JPH07267951A - アンジオテンシンii拮抗剤としての新規イミダゾピリジン誘導体 - Google Patents

アンジオテンシンii拮抗剤としての新規イミダゾピリジン誘導体

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JPH07267951A
JPH07267951A JP7061678A JP6167895A JPH07267951A JP H07267951 A JPH07267951 A JP H07267951A JP 7061678 A JP7061678 A JP 7061678A JP 6167895 A JP6167895 A JP 6167895A JP H07267951 A JPH07267951 A JP H07267951A
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JP7061678A
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Carmen Almansa
カルメン、アルマンサ
Elena Carceller
エレナ、カルセレル
Concepcion Gonzalez
コンセプシオン、ゴンサレス
Maria Carmen Torres
マリア、カルメン、トレス
Javier Bartroli
ハビエル、バルトロリ
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Noucor Health SA
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J Uriach y Cia SA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記式Iの新規イミダゾピリジン誘導体。 〔式中:A、B、CおよびDのうち1つはN、他はC
R、Rは水素、アルキル、COOHまたはハロゲン;R
はアルキルまたはシクロアルキル;Arは場合によ
り置換されたフェニルまたはピリジル;Vはアルキル、
シクロアルキル、アリール、アリール‐アルキルまたは
5もしくは6員ヘテロ環;基X‐YはC=CまたはCH
‐CR;Rは水素、アルキルまたはアリール‐アル
キル;Zは‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、
‐CONHSO、‐CONR、‐CH
HSO;RおよびRは水素、アルキル、アリ
ールなど;Wは水素、シアノ、アルキルなどを表す。〕 【効果】 上記の化合物はアンジオテンシンII拮抗剤で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、強力なアンジオテンシンII拮抗剤である、新
規イミダゾピリジン誘導体に関する。本発明はそれらの
製造方法、それらを含有した医薬組成物、および高血
圧、うっ血性心不全、高眼内圧およびアンジオテンシン
IIの作用が関係している他の疾患または病状の治療上に
おけるそれらの用途にも関する。
【0002】背景技術 レニン‐アンジオテンシン系(RAS)は血圧および容
量ホメオスタシスの調節で重要な役割を果たす。レニン
‐アンジオテンシンカスケードの活性化は腎臓の傍糸球
体装置からのレニン分泌で始まり、オクタペプチドアン
ジオテンシンIIの形成に至る。アンジオテンシンIIは、
多くの組織に存在する特異的レセプターとの相互作用で
その生物学的効果を発揮する。2つの基本的タイプのア
ンジオテンシンIIレセプター(双方とも広く分布してい
る)、すなわちこのペプチドに起因した効果の大部分に
関与するATレセプターと、その機能的役割がまだ確
認されていないATレセプターとについて、これまで
特徴付けられてきた(Angiotensin II Receptor Subtype
s.Timmermans et al.,Am.J.Hypertens.,5:406-410,199
2) 。
【0003】アンジオテンシンIIの主要効果は血管収縮
による血圧の調節であり、それによって血管抵抗の増
加、バソプレシンと特に塩類貯留を誘導するアルドステ
ロンの放出促進による血液量(volemia) の調節、副腎皮
質刺激ホルモン(ACTH)の調節を行う。アンジオテ
ンシンIIは中枢神経系で神経ペプチドとして作用し、他
の神経伝達物質の放出に関して調節機能を果たすことが
できる(Unger et al.,Circulation,77(supl.I):40-54,1
988)。更に、ラット脳背側新線条体または側脳室へのア
ンジオテンシンIIの投与はラット知覚応答に変化をもた
らすことが記載されている(Morgan and Routtenberg,Sc
ience,196:87-89,1977) 。この事実は、おそらくアンジ
オテンシンIIが学習機能、記憶等と関係があるいくつか
の大脳プロセスに関与していることを示唆している。
【0004】RASに干渉することが可能な様式の1つ
は、レセプターレベルでアンジオテンシンIIの作用を阻
止することである。アンジオテンシンII自体よりも大き
な親和性をそのレセプターに対して有しているアンジオ
テンシンIIのいくつかのペプチドアナログが発見された
が、それらの治療用途はそれらのバイオアベイラビリテ
ィの欠如と短い作用時間によりかなり制限されてきた。
更に最近になり、いくつかの非ペプチドアンジオテンシ
ンIIレセプター拮抗剤が文献で報告されている(Rationa
le for the Chemical Development of Angiotensin II
Receptor Antagonists,Wexler et al.,Am.J.Hyperten
s.,5:209S-220S,1992)。特許出願EP400974およ
びWO 9111999は、本発明で記載されたものと
関連したイミダゾピリジン誘導化合物について開示して
いる。
【0005】
【発明の概要】本発明は下記一般式Iの新規イミダゾピ
リジン類:
【化7】 〔上記式中:A、B、CおよびDのうち1つはNで、他
はCRであり、ここで各Rは独立して水素、C1-4 アル
キル、COOHまたはハロゲンを表し、 RはC1-4 アルキルまたはC3-7 シクロアルキルを表
し、 Arはフェニルまたはピリジルを表し、これは基C
1-4 アルキル、C1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、
アミノ、C1-4 アルキルアミノまたはC1-4 ジアルキル
アミノで場合により置換された VはC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリー
ル、アリール‐(C1-4)アルキル、または5もしくは
6員の芳香性ヘテロ環を表し、ここでこの環原子のうち
1〜3つは窒素および/または酸素および/またはイオ
ウであり、上記ヘテロ環は非置換であるかまたは1以上
の置換基Rを有しており、 アリールはフェニルまたは1以上の基Rで置換された
フェニルを表し、 RはC1-4 アルキル、C1-4 ハロアルキル、C1-4
ルコキシ、C1-4 ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、
シアノ、ヒドロキシ、アミノ、C1-4 アルキルアミノ、
1-4 ジアルキルアミノを表し、 基X‐YはC=CまたはCH‐CRを表し、 Rは水素、C1-4 アルキルまたはアリール‐
(C1-4 )アルキルを表し、 Zは‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐テト
ラゾール‐5‐イルメチル、‐CONH(テトラゾール
‐5‐イル)、‐CONHSO、‐CONHSO
‐Het、‐CONHOR、‐CONR、‐
COCHCOR、‐COCHCO、‐CO
NHNHSO、‐CONHNHCONH、‐C
NHSO、‐CHCO、‐CH
NHCOR、‐CHSONHCONHR
‐CHCONHSO、‐CHSONH‐H
et、‐CHNHCOR、‐NHSO、‐N
HCOR、‐NHCONHSO、‐NHSO
NHCOR、‐NHCONRSOCH、‐
SOH、‐SONHR、‐SONHCONR
、‐SONHCO、‐SON(CO
、‐SONHCOR、‐SONH‐He
t、‐SONHCO‐Het、‐PO(OH)、‐
PO(OR、‐PO(OH)(OR)、3‐
(トリフルオロメチル)‐1,2,4‐トリアゾール‐
5‐イルまたは下記式の基を表し、
【化8】 上記式中、HetはN、OおよびSからなる群より選択
されるヘテロ原子1〜3つを環内に含み、ヒドロキシ、
メルカプト、C1-4 アルキル、C1-4 アルコキシ、ハロ
ゲン、ニトロ、COH、CO1-4 アルキル、アミ
ノ、C1-4 アルキルアミノおよびC1-4 ジアルキルアミ
ノから選択される1または2つの基で場合により置換さ
れた5または6員芳香族ヘテロ環を表し、RおよびR
は独立して水素、C1-4 アルキル、アリール、アリー
ル‐(C1-4 )アルキルまたはペルフルオロ(C1-4
アルキルを表し、 Wは水素、シアノ、C1-4 アルキル、C1-4 ハロアルキ
ル、C3-7 シクロアルキル、アリール、アリール‐(C
1-4 )アルキル、C1-4 アルキルスルホニル、C1-4
ルキルスルフィニル、C1-4 アルキルチオ、C1-4 アル
コキシ、C1-4アルキルカルボニル、ハロゲン、ヒドロ
キシメチルまたはC1-4 アルコキシメチルを表すか、ま
たはWはZについて示された意味のいずれかを有するこ
とができる〕ならびにその塩および溶媒和物に関する。
【0006】本発明は、式Iの化合物またはその薬学上
許容される塩または溶媒和物の有効量を、薬学上許容さ
れる賦形剤とともに含んでなる医薬組成物も提供する。
本発明は、ヒトを含めた哺乳動物における高血圧、うっ
血性心不全および高眼内圧の治療または予防に用いられ
る、式Iの化合物またはその薬学上許容される塩または
溶媒和物の有効量を、薬学上許容される賦形剤とともに
含んでなる医薬組成物も更に提供する。
【0007】本発明は、下記式VII の化合物:
【化9】 (上記式中Lはハロゲン原子、例えば塩素または臭素を
表し、Z´は基Zまたは既知化学反応でそれに変換しう
る基を表し、W´は基Wまたは既知化学反応でそれに変
換しうる基を表し、ArおよびVは前記の意味を有す
る)を下記式VIIIの化合物:
【化10】 (上記式中A、B、C、DおよびRは前記の意味を有
する)と塩基の存在下で反応させ、必要であれば、基Z
´および/またはW´を基Zおよび/またはWに変換
し、場合により対応塩を得るために式Iの化合物を酸ま
たは塩基と反応させることからなる、式Iの化合物の製
造方法を更に提供する。
【0008】本発明は、下記式IXの化合物:
【化11】 (上記式中A、B、C、D、Ar、V、R、Z´お
よびW´は前記の意味を有する)を触媒の存在下水素で
または水素化金属で還元し、必要であれば、基Z´およ
び/またはW´を基Zおよび/またはWに変換し、場合
により対応塩を得るために式Iの化合物を酸または塩基
と反応させることからなる、式Iの化合物の他の製造方
法を更に提供する。
【0009】本発明は、下記式XIIIの化合物:
【化12】 (上記式中A、B、C、D、Ar、R、Z´および
W´は前記の意味を有する)を式VMgHalのアルキ
ルマグネシウムハライド(XIV 、Vは前記の意味を有す
る)と反応させ、必要であれば、基Z´および/または
W´を基Zおよび/またはWに変換し、場合により対応
塩を得るために式Iの化合物を酸または塩基と反応させ
ることからなる、式Iの化合物の他の製造方法を更に提
供する。本発明は、一般式Iの化合物を一般式Iの他の
化合物に変換し、場合により対応塩を得るために式Iの
化合物を酸または塩基と反応させることからなる、式I
の化合物の他の製造方法を更に提供する。
【0010】
【発明の具体的説明】上記定義において、C1-4 アルキ
ルという用語は1〜4の炭素原子を含んだ直鎖または分
岐アルキル鎖を意味する。それにはメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチ
ルおよびtert‐ブチルがある。C1-4 アルコキシ基は、
エーテル官能基の酸素原子へのC1-4 アルキル基の結合
から得られる基を意味する。例としてはメトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブ
トキシ、sec-ブトキシおよびtert‐ブトキシがある。
【0011】ハロゲン原子はフッ素、塩素、臭素および
ヨウ素を意味する。C3-7 シクロアルキル基はシクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ルまたはシクロヘプチルを表す。
【0012】C1-4 ハロアルキル基は、同一でもまたは
異なっていてもよい1以上のハロゲン原子(即ち、フッ
素、塩素、臭素またはヨウ素)によるC1-4 アルキル基
の1以上の水素原子の置換から得られる基を意味する。
例としてはトリフルオロメチル、フルオロメチル、クロ
ロエチル、フルオロエチル、ヨードエチル、ペンタフル
オロエチル、フルオロプロピル、クロロプロピル、2,
2,3,3,3‐ペンタフルオロプロピル、ヘプタフル
オロプロピル、フルオロブチルおよびノナフルオロブチ
ルがある。
【0013】ペルフルオロ(C1-4 )アルキル基は、フ
ッ素原子によるC1-4 アルキル基のすべての水素原子の
置換から得られる基を意味する。例としてはトリフルオ
ロメチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロプロ
ピルおよびノナフルオロブチルがある。C1-4 アルキル
カルボニル基は、カルボニル基へのC1-4 アルキル基の
結合から得られる基を意味する。例としては基アセチ
ル、プロピオニル、イソプロピオニルおよびブタノイル
がある。
【0014】C1-4 アルキルスルホニル基は、スルホニ
ル基へのC1-4 アルキル基の結合から得られる基を意味
する。例としてはメチルスルホニル、エチルスルホニ
ル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブ
チルスルホニル、イソブチルスルホニル、sec-ブチルス
ルホニルおよびtert‐ブチルスルホニルがある。C1-4
アルキルスルフィニル基は、スルフィニル基へのC1-4
アルキル基の結合から得られる基を意味する。例として
はメチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピル
スルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスル
フィニル、イソブチルスルフィニル、sec-ブチルスルフ
ィニルおよびtert‐ブチルスルフィニルがある。
【0015】C1-4 アルキルチオ基は、チオエーテル官
能基のイオウ原子へのC1-4 アルキル基の結合から得ら
れる基を意味する。例としてはメチルチオ、エチルチ
オ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イ
ソブチルチオ、sec-ブチルチオおよびtert‐ブチルチオ
がある。C1-4 アルキルアミノまたはC1-4 ジアルキル
アミノ基は、同一でもまたは異なっていてもよい1また
は2つのC1-4 アルキル基によるアミノ基の各々1また
は2つの水素原子の置換から得られる基を表す。例とし
てはメチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジ
エチルアミノ、エチルメチルアミノ、プロピルアミノ、
ジプロピルアミノ、イソプロピルアミノおよびジイソプ
ロピルアミノがある。
【0016】Vが5または6員の芳香性のヘテロ環式基
を表す化合物において、環原子のうち1〜3つは窒素お
よび/または酸素および/またはイオウであり、上記ヘ
テロ環は非置換であっても、または1以上、好ましくは
1または2つの置換基Rで置換されていてもよい。例
としてはピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジ
ン、フラン、ピロール、チオフェン、イミダゾール、ト
リアゾール、チアゾール、オキサゾールおよびイソキサ
ゾールがある。
【0017】置換基Zに関する前記基Hetの例とし
て、我々は基Vについて前段落で示されたものと同様の
ヘテロ環を挙げることができる。本発明による化合物に
おいて、Arはフェニルまたはピリジルを表し、これ
らは非置換であっても、C1-4 アルキル、C1-4 アルコ
キシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、C1-4 アルキルアミ
ノまたはC1-4 ジアルキルアミノで置換されていてもよ
い。Ar環に結合しているイミダゾピリジンメチル基
および基−X(V)−Y(Z)Wは、Ar環のいずれ
の結合可能な位置にあってもよく、すなわち互いにオル
ト、メタ、およびパラのいずれの位置にあってもよい
が、メタまたはパラ位にあるのが好ましく、最も好まし
くは、パラ位である。従って、以下において基−X
(V)−Y(Z)WがAr環のパラ位にあるというこ
とは、この基がイミダゾピリジンメチル基に関してパラ
位にあることを意味する。
【0018】本発明の好ましい態様は:Arが基C
1-4 アルキル、C1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、
アミノ、C1-4 アルキルアミノまたはC1-4 ジアルキル
アミノで場合により置換されたフェニルを表し、基‐X
(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、A、
B、C、D、R、V、W、X、YおよびZが前記の意
味を有する、式Iの化合物である。
【0019】本発明の更に好ましい態様は:Arが基
1-4 アルキル、C1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニト
ロ、アミノ、C1-4 アルキルアミノまたはC1-4 ジアル
キルアミノで場合により置換されたフェニルを表し、基
‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、A
がNであり、B、CおよびDが各CRであり、R、
、V、W、X、YおよびZが前記の意味を有する、
式Iの化合物である。
【0020】本発明の更に一層好ましい態様は:Ar
が基C1-4 アルキル、C1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニ
トロ、アミノ、C1-4 アルキルアミノまたはC1-4 ジア
ルキルアミノで場合により置換されたフェニルを表し、
基‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、
AがNであり、CがCHで、BおよびDが各CRであ
り、Rが水素またはC1-4 アルキルを表し、R、V、
W、X、YおよびZが前記の意味を有する、式Iの化合
物である。
【0021】本発明の更により一層好ましい態様は:A
が基C1-4 アルキルまたはハロゲンで場合により置
換されたフェニルを表し、基‐X(V)‐Y(Z)Wが
Ar環のパラ位にあり、AがNであり、CがCHで、
BおよびDが各CRであり、Rが水素またはC1-4 アル
キルを表し、VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキ
ル、アリールまたはアリール‐(C1-4 )アルキルを表
し、R、W、X、YおよびZが前記の意味を有する、
式Iの化合物である。
【0022】本発明の特に好ましい態様は:Arが基
1-4 アルキルまたはハロゲンで場合により置換された
フェニルを表し、基‐X(V)‐Y(Z)WがAr
のパラ位にあり、AがNであり、CがCHで、Bおよび
Dが各CRであり、Rが水素またはC1-4 アルキルを表
し、VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリ
ールまたはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、Zが
‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐CONH
SO、‐CONR、‐CHNHSO
、‐SONHRまたは‐SONHCORを表
し、R、R、R、W、XおよびYが前記の意味を
有する、式Iの化合物である。
【0023】本発明の高度に好ましい態様は下記群の化
合物である:I)Arが基C1-4 アルキルまたはハロ
ゲンで場合により置換されたフェニルを表し、基‐X
(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、AがN
であり、CがCHで、BおよびDが各CRであり、Rが
水素またはC1-4 アルキルを表し、VがC1-4 アルキ
ル、C3-7 シクロアルキル、アリールまたはアリール‐
(C1-4 )アルキルを表し、Zが‐CO、‐テト
ラゾール‐5‐イル、‐CONHSO、‐CON
、‐CHNHSO、‐SONHR
または‐SONHCORを表し、基X‐YがC=C
を表し、Wがシアノ、C1-4 アルキル、アリール、アリ
ール‐(C1-4 )アルキル、C1-4 アルキルスルホニ
ル、C1-4 アルキルスルフィニル、C1-4 アルキルチオ
またはハロゲンを表すか、またはWはZについて示され
た意味のいずれかを有することができ、R、Rおよ
びRが前記の意味を有する、式Iの化合物II)Ar
が基C1-4 アルキルまたはハロゲンで場合により置換さ
れたフェニルを表し、基‐X(V)‐Y(Z)WがAr
環のパラ位にあり、AがNであり、CがCHで、Bお
よびDが各CRであり、Rが水素またはC1-4 アルキル
を表し、VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、
アリールまたはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、
Zが‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐CO
NHSO、‐CONR、‐CHNHSO
、‐SONHRまたは‐SONHCOR
を表し、基X‐YがCH‐CHを表し、Wが水素、C
1-4 アルキル、アリール、アリール‐(C1-4 )アルキ
ルまたはハロゲンを表すか、またはWはZについて示さ
れた意味のいずれかを有することができ、R、R
よびRが前記の意味を有する、式Iの化合物。
【0024】本発明の最も好ましい態様は:Arが基
1-4 アルキルまたはハロゲンで場合により置換された
フェニルを表し、基‐X(V)‐Y(Z)WがAr
のパラ位にあり、AがNであり、CがCHで、Bおよび
Dが各CRであり、Rが水素またはC1-4 アルキルを表
し、VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリ
ールまたはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、Zが
‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐CONH
SO、‐CONR、‐CHNHSO
、‐SONHRまたは‐SONHCORを表
し、基X‐YがCH‐CHを表し、WがC1-4 アルキ
ル、アリール、アリール‐(C1-4 )アルキルまたはハ
ロゲンを表すか、またはWはZについて示された意味の
いずれかを有することができ、R、RおよびR
前記の意味を有する、式Iの化合物である。
【0025】一部の具体例の式は、それらの製法が記載
された実施例と同一の番号とともに、以下で示されてい
る。
【0026】
【化13】
【0027】
【化14】
【0028】
【化15】
【0029】
【化16】
【0030】
【化17】
【0031】
【化18】
【0032】
【化19】
【0033】
【化20】
【0034】本発明による化合物は1以上の塩基性窒素
原子と1以上の酸水素原子を含んでおり、そのためそれ
らは有機および無機双方の酸および塩基と塩を形成する
ことができ、その塩も本発明に含まれる。これらの塩の
性質に制限はないが、但し治療目的に用いられたとき、
それらは薬学上許容されねばならず、これは当業界で周
知のように、それらが遊離化合物と比較して低い活性
(または許容されない低活性)または高い毒性(または
許容されない高毒性)を有しないことを意味する。これ
ら塩の例には無機カチオン、例えばナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウム、リチウム、アルミニウ
ム、亜鉛等との塩;薬学上許容されるアミン類、例えば
アンモニア、アルキルアミン、ヒドロキシアルキルアミ
ン、リジン、アルギニン、N‐メチルグルカミン、プロ
カイン等と形成される塩;無機酸、例えば塩酸、臭化水
素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、過塩素酸、硫酸またはリン
酸との塩;有機酸、例えばメタンスルホン酸、トリフル
オロメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、p‐トルエンスルホン酸、フマル酸、シュウ
酸またはマレイン酸との塩がある。塩は、常法で塩を作
るために、十分量の望ましい酸または塩基での式Iの化
合物の処理により製造される。遊離塩基およびそれらの
塩はある物理的性質、例えば溶解度に差異があるが、そ
れらは本発明の目的にとり等価である。
【0035】本発明による化合物は非溶媒和形と、水和
形を含めた溶媒和形で存在できる。一般的に、薬学上許
容される溶媒、例えば水、エタノール等との溶媒和形
は、本発明の目的にとり非溶媒和形と等価である。
【0036】本発明の一部の化合物は、異なるジアステ
レオマーおよび/または光学異性体として存在できる。
ジアステレオマーは慣用的技術、例えばクロマトグラフ
ィーまたは分別結晶化により分離できる。光学異性体
は、光学的に純粋な異性体を得るために、光学分割のい
ずれか慣用的な技術を用いて分割することができる。こ
のような分割は、あらゆるキラル合成中間体および一般
式Iの生成物で行える。光学分割技術では、キラル相で
のクロマトグラフィーによる分離またはジアステレオマ
ー対の形成、分割、その後に2エナンチオマーの回収を
含む。式Iの化合物(またはその中間体)のラセミ体が
酸性基を含む場合、ジアステレオマー塩は適切な有機塩
基、例えばα‐メチルベンジルアミンの光学活性体との
反応により形成できる。光学的に純粋な異性体は、鏡像
特異的合成を用いて個別に得ることもできる。本発明は
個別の異性体およびそれらの混合物(例えば、ラセミ混
合物)の双方を含むが、それは合成によるかまたはそれ
らを物理的に混合して得るかにかかわらない。更に、本
発明による化合物の一部はシス/トランス異性で存在し
てもよい。本発明には幾何異性体の各々とそれらの混合
物を含む。
【0037】式Iの化合物は、下記のスキーム1、2お
よび3に示された方法を用いて製造される。所定化合物
の製造に用いられる正確な方法は、その化学構造に応じ
て変わる。反応は、用いられる試薬および物質に適合し
かつ行われる変換に適した溶媒中で行われる。分子上に
存在する官能基が提案される化学的変換と符号しなけれ
ばならないことは、有機合成業者により理解されてい
る。これには合成工程の順序、必要な保護基および脱保
護条件に関する判断をしばしば要する。更に、式Iの化
合物のある種の群の製造に関して以下で示された方法の
一部がその群に属するある化合物の製造にも容易に適す
るとは限らず、そのときには記載された別の方法が用い
られねばならない。
【0038】スキーム1
【化21】
【0039】スキーム2
【化22】 上記式中:A、B、C、D、Ar、R、R、V、
W、X、YおよびZは前記の意味を有し、W´は基Wま
たは既知化学反応でそれに変換しうる基を表し、Z´は
基Zまたは既知化学反応でそれに変換しうる基を表し、
Lはハロゲン原子、例えば塩素または臭素を表す。
