JP4522195B2 - 半導体製造装置用の切換え弁 - Google Patents

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本発明は、切換え弁に関し、さらに詳しくは、耐食性に優れ、プロセスガスに影響を与えることがなく、半導体製造装置に好適に用いることができる切換え弁に関する。
半導体製造装置として、酸化膜、ポリシリコン膜、Si34膜を成膜する減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)装置等の成膜装置や、絶縁膜、ポリシリコン膜、金属膜等をパターニングするプラズマエッチング装置等が知られている。
例えば、上述した半導体製造装置の一例として、Si34膜を形成する縦型のCVD装置を例にとって説明すると、この装置には、CVD法により半導体ウエハWにSi34膜を堆積する反応炉部と、シラン系ガスと窒素系ガスを供給するガス供給装置とが設けられている。そしてまた、前記ガス供給装置と反応炉部の間のガス供給配管には、切換え弁が設けられ、必要に応じて所望のガスを反応炉に供給し、あるいはガス供給管内部のガスを排出することができるように構成されている。
このような半導体製造装置に用いられる切換え弁としては、一般的には、図5に示すような三方弁50が用いられる。この三方弁50は、筐体51の中心部に、三叉状の貫通路52aが形成された回転体52が、前記筐体51に対して回動自在に構成されている。
その結果、前記回転体52を所定角度回動させることにより、ガス発生装置に接続された供給管53と反応炉に接続された導出管54とを連通した状態にし、あるいは供給管53と排出管55とを連通した状態にすることができる。
ところで、この三方弁(切換え弁)は、一般的に金属製であり、耐食性を向上させるため、その表面にステンレスメッキ等の耐腐食性加工を施している。
しかしながら、使用するにしたがってメッキが剥離し、三方弁を構成する金属部材が露出し、反応ガスであるSiH2Cl2ガス、NH3ガス等によって腐食するという技術的課題があった。
これを解決するために、前記三方弁(切換え弁)をステンレス部材で形成することが考えられるが、供給ガスと金属との接触反応により、供給ガスの特性を失うというあらたな技術的課題が生じる。
本願発明者らは、上記した課題を解決するために、反応ガスであるSiH2Cl2ガス、NH3ガス等に対して耐腐食性を有する高純度のシリカガラス部材で、切換え弁を形成することに着目し、シリカガラス部材で形成するに適した切換え弁の構造を鋭意研究し、本発明をするに至った。
本発明は、シリカガラス部材で形成することにより、耐食性に優れ、プロセスガスに影響を与えることがなく、半導体製造装置に好適に用いることができる切換え弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明にかかる半導体製造装置用の切換え弁は、二つの貫通路が形成されたシリカガラスからなる弁体と、一つの供給口と二つの導出口が形成された、前記弁体を収容するシリカガラスからなる筐体と、前記筐体の供給口と導出口の周辺部のシリカガラス部位が露出するように前記筐体を収容するステンレス製のケーシングと、前記筐体と前記ケーシングとの間に設けられたテフロン(登録商標)部材と、前記弁体を上下方向に摺動させるピストン・シリンダとを備え、前記ピストン・シリンダにより弁体を上下方向に移動させることにより、前記第一、第二の貫通路を切換え、前記供給口から供給されるガスを、いずれかの導出口から導出するように構成されていることを特徴としている。
尚、前記供給口と前記導出口の周辺部における前記筐体のシリカガラス部位が露出した部分には、Oリングが取り付けられていることが望ましい。
このように、弁体及び筐体をシリカガラスで形成しているため、高純度で耐食性に優れ、プロセスガスに影響を与えることがなく、半導体製造装置において好適に用いることができる。
ここで、前記弁体には、弁体の移動方向と略垂直方向に延びる第一の貫通路と、前記第一の貫通路の下側に位置して、前記弁体の側面部から底面部に向けて形成されたL字状の第二の貫通路とが形成され、前記供給口は、前記ピストン・シリンダにより弁体を上下方向に移動させることにより、第一の貫通路あるいは第二の貫通路に連通するように、筐体の側面部に形成され、前記一の導出口は、前記ピストン・シリンダにより弁体を上下方向に移動させることにより、第一の貫通路に連通するように、前記供給口が形成された側面部と相対向する側の側面部に形成され、他の導出口は、第二の貫通路に連通するように、筐体の底面部に形成されていることが望ましい。
また、前記弁体は弁体保持部材を介してピストン・シリンダのピストンに取り付けられると共に、前記筐体上面と弁体保持部材との間にベローズを形成し、前記弁体を密閉した空間内に配置したことが望ましい。
