JPH07266942A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH07266942A
JPH07266942A JP6062582A JP6258294A JPH07266942A JP H07266942 A JPH07266942 A JP H07266942A JP 6062582 A JP6062582 A JP 6062582A JP 6258294 A JP6258294 A JP 6258294A JP H07266942 A JPH07266942 A JP H07266942A
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JP
Japan
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side rail
seat
roller
vehicle body
rails
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Pending
Application number
JP6062582A
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English (en)
Inventor
Yuji Tanaka
祐二 田中
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07266942A publication Critical patent/JPH07266942A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/34Rollers; Needles
    • F16C33/36Rollers; Needles with bearing-surfaces other than cylindrical, e.g. tapered; with grooves in the bearing surfaces
    • F16C33/363Rollers; Needles with bearing-surfaces other than cylindrical, e.g. tapered; with grooves in the bearing surfaces with grooves in the bearing-surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
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    • B60N2/06Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
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    • F16C29/04Ball or roller bearings

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Abstract

(57)【要約】 【目的】スライド操作時や荷重入力時等における各レー
ル間のガタつきを防止して、異音の発生を抑え、それに
より乗員の不快感や不安感を解消することができ、ま
た、各レール等の部品精度及び組立精度等を必要以上に
高くしなくても済み、その結果コストを低減させる。 【構成】車体側レール20と座席側レールBとの隙間
に、転動可能なローラ40を介装してなるシートスライ
ド装置10において、前記ローラ40の外周部41に、
各レール20,30の互いに対向し合う面部21,31
にそれぞれ弾撥的に接するガタ止め用の弾性環体50を
装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体側に固設される車
体側レールと、該車体側レールに対しその長手方向に移
動可能に嵌合して座席を支持する座席側レールとを備
え、前記車体側レールと座席側レールとの隙間に、各レ
ールの互いに対向し合う各面部に接しながら転動可能な
ローラを介装してなるシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシートスライド装置とし
ては、例えば、図7及び図8に示すようなものがある。
すなわち、図7に示すシートスライド装置1では、車体
側レール2は開口を上に向けた略C字形断面に形成さ
れ、底面部2aと天井部2bとを有し、座席側レール3
は逆T字形断面に形成され、略水平な摺接部3aと上方
に延びる支持部3bとを有する。座席側レール3の摺接
部3aは、車体側レール2の開口内部に摺動可能に嵌合
しており、各レール2,3間の隙間内において、互いに
対向し合う天井部2bと摺接部3aとの間にはボール4
が介装され、更に底面部2aと摺接部3aとの間にはロ
ーラ5が介装されている。
【0003】また、図8に示すシートスライド装置6で
は、車体側レール7は略C字形断面に形成され、座席側
レール8も同様に略C字形断面に形成されている。座席
側レール8は車体側レール7に上から被さるように嵌合
しており、各レール7,8間の略中央にある大隙間には
ローラ5が介装され、その両脇にある小隙間にはボール
4が介装されている。
【0004】前記何れのシートスライド装置1,6にお
いても、車体側レール2,7に対して座席側レール3,
8がスムーズにスライドできるようにするために、各レ
ール2,3は互いにがっちりとは嵌合してはおらず、前
