JPH07264152A - フレームマッピング/デマッピング方式 - Google Patents

フレームマッピング/デマッピング方式

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JPH07264152A
JPH07264152A JP6049597A JP4959794A JPH07264152A JP H07264152 A JPH07264152 A JP H07264152A JP 6049597 A JP6049597 A JP 6049597A JP 4959794 A JP4959794 A JP 4959794A JP H07264152 A JPH07264152 A JP H07264152A
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mapping
frame
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demapping
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JP6049597A
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Ikuko Katagiri
郁子 片桐
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な制御及び回路構成でビットパラレルデ
ータの並び替えを容易かつ高速に行う。 【構成】 送信フレームデータSOTの列を計数するカ
ウンタ26と、マッピング処理に同期して入力する第1
位相の送信データSDT1 を1クロック分遅らせて第2
位相の送信データSDT2 を形成する遅延手段23と、
マッピング処理のコード情報CDを出力するコード化部
27と、コード化部27のコード情報に従って第1,第
2位相の送信データから対応するデータビットを抽出
し、これらを送信フレームデータにマッピングするマッ
ピング回路部24とを備え、コード化部27は現時点の
コード情報とカウンタ26の各所定のカウント値CNと
スタッフ調整有無の制御信号SCに基づきコード情報を
更新する。受信側では現時点のコード情報とカウンタ3
6の各所定のカウント値CNとスタッフ調整有無の検出
信号SDに基づきコード情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレームマッピング/デ
マッピング方式に関し、更に詳しくは送信データを所定
フレームフォーマットの送信フレームデータにビットパ
ラレルでマッピングするフレームマッピング方式、及び
所定フレームフォーマットの受信フレームデータをビッ
トパラレルでデマッピングして受信データを取り出すフ
レームデマッピング方式に関する。
【0002】CCITTは、ISDNの進展に合わせ、
各種速度の信号を柔軟に同期多重化できる同期ディジタ
ルハイアラーキ(SDH:Synchronous Digital Hierar
chy)を定義すると共に、基本となるSTM(Synchronous
Trnsport Module) −1フレームのインタフェース速度
を(9行×270列×8ビット)/125μS=15
5.52Mbpsと定め、世界中の網間接続をSTM−
Nフレーム(N×155.52Mbps)のインタフェ
ース速度で標準化している。
【0003】従って、例えば欧州のD4レベルの回線
(139.264Mbps)をSTM−1レベルの回線
(155.52Mbps)に接続する際には、伝送速度
及びフレームフォーマットが異なるためにこれらの間で
整合を取る必要があり、複雑なデータの並び替え(フレ
ームマッピング/デマッピング)が必要になる。
【0004】
【従来の技術】従来は、実質ビット毎の煩雑なデータの
並び替えを列毎に規定した変換規則に従って送信フレー
ムへのマッピング及び受信フレームからのデマッピング
を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えばSTM
−1のフレームフォーマットは複雑であり、かつ1フレ
ームに搭載されるデータ量は多い。従って、上記従来方
式によるマッピング/デマッピングの回路構成は極めて
複雑かつ膨大なものとなっていた。本発明の目的は、簡
単な制御及び回路構成でデータの並び替えが容易かつ高
速に行えるフレームマッピング/デマッピング方式を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の
(A)の構成により解決される。即ち、本発明(1)の
フレームマッピング方式は、送信データを所定フレーム
フォーマットの送信フレームデータにビットパラレルで
マッピングするフレームマッピング方式において、送信
フレームデータSOTの列をシーケンシャルに計数する
カウンタ26と、マッピング処理に同期してメモリ5か
ら読み出した第1位相の送信データSDT1を1クロッ
ク分遅らせて第2位相の送信データSDT2 を形成する
遅延手段23と、マッピング処理の規則性を表すコード
情報CDを出力するコード化部27と、コード化部27
の出力のコード情報CDに従って前記第1及び第2位相
の各送信データSDT1 ,SDT2 から対応するデータ
ビットを抽出し、これらを送信フレームデータSOTに
実時間でマッピングするマッピング回路部24とを備
え、前記コード化部27は現時点の出力のコード情報C
Dとカウンタ26の各所定のカウント値CNとに基づい
て前記コード情報CDを更新するものである。
【0007】また上記の課題は図1の(B)の構成によ
り解決される。即ち、本発明(3)のフレームデマッピ
ング方式は、所定フレームフォーマットの受信フレーム
データをビットパラレルでデマッピングして受信データ
