JPH07264441A - クランプ回路及びそのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機 - Google Patents
クランプ回路及びそのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機Info
- Publication number
- JPH07264441A JPH07264441A JP6056083A JP5608394A JPH07264441A JP H07264441 A JPH07264441 A JP H07264441A JP 6056083 A JP6056083 A JP 6056083A JP 5608394 A JP5608394 A JP 5608394A JP H07264441 A JPH07264441 A JP H07264441A
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- JP
- Japan
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- level
- clamp
- circuit
- video signal
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号を一定のレベルにクランプするもの
において、水平同期信号が不安定なときも安定したクラ
ンプ動作を行えるクランプ回路およびそのクランプ回路
を備えたテレビジョン受信機を提供することを目的とす
る。 【構成】 映像信号から同期信号を分離し、その分離し
た同期信号から映像信号のペデスタルレベルをクランプ
するためのクランプパルスを作成し、そのクランプパル
スにより映像信号を所定直流レベルにクランプするクラ
ンプ回路において、輝度レベル検出回路３で得た輝度レ
ベルを比較器４で基準レベルと比較し、輝度レベルが基
準レベルより高いときゲート回路５を閉じ、クランプパ
ルス作成回路７のクランプパルスをクランプ回路２に供
給させず、逆に、輝度レベルが基準レベルよりも低いと
きはゲート回路５を開きクランプ回路２にクランプパル
スを供給するようにした。
において、水平同期信号が不安定なときも安定したクラ
ンプ動作を行えるクランプ回路およびそのクランプ回路
を備えたテレビジョン受信機を提供することを目的とす
る。 【構成】 映像信号から同期信号を分離し、その分離し
た同期信号から映像信号のペデスタルレベルをクランプ
するためのクランプパルスを作成し、そのクランプパル
スにより映像信号を所定直流レベルにクランプするクラ
ンプ回路において、輝度レベル検出回路３で得た輝度レ
ベルを比較器４で基準レベルと比較し、輝度レベルが基
準レベルより高いときゲート回路５を閉じ、クランプパ
ルス作成回路７のクランプパルスをクランプ回路２に供
給させず、逆に、輝度レベルが基準レベルよりも低いと
きはゲート回路５を開きクランプ回路２にクランプパル
スを供給するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を一定の直流
レベルにクランプするクランプ回路及びそのクランプ回
路を備えるテレビジョン受信機に関するものである。
レベルにクランプするクランプ回路及びそのクランプ回
路を備えるテレビジョン受信機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、映像信号の信号処理をするとき映
像信号のペデスタルレベルを一定にしておかなくてはな
らないことは、周知の通りである。なぜなら、ベデスタ
ルレベルを一定にすることで映像信号の各種調整、すな
わち、ブライトネス、コントラストなどの調整をしてガ
ンマ増幅器などに入力するといった信号処理を行うこと
ができた。
像信号のペデスタルレベルを一定にしておかなくてはな
らないことは、周知の通りである。なぜなら、ベデスタ
ルレベルを一定にすることで映像信号の各種調整、すな
わち、ブライトネス、コントラストなどの調整をしてガ
ンマ増幅器などに入力するといった信号処理を行うこと
ができた。
【０００３】よって、ベデスタルレベルが一定にされて
いないと映像信号を処理する場合、輝度レベルのバタツ
キや映像信号にサグが生じたりする原因となる。
いないと映像信号を処理する場合、輝度レベルのバタツ
キや映像信号にサグが生じたりする原因となる。
【０００４】ところで、このベデスタルレベルにクラン