記ローラ5等が円滑に隙間内を転動できる程度の余裕が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の各種シートスライド装置1,6では、その機
能上、機構上どうしても、ローラ5等を介装する各レー
ル2,3…間の隙間のどこかでレール同士がガタついて
しまう。特に、車体側又は乗員側からのシートスライド
装置1,6に入力する荷重が大きい場合には、大きなガ
タつきに伴うレールの振動によって、剛性体同士を打ち
付け合うような異音が発生するため、かかる異音が乗員
に不快感や不安感を与えるという問題点があった。一
方、ガタつきによる異音の発生等を極力防ぐべく、各レ
ール2,3…やローラ5等の部品精度、及び組付ける際
の組立精度を高くする等して対処すると、コストが嵩む
要因になる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、スライド操作時や荷重入力時等に
おける各レール間のガタつきを防止して、異音の発生を
抑え、それにより乗員の不快感や不安感を解消すること
ができ、また、各レール等の部品精度及び組立精度等を
必要以上に高くしなくても済み、その結果コストを低減
することができるシートスライド装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、車体側(A)に固設
される車体側レール(20)と、該車体側レール(2
0)に対しその長手方向に移動可能に嵌合して座席
(B)を支持する座席側レール(30)とを備え、前記
車体側レール(20)と座席側レール(B)との隙間
に、転動可能なローラ(40)を介装してなるシートス
ライド装置(10)において、前記ローラ(40)の外
周部(41)に、前記各レール(20,30)の互いに
対向し合う面部(21,31)にそれぞれ弾撥的に接す
るガタ止め用の弾性環体(50)を装着したことを特徴
とするシートスライド装置(10)に存する。
【0008】
【作用】車体側レール(20)と座席側レール(30)
とを互いに組付ける前に、各レール(20,30)間に
介装するローラ(40)の外周部(41)には、予めガ
タ止め用の弾性環体(50)を装着しておく。そして、
座席側レール(30)を車体側レール(20)に移動可
能に嵌合させる際、前記ローラ(40)の外周部(4
1)に装着した弾性環体(50)が各レール(20,3
0)の互いに対向し合う各面部(21,31)に弾撥的
に接するようにして、ローラ(40)を各レール(2
0,30)間の隙間内に介装する。
【0009】ローラ(40)に装着してある弾性環体
(50)が、各レール(20,30)の各面部(21,
31)に弾撥的に接するから、例えば、車体側(A)又
は乗員側からの大きな荷重が入力しても、かかる衝撃力
は弾性環体(50)の撓み具合によって吸収される。ま
た、ローラ(40)の径、各レール(20,30)等の
寸法精度や、相互の組立精度にバラツキがあっても、か
かる誤差は弾性環体(50)の撓み具合によって適度に
吸収される。
【0010】このように、互いに剛性体からなる各レー
ル(20,30)の各面部(21,31)とローラ(4
0)の外周部(41)との間に、弾性を有する弾性環体
(50)が介在し、該弾性環体(50)が緩衝材の役目
を果すため、大きくガタつくことがなく、剛性体同士が
直接的に強くぶつかり合うことを防止できる。従って、
異音の発生を抑えることができる。このような弾性環体
(50)が装着してあるローラ(40)の転動により、
座席側レール(30)は車体側レール(20)に対して
円滑にスライドすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1〜図5は本発明の第1実施例を示してい
る。図1及び図5に示すように、シートスライド装置1
0は、車体フロアAにレッグ部材11,12を介して固
定される車体側レール20と、車体側レール20に対し
その長手方向(本実施例では前後方向に合致)に移動可
能に嵌合して座席Bを直接支持する座席側レール30と
を具備してなる。
【0012】車体側レール20は上側に向って開口した
溝状断面に形成されており、底面部21と両側壁部2
2,22とを有している。また、両側壁部22,22の
上端縁には、内側下方に向って折曲したフランジ22
a,22aが形成されている。一方の座席側レール30
は、車体側レール20に対しその長手方向に沿って摺動
可能に内嵌する両摺接部31,31に、車体側レール2
0の上側開口溝より上方に延出する座席取付用の支持部
32を連設してなる。また、両摺接部31,31の側端
縁には、上方に向って折曲したフランジ31a,31a
が形成されている。なお、座席側レール30は、2つの
アングル材を互いに溶接したものである。
【0013】図1及び図2に示すように、座席側レール
30の両摺接部31,31は、車体側レール20の開口
を通って車体側レール20の内部に嵌入されて、各レー
ル20,30は互いに組合わされている。そして、各レ
ール20,30の互いに所定量離れて対向し合う面部間
には幾つかの隙間が形成されており、かかる隙間内には
スライド性を良くするためのローラ40やボール60が
介装されている。
【0014】車体側レール20の底面部21と、座席側
レール30の両摺接部31,31との対向し合う各面部
間の大きな隙間内には、一対のローラ40,40が介装
されている。一対のローラ40,40は、レール20,
30の前後端付近にそれぞれ介装されている。図3に示
すように、ローラ40の外周部41の略中央には、リン
グ状の溝42が設けられており、この溝42にはガタ止
め用の弾性環体50が装着されている。
【0015】弾性環体50は、ローラ40の溝42に装
着された時に、ローラ40の外周部41の一般周面より