を取り出すフレームデマッピング方式において、受信フ
レームデータRDTの列をシーケンシャルに計数するカ
ウンタ36と、デマッピング処理に同期してメモリ13
から読み出した第1位相の受信フレームデータRDT1
を1クロック分遅らせて第2位相の受信フレームデータ
RDT2 を形成する遅延手段33と、デマッピング処理
の規則性を表すコード情報CDを出力するコード化部3
7と、コード化部37の出力のコード情報CDに従って
前記第1及び第2位相の各受信フレームデータRD
1 ,RDT 2 から対応するデータビットを抽出し、こ
れらを受信データRDに実時間でデマッピングするデマ
ッピング回路部34とを備え、前記コード化部37は現
時点の出力のコード情報CDとカウンタ36の各所定の
カウント値CNとに基づいて前記コード情報CDを更新
するものである。
【0008】
【作用】図1の(A)の本発明(1)のフレームマッピ
ング方式において、カウンタ26は、例えば送信側のフ
レーム同期パルスFPによりリセットされ、かつ送信側
に同期した所定のクロック信号CKを計数することによ
り、送信フレームデータSOTの列をシーケンシャルに
計数する。遅延手段23はマッピング処理に同期してメ
モリ5から読み出した第1位相の送信データSDT1
1クロック分遅らせて第2位相の送信データSDT2
形成する。
【0009】一般に、ある列の送信フレームデータSO
Tにフレームフォーマット固有のデータ(POH等)が
挿入されると、第1位相の送信データSDT1 はこの固
有データの後ろにマッピングしなくてはならない。その
結果、第1位相の送信データSDT1 の後半の部分はこ
の列の送信フレームデータSOTにはマッピングできな
くなる。そこで、予め第2位相の送信データSDT2
形成しておき、前の列でマッピングできなかった部分の
送信データを第2位相の送信データSDT2 から取り出
す。
【0010】コード化部27はマッピング処理の規則性
を表すコード情報CDを出力し、一方、マッピング回路
部24はコード化部27の出力のコード情報CDに従っ
て前記第1及び第2位相の各送信データSDT1 ,SD
2 から対応するデータビットを抽出し、これらを送信
フレームデータSOTに実時間でマッピングする。とこ
ろで、上記のようなフレームフォーマット固有のデータ
の挿入は実際には周期的にしか発生しないから、これら
の区間におけるデータの入替方法は一定と見なせる。し
かも、各固有データの挿入位置は予め既知であるから、
その位置をカウンタ26の各所定のカウント値CNによ
って特定できる。
【0011】そこで、コード化部27は、この単純化し
た規則性に基づき、現時点の出力のコード情報CDとカ
ウンタ26の各所定のカウント値CNとに基づいて前記
コード情報CDを更新する。即ち、例えばカウント値C
N=4、コード情報CD=0で始まった一定のマッピン
グ方法は、変更が必要となるCN=8のタイミングに、
直前のCN=7、CD=0の条件で新たなコード情報C
D=1に更新される。以下、同様にしてコード情報CD
(マッピング方法)の更新を行うと共に、フレームフォ
ーマットの周期性に応じてコード情報CDは最初のCD
=0に戻る。
【0012】本発明によれば、共通のマッピング方法に
対する制御を上記の如く単純化した規則性によりコード
化したので、コード化部27及びマッピング回路部24
の各回路構成を大幅に簡略化できる。また、どのような
フレームフォーマットへのマッピングでも容易に対処
(回路設計)できる。なお、メモリ5が記憶する送信デ
ータSDTは他の伝送路から受信した受信データとは限
らず、予めオフラインで形成した送信データでも良い。
【0013】また好ましくは、受送信間の伝送クロック
信号CK1 ,CK2 を比較することによりスタッフ調整
有無の制御信号SCを形成するスタッフ制御部25を更
に備え、コード化部27は現時点の出力のコード情報C
Dとカウンタ26の各所定のカウント値CNとスタッフ
調整有無の制御信号SCとに基づいて前記コード情報C
Dを更新する。
【0014】例えばSTM−1フレームへのマッピング
では、受送信の速度差の累積によって送信フレームの所
定の可変スタッフビットSの位置に送信データビットを
書き込めなくなったような場合には、代わりにダミービ
ットを書き込み、その後に送信データビットを書き込む
ことを行う。このため、その後のマッピングは1ビット
ずらして行う必要がり、マッピング制御は実質ビット毎
の煩雑なもとなる。しかも、ダミービットを書き込む
か、又は送信データビットを書き込むかは、その時の伝
送状態に応じて時々刻々と変化するから、これによりマ
ッピング制御は格段に複雑なものとなる。
【0015】かかる場合でも、本発明によればコード化
部27は現時点の出力のコード情報CDとカウンタ26
の各所定のカウント値CNとスタッフ調整有無の制御信
号SCとに基づいて前記コード情報CDを更新するの
で、そのマッピング制御は本発明(1)によるマッピン
グ制御が制御信号SCの1/0に従って単に枝別れする
だけの簡単なものとなる。
【0016】即ち、例えばカウント値CN=4、コード
情報CD=0、スタッフ調整有無の制御信号SC=0で
始まったマッピング方法は、途中の更新を経た後、スタ
ッフ調整有無に応じて変更が必要となるCN=86のタ
イミングには、直前のCN=85、CD=y(但し、y
は直前の値)、SC=0又は1の条件により新たなコー
ド情報CD=4又は11に単に枝別れするだけである。
以下、同様にしてコード情報CD(マッピング方法)の
更新を行うと共に、フレームフォーマットの周期性に応
じてコード情報CDはいずれは最初のCD=0に戻る。
【0017】図1の(B)の本発明(3)のフレームデ
マッピング方式において、カウンタ36は、例えば受信
データRDTの同期検出を行ったパルス信号FPにより
リセットされ、かつ送信側に同期した所定のクロック信
