JPH0726608A - 浴室の排水構造 - Google Patents

浴室の排水構造

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JPH0726608A
JPH0726608A JP5175649A JP17564993A JPH0726608A JP H0726608 A JPH0726608 A JP H0726608A JP 5175649 A JP5175649 A JP 5175649A JP 17564993 A JP17564993 A JP 17564993A JP H0726608 A JPH0726608 A JP H0726608A
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JP
Japan
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bathroom
door frame
floor
dressing room
frame installation
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Withdrawn
Application number
JP5175649A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Sato
敏行 佐藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水性能を確保しつつ、浴室内床パンの周囲
を低くして安全性を高める。浴室の施工の際に浴室出入
口の配置を選べるようにする。 【構成】 浴室内床パン3の脱衣室4側の端部3aに、
ドア枠6が設置されるドア枠設置部7を設ける。ドア枠
設置部7よりもさらに脱衣室4側の端部3bに排水溝8
を設ける。排水溝8の上面には脱衣室4の床面4aと略
面一となるように簀の子10を配置する。ドア9から溢
れた水は排水溝8内に排水され、それ以上脱衣室4側へ
流水するのが防がれる。浴室出入口Cのドア9のまたぎ
高さを低くできる。高齢者、ハンディキャップ者の入浴
動作に対する配慮となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室の排水構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、床防水パンや床ハーフ等の洗い場
の周囲を高くして防水性能を確保しているが、この場
合、浴室入口ドアのまたぎ高さ(ドア枠、沓摺等)が高
くなり、安全性に問題があった。そこで、従来より、洗
い場1の周囲を低くするために、例えば図7及び図8に
示すように、浴室出入口Cのすぐ内側(洗い場1側)に
簀の子10付き排水溝8′を設けて、この排水溝8′に
排水管を取付けたり、或いは図9に示すように、ドア枠
設置部7′の下部から浴室出入口Cの内側(洗い場1
側)に亘って簀の子10付き排水溝8′を設けて、この
排水溝8′に排水管を取付けたりしていた。尚図8中、
2は浴槽であり、図9中、20は排水トラップ取付部で
ある。さらに、このように洗い場1の周囲が低くなる
と、ドア9の外側に溢れた水がそのまま脱衣室4側に流
出してしまい、従来ではこれを防止するために、図7に
示すように、ドア9のすぐ外側の脱衣室4の床面4aに
高さ20mm程度の凸段部21を突設し、この凸段部2
1によって脱衣室4側へ流出する水をドア9のすぐ外側
で堰止めるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
にドア9のすぐ外側の床面に凸段部21を突設させる
と、防水性能を確保できても、凸段部21により浴室出
入口Cに段差が生じて安全性が低下し、高齢者、ハンデ
ィキャップ者の入浴動作に対する配慮に欠けるという問
題があった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、防水性能を確保し
つつ、浴室内床パンの周囲を低くして安全性を高めるこ
とができる浴室の排水構造を提供するにあり、さらに他
の目的とするところは、浴室の施工の際に浴室出入口の
配置を選ぶことができる浴室内床パンを備えた浴室の排
水構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、浴室内床パン3の脱衣室4
側の端部3aに、ドア枠6が設置されるドア枠設置部7
が設けられ、ドア枠設置部7よりもさらに脱衣室4側の
端部3bに排水溝8が設けられると共に、排水溝8の上
面には脱衣室4の床面4aと略面一となるように簀の子
10が配置されて成ることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、浴室内床パン3の
周端部の少なくとも2辺に、ドア枠6が設置されるドア
枠設置部7が夫々設けられ、各ドア枠設置部7の外側に
排水溝8が夫々設けられ、上記各ドア枠設置部7は、浴
室出入口Cに対応する一辺のドア枠設置部7のみにドア
枠6が設置され、上記各排水溝8は、ドア枠6が設置さ
れるドア枠設置部7の外側に位置する排水溝8を残して
他の辺の排水溝8が浴室内床パン3から切り離し可能と
されると共に、残された排水溝8の上面には脱衣室4の
床面4aと略面一となるように簀の子10が配置されて
成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】しかして、請求項1記載の発明によれば、浴室
