JPH08307658A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08307658A
JPH08307658A JP7137407A JP13740795A JPH08307658A JP H08307658 A JPH08307658 A JP H08307658A JP 7137407 A JP7137407 A JP 7137407A JP 13740795 A JP13740795 A JP 13740795A JP H08307658 A JPH08307658 A JP H08307658A
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JP7137407A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 適正な位置に余白を設けることができるファ
クシミリ装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ受信情報の出力シートをファイ
ルするために出力画像に余白を設けるための回転回路5
6およびリニア変倍回路58を有するとともに、上記受
信情報における文字の方向を検知する検知回路40を有
し、受信情報の文字の方向、あるいは、受信情報の文字
の方向およびその文字の方向が出力シートの短辺か長辺
かに応じて、余白を設ける位置を変えるようにした。ま
た、以上のような受信情報の条件に応じて余白を設ける
位置を登録する回路42、44、46、48、50、5
2を有し、これらの登録に基づいて余白を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル用の余白を設
けることのできるファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファイル用の余白を設けるフ
ァクシミリ装置として、画像を記録するシートの短辺を
上側にして、その左端にファイル用の余白を1cm程度
設けるファクシミリ装置が提案されていた。図3は、こ
のような従来のファクシミリ装置における画像記録後の
出力用紙の具体例を示す説明図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記図3において、送
信者が先頭の情報から送信した図3(ア)のケースにお
いては、正しい位置にファイル用の余白が設定される。
しかし、図3(イ)に示すように、送信者が後の方から
逆に情報を送信すると、余白の位置は正しくない位置に
設けられてしまうという大きな欠点があった。
【0004】本発明は、適正な位置に余白を設けること
ができるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
ファクシミリ受信情報の出力シートをファイルするため
に出力画像に余白を設ける余白設定手段と、上記受信情
報における文字の方向を検知する検知手段とを有し、受
信情報の文字の方向に応じて、余白を設ける位置を変え
ることを特徴としている。
【0006】また、第2の発明は、上記受信情報の文字
が正しい向きの状態で、その向きを基準として左から右
に書かれている場合には、その向きを基準として左端に
ファイル用の余白を設け、上から下に書かれている場合
には、右端にファイル用の余白を設けるようにしたもの
である。
【0007】また、第3の発明は、上記受信情報の文字
が正しい向きの状態で、その向きを基準として左から右
に書かれている場合の余白位置を登録する登録手段と、
上記受信情報の文字が正しい向きの状態で、その向きを
基準として上から下に書かれている場合の余白位置を登
録する登録手段とを有し、これらの登録に基づいて余白
を設けるようにしたものである。
【0008】また、第4の発明は、ファクシミリ受信情
報の出力シートをファイルするために出力画像に余白を
設ける余白設定手段と、上記受信情報における文字の方
向を検知する検知手段とを有し、受信情報の文字の方
向、およびその文字の方向が出力シートの短辺か長辺か
に応じて、余白を設ける位置を変えるものである。
【0009】また、第5の発明は、上記受信情報の文字
が正しい向きの状態で、出力シートの短辺に左から右に
書かれている場合には、その向きを基準として左端にフ
ァイル用の余白を設け、長辺に左から右に書かれている
場合には、その向きを基準として上端にファイル用の余
白を設け、長辺に上から下に書かれている場合には、そ
の向きを基準として右端にファイル用の余白を設け、短
辺に上から下に書かれている場合には、その向きを基準
として上端にファイル用の余白を設けるようにした。
【0010】また、第6の発明は、上記受信情報の文字
が正しい向きの状態で、出力シートの短辺に左から右に
書かれている場合の余白位置を登録する登録手段と、受
信情報の文字が正しい向きの状態で、長辺に左から右に
書かれている場合の余白位置を登録する登録手段と、受
信情報の文字が正しい向きの状態で、長辺に上から下に