号CKを計数することにより、受信フレームデータRD
Tの列をシーケンシャルに計数する。遅延手段33はデ
マッピング処理に同期してメモリ13から読み出した第
1位相の受信フレームデータRDT1 を1クロック分遅
らせて第2位相の受信フレームデータRDT2を形成す
る。コード化部37はデマッピング処理の規則性を表す
コード情報CDを出力すると共に、デマッピング回路部
34はコード化部37の出力のコード情報CDに従って
前記第1及び第2位相の各受信フレームデータRD
1 ,RDT 2 から対応するデータビットを抽出し、こ
れらを受信データRDに実時間でデマッピングする。そ
して、前記コード化部37は現時点の出力のコード情報
CDとカウンタ36の各所定のカウント値CNとに基づ
いて前記コード情報CDを更新する。
【0018】また好ましくは、受信フレームデータに含
まれる所定のスタッフ制御ビット信号Cを検査すること
によりスタッフ調整有無の検出信号SDを形成するスタ
ッフ検出部35を更に備え、コード化部37は現時点の
出力のコード情報CDとカウンタ36の各所定のカウン
ト値CNとスタッフ調整有無の検出信号SDとに基づい
て前記コード情報を更新する。
【0019】また好ましくは、所定フレームフォーマッ
トはSTM−1フレームフォーマットである。
【0020】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のフレー
ムマッピング/デマッピング方式のシステム構成を示す
図で、図においてシステムの送信側における1はCMI
ユニポーラ変換部(C/U)、2は復号部(DEC)、
3は1→8のシリアルパラレル変換部(S/P)、4は
8→24のシリアルパラレル変換部(S/P)、5はF
IFO等からなるエラスティックメモリ(EM)、6は
マッピング部、7は24→6のパラレルシリアル変換部
(P/S)、8は6→1の多重部である。
【0021】またシステムの受信側における11は1→
6の分岐部、12は6→24のシリアルパラレル変換部
(S/P)、13はFIFO等からなるエラスティック
メモリ(EM)、14はデマッピング部、15は24→
8のパラレルシリアル変換部(P/S)、16は8→1
のパラレルシリアル変換部(P/S)、17は符号部
(COD)、18はユニポーラCMI変換部(U/C)
である。
【0022】システムの送信側において、受信信号D4
(139.264Mbps)は、C/U1,DEC2,
S/P3,4を介して24ビット(5.803Mbp
s)のパラレルデータに変換され、EM5でクロック信
号を乗り換える。更に、マッピング部6でSTM−1フ
レームフォーマットの24ビットパラレルデータにマッ
ピングされ、しかる後P/S7,多重部8を介して送信
信号STM−1(155.52Mbps)に変換され
る。
【0023】またシステムの受信側において、受信信号
STM−1(155.52Mbps)は、分岐部11,
S/P12を介して24ビット(6.48Mbps)の
パラレルデータに変換され、EM13でクロック信号を
乗り換える。更にデマッピング部14でD4フォーマッ
トの24ビットパラレルデータにデマッピングされ、し
かる後P/S15,16,COD7,U/C18を介し
て出力信号D4(139.264Mbps)に変換され
る。
【0024】図19にSTM−1のフレーム構成を示
す。STM−1フレームは網管理情報を伝送するオーバ
ヘッド部(9行×9バイト)と主信号を伝送するペイロ
ード部SPE(9行×261バイト)から成っており、
このペイロード部SPEに規格化されたバーチャルコン
テナVC(VirtualContainer)をマッピングして伝送す
る。
【0025】図20にSTM−1SPEの一例のフレー
ム構成を示す。SPEの各行には、8ビットのパスオー
バッヘドPOH及び、各104ビットから成るW,X,
Y、Y,Y,X,Y,Y,Y,X,Y,Y,Y,X,
Y,Y,Y,X,Y,Zの各データが順にマッピングさ
れる。W〜Zの各頭部には図示のようなSTM−1フレ
ームに固有のビットパターンデータが含まれている。X
中のCビットは所謂スタッフ制御ビットであり、SPE
の各行に5ビット分含まれている。送受信間の速度差に
基づく伝送クロック間のずれ(ジッタ)を調べ、該ずれ
が所定以上の場合はCビットに「1」を書き込んでスタ
ッフ調整有りとする。また所定より小さい場合はCビッ
トに「0」を書き込んでスタッフ調整無しとする。更に
Z中のSビットは所謂可変スタッフビットであり、この
位置にはスタッフ調整有り(C=1)の場合はダミービ
ットを、またスタッフ調整無し(C=0)の場合はD4
データ中の1ビットデータを書き込む。なお、図のSP
Eは一例を示すものであり、POHの位置は左右に動き
得る。
【0026】図3は実施例のマッピング部6のブロック
図で、図において22はエラスティックメモリ5の読出
制御部、23は遅延手段のレジスタ(REG)、24は
マッピング回路部、25はスタッフ制御部、251 は位
相比較部、252 は積算部、253 は比較部、254
タイミング発生部(TG)、255 ,256 はフリップ
フロップ(FF)、26はカウンタ(CTR)、27は
コード化部、271 はシーケンサ、272 はレジスタ
(REG)である。
【0027】カウンタ26は出力(送信)側のフレーム
同期パルス信号FPによりリセットされ、該パルス信号
FPに同期したクロック信号CK(6.48MHZ )に
よりカウントアップする。即ち、カウンタ26のカウン
ト信号CNはSTM−1フレームデータを24ビットづ
つマッピング形成する際の列番号を表す。読出制御部2
2はカウント信号CNの各所定の区間に付勢されてクロ
ック信号CKによりEM5より各24ビットのD4デー
タを読み出す。EM5から読み出されたD4データは第
1位相のデータSDT1〜SDT24及びレジスタ23
