JPH07264389A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07264389A
JPH07264389A JP6078006A JP7800694A JPH07264389A JP H07264389 A JPH07264389 A JP H07264389A JP 6078006 A JP6078006 A JP 6078006A JP 7800694 A JP7800694 A JP 7800694A JP H07264389 A JPH07264389 A JP H07264389A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Shigehisa Kitani
茂寿 木谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信画像を縦横変換して記録する場合でも、
適正なリニア変倍を行うことができ、画像の欠落等を未
然に防止できるファクシミリ装置を提供することを目的
とする。 【構成】 受信画像の主走査長および副走査長を認識す
るとともに、記録紙の主走査長および副走査長を認識
し、受信画像の主走査長と副走査長とを比較するととも
に、記録紙の主走査長と副走査長とを比較し、受信画像
の主走査長と副走査長の長い方をA、短い方をBとし、
記録紙の主走査長と副走査長の長い方をC、短い方をD
とし、AがCの所定倍率以下である場合および/または
BがDの所定倍率以下である場合に、それぞれ受信画像
を主走査方向および/または副走査方向にリニア変倍す
るとともに、AとCがともに同一方向であれば、同一方
向のまま記録し、AとCが異なる方向であれば、90度
回転して記録するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にリニア変倍可能な
ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリニア変倍可能なファクシミリ装
置では、最初に受信した1ラインの情報を記録情報の最
初の1ラインとして記録する方式の装置を想定して変倍
を行うようになっていた。なお、リニア変倍とは、画像
の主走査方向と副走査方向とを独立して変倍する処理を
いうものとする。
【0003】すなわち、伝送上での主走査方向、副走査
方向は、記録上での主走査方向、副走査方向に対応して
おり、さらに具体的にいえば、受信画像情報は、そのま
まの方向で記録し、90度回転して、あるいは、縦横変
換して記録を行う場合においては、リニア変倍を適用し
ていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、受信画像情
報を90度変換して記録した場合、カット紙に受信画像
情報が納まらず、情報の欠落が発生したり、1ページの
受信画像情報が複数ページに分割されて記録されてしま
うという欠点があった。
【0005】本発明は、受信画像を縦横変換して記録す
るような場合においても、適正なリニア変倍を行うこと
ができ、画像の欠落等を未然に防止できるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、定型紙サイズ
の記録紙に記録を行うファクシミリ装置において、受信
画像情報を縦横変換する縦横変換手段と、受信画像情報
の主走査長および副走査長を認識する受信画像認識手段
と、記録紙の主走査長および副走査長を認識する記録紙
認識手段と、受信画像情報の主走査長と副走査長とを比
較する比較手段と、記録紙の主走査長と副走査長とを比
較する比較手段と、受信画像情報の主走査長と副走査長
の長い方をA、短い方をBとし、記録紙の主走査長と副
走査長の長い方をC、短い方をDとし、AがCの所定倍
率以下である場合および/またはBがDの所定倍率以下
である場合に、それぞれ受信画像情報を主走査方向およ
び/または副走査方向にリニア変倍する変倍手段と、A
とCがともに同一方向であれば、同一方向のまま記録
し、AとCが異なる方向であれば、90度回転して記録
する記録手段とを有する。
【0007】なお、上記リニア変倍は、主走査方向は
(C/A)倍、副走査方向は(D/B)倍とし、上記上
記所定倍率は、1.2倍とすることができる。
【0008】また、上記リニア変倍は、(C/A)倍の
値が1以上の場合には1倍とし、また、(D/B)倍の
値が1以上の場合には1倍とすることができる。
【0009】また、(A/C)倍の値が所定倍率(2
-1/2×1.2)以下で、かつ、(B/D)倍の値が所定
倍率(2-1/2×1.2)以下の場合には、記録紙1ペー