書かれている場合の余白位置を登録する登録手段と、受
信情報の文字が正しい向きの状態で、短辺に上から下に
書かれている場合の余白位置を登録する登録手段とを有
し、これらの登録に基づいて余白を設けるようにした。
【0011】
【作用】上記第1、第2の発明によれば、受信情報の文
字の方向を考慮した最適な位置にファイル用の余白を設
けることができる。また、第3の発明によれば、受信情
報の文字の方向に応じてユーザの好みの位置にファイル
用の余白を設けることができる。
【0012】また、第4、第5の発明によれば、受信情
報の文字の方向、および長辺か短辺かを考慮した最適な
位置にファイル用の余白を設けることができる。また、
第6の発明のよれば、受信情報の文字の方向、および長
辺か短辺かに応じてユーザの好みの位置にファイル用の
余白を設けることができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の実施例におけるファクシミ
リ装置の原稿および記録紙(出力シート)のセット方法
を示す斜視図である。
【0014】図示のように、本実施例のファクシミリ装
置は、記録部の出力幅をA4サイズの長手方向長である
297mmとし、A4サイズの記録紙を短手方向あるい
は長手方向に搬送されるようにセットし、A3サイズの
記録紙を長手方向に搬送されるようにセットするもので
ある。
【0015】図2は、本実施例におけるファクシミリ装
置の回路構成を示すブロック図である。
【0016】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路54からの信号レベル
(信号線54a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0017】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路24からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV27te
r あるいはV29復調器28およびV21復調器26に
送るものである。
【0018】V21変調器8は、公知のITU−T勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
54からの手順信号(信号線54i)を変調し、信号線
8aを通して加算回路24に送出するものである。
【0019】読取回路10は、送信原稿から主走査方向
1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成し、このデータを信号線10aから符
号化回路16に送るものであり、CCD(電荷結合素
子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。なお、
上述のように、この実施例の読取回路10は、297m
mの読み取りが可能である。
【0020】符号化回路16は、信号線10aに出力さ
れている読取データを入力して、符号化(K=8のMR
符号化)を行い、信号線16aより出力するものであ
る。
【0021】メモリ回路18は、信号線54dの制御に
従い、信号線16aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した情報を信号線18aに出
力する。
【0022】復号化/変倍/符号化回路20は、信号線
18aに出力されているK=8のMR符号化した情報を
入力し、必要に応じて復号化し、変倍し、再度符号化し
た情報を信号線20aに出力する。
【0023】V27ter またはV29変調器22は、信
号線20aからの符号化データを入力し、公知のITU
−T勧告V27ter (差動位相変調)またはV29(直
交変調)に基づいた変調を行ない、この変調データを信
号線22aを通して加算回路24に出力する。
【0024】加算回路24は、変調器8、22の出力を
加算する回路である。加算回路24の出力は、信号線2
4aよりハイブリッド回路6に送られる。
【0025】V21復調器26は、公知のITU−T勧
告V21に基づいた復調を行なうものである。この復調
器26は、信号線6aによりハイブリッド回路6からの
手順信号を入力し、V21復調を行い、復調データを信
号線26aを通して制御回路54に送る。
【0026】V27ter またはV29復調器28は、公
知のITU−T勧告V27ter またはV29に基づいた
復調を行なうものである。この復調器28は、ハイブリ
ッド回路6からの変調画像信号を入力し、復調を行って
復調データを信号線28aより復号化/符号化回路30
に送出する。
【0027】復号化/符号化回路30は、信号線28a
に出力されている復調データを入力し、一度復号化し、
復号化したデータを信号線30aより制御回路54に出
力し、また、再度K=8のMR符号化したデータを信号
線30bよりメモリ回路32に出力する。
【0028】メモリ回路32は、信号線54eの制御に