により1CK位相だけ遅れた第2位相のデータSDT2
5〜SDT48となって夫々マッピング回路部24に入
力する。
【0028】マッピング回路部24は入力の第1,第2
位相の各データSDT1〜SDT24,SDT25〜S
DT48を同時に見ながら後述の単純化されたマッピン
グ処理の規則性を表すコードデータCDに従ってSTM
−1フレームフォーマットへのマッピング(データ入
替)を行う。その際には、後にSOH,POH及びX〜
Z中の各C,S,R,Oビットが夫々所定の位置に上書
きされる。
【0029】スタッフ制御部25はCビット,Sビット
の書込制御を行う。即ち、タイミング発生部254 はカ
ウント信号CNに基づいて、例えば、STM−1フレー
ムの各行のPOHから最初のXの頭部(CRRRRRO
Oビット)に含まれるCビットの前までの間でONとな
るようなゲート信号Gと、遅くとも前記Cビットのタイ
ミングにはONとなるようなパルス信号t1 と、次のタ
イミングにONとなるようなパルス信号t2 とを発生す
る。
【0030】位相比較部251 は受送信の伝送クロック
信号CK1 (139.264MHZ)とCK2 (15
5.52MHZ )との間の位相を比較して位相誤差信号
を出力し、積算部252 はゲート信号GがONの区間の
位相誤差信号を積算する。比較部253 は積算部252
の出力と所定閾値TH1とを比較して出力≧TH1か否かを
判別する。FF255 は出力≧TH1の場合はパルス信号
1 のタイミングにCビット=1を保持し、それ以外の
場合はCビット=0を保持する。次いでFF25 6 はパ
ルス信号t2 のタイミングにCビット=1の場合はスタ
ッフ調整有無の制御信号SC=1(スタッフ有り)を保
持し、Cビット=0の場合はSC=0(スタッフ無し)
を保持する。なお、この実施例ではFF255 ,256
はSTM−1フレームの各行のPOHの始まりで発生す
るようなリセットパルス信号(不図示)によりリセット
されるものとする。
【0031】コード化部27において、シーケンサ27
1 は各所定のカウント信号CNと、スタッフ調整有無の
制御信号SCと、現時点のコード情報CDとに基づいて
新たなコード情報CDを発生し、これをレジスタ272
にロードする。図4〜図9は実施例の送信側マッピング
のタイミングチャート(1)〜(6)である。なお、こ
の例はスタッフ調整有無の制御信号SC=0(スタッフ
無し)の場合を示している。また、図4〜図9を通して
各コードデータCDはD4データの入替えの規則性のみ
に対応したものであり、SOH,POH及びX〜Z中の
各C,S,R,Oビットについては後に上書される。
【0032】図4において、上2段には入力の第1,第
2位相の入力データSDT1〜SDT24,SDT25
〜SDT48を示し、下段にはマッピング後の出力デー
タSOT1〜SOT24を示す。カウント信号CN=0
〜2の列にはSTM−1フレームの1行目のSOH(即
ち、A1,A2及びC1バイト)の各データが後に上書
きされる。CN=3ではEM5から最初のD4データS
DT1〜SDT24が読み出される。一方、コード化部
27は、CN=2,CD=x(初期値),SC=0の条
件で、CN=3のタイミングにCD=0を発生する。マ
ッピング回路部24は、CD=0に従い、出力データS
OT1〜SOT8には第2位相の入力データSDT41
〜SDT48をマッピングし、かつ出力データSOT9
〜SOT24には第1位相の入力データSDT1〜SD
T16をマッピングする。この関係はCN=7まで変わ
らない。なお、CN=3のPOH(J1バイト)及びC
N=7のX(即ち、CR〜OOビット)については後に
上書される。
【0033】次にコード化部27は、CN=7,CD=
0,SC=0の条件で、CN=8のタイミングにCD=
1を発生する。マッピング回路部24は、CD=1に従
い、出力データSOT1〜SOT16には第2位相の入
力データSDT33〜SDT48をマッピングし、かつ
出力データSOT17〜SOT24には第1位相の入力
データSDT1〜SDT8をマッピングする。この関係
はCN=11まで変わらない。
【0034】次にコード化部27は、CN=11,CD
=1,SC=0の条件で、CN=12のタイミングにC
D=2を発生する。マッピング回路部24は、CD=2
に従い、出力データSOT1〜SOT24に第2位相の
入力データSDT25〜SDT48をマッピングする。
この関係は図5のCN=15まで変わらない。なお、C
N=12のY(即ち、RR〜RRビット)については後
に上書される。
【0035】図5において、コード化部27は、CN=
15,CD=2,SC=0の条件で、CN=16のタイ
ミングにCD=3を発生する。なお、このCN=16で
は入出力伝送信号間の速度差を吸収するために読出制御
部22はEM5のデータ読出を一回休止し、同時にレジ
スタ23へのデータセットを一回休止する。従って、第
1,第2位相の入力データSDT1〜SDT24,SD
T25〜SDT48の各内容はCN=15と16とで同
一である。以下、この状態を矢印記号(↑)で示す。
【0036】マッピング回路部24は、CD=3に従
い、出力データSOT1〜SOT8には第1位相の入力
データSDT1〜SDT8をマッピングし、かつ出力デ
ータSOT9〜SOT16には第1位相の入力データS
DT17〜SDT24をマッピングし、かつ出力データ
SOT17〜SOT24には第1位相の入力データSD
T9〜SDT16をマッピングする。なお、CN=16
のY(即ち、RR〜RRビット)については後に上書さ
れる。以下、上記同様にしてデータ入替の規則性の変化
に応じて逐次新たなコードデータCDを発生し、図9に
至る。
【0037】図9において、CN=85の出力データS
OT17〜SOT24には、上記のスタッフ無し(SC
=0)の仮定により、Z(=DDDDDDSRで始ま
る)の7番目のビットSにはD4データのビットD7が