【0040】一般式Iの化合物の製造は一般式IIのケト
ンまたは一般式Xのアルデヒドから出発するが、それら
は既知化合物であるか、またはそれらが記載されていな
いならば、文献で開示されたものと類似した方法に従い
製造することができる。例えば、式IIのケトンは芳香族
ニトリルまたは酸クロリドと芳香族マグネシウム化合物
との反応により製造できる。
【0041】スキーム1で開示された方法によると、ケ
トンII(工程A)を一般式Z´‐CH‐W´の化合物
(III 、Z´およびW´は前記の意味を有する)と反応
させて、一般式VまたはVIの化合物を得る。反応は塩
基、例えばブチルリチウムまたはリチウムジイソプロピ
ルアミドの存在下、極性溶媒、例えばテトラヒドロフラ
ン中で、室温から溶媒の沸点までの温度において、6〜
96時間の反応時間をかけて行うことができる。III が
アセトニトリルを表す場合、反応は水酸化カリウムの存
在下溶媒としてアセトニトリル自体を用い、溶媒の沸点
の温度で6〜96時間の反応時間をかけて行うことがで
きる。Z´およびW´がカルボン酸から誘導される基を
表す場合、反応は酢酸アンモニウム、ピペリジンまたは
アラニンと酸、例えば酢酸の存在下、非極性溶媒、例え
ばベンゼンまたはトルエン中、溶媒の沸点の温度で6〜
96時間の反応時間をかけて行うことができる。
【0042】一般式Vの化合物は、塩基、例えば水素化
ナトリウムの存在下、極性溶媒、例えばジメトキシエタ
ン中、溶媒の沸点の温度で6〜96時間の反応時間をか
けて、一般式IIの化合物と一般式E‐F(Z´)W´の
化合物(IV、Z´およびW´は前記の意味を有し、E‐
FはPhP=C、Ph+ ‐CHまたは(RO)
PO‐CHを表し、Rはアルキル基である)とのWi
ttigまたはHorner-Emmons 反応によって得てもよい。
【0043】更に、一般式Vの化合物はDean-Stark水分
離器で適切な溶媒、例えばベンゼンまたはトルエン中、
溶媒の沸点の温度で、1当量の水を留去する上で十分な
反応時間にわたりp‐トルエンスルホン酸との処理によ
り、一般式VIの化合物(工程B)から水の脱離により得
ることもできる。一方、脱水は塩基、例えばピリジンの
存在下、室温で6〜96時間の反応時間にわたるアシル
化剤、例えば無水酢酸との処理、その後に非極性溶媒、
例えばトルエン中、溶媒の沸点の温度で30分間〜4時
間の反応時間にわたる塩基、例えば1,8‐ジアザビシ
クロ〔5.4.0〕ウンデカ‐7‐エン(DBU)との
反応により行うこともできる。
【0044】工程Cにおいて、式Vの化合物は不活性溶
媒、例えば四塩化炭素中、溶媒の沸点の温度で3〜48
時間の反応時間をかけてハロゲン化剤、例えばN‐ブロ
モスクシンイミドまたはBrと反応させ、一般式VII
の化合物を得る。工程Dにおいて、式VII の化合物は塩
基、例えば水素化ナトリウムの存在下、適切な溶媒、例
えばジメチルホルムアミド中、室温から溶媒の沸点まで
の温度で、3〜48時間の反応時間をかけて、式VIIIの
化合物(EP400974に記載された操作に従い製造
する)と反応させ、一般式IXの化合物を得る。Z´=Z
およびW´=Wの場合、こうして得られた式IXの化合物
はもう既に式Iの化合物である。X‐YがCH‐CHを
表す一般式Iの化合物は、X‐YがC=Cを表す式IXま
たはIの化合物の還元(工程E)により製造することが
できる。還元は触媒、例えば炭担持パラジウムの存在
下、適切な溶媒、例えばアルコール中、室温から溶媒の
沸点までの温度において、1〜10atm の圧力で1〜4
8時間の反応時間にわたる水素付加により、または適切
な溶媒、例えばメタノール中、室温から溶媒の沸点まで
の温度において、1〜96時間の反応時間にわたる水素
化金属、例えば水素化ホウ素ナトリウムとの反応により
行える。
【0045】基Z´およびW´から基ZおよびWへの変
換は合成のいずれかの段階でまたは最終工程(工程F)
で行える。これら変換の例は以下である:非極性溶媒、
例えばキシレンまたはトルエン中、室温から溶媒の沸点
までの温度で1〜96時間の反応時間にわたる1当量の
アジド、例えばトリブチルスズアジド(既に製造されて
いるか、またはナトリウムアジドおよびトリブチルスズ
クロリドからその場で形成される)との処理による、シ
アノ基からテトラゾール基への変換;塩基、例えばトリ
エチルアミンの存在下、極性溶媒、例えばアセトン中、
室温から溶媒の沸点までの温度で1〜24時間の反応時
間にわたる、クロロトリフェニルメタンによるテトラゾ
ール基の酸窒素原子の保護;極性溶媒、例えばジクロロ
メタン、テトラヒドロフランまたはエタノール中、室温
から溶媒の沸点までの温度で2〜96時間の反応時間に
わたる、酸、例えば塩酸またはギ酸によるトリフェニル
メチルテトラゾール基の脱保護;適切な溶媒、例えばジ
エチルエーテル中、室温から溶媒の沸点までの温度で1
〜96時間の反応時間にわたる、水素化金属、例えば水
素化リチウムアルミニウムによるシアノ基の還元から対
応アミンを得て、その後酸クロリドまたはスルホニルク
ロリドでこれを誘導する。
【0046】中間体の他の反応には、例えばX‐YがC
=Cを表しかつW=Hである中間化合物からX‐YがC
=Cを表しかつW=ハロゲンである化合物への変換があ
り、ハロゲン原子が臭素である場合に反応は適切な溶
媒、例えばジクロロメタンまたはクロロホルム中Br
との処理で行うことができ、ハロゲン原子が塩素である
場合に反応は適切な溶媒、例えば酢酸中スルフリルクロ
リドとの処理で行える。更に、X‐YがC=Cを表しか
つW=Hである中間体は、適切な溶媒、例えばテトラヒ
ドロフラン中で塩基、例えばリチウムジイソプロピルア
ミドおよび炭酸ジエチルとの処理により、X‐YがC=
Cを表しかつW=COEtである化合物に変換しても
よい。
【0047】式Iの化合物の製造に関する第二の操作は
スキーム2に開示されている。第一工程(工程A)にお
いて、一般式Xのアルデヒドは、式Vの化合物の製造に
関してスキーム1で記載された場合と類似した操作に従
い、一般式XIの化合物に変換される。
【0048】工程Bにおいて、式XIの化合物は、スキー
ム1の工程Cで記載された場合と類似した操作に従い、
式XII の化合物に変換される。次いで、式XII の化合物
は、スキーム1の工程Dに関して前記された同様の操作
に従い、式VIIIの化合物(工程C)と反応させて、一般
式XIIIの化合物を得る。
【0049】式XIIIの化合物(工程D)と式VMgHa
lのGrignard試薬(XIV 、Vは前記の意味を有し、Ha
lはハライド、好ましくはブロミドを表す)との、触媒
量のCuBrの存在下、適切な非極性溶媒、例えばベン
ゼンまたはジエチルエーテル中、0℃から溶媒の沸点ま
での温度における反応で、一般式XVの化合物を得る。Z
´=ZおよびW´=Wの場合、こうして得られた式XVの
化合物は既に式Iの化合物である。そうでなければ、そ
れは前記操作に従い基Z´および/またはW´からZお
よび/またはWへの変換により式Iの化合物に変換でき
る。
【0050】最後に、X‐YがCH‐CHを表す式XVま
たはIの化合物のアルキル化(工程E)により、X‐Y
がCH‐CRを表して、RがC1-4 アルキルまたは
アリール‐(C1-4 )アルキルを表す、一般式XVI の化
合物を得る。この変換は、不活性溶媒、例えばジメチル
ホルムアミド中、0℃から溶媒の沸点までの温度で6〜
48時間にわたり、当量の塩基、例えば水素化ナトリウ
ムおよび式R‐Tのアルキル化剤(Tは良好な脱離
基、例えば塩素、臭素またはヨウ素を表し、RはC
1-4 アルキルまたはアリール‐(C1-4 )アルキルを表
す)との処理で行われる。再び、Z´=ZおよびW´=
Wの場合、こうして得られた式XVI の化合物はもう既に
式Iの化合物である。そうでなければ、それは前記操作
に従い基Z´および/またはW´からZおよび/または
Wへの変換により式Iの化合物に変換することができ
る。
【0051】当業者によれば明らかなように、スキーム
2に示された順列において合成工程の順番を変えること
が可能である。このため、例えば、式XVまたはXVI の化
合物は下記順序:工程Dに関して前記された操作に従う
XIと式XIV のGrignard試薬との反応;得られた化合物の
工程Eで記載されたようなアルキル化(この工程は、所
望の生成物が式XVであるとき、明らかに不要である);
得られた化合物の工程Bで記載されたようなハロゲン
化;工程Cで記載されたような、得られた化合物と式VI
IIの化合物との反応を用いて、式XIの化合物から製造し
てもよい。
【0052】Wが水素、C1-4 アルキルまたはアリール
‐(C1-4 )アルキルを表す式Iの化合物の製造に関す
る第三の操作はスキーム3に示されている:
【0053】スキーム3
【化23】 上記式中:A、B、C、D、Ar、R、R、V、
Z、Z´およびLは前記の意味を有し、W* は水素、C
1-4 アルキルまたはアリール‐(C1-4 )アルキルを表
す。第一工程(工程A)において、式Vの化合物(W´
=H)は、スキーム1の工程Eに関する前記と同様の実
験条件下における水素付加で、式XVIIの化合物に変換さ
れる。
【0054】工程Bにおいて、式XVIIの化合物は不活性
溶媒、例えばテトラヒドロフラン中、室温から溶媒の沸
点までの温度で6〜48時間にわたり、当量の塩基、例
えばリチウムジイソプロピルアミドおよび式W* ‐T
(Tは良好な脱離基、例えば塩素、臭素またはヨウ素を
表し、W* はC1-4 アルキルまたはアリール‐
(C1-4)アルキルを表す)と反応させて、式XVIII の
化合物を得る。式Iの化合物でW* =Hのときこのアル
キル化工程は明らかに不要であり、式XVIII の化合物は
既に式XVIII の化合物である。式XVIII の化合物は、ス
キーム2の工程Dで前記された条件に従い、式XIの化合
物(W´=W* 、即ち水素、C1-4 アルキルまたはアリ
ール‐(C1-4 )アルキル)と式XIV のGrignard試薬と
の反応により得ることもできる。
【0055】次いで、もう1当量の塩基と式R‐Tの
アルキル化剤(Tは良好な脱離基、例えば塩素、臭素ま
たはヨウ素を表し、RはC1-4 アルキルまたはアリー
ル‐(C1-4 )アルキルを表す)によるこの化合物XVII
I のアルキル化(工程C)により、一般式XIX の化合物
を得る。式Iの化合物においてR=Hのとき、この第
二のアルキル化工程は明らかに不要である。
【0056】工程Dにおいて、式XIX の化合物は、スキ
ーム1の工程Cで前記された同様の操作に従い、式XXの
化合物に変換される。式Iの化合物においてW* =Hお
よびR=Hのとき、工程Dは化合物XVIIで直接行われ
る。次いで、この化合物XXはスキーム1の工程Dで前記
された同様の操作に従う式VIIIの化合物との反応、その
後に必要であれば前記操作を用いた基Z´から基Zへの
変換により、式Iの化合物に変換される(工程E)。
【0057】更に、式Iの化合物は1つまたは複数の工
程で式Iの他の化合物から相互変換により製造してもよ
い。このため、例えば、X‐YがCH‐CHを表し、Z
がCOOHを表し、WがC1-4 アルキルまたはアリール
‐(C1-4 )アルキルを表す式Iの化合物は、X‐Yが
CH‐CRを表し、RがC1-4 アルキルまたはアリ
ール‐(C1-4 )アルキルを表し、ZおよびWがCO
を表す式Iの化合物から、塩基、例えば水酸化カリ
ウムの存在下、極性溶媒、例えばエタノールまたはエタ
ノール‐水混合液中、溶媒の沸点の温度で4時間〜5日
間にわたる脱カルボキシル化により製造してもよい。
【0058】式Iの化合物は、有機合成の標準法を用い
て、基Zおよび/またはWから他の基Zおよび/または
Wへの変換により、式Iの他の化合物に変換してもよ
い。これら変換の例には:極性溶媒、例えばエタノール
またはエタノール‐水混合液中塩基、例えば水酸化カリ
ウムの存在下、または非極性溶媒、例えばベンゼン中ク
ラウンエーテル、例えば18‐C‐6の存在下、室温か
ら溶媒の沸点までの温度で2〜24時間の反応時間にわ
たる、カルボキシ基を得るためのエステル基の加水分
解;適切な溶媒、例えばテトラヒドロフラン中高温で
1,1´‐カルボニルジイミダゾールとの反応、その後
にこうして得られた中間体アシルイミダゾールと式NH
SOのスルホンアミドおよび塩基、例えばDB
Uとの反応による、カルボキシ基から基‐CONHSO
への変換;その場で活性化エステルを得るために
1‐ヒドロキシベンゾトリアゾールおよびジシクロヘキ
シルカルボジイミドとの反応、その後に不活性溶媒、例
えばジメチルホルムアミド中0〜60℃の温度で上記エ
ステルと式NHRのアミンとの反応による、カル
ボキシ基から基‐CONRへの変換;対応アルコ
ールおよびアミンを得るために、適切な溶媒、例えばメ
タノール中、室温から溶媒の沸点までの温度で1〜96
時間の反応時間にわたる、水素化金属、例えば水素化リ
チウムアルミニウムによるエステルまたはシアノ基の還
元と、その後に得られたアミンの酸クロリドまたはスル
ホニルクロリドによる誘導;適切な溶媒、例えばジクロ
ロメタン中メタクロロ過安息香酸との処理による、C
1-4 アルキルスルフィニル基へのC1-4アルキルチオ基
の酸化;高温で臭素化剤、例えばPBrとの処理によ
る、X‐YがCH‐CHを表す式Iの化合物における水
素原子(即ち、W=H)から臭素原子(即ち、W=B
r)への変換;適切な溶媒、例えば酢酸中、室温から溶
媒の沸点までの温度、好ましくは60〜85℃でスルフ
リルクロリドとの処理による、X‐YがC=Cを表す式
Iの化合物における水素原子(即ち、W=H)から塩素
原子(即ち、W=Cl)への変換がある。
【0059】式Iのある化合物から他への相互変換とは
別に、これらの反応が適切な中間体の製造に用いてもよ
いことは、当業者にとり明らかであろう。式Iの化合物
の塩は、例えば塩酸、硫酸、硝酸、シュウ酸、メタンス
ルホン酸または水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等と
の処理により、標準操作に従い製造される。式III 、I
V、XIV 、R‐TおよびW* ‐Tの化合物は市販また
は文献で広く記載されているか、または市販生成物から
出発して、記載された場合と類似した方法により製造す
ることができる。
【0060】アンジオテンシンIIは強力な動脈血管収縮
剤であり、それは特異的レセプターと相互作用してその
作用を発揮する。本発明で開示された化合物はアンジオ
テンシンIIレセプターの競合的拮抗剤として作用する。
インビトロおよびインビボ双方でそれらの効力を調べる
ために、本発明による化合物は下記薬理試験で試験され
た。
【0061】試験1‐アンジオテンシンIIレセプター結
合アッセイ このアッセイで用いられる膜分画はラット副腎から調製
した。その組織をpH7.5の50mMトリスHCl緩衝
液に集めたところ、濃度は20%(w/v) であり、これを
1000×rpm でホモジナイズした。ホモジネートを1
000gで10分間遠心し、上澄を更に100,000
gで1時間遠心した。次いで得られた膜ペレットをタン
パク質10mg/ml の濃度で上記緩衝液に再懸濁した。膜
懸濁液の一部100μLを使用時まで−70℃で凍結貯
蔵した。タンパク質15μgを含有した一部分は、薬物
がATまたはATレセプターサブタイプと優先的に
相互作用するかどうかを特徴付けるためにジチオスレイ
トール(1mM)と共にまたはそれなしで、pH7.5に
調整されたNaCl(120mM)、MgCl(5m
M)、0.05%牛血清アルブミンおよびトリス(50m
M)(最終濃度)含有のインキュベート緩衝液中25℃
で1時間インキュベートした。インキュベートは10nM
H‐アンジオテンシンIIの添加により開始した。全イ
ンキュベート容量は250μLであった。非特異的結合
は、0.1μM
【0062】Sar、Ile‐アンジオテンシンII
存在下のインキュベートにより測定した。試験化合物は
濃度10-10 〜10-5Mの範囲内で調べた。結合は、Mi
llipore Multiscreen 装置を用いて急速な濾過により終
わらせた。フィルターは1mMジチオスレイトール含有ま
たは非含有の対応緩衝液250μLで3回洗浄した。乾
燥フィルターをシンチレーション液3ml含有のバイアル
中にいれ、放射能をシンチレーションカウンターでカウ
ントした。IC50値(特異的結合H‐アンジオテンシ
ンIIの50%置換時の濃度)を各試験化合物について決
定した。本発明による化合物は50μM以下のIC50
を有することがわかった。
【0063】試験2‐麻酔正常血圧ラットにおけるアン
ジオテンシンII誘導性昇圧応答の阻害 雄性Sprague-Dawleyラット(体重250〜300g)を
ペントバルビタールナトリウム(60mg/kg i.p.)で麻
酔し、カテーテルを頸動脈中に埋め込んだ。カテーテル
は動脈血圧をモニターするためポリグラフにつなげた圧
力変換器に接続した。アンジオテンシンIIを左大腿動脈
から10分間毎に血管内投与した。2回のアンジオテン
シンII誘導性応答後に、試験化合物を右大腿動脈から
(2分間)注入した。1分間後、アンジオテンシンIIを
再び投与した。処置による阻害率は、アンジオテンシン
IIの3回目の投与時における動脈圧の増加を、アンジオ
テンシンIIの最初の2回の投与で得られる動脈圧の増加
の平均と比較することにより計算した。
【0064】試験3‐脊髄穿刺ラットにおけるアンジオ
テンシンII誘導性昇圧応答の阻害 雄性Sprague-Dawleyラット(体重250g)をペントバ
ルビタールナトリウム(50mg/kg i.p.)で麻酔した。
気管にカニューレ挿入し、ラットをステンレススチール
脊髄穿刺棒で眼窩から脊髄穿刺した。ラットをげっ歯動
物用ベンチレーター上に直ちにおいた(容量‐1ml/100
g 体重;速度‐74ストローク/min)。頸動脈にカニュ
ーレ挿入し、動脈血圧測定用の圧力変換器に接続した。
アンジオテンシンIIに関する用量‐昇圧応答曲線は、血
管内に累積的用量のAII(0.01〜300μg/kg)を
投与して得た。次いで、動物をAII注射の15分前に試
験化合物またはビヒクルで処置した。60mmHgの動脈圧
増加を誘導するために要するAIIの有効量を、各試験化
合物について計算した。
【0065】試験4‐覚醒腎性高血圧ラットの血圧に与
える効果 雄性Sprague-Dawleyラットをペントバルビタールナトリ
ウム(60mg/kg i.p.)で麻酔し、左腎臓動脈を完全に
結紮した。5日後、動物に試験化合物を経口投与し、血
圧を血圧計を用いて動物尾で測定した。処置で平均動脈
圧に与える効果を、コントロール群(手術されたが、腎
臓動脈は結紮されていない動物)で観察された場合と比
較した。上記方法を用いて、本発明の代表的化合物をイ
ンビボで評価したところ、50mg/kg またはもっと少い
用量で活性であることがわかった。
【0066】このように、本発明による化合物はレニン
‐アンジオテンシン系が関与する心血管系の病状、例え
ば一次または二次高血圧、腎血管性高血圧、急性および
慢性うっ血性心不全、左心室肥大、血管肥大と高眼内圧
に関連した疾患、例えば緑内障の治療に有用である。同
様に、それらは上記に一部関連した他の病状、例えば一
次および二次高アルドステロン症の管理、腎臓病因の他
の障害、例えば糖尿病性ネフロパシー、糸球体腎炎、硬
皮症、糸球体硬化症、腎不全、腎移植療法、糖尿病性網
膜症の治療と、他の血管障害、例えば片頭痛の管理にも
有益である。これらのおよび類似した障害に関する本発
明による化合物の適用は、当業者にとり明らかであろ
う。
【0067】更に、アンジオテンシンII拮抗剤は知覚障
害、例えば痴呆、アルツハイマー病、健忘症および学習
障害の治療にも有用である。開示された化合物の活性に
よると、本発明は、必要であれば賦形剤および場合によ
り他の補助剤と一緒に本発明による化合物を含んでなる
組成物を更に提供する。本発明による化合物は異なる医
薬製剤として投与でき、その正確な性質は、周知のよう
に、選択される投与経路と治療される病状の性質に依存
する。このため、経口投与用の本発明による固体組成物
には圧縮錠剤、飛散性粉末、顆粒およびカプセルがあ
る。錠剤の場合、活性成分は少くとも1種の不活性希釈
剤、例えばラクトース、デンプン、マンニトール、微結
晶セルロースまたはリン酸カルシウム;造粒および崩壊
剤、例えばコーンスターチ、ゼラチン、微結晶セルロー
スまたはポリビニルピロリドン;滑沢剤、例えばステア
リン酸マグネシウム、ステアリン酸またはタルクと混合
される。錠剤は胃腸管で崩壊と吸収を遅らせて、それに
よりもっと長時間にわたり持続的作用を発揮するよう
に、公知技術でコートしてもよい。胃溶性フィルムコー
ティングまたは腸溶性フィルムコーティング錠剤は糖、
ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロースまたはアクリ
ル系樹脂で作ることができる。持続的作用の錠剤は、退
行性浸透を示す賦形剤、例えばガラクツロン酸ポリマー
を用いて得てもよい。経口用の処方は吸収性物質、例え
ばゼラチンの硬カプセルとして供与してもよく、その場
合に活性成分は不活性固体希釈剤および滑沢剤、または
ペースト状物質、例えばエトキシル化飽和グリセリドと
混合される。軟ゼラチンカプセルも可能であり、その場
合に活性成分は水または油状媒体、例えばピーナツ油、
流動パラフィンまたはオリーブ油と混合される。
【0068】水の添加による懸濁液の調製に適した飛散
性粉末および顆粒は、分散または湿潤剤、懸濁剤、例え
ばカルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギ
ン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカント
ガム、キサンタンガム、アラビアガム、1種以上の保存
剤、例えばp‐ヒドロキシ安息香酸メチルまたはn‐プ
ロピルと混合された活性成分を供与する。それ以外の賦
形剤、例えば甘味剤、香味剤および着色剤も存在してよ
い。経口投与用の液体組成物には、常用される不活性希
釈剤、例えば蒸留水、エタノール、ソルビトール、グリ
セロールまたはプロピレングリコールを含有したエマル
ジョン、溶液、懸濁液、スプレーおよびエリキシルがあ
る。このような組成物はアジュバント、例えば湿潤剤、
懸濁剤、甘味剤、香味剤、芳香剤、保存剤および緩衝剤
も含んでいてよい。
【0069】経口投与用の他の組成物には、公知方法で
製造されるスプレー組成物がある。スプレー組成物は適
切な噴射剤を含有する。ボーラス注射または連続注入に
よる非経口投与用の、本発明による注射用製剤には、無
毒性の非経口上許容される希釈剤または溶媒中における
無菌水性または非水性溶液、懸濁液またはエマルジョン
がある。水性溶媒または懸濁媒体の例は注射用蒸留水、
リンゲル溶液および等張塩化ナトリウム溶液である。非
水性溶媒または懸濁媒体の例はプロピレングリコール、
ポリエチレングリコール、植物油、例えばオリーブ油、
またはアルコール、例えばエタノールである。これらの
組成物はアジュバント、例えば湿潤剤、保存剤、乳化剤
および分散剤も含有していてよい。それらはいずれかの
公知方法で滅菌しても、または使用直前に無菌水または
一部他の無菌注射用媒体に溶解させることができる無菌
固体組成物の形で製造してもよい。すべての成分が無菌
である場合、注射剤はそれらが無菌環境で製造されるな
らば無菌性を維持する。
【0070】本発明による化合物は、薬物の直腸投与用
の坐剤の形で投与してもよい。このような組成物は、当
業者に周知の慣用的操作に従い製造される。例えば、そ
れらは活性成分を慣用的な坐薬基剤、例えばカカオ脂ま
たは他のグリセリドと混合して製造することができる。
【0071】本発明による化合物は、他の抗高血圧剤お
よび/または利尿剤および/またはACE阻害剤および
/またはカルシウムチャンネル遮断剤および/またはカ
リウムチャンネル開放剤と組み合わせて投与することも
できる。例えば、本発明による化合物はアミロリド、ア
テノロール、ベンドロフルメチアジド、クロロタリド
ン、クロロチアジド、クロニジン、酢酸クリプテナミン
およびタンニン酸クリプテナミン、デセルピジン、ジア
ゾキシド、硫酸グアネチジン、塩酸ヒドララジン、ヒド
ロクロロチアジド、メトラゾン、酒石酸メトプロロー
ル、メチクロチアジド、メチルドーパ、塩酸メチルドー
パ、ミノキシジル、塩酸パルギリン、ポリチアジド、プ
ラゾシン、プロプラノロール、インドジャボク、レシン
ナミン、レセルピン、ナトリウムニトロプルシド、スピ
ロノラクトン、マレイン酸チモロール、トリクロルメチ
アジド、カンシル酸トリメタファン、ベンゾチアジド、
キネタゾン、チクリナファン、トリアムテレン、アセタ
ゾラミド、アミノフィリン、シクロチアゾド、エタクリ
ン酸、フロセミド、プロカイン、エタクリン酸ナトリウ
ム、カプトプリル、塩酸デラプリル、エナラプリル、エ
ナラプリラト、フォシノプリルナトリウム、リシノプリ
ル、ペントプリル、塩酸キナプリル、ラミプリル、ペリ
ンドプリル、テプロチド、ゾフェノプリルカルシウム、
ジフルニサール、ジルチアゼム、フェロジピン、ニカル
ジピン、ニフェジピン、ニルジピン、ニモジピン、ニソ
ルジピン、ニトレンジピン、アムロジピン、イスラジピ
ン、ケタンセリン、フェノルドパム、イボドパミン、ベ
ラパミル、ニコランジル、ピナシジル等のような化合
物、並びにそれらの混合物および組合せと一緒に投与で
きる。
【0072】本発明による化合物が高眼内圧の治療に用
いられる場合、それらは前記のような典型的医薬製剤の
形で投与しても、またはそれらは溶液、軟膏、ゲル等を
含めた局所眼用処方の形で投与してもよい。投与量およ
び投薬頻度は、患者の症状、年齢および体重と投与経路
に応じて変わる。一般的に、本発明による化合物は、例
えば成人の場合0.1〜500mg、好ましくは2〜15
0mgの1日量でヒト患者に経口投与され、その量は1回
でまたは何回かに分けて投与される。しかしながら、特
殊な場合には、担当医の裁量に応じて、その広い範囲以
外の用量が要求されるかもしれない。
【0073】局所投与用の医薬処方は、典型的には約
0.1〜15重量%の式Iの化合物を含有する。この眼
用製剤は眼科上許容される賦形剤を含んでいるべきであ
る。以下は錠剤、カプセル、シロップおよび注射剤に関
する一部の代表的製剤である。それらは標準操作に従い
製造でき、それらはレニン‐アンジオテンシン系、例え
ば高血圧、うっ血性心不全および高眼内圧の調節に関連
した疾患の治療に有用である。
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【実施例】下記例は本発明を説明するものであるが、そ
の範囲を限定するものではない。 参考例1 3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐フェニル‐2‐プロ
ペン酸エチル 氷浴で冷却されたジメトキシエタン112.5ml中55
%水素化ナトリウム3.33g(0.075mol)の溶液
にホスホノ酢酸トリエチル15.15ml(0.075mo
l)をアルゴン下でゆっくりと加えた。添加終了後、得ら
れた混合液を室温で30分間攪拌した。次いで4‐メチ
ルベンゾフェノン15g(0.075mol)を加え、混合
液を還流下で4日間攪拌した。水を加え、得られた溶液
をジエチルエーテルで抽出した。有機相を乾燥し、溶媒
を除去して粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグ
ラフィー(ヘキサン‐CHCl)により精製して、
シス/トランス異性体の混合物としてこの例の標題化合
物21.4gを得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.08(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),1.13(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),2.32(s,0.5×3H,CH),2.3
7(s,0.5×3H,CH),4.03(q,J=
7Hz,0.5×2H,CH),4.05(q,J=
7Hz,0.5×2H,CH),6.31(s,0.
