JPH07263571A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法

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JPH07263571A
JPH07263571A JP6048917A JP4891794A JPH07263571A JP H07263571 A JPH07263571 A JP H07263571A JP 6048917 A JP6048917 A JP 6048917A JP 4891794 A JP4891794 A JP 4891794A JP H07263571 A JPH07263571 A JP H07263571A
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JP
Japan
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film
insulating film
contact hole
interlayer insulating
semiconductor device
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JP6048917A
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Shinya Soeda
真也 添田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ショートや開口不良などを起こしにくくし、
キャパシタ部以外の個所との段差が低減できる半導体装
置を得る。 【構成】 層間絶縁膜11aと、この層間絶縁膜11a
に形成されたコンタクトホール13aとを備え、コンタ
クトホール13aの底部の径を0.25〜0.2μmに
形成し、このコンタクトホール13a内に埋め込まれた
所望部14bと、層間絶縁膜11a上にコンタクトホー
ル13a上が他の箇所より突出した形状に形成された第
2の多結晶シリコン膜15aとから成るキャパシタ用電
極膜17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンタクトホール及
びこのコンタクトホールを利用したキャパシタ用電極膜
を有する半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は従来のコンタクトホール
を利用したキャパシタ用電極膜を有する半導体装置の製
造工程を示す断面図である。この工程における最終段階
の半導体装置の示されている図6(b)において、1は
半導体基板(以下、基板と略す)、2はこの基板1上に
形成された素子間分離用のフィールド酸化膜、3はトラ
ンスファーゲート、4はこのトランスファーゲート3を
覆うように形成されたゲート絶縁膜およびサイドウォー
ル、5は基板1上に堆積された層間絶縁膜で、配線層1
と絶縁を保つため例えば2000〜4000オンク゛ストローム
の膜厚に形成されている。7は層間絶縁膜5に形成され
たコンタクトホール、10はコンタクトホール7内に埋
め込まれた部分と一体となり層間絶縁膜5上に形成され
たキャパシタ用電極膜である。
【0003】次に、図5及び図6に基づいて従来のコン
タクトホールを利用したキャパシタ用電極膜を有する半
導体装置の製造工程を説明する。まず、基板1上にフィ
ールド酸化膜2、トランスファーゲート3、ゲート絶縁
膜およびサイドウォール4をそれぞれ形成した後、基板
1上に例えばCVD法により例えば2000〜4000
オンク゛ストロームの膜厚の層間絶縁膜5を形成する。次に、層
間絶縁膜5上にレジスト膜6を形成し、これをパターニ
ングしてリソグラフィーの解像限界であるX方向Y方向
とも0.5μmの開口部6aを有する第1のレジスト膜
6を形成する(図5(a))。
【0004】次に、例えば、平行平板異方性エッチャを
用い、エッチング条件をガス:CHF3/CF4/Ar
(混合ガス)、圧力:200〜300mtorr、パワ
ー:1000ワットとし、この第1のレジスト膜6をマ
スクとして層間絶縁膜5のエッチングを行い、コンタク
トホール7を形成する(図5(b))。この時、一般的
なエッチング特性により、コンタクトホール7の径は上
端部から下端部にかけて徐々に小さくなり、コンタクト
ホール7の側壁の傾きは85°〜87°くらいである。
よって、コンタクトホール7の上端部の径は第1のレジ
スト膜6の開口部6aと同一径の0.5μmとなり、底
部である下端部の径は0.45〜0.4μmとなってい
る。
【0005】次に、第1のレジスト膜6を取り除き、層
間絶縁膜5上に例えばCVD法により例えば4000〜
6000オンク゛ストロームの膜厚の多結晶シリコン膜8を形成
する(図5(c))。次に、多結晶シリコン膜8上にレ
ジスト膜を形成し、これをパターニングして第2のレジ
スト膜9を設ける(図6(a))。そして、この第2の
レジスト膜9をマスクとして、多結晶シリコン膜8のエ
ッチングを行い、キャパシタ用電極膜10を形成する。
そして、第2のレジスト膜9を取り除く(図6
(b))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されているので、第1のレジスト膜6の
開口部6aの径をたとえ可能な限り最小値に設定して
も、形成されるコンタクトホール7の下端部の径は0.