ジに受信画像情報を2枚記録可能としてもよい。
【0010】さらに、以上において、受信した全ページ
の最大値の主走査長、最大値の副走査長に対して、倍率
を決定し、全ページでの倍率を同一としてもよい。ま
た、以上において、リニア変倍の有無、縦横変換の有無
を各ページに対応して、その旨を表す画像情報を各記録
紙ページに付加するようにしてもよい。
【0011】さらに、受信画像情報の主走査長ならびに
副走査長としては、有効画像情報エリアの主走査長、副
走査長を用いることが有効である。
【0012】これらにより、受信画像情報を定型紙に記
録する場合に、縦横変換した方がよいかどうかを適確に
判断でき、さらに、ここで縦横変換する場合と、しない
場合とで、ともにリニア変倍を行い、画像情報の欠落な
しに記録することが可能になる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるファクシミ
リ装置の回路構成を示すブロック図である。なお、この
図1には、以下で説明する各実施例で用いられる主要な
構成要素がほぼ全て含まれている。したがって、本発明
の各実施例においては、その機能に応じて、図1に示す
構成要素のうち不要となるものも存在するものであり、
図1の全構成をもって、本発明の各実施例が限定される
ものではない。
【0014】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路36からの信号レベル
(信号線36a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0015】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路16からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調器20およびV21復調器18に送るものである。
【0016】V21変調器8は、公知のCCITT勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
36からの手順信号(信号線36b)を変調し、信号線
8aを通して加算回路16に送出するものである。
【0017】読取回路10は、送信原稿から主走査方向
1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成し、このデータを信号線10aから符
号化回路12に送るものであり、CCD(電荷結合素
子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0018】符号化回路12は、信号線10aに出力さ
れている読取データを入力して、符号化(MH符号化あ
るいはMR符号化)を行い、信号線12aより出力する
ものである。
【0019】V27ter またはV29変調器14は、信
号線12aからの符号化データを入力し、公知のCCI
TT勧告V27ter (差動位相変調)またはV29(直
交変調)に基づいた変調を行ない、この変調データを信
号線14aを通して加算回路16に出力する。
【0020】加算回路16は、変調器8、14の出力を
加算する回路である。加算回路16の出力は、ハイブリ
ッド回路6に送られる。
【0021】V21復調器18は、公知のCCITT勧
告V21に基づいた復調を行なうものである。この復調
器18は、信号線6aによりハイブリッド回路6からの
手順信号を入力し、V21復調を行い、復調データを信
号線18aを通して制御回路36に送る。
【0022】V27ter またはV29復調器20は、公
知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づいた
復調を行なうものである。この復調器20は、ハイブリ
ッド回路6からの変調画像信号を入力し、復調を行って
復調データを信号線20aより復号化/符号化回路22
に送出する。
【0023】復号化/符号化回路22は、信号線20a
に出力されている復調データを入力し、一度復号化して
信号線22aより副走査長検出回路32、有効情報エリ
ア検出回路34および制御回路36に出力するととも
に、この復号化データに対してK=8のMR符号化を行
い、この符号化データを信号線22bよりメモリ回路2
4に出力する。
【0024】メモリ回路24は、制御回路36からの信
号線36cによる制御に基づいて、信号線22bに出力
されている符号化データを格納するとともに、この格納
したデータを信号線24aより復号化回路26に送出す
るものである。
【0025】復号化回路26は、信号線24aからのデ