このように、前記筐体上面と弁体保持部材との間にベローズを形成し、前記弁体を密閉した空間内に配置されているため、弁体と筐体の間から漏れるガスの外部への漏出を防止できる。
更に、前記弁体保持部材にガイド棒が設けられると共に、前記筐体に固体されたフレームに取り付けられたピストン・シリンダ保持体に、前記ピストン・シリンダが設けられ、前記ピストン・シリンダ保持体には、前記ガイド棒が挿通されるガイド孔が形成されていることが望ましい。
このように、前記弁体保持部材にガイド棒が設けられ、ピストン・シリンダ保持体のガイド孔に案内されるため、弁体が傾くことなく、上下動させることができる。
本発明にかかる切換え弁によれば、シリカガラス部材で形成されているため、高純度で耐食性に優れ、プロセスガスに影響を与えることがなく、半導体製造装置に好適に用いることができる切換え弁を提供することができる。
以下、本発明にかかる切換え弁の一実施形態について図1乃至図4に基づいて説明する。なお、図1は一実施形態にかかる切換え弁の正面図、図2は、図1におけるI−I断面図、図3は図1に示した一実施形態の底面図である。図4は本発明の切換え弁を半導体製造装置に用いた場合を示す概略構成図である。
図2に示すように、この切換え弁1は、二つの貫通路2c、2dが形成されたシリカガラスからなる弁体2と、一つの供給口3dと二つの導出口3e、3gが形成され、前記弁体2を収容するシリカガラスからなる筐体3と、前記弁体2を上下方向に摺動させるピストン・シリンダ4とを備え、前記ピストン・シリンダ4により弁体2を上下方向に移動することにより、供給口3dから供給されるガスを前記導出口3e、3gのいずれかの導出口から導出できるように構成されている点に特徴がある。
前記弁体2について詳述すると、弁体2はシリカガラスからなり円柱状に形成され、この弁体2には、径が小さい小径部2aが上端部から中間部にかけて形成され、また中間部から下端部にかけて径が大きい大径部2bが形成されている。
この小径部2aの上端部は、ピストン・シリンダ4のピストン4aの先端部に設けられた弁体保持部材5に保持され、前記ピストン4aによって,弁体2が上下動可能に構成されている。なお、前記ピストン4aの駆動源としては、ガスシリンダ、電気モータ等適宜選定することができる。
また前記大径部2bは、シリカガラスからなる筐体3の円筒孔3aの内部に、上下動可能(摺動可能)に収容されている。また、前記弁体2の大径部2bには、弁体2の移動方向と略垂直方向に延びる第一の貫通路2cが形成されている。また、前記第一の貫通路2cの下方には、前記弁体2の大径部2bの側面から底面に向けて、L字状の第二の貫通路2dが形成されている。
次に、筐体3について説明する。この筐体3は、弁体2と同様に、シリカガラスから構成され、その全体形状は略長方体に形成されている。また、この筐体3には、上面が開口した円筒孔3aが上下方向に延設されている。この筐体3の一側面部3bには、弁体2の移動方向と略垂直方向に延びる供給口3dが形成されている。また、筐体3の他面部3cには、弁体2の移動方向と略垂直方向に延びる導出口3eが形成されている。また、前記筐体3の底面部3fには、円筒孔3aと連通した導出口3gが形成されている。
このように、弁体2に貫通路2c、2dが形成され、また筐体3に供給口3d、導出口3e、3gが形成されているため、図2に示すように、弁体2が下降位置にあるとき、前記供給口3dと導出口3eは貫通路2cを介して連通する。
また、弁体2が、図2の矢印方向に移動した上昇位置にあるとき、前記供給口3dは貫通路2dを介して導出口3gと連通する。
したがって、例えば、図4に示すように、前記供給口3dをガス供給装置22に接続された供給側口とし、導出口3eを反応炉部21に接続された導出側口とし、更に、導出口3gを排出口とすることで、ガス供給装置22から供給されたガスを反応炉部21に供給でき、一方、反応炉部21に対して供給する必要がない場合には、ガスを排出口3gに導き出すことができる。
また、前記筐体3は、ステンレス製のケーシング6の内部に収納されている。このケーシング6はシリカガラスからなる筐体3を衝撃などから保護するものである。また、前記した供給口3d、導出口3e、3gの周辺部分は、前記ケーシング6によって覆われることなく、筐体3のシリカガラス部位が露出している。
そのため、供給口3dが接続されるガス供給装置22の接続口がシリカガラス材で形成され、導出口3eが接続される反応炉部21の接続口がシリカガラス材で形成されている場合には、金属部材を介することなくシリカガラス部位同志でと接続できるため、金属不純物等の混入を抑制できる。しかも、かかる金属部材の腐蝕を防止できる。
前記筐体3のシリカガラス部位が露出した部分(供給口3d、導出口3e、3gの周囲部分)には、Oリング7が取り付けられ、接続部の密着性を高めるように構成されている。
更に、Oリングが取り付けられる凹部上面であるシリカガラス面は、ケーシング側面(ステンレス)より0.5mm低く位置し、ガラス供給装置等の接続口が接続される際の過剰な面応力がガラス面に加わり破損となる要因を軽減する構造としている。