従い、信号線30aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した情報を信号線32aより
復号化回路34に出力する。
【0029】復号化回路34は、信号線32aに出力さ
れている信号を入力し、復号化(K=8のMR復号化)
を行い、この復号化データを信号線34aより受信情報
回転回路56に出力する。
【0030】記録回路36は、信号線58aに出力され
ているデータを入力し、順次1ラインずつ記録を等速で
行なうLBP(レーザビームプリンタ)である。
【0031】検出回路40は、受信情報の文字方向を検
出する回路である。これは、例えばパターン認識等によ
り、受信情報中に、一定寸法の複数の文字を確実に読み
取ることができた場合に、それらの文字が一致して示す
方向を解析し、これを受信情報の文字方向として判断す
るものであり、判断のために必要となる数の文字が読み
取れなかった場合や、各文字の方向にばらつきがある場
合には、検出不能として判断するものである。
【0032】ここで、文字が正しい方向を向いた時に短
辺に対して左から右に文字が書かれている場合を図4
に、文字が正しい方向を向いた時に長辺に対して左から
右に文字が書かれている場合を図5に、文字が正しい方
向を向いた時に長辺に対して上から下に文字が書かれて
いる場合を図6に、文字が正しい方向を向いた時に短辺
に対して上から下に文字が書かれている場合を図7に示
す。
【0033】すなわち、これらの図4〜図7において、
その受信情報の元々の状態を(ア)に示し、180度回
転した状態を(イ)、90度回転した状態を(ウ)、−
90度回転した状態を(エ)にそれぞれ示す。そして、
検出回路40は、文字が正しい方向を向いた時に短辺ま
たは長辺で、左から右、上から下を検出し、それに対し
て、さらに何度回転しているかを出力する。具体的に
は、図4(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)、図5
(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)、図6(ア)、
(イ)、(ウ)、(エ)、図7(ア)、(イ)、
(ウ)、(エ)のどの状態であるかを信号線40aに出
力する。
【0034】登録回路42は、受信情報の文字は正しい
向きの状態にて、左から右に書かれている場合(図4、
図5が該当する)の余白の位置を信号線42aを介して
登録する回路である。例えば、左端と登録する。
【0035】登録回路44は、受信情報の文字は正しい
向きの状態にて、長辺に左から右に書かれている場合
(図5が該当する)の余白の位置を信号線44aを介し
て登録する回路である。例えば、上端と登録する。
【0036】登録回路46は、受信情報の文字は正しい
向きの状態にて、短辺に左から右に書かれている場合
(図4が該当する)の余白の位置を信号線46aを介し
て登録する回路である。例えば、左端と登録する。
【0037】登録回路48は、受信情報の文字は正しい
向きの状態にて、上から下に書かれている場合(図6、
図7が該当する)の余白の位置を信号線48aを介して
登録する回路である。例えば、右端と登録する。
【0038】登録回路50は、受信情報の文字は正しい
向きの状態にて、長辺に上から下に書かれている場合
(図6が該当する)の余白の位置を信号線48aを介し
て登録する回路である。例えば、右端と登録する。
【0039】登録回路52は、受信情報の文字は正しい
向きの状態にて、短辺に上から下に書かれている場合
(図7が該当する)の余白の位置を信号線50aを介し
て登録する回路である。例えば、上端と登録する。
【0040】受信情報の回転回路56は、信号線54b
に信号「0」が出力されている時には、受信情報を回転
しないでそのまま信号線56aに出力し、信号線54b
に信号「1」が出力されている時には、受信情報を90
度回転した情報を信号線56aに出力する。また、信号
線54bに信号「2」が出力されている時には、受信情
報を180度回転した情報を信号線56aに出力し、信
号線54bに信号「3」が出力されている時には、受信
情報を−90度(=270度)回転した情報を信号線5
6aに出力する。
【0041】リニア変倍回路58は、信号線56aに出
力されている情報を信号線54cに出力されている主走
査方向の倍率、副走査方向の倍率に従い、リニア変倍
し、さらに信号線54cに出力される情報に基づき、左
端、右端、上端、下端に所定長の余白を設定できる。
【0042】制御回路54は、本実施例のファクシミリ
装置全体の制御を行うものであり、特に本実施例におい
て、ファイル用の余白設定モードが選択されている時
に、受信情報の文字の方向により、余白を設ける位置を
変える制御を行うものである。具体的には、受信情報の
文字が正しい向きの状態で、左から右に書かれている場
合は、その向きを基準として左端にファイル用の余白を
設け、上から下に書かれている場合は、右端にファイル
用の余白を設ける。
