JPH07264937A - 支柱倒伏防止用固定器具 - Google Patents

支柱倒伏防止用固定器具

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JPH07264937A
JPH07264937A JP8409994A JP8409994A JPH07264937A JP H07264937 A JPH07264937 A JP H07264937A JP 8409994 A JP8409994 A JP 8409994A JP 8409994 A JP8409994 A JP 8409994A JP H07264937 A JPH07264937 A JP H07264937A
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JP
Japan
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support
column
preventing
support device
present
Prior art date
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Application number
JP8409994A
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English (en)
Inventor
Noritaka Morita
典敬 守田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Trading Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Trading Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】支柱の打込時に適用して支柱の倒伏抵抗性を大
幅に向上させ、支柱の倒伏を確実に防止し、また再使用
も可能である構造簡単な簡易型固定器具を提供するも
の。 【構成】支柱4が嵌挿自在な筒体1の外周に軸線方向に
沿った複数の翼板3Aを放射状に設けたもので、支柱4
と共に地中へ打ち込み、支柱4の倒伏抵抗性を大幅に向
上させるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造園、農業、土木等の
分野において、地中に支柱を立てて樹木その他の物を支
える場合、支柱の倒伏を防止するための取扱い容易な簡
易型の固定器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、造園、農業、土木等の分野で利用
されているあらゆる支柱は、地中に立てた場合には地中
での支柱の抵抗力だけで支えられているため、倒れやす
いものであった。土木等の分野においては、例外的に地
中を一部コンクリート等で固めて支柱の倒伏を防止する
場合もあるが、作業手間や費用がかかり一般的ではな
く、ほとんどの場合支柱を単に地中に打ち込むだけで使
用されているのが一般的で、その解決を求められてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、支柱の打ち
込みと共にあるいは支柱に沿って地中に打ち込むことに
よって、支柱の倒伏抵抗性を大幅に向上させ、支柱の倒
伏を確実に防止することができ、さらに再使用も可能で
ある構造簡単な簡易型固定器具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の支柱倒伏防止用
固定器具は、一端を支柱が嵌挿自在とし他端を閉塞した
筒体の外周に、その軸線方向に沿った複数の翼板を放射
状に設けたことを特徴としている。前記筒体の閉塞端部
の形状は錐状にすることが好ましい。また、前記翼板の
端部近傍は前記閉塞端部方向に次第に低くなるように傾
斜させておくことが好ましい。さらに、本発明の支柱倒
伏防止用固定器具は、支柱を貫通自在とした筒体の外周
に、その軸線方向に沿った複数の翼板を放射状に設けた
ことを特徴とするものである。そして、この支柱を貫通
自在とした筒体に設けられた翼板の一端部近傍は一方向
に次第に低くなるように傾斜させておくことが好まし
い。加えて、支柱の外周に、直接、一体のもとに軸線方
向に沿った複数の翼板を放射状に設けることもよい。
【0005】
【作用】本発明の支柱倒伏防止用固定器具は、支柱の先
端を該固定器具に嵌挿して、該固定器具と支柱とをずれ
たりすることのないよう緊密に接合させた後、地中に打
ち込むものであり、あるいはまた、該固定器具は支柱を
貫通させて支柱の途中で緊密に接合させるものであるの
で、地中に打ち込んだ場合、翼板により地中での変位抵
抗力が極めて大となり、支柱のみを地中に立てた場合よ
りも倒伏抵抗性が大幅に向上し、支柱の倒伏が確実に防
止される。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の支柱倒伏防止用
固定器具の実施例を説明する。図1は本発明の一実施例
を示す斜視図、図2は図1の平面図、図3は本発明の他
の実施例を示す斜視図、図4は図3の平面図、図5は本
発明の他の実施例を示す斜視図、図6は図5の平面図、
図7は図1の一適用例を示す説明図、図8は図1の他の
適用例を示す説明図、図9は本発明のさらに他の実施例
を示す正面図、図10は図9の平面図、図11は本発明
のさらに他の実施例を示す正面図、図12は図11の平
面図、図13は図9の一適用例を示す説明図、図14は
図9の他の適用例を示す説明図、図15は図1および図
9の併用適用例を示す説明図、図16ないし図18はそ
れぞれ本発明のさらに他の実施例を示す説明図である。
【0007】図1〜6において、1は円筒あるいは角筒
状の筒体であって、その一端は開放されて支柱(図示せ
ず)が嵌挿自在となっており、他端は蓋体などで閉塞さ
れた閉塞端部2としている。筒体1の外周には、その軸
線方向に沿った複数の翼板3Aが放射状に設けられてい
る。筒体1の一端を閉塞する閉塞端部2としての蓋体の
形状は錐状にしておくことが好ましく、地中への打ち込
みを容易にする。また、翼板3Aの形状は、その端部近
傍を前記蓋体の方向に次第に低くなるように傾斜させて
おくことが、地中への打ち込みをさらに容易にし、図5
のように翼板3Aの長さを筒体1より延長させることも
できる。
【0008】このような支柱倒伏防止用固定器具を樹木
の支柱に適用する場合には、図7および8に示すよう
に、植付けた樹木21を支える支柱4の先端を筒体1内
