JP3632157B2 - 電磁ポンプを装着したポンプブラケット - Google Patents

電磁ポンプを装着したポンプブラケット Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、液体の移送に際し用いられる電磁ポンプを容器に装着するために用いられるポンプブラケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
容器内の液量の満量又は容量を液体検出センサで検出し、この検出値にて容器内へ液体を給排する電磁ポンプを駆動制御することは公知である。このような公知の装置にあって、液体検出センサと電磁ポンプとは別々に容器に取付られていた。このために、容器が何らかの原因で傾くと、容器内の液面が液体検出センサと電磁ポンプの吸排パイプの下端とに位置ずれが生じ、制御に不都合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、この不都合を解決するために、電磁ポンプの吸パイプに液体検出センサを一体化した技術が開発された。しかし一体化したことで、前記不都合は解決されたが、逆に一体化したことで製造上電磁ポンプの給パイプの製造にあって、今まで使用されている構成と極端に異なり、この機種だけのために新たなる設計をし且つ製造しなければならない不都合が生じていた。
【0004】
このため、この発明では、電磁ポンプと液体検出センサとは近接するが別体とし、しかも電磁ポンプの吸入パイプの基本的構造を崩さない構成をしながら、液体検出センサをポンプブラケットに取付けると共に、該ポンプブラケットに電磁ポンプが装着容易とすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の電磁ポンプを装着したポンプブラケットは、センサが収納されたセンサ本体の端部に取付フランジを設け、この取付フランジに前記センサ本体反対側に端子を持つ保持部材を設けると共に、貫通孔が形成されたポンプブラケットと、吸入弁と吐出弁とを有し、パルス電流によりピストンが往復動してポンプ室の容積変化を与えて、ポンプ作用を行なう電磁ポンプにあって、吸入通路を有する吸入通路部材を直線状に形成すると共に、前記吸入通路部材又は電磁コイルのボビンもしくは双方から横方向へ延びる延出部を形成し、この延出部に嵌合孔が形成された電磁ポンプとを備え、前記電磁ポンプの吸入通路部材を、前記ポンプブラケットの貫通孔に貫挿し、その基部を当該ポンプブラケットに着座させると共に、前記ポンプブラケットの端子を持つ保持部材を前記電磁ポンプの延出部に形成の嵌合孔内へ嵌合させたことにある。
【0006】
【作用】
従って、装着される容器にポンプブラケットが装着されると、まず液体検出センサが容器内に挿入配置され、そしてポンプブラケットの取付フランジの貫通孔に電磁ポンプの吸入通路を有する吸入通路部材を挿入し、その基部を当該ポンプブラケットに着座しながら、ポンプブラケットの取付フランジに設けられた端子を持つ保持部材を、前記電磁ポンプの吸入通路部材又は電磁コイルのボビン並びに双方に横方向へ延びる延出部に形成の嵌合孔に嵌合させて装着する。これにより、電磁ポンプはポンプブラケットに位置決めされながら容易且つ確実に装着されるし、吸入通路は液体検出センサと近接した位置となる。
【0007】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面により詳述する。
【0008】
図1、図2で、ポンプブラケット1に電磁ポンプ2が装着された例が示され、図3、図4で、ポンプブラケット1が示され、図5、図6で、電磁ポンプ2が示されている。
【0009】
まず、図1及至図4で、ポンプブラケット1を先に説明する。ポンプブラケット1は、センサ3が収納されたセンサ本体4と、このセンサ本体4の一端に設けられた取付フランジ5より成り、センサ3は、LEDチップなどの発光素子チップとフォトダイオードチップ等の受光素子チップと、これらの上端領域を覆うレンズからなり、このレンズが空気中にある場合には、レンズの内面に当たって全反射せしめられて、受光素子チップに入射する。一方レンズが液中に位置する場合は、レンズにて反射されず液中に射出し、受光素子チップに流れる電流量は減少する。したがって、この電流量を検出することで、液面がセンサより上又は下にあるかが検出されるものである。
【0010】
センサ本体4は内部空間4aを有する筒状のもので、先端が開口し、先端付近にセンサ3が取付られ、他端は下記するフランジ5と一体化され、リード線6を持って、取付フランジ5に設けられた下記する保持部材7に取付られた端子8に接続されている。
【0011】
取付フランジ5は、四角形状にもので、中心付近に前記センサ3が収容されているセンサ本体4の内部空間4aと連通する取付孔9が形成され、この取付孔9に3本の端子8が設けられた保持部材7が嵌合し、この保持部材7は取付フランジ5の上面から突出した構造、即ち、保持部材7はセンサ本体の反対側の取付フランジ5に突設されている。この保持部材7は、中間に段部を有しているものである。なお端子8の2本は電源と接続する端子であり、1本は液面状態を出力する出力端子である。
【0012】
また、取付フランジ5は、中心に、段付の貫通孔11が形成され、下記する電磁ポンプ2の吸入通路部材31が挿入されるものである。なお取付のフランジ5の四角に孔12,12及び螺子孔をつダボ13が形成されている。
