JPH0726492Y2 - 雪止め金具 - Google Patents

雪止め金具

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JPH0726492Y2
JPH0726492Y2 JP1990082646U JP8264690U JPH0726492Y2 JP H0726492 Y2 JPH0726492 Y2 JP H0726492Y2 JP 1990082646 U JP1990082646 U JP 1990082646U JP 8264690 U JP8264690 U JP 8264690U JP H0726492 Y2 JPH0726492 Y2 JP H0726492Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、菱葺き屋根や亀甲葺き屋根に用いる雪止め金
具に関するものである。
(ロ) 従来の技術 雪が多く降る地方では、ほとんどの建物の屋根に雪止め
金具を取り付けている。その雪止め金具にも幾つかの種
類があるが、主に第5図に示したような四角形を基本と
したものである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 近年、洋風の建物の増加に伴い、菱葺き屋根が施工され
る機会も増えている。
菱葺き屋根は、菱形の葺き板が建物のデザインや屋根の
全体的形状と調和して、独特の味を醸しだす屋根であ
る。
また、亀甲葺き屋根も、独特の雰囲気を醸しだす屋根と
して知られている。
しかし、これらの屋根に従来の四角形の雪止め金具を用
いると、屋根面に立ち上がる四角形が菱葺きや亀甲葺き
の独特の雰囲気を醸してしまい、せっかくの意匠が台無
しになってしまう。
本考案は、これらの屋根の独特の雰囲気に調和する雪止
め金具を提供すると共に、雪止め金具を取り付けた屋根
の意匠性を高めることを目的としたものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案の雪止め金具は、アームと、複数の三角面とから
形成されている。そして、雪止め金具の軒側である三角
面の組み合わせは、三角面の底辺が葺き板の軒側の辺に
沿う角度で組み合わせられている。このような構成の雪
止め金具を用いる。
(ホ) 実施例 まず、本考案の第一実施例として、菱葺き屋根に用いる
雪止め金具について第1図・第2図から説明する。第1
図はその斜視図であり、第2図は上から見た平面図であ
る。
菱葺き用雪止め金具(1)は、三角面(2)の組み合わ
せとアーム(5)より成っており、その軒側である第1
三角面(2a)と第2三角面(2b)の底辺(3)(3)
は、菱葺き板の辺(4)(4)より成る角度と同じ角度
を形成し、菱葺き板の辺(4)(4)に沿っている。そ
して、第3三角面(2c)はアーム(5)に対して直角に
立ち上がっている。
次に、本考案の第二実施例について第3図より説明す
る。この第二実施例は、第一実施例と同様に、菱葺き屋
根に用いるものであるが、三角面(2)のうち、アーム
(5)に対して直角に立ち上がっている第一実施例の第
3三角面(2c)に相当する三角面が無い点で異なってい
る。
そして、第一実施例と同様に、第1三角面(2a)と第2
三角面(2b)の底辺(3)(3)は、菱葺き板の辺
(4)(4)より成る角度と同じ角度を形成し、菱葺き
板の辺(4)(4)に沿っているが、その先端には排水
口(6)が設けられている。
この第二実施例は、第1三角面(2a)と第2三角面(2
b)とが接している箇所の突き出た部分の内側に、雨水
がたまってしまうので、その部分に排水口(6)を設け
ることにより、その問題を解決したものである。
本考案第三実施例は、亀甲葺きに用いる場合の実施例で
あり、第4図はそれを上から見た平面図である。
第三実施例は、第一実施例・第二実施例と同様に、三角
面(2)の組み合わせで成っており、その軒側である三
角面(2a)(2b)(2c)の底辺(3)(3)(3)は、
亀甲形の葺き板の辺(4)(4)(4)に沿っている。
第1三角面(2a)と第2三角面(2b)と第3三角面(2
c)と第4三角面(2d)が組み合わせられており、第4
三角面(2d)はアーム(5)に対して直角に立ち上がっ
ている。あるいは、第4三角面(2d)をなくして、第二
実施例のように、排水口を設けてもよい。
(ヘ) 効果 これまで述べたように、本考案に係る雪止め金具は、少
なくとも二つ以上の三角面を形成し、さらに、雪止め金
具の軒側である三角面の組み合わせは、三角面の底辺が
葺き板の辺に沿う角度で組み合わせられている。このた
め、この雪止め金具を菱葺き屋根に用いると、菱葺きの
上に、菱葺き板の辺に沿って二つの三角面が立ち上が
り、菱形を形成するので、菱葺きと調和した雰囲気を醸
し出すのである。また、亀甲葺き屋根においても、同様
に、三角面の底辺が葺き板の辺に沿う角度で組み合わせ
られているため、屋根の流れに調和するのである。こう
して、雪止め金具を取り付けた屋根の意匠性を高めるこ
とができる。
このように、従来の雪止め金具が、屋根面に四角形が立
ち上がっているという感覚を看者に与え、意匠性を損な
ってしまっていたのに対し、本考案にかかる雪止め金具
は、屋根の流れに沿い、屋根の意匠性を損なうことな
く、それぞれの屋根の独特の雰囲気を保つことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案第一実施例の説明図、第3図は
第二実施例の斜視図、第4図は第三実施例の説明図、第
5図は従来技術の斜視図である。 (1)菱葺き用雪止め金具、(2)三角面 (2a)第1三角面、(2b)第2三角面 (2c)第3三角面、(2d)第4三角面 (3)底辺、(4)辺 (5)アーム、(6)排水口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームと、複数の三角面とから形成されて
    いる雪止め金具であり、雪止め金具の軒側である三角面
    の組み合わせは、三角面の底辺が葺き板の軒側の辺に沿
    う角度で組み合わせられていることを特徴とする雪止め
    金具。
JP1990082646U 1990-08-03 1990-08-03 雪止め金具 Expired - Fee Related JPH0726492Y2 (ja)

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JPH0441023U JPH0441023U (ja) 1992-04-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6178931U (ja) * 1984-10-26 1986-05-27
JPH0613596U (ja) * 1992-07-20 1994-02-22 メーコー工業株式会社 事務用椅子

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JPH0441023U (ja) 1992-04-07

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