JPH0726465B2 - 外壁パネル及び外壁パネルからなる建物の外壁 - Google Patents
外壁パネル及び外壁パネルからなる建物の外壁Info
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- JPH0726465B2 JPH0726465B2 JP1085381A JP8538189A JPH0726465B2 JP H0726465 B2 JPH0726465 B2 JP H0726465B2 JP 1085381 A JP1085381 A JP 1085381A JP 8538189 A JP8538189 A JP 8538189A JP H0726465 B2 JPH0726465 B2 JP H0726465B2
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- finishing material
- wall panel
- shaped
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- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F13/00—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings
- E04F13/07—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor
- E04F13/08—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F13/00—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings
- E04F13/07—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor
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- E04F13/0869—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements having conduits for fluids
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04C—STRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
- E04C2/00—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
- E04C2/44—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the purpose
- E04C2/52—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the purpose with special adaptations for auxiliary purposes, e.g. serving for locating conduits
- E04C2/521—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the purpose with special adaptations for auxiliary purposes, e.g. serving for locating conduits serving for locating conduits; for ventilating, heating or cooling
- E04C2/523—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the purpose with special adaptations for auxiliary purposes, e.g. serving for locating conduits serving for locating conduits; for ventilating, heating or cooling for ventilating
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- E04F13/0801—Separate fastening elements
- E04F13/0803—Separate fastening elements with load-supporting elongated furring elements between wall and covering elements
- E04F13/081—Separate fastening elements with load-supporting elongated furring elements between wall and covering elements with additional fastening elements between furring elements and covering elements
