JPH0726807Y2 - 電磁ポンプの端子取付装置 - Google Patents

電磁ポンプの端子取付装置

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JPH0726807Y2
JPH0726807Y2 JP1821093U JP1821093U JPH0726807Y2 JP H0726807 Y2 JPH0726807 Y2 JP H0726807Y2 JP 1821093 U JP1821093 U JP 1821093U JP 1821093 U JP1821093 U JP 1821093U JP H0726807 Y2 JPH0726807 Y2 JP H0726807Y2
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JP
Japan
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terminal
terminal mounting
long
electromagnetic pump
mounting device
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JP1821093U
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JPH0672207U (ja
Inventor
輝也 澤田
Original Assignee
日本コントロール工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電磁ポンプへの駆動
電流を供給のために用いられる端子の端子取付装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁ポンプは、電磁コイルに断続パルス
を供給することで、ピストンを往復させ、もって、ポン
プ室内の容積変化により流体を吸入加圧してポンプ作用
を行わせしめていた。この電磁ポンプのピストンの一往
復当たりの吐出量は、断続パルス巾に相当した通電時間
と、パルス波高に相当した印加電圧で定まっており、励
磁コイルの電線端に設けられた端子を介して電流が供給
されていた。
【0003】石油燃焼機において使用される電磁ポンプ
は、1分間当たり吐出量が数ccから10cc程度のもので
あり、ポンプ構成部品の寸法精度やばね類の強さのわず
かな誤差によっても吐出性能に影響を受けること大であ
り、この対策として、可変抵抗器を設けて調節するもの
や、特開平2−5769号公報に示すように、予め定め
た固定抵抗を採用して所望する吐出量を得る例が示され
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記特開平2−576
9号公報に示す例にあって、長い端子2個と短い端子1
個とを持ち、一対の長い端子を電磁ポンプの中心より放
射方向で並列に配していた。そして長い端子と短い端子
間には、固定抵抗器が接続されていた。このような公知
例であっては、長短の端子は、電線が接続される接続部
が突出し、該接続部が取付片に形成の孔に挿入されて下
面に至って、コイルの電線に接続されて成るもので、こ
の接続部の位置により長い端子の方向、即ち放射方向で
並列方向に用いられる位置のみの規制を受けていた。
【0005】長い端子の方向は、各ユーザーの要望によ
っては、端子取付片の両端で放射方向に対して直角方向
で且つ対向して設けられるものも有り、この場合に前述
の構造では、接続部が取付片に当たって対向配置するこ
とができず、このために、別個のボビンを製造しなけれ
ばならず、製造コストの上昇を招いていた。
【0006】この考案は、長い端子の方向(即ち、放射
方向又は放射方向に対し直角方向)を選ばず自由に取付
ができる端子取付装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の電磁ポンプの
端子取付装置は、ボビンの一方に端子取付片が設けられ
て成る電磁ポンプにおいて、端子取付片には、三つの端
子取付部を設け、この三つの端子取付部にそれぞれ中心
に孔を設け、その内の二つの端子取付部にはそれぞれ長
溝を有する構成とすると共に、前記端子取付部に装着さ
れる端子は、挿入部と固定部と該固定部に設けられた接
続部を備えた長い端子の2組と、固定部とこれに設けら
れる2つの接続部を備えた短い端子であることにあり、
各端子取付部は凹まされて形成されるし、また長い端子
は接続部の位置を異ならしめて設けた2組を有するし、
さらに、短い端子は2つの接続部を直角方向に設けられ
ている。
【0008】
【作用】したがって、2つの長い端子を端子取付部に挿
入部が対向するように配し、一方の長い端子の接続部は
放射方向に突出し、他方の長い端子の接続部は長溝内へ
入り込むと共に、中間の端子取付部に短い端子が配さ
れ、この短い端子の一方の接続部は長溝内に入り込んで