ータを入力して、K=8のMR復号化を行う回路であ
り、その復号化したデータを信号線26aを介して縦横
変倍回路28および記録回路30に出力する。
【0026】縦横変倍回路28は、信号線26aに出力
されている画像データを入力し、一度メモリの中に格納
し、これを90度回転、すなわち縦横変換した画像デー
タを信号線28aより記録回路30に出力するものであ
る。
【0027】記録回路30は、1ラインの画像情報とし
て297mmの記録を行えるものである。すなわち、A
3記録紙では短辺から、A4記録紙では長辺からの記録
を行う。
【0028】具体的には、制御回路36からの信号線3
6eに信号レベル「0」の信号が出力されている時に
は、A4記録紙への記録を行い、信号線36eに信号レ
ベル「1」の信号が出力されている時には、A3記録紙
への記録をする。
【0029】また、制御回路36からの信号線36dに
信号レベル「0」の信号が出力されている時には、信号
線26aに出力されている受信方向のままでの記録を行
い、信号線36dに信号レベル「1」の信号が出力され
ている時には、信号線28aに出力されている受信画像
情報を縦横変換した情報の記録を行う。
【0030】また、制御回路36からの信号線36fに
出力されている倍率により主走査方向の記録を行い、信
号線36gに出力されている倍率により副走査方向の記
録を行う。
【0031】また、制御回路36からの信号線36hに
信号レベル「1」の信号が出力されている時には、記録
紙の右下に「変倍」ありの情報を付加し、信号線36h
に信号レベル「0」の信号が出力されている時には、記
録紙の右下に「変倍」ありの情報を付加しない。
【0032】また、制御回路36からの信号線36iに
信号レベル「1」の信号が出力されている時には、記録
紙の右下に「縦横変換あり」の情報を付加し、信号線3
6iに信号レベル「0」の信号が出力されている時に
は、記録紙の右下に「縦横変換あり」の情報を付加しな
い。
【0033】副走査長検出回路32は、信号線22aに
出力されている復号化データを入力し、制御回路36か
らの信号線36kに測定開始パルスが発生した以降の副
走査長を信号線32aに出力するものである。ここで、
信号線36jには、標準モードの時は信号「0」、ファ
インモードの時は信号「1」、スーパーファインモード
の時は信号「2」を出力する。
【0034】有効情報エリア検出回路34は、信号線2
2aに出力されている復号化データを入力し、制御回路
36からの信号線36mに測定開始パルスが発生した以
降の主走査方向および副走査方向の有効情報エリアを検
出し、信号線34aに主走査方向の有効左端ドット番号
(左端の黒情報があるドット番号)、主走査方向の有効
右端ドット番号(右端の黒情報があるドット番号)、主
走査方向の有効情報長、副走査方向の有効上端ライン番
号(上端の黒情報があるライン番号)、副走査方向の有
効下端ライン番号(下端の黒情報があるライン番号)、
および副走査方向の有効情報長を出力する。ここで、信
号線36lには標準モードの時は信号「0」、ファイン
モードの時は信号「1」、スーパーファインモードの時
は信号「2」を出力する。
【0035】制御回路36は、本ファクシミリ装置の全
体の制御を司るものであり、特に本発明の第1実施例に
おいて、受信画像情報の主走査長および副走査長を認識
するとともに、記録紙の主走査長および副走査長を認識
して、受信画像情報の主走査長と受信画像情報の副走査
長とを比較し、その長い方をA、短い方をBとし、記録
紙の主走査長と記録紙の副走査長を比較し、その長い方
をC、短い方をDとし、AがCの所定倍率以下の場合や
BがDの所定倍率以下の場合に、受信画像情報をリニア
変倍し、AとCがともに同一方向であれば、同一方向の
まま記録をし、AとCが異なる方向であれば、90度回
転して記録するという一連の処理を実行するものであ
る。なお、リニア変倍を行う場合、主走査方向は(C/
A)倍とし、副走査方向は(D/B)倍とする。また、
所定倍率としては、1.2倍を想定する。また、各ペー
ジに対応してリニア変倍の有無、縦横変換の有無情報を
付加する。
【0036】図2〜図6は、本発明の第1実施例の動作
を示すフローチャートである。
【0037】まず、S42では、信号線36aに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。そし
て、S44では、信号線36dに信号レベル「0」の信
号を出力し、記録回路30は信号線26aの信号を入力
する設定とする。