- E04F13/0821—Separate fastening elements with load-supporting elongated furring elements between wall and covering elements with additional fastening elements between furring elements and covering elements the additional fastening elements located in-between two adjacent covering elements
- E04F13/0825—Separate fastening elements with load-supporting elongated furring elements between wall and covering elements with additional fastening elements between furring elements and covering elements the additional fastening elements located in-between two adjacent covering elements engaging side holes preformed into the covering elements
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- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建物の外壁パネル及びこの外壁パネルから
なる建物の外壁に関する。
なる建物の外壁に関する。
最近の建物の外壁は清掃及び補修が比較的容易にでき、
然も見栄えが良いこと等から、タイルや石等の張りつけ
材によって仕上げる場合が多い。
然も見栄えが良いこと等から、タイルや石等の張りつけ
材によって仕上げる場合が多い。
また、この種の張りつけ材はモルタル等の接着材によっ
て張りつけるのが一般的である。
て張りつけるのが一般的である。
ところで、建物の外壁は常に風雨にさらされる状態にあ
り、時として台風等の強風も度々受ける。
り、時として台風等の強風も度々受ける。
このため、この種の張りつけ材は強風に充分耐えられる
ように強力に張りつける必要があるだけでなく、強風に
よる反りや変形を防止するために張りつけ材その物も充
分な強度を有するようある程度厚目に成形する必要があ
った。
ように強力に張りつける必要があるだけでなく、強風に
よる反りや変形を防止するために張りつけ材その物も充
分な強度を有するようある程度厚目に成形する必要があ
った。
しかし、この種の仕上げ材は、厚めに形成すると重量が
嵩むだけでなく、使用材料が増え製造コストが嵩む等の
課題があった。
嵩むだけでなく、使用材料が増え製造コストが嵩む等の
課題があった。
特に、仕上げ材として高級な石材や結晶化ガラス等を使
用すると製造コストが著しく嵩む。
用すると製造コストが著しく嵩む。
このため、壁全体の重量が嵩んで耐震的に不利な建物と
なるだけでなく、工事費も相当嵩む等の課題があった。
なるだけでなく、工事費も相当嵩む等の課題があった。
更に、張り付け材の裏側に雨水が浸入して壁面を汚した
り、張りつけ材が剥離する等の課題もあった。
り、張りつけ材が剥離する等の課題もあった。
この発明は、以上の課題を解決するためになされたもの
で、壁重量の低減、製作コスト及び施工コストの低減、
更に雨水の浸入等を完全に防止するようにした壁パネル
及び壁パネルからなる外壁を提供することを目的とす
る。
で、壁重量の低減、製作コスト及び施工コストの低減、
更に雨水の浸入等を完全に防止するようにした壁パネル
及び壁パネルからなる外壁を提供することを目的とす
る。
この発明に係る請求項第1項記載の外壁パネルは、外側
に板状仕上げ材を配し、この板状仕上げ材の室内側に水
密性、気密性を有し、かつ、風圧力に耐え得る板状構造
体を配し、前記板状仕上げ材と板状構造体との間に空気
層を設け、前記板状仕上げ材と板状仕上げ材との間に、
この板状仕上げ材と板状仕上げ材との間を塞ぐ目地部材
を充填し、かつ、前記目地部材に前記空気層より外気に
通じる複数個の通気孔を設けることにより構成されてい
る。
に板状仕上げ材を配し、この板状仕上げ材の室内側に水
密性、気密性を有し、かつ、風圧力に耐え得る板状構造
体を配し、前記板状仕上げ材と板状構造体との間に空気
層を設け、前記板状仕上げ材と板状仕上げ材との間に、
この板状仕上げ材と板状仕上げ材との間を塞ぐ目地部材
を充填し、かつ、前記目地部材に前記空気層より外気に
通じる複数個の通気孔を設けることにより構成されてい
る。
この発明に係る請求項第2項記載の外壁パネルは、前項
の外壁パネルにおいて、板状仕上げ材を石、結晶化ガラ
ス、ホーロー鉄板パネル等より形成すると共に、板状構
造体を格子枠体の側面部に防錆鉄板を張りつけることに
より構成されている。
の外壁パネルにおいて、板状仕上げ材を石、結晶化ガラ
ス、ホーロー鉄板パネル等より形成すると共に、板状構
造体を格子枠体の側面部に防錆鉄板を張りつけることに
より構成されている。
この発明に係る請求項第3項記載の外壁パネルからなる
建物の外壁は、前一項又は前二項記載の外壁パネルを上
下左右に隣接して設置し、この外壁パネルと外壁パネル
との目地部に空気層より外気に通じる通気孔を設けるこ
とにより構成されている。
建物の外壁は、前一項又は前二項記載の外壁パネルを上
下左右に隣接して設置し、この外壁パネルと外壁パネル
