JPH0726623Y2 - 真空ゲート弁 - Google Patents

真空ゲート弁

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JPH0726623Y2
JPH0726623Y2 JP1990090867U JP9086790U JPH0726623Y2 JP H0726623 Y2 JPH0726623 Y2 JP H0726623Y2 JP 1990090867 U JP1990090867 U JP 1990090867U JP 9086790 U JP9086790 U JP 9086790U JP H0726623 Y2 JPH0726623 Y2 JP H0726623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
stem shaft
shaft
flange
valve
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990090867U
Other languages
English (en)
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JPH0448481U (ja
Inventor
和敏 船場
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は真空ゲート弁に係り、特にそのステム軸の案内
機構に関する。
〔従来技術〕
従来のこの種の真空ゲート弁においては、弁板を開閉移
動し、また弁板を弁座に押し付けるため、手動ないし圧
空シリンダなどの駆動手段により、ベローズを介して弁
板と連結されたステム軸を操作している。
第2図は従来の真空ゲート弁の一例の構成を示す断面図
で、1は弁箱、2はこの弁箱1内に設けられ真空路を遮
断,開放する位置間を往復動する弁板、3はこの弁板2
に連結されたステム軸、9は弁箱1を密閉するボンネッ
トフランジ、30はこのボンネットフランジ9の貫通孔に
嵌着されステム軸3を摺動可能にガイドするブシュ、4
はボンネットフランジ9とステム軸3の受部との間を連
結した伸縮自在なベローズ、10はステム軸3を往復動す
るアクチュエータである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来例においては、ステム
軸とブシュ30が真空中において摺動するためかじりなど
が生じ、弁の開閉作動が不能となったり、あるいは摩耗
による発塵のため清浄な真空雰囲気を汚染し半導体製造
装置等では使用できないという課題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案真空ゲート弁は上記の課題を解決するため、第1
図示のように弁箱1内に、真空路を遮断,開放する位置
間を往復動する弁板2を設け、弁箱1を密閉するボンネ
ットフランジ9に設けられた貫通穴11に、前記弁板2に
連結されたステム軸3を遊挿し、このボンネットフラン
ジ9に、前記ステム軸3を遊挿した伸縮自在なベローズ
4の一端部を固定せしめ、このベローズ4の他端部およ
び前記ステム軸3をベローズ移動フランジ5に固定する
と共に、このベローズ移動フランジ5はベローズ4の外
側に前記ステム軸3と平行に設けられた直動案内軸8に
摺動自在にガイドされる直動案内軸受7に連結してなる
構成としたものである。
〔作用〕
ステム軸3を押出しまたは引込み移動させると、ボンネ
ットフランジ9とステム軸3に結合されたベローズ移動
フランジ5との間に固定されたベローズ4がステム軸3
の移動により縮小または伸長し、ステム軸3,これに結合
されたベローズ移動フランジ5及びこれに連結された直
動案内軸受7が直動案内軸8に沿ってガイドされ摺動さ
れて弁板2が円滑に閉または開動作せしめることにな
る。
本考案の場合、直動案内軸受7と直動案内軸8による摺
動案内機構はベローズ4の外側、即ち真空雰囲気外に設
けられているので、従来例の如き真空雰囲気内に設けら
れたステム軸3とブシュ30の摺動によるかじりなどが生
じて弁の開閉動作が不能になることも、また摩耗による
発塵のため清浄な真空雰囲気を汚染することもなくなる
ことになる。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案真空ゲート弁の一実施例の構成を示す断
面図で、1は弁箱、2はこの弁箱1内に設けられた真空
路を遮断,開放する位置間を往復動する弁板、3はこの
弁板2に連結されたステム軸、9は弁箱1を密閉するボ
ンネットフランジである。
このボンネットフランジ9に設けられた貫通孔11には、
弁板2に連結されたステム軸3が遊挿され、ボンネット
フランジ9に固定されたベローズ固定フランジ6にはス
テム軸3を遊挿した伸縮自在なベローズ4の一端部が固
定されている。このベローズ4の他端部はベローズ移動
フランジ5に固定され、このベローズ移動フランジ5は
ステム軸に結合されていると共に直動案内軸受7に連結
されている。
この直動案内軸受7はベローズ4の外側に設けられた直
動案内軸8に摺動自在にガイドされており、ステム軸3