【0043】図8〜図10は、本発明の第1実施例にお
ける制御回路54の制御動作を示すフローチャートであ
る。なお、この第1実施例では、上記登録回路42、4
4、46、48、50、52の機能は使用せず、制御回
路54の判断だけに基づいて余白を設定するものであ
る。
【0044】S62では、信号線54aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。そして、S
64では、受信が選択されたか否かを判断し、受信が選
択されるとS68に進み、受信が選択されていないと、
S66において、その他の処理を行う。
【0045】S68では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S70では、
ページカウンタに1をセットする。
【0046】次に、受信動作に移行し、S72で、受信
情報をK=8のMR符号化した状態で、メモリ回路32
へ格納する。そして、S74では、1ページの受信が終
了したか否かを判断し、1ページの受信が終了していな
いとS72に戻って、メモリ受信動作を続ける。
【0047】また、1ページの受信が終了すると、S7
6に進み、ページカウンタに対応して、信号線30aの
情報および前手順による情報から主走査方向長、および
副走査方向長を認識し、記憶する。
【0048】次に、S78では、信号線40aの情報を
入力し、ページカウンタに対応して受信情報の文字方向
を記憶する。
【0049】この後、S80では、中間手順を行い、S
82では、次ページがあるか否かを判断し、次ページが
あるとS84に進み、ページカウンタの値を1つインク
リメントしてS72に戻り、次ページの処理を行う。
【0050】また、次ページがないとS86に進み、後
手順を行い、S88では、信号線54aに信号レベル
「0」の信号を出力してCMLをオフし、S90では、
ページカウンタに1をセットする。
【0051】次に、S92では、S78にてページカウ
ンタに対応して記憶されている受信情報の文字の方向が
図4〜図7における(イ)のタイプであれば180度回
転、(ウ)のタイプであれば−90度回転、(エ)のタ
イプであれば90度回転、(ア)のタイプであれば回転
なしを信号線54bに設定する。
【0052】次に、S94では、ページカウンタに対応
して回転後の主走査方向長、および副走査方向長を求め
る。そして、S96では、図示しない操作部により、受
信フッタの付加が選択されているか否かを判断し、選択
されているとS98に進み、選択されていないとS10
4に進む。
【0053】S98では、受信情報は回転終了後、すな
わち受信情報が正しい向きの状態で、左から右の文字
か、上から下の文字かを判断し、左から右の文字である
とS100に進み、上から下の文字であるとS102に
進む。
【0054】S100では、ページカウンタに対応して
左端に1cm余白を設けるように、メモリ回路32に格
納されている受信情報をリニア変倍(信号線54cの制
御による)して記録する。
【0055】また、S102では、ページカウンタに対
応して右端に1cm余白を設けるように、メモリ回路3
2に格納されている受信情報をリニア変倍(信号線54
cの制御による)して記録する。
【0056】さらに、S104は、ページカウンタに対
応して信号線54cの制御により余白を設けないでメモ
リ回路32に格納されている受信情報を記録する。
【0057】次に、S106に進み、メモリ回路32に
次ページがあるか否かを判断し、次ページがあるとS1
08にてページカウンタの値を1つインクリメントし、
S92に戻って次のページの処理を行う。また、次ペー
ジがないとS62に戻り、処理を終了する。
【0058】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0059】この第2実施例では、上記第1実施例の処
理に加えて、上記登録回路42、48を使用し、これら
の登録に基づいて、受信情報の文字が正しい向きの状態
で、左から右に書かれている場合、および、受信情報の
文字が正しい向きの状態で、上から下に書かれている場
合の余白位置を登録により決定するものである。すなわ
ち、この第2実施例でも、登録回路44、46、50、
52は使用しない。
【0060】図11、図12は、この第2実施例の動作
のうち、上記第1実施例(図8〜図10)と異なる部分
を示すフローチャートである。
【0061】まず、図11において、S110は、図8
のS66を表わしている。そして、S112では、図示
しない操作部により、登録回路42への登録が選択され
たか否かを判断し、登録が選択されると、S114にお
いて、信号線42aを介して受信情報の文字が正しい向
きの状態で、左から右に書かれている場合の余白位置の
登録を、例えば左端として行う。なお、この登録操作
は、例えば登録回路42への登録を要求する特定操作の
後、余白位置を左=1、右=2、上=3、下=4という
ようにテンキーで入力し、セットキーを押下するものと
する。
【0062】また、この登録が選択されていないとS1