プする回路としては、たとえば、昭和５８年４月１日発
行の日本放送協会編集ＮＨＫカラーテレビ教科書（上）
の１３３頁から１３５頁に記載されているようなものが
示されている。
プする回路としては、たとえば、昭和５８年４月１日発
行の日本放送協会編集ＮＨＫカラーテレビ教科書（上）
の１３３頁から１３５頁に記載されているようなものが
示されている。
【０００５】このクランプ回路は、映像信号の水平帰線
消去期間のバックポーチにあたる期間のレベルすなわち
ペデスタルレベルをクランプすべく、水平同期信号を遅
延させバックポーチの期間に発生させるクランプパルス
を生成し、そのクランプパルスに基づいてベデスタルレ
ベルにクランプするように成されている。
消去期間のバックポーチにあたる期間のレベルすなわち
ペデスタルレベルをクランプすべく、水平同期信号を遅
延させバックポーチの期間に発生させるクランプパルス
を生成し、そのクランプパルスに基づいてベデスタルレ
ベルにクランプするように成されている。
【０００６】しかしながら、このようなクランプ回路に
おいて、水平同期信号が、たとえば、ビデオ・テープ・
レコーダ（ＶＴＲ）でダビングを重ねたテープを再生し
た場合、所謂時間軸の揺れであるジッタが大きくなる。
この時、クランプパルスもジッタ量に追従しなければな
らないが、ジッタ量が大きい時や追従が遅いと輝度信号
に部分的にずれ込む。
おいて、水平同期信号が、たとえば、ビデオ・テープ・
レコーダ（ＶＴＲ）でダビングを重ねたテープを再生し
た場合、所謂時間軸の揺れであるジッタが大きくなる。
この時、クランプパルスもジッタ量に追従しなければな
らないが、ジッタ量が大きい時や追従が遅いと輝度信号
に部分的にずれ込む。
【０００７】あるいは、同期信号が極端に小さい時、同
期分離ができなくなり、クランプパルスが停止したりす
る。また、この時クランプパルスが発生しても正規の状
態でクランプされず、その結果、輝度がバタツクと言っ
たことになる。
期分離ができなくなり、クランプパルスが停止したりす
る。また、この時クランプパルスが発生しても正規の状
態でクランプされず、その結果、輝度がバタツクと言っ
たことになる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたものであり、水平同期信号が不安定なと
きも安定したクランプ動作を行えるクランプ回路および
そのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機を提供す
ることを目的とする。
に鑑みなされたものであり、水平同期信号が不安定なと
きも安定したクランプ動作を行えるクランプ回路および
そのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機を提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号から
同期信号を分離し、その分離した同期信号から映像信号
のペデスタルレベルをクランプするためのクランプパル
スを作成し、そのクランプパルスにより映像信号を所定
直流レベルにクランプするクランプ回路において、前記
映像信号の輝度レベルを検出する輝度レベル検出手段
と、該輝度レベル検出手段から得られた出力と基準レベ
ルとを比較する比較手段と、該比較手段からの出力で前
記同期信号から得たクランプパルスをゲートするゲート
手段とからなることを特徴としたクランプ回路であり、
また、そのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機で
もある。
同期信号を分離し、その分離した同期信号から映像信号
のペデスタルレベルをクランプするためのクランプパル
スを作成し、そのクランプパルスにより映像信号を所定
直流レベルにクランプするクランプ回路において、前記
映像信号の輝度レベルを検出する輝度レベル検出手段
と、該輝度レベル検出手段から得られた出力と基準レベ
ルとを比較する比較手段と、該比較手段からの出力で前
記同期信号から得たクランプパルスをゲートするゲート
手段とからなることを特徴としたクランプ回路であり、
また、そのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機で
もある。
【００１０】
【作用】本発明は、上述した構成により、輝度信号の輝
度レベルが所定のレベルにあるときは正規のクランプパ
ルスを出力させ、正規の位置にないクランプパルスを防
止し、輝度レベルが所定以下のときは、所定以下のとき