との目地部に空気層より外気に通じる通気孔を設けるこ
とにより構成されている。
以下、この発明に係る外壁パネル及び外壁パネルからな
る外壁を図示する一実施例に基いて説明する。
る外壁を図示する一実施例に基いて説明する。
壁パネル1は室外側に複数枚の板状仕上げ材2…、その
室内側に板状構造体3を配すると共に、板状仕上げ材2,
…と板状構造体3との間に所定スペースの空気層4設
け、かつ、上下及び左右に隣合う板状仕上げ材2,2間の
隙間(以下、「目地部」という)に、目地部を塞ぐ目地
部材18を充填し、更に、この目地部材18に空気層4より
外気に通じる通気孔5を設けることにより構成されてい
る。
室内側に板状構造体3を配すると共に、板状仕上げ材2,
…と板状構造体3との間に所定スペースの空気層4設
け、かつ、上下及び左右に隣合う板状仕上げ材2,2間の
隙間(以下、「目地部」という)に、目地部を塞ぐ目地
部材18を充填し、更に、この目地部材18に空気層4より
外気に通じる通気孔5を設けることにより構成されてい
る。
板状構造体3は格子枠体6の室外側に防錆鉄板7を張り
つけることにより構成されている。
つけることにより構成されている。
格子枠体6は軽量山形鋼やH形鋼等からなる複数本の横
枠8と縦枠9を溶接若しくは連結ボルトによって連結し
つつ格子状に組み立てることにより所定大の矩形板状に
構成されている。
枠8と縦枠9を溶接若しくは連結ボルトによって連結し
つつ格子状に組み立てることにより所定大の矩形板状に
構成されている。
防錆鉄板7にはアルミ板若しくはスチール板等が使用さ
れ、表面に耐火及び防錆処理が施されている。
れ、表面に耐火及び防錆処理が施されている。
係る防錆鉄板7は格子枠体6の室外側に溶接若しくはボ
ルト止めすることにより一体的に添着され、防錆鉄板7
より室内側へ風及び雨水が一切浸入出来ないようになっ
ている。
ルト止めすることにより一体的に添着され、防錆鉄板7
より室内側へ風及び雨水が一切浸入出来ないようになっ
ている。
防錆鉄板7の表面には複数本のフックボルト10,…が一
個所につき2本ずつ格子枠体6より突設されている(第
4図参照)。
個所につき2本ずつ格子枠体6より突設されている(第
4図参照)。
また、当該フックボルト10,…は防錆鉄板7の全体に亘
って突設され、かつ、当該フックボルト10の先端部と基
端部には略L字状をしたフック10aと雄ねじ部10bがそれ
ぞれ形成されている。
って突設され、かつ、当該フックボルト10の先端部と基
端部には略L字状をしたフック10aと雄ねじ部10bがそれ
ぞれ形成されている。
そして、当該フックボルト10は基端側の雄ねじ部10bを
防錆鉄板7側より格子枠体6の横枠8若しくは縦枠9に
貫通すると共に、当該雄ねじ部10bの貫通部分に固定ナ
ット11を螺合することにより固定されている。
防錆鉄板7側より格子枠体6の横枠8若しくは縦枠9に
貫通すると共に、当該雄ねじ部10bの貫通部分に固定ナ
ット11を螺合することにより固定されている。
係る場合、一組の上側のフックボルト10のフック10aは
真上を、下側フックボルト10のフック10aは真下を向い
た状態にある(第4図参照)。
真上を、下側フックボルト10のフック10aは真下を向い
た状態にある(第4図参照)。
また、横枠8若しくは縦枠9の雄ねじ部10bの貫通部分
には、風及び雨水の浸入を完全に阻止する目的でパッキ
ン12が介在されている。
には、風及び雨水の浸入を完全に阻止する目的でパッキ
ン12が介在されている。
板状仕上げ材2は石、タイル、結晶化ガラス或いはホー
ロー鉄板等より正方形若しくは長方形等の矩形板状に形
成され、かつ、軽量化を図る目的で可能な限り薄く形成
されている。
ロー鉄板等より正方形若しくは長方形等の矩形板状に形
成され、かつ、軽量化を図る目的で可能な限り薄く形成
されている。
また、各板状仕上げ材2,…の上下端部には、所定深さの
穴13,13が形成され、各仕上げ材2,…は上下両端の穴13,
13にフックボルト10,10のフック10a,10aを嵌め込むこと
によりそれぞれ固定されている。
穴13,13が形成され、各仕上げ材2,…は上下両端の穴13,
13にフックボルト10,10のフック10a,10aを嵌め込むこと
によりそれぞれ固定されている。
かかる場合、各板状仕上げ材2と2との間は密着せず、
一定の隙間(目地部)を設け、この目地部に目地部を塞
ぐように目地部材18が充填され、かつ、この目地部材18
に空気層4より外気に通じる複数個の通気孔5が形成さ
れている。通気孔5は目地部材18に円形状若しくはスリ
ット状に一定間隔おきに形成されている。
一定の隙間(目地部)を設け、この目地部に目地部を塞
ぐように目地部材18が充填され、かつ、この目地部材18
に空気層4より外気に通じる複数個の通気孔5が形成さ
れている。通気孔5は目地部材18に円形状若しくはスリ
ット状に一定間隔おきに形成されている。
尚、通気孔5にこの通気孔5の内周を養生する目的で通
気パイプ5aが挿着される場合がある(第6図参照)。
気パイプ5aが挿着される場合がある(第6図参照)。
また、通気孔5は水平に設けるのではなく、段差を付け
たり(第5図参照)、或いは室外側より室内側方向に上
り勾配としたりして(第7図参照)、雨水の浸入を防止
する構造とする場合もある。更に、通気孔5は各仕上げ
材2,…に直接形成される場合もある。
たり(第5図参照)、或いは室外側より室内側方向に上
り勾配としたりして(第7図参照)、雨水の浸入を防止
する構造とする場合もある。更に、通気孔5は各仕上げ
材2,…に直接形成される場合もある。