内床パン3の脱衣室4側の端部3aに設けられるドア枠
設置部7よりもさらに脱衣室4側の端部3bに排水溝8
が設けられているので、ドア9から溢れた水はドア9の
外側の排水溝8内に排水され、それ以上脱衣室4側へ流
水するのが防がれるので、浴室内床パン3の周囲を低く
しても、従来のようなドアの外側に凸段部を突設させた
りする必要がない。また、排水溝8の上面に配置される
簀の子10は脱衣室4の床面4aと略面一に配置されて
いるので、浴室出入口Cのドア9のまたぎ高さが低くな
り、高齢者、ハンディキャップ者の入浴動作に対する十
分な配慮となる。
【0008】また、請求項2記載の発明によれば、浴室
内床パン3の周端部の少なくとも2辺に、ドア枠6が設
置されるドア枠設置部7を設け、さらにドア枠設置部7
の外側に排水溝8が夫々設けられているので、脱衣室4
の位置に応じて浴室内床パン3のいずれか一辺のドア枠
設置部7を選んで脱衣室4側の端部3aとすることによ
り、浴室施工の際に浴室出入口Cの配置を任意に選ぶこ
とができる構造となり、尚且つ浴室出入口Cの配置を任
意に選ぶことができる浴室内床パン3を1種の金型で作
製できるようになる。さらに、脱衣室4側のドア枠設置
部7にドア枠6を設置したり、或いは浴室出入口C以外
の排水溝8を浴室内床パン3から切り離したりすること
によって、ドア枠6の外側に排水溝8及び洗い場1の床
面と略面一に配置される簀の子10が設けられた安全性
の高い浴室を、浴室出入口Cを選びながら安価に作製で
きるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、洗い場1付き浴槽2を備えた浴室
ユニットにおける排水構造を例示する。図1及び図2に
おいて、浴室内床パン3は、床防水パン、床ハーフ等の
洗い場を構成するものであって、脱衣室4側の端部3a
から浴槽2側の排水口5側に向かって水勾配が形成され
ている。また、浴室内床パン3の脱衣室4側の端部3a
には、ドア枠6(サッシ枠)が設置されるドア枠設置部
7が凹設されており、このドア枠設置部7よりもさらに
脱衣室4側の端部3bには排水溝8が設けられている。
この排水溝8は、ドア枠設置部7の略全長に亘って設け
られ、ドア9から溢れた水をすべて排水溝8から排水管
(図示せず)に排水できる構造となっている。また、排
水溝8の上面に配置される簀の子10は、脱衣室4の床
面4aと略面一に配置されており、簀の子10と脱衣室
4の床面4aとの間が段差の無い平坦状となっている。
尚図1中、15はシール材である。
【0010】このように、浴室内床パン3の脱衣室4側
の端部3aにドア枠設置部7を設け、このドア枠設置部
7よりもさらに脱衣室4側の端部3bに排水溝8を設け
ることにより、浴室内床パン3の周囲を低くした場合で
あっても、ドア9から溢れた水はドア9の外側の排水溝
8内に排水されるので、従来のようなドアの外側に凸段
部を設けることなく防水性能を確保できる。また、排水
溝8の上面に配置される簀の子10は脱衣室4の床面4
aと略面一に配置しているので、浴室出入口Cのドア9
のまたぎ高さ(ドア枠6、沓摺等)を低くできることと
あいまって、高齢者やハンディキャップ者の入浴動作に
対して十分に配慮のある安全性の高い浴室を提供できる
という利点がある。
【0011】本発明の他の実施例を図3〜図5に示す。
図3において、浴室内床パン3の周端部の2辺以上(本
実施例では3辺3c,3d,3e)には、ドア枠6、浴
室壁11などが設置される設置部7が夫々設けられ、各
設置部7の外側に排水溝8が夫々設けられている。ま
た、上記各設置部7のうち、浴室出入口Cとなる浴室内
床パン3の一辺はドア枠設置部として使用され、また浴
室出入口Cを除く他の辺の設置部7は浴室壁設置部とし
て使用されるものである。また各排水溝8は、ドア枠6
が設置されるドア枠設置部7の外側に位置する排水溝8
を残して他の辺の排水溝8が浴室内床パン3から切り離
し可能とされ、残された排水溝8の上面には脱衣室4の
床面4aと略面一となるように簀の子10が配置される
ようになっている。
【0012】ここで、浴室施工の際には、図4に示すよ
うに、脱衣室4に対応する一辺の設置部7のみにドア枠
6を設置し、また、図5に示すように、浴室内床パン3
の脱衣室4側の一辺を除く他の辺の設置部7には、ドア
枠9ではなく、浴室壁11を設置し、さらに浴室出入口
C以外の排水溝8を切断線13に沿って浴室内床パン3
から切り離す。これにより、浴室出入口Cを選びなが
ら、浴室内床パン3の脱衣室4側となる辺にドア枠6及
び簀の子10付き排水溝8を配置し、脱衣室4以外の辺
には浴室壁11を設置した浴室を作製できるという利点
があり、尚且つ浴室出入口Cの配置を任意に選ぶことが
できる浴室内床パン3を1種の金型で作製できるという
利点がある。尚図4及び図6中、30は水抜き孔であ
り、図5中、11aは浴室壁11の枠、12はシール材
である。
【0013】また、本実施例では、浴室壁11が設置さ
れる設置部7の外側の排水溝8の部分を切断したけれ
ど、これに限らず、例えば図6に示すように、排水溝8
を切断せずに残しておき、排水溝8の外側に浴室壁11
を設置し、排水溝8の内側の設置部7に簀の子10′を
配置することにより、浴室壁11の内側に排水溝8を段
差無く設けること可能となる。
【0014】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明は、浴
室内床パンの脱衣室側の端部に、ドア枠が設置されるド
ア枠設置部が設けられ、ドア枠設置部よりもさらに脱衣