膨出するように、ローラ40の径よりも大きな形状にゴ
ム、軟質樹脂、その他エボナイト等の弾性を有する材質
により成形されたものである。図4に示すように、ロー
ラ40の外周部41に装着された弾性環体50は、車体
側レール20の底面部21と座席側レール30の摺接部
31との各面部に、それぞれ弾撥的に転動可能に接して
いる。
【0016】すなわち、弾性環体50は、互いに剛性体
同士である各レール20,30とローラ40の間におい
て、該剛性体同士のガタつき防ぐと共に衝突を緩和する
ための緩衝材としての役目を果している。また、弾性環
体50を装着するためのローラ40の溝42は、各レー
ル20,30間に塗り込めるグリースを溜めるためのい
わゆるグリース溜りとしても機能している。
【0017】また、図1に示すように、座席側レール3
0の摺接部31及びフランジ31aと、車体側レール2
0のフランジ22aとの各面部にほぼ囲まれた小さな隙
間内には、ボール60が介装されている。ボール60
は、前記ローラ40と同様に、車体側レール20に対す
る座席側レール30のスライド性を良くするためのもの
である。このような各ボール60は、丁度ローラ40の
真上付近に位置するように小さな隙間内に介装されてい
る。
【0018】なお、図示省略したが各レール20,30
の前後端の開口付近には、ローラ40やボール60のレ
ール長手方向への移動を所定範囲で規制して、ローラ4
0等の飛び出しを防止するためのストッパを、例えば切
起し等によって設けおくとよい。
【0019】次に作用を説明する。車体側レール20と
座席側レールBとを互いに組付ける時には、図3に示す
ように、自前にローラ40の外周部41の溝42に、該
外周部41の一般周面より膨出する大きさの弾性環体5
0を装着しておく。そして、座席側レール30を車体側
レール20に嵌合させる際、弾性環体50を装着させた
ローラ40を、車体側レール20の底面部21と、座席
側レール30の両摺接部31,31との対向し合う各面
部間の大きな隙間内に挿入する。この時、弾性環体50
が、車体側レール20の底面部21と座席側レール30
の摺接部31との各面部に、それぞれ弾撥的に転動可能
に接するように配する。
【0020】図4に示すように、ローラ40に装着した
弾性環体50が、各レール20,30の各面部に弾撥的
に接するから、例えば、車体側又は乗員側からの大きな
荷重が入力しても、かかる衝撃力は弾性環体50の撓み
具合によって吸収される。すなわち、互いに剛性体から
なる各レール20,30の各面部とローラ40の外周部
41との間に、弾性を有する弾性環体50が緩衝材とし
て介在することで、スライド機能を損なうことなく、該
弾性環体50は、剛性体同士の大きなガタつきを防ぐと
共にそれらの衝突を緩和する。
【0021】それにより、各レール20,30のガタつ
きによる剛性体同士のぶつかり合いで生じる異音の発生
を抑えられ、かかる異音発生による乗員の不快感や不安
感を解消することができる。しかも、ローラ40の径、
各レール20,30の寸法精度や、相互の組立精度にバ
ラツキがあっても、かかる誤差は弾性環体50の撓み具
合によって適度に吸収されるから、部品精度や組立精度
等を必要以上に高くしなくても済み、その結果、コスト
を低減することができる。また、弾性環体50を装着す
るためのローラ40の溝42には、各レール20,30
間に塗り込めるグリースが適度に溜るためにグリースの
早期消失を防止でき、シートスライド装置10の耐久性
を向上させることができる。
【0022】図6は本発明の第2実施例を示している。
本実施例に係るシートスライド装置10aは、各レール
70,80の形状や互いに嵌合態様が、第1実施例とは
異なるものである。すなわち、図6に示すように、車体
側レール70は上側に向って開口した溝状断面に形成さ
れており、底面部71と両側壁部72,72とを有して
いる。また、両側壁部72,72の上端縁側には側方に
向って折曲したフランジ72a,72aが形成されてい
る。
【0023】座席側レール80は、前記車体側レール7
0に上から被さるよう下側に向って開口した溝状断面に
形成されており、天井部81と両側壁部82,82とを
有している。また、両側壁部82,82の下端縁側には
内側に向って折曲したフランジ82a,82aが形成さ
れている。
【0024】車体側レール20の開口に対して座席側レ
ール30の開口が上から被さるように、両レール20,
30は互いに組合わされている。そして、各レール2
0,30の互いに所定量離れて対向し合う各面部間に
は、いくつかの隙間が形成されており、かかる隙間内に
は、第1実施例と同様のローラ40やボール60が介装
されている。
【0025】更に詳しくは、車体側レール70の底面部
71及び両側壁部72,72、並びに座席側レール80
の主として天井部81の各面部に囲まれた大きな隙間内
には、ローラ40が介装されており、かかるローラ40
に装着されている弾性環体50が、車体側レール70の
底面部71と座席側レール80の天井部81との各面部
に転動可能に弾撥的に接している。また、車体側レール
70の側壁部72及びそのフランジ72a、並びに座席
側レール80の側壁部82及びそのフランジ82aの各
面部に囲まれた小さな隙間内にはボールが介装されてい
る。
【0026】このように、弾性環体50を装着したロー
ラ40を介装するための各レール70,80の形状や互
いの嵌合態様には、様々なバリエーションを考えること
ができる。それにより、据え付ける側である車体フロア
等の構造や、支持する座席の種類等に応じて、最も適す
る各種実施例に係るシートスライド装置を適用させるこ
とができる。もちろん、図示した前記各種実施例に限定
されるものではなく、各レールの形状や互いの嵌合態様