また前記ステンレス板6と筐体3のとの間には、前記ステンレス板6と筐体3(シリカガラス部位)との接触を避けるため、厚さ1mm程度のテフロン(登録商標)部材8が設けられている。このように、テフロン(登録商標)部材8が設けられているため、ステンレス板6からの伝熱を抑制でき、シリカガラスからなる筐体3及び弁体2の熱の影響を極力少なくすることができる。
例えば、反応炉部21の熱がステンレス板6を介して直接伝熱されるのを防止している。
また、筐体3の上面を覆うステンレス板6と弁体保持部材5との間には、ベローズ9が形成され、弁体2は、ベローズ9及び弁体保持部材5によって形成された密閉空間内部に配置されている。
このように、弁体2が密閉された空間内部に配置されるため、弁体2の側面と円筒孔3aの側壁との間に生じる隙間からガスが漏れたとしても、密閉された空間であるため、外部へのガスの漏出を防止できる。
また、図1に示すように、筐体3の上面に設けられたステンレス板6にはフレーム10が上方に延設され、その上端部にピストン・シリンダ保持体11が取り付けられている。そして、このピストン・シリンダ保持体11の中央部に、前記したピストン・シリンダ4が取り付けられている。
また、このピストン・シリンダ保持体11の両側には、ガイド孔11aが形成され、弁体保持部材5の上面に設けられたガイド棒12が挿通している。
したがって、ピストン4aが伸縮した際、弁体保持部材5はガイド孔11aに案内されながら、上下移動する。その結果、弁体2は傾くことなく、筐体に3に形成された円筒孔3a内部を摺動する。
次に、この切換え弁1を、Si34膜を形成する縦型の減圧CVD装置にガス供給配管中に設けた場合について、図4に基づいて説明する。
この縦型の減圧CVD装置20は、図4に示すように、CVD法により半導体ウエハWにSi34膜を堆積する反応炉部21、シラン系ガスと窒素系ガスを供給するガス供給装置22、切換え弁1を含むガス供給系24、反応生成物ガスや未反応ガス等を排気する排気系25、ロードロック部26(一部図示)により概略構成されている。
前記反応炉部21は、ベース27と、ベース27上に設置された、内心管28と外心管29とで構成されたプロセスチャンバ30と、プロセスチャンバ30を加熱する加熱ヒータ(図示省略)と、半導体ウエハWが載置されたウエハボート(図示省略)がロードロック部26のロードロックチャンバ31よりプロセスチャンバ30の内心管28部内に出入りする際に開閉されるゲートバルブ32等で概略構成されている。
前記ガス供給系24は、減圧CVD装置に反応ガスを供給するガス供給装置22と、供給配管33と、供給配管33の途中に設けられた切換え弁1と、前記切換え弁1に設けられた排気管34とにより概略構成されている。
また、排気系25は、排気管35と、図示しないがバルブと、減圧CVD時の反応生成物等を除去するトラップと、メカニカルブースタポンプとドライポンプを組み合わせた排気ポンプ等で概略構成されている。
次に、この減圧CVD装置20の動作について説明する。
ウエハボートに半導体ウエハWを載置し、ロードロックチャンバ31をロックした後、ロードロックチャンバ31内を真空ポンプ(図示省略)により排気し、所定の真空に到達した時点で、窒素ガスをロードロックチャンバ31内に導入して大気圧にすることで、ロードロックチャンバ31内の窒素置換を行う。
次に、ゲートバルブ32を開き、ウエハボートをロードロックチャンバ31より、予め所定の温度に加熱されている反応炉部21の内心管28内に移動させる。ウエハボートの移動完了後、ゲートバルブ32を閉じる。
次に、排気系25によりプロセスチャンバ30内の排気を行う。この排気によって、プロセスチャンバ30内の真空度が所定の真空度以上となった段階で、ガス供給系24のガス供給部より、反応ガスであるSiH2Cl2ガスとNH3ガスとを所定の流量で、供給配管33を通して、プロセスチャンバ30内の内心管28内に導入する。
このとき、切換え弁1は、図2に示した状態、即ち、供給口3dと導出口3eが連通した状態にある。
内心管28内に導入された反応ガスは、加熱されている半導体ウエハW表面やプロセスチャンバ30の内心管28表面で反応、所謂表面反応してこれら表面にSi34膜を堆積しながら上方に向かい、その後内心管28と外心管29の間を通り、この内心管28と外心管29の表面にSi34膜を堆積しながら、排気系25に向かい、排気される。
半導体ウエハW上に所定膜厚のSi34膜が堆積した段階で、切換え弁1を切換え、反応ガスの供給を停止すると共に、供給配管33の内部に残存する反応ガスを排気管34から排気する。このとき、切換え弁1は、図2に示す状態から弁体2が上方に移動した状態、即ち、供給口3dと導出口3gが連通した状態にある。