5×1H,CH=),6.34(s,0.5×1H,C
H=),7.24(m,9H,Ar)
【0079】参考例2 〔3‐(4‐ブロモメチルフェニル)〕‐3‐フェニル
‐2‐プロペン酸エチル四塩化炭素214ml中参考例1
で得られた生成物10g(37.6mmol)の溶液にN‐
ブロモスクシンイミド(NBS)6.8g(38.3mm
ol)および過酸化ベンゾイル0.64g(2.6mmol)
を加え、得られた混合液を還流下で5時間攪拌した。得
られた溶液を冷却させ、形成されたイミドを濾過し、四
塩化炭素で洗浄した。濾液を蒸発させて、この例の標題
化合物13gを得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.10(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),1.12(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),4.05(q,J=7Hz,0.5×2H,CH
),4.47(s,0.5×2H,CH),4.5
2(s,0.5×2H,CH),6.37(s,1
H,CH=),7.24(m,9H,Ar)
【0080】参考例3 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐(2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐フェニルビニル)フェニル〕メチル〕‐2‐
エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン氷浴で
冷却された無水ジメチルホルムアミド90ml中50%水
素化ナトリウム2.2g(46.4mmol)の懸濁液に、
アルゴン下で、(EP400974に記載された操作に
従い得られた)5,7‐ジメチル‐2‐エチルイミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン5.4g(31mmol)と、最後
に参考例2で得られた化合物13g(38mmol)を滴下
した。添加終了後、反応混合液を室温で一夜攪拌した。
水を加え、溶媒を除去した。残渣を酢酸エチルに溶解
し、塩水で洗浄した。有機相を乾燥し、溶媒を除去し
て、粗生成物17gを得た。これをシリカゲルクロマト
グラフィー(極性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチ
ル混合液)に付して、この例の標題化合物9.4gを得
た(収率:69%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.08(t,J=7Hz,3H,CH),
1.32(t,J=7Hz,0.5×3H,CH),
1.33(t,J=7Hz,0.5×3H,CH),
2.57(s,0.5×3H,CH),2.59
(s,0.5×3H,CH),2.62(s,3H,
CH),2.79(q,J=7Hz,2H,C
),4.03(q,J=7Hz,2H,CH),
4.43(s,0.5×2H,CH),4.49
(s,0.5×2H,CH),6.31(s,1H,
CH=),6.88(s,1H,Pyr),7.24
(m,9H,Ar)
【0081】参考例4 3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐フェニル‐2‐プロ
ペノニトリル アセトニトリル70ml中KOH6.5g(0.114mo
l)の溶液に、アルゴン下で、アセトニトリル(45ml)
中4‐メチルベンゾフェノン(22.5g,0.114
mol)の溶液を滴下した、滴下終了後、反応混合液を還流
下で一夜加熱した。次いでそれを冷却させ、氷中に注
ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機相を乾燥し、溶媒
を除去して、粗生成物30gを得、これをシリカゲルク
ロマトグラフィー(極性を増加させていくヘキサン‐酢
酸エチル混合液)に付して、所望の生成物19.5gを
得た(収率:78%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.35(s,3H,CH),5.64(s,
1H,CH=),7.29(m,9H,Ar)
【0082】参考例5 5‐〔2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐フェニルビニ
ル〕テトラゾール トルエン195ml中参考例4で得られた化合物19.3
g(88mmol)の溶液にアルゴン下でトリブチルスズク
ロリド26ml(96.15mmol)およびナトリウムアジ
ド5.8g(88mmol)を加えた。還流下で4日間加熱
後、それを室温まで冷却し、1N NaOHで抽出し
た。水を加え、得られた溶液をエーテルで洗浄し、6N
KClで酸性化した。次いでそれをエーテルで抽出し
たところ、白色固体物が沈殿し、これを濾取して乾燥さ
せた。有機相を乾燥し、溶媒を除去して、更に固体物を
得た。全部で、この例の標題化合物13gを白色固体物
として得た(収率:52%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.38(s,0.5×3H,CH),2.4
0(s,0.5×3H,CH),6.92(s,1
H,CH=),7.20(m,10H,Ar+NH)
【0083】参考例6 5‐〔2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐フェニルビニ
ル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾール アセトン130ml中参考例5で得られた化合物13g
(49.5mmol)の懸濁液にトリエチルアミン5.3ml
(52.2mmol)を加えた。次いでトリフェニルクロロ
メタン13.4g(52.2mmol)を加え、混合液を室
温で48時間攪拌した。溶媒の除去後、残渣を水とジク
ロロメタンに分配し、水相をジクロロメタンで再抽出し
た。合わせた有機相を乾燥し、溶媒を除去して、粗生成
物を得た。これをジエチルエーテルからの結晶化で精製
し、白色固体物としてこの例の標題化合物17.8gを
得た(収率:71%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.31(s,0.5×3H,CH),2.3
4(s,0.5×3H,CH),6.80‐7.40
(m,25H,Ar)
【0084】参考例7 5‐〔2‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐2‐フェニ
ルビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾール 参考例2に記載された操作に従い、但し参考例6で得ら
れた化合物から出発して、この例の標題化合物を黄色固
体物として得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.39(s,0.5×2H,CH),4.4
5(s,0.5×2H,CH),6.80‐7.40
(m,25H,Ar)
【0085】参考例8 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔1‐フェニル‐2‐
(N‐トリフェニルメチルテトラゾール‐5‐イル)ビ
ニル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダ
ゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例2で得ら
れた化合物の代わりに参考例7で得られた化合物を用い
て、この例の標題化合物をシス/トランス異性体の混合
物として得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(酢
酸エチル‐ヘキサン)により分離して、低極性側の異性
体(A、収率:25%)と高極性側の異性体(B、収
率:21%)を得た。異性体A: H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.23(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.59(s,3H,CH),2.64
(s,3H,CH),2.70(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.38(s,2H,CH),
6.8‐7.4(m,26H,Ar)異性体B: H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.30(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.78(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.44(s,2H,CH),
6.8‐7.4(m,26H,Ar)
【0086】参考例9 (4‐メチルフェニル)フェニルメチリデンマロノニト
リル −78℃に冷却された乾燥テトラヒドロフラン11.3
ml中ジイソプロピルアミン0.85ml(6mmol)の溶液
にBuLi3.5ml(5.6mmol)を加え、得られた混
合液を10分間攪拌した。次いでテトラヒドロフラン
1.7mlに溶解されたマロノニトリル0.34g(5.
1mmol)を慎重に加え、得られた混合液を更に30分間
攪拌した。最後に、テトラヒドロフラン1.7ml中4‐
メチルベンゾフェノン1g(5.1mmol)を加えた。混
合液を室温まで加温し、その後それを還流下で2日間加
熱した。酢酸エチルを加え、得られた溶液を水洗した。
水相を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機相を乾燥し、
溶媒を除去して、赤色状油状物として所望の生成物1.
3gを得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.43(s,3H,CH),7.2‐7.9
(m,9H,Ar)
【0087】参考例10 5‐〔1‐シアノ‐2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐
フェニルビニル〕テトラゾール 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例9で得られた化合物から出発して、この例の標題化
合物をシスおよびトランス異性体の混合物として得た
(収率:66%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.98(s,3H,CH),7.5‐8.1
(m,10H,Ar+NH)
【0088】参考例11 5‐〔1‐シアノ‐2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐
フェニルビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾー
ル 参考例6に記載された操作に従い、但し参考例10で得
られた化合物から出発して粗生成物を得、これをシリカ
ゲルクロマトグラフィー(ヘキサン‐酢酸エチル、20
%)に付して、この例の標題化合物をシスおよびトラン
ス異性体の混合物として得た(収率:59%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.27(s,0.5×3H,CH),2.3
9(s,0.5×3H,CH),6.8‐7.5
(m,24H,Ar)
【0089】参考例12 5‐〔2‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐1‐シアノ
‐2‐フェニルビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテト
ラゾール 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例11で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物をシスおよびトランス異性体の混合物として得た
(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.34(s,0.5×2H,CH),4.4
9(s,0.5×2H,CH),6.7‐7.7
(m,24H,Ar)
【0090】参考例13 3‐〔〔4‐〔2‐シアノ‐1‐フェニル‐2‐(N‐
トリフェニルメチルテトラゾール‐5‐イル)ビニル〕
フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐
3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例12で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物をシス
およびトランス異性体の混合物として得た(収率:35
%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.21(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.70(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.35(s,0.5×2H,C
),5.49(s,0.5×2H,CH),6.
7‐7.6(m,25H,Ar)
【0091】参考例14 2‐(4‐メチルベンゾイル)ピリジン 250mlフラスコにマグネシウム屑1.425g(5
8.5mmol)、無水エーテル35mlおよびヨウ素結晶を
いれた。次いでエーテル70mlに溶解された4‐ブロモ
トルエン10g(58.8mmol)を滴下した。添加終了
後、得られた混合液を還流下で30分間加熱した。次い
で無水テトラヒドロフラン35ml中2‐シアノピリジン
6g(58.5mmol)の溶液を滴下し、反応混合液を室
温で一夜攪拌した。得られた混合液を1N HCl中に
注ぎ、酢酸エチルで数回抽出した。有機相を乾燥し、溶
媒を除去して粗生成物を得、これをシリカゲルクロマト
グラフィー(極性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチ
ル混合液)に付して、所望の生成物7.2gを得た(収
率:62%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.39(s,3H,CH),7.1‐7.5
(m,3H,Ar),7.7‐8.1(m,4H,A
r),8.68(d,J=4Hz,1H,Pyr) 参考例15
【0092】3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐(2‐
ピリジル)プロペノニトリル 参考例4に記載された操作に従い、但し4‐メチルベン
ゾフェノンの代わりに参考例14で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を異性体の混合物として得た
(収率:15%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.42(s,3H,CH),6.62(s,
1H,CH=),7.0‐8.0(m,7H,Ar),
8.67(d,J=3.2Hz,1H,Pyr)
【0093】参考例16 5‐〔2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐(2‐ピリジ
ル)ビニル〕テトラゾール 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例15で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:70%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.48(s,3H,CH),7.0‐7.7
(m,8H,Ar+NH),8.05(s,1H,CH
=),8.68(d,J=4Hz,1H,Pyr)
【0094】参考例17 5‐〔2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐(2‐ピリジ
ル)ビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾール 参考例6に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例16で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:90%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.32(s,3H,CH),6.7‐7.6
(m,23H,Ar+CH=),8.64(d,J=4
Hz,1H,Pyr)
【0095】参考例18 5‐〔2‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐2‐(2‐
ピリジル)ビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾ
ール 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例17で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:93%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.42(s,2H,CH),6.7‐7.6
(m,22H,Ar),8.00(s,1H,CH
=),8.66(d,J=4Hz,1H,Pyr)
【0096】参考例19 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐
(2‐ピリジル)‐2‐(N‐トリフェニルメチルテト
ラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐3
H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例18で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:32%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.24(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.59(s,3H,CH),2.64
(s,3H,CH),2.71(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.41(s,2H,CH),
6.7‐7.6(m,23H,Ar),8.00(s,
1H,CH=),8.62(d,J=4Hz,1H,P
yr)
【0097】参考例20 3‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐3‐(4‐メチルフェニ
ル)‐3‐フェニルプロピオニトリル 参考例9に記載された場合と同様の操作に従い、但しマ
ロノニトリルの代わりにプロピオニトリルを用いて、こ
の例の標題化合物を得た(収率:97%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.21(dd,J=8Hz,J=1.6Hz,
3H,CH),2.29(s,3H,CH),3.
65(q,J=8Hz,1H,CH),6.23(s,
1H,OH),7.0‐7.6(m,9H,Ar)
【0098】参考例21 2‐メチル‐3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐フェニ
ル‐2‐プロペノニトリル トルエン中参考例20で得られた化合物1g(4mmol)
の溶液に1さじ程度のp‐トルエンスルホン酸を加え、
混合液をDean-Stark水分離器を用いて還流下で2時間攪
拌した。溶媒を除去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、水
洗した。有機相を乾燥し、溶媒を除去して、所望の生成
物0.8gを得た(収率:86%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.02(s,3H,CH),2.32(s,
3H,CH),6.9‐7.4(m,9H,Ar)
【0099】参考例22 5‐〔1‐メチル‐2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐
フェニルビニル〕テトラゾール 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例21で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:68%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.37(s,3H,CH),2.39(s,
3H,CH),7.0‐7.5(m,10H,Ar+
NH)
【0100】参考例23 5‐〔1‐メチル‐2‐(4‐メチルフェニル)‐2‐
フェニルビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾー
ル 参考例6に記載された操作に従い、但し参考例22で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:80%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.19(s,0.5×3H,CH),2.2
5(s,0.5×3H,CH),2.28(s,0.
5×3H,CH),2.34(s,0.5×3H,C
),6.7‐7.5(m,24H,Ar)
【0101】参考例24 5‐〔2‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐1‐メチル
‐2‐フェニルビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテト
ラゾール 参考例2に記載された操作に従い、但し参考例23で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.26(s,0.5×3H,CH),2.3
5(s,0.5×3H,CH),4.52(s,0.
5×2H,CH),4.55(s,0.5×2H,C
),6.7‐7.5(m,24H,Ar)
【0102】参考例25 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐メ
チル‐1‐フェニル‐2‐(N‐トリフェニルメチルテ
トラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐
3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例2で得ら
れた化合物の代わりに参考例24で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:49%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.26(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.24(s,0.5×3H,CH),2.
34(s,0.5×3H,CH),2.42(s,3
H,CH),2.48(s,3H,CH),2.7
8(q,J=7.5Hz,2H,CH),5.33
(s,0.5×2H,CH),5.35(s,0.5
×2H,CH),6.5‐7.6(m,25H,A
r)
【0103】参考例26 2,3‐ジフェニル‐3‐(4‐メチルフェニル)‐2
‐プロペノニトリル 参考例9に記載された場合と同様の操作に従い、但しマ
ロノニトリルの代わりに2‐フェニルアセトニトリルを
用いて、この例の標題化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.28(s,0.5×3H,CH),2.3
9(s,0.5×3H,CH),6.9‐7.4
(m,14H,Ar)
【0104】参考例27 5‐〔1,2‐ジフェニル‐2‐(4‐メチルフェニ
ル)ビニル〕テトラゾール 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例26で得られた化合物から出発して粗生成物を得、
これをシリカゲルクロマトグラフィー(極性を増加させ
ていくヘキサン‐酢酸エチル混合液)に付して、所望の
生成物2.56gを得た(収率:40%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.25(s,0.5×3H,CH),2.3
5(s,0.5×3H,CH),6.9‐7.4
(m,15H,Ar+NH)
【0105】参考例28 5‐〔1,2‐ジフェニル‐2‐(4‐メチルフェニ
ル)ビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾール 参考例6に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例27で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.20(s,0.5×3H,CH),2.2
6(s,0.5×3H,CH),6.8‐7.4
(m,29H,Ar)
【0106】参考例29 5‐〔2‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐1,2‐ジ
フェニルビニル〕‐N‐トリフェニルメチルテトラゾー
ル 参考例2に記載された操作に従い、但し参考例28で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.36(s,0.5×2H,CH),4.4
0(s,0.5×2H,CH),6.9‐7.4
(m,29H,Ar)
【0107】参考例30 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔1,2‐ジフェニル
‐2‐(N‐トリフェニルメチルテトラゾール‐5‐イ
ル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐
イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例2で得ら
れた化合物の代わりに参考例29で得られた化合物から
出発して、この例の標題化合物をシス/トランス異性体
の混合物として得、これをシリカゲルクロマトグラフィ
ー(極性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチル混合
液)により分離して、低極性側の異性体(A、収率:2
1%)と高極性側の異性体(B、収率:24%)を得
た。 異性体A: H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.20(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.70(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.34(s,2H,CH),
6.7‐7.4(m,30H,Ar) 異性体B: H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.23(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.69
(s,3H,CH),2.71(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.35(s,2H,CH),
6.7‐7.4(m,30H,Ar)
【0108】参考例31 2‐エトキシカルボニル‐3‐(4‐メチルフェニル)
‐3‐フェニル‐2‐プロペノニトリル 4‐メチルベンゾフェノン10g(51mmol)、シアノ
酢酸エチル4.9ml(46mmol)、酢酸アンモニウム
0.72g(9.3mmol)、酢酸2.2ml(37mmol)
およびベンゼン8mlの混合液をDean-Stark水分離器を用
いて還流下で18時間加熱した。次いで酢酸1.1mlお
よび酢酸アンモニウム0.35gを加え、混合液を更に
24時間加熱した。溶媒を除去し、残渣をクロロホルム
に溶解し、水洗した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を除去して、粗生成物を得た。これをシリカゲ
ルクロマトグラフィー(極性を増加させていくヘキサン
‐酢酸エチル混合液)に付して、無色油状物としてこの
例の標題化合物10gを得た(収率:67%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.10(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),1.15(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),2.36(s,3H,CH),4.10(q,
J=7Hz,0.5×2H,CH),4.15(q,
J=7Hz,0.5×2H,CH),7.0‐7.5
(m,9H,Ar)
【0109】参考例32 3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐2‐エトキシカル
ボニル‐3‐フェニル‐2‐プロペノニトリル 参考例2に記載された操作に従い、但し参考例1で得ら
れた化合物の代わりに参考例31で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.15(t,J=7Hz,3H,CH),
4.15(q,J=7Hz,2H,CH),4.46
(s,2H,CH),7.0‐7.6(m,9H,A
r)
【0110】参考例33 3‐〔〔4‐(2‐シアノ‐2‐エトキシカルボニル‐
1‐フェニルビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジ
メチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピ
リジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例2で得ら
れた化合物の代わりに参考例32で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:75%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.12(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.31(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.80(q,J=7.5H
z,2H,CH),4.13(q,J=7.5Hz,
2H,CH),5.48(s,2H,CH),6.
89(s,1H,CH=),7.0‐7.5(m,10
H,Ar)
【0111】参考例34 4‐トルオイルトリフルオロメチルベンゼン 参考例14に記載された操作に従い、但し2‐シアノピ
リジンの代わりに4‐トリフルオロメチルベンゾニトリ
ルを用いて、この例の標題化合物を得た(収率:49
%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.44(s,3H,CH),7.1‐8.0
(m,8H,Ar)
【0112】参考例35 3‐ヒドロキシ‐3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐
(4‐トリフルオロメチルフェニル)プロピオニトリル 参考例9に記載された操作に従い、但し4‐メチルベン
ゾフェノンの代わりに参考例34で得られた化合物およ
びマロノニトリルの代わりにアセトニトリルを用いて、
この例の標題化合物を得た(収率:79%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.31(s,3H,CH),3.20(s,
2H,CH),3.49(s,1H,OH),7.1
9(s,4H,Ar),7.53(s,4H,Ar)
【0113】参考例36 3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐(4‐トリフルオロ
メチルフェニル)プロペノニトリル ジクロロメタン54ml中参考例35で得られた化合物6
g(20mmol)、無水酢酸19ml(0.2mol)および4
‐ジメチルアミノピリジン0.85g(7mmol)の溶液
を室温で18時間攪拌した。得られた混合液を飽和水性
NaHCO中に注ぎ、各層を分離した。水相をジクロ
ロメタンで抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、溶媒を除去して、粗生成物6.7gを得
た。この粗生成物をトルエン57mlに溶解し、DBU
7.4ml(49mmol)を加え、反応混合液を還流下で1
時間加熱した。それを冷却し、1N HClで洗浄し
た。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を除去し
て粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー
(極性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチル混合液)
に付して、無色油状物としてこの例の標題化合物3.7
3gを得た(収率:65%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.36(s,3H,CH),5.70(s,
0.5×1H,CH=),5.80(s,0.5×1
H,CH=),7.10‐7.80(m,8H,Ar)
【0114】参考例37 3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐3‐(4‐トリフ
ルオロメチルフェニル)プロペノニトリル 参考例2に記載された操作に従い、但し参考例1で得ら
れた化合物の代わりに参考例36で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.46(s,0.5×2H,CH),4.5
0(s,0.5×2H,CH),5.76(s,0.
5×1H,CH=),5.83(s,0.5×1H,C
H=),7.10‐7.80(m,8H,Ar)
【0115】参考例38 3‐〔〔4‐〔2‐シアノ‐1‐(4‐トリフルオロメ
チルフェニル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐
ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕
ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例2で得ら
れた化合物の代わりに参考例37で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:76%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.33(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.80(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.47(s,0.5×2H,C
),5.50(s,0.5×2H,CH),5.
74(s,0.5×1H,CH=),5.79(s,
0.5×1H,CH=),6.89(s,1H,Py
r),7.1‐7.7(m,8H,Ar)
【0116】参考例39 3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐3‐フェニルプロ
ペノニトリル 参考例2に記載された操作に従い、但し参考例1で得ら
れた化合物の代わりに参考例4で得られた化合物を用い
て、この例の標題化合物を得た(収率:定量) 。H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.45(s,0.5×2H,CH),4.5
0(s,0.5×2H,CH),5.71(s,1
H,CH=),7.10‐7.80(m,9H,Ar)
【0117】参考例40 3‐〔〔4‐(2‐シアノ‐1‐フェニルビニル)フェ
ニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H
‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例2で得ら
れた化合物の代わりに参考例39で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:52%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.33(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.58(s,0.5×3H,CH),2.
59(s,0.5×3H,CH),2.62(s,3
H,CH),2.79(q,J=7.5Hz,0.5
×2H,CH),2.83(q,J=7.5Hz,
0.5×2H,CH),5.47(s,0.5×2
H,CH),5.51(s,0.5×2H,C
),5.70(s,1H,CH=),6.90
(s,1H,Pyr),7.1‐7.7(m,9H,A
r)
【0118】参考例41 3‐〔〔4‐(2‐シアノ‐1‐フェニルエチル)フェ
ニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H
‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン ピリジン6.6mlおよびメタノール2.2ml中参考例4
0で得られた化合物1.2g(3mmol)の溶液に水素化
ホウ素ナトリウム0.57g(15mmol)をゆっくり加
え、混合液を還流下で24時間加熱した。得られた混合
液を10%HCl中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有
機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を除去して、粗
生成物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー
(極性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチル混合液)
に付して、無色油状物としてこの例の標題化合物0.8
0gを得た(収率:68%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.28(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.56(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),2.95(d,J=8Hz,2
H,CH),4.30(t,J=8Hz,1H,C
H),5.48(s,2H,CH),6.86(s,
1H,Pyr),7.1‐7.4(m,9H,Ar)
【0119】参考例42 3‐〔〔4‐〔2‐シアノ‐1‐(4‐トリフルオロメ
チルフェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐
ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕
ピリジン 参考例41に記載された操作に従い、但し参考例40で
得られた化合物の代わりに参考例38で得られた化合物
を用いて、この例の標題化合物を得た(収率:47
%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.29(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.56(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.78(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.00(d,J=8Hz,2
H,CH),4.40(t,J=8Hz,1H,C
H),5.43(s,2H,CH),6.89(s,
1H,Pyr),7.1‐7.7(m,8H,Ar)
【0120】参考例43 3‐(3‐メチルフェニル)‐3‐フェニル‐2‐プロ
ペノニトリル 参考例4に記載された操作に従い、但し4‐メチルベン
ゾフェノンの代わりに3‐メチルベンゾフェノンを用い
て、この例の標題化合物を得た(収率:75%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.35(s,3H,CH),5.67(s,
1H,CH=),7.29(m,9H,Ar)
【0121】参考例44 3‐(3‐ブロモメチルフェニル)‐3‐フェニル‐2
‐プロペノニトリル 参考例2に記載された操作に従い、但し参考例1で得ら
れた化合物の代わりに参考例43で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.44(s,0.5×2H,CH),4.4
9(s,0.5×2H,CH),5.74(s,1
H,CH=),7.10‐7.80(m,9H,Ar)
【0122】参考例45 3‐〔〔3‐(2‐シアノ‐1‐フェニルビニル)フェ
ニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H
‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例2で得ら
れた化合物の代わりに参考例44で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を得た(収率:52%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.33(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.54(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.79(q,J=7.5H
z,0.5×2H,CH),2.83(q,J=7.