前記他方の長い端子の接続部との間に抵抗を接続する構
成とすることができるし、また、一方の長い端子を裏が
えしにして中間の端子取付部に挿入部を放射方向に配
し、接続部を長溝内に入り込ませ、他方の長い端子を裏
がえしにして対向側の端の端子取付部に挿入部を放射方
向に配し、短い端子を端の端子取付部に一方の接続部が
長溝内に入り込ませるように配し、この接続部と前記一
方の長い端子の接続部との間に抵抗を接続する構成とす
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。
【0010】図1及至図4において、電磁ポンプ1は、
シリンダ2内を往復動可能にプランジャ3が挿入されて
おり、このプランジャ3を支持し、該プランジャ3の往
復動を補助するために、該プランジャ3の上方に上部ば
ね4が、下方に下部ばね5が設けられ、該上部ばね4及
び下部ばね5は、その反プランジャ側が、シリンダ2に
両端に嵌合の受部6,7に受けられ、該受部6,7にて
プランジャ3はシリンダ2内に納められている。この受
部6,7には、孔8,9が形成されていると共に受部6
側はオーリング10にてシリンダ2に油密に嵌合されて
いる。
【0011】プランジャ3は、その円部に貫通孔11が
形成されており、この貫通孔11には吸入弁12及びば
ね13が配されている。
【0012】励磁コイル18は、ボビン17に巻装さ
れ、前記シリンダ2の周囲に配され、上端部に電力供給
のための下記する端子取付片55が形成されており、こ
の励磁コイル18の上方に上磁気プレート19が、その
下方に下磁気プレート20がそれぞれ添着され、上記上
磁気プレート19は上磁極筒15が上方より前記ボビン
17に内嵌されつつ前記シリンダ2に外嵌されて設けら
れ、上下磁気プレート20は、下磁極筒15が下方より
前記ボビン17に内嵌されつつ前記シリンダ2に外嵌さ
れて設けられている。
【0013】吸入パイプ22は、樹脂などで製造されて
おり、その中心に通孔23が穿たれ、この上方に外へ張
り出すつば24を有し、前記したシリンダ2の下端が挿
入されて、オーリング28で油密が保たれている。この
吸入パイプ22は、下板26が下方から挿入されて、つ
ば24に係合し、外板32にねじにて取付けられてい
る。
【0014】吐出ニップル43は、外周に円状のつば部
44と、軸方向に形成の六角部45を有し、内部に軸方
向に通孔46が形成されると共に、該通孔46に吐出弁
47とばね48を順次収納し、吐出シート49が設けら
れた吐出シート押さえ50をオーリング5にて油密保持
されるように押し込んで取付ている。この吐出シート押
さえ50の反吐出弁47側面は、前記通孔46の端より
後退した位置(数mm)となっている。この吐出ニップル
43は、前記した外板32の六角孔42に係合され、吐
出シート押さえ50が前記した受部6と接触し、もって
吸入弁12より下流通路を構成する孔8及び孔52が連
通状態となされる。
【0015】端子取付片55は特に図1、図3、図4に
示すようにボビン17の上端に延設して設けられ、この
長方形をなし、下記する長短の端子62a,62b,6
2cを取り付ける端子取付部56a,56b,56cが
形成され、端子取付部56aと56bとの間に仕切壁5
7が設けられて、端子取付部56aと端子取付部56
b,56cとが2グループに分離されている。それぞれ
の端子取付部56a,56b,56cは、中心に端子固
定用の孔58,58,58と、端子がガタつかないよう
に、凹み59,59,59が形成されている。なおこの
凹み59,59,59には、下記する長短の端子62
a,62b,及び62cの接続部63c,63c及び6
3c-1,63c-2が干渉しないように、小さな窪み59
a,59a,59aが形成されている。
【0016】さらに、端子取付部56b,56cとに
は、長溝60b,60cが短手方向で反電磁ポンプ側か
ら形成されている。
【0017】長い端子62a,62bは、図示しないソ
ケットへ挿入する挿入部63a,63aと、前記端子取
付部56a,56b,56cに固定の固定部63b,6
3bと、該固定部63b,63bに接続され、コイルの
電線の巻付けや、抵抗68を取付けるための接続部63
c,63cとから構成されると共に、中心に固定のため
の鳩目用の孔63d,63dが形成されている。そし
て、接続部63c,63cの接続位置の方向から該長い
端子62a,62bは2種類のものが製造されている。
即ち、長い端子62aは、挿入部63aに対して直角方
向に接続部63cが接続されているし、長い端子62c
は、挿入部63aに対して直線方向に接続部63cが接
続されている。
【0018】短い端子62cは、四角形状の固定部63
cと、これに90度の角度を有して2つの接続部63c
-1,63c-2がそれぞれ接続されていると共に、固定部
63cの中心に固定のために用いられる鳩目用の孔63
dが形成されている。
【0019】上述の構成において、長い端子62a,6