16に進み、図示しない操作部により、登録回路48へ
の登録が選択されたか否かを判断し、登録が選択される
とS118において、信号線48aを介して登録回路4
8へ受信情報の文字が正しい向きの状態で、上から下に
書かれている場合の余白位置の登録を、例えば右端とし
て行う。なお、この登録操作は、上述した登録回路42
への登録操作と同様である。
【0063】また、この登録が選択されていないと、S
120に進み、上記図8のS62以降の処理を行う。
【0064】また、図12において、S112は、上記
図10のS98のYESを表わしている。そして、S1
24では、ページカウンタに対応して登録回路42に登
録されている設定に基づいて余白を設けるように、メモ
リ回路32に格納されている受信情報をリニア変倍(信
号線54cの制御による)して記録する。そして、S1
26において、上記図10のS106以降に進む。
【0065】また、S128は、上記図10におけるS
98のNOを表わしている。そして、S130では、ペ
ージカウンタに対応して、登録回路48に登録されてい
る設定に基づいて余白を設けるように、メモリ回路32
に格納されている受信情報をリニア変倍(信号線54c
の制御による)して記録する。そして、S132では、
上記図10のS106以降に進む。
【0066】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0067】この第3実施例は、受信情報の文字の方向
を検知する手段を有し、受信情報の文字の方向ととも
に、その文字の方向が短辺か長辺かにより、余白を設け
る位置を変えるものである。具体的には、受信情報の文
字は正しい向きの状態で、短辺に左から右に書かれてい
る場合には、その向きを基準として左端にファイル用の
余白を設け、長辺に左から右に書かれている場合には、
その向きを基準として上端にファイル用の余白を設け、
長辺に上から下に書かれている場合には、その向きを基
準として右端にファイル用の余白を設け、短辺に上から
下に書かれている場合には、その向きを基準として上端
にファイル用の余白を設ける。
【0068】なお、この実施例では、登録回路42、4
4、46、48、50、52は使用せず、制御回路54
の判断だけに基づいて余白を設定するものである。
【0069】図13は、この第3実施例の動作のうち、
上記第1実施例(図8〜図10)と異なる部分を示すフ
ローチャートである。
【0070】図13において、S140は、図10のS
98のYESを表わしている。そして、S142では、
受信情報の文字が長辺側に書かれているか否かを判断
し、長辺側に書かれている(図5が該当する)場合は、
S146に進み、短辺側に書かれている(図4が該当す
る)場合は、S144(図10のS100)に進む。
【0071】S146では、ページカウンタに対応し
て、上端に1cmの余白を設けるようにメモリ回路32
に格納されている受信情報をリニア変倍(信号線54c
の制御による)して記録する。この後、S148では、
図10のS106以降の処理を行う。
【0072】また、S150は、図10のS98のNO
を表わしている。そして、S152では、受信情報の文
字は長辺側に書かれているか否かを判断し、長辺側に書
かれている(図6が該当する)場合は、S154(図1
0のS102)に進み、短辺側に書かれている(図7が
該当する)場合は、S156に進む。
【0073】S156では、ページカウンタに対応して
上端に1cmの余白を設けるようにメモリ回路32に格
納されている受信情報をリニア変倍(信号線54cの制
御による)して記録する。この後、S158では、図1
0のS106以降の処理に進む。
【0074】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0075】この第4実施例は、上記第3実施例の処理
に加えて、上記登録回路44、46、50、52を使用
し、これらの登録に基づいて、受信情報の文字が正しい
向きの状態で短辺に左から右に書かれている場合の余白
位置と、受信情報の文字が正しい向きの状態で長辺に左
から右に書かれている場合の余白位置と、受信情報の文
字が正しい向きの状態で長辺に上から下に書かれている
場合の余白位置と、受信情報の文字が正しい向きの状態
で短辺に上から下に書かれている場合の余白位置を、そ
れぞれ登録回路44、46、50、52の登録に基づい
て決定するものである。なお、この実施例では、登録回
路42、48は使用しない。
【0076】図14、図15は、この第4実施例の動作
のうち、上記第3実施例(図8〜図10、図13)と異
なる部分を示すフローチャートである。
【0077】図14において、S160は、図8のS6
6を表わしている。そして、S162、S166、S1
70、S174では、図示しない操作部により、それぞ
れ登録回路44、46、50、52への登録が選択され
たか否かを判断し、登録が選択されると、それぞれS1
64、S168、S172、S176に進み、登録が選