室側の端部に排水溝が設けられると共に、排水溝の上面
には脱衣室の床面と略面一となるように簀の子が配置さ
れて成るから、ドアの外側に配置される排水溝によって
ドアから脱衣室側への水の流出を確実に防止できる。し
かも従来のようなドアの外側に凸段部を設ける必要がな
いので、浴室出入口のまたぎ高さが低くなり、その結
果、防水性能を確保しつつ、高齢者、ハンディキャップ
者の入浴動作に対して配慮のある安全性の高い浴室を提
供できるという効果がある。
【0015】また請求項2記載の発明は、浴室内床パン
の周端部の少なくとも2辺に、ドア枠が設置されるドア
枠設置部が夫々設けられ、各ドア枠設置部の外側に排水
溝が夫々設けられ、上記各ドア枠設置部は、浴室出入口
に対応する一辺のドア枠設置部のみにドア枠が設置さ
れ、上記各排水溝は、ドア枠が設置されるドア枠設置部
の外側に位置する排水溝を残して他の辺の排水溝が浴室
内床パンから切り離し可能とされると共に、残された排
水溝の上面には脱衣室の床面と略面一となるように簀の
子が配置されて成るから、浴室内床パンの各辺のドア枠
設置部の選択或いは排水溝の切り離し等によって、浴室
施工の際に浴室出入口の配置を選ぶことができ、尚且つ
浴室内床パンを1種の金型で作製できる結果、ドア枠の
外側に排水溝及び洗い場の床面と略面一に配置される簀
の子が設けられた安全性の浴室を、浴室出入口を選びな
がら安価に作製できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2のA−A線断面図
である。
【図2】同上の浴室内床パンの斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例の浴室内床パンの斜視図で
ある。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】図3の浴室壁付近の断面図である。
【図6】図5の変形例を示す浴室壁付近の断面図であ
る。
【図7】従来の浴室内床パンの概略断面図である。
【図8】他の従来の浴室の平面図である。
【図9】さらに他の従来のドア枠付近の断面図である。
【符号の説明】
3 浴室内床パン 3a,3b 端部 4 脱衣室 6 ドア枠 7 ドア枠設置部 8 排水溝 10 簀の子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内床パンの脱衣室側の端部に、ドア
    枠が設置されるドア枠設置部が設けられ、ドア枠設置部
    よりもさらに脱衣室側の端部に排水溝が設けられると共
    に、排水溝の上面には脱衣室の床面と略面一となるよう
    に簀の子が配置されて成ることを特徴とする浴室の排水
    構造。
  2. 【請求項2】 浴室内床パンの周端部の少なくとも2辺
    に、ドア枠が設置されるドア枠設置部が夫々設けられ、
    各ドア枠設置部の外側に排水溝が夫々設けられ、上記各
    ドア枠設置部は、浴室出入口に対応する一辺のドア枠設
    置部のみにドア枠が設置され、上記各排水溝は、ドア枠
    が設置されるドア枠設置部の外側に位置する排水溝を残
    して他の辺の排水溝が浴室内床パンから切り離し可能と
    されると共に、残された排水溝の上面には脱衣室の床面
    と略面一となるように簀の子が配置されて成ることを特
    徴とする浴室の排水構造。
JP5175649A 1993-07-15 1993-07-15 浴室の排水構造 Withdrawn JPH0726608A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5175649A JPH0726608A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 浴室の排水構造

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JP5175649A JPH0726608A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 浴室の排水構造

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JPH0726608A true JPH0726608A (ja) 1995-01-27

Family

ID=15999794

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JP5175649A Withdrawn JPH0726608A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 浴室の排水構造

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JP (1) JPH0726608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2645223C1 (ru) * 2017-01-24 2018-02-19 Андрей Николаевич Алексеев Способ обустройства ванной комнаты в многоэтажном доме

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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