【0038】また、S46では、信号線36iに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、記録回路30に「縦横変換
あり」を付加しない設定とし、S48では、信号線36
hに信号レベル「0」の信号を出力し、記録回路30に
「変倍あり」を付加しない設定とする。
【0039】また、S50では、信号線36eに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、A3記録紙への記録を設定
し、S52では、信号線36fに信号「1」を出力し、
主走査方向の倍率として1倍を設定する。また、S54
では、信号線36gに信号「1」を出力し、副走査方向
の倍率として1倍を設定する。
【0040】また、S56では、A4、A3記録紙とも
に、主走査長は297mmと記憶すし、S58では、A
4記録紙の副走査長は210mmと記憶する。さらに、
S60では、A3記録紙の副走査長は364mmと記憶
する。
【0041】また、S62では、ファクシミリ受信が選
択されたか否かを判断し、ファクシミリ受信が選択され
るとS66に進み、ファクシミリ受信が選択されていな
いとS64に進み、受信以外の処理を行う。
【0042】次に、S66では、信号線36aに信号レ
ベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S68で
は、前手順を行う。そして、S70では、ページカウン
タに1をセットし、S72では、伝送される原稿の主走
査方向のサイズを記憶する。また、S74では、標準、
ファイン、スーパーファインのモードをそれぞれ信号線
36j、36kを介して設定する。さらに、S76で
は、信号線36k、36mにそれぞれ測定開始パルスを
発生し、測定を開始する。
【0043】次に、S78では、画信号のメモリ回路2
4への受信を行い、S80では、1ページの受信が終了
したか否かを判断し、1ページの受信が終了していない
とS78での受信を続行する。
【0044】また、1ページの受信が終了すると、S8
2に進み、信号線32aの情報を入力して副走査長を認
識し、ページカウンタに対応して主走査方向のサイズ
(長さとしては、A4なら210mm、B4なら256
mm、A3なら297mm)、および副走査長を記憶す
る。
【0045】次に、S84では、中間手順を実行し、S
86では、次ページがあるか否かを判断する。そして、
次ページがあるとS88において、ページカウンタの値
を1つインクリメントし、S72戻って次ページの処理
を行う。
【0046】また、次ページがないとS90に進み、後
手順を行う。そして、S92では、信号線36aに信号
レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S94
では、ページカウンタに1をセットする。
【0047】次に、S96では、ページカウンタの値に
着目して、受信画像情報の主走査長(A4指定なら21
0mm、B4指定なら256mm、A3指定なら297
mm)と副走査長とを比較し、長い方をA、短い方をB
とする。
【0048】また、S98では、A4記録紙への記録を
考え、C=297mm(主走査長)、D=210mm
(副走査長)とする。
【0049】次に、S100では、A/Cが1.2以下
であるか否かを判断し、A/Cが1.2以下の場合はS
102に進み、A/Cが1.2を超える場合はS118
に進む。
【0050】そして、S102では、B/Dが1.2以
下であるか否かを判断し、B/Dが1.2以下の場合は
S104に進み、B/Dが1.2を超える場合はS11
8に進む。
【0051】S104では、長さAは主走査長であるか
否かを判断し、主走査長の時にはS106に進み、副走
査長の時にはS108に進む。
【0052】S106では、信号線36d、36e、3
6iに信号レベル「0」の信号を出力し、記録回路30
に対し、信号線26aの信号を入力する設定とし、ま
た、A4記録紙へ記録する設定、「縦横変換あり」の情
報を付加しない設定とする。
【0053】一方、S108では、信号線36d、36
iに信号レベル「1」の信号を出力するとともに、信号
線36eに信号レベル「0」の信号を出力し、記録回路
30に対し、信号線28aの信号を入力する設定とし、
また、A4記録紙へ記録する設定、「縦横変換あり」の
情報を付加する設定とする。
【0054】次に、S110では、信号線36fにC/
Aを出力し、主走査方向はC/A倍として記録し、信号
線36gにD/Bを出力し、副走査方向はD/B倍とし
て記録する。また、C/A=1、かつ、D/B=1であ
れば、「変倍あり」の情報を付加しないで、「C/A≠