は他のタイプのものであってもかまわない。
【0027】なお、前記各種実施例に係るローラの外周
部には1の溝しか設けず、1つの弾性環体しか装着して
いないが、例えば、ローラの外周部には2又は3又は4
等の複数の溝を並設し、かかる複数の溝の数に応じた複
数の弾性環体をローラに装着しても良い。この場合、溝
や弾性環体の数が増えるほどコストが嵩むが、その分、
より確実にレールとローラのガタつきを抑えることがで
きる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るシートスライド装置によれ
ば、車体側レールと座席側レールとの隙間に介装するロ
ーラの外周部に、各レールの互いに対向し合う面部にそ
れぞれ弾撥的に接するガタ止め用の弾性環体を装着した
から、該弾性環体がスライド機能を損なうことなく、互
いに剛性体からなる各レールとローラとの大きなガタつ
きを防ぐと共にそれらの衝突を緩和し、剛性体同士の直
接的なぶつかり合いで生じる異音の発生を抑えて、かか
る異音発生による乗員の不快感や不安感を解消すること
ができる。しかも、ローラの径、各レールの寸法精度
や、相互の組立精度にバラツキがあっても、かかる誤差
は弾性環体の撓み具合によって適度に吸収されるから、
部品精度や組立精度等を必要以上に高くしなくても済
み、その結果、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
を示す端面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
を構成するローラと弾性環体を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
の要部を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
により車体フロア上に支持された座席を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例に係るシートスライド装置
を示す端面図である。
【図7】従来のシートスライド装置を示す端面図であ
る。
【図8】従来の別のシートスライド装置を示す端面図で
ある。
【符号の説明】
10,10a…シートスライド装置 20,70…車体側レール 30,80…座席側レール 40…ローラ 41…外周部 42…溝 50…弾性環体 60…ボール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に固設される車体側レールと、該車
    体側レールに対しその長手方向に移動可能に嵌合して座
    席を支持する座席側レールとを備え、前記車体側レール
    と座席側レールとの隙間に、転動可能なローラを介装し
    てなるシートスライド装置において、 前記ローラの外周部に、前記各レールの互いに対向し合
    う面部にそれぞれ弾撥的に接するガタ止め用の弾性環体
    を装着したことを特徴とするシートスライド装置。
JP6062582A 1994-03-31 1994-03-31 シートスライド装置 Pending JPH07266942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6062582A JPH07266942A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 シートスライド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6062582A JPH07266942A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 シートスライド装置

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Publication Number Publication Date
JPH07266942A true JPH07266942A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13204467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6062582A Pending JPH07266942A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 シートスライド装置

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JP (1) JPH07266942A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1122725A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Fujitsu Ten Ltd 車載用ディスプレイ装置
US7597290B2 (en) 2005-03-30 2009-10-06 Fujitsu Ten Limited Tilting apparatus and electronic apparatus
US8112772B2 (en) 2005-06-02 2012-02-07 Fujitsu Ten Limited Electronic apparatus
WO2015194696A1 (ko) * 2014-06-17 2015-12-23 주식회사 오스템 시트트랙 및 시트트랙용 롤러

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