にあるクランプパルスでクランプすることで安定したク
ランプ動作が得られる。
度レベルが所定のレベルにあるときは正規のクランプパ
ルスを出力させ、正規の位置にないクランプパルスを防
止し、輝度レベルが所定以下のときは、所定以下のとき
にあるクランプパルスでクランプすることで安定したク
ランプ動作が得られる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例の説明を図面を用いて
行う。図１は、本発明の実施例のブロック図を示してお
り、図３は本発明を説明するための波形図を示してい
る。
行う。図１は、本発明の実施例のブロック図を示してお
り、図３は本発明を説明するための波形図を示してい
る。
【００１２】まず、図１は、テレビジョン受信機の映像
信号処理回路の一部を示しており、図示しないチューナ
や外部入力からの映像信号（たとえば、ＶＴＲやビデオ
ディスクレコードプレーヤなどからの再生信号）のうち
輝度信号を増幅してクランプするクランプ回路を示して
いる。
信号処理回路の一部を示しており、図示しないチューナ
や外部入力からの映像信号（たとえば、ＶＴＲやビデオ
ディスクレコードプレーヤなどからの再生信号）のうち
輝度信号を増幅してクランプするクランプ回路を示して
いる。
【００１３】この図１において、１は映像信号から輝度
信号と色信号を分離して得た輝度信号を増幅する増幅
器、２は輝度信号のペデスタルレベルをクランプするた
めのクランプ回路、３はペデスタル部の電位を固定する
ことにより輝度信号のレベルを検出する輝度レベル検出
回路、４は輝度信号のレベルと基準レベルを比較するた
めの比較器、５は比較器４で得た出力により後述するク
ランプパルスをゲートするゲート回路、６は映像信号か
ら同期信号を分離するための同期分離回路、７は同期分
離回路６から得られた同期信号のうち水平同期信号を得
てペデスタルレベルをクランプするためのクランプパル
スを作成するためのクランプパルス作成回路である。
信号と色信号を分離して得た輝度信号を増幅する増幅
器、２は輝度信号のペデスタルレベルをクランプするた
めのクランプ回路、３はペデスタル部の電位を固定する
ことにより輝度信号のレベルを検出する輝度レベル検出
回路、４は輝度信号のレベルと基準レベルを比較するた
めの比較器、５は比較器４で得た出力により後述するク
ランプパルスをゲートするゲート回路、６は映像信号か
ら同期信号を分離するための同期分離回路、７は同期分
離回路６から得られた同期信号のうち水平同期信号を得
てペデスタルレベルをクランプするためのクランプパル
スを作成するためのクランプパルス作成回路である。
【００１４】次に、本発明の実施例の動作を説明する。
図１において、まず、輝度信号は増幅器１に入力される
と共に輝度レベル検出回路３へも入力される。この輝度
レベル検出回路３に入力された輝度信号は、ペデスタル
レベルが固定され、比較器４に入力される。この比較器
４は、基準レベルＢと輝度レベルを比較して基準レベル
Ｂよりも高いとＨの出力Ｃを出す（図３参照）。
図１において、まず、輝度信号は増幅器１に入力される
と共に輝度レベル検出回路３へも入力される。この輝度
レベル検出回路３に入力された輝度信号は、ペデスタル
レベルが固定され、比較器４に入力される。この比較器
４は、基準レベルＢと輝度レベルを比較して基準レベル
Ｂよりも高いとＨの出力Ｃを出す（図３参照）。
【００１５】この基準レベルＢは、たとえば、輝度レベ
ルの白ピークを１００とした場合、１０以下に設定して
いる。同期がはずれたとき、これは、輝度レベルが、基
準レベルＢよりも高い場合においてクランプするとベデ
スタルレベルが高くなって白レベルが暗くなってしまう
という問題が生じるため、後述するように、この期間を
検出して、クランプしないようにするためである。ま
た、輝度レベルが基準レベルＢよりも高い場合で、ジッ
タによりクランプパルスがずれた場合など、クランプし
ないようにするためである。更に、１０以下であれば、
輝度信号が黒レベルに近く、ペデスタルのレベルとはそ
う違いがないためである。
ルの白ピークを１００とした場合、１０以下に設定して
いる。同期がはずれたとき、これは、輝度レベルが、基
準レベルＢよりも高い場合においてクランプするとベデ
スタルレベルが高くなって白レベルが暗くなってしまう
という問題が生じるため、後述するように、この期間を
検出して、クランプしないようにするためである。ま
た、輝度レベルが基準レベルＢよりも高い場合で、ジッ
タによりクランプパルスがずれた場合など、クランプし