第6図は、板状仕上げ材2,…の取付方法として、フック
ボルトを使用する代わりに胴縁14を使用する取付方法を
示したものである。
ボルトを使用する代わりに胴縁14を使用する取付方法を
示したものである。
胴縁14には軽量溝形鋼が使用され、当該胴縁14の室内側
フランジ部14aには取付ボルト15が胴縁14の長手方向に
一定間隔置きに突設されている。
フランジ部14aには取付ボルト15が胴縁14の長手方向に
一定間隔置きに突設されている。
また、胴縁14のウェブ部14bには通気孔5が胴縁14の長
手方向に一定間隔置きに形成されている。
手方向に一定間隔置きに形成されている。
このように形成された胴縁14は防錆鉄板7の室外側に格
子枠体6の横枠8に添わして一本の横枠8につき、2本
づつそれぞれ水平に設置されている。
子枠体6の横枠8に添わして一本の横枠8につき、2本
づつそれぞれ水平に設置されている。
そして、胴縁14,14は取付ボルト15の雄ねじ部15aを防錆
鉄板7側より格子枠体6の横枠8に貫通すると共に、雄
ねじ部15bの貫通部分に固定ナット11を螺合することに
より固定されている。
鉄板7側より格子枠体6の横枠8に貫通すると共に、雄
ねじ部15bの貫通部分に固定ナット11を螺合することに
より固定されている。
係る場合は、上下胴縁14,14のうち上側胴縁14の室外側
フランジ部14cは真上を向いた状態に、下側胴縁14の室
外側フランジ部14cは真下を向いた状態にある。
フランジ部14cは真上を向いた状態に、下側胴縁14の室
外側フランジ部14cは真下を向いた状態にある。
また、各仕上げ材2,…の上下端部には穴ではなく所定深
さの溝16,16が形成されている。
さの溝16,16が形成されている。
そして、各板状仕上げ材2,…は、胴縁14,14の室外側フ
ランジ部14c,14cに溝16,16を係合することにより固定さ
れている。
ランジ部14c,14cに溝16,16を係合することにより固定さ
れている。
このように構成された外壁パネル1は、建物の壁面部に
上下左右に隣接しつつ設置され、かつ、建物の梁やスラ
ブ等の躯体に固定されている。
上下左右に隣接しつつ設置され、かつ、建物の梁やスラ
ブ等の躯体に固定されている。
また、上下又は左右に隣接する各壁パネル1,1のうちの
板状仕上げ材2,2間の目地部には空気層4より外気に通
じる通気孔5が形成され、かつ、格子枠体6,6間の目地
部にはシール材17が充填されている。
板状仕上げ材2,2間の目地部には空気層4より外気に通
じる通気孔5が形成され、かつ、格子枠体6,6間の目地
部にはシール材17が充填されている。
このような構成によって、壁パネル1,…によって構成さ
れた建物の壁体には、壁面全面に連続する空気層4が形
成され、当該空気層4は通気孔5を介して外気と連続し
ている。
れた建物の壁体には、壁面全面に連続する空気層4が形
成され、当該空気層4は通気孔5を介して外気と連続し
ている。
したがって、板状仕上げ材2の表面に吹きつける強風は
通気孔5を通って空気層4内に回り込む為、空気層4内
と外気との風圧は略同じになる。
通気孔5を通って空気層4内に回り込む為、空気層4内
と外気との風圧は略同じになる。
従って、板状仕上げ材2の受ける風圧は理論上0になる
ので、板上仕上げ材2は強風を受けて反ったり変形した
りすることはなく、板状仕上げ材2を敢えて厚く形成す
る必要は全くない。
ので、板上仕上げ材2は強風を受けて反ったり変形した
りすることはなく、板状仕上げ材2を敢えて厚く形成す
る必要は全くない。
また、壁パネルの内側に浸入する雨水を極力少なくする
ことができ、仮に、浸入した雨水も速やかに排水できる
効果がある。
ことができ、仮に、浸入した雨水も速やかに排水できる
効果がある。
この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有す
る。
る。
板状仕上げ材と板状構造体との間に所定スペースの空気
層が形成され、かつ、板状仕上げ材と板状仕上げ材との
目地部に、この目地部を塞ぐ目地部材が充填され、この
目地部材に外気に通じる通気孔が形成されているので、
板状仕上げ材面に吹きつける強風は通気孔を通って空気
層内に回り込み、空気層内と外気との風圧は略同じにな
り、板状仕上げ材の受ける風圧は理論上0になる。
層が形成され、かつ、板状仕上げ材と板状仕上げ材との
目地部に、この目地部を塞ぐ目地部材が充填され、この
目地部材に外気に通じる通気孔が形成されているので、
板状仕上げ材面に吹きつける強風は通気孔を通って空気
層内に回り込み、空気層内と外気との風圧は略同じにな
り、板状仕上げ材の受ける風圧は理論上0になる。
この為、板状仕上げ材を強風による反りや変形を防止す
る目的で敢えて厚めに形成する必要がなく、したがっ
て、壁パネル、延いては壁全体の重量を大幅に軽減する
ことができて耐震性を高められる効果がある。
る目的で敢えて厚めに形成する必要がなく、したがっ
て、壁パネル、延いては壁全体の重量を大幅に軽減する
ことができて耐震性を高められる効果がある。
また、使用材料の節約による製造コストの大幅低減、更
に外壁工事費の低減が可能になる。
に外壁工事費の低減が可能になる。
更に、板状仕上げ材間の目地部は完全にオープンになっ
ているのではなく、目地部材を充填することにより塞が
れ、この目地部材に空気層に通じる複数個の通気孔が所
定間隔おきに形成されているので、雨水の吹き込みを最
小に止めることができ、従って、雨水の浸入による壁面
の汚れ等を防止できる効果がある。