1、あるいは、D/B≠1」であれば、「変倍あり」の
情報を付加する設定とする。
【0055】次に、S112では、1ページの画像情報
をメモリ回路24から入力して記録を行う。この後、S
114では、次ページがあるか否かを判断し、次ページ
がないとS42に戻って処理を終了する。
【0056】また、次ページがあるとS116に進み、
ページカウンタの値を1つインクリメントして、S96
に戻って次ページの処理を行う。
【0057】また、S118では、A3記録紙への記録
を考え、C=420mm(副走査長)、D=297mm
(主走査長)とする。
【0058】S120では、A/Cが1.2以下である
か否かを判断し、A/Cが1.2以下であるとS122
に進み、A/Cが1.2を超えているとS130に進
む。
【0059】S122では、B/Dが1.2以下である
か否かを判断し、B/Dが1.2以下であればS124
に進み、B/Dが1.2を超えているとS134に進
む。
【0060】S124では、長さAは副走査長であるか
否かを判断し、副走査長であるとS126に進み、主走
査長であるとS128に進む。
【0061】S126では、信号線36d、36iに信
号レベル「0」の信号を出力し、信号線36eに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、記録回路30に対して、信
号線26aの信号を入力する設定を行うとともに、「縦
横変換あり」を付加しない設定、およびA3記録紙へ記
録する設定を行う。この後、S110に進み、リニア変
倍による記録を行う。
【0062】一方、S128では、信号線36d、36
e、36iに信号レベル「1」の信号を出力し、記録回
路30に対して、信号線28aの信号を入力する設定を
行うとともに、A3記録紙へ記録する設定、および「縦
横変換あり」を付加する設定を行う。この後、S110
に進み、リニア変倍による記録を行う。
【0063】また、S130では、長さAは副走査長で
あるので、複数ページに分割して記録する。ここで、B
>Dはありえない。すなわち、ここではA3の長尺原稿
情報を受信している。よって、信号線36d、36h、
36iに信号レベル「0」の信号を出力し、また、信号
線36eに信号レベル「1」の信号を出力し、また信号
線36f、36gに信号「1」を出力し、記録回路30
に対して、信号線26aの信号を入力する設定、「変倍
あり」を付加しない設定、「縦横変換あり」を付加しな
い設定、A3記録紙へ記録する設定、主走査方向は1倍
で記録する設定、および副走査方向は1倍で記録する設
定を行う。
【0064】次に、S132では、1ページの受信画像
情報をメモリ回路24から入力し、複数ページの記録紙
に分割記録する。この後、S114に進み、必要に応じ
て次ページの処理を行う。
【0065】また、S134では、受信画像情報の主走
査長が297mm×1.2倍より長いということはない
ので、エラー扱いとする。この後、S114に進み、必
要に応じて次ページの処理を行う。
【0066】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0067】前記第1実施例では、受信画像情報の主走
査長は、前手順により通知されたサイズ、副走査長はラ
イン数から求めるようにしたが、これらを上記有効情報
エリア検出回路34によって得られる有効情報のあるエ
リアより求めても良い。すなわち、主走査長としては、
最も左端にある黒情報から最も右端にある黒情報までの
長さとし、副走査長としては、最も上端にある黒情報か
ら、最も下端にある黒情報までの長さとする。
【0068】図7は、このような本発明の第2実施例の
動作のうち、上記第1実施例と異なる主要部分を示すフ
ローチャートである。
【0069】まず、S140は、上記S80のYESを
表わしている。そして、S142では、信号線34aの
情報を入力し、ページカウンタに対応して、有効情報エ
リアの主走査長、副走査長を記憶する。この後、S14
4において、上記S84に移行する。
【0070】また、以上の実施例において、(C/A)
倍の値が1以上の場合は、1倍とし、(D/B)倍の値
が1以上の場合は、1倍として、拡大せずに等倍で記録
してもよい。
【0071】図8は、このような本発明の第3実施例の
動作のうち、上記第1実施例と異なる主要部分を示すフ
ローチャートである。
【0072】まず、S150、S152、S154、S
156は、それぞれ上記S106、S108、S12
6、S128を表わしている。そして、S158では、
記録回路30に対し、信号線36fに主走査(C/A)