ないようにするためである。更に、１０以下であれば、
輝度信号が黒レベルに近く、ペデスタルのレベルとはそ
う違いがないためである。
【００１６】次に、この比較器４で得た出力により、ゲ
ート回路５のゲートを閉じたり開いたりする。比較器４
がＨのとき（輝度レベルが基準レベルＢよりも高いと
き）には、ゲート回路５を閉じ、それ以外はゲート回路
５を開く。
ート回路５のゲートを閉じたり開いたりする。比較器４
がＨのとき（輝度レベルが基準レベルＢよりも高いと
き）には、ゲート回路５を閉じ、それ以外はゲート回路
５を開く。
【００１７】このゲート回路５には、クランプパルスが
入力される。クランプパルスは、映像信号から同期分離
回路６で同期信号を抜き出し、水平同期信号に基づき、
クランプパルス作成回路７でクランプパルスを作成し
て、ゲート回路５へ出力する。
入力される。クランプパルスは、映像信号から同期分離
回路６で同期信号を抜き出し、水平同期信号に基づき、
クランプパルス作成回路７でクランプパルスを作成し
て、ゲート回路５へ出力する。
【００１８】そして、ゲート回路５は、先ほど述べたご
とく、輝度レベルによりゲートを開いて、クランプパル
スを通過させるか否か判断し、通過したクランプパルス
は、クランプ回路へ、導かれる。
とく、輝度レベルによりゲートを開いて、クランプパル
スを通過させるか否か判断し、通過したクランプパルス
は、クランプ回路へ、導かれる。
【００１９】ここで、ゲート回路５と開閉制御につい
て、図３を参照しながら説明すると、輝度レベルが、た
とえば、Ａの実線の如くであった場合、基準レベルＢよ
りも高い期間、ゲートを閉じるためのＨ出力Ｃが得られ
る。このような状態で、クランプパルスＤが、実線のよ
うな正規のパルスであれば、クランプパルスは、Ｈ出力
Ｃ期間以外にあるのでゲートを通過する。
て、図３を参照しながら説明すると、輝度レベルが、た
とえば、Ａの実線の如くであった場合、基準レベルＢよ
りも高い期間、ゲートを閉じるためのＨ出力Ｃが得られ
る。このような状態で、クランプパルスＤが、実線のよ
うな正規のパルスであれば、クランプパルスは、Ｈ出力
Ｃ期間以外にあるのでゲートを通過する。
【００２０】一方、クランプパルスが点線Ｄの場合のよ
うに、ジッタでずれた場合で、輝度レベルが実線Ａの状
態では、Ｈ出力Ｃが出力されるので、点線Ｄは、ゲート
が閉じてクランプパルスは、クランプ回路３へは、供給
されない。このため、クランプ回路２は、クランプパル
スがないため、クランプせず前の状態を保持する。も
し、クランプパルスが供給されると、輝度信号がペデス
タルレベルに保持されるので、輝度が下がり暗くなる。
よって、クランプパルスを供給しないことで、このよう
な問題は防ぐことができる。
うに、ジッタでずれた場合で、輝度レベルが実線Ａの状
態では、Ｈ出力Ｃが出力されるので、点線Ｄは、ゲート
が閉じてクランプパルスは、クランプ回路３へは、供給
されない。このため、クランプ回路２は、クランプパル
スがないため、クランプせず前の状態を保持する。も
し、クランプパルスが供給されると、輝度信号がペデス
タルレベルに保持されるので、輝度が下がり暗くなる。
よって、クランプパルスを供給しないことで、このよう
な問題は防ぐことができる。
【００２１】また、輝度信号が点線Ａのような状態であ
ると、ゲートを制御するパルスは、点線Ｃのようにな
り、クランプパルスは、点線Ｄの場合であってもゲート
を通過するが、この場合輝度レベルは、低くなってお
り、ペデスタルレベルに近いため点線Ｄのクランプパル
スでクランプしても大きな影響はない。
ると、ゲートを制御するパルスは、点線Ｃのようにな
り、クランプパルスは、点線Ｄの場合であってもゲート
を通過するが、この場合輝度レベルは、低くなってお
り、ペデスタルレベルに近いため点線Ｄのクランプパル
スでクランプしても大きな影響はない。
【００２２】よって、このように、輝度信号は、増幅器
１に入力され、増幅された後、クランプ回路２でゲート
回路５を通過したクランプパルスによりクランプされ
る。
１に入力され、増幅された後、クランプ回路２でゲート
回路５を通過したクランプパルスによりクランプされ
る。
【００２３】また、本発明の輝度レベル検出回路３とゲ
ート回路５の具体的な実施例を図２に示す。図２におい
て、Ｃ１は直流レベルカット用コンデンサ、抵抗Ｒ１と
抵抗２、抵抗Ｒ３、コンデンサＣ２、トランジスタＴｒ
１からなる輝度レベル検出回路３、４は比較器で抵抗Ｒ
４と抵抗Ｒ５、コンデンサＣ３により基準レベルである
直流電圧を発生したものをマイナス側に入力し、プラス