2bと短い端子62cとの端子取付片55への図1、図
2、図4に示す状態への取付けは、図3に示すように、
長い端子62a,62bとが端子取付部56a,56b
に、挿入部63a,63aが対向するように取付けられ
る。長い端子62aの接続部63cは下方へ折り曲げら
れて長溝60c内から下方へ突出する。中間に設けられ
る端子取付部56bに短い端子62cが取付けられ、一
方の接続部63c-2は下方へ折り曲げられて長溝60b
内から下方へ突出する。この突出した接続部63c-2と
前記した接続部63cとの間に所定の抵抗68が接続さ
れる。
【0020】上記した例の長短の端子63a,63b,
63cを用いて、端子取付片55への図5に示すように
取付けるには、まず、端子取付部56aに長い端子63
cを裏返しにし且つ挿入部63aを放射方向(前記長い
端子63cに並列方向)にして取付ける。すると、接続
部63cは長溝60b内へ挿入され下方へ突出される。
【0021】さらに、端子取付部56cに短い端子62
cを、その接続部63c-2を長溝60c内に挿入するよ
うにして取付ける。すると、接続部63c-2が長溝60
cから下方へ突出して、前記長い端子62aの接続部6
3cとの間に抵抗68が取付けられる。このようにする
ことで、長い端子62a,62bの放射方向へ向けての
取付が可能となるものである。
【0022】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、2つ
の長い端子を端子取付部に挿入部が対向するように配
し、一方の長い端子の接続部は放射方向に突出し、他方
の長い端子の接続部は長溝内へ入り込むと共に、中間の
端子取付部に短い端子が配され、この短い端子の一方の
接続部は長溝内に入り込んで前記他方の長い端子の接続
部との間に抵抗を接続する構成とすることができる。
【0023】また、一方の長い端子を裏返しにして中間
の端子取付部に挿入部を放射方向に配し、接続部を長溝
内に入り込ませ、他方の長い端子を裏返しにして対向側
の端子取付部に挿入部を放射方向に配し、短い端子を入
り込ませるように配し、この接続部と前記一方の長い端
子の接続部との間に抵抗を接続する構成とすることがで
きる。このように、長い端子を表か又は裏から取付ける
方向を変えるだけで、長い端子の方向、即ち、放射方向
とそれに直角する方向に同一の端子取付片上に組付ける
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の端子取付装置の実施例を示す平面図
である。
【図2】端子取付装置が設けられている電磁ポンプの断
面図である。
【図3】図1の端子取付装置の分解斜視図である。
【図4】同上の端子取付装置の正面図である。
【図5】長い端子の組付方向を放射方向とした端子取付
装置の平面図である。
【符号の説明】
17 ボビン 55 端子取付片 56a,56b,56c 端子取付部 58 孔 60b,60c 長溝 62a,62b 長い端子 62c 短い端子 63a 挿入部 63b 固定部 63c 接続部 63c-1,63c-2 接続部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンの一方に端子取付片が設けられて
    成る電磁ポンプにおいて、 端子取付片には、三つの端子取付部を設け、この三つの
    端子取付部にそれぞれ中心に孔を設け、その内の二つの
    端子取付部にはそれぞれ長溝を有する構成とすると共
    に、 前記端子取付部に装着される端子は、挿入部と固定部と
    該固定部に設けられた接続部を備えた長い端子の2組
    と、固定部とこれに設けられる2つの接続部を備えた短
    い端子である電磁ポンプの端子取付装置。
  2. 【請求項2】 端子取付部は、凹みを有する請求項1記
    載の電磁ポンプの端子取付装置。
  3. 【請求項3】 長い端子にあって、接続部が挿入部に対
    し直角方向に取付部に設けた請求項1記載の電磁ポンプ
    の端子取付装置。
  4. 【請求項4】 長い端子にあって、接続部が挿入部に対
    し直線方向に取付部に設けた請求項1記載の電磁ポンプ
    の端子取付装置。
  5. 【請求項5】 短い端子にあって、2つの接続部は直角
    方向に取付部に設けられている請求項1記載の電磁ポン
    プの端子取付装置。
JP1821093U 1993-03-18 1993-03-18 電磁ポンプの端子取付装置 Expired - Lifetime JPH0726807Y2 (ja)

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JPH0672207U JPH0672207U (ja) 1994-10-07
JPH0726807Y2 true JPH0726807Y2 (ja) 1995-06-14

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