マッピングされることになる。なお、8番目のビットR
については後に上書される。そして、コード化部27
は、CN=85,CD=y(直前の値),SC=0の条
件で、CN=86のタイミングにCD=4を発生する。
【0038】マッピング回路部24は、CD=4に従
い、出力データSOT1〜SOT9(9ビット分)には
第2位相の入力データSDT40〜SDT48をマッピ
ングし、かつ出力データSOT10〜SOT24(15
ビット分)には第1位相の入力データSDT1〜SDT
15をマッピングする。このように、スタッフ無しの場
合はRビットの挿入により次の列からのデータ入替は1
ビット分ずれると共に、データ入替のビット数も8ビッ
トの倍数では無くなる。即ち、実質ビット毎の入替制御
が必要になる。そして、この関係はCN=89まで変わ
ず、コード化部27は、CN=89,CD=4,SC=
0(但し、この判定ではSC=0の条件は必ずしも必要
ではない)の条件で、CN=90(即ち、STM−1フ
レームの2行目の始め)のタイミングにCD=5を発生
する。
【0039】なお、図示しないが、スタッフ有り(SC
=1)の場合は、Zの7番目のビットSにはダミービッ
トSが後に上書される。そこで、この場合のコード化部
27は、CN=85,CD=y(直前の値),SC=1
の条件で、CN=86のタイミングにCD=11を発生
する。マッピング回路部24は、CD=11に従い、出
力データSOT1〜SOT10(10ビット分)には第
2位相の入力データSDT39〜SDT48をマッピン
グし、かつ出力データSOT11〜SOT24(14ビ
ット分)には第1位相の入力データSDT1〜SDT1
4をマッピングする。即ち、スタッフ有りの場合はS,
Rビットの挿入により次の列からのデータ入替は2ビッ
ト分ずれると共に、同様にしてデータ入替のビット数も
8ビットの倍数では無くなる。そして、この関係はCN
=89まで変わず、コード化部27は、CN=89,C
D=11,SC=1(但し、この判定ではSC=1の条
件は必ずしも必要ではない)の条件で、CN=90のタ
イミングにCD=9を発生する。以下、同様である。
【0040】図10は実施例の送信側のコード化の規則
性を示す図である。上記の如く図4〜図9のスタッフ無
しの場合はSTM−1フレームの1行目のマッピングの
コードデータはCD=0(円で囲まれる数字)に始まり
CD=4で終わった。そして2行目のマッピングはCD
=5で始まる。右向きの矢印(1)はスタッフ無しの場
合の遷移先を示しており、もし各行のマッピングで全て
スタッフ無しの場合は、8行目のマッピングはCD=3
1で始まりCD=2で終わることになる。そして、9行
目のマッピングは点線の矢印(3)が指す行先A、即
ち、CD=0に戻ることを示している。
【0041】一方、スタッフ有りの場合は1行目のマッ
ピングのコードデータはCD=0に始まりCD=11で
終わった。そして2行目のマッピングはCD=9で始ま
る。下向きの矢印(2)はスタッフ有りの場合の遷移先
を示しており、もし各行のマッピングで全てスタッフ有
りの場合は、3行目のマッピングはCD=20で始まり
CD=26で終わることになる。そして、4行目のマッ
ピングは点線の矢印(3)が指す行先D、即ち、CD=
27で始まることを示している。
【0042】実際上は、スタッフ無しとスタッフ有りの
場合とが任意に混在するが、コード化部27はいかなる
場合でも図10の規則性に従って全ての行き先を見つ
け、マッピング処理を完了する。図11は実施例のデマ
ッピング部14のブロック図で、図において32はエラ
スティックメモリ13の読出制御部、33は遅延手段の
レジスタ(REG)、34はデマッピング回路部、35
はスタッフ検出部、351 はカウンタ(CTR)、35
2 はコンパレータ(CMP)、353 はタイミング発生
部(TG)、35 4 はフリップフロップ(FF)、36
はカウンタ(CTR)、37はコード化部、371 はシ
ーケンサ、372 はレジスタ(REG)である。
【0043】カウンタ36は、例えば受信データRDT
の同期検出を行ったパルス信号FPによりリセットさ
れ、該パルス信号FPに同期したクロック信号CK
(6.48MHZ )によりカウントアップする。即ち、
カウンタ36のカウント信号CNはSTM−1データを
24ビットづつデマッピング処理する際の列番号を表
す。読出制御部32はカウント信号CNの各所定の区間
に付勢されてクロック信号CKによりEM13より各2
4ビットのSTM−1データを読み出す。EM13から
読み出されたSTM−1データは第1位相のデータRD
T1〜RDT24及びレジスタ33により1CK位相だ
け遅れた第2位相のデータRDT25〜RDT48とな
って夫々デマッピング回路部34に入力する。
【0044】デマッピング回路部34は入力の第1,第
2位相の各データRDT1〜RDT24,RDT25〜
RDT48を同時に見ながら後述の単純化されたデマッ
ピング処理の規則性を表すコードデータCDに従ってD
4データへのデマッピング(データ入替)を行う。スタ
ッフ検出部35はSTM−1フレームの各行に含まれる
の5個のCビットが「1」か否かを多数決により調べる
ことでスタッフ調整有無の状態を検出する。即ち、タイ
ミング発生部353 はカウント信号CNに基づいて、例
えば、STM−1フレームの各行のPOHでONとなる
ようなリセットパルス信号t3 と、各行の各Xの頭部
(CRRRRROOビット)に含まれるCビットのタイ
ミングにONとなるようなパルス信号t4 と、遅くとも
各行のZの頭部(DDDDDDSRビット)に含まれる
SビットのタイミングにはONとなるようなパルス信号
5 とを発生する。なお、この実施例ではFF354
リセットパルス信号t3によりリセットされるものとす
る。
【0045】カウンタ351 はSTM−1フレームの各