側に輝度レベルを入力して比較する。５はゲート回路
で、アクティブローの３ステイトノンインバーティング
バッファである。
ート回路５の具体的な実施例を図２に示す。図２におい
て、Ｃ１は直流レベルカット用コンデンサ、抵抗Ｒ１と
抵抗２、抵抗Ｒ３、コンデンサＣ２、トランジスタＴｒ
１からなる輝度レベル検出回路３、４は比較器で抵抗Ｒ
４と抵抗Ｒ５、コンデンサＣ３により基準レベルである
直流電圧を発生したものをマイナス側に入力し、プラス
側に輝度レベルを入力して比較する。５はゲート回路
で、アクティブローの３ステイトノンインバーティング
バッファである。
【００２４】次に動作を説明する。輝度信号は、コンデ
ンサＣ１でＤＣカットされる。そして、抵抗Ｒ１と抵抗
Ｒ２とコンデンサＣ２とトランジスタＴｒ１により設定
されるレベルにペデスタル部の電位を固定する。すなわ
ち、抵抗Ｒ１と抵抗Ｒ２の抵抗比で決まる電圧とトラン
ジスタＴｒ１のベース・エミッタ間で生ずる電圧降下の
差にペデスタルレベルが固定される。そして、輝度信号
のレベルが比較器４のプラス側に入力される。
ンサＣ１でＤＣカットされる。そして、抵抗Ｒ１と抵抗
Ｒ２とコンデンサＣ２とトランジスタＴｒ１により設定
されるレベルにペデスタル部の電位を固定する。すなわ
ち、抵抗Ｒ１と抵抗Ｒ２の抵抗比で決まる電圧とトラン
ジスタＴｒ１のベース・エミッタ間で生ずる電圧降下の
差にペデスタルレベルが固定される。そして、輝度信号
のレベルが比較器４のプラス側に入力される。
【００２５】一方、比較器４のマイナス側は、抵抗Ｒ４
と抵抗Ｒ５の抵抗比により基準レベルＢ（図３参照）を
設定して印加される。そして、比較器４で比較し、基準
レベルＢよりも高いときにＨ出力Ｃをゲート回路５であ
るバッファのアウトプットイネーブル端子に加わり、ゲ
ート回路５のバッファ入力（クランプパルス）を出力さ
せない。逆に、Ｌ出力の時出力させるよう動作する。
と抵抗Ｒ５の抵抗比により基準レベルＢ（図３参照）を
設定して印加される。そして、比較器４で比較し、基準
レベルＢよりも高いときにＨ出力Ｃをゲート回路５であ
るバッファのアウトプットイネーブル端子に加わり、ゲ
ート回路５のバッファ入力（クランプパルス）を出力さ
せない。逆に、Ｌ出力の時出力させるよう動作する。
【００２６】以上、従来のようにクランプパルスを無信
号時あるいは同期信号が小さい時、停止させていたが、
本発明のように、輝度レベル検出回路を付加すること
で、常にクランプパルスを一定周期で発生させるように
してもかまわない。つまり、輝度成分にクランプパルス
が重なっても、ペデスタルレベルと同等な部分でクラン
プすることができる。
号時あるいは同期信号が小さい時、停止させていたが、
本発明のように、輝度レベル検出回路を付加すること
で、常にクランプパルスを一定周期で発生させるように
してもかまわない。つまり、輝度成分にクランプパルス
が重なっても、ペデスタルレベルと同等な部分でクラン
プすることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上、本発明によれば、クランプパルス
は、１０ラインほど欠落していてもペデスタルレベルに
十分保持できるので、輝度信号成分の検出でクランプパ
ルスを停止したことにより、同期信号が不安定であると
きも安定したペデスタルクランプを行うことができるた
め、安定した映像信号をうることができる。
は、１０ラインほど欠落していてもペデスタルレベルに
十分保持できるので、輝度信号成分の検出でクランプパ
ルスを停止したことにより、同期信号が不安定であると
きも安定したペデスタルクランプを行うことができるた
め、安定した映像信号をうることができる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図。
【図２】本発明の実施例の具体的な回路構成をを示す
図。
図。
【図３】本発明の実施例を説明するための波形図。
１ 増幅器 ２ クランプ回路 ３ 輝度レベル検出回路 ４ 比較器 ５ ゲート回路 ６ 同期分離回路 ７ クランプパルス作成回路
Claims (8)
- 【請求項１】 映像信号から同期信号を分離し、その分
離した同期信号から映像信号のペデスタルレベルをクラ
ンプするためのクランプパルスを作成し、そのクランプ
パルスにより映像信号を所定直流レベルにクランプする
クランプ回路において、 前記映像信号の輝度レベルを検出する輝度レベル検出手
段と、 該輝度レベル検出手段から得られた出力と基準レベルと
を比較する比較手段と、 該比較手段からの出力で前記同期信号から得たクランプ