ているのではなく、目地部材を充填することにより塞が
れ、この目地部材に空気層に通じる複数個の通気孔が所
定間隔おきに形成されているので、雨水の吹き込みを最
小に止めることができ、従って、雨水の浸入による壁面
の汚れ等を防止できる効果がある。
第1図〜第7図は、この発明に係る外壁パネル及び外壁
パネルからなる建物の外壁の一実施例を示し、第1図は
外壁パネルの斜視図、第2図はその横断面図、第3図は
その縦断面図、第4図、第5図、第6図及び第7図は目
地部分の拡大断面図である。 1……壁パネル、2……板状仕上げ材、3……板状構造
体、4……空気層、5……通気孔、6……格子枠体、7
……防錆鉄板、8……横枠、9……縦枠、10……フック
ボルト、11……固定ナット、12……パッキン、13……
穴、14……胴縁、15……取付ボルト、16……溝、17……
シール材、18……目地部材。
パネルからなる建物の外壁の一実施例を示し、第1図は
外壁パネルの斜視図、第2図はその横断面図、第3図は
その縦断面図、第4図、第5図、第6図及び第7図は目
地部分の拡大断面図である。 1……壁パネル、2……板状仕上げ材、3……板状構造
体、4……空気層、5……通気孔、6……格子枠体、7
……防錆鉄板、8……横枠、9……縦枠、10……フック
ボルト、11……固定ナット、12……パッキン、13……
穴、14……胴縁、15……取付ボルト、16……溝、17……
シール材、18……目地部材。
Claims (3)
- 【請求項1】外側に板状仕上げ材を配し、この板状仕上
げ材の室内側に水密性、気密性を有し、かつ、風圧力に
耐え得る板状構造体を配し、前記板状仕上げ材と板状構
造体との間に空気層を設け、前記板状仕上げ材と板状仕
上げ材との間に、この板状仕上げ材と板状仕上げ材との
間を塞ぐ目地部材を充填し、かつ、前記目地部材に前記
空気層より外気に通じる複数個の通気孔を設けてなるこ
とを特徴とする外壁パネル。 - 【請求項2】板状仕上げ材は石、結晶化ガラス、ホーロ
ー鉄板パネル等より形成してあると共に、板状構造体は
格子枠体の側面部に防錆鉄板を張りつけることにより構
成してあることを特徴とする請求項第1項記載の外壁パ
ネル。 - 【請求項3】請求項第1項又は第2項記載の外壁パネル
を上下左右に隣接して設置し、当該外壁パネルと外壁パ
ネルとの目地部に空気層より外気に通じる通気孔を設け
てなることを特徴とする外壁パネルからなる建物の外
壁。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1085381A JPH0726465B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 外壁パネル及び外壁パネルからなる建物の外壁 |
KR1019900004567A KR0172944B1 (ko) | 1989-04-04 | 1990-04-03 | 외벽패널 |
GB9007511A GB2230798B (en) | 1989-04-04 | 1990-04-03 | External building wall and panel therefor |
US07/636,020 US5239798A (en) | 1987-10-30 | 1991-01-04 | External wall panel and mounting structure thereof |
US08/065,183 US5379561A (en) | 1987-10-30 | 1993-05-20 | External wall panel and mounting structure thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1085381A JPH0726465B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 外壁パネル及び外壁パネルからなる建物の外壁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02266057A JPH02266057A (ja) | 1990-10-30 |
JPH0726465B2 true JPH0726465B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=13857159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1085381A Expired - Fee Related JPH0726465B2 (ja) | 1987-10-30 | 1989-04-04 | 外壁パネル及び外壁パネルからなる建物の外壁 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726465B2 (ja) |
KR (1) | KR0172944B1 (ja) |
GB (1) | GB2230798B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4989270B2 (ja) * | 2007-03-26 | 2012-08-01 | 大成建設株式会社 | 外断熱構造における通気構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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