【0013】
図1、図2及び図5、図6において、電磁ポンプ2は、プランジャガイドケース20内に電磁プランジャ21が上下のスプリング22,23で支えられて配されている。電磁プランジャ21は縦方向に通孔24が形成され、この通孔内にスプリング25付勢の吸入弁26が配されている。
【0014】
プランジャガイドケース20の外側には、磁性体の上下の磁気筒27a,27bが配され、この外側にはボビン28に巻装された電磁コイル29が配されている。ボビン28の下端には、吸入通路30が形成の吸入通路部材31がその基部31aを介して取付られ、上端には、吐出継手33が設けられ、その内部の通孔34内にはスプリング35付勢の吐出弁36が配されている。この吐出弁36と前記吸入弁26と、電磁プランジャ21の往復動で、吸入通路30から液体を吸入し、吐出継手33の吐出口37より吐出される。なお、電磁コイル29の外側には、磁性材のケース38が外嵌され、吸入通路部材31にねじ39にてねじ止めされている。
【0015】
このような構造の電磁ポンプ2にあって、前記ボビン28の下端と、前記吸入通路30が形成の吸入通路部材31の基部31aから、横方向へ延出する延出部40が形成され、該延出部40にはダイオード41等の素子が取付られ、また、下方には大きな孔42、上方には小さな孔42を持つ四角形状の嵌合孔42が形成されている。なお、この嵌合孔42の縦方向延長上には前記ダイオード41等の素子へ接続用の端子43が突設されている。また、角には前記ダボ13,13に嵌合する孔44,44が形成されている。なお、延出部40は、図示しないが、ボビン28または吸入通路部材31の基部31aから単独で構成しても良い。
【0016】
上述の構成のポンプブラケットに電磁ポンプ2と組付には、図1、図2に示すように、まず、ポンプブラケットを容器50の上板に形成の取付孔52に嵌め入れ、その際ポンプブラケットに取付られたセンサ本体4は、取付孔52から容器50内へ挿入させる。そして、ねじ51,51をもってねじ止めする。
【0017】
それから、電磁ポンプ2の吸入通路30が形成の吸入通路部材31を貫通孔11から挿入し、その基部31aをポンプブラケットに着座させる。その際に、ポンプブラケットに突設の端子8を有する保持部材7を前記延出部40の嵌合孔42内に挿入する。端子8は嵌合孔42より突出する。そして、前記ダボ12,12を前記孔44,44内に入れてから、ねじ53,53にてねじ止めする。
【0018】
これにより、電磁ポンプ2は、ポンプブラケットに装着される。この結果、電磁ポンプ2の吸入通路30を有する吸入通路部材31は前記センサ3を有するセンサ本体4に近接に配置されることになる。また、電磁ポンプ2の取付も容易であると共に、ポンプブラケットに突設の保持部7を電磁ポンプ2の延出部40の嵌合孔42と嵌合させる手段を持つために、電磁ポンプ2の位置決めが行なわれるため誤組付がない。またさらに、センサ3の3つの端子8と電磁ポンプ2の駆動用の2つの端子43とは一直線状に並び、コネクタを一つのものにて利用することができるようになっている。
【0019】
【発明の効果】
以上、この発明によれば、電磁ポンプ取付用のポンプブラケットに液体検出用のセンサを取付けて、電磁ポンプとは別体にし、この結果電磁ポンプの構造をあまり変更させない構造となり、電磁ポンプの構造の変化を最小限とすると共に、ポンプブラケットへの電磁ポンプの装着も吸入通路部材をポンプブラケットの貫通孔に挿入し、それと共にポンプブラケットの端子を有する保持部材を電磁ポンプの延出部に形成の嵌合孔に挿入することで容易に装着されると共に、電磁ポンプとポンプブラケットとの誤組付が生じない構成を有しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】同上の上面図である。
【図3】ポンプブラケットの断面である。
【図4】同上の上面図である。
【図5】電磁ポンプの断面図である。
【図6】同上の上面図である。
【符号の説明】
1 ポンプブラケット
2 電磁ポンプ
3 センサ
4 センサ本体
5 取付フランジ
7 保持部材
8 端子
11 貫通孔
26 吸入弁
28 ボビン
33 吐出継手
36 吐出弁
40 延出部
42 嵌合孔

Claims (1)

  1. センサが収納されたセンサ本体の端部に取付フランジを設け、この取付フランジに前記センサ本体反対側に端子を持つ保持部材を設けると共に、貫通孔が形成されたポンプブラケットと、
    吸入弁と吐出弁とを有し、パルス電流によりピストンが往復動してポンプ室の容積変化を与えて、ポンプ作用を行なう電磁ポンプにあって、吸入通路を有する吸入通路部材を直線状に形成すると共に、前記吸入通路部材又は電磁コイルのボビンもしくは双方から横方向へ延びる延出部を形成し、この延出部に嵌合孔が形成された電磁ポンプとを備え、
    前記電磁ポンプの吸入通路部材を、前記ポンプブラケットの貫通孔に貫挿し、その基部を当該ポンプブラケットに着座させると共に、前記ポンプブラケットの端子を持つ保持部材を前記電磁ポンプの延出部に形成の嵌合孔内へ嵌合させたことを特徴とする電磁ポンプを装着したポンプブラケット。
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