行に含まれる5個のCビット=1を計数し、コンパレー
タ352 は計数値≧3(TH2)か否かを判別する。FF
35 4 は計数値≧3の場合はパルス信号t5 のタイミン
グにスタッフ調整有無の検出信号SD=1(スタッフ有
り)を保持し、計数値≧3でない場合はSD=0(スタ
ッフ無し)を保持する。なお、スタッフ検出部35に入
力するCビットはデマッピング回路部34から得てもよ
い。
【0046】コード化部37において、シーケンサ37
1 は各所定のカウント信号CNと、スタッフ調整有無の
検出信号SDと、現時点のコード情報CDとに基づいて
新たなコード情報CDを発生し、これをレジスタ372
にロードする。図12〜図17は実施例の受信側デマッ
ピングのタイミングチャート(1)〜(6)である。な
お、この例はスタッフ調整有無の検出信号SD=1(ス
タッフ有り)の場合を示している。また図12〜図17
を通して各コードデータCDはD4データの入替えの規
則性のみに対応したものである。
【0047】図12において、上2段には入力の第1,
第2位相の入力データRDT1〜RDT24,RDT2
5〜RDT48を示し、下段にはデマッピング後の出力
データROT1〜ROT24を示す。カウント信号CN
=0〜3の列のSOH(即ち、A1,A2及びC1バイ
ト)の各データはデマッピング回路部34より出力さ
れ、システムによって利用される。コード化部37は、
CN=3,CD=x(初期値),SD=0(即ち、この
時点ではスタッフ有/無は検出されていないので0)の
条件で、CN=4のタイミングにCD=0を発生する。
デマッピング回路部34は、CD=0に従い、出力デー
タROT1〜ROT16には第2位相の入力データRD
T33〜RDT48をデマッピングし、かつ出力データ
ROT17〜ROT24には第1位相の入力データRD
T1〜RDT8をデマッピングする。この関係はCN=
7まで変わらない。
【0048】次にコード化部37は、CN=7,CD=
0,SD=0の条件で、CN=8のタイミングにCD=
1を発生する。デマッピング回路部34は、CD=1に
従い、出力データROT1〜ROT8には第2位相の入
力データRDT33〜RDT40をデマッピングし、か
つ出力データROT9〜ROT24には第1位相の入力
データRDT1〜RDT16をデマッピングする。
【0049】次にコード化部37は、CN=8,CD=
1,SD=0の条件で、CN=9のタイミングにCD=
2を発生する。デマッピング回路部34は、CD=2に
従い、出力データROT1〜ROT8には第2位相の入
力データRDT41〜RDT48をデマッピングし、か
つ出力データROT9〜ROT24には第1位相の入力
データRDT1〜RDT16をデマッピングする。以
下、同様にしてCD=3,4を発生し、図13に至る。
【0050】図13において、CN=16では入出力間
の速度差を吸収するためにデマッピング回路部34はデ
マッピング動作を一回休止する。以下、この状態を矢印
記号(↑)で示す。次にコード化部37は、CN=1
6,CD=4,SD=0の条件で、CN=17のタイミ
ングにCD=5を発生する。デマッピング回路部34
は、CD=5に従い、出力データROT1〜ROT8及
びROT9〜ROT16には第2位相の入力データRD
T25〜RDT32及びRDT41〜RDT48を夫々
デマッピングし、かつ出力データROT17〜ROT2
4には第1位相の入力データRDT1〜RDT8をデマ
ッピングする。以下、上記同様にしてデータ入替の規則
性の変化に応じて逐次新たなコードデータCDを発生
し、図17に至る。なお、この時点ではスタッフ有/無
の判定が行われている。
【0051】図17において、CN=86の第2位相の
入力データRDT41〜RDT48には、上記のスタッ
フ有り(SD=1)の仮定により、Z(=DDDDDD
SRで始まる)の7番目のビットSにはダミービットS
が書き込まれている。このため、この列のデマッピング
は途中で2ビット分詰めて行う必要がある。そこで、コ
ード化部37は、CN=85,CD=y(直前の値),
SD=1の条件で、CN=86のタイミングにCD=6
2を発生する。デマッピング回路部34は、CD=62
に従い、出力データROT1〜ROT14(14ビット
分)には第2位相の入力データRDT33〜RDT46
をデマッピングし、かつ出力データROT15〜ROT
24(10ビット分)には第1位相の入力データRDT
1〜RDT10をデマッピングする。即ち、スタッフ有
りの場合はS,Rビットの挿入により次の列からのデー
タ入替は2ビット分ずれると共に、データ入替のビット
数も8ビットの倍数では無くなる。
【0052】次にコード化部37は、CN=86,CD
=62,SD=1(但し、この判定ではSD=1の条件
は必ずしも必要ではない)の条件で、CN=87のタイ
ミングにCD=19を発生する。デマッピング回路部3
4は、CD=19に従い、出力データROT1〜ROT
14には第2位相の入力データRDT35〜RDT48
をデマッピングし、かつ出力データROT15〜ROT
24には第1位相の入力データRDT1〜RDT10を
デマッピングする。この関係はCN=89まで変わら
ず、コード化部37は、CN=89,CD=4,SD=
1(但し、SD=1の条件は必ずしも必要ではない)の
条件で、CN=90(即ち、STM−1フレームの2行
目の始め)のタイミングにCD=20を発生する。
【0053】なお、図示しないが、スタッフ無し(SD
=0)の場合は、Zの7番目のビットSにはD4データ
のデータビットD7がマッピングされている。このた
め、CN=86のデマッピングは途中で1ビット分詰め
て行う必要がある。以後、対応するデマッピング処理を
行い、こうしてスタッフ無しの場合の1行目のコードデ
ータはCD=7で終了する。そして、CN=90のタイ
ミングにはCD=8を発生する。以下、同様である。