パルスをゲートするゲート手段とからなることを特徴と
したクランプ回路。 - 【請求項２】 請求項１項記載のクランプ回路におい
て、上記比較手段の基準レベルは、ベデスタルレベルよ
りも少許高く設定していることを特徴とするクランプ回
路。 - 【請求項３】 請求項１項記載のクランプ回路におい
て、上記比較手段の基準レベルは、輝度レベルの白ピー
クを１００としたときその１／１０以下のレベルに設定
していることを特徴とするクランプ回路。 - 【請求項４】 請求項１項記載のクランプ回路におい
て、上記比較手段の出力が輝度レベルが基準レベルより
高いとき上記ゲート手段のゲートを停止してゲートさせ
ないように制御することを特徴とするクランプ回路。 - 【請求項５】 映像信号から同期信号を分離し、その分
離した同期信号から映像信号のペデスタルレベルをクラ
ンプするためのクランプパルスを作成し、そのクランプ
パルスにより映像信号を所定直流レベルにクランプする
クランプ回路を備えたテレビジョン受信機において、 前記映像信号の輝度レベルを検出する輝度レベル検出手
段と、 該輝度レベル検出手段から得られた出力と基準レベルと
を比較する比較手段と、 該比較手段からの出力で前記同期信号から得たクランプ
パルスをゲートするゲート手段とからなることを特徴と
したクランプ回路を備えたテレビジョン受信機。 - 【請求項６】 請求項１項記載のクランプ回路におい
て、上記比較手段の基準レベルは、ベデスタルレベルよ
りも少許高く設定していることを特徴とするクランプ回
路を備えたテレビジョン受信機。 - 【請求項７】 請求項１項記載のクランプ回路におい
て、上記比較手段の基準レベルは、輝度レベルの白ピー
クを１００としたときその１／１０以下のレベルに設定
していることを特徴とするクランプ回路を備えたテレビ
ジョン受信機。 - 【請求項８】 請求項１項記載のクランプ回路におい
て、上記比較手段の出力が輝度レベルが基準レベルより
高いとき上記ゲート手段のゲートを停止してゲートさせ
ないように制御することを特徴とするクランプ回路を備
えたテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6056083A JPH07264441A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | クランプ回路及びそのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6056083A JPH07264441A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | クランプ回路及びそのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07264441A true JPH07264441A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13017200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6056083A Pending JPH07264441A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | クランプ回路及びそのクランプ回路を備えたテレビジョン受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07264441A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009077348A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Sanyo Electric Co Ltd | クランプ回路 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6056083A patent/JPH07264441A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009077348A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Sanyo Electric Co Ltd | クランプ回路 |
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