≧1の時には1を、(C/A)<1の時にはC/Aを出
力し、主走査方向の倍率を設定する。また、信号線36
gに副走査(D/B)≧1の時には1を、(D/B)<
1の時にはD/Bを出力し、副走査方向の倍率を設定す
る。
【0073】さらに、主走査、副走査の倍率がともに1
である時には、信号線36hに信号レベル「0」の信号
を出力して「変倍あり」を付加せず。また、主走査の倍
率、あるいは、副走査の倍率のどちらか一方が1でない
と「変倍あり」を付加することを指定する。
【0074】この後、S160で上記S112に移行す
る。
【0075】また、本発明の第4実施例として、受信し
た全ページの主走査長と副走査長のそれぞれ最大値に対
して倍率を決定し、全ページにおける倍率を一律とする
ようにしてよい。
【0076】図9は、このような本発明の第4実施例の
動作のうち、上記第1実施例と異なる主要部分を示すフ
ローチャートである。
【0077】まず、S170は、上記S94を表わして
いる。そして、S172では、受信画像情報の主走査長
は全て同一であるか否かを判断し、全て同一であるとS
176に進み、全て同一でないとS174(上記S9
6)に進む。
【0078】S176では、受信画像情報を、主走査長
は、前手順で通知されたサイズから求めた長さ(A4な
ら210mm、B4なら256mm、A3なら297m
m)とし、副走査長は、今回の受信ページの中で1番長
い長さとし、これらの長さを比較して、長い方をA、短
い方をBとする。この後、S178では、上記S98に
移行する。
【0079】また、S180は、上記S112を表わし
ている。そして、S182では、次ページがあるか否か
を判断し、次ページがあるとS184(上記S112)
に進み、次ページがないとS186(上記S42)に進
む。
【0080】また、S188は、上記S132を表わし
ている。そして、S190では、次ページがあるか否か
を判断し、次ページがあるとS192(上記S132)
に進み、次ページがないとS194(上記S42)に進
む。
【0081】また、本発明の第5実施例として、以上の
各実施例において、A/C倍の値が(2-1/2×1.2)
倍以下の場合、かつ、B/D倍の値が(2-1/2×1.
2)倍以下の場合は、どちらか小さい倍率の方向を0.
5となるようにして、記録紙1ページに受信画像情報を
2枚記録するようにしても良い。なお、ここでは、A4
記録紙に記録する場合についてのみ考えるものとする。
なぜなら、A3記録紙に2つの受信画像情報を記録する
ような状況では、各受信画像情報を2枚のA4記録紙に
記録するほうが有用だからである。
【0082】なお、ここでは、上述した第2実施例(図
7)のように、受信有効エリアを基準として処理するこ
とがポイントである。
【0083】図10は、このような本発明の第5実施例
の動作のうち、上記第1、第2実施例(図2〜図7)と
異なる主要部分を示すフローチャートである。
【0084】まず、S200は、上記S102のYES
を表わしている。そして、S202、S204では、A
/Cは2-1/2×1.2以下であるか、B/Dが2-1/2×
1.2以下であるかを判断し、ともにYESの場合はS
208に進み、A4記録紙の半分に入るようにS208
でリニア変倍する。また、どちらか一方がNOの場合
は、S206(上記S104)に進み、A4記録紙1枚
に記録する。ここで、1.2倍はリニア変倍する許容値
である。
【0085】S208では、信号線36eに信号レベル
「0」の信号を出力し、A4記録紙の半分に記録する設
定とする。なお、この記録紙が新しければ左半分に記録
し、既に左半分に記録されていれば右半分に記録する。
【0086】次に、S210では、A4は主走査長であ
るか否かを判断し、主走査長であるとS212に進み、
副走査長であるとS214に進む。
【0087】S212では、信号線36d、36iに信
号レベル「1」の信号を出力し、記録回路30に対して
信号線28aの信号を入力する設定とし、「縦横変換あ
り」を付加する設定とする。そして、S216に進む。
【0088】また、S214では、信号線36d、36
iに信号レベル「0」の信号を出力し、記録回路30に
対して信号線26aの信号を入力する設定とし、「縦横
変換あり」を付加しない設定とする。そして、S216
に進む。
【0089】S216では、信号線36fにD/(2
B)、信号線36gにD/Aを出力し、主走査はC/
(2B)倍、副走査はD/A倍で記録する設定とし、ま
た、D/A=1、かつ、C/(2B)=1の場合には、
信号線36hに信号レベル「0」の信号を出力し、「変
倍あり」を付加せず、D/A≠1、あるいは、D/(2