【0054】図18は実施例の受信側のコード化の規則
性を示す図である。上記の如く図12〜図17のスタッ
フ有りの場合はSTM−1フレームの1行目のデマッピ
ングのコードデータはCD=0(但し、送信側マッピン
グのCD=0とは異なる)に始まりCD=19で終わっ
た。そして2行目のデマッピングはCD=20で始ま
る。下向きの矢印(2)はスタッフ有りの場合の遷移先
を示しており、もし各行のデマッピングで全てスタッフ
有りの場合は、3行目のマッピングはCD=82で始ま
りCD=47で終わることになる。そして、4行目のマ
ッピングは点線の矢印(3)が指す行先D、即ち、CD
=48で始まることを示している。
【0055】一方、スタッフ無しの場合は1行目のデマ
ッピングのコードデータはCD=0に始まりCD=7で
終わった。そして2行目のデマッピングはCD=8で始
まる。右向きの矢印(1)はスタッフ無しの場合の遷移
先を示しており、もし各行のマッピングで全てスタッフ
無しの場合は、8行目のデマッピングはCD=56で始
まりCD=4で終わることになる。そして、9行目のデ
マッピングは点線の矢印(3)が指す行先A、即ち、C
D=0に戻ることを示している。
【0056】実際上は、スタッフ無しとスタッフ有りの
場合とが任意に混在するが、コード化部37はいかなる
場合でも図18の規則性に従って全ての行き先を見つ
け、デマッピング処理を完了する。以上述べた如く、マ
ッピング回路部24及びデマッピング回路部34は上記
のデータ入替えの詳細なアルゴリズムに従って任意に構
成できるが、一例のマッピング回路部のブロック図を図
21に示す。
【0057】図において、24は実施例のマッピング回
路部、241 はバレルスイッチ(BSW)、242 ,2
3 はセレクタ(SEL)である。ここではコード化部
27からのマッピングのコード情報CDはバレルスイッ
チ241 のサブコードデータCD1 及びセレクタ2
2 ,243 の各サブコードデータCD2 ,CD3 から
成っている。
【0058】バレルスイッチ241 は、例えばこれを1
ビット下側にシフトするようにコードデータCD1 を与
えると、入力の第1位相のSDT1はSDT2に、同様
にして第1位相のSDT24は第2位相のSDT25
に、そして第2位相のSDT48は第1位相のSDT1
に夫々シフトされる。ここで、図9のCN=86のマッ
ピング処理に注目する。もしCN=86における第1,
第2位相の各入力データSDTを1ビット下側にシフト
制御されたバレルスイッチ241 の出力で見ると、第1
位相のSDT1〜SDT24はD4データのビット16
〜39を出力し、かつ第2位相のSDT25〜SDT4
8はD4データのビット40,89〜96,1〜7,8
〜15を出力している。即ち、バレルスイッチ241
存在により入出力データ間の1ビットシフトした状態は
解消される。従って、この場合のセレクタ242 はコー
ドデータCD2 =0(即ち、図4の説明のCD=0と同
じ)に従って、出力データSOT1〜SOT8には第2
位相の入力データSDT41〜SDT48をマッピング
し、かつ出力データSOT9〜SOT24には第1位相
の入力データSDT1〜SDT16をマッピングすれば
良い。従って、この場合のセレクタ242 は常に8ビッ
トの倍数でデータ入替えを行うような簡単なものでよ
く、全てのマッピング位相で使用できる。また、セレク
タ243 は各所定の位置にSOH,POH,X〜Zの頭
部のビットパターンを上書すれば良いから、この実施例
のマッピング回路部24の構成は大幅に簡略化される。
【0059】なお、上記実施例ではD4データ(13
9.264Mbps)からSTM−1フレームフォーマ
ット(155.52Mbps)へのマッピング、及びそ
の逆へのデマッピングを述べたが、他の様々なフレーム
フォーマットのマッピング/デマッピングに対しても本
発明を適用すれば変換規則の単純化によりマッピング/
デマッピング処理を極めて簡単な回路構成で実現でき
る。
【0060】また、上記実施例ではコード化部27,3
7は各所定のカウント信号CNと、スタッフ調整有無の
制御信号SC又は検出信号SDと、現時点のコードデー
タCDとに従って新たなコーデータCDを発生したが、
例えばスタッフ調整を必要としないような用途では、ス
タッフ調整有無の制御信号SC又は検出信号SDをコー
ドデータCDの更新の条件から外しても良いことは明ら
かである。
【0061】また、上記本発明に好適なる実施例を述べ
たが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、各部の構成及
び制御の様々な変更が行えることは言うまでも無い。
【0062】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、複雑な
マッピング/デマッピングの制御を単純な規則性に基づ
いてコード化したので、どのようなフレームフォーマッ
トに対するマッピング/デマッピング処理でも比較的簡
単な回路構成により実時間で高速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施例のフレームマッピング/デマッピ
ング方式のシステム構成を示す図である。
【図3】図3は実施例のマッピング部のブロック図であ
る。
【図4】図4は実施例の送信側マッピングのタイミング
チャート(1)である。
【図5】図5は実施例の送信側マッピングのタイミング
チャート(2)である。
【図6】図6は実施例の送信側マッピングのタイミング
チャート(3)である。
【図7】図7は実施例の送信側マッピングのタイミング
チャート(4)である。
【図8】図8は実施例の送信側マッピングのタイミング
チャート(5)である。
【図9】図9は実施例の送信側マッピングのタイミング
チャート(6)である。
【図10】図10は実施例の送信側のコード化の規則性