択されないと、それぞれS166、S170、S17
4、S178に進む。
【0078】S164では、信号線44aを介して登録
回路44に、受信情報の文字が正しい向きの状態で長辺
に左から右に書かれている場合の余白位置の登録を行
う。ここでは、例えば上端と登録する。なお、この登録
操作は、上記登録回路42への登録作業と同様であるも
のとする。
【0079】S168では、信号線46aを介して登録
回路46に、受信情報の文字が正しい向きの状態で短辺
に左から右に書かれている場合の余白位置の登録を同様
の操作で行う。ここでは、例えば左端と登録する。
【0080】S172では、信号線50aを介して登録
回路50に、受信情報の文字が正しい向きの状態で長辺
に上から下に書かれている場合の余白位置の登録を同様
の操作で行う。ここでは、例えば右端と登録する。
【0081】S176では、信号線52aを介して登録
回路52に、受信情報の文字が正しい向きの状態で短辺
に上から下に書かれている場合の余白位置の登録を同様
の操作で行う。ここでは、例えば上端と登録する。
【0082】この後、S178では、図8のS62に移
行し、処理を終了する。
【0083】また、図15において、S180は、図1
3におけるS142のYESを表している。そして、S
182では、ページカウンタに対応して登録回路44に
登録されている設定に基づいて余白を設けるように、メ
モリ回路32に格納されている受信情報をリニア変倍
(信号線54cの制御による)して記録する。この後、
S184で図10のS106以降の処理に進む。
【0084】また、S186は、図13におけるS14
2のNOを表している。そして、S188では、ページ
カウンタに対応して登録回路46に登録されている設定
に基づいて余白を設けるように、メモリ回路32に格納
されている受信情報をリニア変倍(信号線54cの制御
による)して記録する。この後、S184で図10のS
106以降の処理に進む。
【0085】さらに、S190は、図13におけるS1
52のYESを表している。そして、S192では、ペ
ージカウンタに対応して登録回路50に登録されている
設定に基づいて余白を設けるように、メモリ回路32に
格納されている受信情報をリニア変倍(信号線54cの
制御による)して記録する。この後、S184で図10
のS106以降の処理に進む。
【0086】また、S194は、図13におけるS15
4のNOを表している。そして、S196では、ページ
カウンタに対応して登録回路52に登録されている設定
に基づいて余白を設けるように、メモリ回路32に格納
されている受信情報をリニア変倍(信号線54cの制御
による)して記録する。この後、S184で図10のS
106以降の処理に進む。
【0087】次に、本発明の第5実施例として、送信機
側において、受信機側でファイルするように出力するか
しないかを選択する手段を設けることにより、ファイル
出力が選択されていると、原稿情報の文字方向に着目
し、ファイル用の余白位置を変えるようにしてもよい。
【0088】さらに、本発明の第6実施例として、上述
のような各実施例における余白位置の設定を特定の宛先
について行えるようにしてもよい。すなわち、ファイル
の対象となる宛先のグループを予め登録しておき、その
宛先についての受信である場合に、上述のような余白位
置の設定処理を行う。また、宛先グループ毎に異なる余
白設定モードを設定できるようにして、上述した各実施
例の処理を選択的に行うようにしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
2の発明によれば、受信情報の文字の方向を考慮した最
適な位置にファイル用の余白を設けることができ、使い
易いファクシミリ装置を提供できる効果がある。
【0090】また、本出願の第3の発明によれば、受信
情報の文字の方向を考慮したユーザの好みの位置にファ
イル用の余白を設けることが可能となり、さらに使い易
いファクシミリ装置を提供できる効果がある。
【0091】また、本出願の第4、第5の発明によれ
ば、受信情報の文字の方向、および長辺か短辺かを考慮
した最適な位置にファイル用の余白を設けることがで
き、使い易いファクシミリ装置を提供できる効果があ
る。
【0092】また、本出願の第6の発明によれば、受信
情報の文字の方向、および長辺か短辺かを考慮したユー
ザの好みの位置にファイル用の余白を設けることが可能
となり、さらに使い易いファクシミリ装置を提供できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるファクシミリ装置の原
稿および記録紙のセット方法を示す斜視図である。
【図2】上記実施例におけるファクシミリ装置の回路構
成を示すブロック図である。
【図3】ファクシミリ装置における画像記録後のファイ
ル余白の具体例を示す説明図である。
【図4】ファクシミリ装置における受信画像の具体例を
示す説明図である。
【図5】ファクシミリ装置における受信画像の具体例を
示す説明図である。