5Hz,0.5×2H,CH),5.41(s,0.
5×2H,CH),5.47(s,0.5×2H,C
),5.65(s,0.5×1H,CH=),5.
72(s,0.5×1H,CH=),6.90(s,1
H,Pyr),7.1‐7.7(m,9H,Ar)
【0123】参考例46 3‐〔〔4‐(2‐シアノ‐2‐ヒドロキシメチル‐1
‐フェニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメ
チル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリ
ジン 参考例33で得られた生成物1.0g(2.1mmol)、
水素化ホウ素ナトリウム0.165g(4.2mmol)お
よびエタノール10mlの混合液を室温で18時間攪拌し
た。次いで水3mlを加え、溶媒を除去した。残渣を酢酸
エチルで抽出した。有機溶液を硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を除去して粗生成物を得、これをシリカゲルク
ロマトグラフィー(極性を増加させていくヘキサン‐酢
酸エチル混合液)に付して、早く溶出する分画(異性体
A、収率:33%)と高極性側分画(異性体B、収率:
26%)を得た。 異性体A: H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.24(t,J=7Hz,3H,CH),
2.55(s,3H,CH),2.59(s,3H,
CH),2.73(q,J=7Hz,2H,C
),3.40(m,1H,CH),3.63(m,
2H,CH),4.29(d,J=8Hz,1H,C
H),5.40(s,2H,CH),6.8‐7.3
(m,11H,Ar+OH) 異性体B: H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.24(t,J=7Hz,3H,CH),
2.55(s,3H,CH),2.59(s,3H,
CH),2.73(q,J=7Hz,2H,C
),3.40(m,1H,CH),3.60(m,
2H,CH),4.29(d,J=8Hz,1H,C
H),5.39(s,2H,CH),6.8‐7.3
(m,11H,Ar+OH)
【0124】参考例47 3‐(4‐メチルフェニル)‐2‐メチルチオ‐3‐フ
ェニル‐2‐プロペノニトリル 参考例9に記載された操作に従い、但しマロノニトリル
の代わりにメチルチオアセトニトリルを用いて、この例
の標題化合物を得た(収率:97%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.38(s,3H,CH),2.48(s,
3H,CH),6.9‐7.4(m,9H,Ar)
【0125】参考例48 2‐ブロモ‐3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐フェニ
ル‐2‐プロペノニトリル クロロホルム14ml中参考例4で得られた化合物3.5
g(16.1mmol)の溶液にBr0.84ml(16.
1mmol)を加え、混合液を還流下で1時間攪拌した。溶
媒の除去後、所望の生成物4.472gを得た(収率:
94%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.38(s,3H,CH),7.1‐7.5
(m,9H,Ar)
【0126】参考例49 2‐ブロモ‐3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐3‐
フェニル‐2‐プロペノニトリル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例48で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):4.47(s,0.5×2H,CH),4.4
8(s,0.5×2H,CH),7.2‐7.6
(m,9H,Ar)
【0127】参考例50 3‐〔〔4‐(2‐ブロモ‐2‐シアノ‐1‐フェニル
ビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐
エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン参考例
3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参考例4
9で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
を得た(収率:50%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.30(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.58(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.78(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.47(s,2H,CH),
6.89(s,1H,Pyr),7.0‐7.5(m,
9H,Ar)
【0128】参考例51 2‐ブロモ‐3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐フェニ
ル‐2‐プロペン酸エチル 参考例48に記載された場合と同様の操作に従い、但し
参考例1で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.96(t,J=7.1Hz,0.5×3H,
CH),1.02(t,J=7.1Hz,0.5×3
H,CH),2.32(s,0.5×3H,C
),2.36(s,0.5×3H,CH),4.
02(q,J=7.1Hz,0.5×2H,CH),
4.06(q,J=7.1Hz,0.5×2H,C
),7.0‐7.5(m,9H,Ar)
【0129】参考例52 2‐ブロモ‐3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐3‐
フェニル‐2‐プロペン酸エチル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例51で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.97(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),0.99(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),4.04(q,J=7Hz,2H,CH),
4.44(s,0.5×2H,CH),4.48
(s,0.5×2H,CH),7.0‐7.6(m,
9H,Ar)
【0130】参考例53 3‐〔〔4‐(2‐クロロ‐2‐シアノ‐1‐フェニル
ビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐
エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 酢酸1.76ml中参考例40で得られた化合物0.4g
(1mmol)の溶液にスルフリルクロリド0.088ml
(1.08mmol)を加え、反応混合液を60〜85℃で
1時間加熱した。次いでそれを室温まで冷却し、炭酸水
素ナトリウムの冷溶液中に注いだ。混合液を酢酸エチル
で抽出し、有機相を乾燥し、溶媒を除去して粗生成物を
得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(極性を増加
させていく酢酸エチル‐ヘキサン混合液)により精製し
て、この例の標題化合物を得た(収率:82%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.31(t,J=7.4Hz,3H,C
),2.58(s,3H,CH),2.63
(s,3H,CH),2.79(q,J=7.4H
z,2H,CH),5.47(s,2H,CH),
6.89(s,1H,Pyr),7.0‐7.5(m,
9H,Ar)
【0131】参考例54‐59 参考例14に記載された場合と同様の操作に従い、但し
2‐シアノピリジンの代わりに適切なニトリルを用い
て、下記表で示された化合物を製造した:
【化24】 例No. V H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TMS) 54 2‐フルオロ 2.42(s,3H,CH),7.0‐7.8 フェニル (m,8H,Ar) 55 2‐チエニル 2.42(s,3H,CH),7.0‐7.4(m, 3H,Ar),7.5‐7.8(m,4H,Ar) 56 2‐クロロ 2.42(s,3H,CH),7.1‐7.8 フェニル (m,8H,Ar) 57 4‐メトキシ 2.43(s,3H,CH),3.88(s, フェニル 3H,CH),6.95(d,J=8.8Hz, 2H,Ar),7.26(d,J=8Hz,2H, Ar),7.68(d,J=8Hz,2H,Ar), 7.81(d,J=8.8Hz,2H,Ar) 58 4‐ピリジル 2.44(s,3H,CH),7.2‐7.8 (m,6H,Ar),8.82(m,2H,Pyr) 59 2,4‐ジフル 2.39(s,3H,CH), オロフェニル 6.7‐7.8(m,7H,Ar)
【0132】参考例60‐64 参考例4に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例54‐58で得られた化合物から出発して、下記表
で示された化合物を製造した:
【化25】 例No. V H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TMS) 60 2‐フルオロ 2.34(s,0.7×3H,CH),2.37 フェニル (s,0.3×3H,CH),5.71(s, 0.3×1H,CH=),5.89(s,0.7× 1H,CH=),6.9‐7.5(m,8H,Ar) 61 2‐チエニル 2.36(s,0.5×3H,CH),2.41 (s,0.5×3H,CH),5.36(s, 0.5×1H,CH=),5.69(s,0.5× 1H,CH=),6.9‐7.9(m,7H,Ar) 62 2‐クロロ 2.46(s,3H,CH),5.34(s, フェニル 1H,CH=),6.7‐7.2(m,8H,Ar) 63 4‐メトキシ 2.38(s,0.5×3H,CH),2.40 フェニル (s,0.5×3H,CH),3.82(s, 0.5×3H,CH),3.85(s,0.5× 3H,CH),5.57(s,0.5×1H, CH=),5.60(s,0.5×1H,CH=), 6.8‐7.5(m,8H,Ar) 64 4‐ピリジル 2.37(s,0.5×3H,CH),2.42 (s,0.5×3H,CH),5.77(s, 0.5×1H,CH=),5.84(s,0.5× 1H,CH=),7.0‐7.4(m,6H,Ar) 8.65(m,2H,Pyr)
【0133】参考例65‐69 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例60‐64で得られた化合物から出発して、下記表
で示された化合物を製造した:
【化26】 例No. V H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TMS) 65 2‐フルオロ 4.45(s,0.3×2H,CH),4.47 フェニル (s,0.7×2H,CH),5.79(s, 0.3×1H,CH=),5.91(s,0.7× 1H,CH=),7.0‐7.6(m,8H,Ar) 66 2‐チエニル 4.53(s,2H,CH),5.42(s, 0.5×1H,CH=),5.80(s,0.5× 1H,CH=),7.0‐8.2(m,7H,Ar) 67 2‐クロロ 4.45(s,2H,CH),6.01(s, フェニル 1H,CH=),7.0‐7.6(m,8H,Ar) 68 4‐メトキシ 3.83(s,0.5×3H,CH),3.85 フェニル (s,0.5×3H,CH),4.49(s, 0.5×2H,CH),4.52(s,0.5× 2H,CH),5.67(s,0.5×1H, CH=),5.69(s,0.5×1H,CH=), 6.8‐7.8(m,8H,Ar) 69 4‐ピリジル 4.46(s,0.5×2H,CH),4.52 (s,0.5×2H,CH),6.40(s, 0.5×1H,CH=),6.43(s,0.5× 1H,CH=),7.1‐7.6(m,6H,Ar) 8.5‐8.9(m,2H,Pyr)
【0134】参考例70‐74 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例65‐69で得られた化合物から出発して、下記表
で示された化合物を製造した:
【化27】
【0135】例No. V H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TMS) 70* 2‐フルオロ 異性体A:1.31(t,J=7.5Hz,3H, フェニル CH),2.58(s,3H,CH),2.62 (s,3H,CH),2.80(q,J=7.5Hz 2H,CH),5.49(s,2H,CH), 5.77(s,1H,CH=),6.88(s,1H, Pyr),7.0‐7.5(m,8H,Ar) 異性体B:1.30(t,J=7.5Hz,3H, CH),2.56(s,3H,CH),2.62 (s,3H,CH),2.76(q,J=7.5Hz, 2H,CH),5.46(s,2H,CH), 5.90(s,1H,CH=),6.88(s,1H, Pyr),7.0‐7.5(m,8H,Ar) 71 2‐チエニル 1.32(t,J=7.3Hz,3H,CH), 2.58(s,3H,CH),2.63(s,3H, CH),2.73(q,J=7.3Hz,2H, CH),5.35(s,0.5×1H,CH=), 5.52(s,2H,CH),5.72(s, 0.5×1H,CH=),6.8‐7.9(m,8H, Ar) 72 2‐クロロ 1.30(t,J=7.4Hz,3H,CH), フェニル 2.56(s,3H,CH),2.61(s,3H, CH),2.74(q,J=7.4Hz,2H, CH),5.46(s,2H,CH),5.97 (s,1H,CH=),6.88(s,1H,Pyr) 7.0‐7.5(m,8H,Ar) 73 4‐メトキシ 1.32(t,J=7.5Hz,3H,CH), フェニル 2.59(s,3H,CH),2.63(s,3H, CH),2.79(q,J=7.5Hz,0.5× 2H,CH),2.82(q,J=7.5Hz, 0.5×2H,CH),3.82(s,0.5× 3H,CH),3.84(s,0.5×3H, CH),5.47(s,0.5×2H,CH), 5.51(s,0.5×2H,CH),5.55 (s,0.5×1H,CH=),5.63(s,0.5 ×1H,CH=),6.8‐7.4(m,9H,Ar) 74 4‐ピリジル 1.33(t,J=7.4Hz,3H,CH), 2.57(s,3H,CH),2.62(s,3H, CH),2.79(q,J=7.4Hz,0.5× 2H,CH),2.82(q,J=7.4Hz, 0.5×2H,CH),5.47(s,0.5× 2H,CH),5.51(s,0.5×2H, CH),5.81(s,0.5×1H,CH=), 5.83(s,0.5×1H,CH=),6.89 (s,1H,Pyr),7.1‐7.4(m,6H, Ar),8.69(m,2H,Pyr) 異性体の混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(極
性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチル混合液)によ
り分離して、低極性側の異性体(A)と高極性側の異性
体(B)を得た。
【0136】参考例75‐78 参考例41に記載された場合と同様の操作に従い、但し
参考例70および72‐74で得られた化合物から出発
して、下記表で示された化合物を製造した:
【化28】 例No. V H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TMS) 75 2‐フルオロ 1.28(t,J=7.5Hz,3H,CH), フェニル 2.57(s,3H,CH),2.61(s, 3H,CH),2.76(q,J=7.5Hz, 2H,CH),3.02(d,J=7.7Hz, 2H,CH),4.62(t,J=7.7Hz, 1H,CH),5.42(s,2H,CH), 6.8‐7.4(m,9H,Ar) 76 2‐クロロ 1.29(t,J=7.4Hz,3H,CH), フェニル 2.57(s,3H,CH),2.62(s, 3H,CH),2.79(q,J=7.4Hz, 2H,CH),2.98(d,J=7.6Hz, 2H,CH),4.85(t,J=7.6Hz, 1H,CH),5.43(s,2H,CH), 6.8‐7.5(m,9H,Ar) 77 4‐メトキシ 1.28(t,J=7.5Hz,3H,CH), フェニル 2.63(s,6H,2CH),3.07(q, J=7.5Hz,2H,CH),3.11(d, J=7.7Hz,2H,CH),3.73(s, 3H,CH),4.33(t,J=7.7Hz, 1H,CH),5.65(s,2H,CH), 6.7‐7.5(m,9H,Ar) 78 4‐ピリジル 1.29(t,J=7.5Hz,3H,CH), 2.56(s,3H,CH),2.61(s, 3H,CH),2.76(q,J=7.5Hz, 2H,CH),2.98(d,J=7.5Hz, 2H,CH),4.29(t,J=7.5Hz, 1H,CH),5.42(s,2H,CH), 6.8‐7.3(m,7H,Ar),8.50(m, 2H,Pyr) CDODを溶媒として用いた。
【0137】参考例79‐83 参考例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例54および56‐59で得られた化合物から出発し
て、下記表で示された化合物を製造した:
【化29】 例No. V H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TMS) 79 2‐フルオロ 1.12(t,J=7Hz,3H,CH), フェニル 2.35(s,3H,CH),4.06(q, J=7Hz,2H,CH),6.48(s,1H, CH=),7.0‐7.5(m,8H,Ar) 80 2‐クロロ 1.09(t,J=7.2Hz,3H,CH), フェニル 2.34(s,3H,CH),4.03(q, J=7.2Hz,2H,CH),6.52(s,1H, CH=),7.0‐7.5(m,8H,Ar) 81 4‐メトキシ 1.12(br t,3H,CH),2.34 フェニル (br s,3H,CH),3.79(s,3H, CH),4.04(br q,2H,CH), 6.25(s,1H,CH=),6.7‐7.4 (m,8H,Ar) 82 4‐ピリジル 1.10(t,J=7Hz,0.5×3H,CH), 1.14(t,J=7Hz,0.5×3H,CH), 2.33(s,0.5×3H,CH),2.38 (s,0.5×3H,CH),4.05(m,2H, CH),6.42(s,1H,CH=),7.0‐ 7.6(m,6H,Ar),8.5‐8.9(m, 2H,Pyr) 83 2,4‐ジフル 1.14(t,J=7Hz,3H,CH), オロフェニル 2.32(s,3H,CH),4.07(q,J=7H z,0.5×2H,CH),4.10(q,J=7Hz, 0.5×2H,CH),6.56(s,1H,CH=), 6.6‐7.3(m,7H,Ar)
【0138】参考例84‐88 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例79‐83で得られた化合物から出発して、下記表
で示された化合物を製造した:
【化30】 例No. V H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TMS) 84 2‐フルオロ 1.13(t,J=7.1Hz,3H,CH), フェニル 4.06(q,J=7.1Hz,2H,CH), 4.44(s,2H,CH),6.47(s, 1H,CH=),7.0‐7.6(m,8H,Ar) 85 2‐クロロ 1.10(t,J=7.1Hz,3H,CH), フェニル 4.05(q,J=7.1Hz,2H,CH), 4.47(s,2H,CH),6.55(s, 1H,CH=),7.1‐7.6(m,8H,Ar) 86 4‐メトキシ 1.11(t,J=7.3Hz,0.5×3H, フェニル CH),1.16(t,J=7.3Hz,0.5 ×3H,CH),3.81(s,0.5×3H, CH),3.83(s,0.5×3H,CH), 4.03(q,J=7.3Hz,0.5×2H, CH),4.07(q,J=7.3Hz,0.5 ×2H,CH),4.46(s,0.5×2H, CH),4.52(s,0.5×2H,CH), 6.25(s,0.5×1H,CH=),6.28 (s,0.5×1H,CH=),6.7‐7.6 (m,8H,Ar) 87 4‐ピリジル 1.11(t,J=7Hz,3H,CH), 4.04(q,J=7Hz,2H,CH), 4.44(s,0.5×2H,CH),4.49 (s,0.5×2H,CH),6.42(s, 0.5×1H,CH=),6.45(s,0.5× 1H,CH=),7.0‐8.2(m,6H,Ar) 8.62(m,2H,Pyr) 88 2,4‐ジフル 1.21(t,J=7.1Hz,3H, オロフェニル CH),4.12(q,J=7.1Hz,0.5 ×2H,CH),4.15(q,J=7.1Hz, 0.5×2H,CH),4.49(s,2H, CH),6.52(s,1H,CH=), 6.8‐7.7(m,7H,Ar)
【0139】参考例89 3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐2‐メチルチオ‐
3‐フェニル‐2‐プロペノニトリル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例47で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:48%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):2.46(s,3H,CH),4.44(s,
2H,CH),7.1‐7.5(m,9H,Ar) 参考例90 3‐〔〔4‐〔2‐シアノ‐2‐(メチルチオ)‐1‐
フェニルビニル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチ
ル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例89で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を異性体の混合物として得た(収率:78%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.30(t,J=7.4Hz,3H,C
),2.46(s,3H,CH),2.57
(s,3H,CH),2.62(s,3H,C
),2.78(q,J=7.4Hz,2H,C
),5.46(s,2H,CH),6.88
(s,1H,Pyr),7.1‐7.5(m,9H,A
r)
【0140】参考例91 (4‐メチルフェニル)フェニルメチリデンマロン酸ジ
エチル −78℃に冷却された無水テトラヒドロフラン100ml
中ジイソプロピルアミン7.9ml(56.13mmol)の
溶液にBuLi35ml(56.13mmol)を加え、得ら
れた混合液を10分間攪拌した。次いでテトラヒドロフ
ラン50mlに溶解された参考例1で得られた化合物5g
(18.79mmol)を慎重に加え、反応混合液を更に1
5分間攪拌した。最後に、反応混合液を氷浴で冷却され
たジエチルエーテル(100ml)中炭酸ジエチル(9.
1ml、74.17mmol)の溶液にゆっくり加えた。得ら
れた混合液を室温まで加温して、数滴の水を加え、溶媒
を除去した。残渣をジエチルエーテルに溶解し、1N
HClで洗浄した。有機相を乾燥し、溶媒を除去して粗
生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(ヘ
キサン‐酢酸エチル、10%)に付して、所望の生成物
2.54gを得た(収率:40%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.00(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.06(t,J=7.1Hz,3H,C
),2.34(s,3H,CH),4.05
(q,J=7.1Hz,2H,CH),4.10
(q,J=7.1Hz,2H,CH),7.0‐7.
5(m,9H,Ar)
【0141】参考例92 (4‐ブロモメチルフェニル)フェニルメチリデンマロ
ン酸ジエチル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例91で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:80%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.02(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.03(t,J=7.1Hz,3H,C
),4.06(q,J=7.1Hz,4H,2CH
),4.46(s,2H,CH),7.1‐7.5
(m,9H,Ar)
【0142】参考例93 3‐〔〔4‐(3‐アミノ‐1‐フェニルプロピル)フ
ェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3
H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 氷浴で冷却されたジエチルエーテル9ml中LiAlH
0.2g(5.2mmol)の溶液に、ジエチルエーテル3
mlに溶解された参考例40で得られた化合物0.5g
(1.3mmol)を滴下し、得られた混合液をアルゴン下
室温で2時間攪拌した。得られたペーストの溶解が終了
するまでテトラヒドロフランを加え、得られた溶液を室
温で3時間攪拌した。次いでそれを氷浴で冷却し、水
0.34mlおよびテトラヒドロフラン0.68mlと、そ
の後に15%水性NaOH0.34ml、最後に水0.9
mlを加えた。形成された沈殿物を濾過し、テトラヒドロ
フランで洗浄し、溶媒を除去した。最後に、クロロホル
ムを加え、得られた溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶
媒を除去して、粗生成物を得た。これをシリカゲルクロ
マトグラフィー(極性を増加させていくクロロホルム‐
メタノール‐アンモニア混合液)により精製して、この
例の標題化合物を得た(収率:42%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.27(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.4(br s,NH),2.13(m,
2H,CH),2.57(s,3H,CH),2.
61(s,3H,CH),2.76(q,J=7.5
Hz,2H,CH),2.5‐2.8(m,2H,C
),3.98(t,J=7.7Hz,1H,C
H),5.39(s,2H,CH),6.87(s,
1H,Pyr),7.0‐7.4(m,9H,Ar)
【0143】参考例94 (4‐メチルフェニル)メチリデンマロン酸ジエチル p‐トルアルデヒド19.6ml(166.4mmol)、マ
ロン酸ジエチル23.8ml(158.8mmol)、ピペリ
ジン0.5mlおよびベンゼン50mlの混合液をDean-Sta
rk水分離器を用いて還流下で18時間加熱した。混合液
を室温まで冷却し、ベンゼンを加え、それを水(2
×)、1N HCl(2×)およびNaHCOで洗浄
した。水相を酢酸エチルで抽出し、有機相を乾燥し、溶
媒を除去して、所望の生成物41.2gを得た(収率:
99%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.24(t,J=6.4Hz,3H,C
),1.27(t,J=6.4Hz,3H,C
),2.31(s,3H,CH),4.22
(q,J=6.4Hz,2H,CH),4.28
(q,J=6.4Hz,2H,CH),7.0‐7.
3(m,4H,Ar),7.88(s,1H,CH=)
【0144】参考例95 (4‐ブロモメチルフェニル)メチリデンマロン酸ジエ
チル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例94で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.28(t,J=7Hz,3H,CH),
1.32(t,J=7Hz,3H,CH),4.29
(q,J=7Hz,4H,2CH),4.43(s,
2H,CH),7.39(m,4H,Ar),7.6
5(s,1H,CH=)
【0145】参考例96 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エ
チル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例95で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:65%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.26(t,J=7Hz,3H,CH),
1.30(t,J=7Hz,3H,CH),1.32
(t,J=7Hz,3H,CH),2.54(s,3
H,CH),2.64(s,3H,CH),2.8
(q,J=7Hz,2H,CH),4.21(q,J
=7Hz,4H,2CH),5.46(s,2H,C
),6.9(s,1H,Pyr),7.5‐7.0
(m,4H,Ar),7.67(s,1H,CH=)
【0146】参考例97 2‐エトキシカルボニル‐3‐(4‐メチルフェニル)
‐2‐プロペノニトリル参考例31に記載された場合と
同様の操作に従い、但し4‐メチルベンゾフェノンの代
わりにp‐トルアルデヒドを用いて、この例の標題化合
物を得た(収率:65%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.41(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.44(s,3H,CH),4.39
(q,J=7.2Hz,2H,CH),7.61(A
V quartet,Δν=0.594,J=8.2Hz,4
H,Ar),8.22(s,1H,CH=)
【0147】参考例98 3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐2‐エトキシカル
ボニル‐2‐プロペノニトリル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例97で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.40(t,J=7.1Hz,3H,C
),4.39(q,J=7.1Hz,2H,C
),4.50(s,2H,CH),7.2‐8.