に嵌挿して地中に打ち込むことによって、翼板3Aによ
り支柱4の倒伏抵抗性が大となり、支柱4の倒伏が確実
に防止され、極めて有効な支柱となる。さらに本発明の
支柱倒伏防止用固定器具の実施例として図9〜12に示
すように、11は円筒あるいは角筒状の筒体で支柱(図
示せず)が貫通自在となっており、筒体11の外周には
その軸線方向に沿った複数の翼板13Aが放射状に設け
られている。翼板13Aの形状は、その一端部近傍を一
方に次第に低くなるように傾斜させておくことが好まし
く、地中への打ち込みを容易にする。
【0009】支柱に適用する場合には、筒体11に支柱
4を貫通させ、支柱4を地中に打ち込んだ後、筒体11
を支柱4に沿って打ち込むことにより、翼板13Aの抵
抗によって支柱4の倒伏が防止される。図13は樹木2
1を支持する支柱4に適用した例を示し、図14はつる
性の作物22を支持する支柱4に適用した例を示す。本
発明の支柱倒伏防止用固定器具をさらに強力に適用する
には、図15に示すように、一端を閉塞した支柱倒伏防
止用固定器具を支柱4の先端に、また途中に支柱4を貫
通した支柱倒伏防止用固定器具をそれぞれ緊密に接合し
て使用することによって、支柱4を極めて強力に固定す
ることができる。なお、支柱4が不要になった時は、本
発明の支柱倒伏防止用固定器具を掘り出して再使用する
ことができる。さらに加えて、図16ないし図18は、
支柱倒伏防止用固定器具自体を支柱4の外周に、直接、
一体のもとに軸線方向に沿った複数の翼板3B、13B
を放射状に設けることができる。なお、図16ないし図
18に示す筒体1、閉塞端部2、翼板3B、13Bから
なる支柱倒伏防止用固定器具は、前記のとおり支柱4の
外周に、直接、一体のもとに設けたこと以外、本質的に
は前述した図1ないし図14と技術思想は共通するもの
である。
【0010】本発明の支柱倒伏防止用固定器具の材質と
しては、合成樹脂、金属、木等を使用することができ、
合成樹脂は一体成形が可能である点において好ましい。
なお、本発明の支柱倒伏防止用固定器具の筒体の径や長
さ、翼の大きさ、翼の枚数、翼の取付角度等は、土質、
使用する支柱の太さ、使用目的等によって適宜決める。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の支柱倒伏防
止用固定器具は、造園、農業、土木等の分野で地中等に
打ち込んで使用されるあらゆる支柱に容易に適用するこ
とができ、支柱そのものだけを使用する場合より支柱の
倒伏抵抗性を大幅に向上させ、支柱の倒伏を確実に防止
することができ、構造も簡単で量産にも適し、さらに支
柱が不要になった場合に、それが性能の面で劣化してい
ない限り、掘り出して再使用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図4】図3の平面図。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図6】図5の平面図。
【図7】図1の一適用例を示す説明図。
【図8】図1の他の適用例を示す説明図。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す正面図。
【図10】図9の平面図。
【図11】本発明のさらに他の実施例を示す正面図。
【図12】図11の平面図。
【図13】図9の一適用例を示す説明図。
【図14】図9の他の適用例を示す説明図。
【図15】図1および図9の併用適用例を示す説明図。
【図16】本発明のさらに他の実施例を示す説明図。
【図17】本発明のさらに他の実施例を示す説明図。
【図18】本発明のさらに他の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1 筒体 2 閉塞端部 3A 翼板 3B 翼板 4 支柱 11 筒体 13A 翼板 13B 翼板 21 樹木 22 作物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を支柱が嵌挿自在とし他端を閉塞し
    た筒体の外周に、その軸線方向に沿った複数の翼板を放
    射状に設けたことを特徴とする支柱倒伏防止用固定器
    具。
  2. 【請求項2】 前記筒体の閉塞端部の形状を錐状とした
    請求項1記載の支柱倒伏防止用固定器具。
  3. 【請求項3】 前記翼板の端部近傍を前記閉塞端部方向
    に次第に低くなるように傾斜させた請求項1または2記
    載の支柱倒伏防止用固定器具。
  4. 【請求項4】 支柱を貫通自在とした筒体の外周に、そ
    の軸線方向に沿った複数の翼板を放射状に設けたことを
    特徴とする支柱倒伏防止用固定器具。
  5. 【請求項5】 前記翼板の一端部近傍を一方向に次第に
    低くなるように傾斜させた請求項4記載の支柱倒伏防止
    用固定器具。
  6. 【請求項6】 支柱の外周に、直接、一体のもとに軸線
    方向に沿った複数の翼板を放射状に設けたことを特徴と
    する支柱倒伏防止用固定器具。
JP8409994A 1994-03-30 1994-03-30 支柱倒伏防止用固定器具 Pending JPH07264937A (ja)

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JP8409994A JPH07264937A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 支柱倒伏防止用固定器具

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006193958A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Civil Engineering Research Institute Of Hokkaido 羽根付き異形杭及びそれを用いた工法
JP2010106494A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Lasco Japan Co Ltd 支柱立設用の基礎杭およびこれを用いた支柱の立設方法
CN103477941A (zh) * 2013-09-22 2014-01-01 王新光 树的加固装置
KR102115707B1 (ko) * 2019-10-04 2020-06-02 유성우 다축형 기초파일

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