B)≠1の場合には、信号線36hに信号レベル「1」
の信号を出力し、「変倍あり」を付加する。この後、S
218で、上記S112に移行する。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信画像情報を定型紙に記録する場合に、縦横変換した
方がよいかどうかを適確に判断でき、さらに、縦横変換
する場合としない場合とで、ともにリニア変倍を行って
情報の欠落なしに記録することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明の第3実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の第4実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の第5実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、14…変調器、 10…読取回路、 12…符号化回路、 16…加算回路、 18、20…復調器、 22…復号化/符号化回路、 24…メモリ回路、 26…復号化回路、 28…縦横変倍回路、 30…記録回路、 32…副走査長検出回路、 34…有効情報エリア検出回路、 36…制御回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定型紙サイズの記録紙に記録を行うファ
    クシミリ装置において、 受信画像情報を縦横変換する縦横変換手段と;受信画像
    情報の主走査長および副走査長を認識する受信画像認識
    手段と;記録紙の主走査長および副走査長を認識する記
    録紙認識手段と;受信画像情報の主走査長と副走査長と
    を比較する第1の比較手段と;記録紙の主走査長と副走
    査長とを比較する第2の比較手段と;受信画像情報の主
    走査長と副走査長の長い方をA、短い方をBとし、記録
    紙の主走査長と副走査長の長い方をC、短い方をDと
    し、AがCの所定倍率以下である場合および/またはB
    がDの所定倍率以下である場合に、それぞれ受信画像情
    報を主走査方向および/または副走査方向にリニア変倍
    する変倍手段と;AとCがともに同一方向であれば、同
    一方向のまま記録し、AとCが異なる方向であれば、9
    0度回転して記録する記録手段と;を有することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記リニア変倍は、主走査方向は(C/A)倍、副走査
    方向は(D/B)倍とすることを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 上記所定倍率は、1.2倍とすることを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 上記リニア変倍は、(C/A)倍の値が1以上の場合に
    は1倍とし、また、(D/B)倍の値が1以上の場合に
    は1倍とすることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 (A/C)倍の値が所定倍率以下で、かつ、(B/D)
    倍の値が所定倍率以下の場合には、記録紙1ページに受
    信画像情報を2枚記録することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記所定倍率は、(2-1/2×1.2)倍とすることを特
    徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 受信した全ページの最大値の主走査長、最大値の副走査
    長に対して、倍率を決定し、全ページでの倍率を同一と
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において、 リニア変倍の有無、縦横変換の有無を各ページに対応し
    て、その旨を表す画像情報を各記録紙ページに付加する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項において、 受信画像情報の主走査長ならびに副走査長としては、有
    効画像情報エリアの主走査長、副走査長を用いることを
    特徴とするファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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