【図6】ファクシミリ装置における受信画像の具体例を
示す説明図である。
【図7】ファクシミリ装置における受信画像の具体例を
示す説明図である。
【図8】本発明の第1実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図9】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】上記第1実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】本発明の第2実施例における動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明の第3実施例における動作を示すフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の第4実施例における動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】上記第4実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、22…変調器、 10…読取回路、 16…符号化回路、 18、32…メモリ回路、 20…復号化/変倍/符号化回路、 24…加算回路、 26、28…復調器、 30…復号化/符号化回路、 34…復号化回路、 36…記録回路、 38、40…検出回路、 42、44、46、48、50、52…登録回路、 54…制御回路、 56…回転回路、 58…リニア変倍回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ受信情報の出力シートをフ
    ァイルするために出力画像に余白を設ける余白設定手段
    と、上記受信情報における文字の方向を検知する検知手
    段とを有し、受信情報の文字の方向に応じて、余白を設
    ける位置を変えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記受信情報の文字が正しい向きの状態で、その向きを
    基準として左から右に書かれている場合には、その向き
    を基準として左端にファイル用の余白を設け、上から下
    に書かれている場合には、右端にファイル用の余白を設
    けることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記受信情報の文字が正しい向きの状態で、その向きを
    基準として左から右に書かれている場合の余白位置を登
    録する登録手段と、上記受信情報の文字が正しい向きの
    状態で、その向きを基準として上から下に書かれている
    場合の余白位置を登録する登録手段とを有し、これらの
    登録に基づいて余白を設けることを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ受信情報の出力シートをフ
    ァイルするために出力画像に余白を設ける余白設定手段
    と、上記受信情報における文字の方向を検知する検知手
    段とを有し、受信情報の文字の方向、およびその文字の
    方向が出力シートの短辺か長辺かに応じて、余白を設け
    る位置を変えることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記受信情報の文字が正しい向きの状態で、出力シート
    の短辺に左から右に書かれている場合には、その向きを
    基準として左端にファイル用の余白を設け、長辺に左か
    ら右に書かれている場合には、その向きを基準として上
    端にファイル用の余白を設け、長辺に上から下に書かれ
    ている場合には、その向きを基準として右端にファイル
    用の余白を設け、短辺に上から下に書かれている場合に
    は、その向きを基準として上端にファイル用の余白を設
    けることを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 上記受信情報の文字が正しい向きの状態で、出力シート
    の短辺に左から右に書かれている場合の余白位置を登録
    する登録手段と、受信情報の文字が正しい向きの状態
    で、長辺に左から右に書かれている場合の余白位置を登
    録する登録手段と、受信情報の文字が正しい向きの状態
    で、長辺に上から下に書かれている場合の余白位置を登
    録する登録手段と、受信情報の文字が正しい向きの状態
    で、短辺に上から下に書かれている場合の余白位置を登
    録する登録手段とを有し、これらの登録に基づいて余白
    を設けることを特徴とするファクシミリ装置。
JP7137407A 1995-05-11 1995-05-11 ファクシミリ装置 Pending JPH08307658A (ja)

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