1(m,4H,Ar),8.33(s,1H,CH=)
【0148】参考例99 3‐〔〔4‐(2‐シアノ‐2‐エトキシカルボニルビ
ニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エ
チル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例98で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:18%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.1‐1.5(m,6H,2CH),2.5
7(s,3H,CH),2.63(s,3H,C
),2.77(q,J=7.4Hz,2H,C
),4.37(q,J=7Hz,2H,CH),
5.51(s,2H,CH),6.9(s,1H,P
yr),7.1‐8.1(m,4H,Ar),8.18
(s,1H,CH=)
【0149】参考例100 3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐フェニルプロパン酸
エチル エタノール200ml中参考例1で得られた化合物10g
(37.6mmol)の溶液に10%Pd/C1gを加え、
混合液に大気圧下で一夜水素付加した。混合液をセライ
トで濾過し、エタノールで洗浄し、溶媒を除去して、こ
の例の標題化合物8.25gを得た(収率:82%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.10(t,J=7.1Hz,3H,C
),2.29(s,3H,CH),3.02
(d,J=8.1Hz,2H,CH),4.03
(q,J=7.1Hz,2H,CH),4.51
(t,J=8.1Hz,1H,CH),7.10(s,
4H,Ar),7.23(s,5H,Ar)
【0150】参考例101 2,2‐ジメチル‐3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐
フェニルプロパン酸エチル a)2‐メチル‐3‐(4‐メチルフェニル)‐3‐フ
ェニルプロパン酸エチル 氷浴で冷却された乾燥テトラヒドロフラン10ml中Bu
Li4.4ml(7.4mmol)の溶液にジイソプロピルア
ミン1mlを加え、得られた混合液を10分間攪拌した。
次いで混合液を−40℃に冷却し、テトラヒドロフラン
2mlに溶解された参考例100で得られた化合物1g
(3.7mmol)を加え、得られた混合液を更に数分間攪
拌した。最後に、ヨウ化メチル1.4ml(22.2mmo
l)を加え、混合液を室温で2日間攪拌した。数滴の水
を加え、それを酢酸エチルで希釈し、水および1N H
Clで洗浄した。有機相を乾燥し、溶媒を除去して、所
望の化合物1gを得た。 b)この例の標題化合物 セクションa)で得られた化合物を上記a)で記載され
た同様のアルキル化プロセスに付し、但し溶媒としてテ
トラヒドロフランおよびヘキサメチルホスホラミドの混
合液を用い、その混合液を加熱還流して、粗生成物を
得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(極性を増加
させていくヘキサン‐ジクロロメタン混合液)に付し
て、この例の標題化合物を得た(参考例100の化合物
からの全収率46%)。 H‐NMR(80MHz,DMSO‐d)δ(TM
S):1.00(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.28(s,6H,2CH),2.27
(s,3H,CH),3.95(q,J=7.2H
z,2H,CH),4.37(s,1H,CH),
7.0‐7.4(m,9H,Ar)
【0151】参考例102 3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐2,2‐ジメチル
‐3‐フェニルプロパン酸エチル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例101で得られた化合物から出発して、この例の標
題化合物を得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.01(t,J=7Hz,3H,CH),
1.28(s,6H,2CH),3.96(q,J=
7Hz,2H,CH),4.43(m,3H,CH
+CH),7.27(m,9H,Ar)
【0152】参考例103 3‐フェニル‐2‐イソプロピル‐3‐(4‐メチルフ
ェニル)プロパン酸エチル 参考例101bに記載された場合と同様の操作に従い、
但し参考例100で得られた化合物をアルキル化し、ヨ
ウ化メチルの代わりにヨウ化イソプロピルを用いて、こ
の例の標題化合物を得た(収率:58%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.95(d,J=6.8Hz,6H,2C
),0.95(t,J=7.1Hz,0.5×3
H,CH),0.99(t,J=7.1Hz,0.5
×3H,CH),1.74(m,1H,CH),2.
21(s,0.5×3H,CH),2.25(s,
0.5×3H,CH),3.30(dd,J=12H
z,J=3.8Hz,1H,CH),3.89(q,J
=7.1Hz,0.5×2H,CH),3.92
(q,J=7.1Hz,0.5×2H,CH),4.
24(d,J=12Hz,1H,CH),6.9‐7.
5(m,9H,Ar)
【0153】参考例104 3‐(4‐ブロモメチルフェニル)‐2‐イソプロピル
‐3‐フェニルプロパン酸エチル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例103で得られた化合物から出発して、この例の標
題化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl+CDOD)
δ(TMS):0.94(d,J=6.7Hz,6H,
2CH),1.07(t,J=7Hz,3H,C
),1.8(m,1H,CH),3.26(dd,
J=12Hz,J=3.6Hz,1H,CH),3.9
0(q,J=7Hz,2H,CH),4.24(d,
J=12Hz,1H,CH),4.39(s,0.5×
2H,CH),4.41(s,0.5×2H,C
),7.25(m,9H,Ar)
【0154】参考例105 (4‐メチルフェニル)(イソプロピル)メチルマロン
酸ジエチル マグネシウム屑(0.17g、7.6mmol)、無水ジエ
チルエーテル(3.5ml)およびヨウ素結晶をフラスコ
にいれた。次いでジエチルエーテル7ml中ヨウ化イソプ
ロピル0.8ml(7.9mmol)を加え、混合液を還流下
で30分間加熱した。得られた溶液を0℃に冷却し、そ
の後ベンゼン(5.4ml)中参考例94で得られた生成
物(1g、3.8mmol)およびCuBr(0.026
g)の冷却溶液(0℃)に加えた。得られた混合液を0
℃で10分間攪拌し、1N HClを加え、それを酢酸
エチルで抽出した。有機相を乾燥し、溶媒を除去して粗
生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(極
性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチル混合液)に付
して、この例の標題化合物を得た(収率:89%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.78(d,J=6.4Hz,6H,2C
),0.93(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.28(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.94(m,1H,CH),2.29(s,
3H,CH),3.30(m,1H,CH),3.9
2(d,J=11Hz,1H,CH),3.87(q,
J=7.1Hz,2H,CH),4.22(q,J=
7.1Hz,2H,CH),7.0(s,4H,A
r)
【0155】参考例106 〔(4‐メチルフェニル)(イソプロピル)メチル〕メ
チルマロン酸ジエチル 氷浴で冷却されたジメチルホルムアミド14ml中55%
水素化ナトリウム(0.19mmol)の懸濁液に、ジメチ
ルホルムアミド7mlに溶解された参考例105で得られ
た化合物1g(3.4mmol)、その後ヨウ化メチル0.
6ml(10.2mmol)を滴下した。添加終了後、反応混
合液を室温で一夜攪拌した。次いで水を加え、溶媒を除
去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、塩水で洗浄した。
有機相を乾燥し、溶媒を除去して、粗生成物1.3gを
得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(極性を増
加させていく酢酸エチル‐ヘキサン混合液)に付して、
この例の標題化合物1.0gを得た(収率:95%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.66(d,J=6.4Hz,3H,C
),0.99(d,J=6.4Hz,3H,C
),1.1(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.29(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.35(s,3H,CH),2.30
(s,3H,CH),2.30(m,1H,CH),
3.28(d,J=11Hz,1H,CH),3.91
(q,J=7.1Hz,2H,CH),4.23
(q,J=7.1Hz,2H,CH),7.03
(s,4H,Ar)
【0156】参考例107 〔(4‐ブロモメチルフェニル)(イソプロピル)メチ
ル〕メチルマロン酸ジエチル 参考例2に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例106で得られた化合物から出発して、この例の標
題化合物を得た(収率:定量)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.65(d,J=6.4Hz,3H,C
),0.99(d,J=6.4Hz,3H,C
),1.1(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.29(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.35(s,3H,CH),2.30
(m,1H,CH),3.25(d,J=11Hz,1
H,CH),3.90(q,J=7.1Hz,2H,C
),4.23(q,J=7.1Hz,2H,C
),4.45(s,2H,CH),7.0‐7.
2(m,4H,Ar)
【0157】例1 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1‐フェニルビニル)
フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐
3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン エタノール470ml中参考例3で得られた生成物9.4
g(21.4mmol)の溶液に水96mlに溶解されたKO
H17.6gを加えた。混合液を還流下で2時間加熱
し、その後室温まで冷却した。次いでそれを酢酸でpH
=6に酸性化し、溶媒を除去した。水を加え、得られた
溶液をクロロホルムで抽出した。有機相を乾燥し、溶媒
を除去し、残渣をトルエンで数回洗浄して、シスおよび
トランス異性体の混合物としてこの例の標題化合物8.
3gを得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸
エチル‐酢酸)により分離した(収率:85%)異性体A (早く溶出する分画): mp=97‐101℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.26(t,J=7Hz,3H,CH),
2.56(s,6H,2CH),2.79(q,J=
7Hz,2H,CH),5.44(s,2H,C
),6.31(s,1H,CH=),6.87
(s,1H,Pyr),7.24(m,10H,Ar+
H) 分析計算値C2625・CHCOOH:C71.3
2%, H6.20%,N8.91% 実測値:C70.94%, H6.13%,N8.86%異性体B (遅く溶出する分画): mp=220‐223℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.04(t,J=7Hz,3H,CH),
2.57(s,6H,2CH),2.70(q,J=
7Hz,2H,CH),5.46(s,2H,C
),6.38(s,1H,CH=),6.89
(s,1H,Pyr),7.24(m,10H,Ar+
H) 分析計算値C2625・0.75HO:C73.50%,
H6.24%,N9.89% 実測値:C73.46%, H6.04%,N9.64%
【0158】例2 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐フ
ェニル‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェ
ニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
異性体A: CHCl2.7ml中参考例8で得られた
異性体A0.320g(0.47mmol)の溶液に85%
ギ酸4.4mlを加え、混合液を室温で1時間攪拌した。
溶媒を除去し、得られた残渣をテトラヒドロフラン19
mlに溶解した。濃塩酸0.63mlを加え、得られた混合
液を室温で2日間攪拌した。更に濃塩酸を加え、混合液
を室温で更に3日間攪拌した。溶媒を除去し、残渣をジ
クロロメタンと水に分配した。有機相を塩水で洗浄し
た。水相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相
を乾燥し、粗生成物にまで濃縮した。これをシリカゲル
クロマトグラフィー(酢酸エチル‐メタノール、5%)
に付し、白色固体物としてこの例の標題化合物0.21
0gを得、その後これを酢酸エチルから再結晶化させた
(収率:100%)。 mp=193‐195℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.33(t,J=7Hz,3H,CH),
2.59(s,3H,CH),2.62(s,3H,
CH),2.90(q,J=7Hz,2H,C
),4.96(br s,1H,NH),5.51
(s,2H,CH),6.94(s,1H,Py
r),7.24(m,10H,Ar+CH) 分析計算値C2625・HO:C68.87%, H5.96%,
N21.63% 実測値:C68.86%, H5.94%,N21.33%異性体B: 異性体Aの製造に関する上記と同様の操作に
従い、但し参考例8で得られた異性体Bから出発して、
この例の標題化合物の異性体Bを白色固体物として得た
(収率:85%)。 mp=226℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.31(t,J=7Hz,3H,CH),
2.59(s,3H,CH),2.62(s,3H,
CH),2.82(q,J=7Hz,2H,C
),5.51(s,2H,CH),6.8‐7.
6(m,12H,Ar+CH+NH) 分析計算値C2625・0.75HO:C69.56%, H5.
91%,N21.85% 実測値:C69.76%, H5.76%,N21.23%
【0159】例3 3‐〔〔4‐〔2‐シアノ‐1‐フェニル‐2‐(テト
ラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐
5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン a)遊離塩基 エタノール5mlおよびメタノール2.5ml中参考例13
で得られた生成物0.56g(0.8mmol)の溶液に濃
塩酸1mlを加え、それを室温で4日間攪拌した。得られ
た溶液を濃縮し、pH=7に塩基性化し、クロロホルム
で抽出した。有機相を乾燥し、溶媒を除去して粗生成物
を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル‐メタノール、4%)に付し、異性体の混合物として
この例の標題化合物0.140gを得た(収率:39
%)。 H‐NMR(80MHz,DMSO)δ(TMS):
1.30(t,J=7Hz,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.63(s,3H,C
),2.84(q,J=7Hz,2H,CH),
5.63(m,2H,CH),6.8‐7.9(m,
11H,Ar+NH) b)塩酸塩 セクションa)で得られた化合物をクロロホルムに溶解
し、塩酸ガスで飽和されたジエチルエーテルの溶液数滴
を加え、得られた溶液を冷蔵庫内で一夜放置した。こう
して得られたペーストを濃縮し、加温酢酸エチルに再溶
解した。数滴のエタノールと少量のジエチルエーテルの
添加で、固体物が沈殿した。これを濾取し、乾燥させ
て、塩酸塩としてこの例の標題化合物を得た(収率:5
1%)。 分析計算値C2724・HCl・2HO:C60.84
%, H5.38%,N21.02% 実測値:C60.64%, H5.35%,N20.47%
【0160】例4 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐
(2‐ピリジル)‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)ビ
ニル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン a)遊離塩基 例3aに記載された場合と同様の操作に従い、但し参考
例19で得られた化合物から出発して、この例の標題化
合物を異性体の混合物として得た(収率:75%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.33(t,J=7Hz,3H,CH),
2.59(s,6H,2CH),2.84(q,J=
7Hz,2H,CH),5.51(m,2H,C
),6.5(br s,1H,NH),6.8‐
7.8(m,8H,Ar),8.00(s,1H,CH
=),8.65(d,J=4Hz,1H,Pyr) b)二塩酸塩 例3bに記載された場合と同様の操作に従い、但し例4
aで得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
を二塩酸塩として得た。 分析計算値C2524・2HCl・2HO:C55.0
5%, H5.54%,N20.54% 実測値:C54.95%, H5.46%,N19.27%
【0161】例5 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐メ
チル‐1‐フェニル‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)
ビニル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5
‐b〕ピリジン エタノール11mlおよびメタノール5.5ml中参考例2
5で得られた生成物1.13g(1.63mmol)の溶液
に濃塩酸2.2mlを加え、混合液を室温で一夜攪拌し
た。溶媒を除去して、白色固体物としてこの例の標題化
合物を得た(0.465g、収率:60%)。 mp=256‐257℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.45(t,J=7Hz,3H,CH),
2.25(s,0.5×3H,CH),2.42
(s,0.5×3H,CH),2.54(s,3H,
CH),2.67(s,3H,CH),3.12
(q,J=7Hz,2H,CH),4.18(s,1
H,NH),5.55(s,0.5×2H,CH),
5.58(s,0.5×2H,CH),6.7‐7.
5(m,10H,Ar) 分析計算値C2727・HCl・0.25HO:C66.0
5%, H5.81%,N19.98% 実測値:C66.12%, H5.75%,N19.66%
【0162】例6 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1,2
‐ジフェニル‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)ビニ
ル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン異性体A: 例3aに記載された場合と同様の操作に従
い、但し参考例30で得られた異性体Aから出発して、
粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー
(酢酸エチル‐メタノール‐酢酸、89:10:1)に
より精製して、この例の標題化合物を遊離塩基として得
た(収率:20%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.18(t,J=7Hz,3H,CH),
2.56(s,6H,2CH),2.60(q,J=
7Hz,2H,CH),4.60(s,1H,N
H),5.36(s,2H,CH),6.7‐7.5
(m,15H,Ar) 塩酸塩はHClガスで飽和されたジエチルエーテルの溶
液でクロロホルム中遊離塩基の溶液の処理により製造し
た。得られた溶液を冷蔵庫内で放置し、濃縮し、形成さ
れた白色固体物を濾過した。 mp=250‐252℃ 分析計算値C3229・HCl・HO:C67.89%,
H5.70%,N17.32% 実測値:C67.61%, H5.31%,N17.43%異性体B: エタノール4mlおよびメタノール2ml中参考
例30で得られた異性体B0.39g(0.59mmol)
の溶液に濃塩酸0.8mlを加え、混合液を室温で一夜攪
拌した。溶媒を除去し、こうして得られた固体物をエタ
ノールから再結晶化により精製して、塩酸塩としてこの
例の標題化合物0.155gを得た(収率:48%)。 mp=197‐202℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.26(t,J=7Hz,3H,CH),
2.59(s,6H,2CH),2.77(q,J=
7Hz,2H,CH),5.41(s,2H,C
),6.7‐7.5(m,16H,Ar+NH) 分析計算値C3229・HCl:C70.13%, H5.52%,
N17.89% 実測値:C70.47%, H6.02%,N17.66%
【0163】例7 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐フェニル‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)
ビニル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミ
ダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例33で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を異性体の混合物として得た(収率:23%)。 mp=127‐131℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.90(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.15(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),1.26(t,J=7.5Hz,0.5
×3H,CH),2.50(s,3H,CH),
2.56(s,3H,CH),2.70(q,J=
7.5Hz,2H,CH),3.95(q,J=7.
5Hz,0.5×2H,CH),4.00(q,J=
7.5Hz,0.5×2H,CH),5.38(s,
0.5×2H,CH),5.44(s,0.5×2
H,CH),5.50(広いシグナル,1H,N
H),6.6‐7.5(m,10H,Ar) 分析計算値C2929.0.5HO:C67.44%, H
5.79%,N18.98% 実測値:C67.48%, H5.82%,N18.26%
【0164】例8 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐
(テトラゾール‐5‐イル)‐1‐(4‐トリフルオロ
メチルフェニル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐
イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例38で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を異性体の混合物として得た(収率:29%)。 mp=124‐129℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.28(t,J=7.5Hz,0.5×3H,
CH),1.33(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),2.58(s,6H,2CH),2.
83(q,J=7.5Hz,0.5×2H,CH),
2.85(q,J=7.5Hz,0.5×2H,C
),4.03(広いシグナル,1H,NH),5.
47(s,0.5×2H,CH),5.53(s,
0.5×2H,CH),6.92(s,1H,Py
r),7.0‐7.7(m,9H,Ar+CH) 分析計算値C2724・HO:C62.18%, H5.
02%,N18.70% 実測値:C62.29%, H4.90%,N18.59%
【0165】例9 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1‐フェニルエチル)
フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐
3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン エタノール276mlおよびジメチルホルムアミド100
ml中例1で得られた化合物8.3g(21.4mmol)の
溶液に10%Pd/C2.76gを加え、混合液に大気
圧下で一夜水素付加した。得られた溶液をセライトで濾
過し、エタノールで洗浄し、溶媒を除去して、白色固体
物としてこの例の標題化合物3gを得た(収率:37
%)。 mp=208‐209℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.19(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.58
(s,3H,CH),2.80(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.00(d,J=8Hz,2
H,CH),4.56(t,J=8Hz,1H,C
H),4.76(HO+COOH),5.48(s,
2H,CH),6.9‐7.4(m,10H,Ar) 分析計算値C2627:C75.52%, H6.58%,N1
0.16% 実測値:C75.33%, H6.61%,N10.07%
【0166】例10 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐フ
ェニル‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)エチル〕フェ
ニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例41で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を白色固体物として得た(収率:68%)。 mp=94‐104℃ H‐NMR(80MHz,CDCl+CDOD)
δ(TMS):1.29(t,J=7.5Hz,3H,
CH),2.64(s,3H,CH),2.66
(s,3H,CH),3.00(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.63(d,J=8Hz,2
H,CH),4.00(HO+NH),4.60
(t,J=8Hz,1H,CH),5.55(s,2
H,CH),7.0‐7.4(m,10H,Ar) 分析計算値C2627・0.75CHCl:C59.60%,
H5.15%,N18.19% 実測値:C59.52%, H5.44%,N18.23%
【0167】例11 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐
(テトラゾール‐5‐イル)‐1‐(4‐トリフルオロ
メチルフェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐
イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例42で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を白色固体物として得た(収率:40%)。 mp=114‐118℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.14(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.60(s,6H,2CH),2.85
(q,J=7.5Hz,2H,CH),3.66
(d,J=8Hz,2H,CH),4.79(t,J
=8Hz,1H,CH),5.46(s,2H,C
),6.7‐7.5(m,10H,Ar+NH) 分析計算値C2726.0.5CHCl:C58.46
%, H4.69%,N17.35% 実測値:C58.43%, H5.04%,N17.01%
【0168】例12 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔3‐〔1‐フ
ェニル‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェ
ニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例4で得られた化合物の代わりに参考例45で得られ
た化合物を用いて、この例の標題化合物を得た(収率:
40%)。 mp=187‐195℃ H‐NMR(80MHz,CDCl+CDOD)
δ(TMS):1.32(t,J=7Hz,0.5×3
H,CH),1.37(t,J=7Hz,0.5×3
H,CH),2.63(s,3H,CH),2.6
7(s,3H,CH),3.03(q,J=7Hz,
0.5×2H,CH),3.07(q,J=7Hz,
0.5×2H,CH),4.42(MeOH+N
H),5.60(s,0.5×2H,CH),5.6
4(s,0.5×2H,CH),6.9‐7.64
(m,11H,Ar+CH) 分析計算値C2625.0.5HO:C70.27%, H5.90
%,N22.06% 実測値:C69.88%, H5.75%,N21.14%
【0169】例13 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐2‐シアノ‐1‐フェ
ニルビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例33で得られた生成物1.8g(3.9mmol)、
粉末水酸化カリウム1.16g(0.2mol)、18‐ク
ラウン‐6 0.414gおよびベンゼン18mlの混合
液を室温で18時間攪拌した。次いでベンゼン63mlお
よび1N塩酸5mlを加え、各層を分離した。水相をクロ
ロホルムで抽出し、合わせた有機相を硫酸マグネシウム
で乾燥させた。溶媒を除去して粗生成物を得、これをシ
リカゲルクロマトグラフィー(極性を増加させていく酢
酸エチル‐メタノール‐酢酸混合液)に付し、白色固体
物としてこの例の標題化合物0.5gを得た(収率:2
9%)。mp=192‐192.5℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.00(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),1.22(t,J=7Hz,0.5×3H,CH
),2.57(s,6H,2CH),2.82
(q,J=7Hz,2H,CH),5.48(s,2
H,CH),6.8‐7.5(m,10H,Ar+C
H),10.46(s,1H,COOH) 分析計算値C2724・1.75HO:C69.30%,
H5.88%,N11.98% 実測値:C69.66%, H5.50%,N11.14%
【0170】例14 3‐〔〔4‐〔2‐カルボキシ‐1‐フェニル‐2‐
(テトラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチ
ル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された操作に従い、但し参考例4で得ら
れた化合物の代わりに例13で得られた化合物を用い
て、この例の標題化合物を得た(収率:40%)。mp
=182‐183℃ H‐NMR(80MHz,CDCl+CDOD)
δ(TMS):1.26(t,J=7Hz,0.5×3
H,CH),1.32(t,J=7Hz,0.5×3
H,CH),2.63(s,3H,CH),2.6
5(s,3H,CH),2.95(q,J=7Hz,
0.5×2H,CH),3.05(q,J=7Hz,
0.5×2H,CH),3.93(MeOH+NH+
OH),5.34(s,0.5×2H,CH),5.
63(s,0.5×2H,CH),6.9‐7.4
(m,10H,Ar) 分析計算値C2725・3HO.0.5AcOH:
C59.68%, H5.90%, N17.40% 実測値:C60.06%, H5.19%,N17.69%
【0171】例15 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐ヒ
ドロキシメチル‐1‐フェニル‐2‐(テトラゾール‐
5‐イル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダ
ゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された操作に従い、但し参考例4で得ら
れた化合物の代わりに参考例46で得られた化合物の異
性体の各々を用いて、この例の標題化合物の異性体A
(早く溶出する分画、収率30%)およびB(遅く溶出
する分画、収率25%)を得た。異性体A: mp=128‐132℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.95(t,J=7Hz,3H,CH),
2.55(s,6H,2CH),2.60(q,J=
7Hz,2H,CH),3.79(m,2H,C
),4.55(m,3H,2CH+OH),5.3
1(s,2H,CH),6.8‐7.3(m,11
H,Ar+NH) 分析計算値C2729O・HO・0.75CHCl
C57.91%, H5.52%, N17.04% 実測値:C58.33%, H5.85%,N15.76%異性体B: mp=127‐131℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.95(t,J=7Hz,3H,CH),
2.55(s,6H,2CH),2.60(q,J=
7Hz,2H,CH),3.79(m,2H,C
),4.55(m,3H,2CH+OH),5.3
1(s,2H,CH),6.8‐7.3(m,11
H,Ar+NH) 分析計算値C2729O.0.5HO.0.5CHCl
C61.60%, H5.65%, N18.29% 実測値:C61.58%, H6.05%,N17.15%
【0172】例16 3‐〔〔4‐〔2‐ブロモ‐1‐フェニル‐2‐(テト
ラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐
5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された操作に従い、但し参考例4で得ら
れた化合物の代わりに参考例50で得られた化合物を用
いて、この例の標題化合物を異性体の混合物として得
(収率:75%)、これをシリカゲルクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル‐酢酸0.5%およびその後に酢酸エチ
ル‐メタノール‐酢酸95:5:0.5)により分離
し、低極性側の異性体(A、31%)および高極性側の
異性体(B、27%)を得た。異性体A: mp=149‐151℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.25(t,J=7Hz,3H,CH),
2.55(s,6H,2CH),2.60(q,J=
7Hz,2H,CH),5.31(s,2H,C
),6.8‐7.3(m,11H,Ar+NH) 分析計算値C2624BrN・HO:C58.65%, H4.
92%,N18.41% 実測値:C58.97%, H5.07%,N18.01%異性体B: mp=241‐243℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.25(t,J=7Hz,3H,CH),
2.55(s,6H,2CH),2.60(q,J=
7Hz,2H,CH),5.31(s,2H,C
),6.8‐7.3(m,11H,Ar+NH) 分析計算値C2624BrN・0.25HO:C60.17%,
H4.72%,N18.90% 実測値:C60.17%, H4.68%,N18.94%
【0173】例17 3‐〔〔4‐(2‐ブロモ‐2‐エトキシカルボニル‐
1‐フェニルビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジ
メチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピ
リジン 参考例3に記載された操作に従い、但し参考例52で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:60%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.95(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.30(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.58(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.79(q,J=7.5H
z,2H,CH),4.01(q,J=7.5Hz,
2H,CH),5.42(s,0.5×2H,C
),5.44(s,0.5×2H,CH),6.