を示す図である。
【図11】図11は実施例のデマッピング部のブロック
図である。
【図12】図12は実施例の受信側デマッピングのタイ
ミングチャート(1)である。
【図13】図13は実施例の受信側デマッピングのタイ
ミングチャート(2)である。
【図14】図14は実施例の受信側デマッピングのタイ
ミングチャート(3)である。
【図15】図15は実施例の受信側デマッピングのタイ
ミングチャート(4)である。
【図16】図16は実施例の受信側デマッピングのタイ
ミングチャート(5)である。
【図17】図17は実施例の受信側デマッピングのタイ
ミングチャート(6)である。
【図18】図18は実施例の受信側のコード化の規則性
を示す図である。
【図19】図19はSTM−1のフレーム構成を示す図
である。
【図20】図20はSTM−1SPEの一例のフレーム
構成を示す図である。
【図21】図21は一例のマッピング回路部のブロック
図である。
【符号の説明】
5,13 メモリ 23,33 遅延手段 25 スタッフ制御部 26,36 カウンタ 27,37 コード化部 24 マッピング回路部 34 デマッピング回路部 35 スタッフ検出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データを所定フレームフォーマット
    の送信フレームデータにビットパラレルでマッピングす
    るフレームマッピング方式において、 送信フレームデータ(SOT)の列をシーケンシャルに
    計数するカウンタ(26)と、 マッピング処理に同期してメモリ(5)から読み出した
    第1位相の送信データ(SDT1 )を1クロック分遅ら
    せて第2位相の送信データ(SDT2 )を形成する遅延
    手段(23)と、 マッピング処理の規則性を表すコード情報(CD)を出
    力するコード化部(27)と、 コード化部(27)の出力のコード情報(CD)に従っ
    て前記第1及び第2位相の各送信データ(SDT1 ,S
    DT2 )から対応するデータビットを抽出し、これらを
    送信フレームデータ(SOT)に実時間でマッピングす
    るマッピング回路部(24)とを備え、 前記コード化部(27)は現時点の出力のコード情報
    (CD)とカウンタ(26)の各所定のカウント値(C
    N)とに基づいて前記コード情報(CD)を更新するこ
    とを特徴とするフレームマッピング方式。
  2. 【請求項2】 受送信間の伝送クロック信号(CK1
    CK2 )を比較することによりスタッフ調整有無の制御
    信号(SC)を形成するスタッフ制御部(25)を更に
    備え、 コード化部(27)は現時点の出力のコード情報(C
    D)とカウンタ(26)の各所定のカウント値(CN)
    とスタッフ調整有無の制御信号(SC)とに基づいて前
    記コード情報(CD)を更新することを特徴とする請求
    項1のフレームマッピング方式。
  3. 【請求項3】 所定フレームフォーマットの受信フレー
    ムデータをビットパラレルでデマッピングして受信デー
    タを取り出すフレームデマッピング方式において、 受信フレームデータ(RDT)の列をシーケンシャルに
    計数するカウンタ(36)と、 デマッピング処理に同期してメモリ(13)から読み出
    した第1位相の受信フレームデータ(RDT1 )を1ク
    ロック分遅らせて第2位相の受信フレームデータ(RD
    2 )を形成する遅延手段(33)と、 デマッピング処理の規則性を表すコード情報(CD)を
    出力するコード化部(37)と、 コード化部(37)の出力のコード情報(CD)に従っ
    て前記第1及び第2位相の各受信フレームデータ(RD
    1 ,RDT2 )から対応するデータビットを抽出し、
    これらを受信データ(RD)に実時間でデマッピングす
    るデマッピング回路部(34)とを備え、 前記コード化部(37)は現時点の出力のコード情報
    (CD)とカウンタ(36)の各所定のカウント値(C
    N)とに基づいて前記コード情報(CD)を更新するこ
    とを特徴とするフレームデマッピング方式。
  4. 【請求項4】 受信フレームデータに含まれる所定のス
    タッフ制御ビット信号(C)を検査することによりスタ
    ッフ調整有無の検出信号(SD)を形成するスタッフ検
    出部(35)を更に備え、 コード化部(37)は現時点の出力のコード情報(C
    D)とカウンタ(36)の各所定のカウント値(CN)
    とスタッフ調整有無の検出信号(SD)とに基づいて前
    記コード情報を更新することを特徴とする請求項3のフ
    レームデマッピング方式。
  5. 【請求項5】 所定フレームフォーマットはSTM−1
    フレームフォーマットであることを特徴とする請求項2
    又は4のフレームマッピング/デマッピング方式。
JP6049597A 1994-03-18 1994-03-18 フレームマッピング/デマッピング方式 Withdrawn JPH07264152A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069104A (ja) * 1999-07-08 2001-03-16 Nortel Networks Ltd Sonetに任意の信号をマッピングする方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069104A (ja) * 1999-07-08 2001-03-16 Nortel Networks Ltd Sonetに任意の信号をマッピングする方法

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