その後、供給配管33に接続した窒素ガス供給部等より、供給配管33を通して、プロセスチャンバ30内に窒素ガスを導入し、プロセスチャンバ30内が所定の真空度になった時点で排気系25閉じ、窒素ガスはそのまま導入し続けてプロセスチャンバ30内を大気圧にする。
その後、ゲートバルブ32を開き、半導体ウエハWを載置したウエハボートを、プロセスチャンバ30からロードロックチャンバ31に移動させ、ゲートバルブを閉じる。次に、ロードロックチャンバ31の扉を開けて、ウエハボートより、Si34膜が形成された半導体ウエハWを取り出す。
以上、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、本発明の実施の形態例では、減圧状態する半導体ウエハを処理する成膜装置およびエッチング装置の例としてSi34膜を形成する減圧CVD装置に用いたが、TEOS(Tetraethy Orthosilicate)酸化膜やポリシリコン膜を形成する減圧CVD装置等の成膜装置や、半導体ウエハ上の各種膜をプラズマエッチング法でエッチングするプラズマエッチング装置等、広く半導体製造装置に本発明にかかる切換え弁を用いることができる。
また、前記実施形態にあっては、切換え弁を供給系の配管の途中に設けた場合について説明したが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、該切換え弁を半導体製造装置の排気系に設けても良い。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる切換え弁は、半導体製造装置に好適に用いることができる。
図1は本発明にかかる一実施形態の正面図である。 図2は、図1におけるI−I断面図である。 図3は、図1に示した一実施形態の底面図である。 図4は、本発明にかかる切換え弁を適用した減圧CVD装置の概略図である。 図5は、従来の切換え弁を示す概略図である。
符号の説明
1 切換え弁
2 弁体
2c 貫通路
2d 貫通路
3 筐体
3a 円筒孔
3d 供給口
3e 導出口
3g 導出口
4 ピストン・シリンダ
5 弁体保持部材
6 ケーシング
9 ベローズ
10 フレーム
11 ピストン・シリンダ保持体
11a ガイド孔
12 ガイド棒

Claims (5)

  1. 二つの貫通路が形成されたシリカガラスからなる弁体と、一つの供給口と二つの導出口が形成された、前記弁体を収容するシリカガラスからなる筐体と、前記筐体の供給口と導出口の周辺部のシリカガラス部位が露出するように前記筐体を収容するステンレス製のケーシングと、前記筐体と前記ケーシングとの間に設けられたテフロン(登録商標)部材と、前記弁体を上下方向に摺動させるピストン・シリンダとを備え、
    前記ピストン・シリンダにより弁体を上下方向に移動させることにより、前記第一、第二の貫通路を切換え、前記供給口から供給されるガスを、いずれかの導出口から導出するように構成されていることを特徴とする半導体製造装置用の切換え弁。
  2. 前記供給口と前記導出口の周辺部における前記筐体のシリカガラス部位が露出した部分には、Oリングが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載された半導体製造装置用の切換え弁。
  3. 前記弁体には、弁体の移動方向と略垂直方向に延びる第一の貫通路と、前記第一の貫通路の下側に位置して、前記弁体の側面部から底面部に向けて形成されたL字状の第二の貫通路とが形成され、
    前記供給口は、前記ピストン・シリンダにより弁体を上下方向に移動させることにより、第一の貫通路あるいは第二の貫通路に連通するように、筐体の側面部に形成され、
    前記一の導出口は、前記ピストン・シリンダにより弁体を上下方向に移動させることにより、第一の貫通路に連通するように、前記供給口が形成された側面部と相対向する側の側面部に形成され、
    他の導出口は、第二の貫通路に連通するように、筐体の底面部に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された半導体製造装置用の切換え弁。
  4. 前記弁体は弁体保持部材を介してピストン・シリンダのピストンに取り付けられると共に、前記筐体上面と弁体保持部材との間にベローズを形成し、前記弁体を密閉した空間内に配置したことを特徴する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された半導体製造装置用の切換え弁
  5. 前記弁体保持部材にガイド棒が設けられると共に、前記筐体に固体されたフレームに取り付けられたピストン・シリンダ保持体に、前記ピストン・シリンダが設けられ、前記ピストン・シリンダ保持体には、前記ガイド棒が挿通されるガイド孔が形成されていることを特徴とする請求項4に記載された半導体製造装置用の切換え弁。
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