8‐7.4(m,10H,Ar)
【0174】例18 3‐〔〔4‐(2‐ブロモ‐2‐カルボニル‐1‐フェ
ニルビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例13に記載された操作に従い、但し例17で得られた
化合物から出発して、この例の標題化合物を得た(収
率:61%)。 mp=125‐129℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.26(t,J=7.5Hz,0.5×3H,
CH),1.28(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),2.60(s,3H,CH),2.6
3(s,3H,CH),2.90(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.93(s,COOH+MeO
H),5.49(s,0.5×2H,CH),5.5
3(s,0.5×2H,CH),6.8‐7.4
(m,10H,Ar) 分析計算値C2624BrN.0.7CHCl:C5
5.88%, H4.34%,N7.32%,Br13.92% 実測値:C56.26
%, H4.47%,N7.41%,Br13.23%
【0175】例19 3‐〔〔4‐〔2‐クロロ‐1‐フェニル‐2‐(テト
ラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐
5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された操作に従い、但し参考例53で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:31%)。 mp=119‐132℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.10(t,J=7.5Hz,0.5×3H,
CH),1.20(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),2.45(s,0.5×3H,C
),2.52(s,0.5×3H,CH),2.
57(s,0.5×3H,CH),2.63(s,
0.5×3H,CH),2.78(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.37(s,0.5×2H,C
),5.46(s,0.5×2H,CH),6.
09(m,1H,NH),6.8‐7.4(m,10
H,Ar) 分析計算値C2624ClN.0.5CHCl:C60.09
%, H4.70%,N18.50% 実測値:C59.69%, H4.98%,N18.61%
【0176】例20 3‐〔〔4‐(2‐クロロ‐2‐エトキシカルボニル‐
1‐フェニルビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジ
メチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピ
リジン 参考例53に記載された操作に従い、但し参考例3で得
られた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:80%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.01(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.30(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.79(q,J=7.5H
z,2H,CH),4.01(q,J=7.5Hz,
2H,CH),5.44(s,2H,CH),6.
8‐7.4(m,10H,Ar)
【0177】例21 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐2‐クロロ‐1‐フェ
ニルビニル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例13に記載された操作に従い、但し例20で得られた
化合物から出発して、この例の標題化合物を得た(収
率:62%)。 mp=120‐125℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.26(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.60(s,3H,CH),2.63
(s,3H,CH),2.90(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.98(s,COOH+MeO
H),5.52(s,2H,CH),6.8‐7.4
(m,10H,Ar) 分析計算値C2624ClN.0.6CHCl:C6
1.73%, H4.79%,N8.12% 実測値:C61.52%, H4.95%,N8.04%
【0178】例22 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐
(2‐フルオロフェニル)‐2‐(テトラゾール‐5‐
イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 異性体A:参考例5に記載された場合と同様の操作に従
い、但し参考例4で得られた化合物の代わりに参考例7
0で得られた異性体Aを用いて、この例の標題化合物を
得た(収率:24%)。 mp=120‐125℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.25(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.49(s,3H,CH),2.57
(s,3H,CH),2.77(q,J=7.5H
z,2H,CH),5.45(s,2H,CH),
5.98(m,1H,NH),6.8‐7.4(m,1
0H,Ar) 分析計算値C2624FN.1.5HO:C65.00%, H5.
62%,N20.42% 実測値:C64.73%, H5.30%,N20.11% 異性体B:異性体Aの製造に関する上記と同様の操作に
従い、但し参考例70で得られた異性体Bから出発し
て、この例の標題化合物の異性体Bを得た(収率:25
%)。 mp=118‐124℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.27(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.56(s,3H,CH),2.59
(s,3H,CH),2.78(q,J=7.5H
z,2H,CH),4.91(m,1H,NH),
5.44(s,2H,CH),6.8‐7.4(m,
10H,Ar) 分析計算値C2624FN.1.5HO:C65.00%, H5.
62%,N20.42% 実測値:C64.68%, H5.32%,N20.15%
【0179】例23 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐
(テトラゾール‐5‐イル)‐1‐(2‐チエニル)ビ
ニル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例71で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を異性体の混合物として得た(収率:40%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.28(t,J=7.5Hz,0.5×3H,
CH),1.32(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),2.59(s,6H,2CH),2.
78(q,J=7.5Hz,2H,CH),5.47
(s,0.5×2H,CH),5.52(s,0.5
×2H,CH),6.12(m,1H,NH),6.
6‐7.4(m,9H,Ar) 分析計算値C2423S.0.5CHCl:C58.70%,
H4.73%,N19.56%,S6.40% 実測値:C58.79%, H4.8
8%,N19.46%, S6.04%
【0180】例24 3‐〔〔4‐〔1‐(2‐クロロフェニル)‐2‐(テ
トラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐
5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例72で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を異性体の混合物として得た(収率:23%)。 mp=228℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.26(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.54(s,3H,CH),2.57
(s,3H,CH),2.78(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.4(m,1H,NH),5.
46(s,2H,CH),6.89(s,1H,C
H),6.8‐7.4(m,9H,Ar) 分析計算値C2624ClN・HO:C63.99%, H5.
37%,N20.09% 実測値:C64.24%, H5.17%,N20.25%
【0181】例25 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐
(2‐フルオロフェニル)‐2‐(テトラゾール‐5‐
イル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例75で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を白色固体物として得た(収率:44%)。 mp=94‐102℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.14(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.44(s,3H,CH),2.56
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.57(d,J=8Hz,2
H,CH),3.71(s,NH+MeOH),4.
75(t,J=8Hz,1H,CH),5.37(s,
2H,CH),6.8‐7.4(m,9H,Ar) 分析計算値C2626FN.0.5HO:C67.24%, H5.
81%,N21.12% 実測値:C67.21%, H5.79%,N20.11%
【0182】例26 3‐〔〔4‐〔1‐(2‐クロロフェニル)‐2‐(テ
トラゾール‐5‐イル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐
5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例76で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:25%)。 mp=217‐221℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.23(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.57(d,J=8Hz,2
H,CH),3.71(s,NH+MeOH),5.
01(t,J=8Hz,1H,CH),5.40(s,
2H,CH),6.8‐7.4(m,9H,Ar) 分析計算値C2626ClN:C66.16%, H5.55%,N2
0.77% 実測値:C65.80%, H5.69%,N20.26%
【0183】例27 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐
(4‐メトキシフェニル)‐2‐(テトラゾール‐5‐
イル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例77で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:24%)。 mp=96‐99℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.16(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.50(s,3H,CH),2.57
(s,3H,CH),2.68(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.51(d,J=8Hz,2
H,CH),3.68(s,3H,CH),4.4
0(t,J=8Hz,1H,CH),4.89(m,1
H,NH),5.39(s,2H,CH),6.8‐
7.4(m,9H,Ar) 分析計算値C2729O.0.4CHCl:C63.80%,
H5.71%,N19.01% 実測値:C63.92%, H5.77%,N18.95%
【0184】例28 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐
(4‐ピリジル)‐2‐(テトラゾール‐5‐イル)エ
チル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例78で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:43%)。 H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.06(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.58(s,6H,2CH),2.68
(q,J=7.5Hz,2H,CH),3.63
(d,J=8Hz,2H,CH),3.5(HO+
NH),4.62(t,J=8Hz,1H,CH),
5.40(s,2H,CH),6.8‐7.1(m,
7H,Ar),8.38(m,2H,Pyr) 分析計算値C2526.2.5HO:C62.11%, H6.42
%,N23.19% 実測値:C62.19%, H6.22%,N23.41%
【0185】例29 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐(2‐フルオロフェニル)ビニル〕フェニ
ル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例84で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を異性体の混合物として得た(収率:63%)。 H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.10(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),1.30(t,J=7.5Hz,0.5
×3H,CH),2.57(s,3H,CH),
2.62(s,3H,CH),2.77(q,J=
7.5Hz,2H,CH),4.03(q,J=7.
5Hz,0.5×2H,CH),4.12(q,J=
7.5Hz,0.5×2H,CH),5.44(s,
2H,CH),6.47(s,1H,=CH),6.
6‐7.3(m,9H,Ar) 下記化合物は、例29の製造に関して記載された同様の
操作により、但し各々参考例85‐88で得られた化合
物から出発して得た:
【0186】例30 3‐〔〔4‐〔1‐(2‐クロロフェニル)‐2‐エト
キシカルボニルビニル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐
ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕
ピリジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.07(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.26(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),1.30(t,J=7.5Hz,0.5
×3H,CH),2.59(s,3H,CH),
2.63(s,3H,CH),2.77(q,J=
7.5Hz,2H,CH),4.03(q,J=7.
5Hz,0.5×2H,CH),4.12(q,J=
7.5Hz,0.5×2H,CH),5.44(s,
2H,CH),6.49(s,1H,=CH),6.
6‐7.3(m,9H,Ar)
【0187】例31 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐(4‐メトキシフェニル)ビニル〕フェニ
ル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.00(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.24(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),1.31(t,J=7.5Hz,0.5
×3H,CH),2.59(s,3H,CH),
2.63(s,3H,CH),2.75(q,J=
7.5Hz,2H,CH),3.79(s,0.5×
3H,CH),3.81(s,0.5×3H,C
),4.05(q,J=7.5Hz,0.5×2
H,CH),4.09(q,J=7.5Hz,0.5
×2H,CH),5.45(s,0.5×2H,CH
),5.49(s,0.5×2H,CH),6.2
3(s,0.5×1H,=CH),6.27(s,0.
5×1H,=CH),6.6‐7.3(m,9H,A
r)
【0188】例32 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐(4‐ピリジル)ビニル〕フェニル〕メチ
ル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリ
ジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.00(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.24(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),1.31(t,J=7.5Hz,0.5
×3H,CH),2.56(s,3H,CH),
2.61(s,3H,CH),2.75(q,J=
7.5Hz,2H,CH),4.05(q,J=7.
5Hz,2H,CH),5.44(s,0.5×2
H,CH),5.49(s,0.5×2H,C
),6.39(s,0.5×1H,=CH),6.
42(s,0.5×1H,=CH),6.6‐7.3
(m,7H,Ar)、8.6(m,2H,Pyr)
【0189】例33 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐(2,4‐ジフルオロフェニル)ビニル〕フ
ェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.14(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.24(t,J=7.5Hz,0.5×3
H,CH),1.29(t,J=7.5Hz,0.5
×3H,CH),2.56(s,3H,CH),
2.61(s,3H,CH),2.75(q,J=
7.5Hz,2H,CH),4.06(q,J=7.
5Hz,0.5×2H,CH),4.10(q,J=
7.5Hz,0.5×2H,CH),5.44(s,
2H,CH),6.44(s,1H,=CH),6.
6‐7.3(m,8H,Ar)
【0190】例34 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐(2‐フルオロフェニル)エチル〕フェニ
ル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 例9に記載された場合と同様の操作に従い、但し例29
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:40%)。 H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.08(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.26(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.01(d,J=8Hz,2
H,CH),4.00(q,J=7.5Hz,2H,
CH),4.79(t,J=8Hz,1H,CH),
5.39(s,2H,CH),6.8‐7.2(m,
9H,Ar) 下記化合物は、例34の製造に関して記載された同様の
操作により、但し各々例30‐33で得られた化合物か
ら出発して得た:
【0191】例35 3‐〔〔4‐〔1‐(2‐クロロフェニル)‐2‐エト
キシカルボニルエチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐
ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕
ピリジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.08(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.29(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),2.98(d,J=8Hz,2
H,CH),4.02(q,J=7.5Hz,2H,
CH),5.02(t,J=8Hz,1H,CH),
5.40(s,2H,CH),6.6‐7.3(m,
9H,Ar)
【0192】例36 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐(4‐メトキシフェニル)エチル〕フェニ
ル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.09(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.27(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),2.95(d,J=8Hz,2
H,CH),3.75(s,3H,CH),4.0
1(q,J=7.5Hz,2H,CH),4.45
(t,J=8Hz,1H,CH),5.39(s,2
H,CH),6.6‐7.3(m,9H,Ar)
【0193】例37 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐(4‐ピリジル)エチル〕フェニル〕メチ
ル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリ
ジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.00(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.27(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.01(d,J=8Hz,2
H,CH),4.02(q,J=7.5Hz,2H,
CH),4.48(t,J=8Hz,1H,CH),
5.40(s,2H,CH),6.6‐7.3(m,
9H,Ar)
【0194】例38 3‐〔〔4‐〔1‐(2,4‐ジフルオロフェニル)‐
2‐エトキシカルボニルエチル〕フェニル〕メチル〕‐
5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.09(t,J=7.5Hz,3H,C
),1.27(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.75(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.01(d,J=8Hz,2
H,CH),4.17(q,J=7.5Hz,2H,
CH),4.74(t,J=8Hz,1H,CH),
5.40(s,2H,CH),6.6‐7.3(m,
8H,Ar)
【0195】例39 3‐〔〔4‐〔2‐カルボキシ‐1‐(2‐フルオロフ
ェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチ
ル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例34
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:64%)。 mp=222℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.27(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.68(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.05(d,J=8Hz,2
H,CH),3.5(HO+COOH),4.79
(t,J=8Hz,1H,CH),5.38(s,2
H,CH),6.8‐7.4(m,9H,Ar) 分析計算値C2626FN:C72.37%, H6.07%,N
9.74% 実測値:C72.67%, H6.42%,N10.07% 下記化合物は、例39の製造に関して記載された同様の
操作により、但し各々例35‐38で得られた化合物か
ら出発して得た:
【0196】例40 3‐〔〔4‐〔2‐カルボキシ‐1‐(2‐クロロフェ
ニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル
‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン mp=97‐101℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.07(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.68(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.01(d,J=8Hz,2
H,CH),3.5(HO+COOH),5.1
(t,J=8Hz,1H,CH),5.38(s,2
H,CH),6.8‐7.4(m,9H,Ar) 分析計算値C2626ClN・0.25HO:C69.0
3%, H5.90%,N9.29% 実測値:C69.19%, H5.97%,N8.98%
【0197】例41 3‐〔〔4‐〔2‐カルボキシ‐1‐(4‐メトキシフ
ェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチ
ル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン mp=201℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.25(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.78(q,J=7.5H
z,2H,CH),2.96(d,J=8Hz,2
H,CH),3.75(s,3H,CH),4.4
5(t,J=8Hz,1H,CH),4.76(H
+COOH),5.42(s,2H,CH),6.6
‐7.3(m,9H,Ar) 分析計算値C2729:C73.28%, H6.38%,N9.
50% 実測値:C73.34%, H6.58%,N9.62%
【0198】例42 3‐〔〔4‐〔2‐カルボキシ‐1‐(4‐ピリジル)
エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐
エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジンH‐
NMR(80MHz,CDOD)δ(TMS):1.
26(t,J=7.5Hz,3H,CH),2.57
(s,3H,CH),2.60(s,3H,C
),2.78(q,J=7.5Hz,2H,C
),3.00(d,J=8Hz,2H,CH),
4.50(t,J=8Hz,1H,CH),4.76
(HO+COOH),5.44(s,2H,C
),6.9‐7.4(m,7H,Ar),8.4
(m,2H,Pyr) 分析計算値C2526・HO:C69.42%, H6.
53%,N12.95% 実測値:C69.56%, H6.21%,N12.33%
【0199】例43 3‐〔〔4‐〔2‐カルボキシ‐1‐(2,4‐ジフル
オロフェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐
ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕
ピリジン mp=198℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.25(t,J=7.5Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.77(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.00(d,J=8Hz,2
H,CH),4.73(t,J=8Hz,1H,C
H),4.76(HO+COOH),5.42(s,
2H,CH),6.5‐7.4(m,8H,Ar) 分析計算値C2625:C69.47%, H5.61%,
N9.35% 実測値:C69.21%, H5.62%,N9.23%
【0200】例44 2‐ブチル‐5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐(2‐エ
トキシカルボニル‐1‐フェニルビニル)フェニル〕メ
チル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し
5,7‐ジメチル‐2‐エチルイミダゾ〔4,5‐b〕
ピリジンの代わりに(EP400974に記載された操
作に従い得られた)2‐ブチル‐5,7‐ジメチルイミ
ダゾ〔4,5‐b〕ピリジンを用いて、この例の標題化
合物を収率66%で得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.87(t,J=6.4Hz,3H,C
),1.08(t,J=8Hz,0.5×3H,C
),1.28(t,J=8Hz,0.5×3H,C
),1.3(m,4H,2CH),2.58
(s,3H,CH),2.63(s,3H,C
),2.73(m,2H,CH),4.01
(q,J=8Hz,2H,CH),5.49(s,
0.5×2H,CH),5.51(s,0.5×2
H,CH),6.33(s,1H,=CH),6.7
‐7.2(m,10H,Ar)
【0201】例45 2‐ブチル‐5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐(2‐エ
トキシカルボニル‐1‐フェニルエチル)フェニル〕メ
チル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン例9に
記載された場合と同様の操作に従い、但し44で得られ
た化合物から出発して、この例の標題化合物を収率71
%で得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.83(t,J=6.4Hz,3H,C
),1.08(t,J=8Hz,3H,CH),
1.3(m,4H,2CH),2.57(s,6H,
2CH),2.73(m,2H,CH),2.99
(d,J=8Hz,2H,CH),4.01(q,J
=8Hz,2H,CH),4.50(t,J=8H
z,1H,CH),5.39(s,2H,CH),
6.7‐7.2(m,10H,Ar)
【0202】例46 2‐ブチル‐3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1‐フェ
ニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例45
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:96%)。 mp=183℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.72(t,J=6.4Hz,3H,C
),1.3(m,4H,2CH),2.52
(s,3H,CH),2.54(s,3H,C
),2.69(m,2H,CH),3.01
(d,J=8Hz,2H,CH),4.52(t,J
=8Hz,1H,CH),5.36(s,2H,C
),6.7‐7.2(m,11H,Ar+COO
H) 分析計算値C2831:C76.16%, H7.08%,N9.
52% 実測値:C76.22%, H7.21%,N9.55%
【0203】例47 2‐シクロプロピル‐5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐
(2‐エトキシカルボニル‐1‐フェニルビニル)フェ
ニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し
5,7‐ジメチル‐2‐エチルイミダゾ〔4,5‐b〕
ピリジンの代わりに(EP400974に記載された操
作と同様にして得られた)2‐シクロプロピル‐5,7
‐ジメチルイミダゾ〔4,5‐b〕ピリジンを用いて、
この例の標題化合物を収率47%で得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.9(m,4H,2CH),1.07(t,
J=8Hz,3H,CH),1.7(m,1H,C
H),2.57(s,6H,2CH),4.07
(q,J=8Hz,2H,CH),5.54(s,
0.5×2H,CH),5.59(s,0.5×2
H,CH),6.32(s,1H,=CH),6.7
‐7.2(m,10H,Ar)
【0204】例48 2‐シクロプロピル‐5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐
(2‐エトキシカルボニル‐1‐フェニルエチル)フェ
ニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン 例9に記載された場合と同様の操作に従い、但し例47
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:57%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.9(m,4H,2CH),1.08(t,
J=8Hz,3H,CH),1.7(m,1H,C
H),2.56(s,6H,2CH),2.99
(d,J=8Hz,2H,CH),4.01(q,J
=8Hz,2H,CH),4.50(t,J=8H
z,1H,CH),5.49(s,2H,CH),
6.7‐7.2(m,10H,Ar)
【0205】例49 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1‐フェニルエチル)
フェニル〕メチル〕‐2‐シクロプロピル‐5,7‐ジ
メチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン例1に
記載された場合と同様の操作に従い、但し例48で得ら
れた化合物から出発して、この例の標題化合物を得た
(収率:57%)。 mp=189‐190℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.9(m,4H,2CH),1.7(m,1
H,CH),2.47(s,3H,CH),2.53
(s,3H,CH),3.01(d,J=8Hz,2
H,CH),4.51(t,J=8Hz,1H,C
H),5.46(s,2H,CH),6.7‐7.2
(m,11H,Ar+COOH) 分析計算値C2727:C76.21%, H6.40%,N9.
87% 実測値:C76.12%, H6.42%,N9.77%
【0206】例50 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐メ
チルチオ‐1‐フェニル‐2‐(テトラゾール‐5‐イ
ル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例90で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:24%)。 mp=116‐119℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.03(t,J=7.2Hz,0.5×3H,
CH),1.12(t,J=7.2Hz,0.5×3
H,CH),1.96(s,0.5×3H,C
),1.99(s,0.5×3H,CH),2.
39(s,0.5×3H,CH),2.51(s,
0.5×3H,CH),2.59(s,0.5×3
H,CH),2.61(s,0.5×3H,C
),2.6(m,2H,CH),4.88(s,
1H,NH),5.28(s,0.5×2H,C
),5.41(s,0.5×2H,CH),6.
7‐7.2(m,10H,Ar) 分析計算値C2727S.1.5HO:C63.76%, H5.
88%,N19.28%, S6.30% 実測値:C63.33%, H5.94%,N18.85%, S5.94%
【0207】例51 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐メ
チルスルフィニル‐1‐フェニル‐2‐(テトラゾール
‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミ
ダゾ〔4,5‐b〕ピリジン −78℃に冷却されたジクロロメタン1.5ml中例50
で得られた化合物0.43g(0.9mmol)の溶液にジ
クロロメタン1.2ml中メタクロロ過安息香酸0.27
g(0.81mmol)の溶液を慎重に加えた。冷却浴を取
除き、反応混合液を室温まで加温し、その後30℃で9
0分間加熱した。最後に、それを室温まで冷却し、水を
加え、それをジクロロメタンで抽出した。有機相を乾燥
し、溶媒を除去して粗生成物を得、これをシリカゲルク
ロマトグラフィー(極性を増加させていく酢酸エチル‐
メタノール‐酢酸混合液)に付して、この例の標題化合
物を得た(収率:37%)。 mp=141‐144℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.12(t,J=7.2Hz,0.5×3H,
CH),1.23(t,J=7.2Hz,0.5×3
3H,CH),2.47(s,3H,CH),2.
51(s,3H,CH),2.57(s,3H,CH
),2.75(q,J=7.2Hz,2H,C
),4.19(s,1H,NH+MeOH),5.
33(s,0.5×2H,CH),5.48(s,
0.5×2H,CH),6.7‐7.2(m,10
H,Ar) 分析計算値C2727OS.0.5CHCl:C59.27
%, H4.98%,N17.59%,S5.75% 実測値:C59.35%, H
5.09%,N17.26%, S5.42%
【0208】例52 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐フェニルビニル〕フェニル〕メ
チル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピ
リジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例92で得られた化合物から出発して、この例の標題
化合物を得た(収率:34%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.98(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,6H,2CH
),2.55(s,3H,CH),2.63(s,
3H,CH),2.72(q,J=7.2Hz,2
H,CH),3.97(q,J=7.2Hz,4H,
2CH),5.37(s,2H,CH),6.7‐
7.2(m,10H,Ar)
【0209】例53 3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(カルボキシ)‐1‐フェ
ニルビニル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例13に記載された場合と同様の操作に従い、但し例5
2で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
を得た(収率:70%)。 mp=231℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.26(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.59(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.81(m,2H,C
),3.65(広いシグナル,2H,2COOH+
MeOH),5.48(s,2H,CH),6.4‐
7.4(m,10H,Ar) 分析計算値C2725.0.5HO:C69.83%, H
5.62%,N9.07% 実測値:C70.14%, H5.62%,N8.89%
【0210】例54 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐フ
ェニル‐2‐(フェニルアミノカルボニル)‐2‐(テ
トラゾール‐5‐イル)ビニル〕フェニル〕メチル〕‐
3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン a)3‐〔〔4‐〔2‐シアノ‐1‐フェニル‐2‐
(フェニルアミノカルボニル)ビニル〕フェニル〕メチ
ル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン ジメチルホルムアミド2.5mlに溶解された例13で得
られた生成物0.32g(0.7mmol)、1‐ヒドロキ
シベンゾトリアゾール0.094g(0.7mmol)およ
びジシクロヘキシルカルボジイミド0.144g(0.
7mmol)の混合液に窒素雰囲気下でフェニルアミン0.
065g(0.7mmol)を加え、混合液を室温で一夜攪
拌した。次いで酢酸エチル20mlを加え、形成された固
体物を濾去した。有機溶液を飽和水性NaHCOおよ
び水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を除去し
て、粗生成物0.420gを得た。これをシリカゲルク
ロマトグラフィー(極性を増加させていく酢酸エチル‐
ヘキサン混合液)に付して、所望の生成物0.190g
を得た(収率:53%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.25(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.59(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.76(m,2H,C
),5.40(s,0.5×2H,CH),5.
43(s,0.5×2H,CH),6.4‐7.4
(m,16H,Ar) b)この例の標題化合物 参考例5に記載された場合と同様の操作に従い、但しセ
クションa)で得られた化合物から出発して、この例の
標題化合物を得た(収率:74%)。 mp=172‐176℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.26(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.59(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.76(m,2H,C
),3.0(広いシグナル,2H,2NH),5.