のベローズ移動フランジ5側軸端部には往復動手段、例
えばアクチュエータ10が連結されている。往復動手段
は、手動式のものであってもよい。
ベローズ4とベローズ固定フランジ6の内径及びボンネ
ットフランジ9の貫通孔11の直径はステム軸3の外径よ
り大きく、ステム軸3とはそれぞれ接触せず、ステム軸
3はこれらに遊挿されている。
本実施例はこのような構成であるから、弁板2の閉また
は開動作を行うときはアクチュエータ10を動作させ、ス
テム軸3を押出しまたは引込み移動させると、ボンネッ
トフランジ9に固定されたベローズ固定フランジ6とス
テム軸3に結合されたベローズ移動フランジ5との間に
固定されたベローズ4がステム軸3の移動により縮小ま
たは伸長し、ステム軸3,これに結合されたベローズ移動
フランジ5及びこれに連結された直動案内軸受7が直動
案内軸8に沿ってガイドされ摺動されて弁板2が円滑に
閉または開動作(第1図の矢印で示す下動または上動)
せしめられることになる。
本実施例の場合、直動案内軸受7と直動案内軸8による
摺動案内機構はベローズ4の外側、即ち真空雰囲気外に
設けられているので、従来例の如き真空雰囲気内に設け
られたステム軸3とブシュ30の摺動によるかじりなどが
生じて弁の開閉動作が不能になることも、また摩耗によ
る発塵のため清浄な真空雰囲気を汚染することもなくな
ることになる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、弁箱1内に、真空路を遮
断,開放する位置間を往復動する弁板2を設け、弁板1
を密閉するボンネットフランジ9に設けられた貫通穴11
に、前記弁板2に連結されたステム軸3を遊挿し、この
ボンネットフランジ9に、前記ステム軸3を遊挿した伸
縮自在なベローズ4の一端部を固定せしめ、このベロー
ズ4の他端部および前記ステム軸3をベローズ移動フラ
ンジ5に固定すると共に、このベローズ移動フランジ5
はベローズ4の外側に前記ステム軸3と平行に設けられ
た直動案内軸8に摺動自在にガイドされる直動案内軸受
7に連結してなるため、直動案内軸受7と直動案内軸8
による摺動案内機構はベローズ4の外側、即ち真空雰囲
気外に設けられているので、従来例の真空雰囲気内に設
けられたステム軸3とブシュ30の摺動によるかじりなど
が生じて弁の開閉動作が不能になることも、また摩耗に
よる発塵のため清浄な真空雰囲気を汚染することもなく
することができ、清浄は真空雰囲気の要求される半導体
製造装置等に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案真空ゲート弁の一実施例の構成を示す断
面図、第2図は従来の真空ゲート弁の一例の構成を示す
断面図である。 1……弁箱、2……弁板、3……ステム軸、4……ベロ
ーズ、5……ベローズ移動フランジ、7……直動案内軸
受、8……直動案内軸、9……ボンネットフランジ、10
……駆動手段(アクチュエータ)、11……貫通孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁箱(1)内に、真空路を遮断,開放する
    位置間を往復動する弁板(2)を設け、弁箱(1)を密
    閉するボンネットフランジ(9)に設けられた貫通穴
    (11)に、前記弁板(2)に連結されたステム軸(3)
    を非接触状態で遊挿し、このボンネットフランジ(9)
    に、前記ステム軸(3)を非接触状態で遊挿した伸縮自
    在なベローズ(4)の一端部を固定せしめ、このベロー
    ズ(4)の他端部および前記ステム軸(3)をベローズ
    移動フランジ(5)に固定すると共に、このベローズ移
    動フランジ(5)はベローズ(4)の外側に前記ステム
    軸(3)と平行に設けられた直動案内軸(8)に摺動自
    在にガイドされる直動案内軸受(7)に連結してなる真
    空ゲート弁。
  2. 【請求項2】ステム軸(3)のベローズ移動フランジ
    (5)側軸端部またはベローズ移動フランジ(5)に往
    復動手段(10)を連結せしめてなる請求項第1項記載の
    真空ゲート弁。
JP1990090867U 1990-08-29 1990-08-29 真空ゲート弁 Expired - Lifetime JPH0726623Y2 (ja)

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JPH0448481U JPH0448481U (ja) 1992-04-24
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JPS63177371U (ja) * 1987-05-08 1988-11-17
JPH01261573A (ja) * 1988-04-08 1989-10-18 Kokusai Electric Co Ltd 真空仕切弁

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JPH0448481U (ja) 1992-04-24

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