06-16 チェッキ弁付きエアー抜き弁 Pending JPH072683U (ja)

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JP3987093U JPH072683U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 チェッキ弁付きエアー抜き弁

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JP3987093U JPH072683U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 チェッキ弁付きエアー抜き弁

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JPH072683U true JPH072683U (ja) 1995-01-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020111058A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社テイエルブイ 排気弁
WO2020111057A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社テイエルブイ 排気弁

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020111058A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社テイエルブイ 排気弁
WO2020111057A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社テイエルブイ 排気弁
JPWO2020111057A1 (ja) * 2018-11-30 2021-10-07 株式会社テイエルブイ 排気弁
JPWO2020111058A1 (ja) * 2018-11-30 2021-10-14 株式会社テイエルブイ 排気弁

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