49(s,2H,CH),6.4‐7.4(m,15
H,Ar) 分析計算値C3330O.1.5CHCl:C57.29%,
H4.39%,N15.26% 実測値:C56.89%, H5.77%,N15.20%
【0211】例55 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐フ
ェニル‐2‐(フェニルスルホニルアミノカルボニル)
エチル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5
‐b〕ピリジン テトラヒドロフラン13ml中例9で得られた化合物0.
3g(0.69mmol)の混合液に1,1´‐カルボニル
ジイミダゾール0.111g(0.69mmol)を加え、
混合液を還流下で3時間加熱した。次いでそれを冷却
し、ベンゼンスルホンアミド0.133g(0.87mm
ol)およびDBU1.29ml(0.87mmol)からなる
混合液を加えた。得られた混合液を40℃で一夜加熱
し、その後冷却および濃縮した。残渣を水に溶解し、1
0%NaHPO溶液(pH=5)で酸性化した。次
いで得られた溶液をクロロホルムおよび酢酸エチルで抽
出した。合わせた有機相を乾燥し、溶媒を除去して、粗
生成物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルム‐メタノール、2%)により精製して、
この例の標題化合物を得た(収率:42%)。 mp=81‐86℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.21(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.53(s,3H,CH),2.55
(s,3H,CH),2.59(q,J=7.2H
z,2H,CH),2.77(d,J=7.2Hz,
2H,CH),3.4(広いシグナル,1H,COO
H),4.37(t,J=7.2Hz,1H,CH),
5.34(s,2H,CH),7.0‐7.2(m,
15H,Ar) 分析計算値C3232S.1.5HO:C66.30%,
H6.09%,N9.66%, S5.53% 実測値:C66.15%, H5.81%,N9.90%,S6.08
%
【0212】例56 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐
(メチルスルホニルアミノカルボニル)‐1‐フェニル
エチル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,5
‐b〕ピリジン 例55に記載された場合と同様の操作に従い、但しベン
ゼンスルホンアミドの代わりにメチルスルホンアミドを
用い、DBUの代わりに塩基として水素化ナトリウムを
用いて、この例の標題化合物を得た(収率:65%)。 mp=118‐123℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.25(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.59
(s,3H,CH),2.76(q,J=7.2H
z,2H,CH),2.85(d,J=7.2Hz,
2H,CH),2.99(s,3H,CH),3.
4(広いシグナル,1H,COOH),4.51(t,
J=7.2Hz,1H,CH),5.41(s,2H,
CH),6.87(s,1H,Pyr),7.0‐
7.2(m,9H,Ar) 分析計算値C2730S:C66.10%, H6.16%,N
11.42%, S6.53% 実測値:C66.15%, H6.18%,N11.58%, S6.42%
【0213】例57 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔1‐フ
ェニル‐3‐(トリフルオロメチルスルホニルアミノ)
プロピル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン ジクロロメタン3.4ml中参考例93で得られた化合物
0.243g(0.61mmol)の溶液にトリエチルアミ
ン0.17ml(1.22mmol)を加えた。得られた混合
液を氷浴で冷却し、無水トリフルオロメタンスルホン酸
0.06ml(0.37mmol)を加えた。反応混合液を室
温で1時間攪拌し、更に無水トリフルオロメタンスルホ
ン酸0.06mlを加えた。それを室温で更に1時間攪拌
し、その後ジクロロメタンで希釈し、水洗した。水相を
酢酸エチルで抽出し、合わせた有機相を乾燥および濃縮
した。こうして得られた粗生成物をシリカゲルクロマト
グラフィー(クロロホルム‐メタノール‐アンモニア8
9:10:1)に付して、この例の標題化合物を得た
(収率:35%)。 mp=64‐69℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.27(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.87(s,1H,NH),2.35(m,
2H,CH),2.56(s,3H,CH),2.
61(s,3H,CH),2.76(q,J=7.2
Hz,2H,CH),3.24(t,J=7.2H
z,2H,CH),3.93(t,J=7.2Hz,
1H,CH),5.40(s,2H,CH),6.8
7(s,1H,Pyr),7.0‐7.5(m,9H,
Ar) 分析計算値C2729S.0.5EtO:C6
1.36%, H5.59%,N9.86%,S5.64% 実測値:C61.75%,
H5.72%,N10.08%, S5.05%
【0214】例58 3‐〔〔4‐(2‐ブロモ‐2‐カルボキシ‐1‐フェ
ニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 氷浴で冷却された例9で得られた化合物0.3g(0.
72mmol)および赤リン0.028g(0.92mmol)
の混合液にBr0.14ml(2.7mmol)を加え、混
合液を90℃で5時間加熱した。水5mlを加え、それを
酢酸エチルで抽出した。水相を酢酸エチルで再抽出し、
合わせた有機相を乾燥および濃縮した。こうして得られ
た粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホ
ルム‐メタノール、2%)に付して、この例の標題化合
物を得た(収率:56%)。 mp=117‐126℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.26(m,3H,CH),2.63(s,
0.5×3H,CH),2.73(s,0.5×3
H,CH),2.76(s,0.5×3H,C
),2.84(s,0.5×3H,CH),2.
96(m,2H,CH),3.8(m,1H,COO
H+MeOH),4.54(d,J=11Hz,1H,
CH),4.85(dd,J=11Hz,1H,C
H),5.46(s,0.5×2H,CH),7.0
‐7.5(m,10H,Ar) 分析計算値C2626BrN・2CHCl:C4
6.00%, H3.86%,N5.75% 実測値:C45.97%, H3.87%,N6.02%
【0215】例59 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐フェニルエチル〕フェニル〕メ
チル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピ
リジン マグネシウム屑(1.4g、59.6mmol)、無水ジエ
チルエーテル(28ml)およびヨウ素結晶をフラスコに
いれた。次いでジエチルエーテル56ml中ブロモベンゼ
ン6.56ml(62mmol)を加え、混合液を還流下で3
0分間加熱した。得られた溶液を0℃に冷却し、その後
ベンゼン(42.5ml)中参考例96で得られた生成物
(13g、29.8mmol)およびCuBr(0.21
g)の冷却溶液(0℃)に加えた。得られた混合液を0
℃で10分間攪拌し、1N HClを加え、それを酢酸
エチルで抽出した。有機相を乾燥し、溶媒を除去して粗
生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(極
性を増加させていくヘキサン‐酢酸エチル混合液)に付
して、この例の標題化合物を得た(収率:85%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.98(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,6H,2CH
),2.55(s,3H,CH),2.63(s,
3H,CH),2.72(q,J=7.2Hz,2
H,CH),3.97(q,J=7.2Hz,4H,
2CH),4.24(d,J=11Hz,1H,C
H),4.69(d,J=11Hz,1H,CH),
5.37(s,2H,CH),6.7‐7.2(m,
10H,Ar)
【0216】例60 3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(カルボキシ)‐1‐フェ
ニルエチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例59
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:60%)。 mp=137‐142℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.23(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.63
(s,3H,CH),2.96(q,J=7.2H
z,2H,CH),3.4(m,2H,2COOH+
MeOH),4.24(d,J=11Hz,1H,C
H),4.69(d,J=11Hz,1H,CH),
5.50(s,2H,CH),7.0‐7.5(m,
10H,Ar) 分析計算値C2727・0.75CHCl:C60.9
3%, H5.11%,N7.68% 実測値:C60.53%, H5.59%,N7.73%
【0217】例61 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐(4‐メチルフェニル)エチ
ル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 例59に記載された場合と同様の操作に従い、但しブロ
モベンゼンの代わりに4‐ブロモトルエンを用いて、こ
の例の標題化合物を得た(収率:70%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.98(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.02(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.25(s,3H,CH),2.55
(s,3H,CH),2.61(s,3H,C
),2.72(q,J=7.2Hz,2H,C
),3.96(q,J=7.2Hz,2H,C
),3.98(q,J=7.2Hz,2H,C
),4.22(d,J=11Hz,1H,CH),
4.68(d,J=11Hz,1H,CH),5.36
(s,2H,CH),6.7‐7.2(m,9H,A
r)
【0218】例62 3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(カルボキシ)‐1‐(4
‐メチルフェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,
7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例61
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:54%)。 mp=140‐141℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.21(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.24(s,3H,CH),2.55
(s,3H,CH),2.59(s,3H,C
),2.67(q,J=7.2Hz,2H,C
),3.84(m,2H,2COOH+MeO
H),4.1(d,J=11Hz,1H,CH),4.
6(d,J=11Hz,1H,CH),5.42(s,
2H,CH),7.0‐7.5(m,9H,Ar) 分析計算値C2829・2HO:C66.27%, H
6.51%,N8.28% 実測値:C66.63%, H6.65%,N7.87%
【0219】例63 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐(3‐メチルフェニル)エチ
ル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 例59に記載された場合と同様の操作に従い、但しブロ
モベンゼンの代わりに3‐ブロモトルエンを用いて、こ
の例の標題化合物を得た(収率:72%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.97(t,J=7.2Hz,3H,C
),0.99(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.25(s,3H,CH),2.55
(s,3H,CH),2.61(s,3H,C
),2.72(q,J=7.2Hz,2H,C
),3.96(q,J=7.2Hz,2H,C
),3.98(q,J=7.2Hz,2H,C
),4.23(d,J=11Hz,1H,CH),
4.67(d,J=11Hz,1H,CH),5.36
(s,2H,CH),6.7‐7.2(m,9H,A
r)
【0220】例64 3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(カルボキシ)‐1‐(3
‐メチルフェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,
7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例63
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:60%)。 mp=141‐143℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.21(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.24(s,3H,CH),2.55
(s,3H,CH),2.59(s,3H,C
),2.67(q,J=7.2Hz,2H,C
),3.84(m,2H,2COOH+MeO
H),4.1(m,1H,CH),4.6(m,1H,
CH),5.39(s,2H,CH),7.0‐7.
5(m,9H,Ar) 分析計算値C2829・2HO:C66.27%, H
6.51%,N8.28% 実測値:C66.54%, H6.32%,N8.20%
【0221】例65 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐(2‐メチルフェニル)エチ
ル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 例59に記載された場合と同様の操作に従い、但しブロ
モベンゼンの代わりに2‐ブロモトルエンを用いて、こ
の例の標題化合物を得た(収率:62%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.97(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,6H,2CH
),2.33(s,3H,CH),2.55(s,
3H,CH),2.61(s,3H,CH),2.
71(q,J=7.2Hz,2H,CH),3.94
(q,J=7.2Hz,2H,CH),3.96
(q,J=7.2Hz,2H,CH),4.26
(d,J=11Hz,1H,CH),4.95(d,J
=11Hz,1H,CH),5.36(s,2H,CH
),6.7‐7.2(m,9H,Ar)
【0222】例66 3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(カルボキシ)‐1‐(2
‐メチルフェニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,
7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例65
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:71%)。 mp=160‐161℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.25(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.30(s,3H,CH),2.55
(s,3H,CH),2.59(s,3H,C
),2.67(q,J=7.2Hz,2H,C
),3.60(m,2H,2COOH+MeO
H),4.1(m,1H,CH),4.8(m,1H,
CH),5.39(s,2H,CH),7.0‐7.
5(m,9H,Ar) 分析計算値C2829・2HO:C66.27%, H
6.51%,N8.28% 実測値:C66.35%, H6.43%,N8.01%
【0223】例67 3‐〔〔4‐〔1‐ベンジル‐2,2‐ビス(エトキシ
カルボニル)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジ
メチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピ
リジン 例59に記載された場合と同様の操作に従い、但しブロ
モベンゼンの代わりにベンジルブロミドを用いて、この
例の標題化合物を得た(収率:66%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.91(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.19(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.29(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.58(s,3H,CH),2.62
(s,3H,CH),2.64(q,J=7.2H
z,2H,CH),2.9(m,3H,CH+C
),3.63(m,1H,CH),3.85(q,
J=7.2Hz,2H,CH),4.24(q,J=
7.2Hz,2H,CH),5.35(s,2H,C
),6.7‐7.2(m,10H,Ar)
【0224】例68 3‐〔〔4‐〔1‐ベンジル‐2,2‐ビス(カルボキ
シ)エチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例67
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:87%)。 mp=127‐128℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.22(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.59(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.64(q,J=7.2H
z,2H,CH),3.4(m,1H,CH),3.
78(m,5H,CH,CH,2COOH+MeO
H),5.41(s,2H,CH),7.0‐7.5
(m,10H,Ar) 分析計算値C2829・2HO:C66.27%, H
6.51%,N8.28% 実測値:C66.28%, H6.09%,N8.23%
【0225】例69 3‐〔〔4‐(2‐シアノ‐2‐エトキシカルボニル‐
1‐フェニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジ
メチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピ
リジン 例59に記載された場合と同様の操作に従い、但し参考
例99で得られた化合物から出発して、この例の標題化
合物を得た(収率:74%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.05(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.26(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.74(q,J=7.2H
z,2H,CH),4.1(m,3H,CH+C
H),4.67(d,J=11Hz,1H,CH),
5.40(s,2H,CH),6.85(s,1H,
Pyr),7.0‐7.5(m,9H,Ar)
【0226】例70 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐2‐シアノ‐1‐フェ
ニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン塩
酸塩 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例69
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:31%)。 mp=123‐127℃ H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):1.22(t,J=7.2Hz,3H,C
),2.57(s,3H,CH),2.60
(s,3H,CH),2.74(q,J=7.2H
z,2H,CH),4.0(s,COOH+MeO
H),4.15(d,J=11Hz,1H,CH),
4.67(d,J=11Hz,1H,CH),5.41
(s,2H,CH),6.85(s,1H,Py
r),7.0‐7.5(m,9H,Ar) 分析計算値C2726・HCl・HO:C65.6
8%, H5.93%,N11.36% 実測値:C65.41%, H5.75%,N10.92%
【0227】例71 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐2‐メチル‐1‐フェニルエチル〕
フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 氷浴で冷却されたジメチルホルムアミド103ml中55
%水素化ナトリウムの懸濁液に、ジメチルホルムアミド
51mlに溶解された例59で得られた化合物13g(2
5.3mmol)と、その後にヨウ化メチル4.6ml(7
5.9mmol)を滴下した。滴下終了後、反応混合液を室
温で一夜攪拌した。次いで水を加え、溶媒を除去した。
残渣を酢酸エチルに溶解し、塩水で洗浄した。有機相を
乾燥し、溶媒を除去して、粗生成物13gを得た。これ
をシリカゲルクロマトグラフィー(極性を増加させてい
く酢酸エチル‐ヘキサン混合液)に付して、この例の標
題化合物10.2gを得た(収率:76%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.03(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.24(t,J=7.2Hz,6H,2CH
),1.54(s,3H,CH),2.56(s,
3H,CH),2.61(s,3H,CH),2.
74(q,J=7.5Hz,2H,CH),4.01
(q,J=7.5Hz,4H,2CH),5.05
(s,1H,CH),5.38(s,2H,CH),
6.85(s,1H,Pyr),7.0‐7.5(m,
9H,Ar)
【0228】例72 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐2‐メチル‐1‐フェ
ニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン エタノール1.26L中例71で得られた化合物10.
2g(19.3mmol)の溶液に、水264mlに溶解され
たKOH46gを加えた。反応混合液を還流下で4時間
加熱し、その後室温まで冷却した。ほとんどの溶媒を蒸
発させ、水を加え、得られた溶液を酢酸エチルで抽出し
た。水相を酢酸エチルで洗浄し、pH=4に酸性化し、
酢酸エチルで再び抽出した。合わせた有機相を乾燥し、
溶媒を除去して、ジアステレオマーの混合物としてこの
例の化合物8.7gを得、これをシリカゲルクロマトグ
ラフィー(極性を増加させていく酢酸エチル‐ヘキサン
混合液)により分離した。異性体A (早く溶出する分画):2.7g、収率:33
% mp=218℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.11(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.07(d,J=6.4Hz,3H,C
),2.50(s,3H,CH),2.53
(s,3H,CH),2.69(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.25(m,1H,CH),
4.05(d,J=11Hz,1H,CH),5.35
(s,2H,CH),6.0(広いシグナル,1H,
COOH),6.85(s,1H,Pyr),7.0‐
7.5(m,9H,Ar) 分析計算値C2729:C75.85%, H6.84%,N9.
83% 実測値:C75.79%, H6.81%,N9.79%異性体B (遅く溶出する分画):2.9g、収率:35
% mp=217‐221℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.88(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.15(d,J=6.4Hz,3H,C
),2.53(m,8H,2CH+CH),
3.25(m,1H,CH),4.08(d,J=11
Hz,1H,CH),5.32(s,2H,CH),
6.0(広いシグナル,1H,COOH),6.8‐
7.5(m,10H,Ar) 分析計算値C2729・0.25HO:C75.07%,
H6.85%,N9.72% 実測値:C75.03%, H6.87%,N9.86%
【0229】異性体A+Bの各々のエナンチオマーを下
記のように分離した:(−)‐異性体A: 異性体A1g(2.3mmol)を加温
酢酸エチル10mlに溶解し、この溶液にL(−)‐α‐
メチルベンジルアミン0.29ml(2.3mmol)を加え
た。混合液を低温で一夜かけて結晶化させ、形成された
固体物を濾過した。この固体物を、一定のα値が2回の
連続再結晶化で得られるまで、酢酸エチル/メタノール
から再結晶化した。塩0.160gを白色固体物として
得た: 〔α〕 20=−37.4(5、MeOH) H‐NMR(80MHz,CDOD)δ(TM
S):0.99(d,J=7.2Hz,3H,C
),1.17(t,J=8Hz,3H,CH),
1.54(d,J=6.4Hz,3H,CH),2.
55(s,3H,CH),2.59(s,3H,CH
),2.79(q,J=7.5Hz,2H,C
),3.25(m,1H,CH),4.04(d,
J=11Hz,1H,CH),4.32(q,J=8H
z,1H,CHN),4.75(3H,MeOH),
5.47(s,2H,CH),6.7‐7.5(m,
15H,Ar) 固体物を1N NaOHおよび酢酸エチルの混合液に溶
解し、各層を分離した。水相を1N HClでpH=6
に酸性化し、その後酢酸エチルで抽出した。合わせた有
機抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を除去し
て、白色固体物として異性体Aの(−)エナンチオマー
0.065gを得た: 〔α〕 20=−21.9(5、MeOH) mp=218‐219℃ 分析計算値C2729.0.5HO:C74.28%, H
6.93%,N9.62% 実測値:C74.60%, H7.09%,N9.59%(+)‐異性体A: 連続再結晶化からの母液を濃縮し
た。得られた残渣を1NNaOHおよび酢酸エチルの混
合液に溶解し、各層を分離した。水相を1N HClで
pH=6に酸性化し、その後酢酸エチルで抽出した。合
わせた有機抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を除去して、固体物0.720gを得た。この固体物を
加温酢酸エチル20mlに溶解し、その後L(+)‐α‐
メチルベンジルアミン0.2mlで処理した。混合液を低
温で一夜かけて結晶化させ、形成された固体物を濾過し
た。この固体物を、一定のα値が2回の連続再結晶化で
得られるまで、酢酸エチル/メタノールから再結晶化し
た。塩0.120gを白色固体物として得た: 〔α〕 20=+36.0(5、MeOH) その塩を1N NaOHおよび酢酸エチルの混合液に溶
解し、各層を分離した。水相を1N HClでpH=6
に酸性化し、その後酢酸エチルで抽出した。合わせた有
機抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を除去し
て、白色固体物として異性体Aの(+)エナンチオマー
0.065gを得た: 〔α〕 20=+21.0(5、MeOH) mp=217‐218℃ 分析計算値C2729・0.25HO:C75.06%,
H6.88%,N9.72% 実測値:C75.20%, H7.06%,N9.70%
【0230】異性体Aに関して記載された場合と同様の
操作に従い、異性体Bの2種のエナンチオマーを得た:(−)‐異性体B: 〔α〕 20=−47.0(5、MeOH) mp=208‐210℃ 分析計算値C2729・1.25HO:C72.06%,
H7.05%,N9.33% 実測値:C72.26%, H6.72%,N9.31%(+)‐異性体B: 〔α〕 20=+48.0(5、MeOH) mp=212‐214℃ 分析計算値C2729・1.25HO:C72.06%,
H7.05%,N9.33% 実測値:C72.00%, H6.71%,N9.19%
【0231】例73 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐2‐エチル‐1‐フェニルエチル〕
フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 例71に記載された場合と同様の操作に従い、但しヨウ
化メチルの代わりにヨウ化エチルを用いて、この例の標
題化合物を得た(収率:76%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.59(t,J=6.4Hz,3H,C
),0.90(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,6H,2CH
),2.09(q,J=6.4Hz,2H,C
),2.56(s,3H,CH),2.61
(s,3H,CH),2.74(q,J=7.5H
z,2H,CH),3.89(q,J=7.5Hz,
4H,2CH),4.82(s,1H,CH),5.
35(s,2H,CH),6.83(s,1H,CH
Pyr),7.0‐7.5(m,9H,Ar)
【0232】例74 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐2‐エチル‐1‐フェ
ニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐
2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例72に記載された場合と同様の操作に従い、但し例7
3で得られた化合物から出発し、反応時間を延長して、
この例の標題化合物の2種のジアステレオマーを得た。異性体A (早く溶出する分画、17%): mp=227‐229℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.87(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.19(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.4(m,2H,CH),2.55(s,
6H,2CH),2.73(q,J=7.5Hz,2
H,CH),3.10(m,2H,CH+COO
H),4.06(d,J=11Hz,1H,CH),
5.36(s,2H,CH),6.8‐7.5(m,
10H,Ar) 分析計算値C2831.0.5HO:C74.68%, H
7.16%,N9.32% 実測値:C74.43%, H7.23%,N9.07%異性体B (遅く溶出する分画、17%): mp=251℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.89(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.21(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.4(m,2H,CH),2.56(s,
3H,CH),2.61(s,3H,CH),2.
73(q,J=7.5Hz,2H,CH),3.25
(m,1H,CH),4.06(d,J=11Hz,1
H,CH),5.38(s,2H,CH),6.0
(広いシグナル,1H,COOH),6.8‐7.5
(m,10H,Ar) 分析計算値C2831・0.25HO:C75.39%,
H7.12%,N9.42% 実測値:C75.15%, H7.19%,N9.45%
【0233】例75 3‐〔〔4‐〔2‐ベンジル‐2,2‐ビス(エトキシ
カルボニル)‐1‐フェニルエチル〕フェニル〕メチ
ル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 例71に記載された場合と同様の操作に従い、但しヨウ
化メチルの代わりに臭化ベンジルを用いて、この例の標
題化合物を得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.90(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,6H,2CH
),2.56(s,3H,CH),2.61(s,
3H,CH),2.74(q,J=7.5Hz,2
H,CH),3.33(s,2H,CH),3.8
9(q,J=7.5Hz,4H,2CH),4.85
(s,1H,CH),5.39(s,2H,CH),
6.85(s,1H,Pyr),7.0‐7.5(m,
14H,Ar)
【0234】例76 3‐〔〔4‐(2‐ベンジル‐2‐カルボキシ‐1‐フ
ェニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル
‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例72に記載された場合と同様の操作に従い、但し例7
5で得られた化合物から出発し、反応時間を延長して、
この例の標題化合物を異性体の混合物として得た(収
率:19%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.85(t,J=7.2Hz,0.5×3H,
CH),1.25(t,J=6.4Hz,0.5×3
H,CH),2.53(m,10H,2CH+2C
),3.5(m,2H,CH+COOH),4.1
8(d,J=11Hz,1H,CH),5.26(s,
0.5×2H,CH),5.36(s,0.5×2
H,CH),6.8‐7.5(m,15H,Ar) 分析計算値C3333・0.75HO:C76.64%,
H6.72%,N8.12% 実測値:C76.45%, H6.58%,N7.73%
【0235】例77 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐(2,2‐ジメチル‐
2‐エトキシカルボニル‐1‐フェニルエチル)フェニ
ル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例102で得られた化合物から出発して、この例の標
題化合物を得た(収率:24%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.05(t,J=8Hz,3H,CH),
1.24(t,J=8Hz,3H,CH),1.24
(s,6H,2CH),2.57(s,3H,C
),2.61(s,3H,CH),2.75
(q,J=8Hz,2H,CH),3.94(q,J
=8Hz,2H,CH),4.52(s,1H,C
H),5.39(s,2H,CH),6.88(s,
1H,Pyr),6.8‐7.2(m,9H,Ar)
【0236】例78 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐2,2‐ジメチル‐1
‐フェニルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメ
チル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリ
ジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例77
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た(収率:37%)。 mp=103‐106℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.05(t,J=8Hz,3H,CH),
1.27(s,6H,2CH),2.54(s,6
H,2CH),2.65(q,J=8Hz,2H,C
),4.45(s,1H,CH),5.53(s,
2H,CH),5.71(広いシグナル,1H,CO
OH),6.88(s,1H,Pyr),6.8‐7.
2(m,9H,Ar) 分析計算値C2831.0.5HO:C74.68%, H
7.16%,N9.32% 実測値:C74.75%, H6.94%,N9.14%
【0237】例79 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐(2‐エトキシカルボ
ニル‐2‐イソプロピル‐1‐フェニルエチル)フェニ
ル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例104で得られた化合物から出発して、この例の標
題化合物を得た(収率:52%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.92(d,J=6.4Hz,6H,2C
),1.24(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.25(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.70(m,1H,CH),2.57(s,
3H,CH),2.61(s,3H,CH),2.
69(m,2H,CH),3.23(dd,J=11
Hz,J=3.2Hz,1H,CH),3.89(q,
J=7.2Hz,2H,CH),4.22(d,J=
11Hz,1H,CH),5.36(s,2H,C
),6.88(s,1H,Pyr),6.8‐7.
2(m,9H,Ar)
【0238】例80 5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3‐〔〔4‐〔2‐メ
チル‐2‐(メチルスルホニルアミノカルボニル)‐1
‐フェニルエチル〕フェニル〕メチル〕‐3H‐イミダ
ゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例56に記載された場合と同様の操作に従い、但し例7
2で得られた化合物の異性体Aから出発して、この例の
標題化合物を得た(収率:65%)。 mp=117‐120℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.13(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.15(d,J=6.4Hz,3H,C
),2.57(s,6H,2CH),2.73
(s,3H,CH),3.0(m,3H,CH+N
H),3.3(m,1H,CH),4.02(d,J=
11Hz,1H,CH),5.40(s,2H,C
),6.88(s,1H,Pyr),6.8‐7.
2(m,9H,Ar) 分析計算値C2832S.0.5HO:C65.50%,
H6.43%,N10.92%,S6.24% 実測値:65.77%, H6.70
%,N10.34%, S5.85%
【0239】例81 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐メチルエチル〕フェニル〕メチ
ル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリ
ジン 例59に記載された場合と同様の操作に従い、但しブロ
モベンゼンの代わりにヨウ化メチルを用いて、この例の
標題化合物を得た(収率:53%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.98(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.0‐1.4(m,9H),2.64(s,
3H,CH),2.72(s,3H,CH),3.
11(q,J=7.5Hz,2H,CH),3.51
(m,2H,2CH),3.92(q,J=8Hz,2
H,CH),4.18(q,J=8Hz,2H,CH
),5.57(s,2H,CH),7.0‐7.4
(m,5H,Ar)
【0240】例82 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1,2‐ジメチルエチル〕フェニ
ル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 例71に記載された場合と同様の操作に従い、但し例8
1で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
を得た(収率:59%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.12(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.0‐1.4(m,12H),2.58
(s,3H,CH),2.62(s,3H,C
),2.76(q,J=7.5Hz,2H,C
),3.64(q,J=7Hz,1H,CH),
3.92(q,J=8Hz,2H,CH),4.19
(q,J=8Hz,2H,CH),5.41(s,2
H,CH),6.9‐7.4(m,5H,Ar)
【0241】例83 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1,2‐ジメチルエチ
ル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチ
ル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例72に記載された場合と同様の操作に従い、但し例8
2で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
(17%)を例84の標題化合物(16%)と一緒に得
た。 mp=78‐81℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.8‐1.5(m,9H),2.58(s,6
H,2CH),2.70(m,4H,CH+2C
H),3.5‐4.1(広いシグナル,1H,COO
H),5.42(s,2H,CH),6.8‐7.3
(m,5H,Ar) 分析計算値C2227・0.25HO:C71.45%,
H7.44%,N11.37% 実測値:C71.48%, H7.47%,N10.88%
【0242】例84 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1,2‐ジメチル‐2
‐エトキシカルボニルエチル)フェニル〕メチル〕‐
5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン mp=77‐81℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.8‐1.5(m,12H),2.58(s,
6H,2CH),2.70(m,2H,CH),
3.5(m,1H,CH),3.9(m,1H,COO
H),4.04(q,J=8Hz,2H,CH),
5.42(s,2H,CH),6.8‐7.3(m,
5H,Ar) 分析計算値C2531:C68.63%, H7.14%,N9.
60% 実測値:C69.16%, H7.27%,N9.52%
【0243】例85 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐エチルエチル〕フェニル〕メチ
ル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリ
ジン 例59に記載された場合と同様の操作に従い、但しブロ
モベンゼンの代わりにヨウ化エチルを用いて、この例の
標題化合物を得た(収率:88%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.68(t,J=7.2Hz,3H,C
),0.95(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.1‐1.9(m,9H),2.69(s,
3H,CH),2.80(s,3H,CH),3.
20(m,3H,CH+CH),3.86(q,J=
8Hz,2H,CH),4.23(q,J=8Hz,
2H,CH),5.65(s,2H,CH),7.
2(m,5H,Ar)
【0244】例86 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐エチル‐2‐メチルエチル〕フ
ェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,
5‐b〕ピリジン 例71に記載された場合と同様の操作に従い、但し例8
5で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
を得た(収率:61%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.68(t,J=7.2Hz,3H,C
),1.0‐1.4(m,12H),1.78
(m,2H,CH),2.59(s,3H,C
),2.63(s,3H,CH),2.66
(q,J=7.5Hz,2H,CH),3.27
(t,J=8Hz,1H,CH),3.95(q,J=
8Hz,2H,CH),4.18(q,J=8Hz,
2H,CH),5.41(s,2H,CH),6.
9‐7.4(m,5H,Ar)
【0245】例87 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1‐エチル‐2‐メチ
ルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2
‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン 例72に記載された場合と同様の操作に従い、但し例8
6で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
を例88の化合物と一緒に得た。 mp=76‐81℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.65(t,J=6.4Hz,3H,C
),0.85(d,J=5.6Hz,3H,C
),1.21(t,J=6.4Hz,3H,C
),1.6(m,2H,CH),2.58(s,
6H,2CH),2.50‐2.9(m,5H,CH
+2CH+COOH),5.43(s,2H,C
),6.8‐7.3(m,5H,Ar) 分析計算値C2329・0.75HO:C70.29%,
H7.82%,N10.69% 実測値:C70.35%, H7.69%,N10.12%
【0246】例88 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐2‐エトキシカルボニ
ル‐1‐エチル‐2‐メチルエチル)フェニル〕メチ
ル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン mp=87‐90℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.66(t,J=6.4Hz,3H,C
),0.8‐1.5(m,9H),1.8(m,2
H,CH),2.58(s,6H,2CH),2.
70(m,2H,CH),3.5(m,1H,C
H),3.9(m,1H,COOH),4.10(q,
J=8Hz,2H,CH),5.39(s,2H,C
),6.8‐7.3(m,5H,Ar) 分析計算値C2633・0.75HO:C67.17%,
H7.43%,N9.04% 実測値:C67.34%, H7.22%,N8.86%
【0247】例89 6‐クロロ‐5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2
‐ビス(エトキシカルボニル)‐1‐フェニルエチル〕
フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 参考例53に記載された場合と同様の操作に従い、但し
例59で得られた化合物から出発して、この例の標題化
合物を得た。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.99(t,J=8Hz,6H,2CH),
1.26(t,J=8Hz,3H,CH),2.67
(s,6H,2CH),2.75(q,J=8Hz,
2H,CH),4.24(d,J=11Hz,1H,
CH),4.72(d,J=11Hz,1H,CH),
5.34(s,2H,CH),6.9‐7.4(m,
9H,Ar)
【0248】例90 6‐クロロ‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(カルボキ
シ)‐1‐フェニルエチル〕フェニル〕メチル〕‐5,
7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 例1に記載された場合と同様の操作に従い、但し例89
で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物を
得た。 mp=157‐158℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):1.21(t,J=8Hz,3H,CH),
2.67(s,6H,2CH),2.75(q,J=
8Hz,2H,CH),4.28(d,J=11H
z,1H,CH),4.75(d,J=11Hz,1
H,COOH),5.36(s,2H,CH),7.
0‐7.9(m,9H,Ar) 分析計算値C2726ClN.0.5HO:C64.86
%, H5.44%,N8.40% 実測値:C64.48%, H5.21%,N8.29%
【0249】例91 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(エト
キシカルボニル)‐1‐イソプロピル‐2‐メチルエチ
ル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン 参考例3に記載された場合と同様の操作に従い、但し参
考例107で得られた化合物から出発して、この例の標
題化合物を得た(収率:62%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.60(d,J=6.4Hz,3H,C
),1.1(m,9H、3CH),1.59
(s,3H,CH),2.1(m,1H,CH
),2.59(s,3H,CH),2.63
(s,3H,CH),2.74(q,J=7.1H
z,2H,CH),3.28(d,J=11Hz,1
H,CH),3.88(q,J=7.1Hz,2H,C
),4.21(q,J=7.1Hz,2H,C
),5.41(s,2H,CH),6.89
(s,1H,Pyr),7.04(s,4H,Ar)
【0250】例92 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1‐イソプロピル‐2
‐メチルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチ
ル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジ
ン 例72に記載された場合と同様の操作に従い、但し例9
1で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
をジアステレオマーの混合物として得た(収率:62
%)。 mp=84‐90℃ H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.7‐1.3(m,12H,4CH),1.
9(m,1H,CHMe),2.58(s,6H,2
CH),2.50‐2.9(m,4H,CH+2C
H),4.5(br.s,1H,COOH),5.38
(s,0.5×2H,CH),5.41(s,0.5
×2H,CH),6.88(s,1H,Pyr),
7.02(s,4H,Ar) 分析計算値C2431.0.5HO:C71.61%, H
8.01%,N10.43% 実測値:C71.77%, H7.85%,N10.18%
【0251】例93 5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐(2‐エトキシカルボ
ニル‐1‐フェニル‐2‐トリフルオロメチルエチル)
フェニル〕メチル〕‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ
〔4,5‐b〕ピリジン a)5,7‐ジメチル‐3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス
(エトキシカルボニル)‐2‐ブロモジフルオロメチル
‐1‐フェニルエチル〕フェニル〕メチル〕‐2‐エチ
ル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン テトラヒドロフラン5ml中水素化ナトリウム0.05g
(1.16mmol)の懸濁液に例59で得られた化合物
0.5g(0.97mmol)を加え、混合液をアルゴン下
で1.5時間攪拌した。次いでジブロモジフルオロメタ
ン0.09ml(0.97mmol)を加え、混合液を室温で
7日間攪拌した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテ
ルに溶解し、水洗した。有機相を乾燥および濃縮して標
題化合物0.37gを得、これを更に精製せずに次の工
程で用いた。 b)この例の標題化合物 ジメチルスルホキシド1.5ml中例93a)で得られた
化合物の溶液にフッ化カリウム0.112g(1.94
mmol)を加え、混合液をアルゴン下170℃で2時間攪
拌した。こうして得られた懸濁液を冷却し、水を加え、
それをジエチルエーテルで抽出した。有機相を乾燥およ
び濃縮して0.4gの残渣を得、これをシリカゲルクロ
マトグラフィーに付して、油状物としてこの例の標題化
合物0.115gを得た(収率:23%)。 H‐NMR(80MHz,CDCl)δ(TM
S):0.92(t,J=7.1Hz,3H,C
),1.24(t,J=7.1Hz,3H,C
),2.55(s,3H,CH),2.57
(s,3H,CH),2.65(q,J=7.1H
z,2H,CH),3.97(q,J=7.1Hz,
2H,CH),4.24(d,J=11Hz,1H,
CH),4.72(d,J=11Hz,1H,CH),
5.36(s,2H,CH),6.8‐7.6(m,
10H,Ar)
【0252】例94 3‐〔〔4‐(2‐カルボキシ‐1‐フェニル‐2‐ト
リフルオロメチルエチル)フェニル〕メチル〕‐5,7
‐ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐
b〕ピリジン 例72に記載された場合と同様の操作に従い、但し例9
3で得られた化合物から出発して、この例の標題化合物
を得た(収率:62%)。 mp=136‐138℃ H‐NMR(80MHz,CDOD+CDCl
δ(TMS):0.92(t,J=7.1Hz,3H,
CH),2.55(s,6H,2CH),2.65
(q,J=7.1Hz,2H,CH),4.0(s,
1H,COOH+MeOH),4.28(d,J=11
Hz,1H,CH),4.75(d,J=11Hz,1
H,CH),5.36(s,2H,CH),6.8‐
7.6(m,10H,Ar) 分析計算値C2726:C67.35%, H5.44%,
N8.73% 実測値:C67.34%, H5.83%,N8.61%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コンセプシオン、ゴンサレス スペイン国バルセロナ、サント、ボイ、 デ、リョブレガート、エス、フアン、ボス コ、56 (72)発明者 マリア、カルメン、トレス スペイン国バルセロナ、チ.デ、ラ、セキ ア、4 (72)発明者 ハビエル、バルトロリ スペイン国バルセロナ、カルデナル、ビベ ス、イ.トゥト、55

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式Iの化合物、ならびにその塩および
    溶媒和物。 【化1】 〔上記式中:A、B、CおよびDのうち1つはNで、他
    はCRであり、ここで各Rは独立して水素、C1-4 アル
    キル、COOHまたはハロゲンを表し、 RはC1-4 アルキルまたはC3-7 シクロアルキルを表
    し、 Arはフェニルまたはピリジルを表し、これらは基C
    1-4 アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、
    アミノ、C1-4 アルキルアミノ、またはC1-4ジアルキ
    ルアミノで場合により置換されていてもよく、 VはC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリー
    ル、アリール‐(C1-4)アルキル、または5もしくは
    6員の芳香性ヘテロ環を表し、ここでこの環原子のうち
    1〜3つは窒素および/または酸素および/またはイオ
    ウであり、上記ヘテロ環は非置換であるかまたは1以上
    の置換基Rを有しており、 アリールはフェニルまたは1以上の基Rで置換された
    フェニルを表し、 RはC1-4 アルキル、C1-4 ハロアルキル、C1-4
    ルコキシ、C1-4 ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、
    シアノ、ヒドロキシ、アミノ、C1-4 アルキルアミノ、
    1-4 ジアルキルアミノを表し、 基X‐YはC=CまたはCH‐CRを表し、 Rは水素、C1-4 アルキルまたはアリール‐
    (C1-4 )アルキルを表し、 Zは‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐テト
    ラゾール‐5‐イルメチル、‐CONH(テトラゾール
    ‐5‐イル)、‐CONHSO、‐CONHSO
    ‐Het、‐CONHOR、‐CONR、‐
    COCHCOR、‐COCHCO、‐CO
    NHNHSO、‐CONHNHCONH、‐C
    NHSO、‐CHCO、‐CH
    NHCOR、‐CHSONHCONHR
    ‐CHCONHSO、‐CHSONH‐H
    et、‐CHNHCOR、‐NHSO、‐N
    HCOR、‐NHCONHSO、‐NHSO
    NHCOR、‐NHCONRSOCH、‐
    SOH、‐SONHR、‐SONHCONR
    、‐SONHCO、‐SON(CO
    、‐SONHCOR、‐SONH‐He
    t、‐SONHCO‐Het、‐PO(OH)、‐
    PO(OR、‐PO(OH)(OR)、3‐
    (トリフルオロメチル)‐1,2,4‐トリアゾール‐
    5‐イルまたは下記式の基を表し、 【化2】 上記式中、HetはN、OおよびSからなる群より選択
    されるヘテロ原子1〜3つを環内に含み、ヒドロキシ、
    メルカプト、C1-4 アルキル、C1-4 アルコキシ、ハロ
    ゲン、ニトロ、COH、CO1-4 アルキル、アミ
    ノ、C1-4 アルキルアミノおよびC1-4 ジアルキルアミ
    ノから選択される1または2つの基で場合により置換さ
    れた5または6員芳香族ヘテロ環を表し、RおよびR
    は独立して水素、C1-4 アルキル、アリール、アリー
    ル‐(C1-4 )アルキルまたはペルフルオロ(C1-4
    アルキルを表し、 Wは水素、シアノ、C1-4 アルキル、C1-4 ハロアルキ
    ル、C3-7 シクロアルキル、アリール、アリール‐(C
    1-4 )アルキル、C1-4 アルキルスルホニル、C1-4
    ルキルスルフィニル、C1-4 アルキルチオ、C1-4 アル
    コキシ、C1-4アルキルカルボニル、ハロゲン、ヒドロ
    キシメチルまたはC1-4 アルコキシメチルを表すか、ま
    たはWはZについて示された意味のいずれかを有するこ
    とができる〕
  2. 【請求項2】式Iにおいて、 Arがフェニルを表し、これは基C1-4 アルキル、C
    1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、C1-4
    ルキルアミノまたはC1-4 ジアルキルアミノで場合によ
    り置換されていてよく、 基‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、 A、B、C、D、R、V、W、X、YおよびZが前記
    の意味を有する、請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】式Iにおいて、 Arがフェニルを表し、これは基C1-4 アルキル、C
    1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、C1-4
    ルキルアミノまたはC1-4 ジアルキルアミノで場合によ
    り置換されていてよく、 基‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、 AがNであり、 B、CおよびDが各CRであり、 R、R、V、W、X、YおよびZが前記の意味を有す
    る、請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】式Iにおいて、 Arがフェニルを表し、これは基C1-4 アルキル、C
    1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、アミノ、C1-4
    ルキルアミノまたはC1-4 ジアルキルアミノで場合によ
    り置換されていてよく、 基‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、 AがNであり、 CがCHで、BおよびDが各CRであり、 Rが水素またはC1-4 アルキルを表し、 R、V、W、X、YおよびZが前記の意味を有する、
    請求項1に記載の化合物。
  5. 【請求項5】式Iにおいて、 Arがフェニルを表し、これは基C1-4 アルキルまた
    はハロゲンで場合により置換されていてよく、 基‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、 AがNであり、 CがCHで、BおよびDが各CRであり、 Rが水素またはC1-4 アルキルを表し、 VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリール
    またはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、 R、W、X、YおよびZが前記の意味を有する、請求
    項1に記載の化合物。
  6. 【請求項6】式Iにおいて、 Arがフェニルを表し、これは基C1-4 アルキルまた
    はハロゲンで場合により置換されていてよく、 基‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、 AがNであり、 CがCHで、BおよびDが各CRであり、 Rが水素またはC1-4 アルキルを表し、 VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリール
    またはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、 Zが‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐CO
    NHSO、‐CONR、‐CHNHSO
    、‐SONHRまたは‐SONHCOR
    を表し、 R、R、R、W、XおよびYが前記の意味を有す
    る、請求項1に記載の化合物。
  7. 【請求項7】式Iにおいて、 Arがフェニルを表し、これは基C1-4 アルキルまた
    はハロゲンで場合により置換されていてよく、 基‐X(V)‐Y(Z)WがAr環のパラ位にあり、 AがNであり、 CがCHで、BおよびDが各CRであり、 Rが水素またはC1-4 アルキルを表し、 VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリール
    またはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、 Zが‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐CO
    NHSO、‐CONR、‐CHNHSO
    、‐SONHRまたは‐SONHCOR
    を表し、 基X‐YがC=Cを表し、 Wがシアノ、C1-4 アルキル、アリール、アリール‐
    (C1-4 )アルキル、C1-4 アルキルスルホニル、C
    1-4 アルキルスルフィニル、C1-4 アルキルチオまたは
    ハロゲンを表すか、またはWはZについて示された意味
    のいずれかを有することができ、 R、RおよびRが前記の意味を有する、請求項1
    に記載の化合物。
  8. 【請求項8】式Iにおいて、 Arがフェニルを表し、これは基C1-4 アルキルまた
    はハロゲンで場合により置換された基‐X(V)‐Y
    (Z)WがAr環のパラ位にあり、 AがNであり、 CがCHで、BおよびDが各CRであり、 Rが水素またはC1-4 アルキルを表し、 VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリール
    またはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、 Zが‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐CO
    NHSO、‐CONR、‐CHNHSO
    、‐SONHRまたは‐SONHCOR
    を表し、 基X‐YがCH‐CHを表し、 Wが水素、C1-4 アルキル、アリール、アリール‐(C
    1-4 )アルキルまたはハロゲンを表すか、またはWはZ
    について示された意味のいずれかを有することができ、 R、RおよびRが前記の意味を有する、請求項1
    に記載の化合物。
  9. 【請求項9】式Iにおいて、 Arが、フェニルを表し、これは基C1-4 アルキルま
    たはハロゲンで場合により置換された基‐X(V)‐Y
    (Z)WがAr環のパラ位にあり、 AがNであり、 CがCHで、BおよびDが各CRであり、 Rが水素またはC1-4 アルキルを表し、 VがC1-4 アルキル、C3-7 シクロアルキル、アリール
    またはアリール‐(C1-4 )アルキルを表し、 Zが‐CO、‐テトラゾール‐5‐イル、‐CO
    NHSO、‐CONR、‐CHNHSO
    、‐SONHRまたは‐SONHCOR
    を表し、 基X‐YがCH‐CHを表し、 WがC1-4 アルキル、アリール、アリール‐(C1-4
    アルキルまたはハロゲンを表すか、またはWはZについ
    て示された意味のいずれかを有することができ、 R、RおよびRが前記の意味を有する、請求項1
    に記載の化合物。
  10. 【請求項10】ラセミ体、ジアステレオマー混合物、光
    学活性体、塩または溶媒和物の形態の3‐〔〔4‐(2
    ‐カルボキシ‐2‐メチル‐1‐フェニルエチル)フェ
    ニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H
    ‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジンである、請求項1に
    記載の化合物。
  11. 【請求項11】ラセミ体、ジアステレオマー混合物、光
    学活性体、塩または溶媒和物の形態の3‐〔〔4‐(2
    ‐カルボキシ‐2‐エチル‐1‐フェニルエチル)フェ
    ニル〕メチル〕‐5,7‐ジメチル‐2‐エチル‐3H
    ‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジンである、請求項1に
    記載の化合物。
  12. 【請求項12】ラセミ体、光学活性体、塩または溶媒和
    物の形態の3‐〔〔4‐〔2,2‐ビス(カルボキシ)
    ‐1‐フェニルエチル〕フェニル〕メチル〕‐5,7‐
    ジメチル‐2‐エチル‐3H‐イミダゾ〔4,5‐b〕
    ピリジンである、請求項1に記載の化合物。
  13. 【請求項13】請求項1に記載の式Iの化合物もしくは
    その薬学上許容される塩または溶媒和物の有効量を薬学
    上許容される賦形剤とともに含んでなる、医薬組成物。
  14. 【請求項14】ヒトを含めた哺乳動物における高血圧の
    治療または予防に用いられる、請求項1に記載の式Iの
    化合物、またはその薬学上許容される塩または溶媒和物
    の有効量を薬学上許容される賦形剤とともに含んでな
    る、医薬組成物。
  15. 【請求項15】ヒトを含めた哺乳動物におけるうっ血性
    心不全の治療または予防に用いられる、請求項1に記載
    の式Iの化合物、またはその薬学上許容される塩または
    溶媒和物の有効量を薬学上許容される賦形剤とともに含
    んでなる、医薬組成物。
  16. 【請求項16】ヒトを含めた哺乳動物における高眼内圧
    の治療または予防に用いられる、請求項1に記載の式I
    の化合物、またはその薬学上許容される塩または溶媒和
    物の有効量を薬学上許容される賦形剤とともに含んでな
    る、医薬組成物。
  17. 【請求項17】請求項1に記載の式Iの化合物の製造方
    法であって、 下記式VII の化合物: 【化3】 (上記式中Lはハロゲン原子、例えば塩素または臭素を
    表し、Z´は基Zまたは既知化学反応でそれに変換しう
    る基を表し、W´は基Wまたは既知化学反応でそれに変
    換しうる基を表し、ArおよびVは請求項1に記載の
    とおりである)を下記式VIIIの化合物: 【化4】 (上記式中A、B、C、DおよびRは請求項1に記載
    のとおりである)と塩基の存在下で反応させ、必要であ
    れば、基Z´および/またはW´を基Zおよび/または
    Wに変換し、場合により対応塩を得るために式Iの化合
    物を酸または塩基と反応させることを含んでなる、方
    法。
  18. 【請求項18】請求項1に記載の式Iの化合物の製造方
    法であって、 下記式IXの化合物: 【化5】 (上記式中Z´は基Zまたは既知化学反応でそれに変換
    しうる基を表し、W´は基Wまたは既知化学反応でそれ
    に変換しうる基を表し、A、B、C、D、Ar、Vお
    よびRは請求項1に記載のとおりである)を触媒の存
    在下水素でまたは水素化金属で還元し、必要であれば、
    基Z´および/またはW´を基Zおよび/またはWに変
    換し、場合により対応塩を得るために式Iの化合物を酸
    または塩基と反応させることからなる、請求項1に記載
    の式Iの化合物の製造方法。
  19. 【請求項19】下記式XIIIの化合物: 【化6】 (上記式中Z´は基Zまたは既知化学反応でそれに変換
    しうる基を表し、W´は基Wまたは既知化学反応でそれ
    に変換しうる基を表し、A、B、C、D、Arおよび
    は請求項1に記載のとおりである)を式VMgHa
    lのアルキルマグネシウムハライド(XIV 、Vは請求項
    1に記載のとおりである)と反応させ、必要であれば、
    基Z´および/またはW´を基Zおよび/またはWに変
    換し、場合により対応塩を得るために式Iの化合物を酸
    または塩基と反応させることを含んでなる、方法。
  20. 【請求項20】一般式Iの化合物を一般式Iの他の化合
    物に変換し、場合により対応塩を得るために式Iの化合
    物を酸または塩基と反応させることを含んでなる、請求
    項1に記載の式Iの化合物の製造方法。
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