4μm程度が限界で、それより小さくすることができな
かった。従って、フィールド酸化膜2とトランスファー
ゲート3との間隔が他の条件から決められた場合、これ
らとコンタクトホール7との距離が狭まり製作時のマー
ジンが小さくなるので、ショートや開口不良などが起こ
りやすいという問題点があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、ショートや開口不良などを起こ
りにくくした半導体装置及び半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の半導体装置は、層間絶縁膜と、この層間絶縁膜に形成
されたコンタクトホールとを備え、コンタクトホールの
底部の径をリソグラフィー解像限界以下の値の0.4μ
m未満に形成するものである。
【0009】又、この発明に係る請求項2の半導体装置
の製造方法は、基板または配線層上に層間絶縁膜ととも
に層間絶縁膜上の所定の厚さ分の仮設膜にて成る絶縁膜
を堆積させ、この絶縁膜上に所望のパターン巾を有する
レジスト膜を形成し、このレジスト膜をマスクとして絶
縁膜のエッチングを行いコンタクトホールを形成し、エ
ッチバックにより仮設膜を取り除くものである。
【0010】又、この発明に係る請求項3の半導体装置
は、請求項1において、コンタクトホール内に埋め込ま
れた部分と一体となりコンタクトホール上が他の箇所よ
り突出した形状で層間絶縁膜上に形成されたキャパシタ
用電極膜を備えるものである。
【0011】又、この発明に係る請求項4の半導体装置
の製造方法は、基板または配線層上に層間絶縁膜ととも
に層間絶縁膜上の所定の厚さ分の仮設膜にて成る絶縁膜
を堆積させ、この絶縁膜上に所望のパターン巾を有する
レジスト膜を形成し、このレジスト膜をマスクとして絶
縁膜のエッチングを行いコンタクトホールを形成し、こ
のコンタクトホール内に電極膜を形成し、エッチバック
により仮設膜を取り除き層間絶縁膜より電極膜の上部を
突出させ、層間絶縁膜上に、電極膜の突出部を覆い電極
膜と一体となってキャパシタ用電極膜を形成するもので
ある。
【0012】
【作用】この発明の請求項1における半導体装置の底部
の径がリソグラフィー解像限界以下の値の0.4μm未
満に形成されたコンタクトホールは、このコンタクトホ
ールに隣接するものと、コンタクトホールとの距離のマ
ージンを大きくする。
【0013】又、この発明の請求項2における半導体装
置の製造方法は、基板または配線層上に層間絶縁膜とと
もに層間絶縁膜上の所定の厚さ分の仮設膜にて成る絶縁
膜を堆積させ、この絶縁膜上に所望のパターン巾を有す
るレジスト膜を形成し、このレジスト膜をマスクとして
絶縁膜のエッチングを行いコンタクトホールを形成し、
エッチバックにより仮設膜を取り除くようにしたので、
従来基準の制限幅によるレジストパターンを使用するに
もかかわらず、従来より更に小さいコンタクトホール底
部の径寸法を得ることができる。
【0014】又、この発明の請求項3における半導体装
置のコンタクトホール内に埋め込まれた部分と一体とな
りコンタクトホール上が他の箇所より突出した形状で層
間絶縁膜上に形成されたキャパシタ用電極膜を有するの
で、キャパシタ部とそれ以外の個所との段差を低減す
る。
【0015】又、この発明の請求項4における半導体装
置の製造方法は、基板または配線層上に層間絶縁膜とと
もに層間絶縁膜上の所定の厚さ分の仮設膜にて成る絶縁
膜を堆積させ、この絶縁膜上に所望のパターン巾を有す
るレジスト膜を形成し、このレジスト膜をマスクとして
絶縁膜のエッチングを行いコンタクトホールを形成し、
このコンタクトホール内に電極膜を形成し、エッチバッ
クにより仮設膜を取り除き層間絶縁膜より電極膜の上部
を突出させ、層間絶縁膜上に、電極膜の突出部を覆い電
極膜と一体となってキャパシタ用電極膜を形成するよう
にしたのでキャパシタ部とそれ以外の個所との段差を低
減する。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1ないし図3は、実施例1におけるコンタクト
ホールを利用したキャパシタ用電極膜を有する半導体装
置の製造工程を示す断面図である。この工程における最
終段階の半導体装置の示されている図3(b)におい
て、従来の場合と同様の部分は同一符号を付して説明を
省略する。11bは基板1上に堆積された層間絶縁膜
で、例えば2000〜4000オンク゛ストロームの膜厚に形成
されている。13aはフィールド酸化膜2とトランスフ
ァーゲート3との間にて基板1とコンタクトを取るた
め、層間絶縁膜11bに形成されたコンタクトホール、
14bはコンタクトホール13aに埋め込まれ、上端が
層間絶縁膜11bより突出して形成された第1の多結晶
シリコン膜、15aは第1の多結晶シリコン膜14bを
覆うように層間絶縁膜11b上に形成された第2の多結
晶シリコン膜、17は第1の多結晶シリコン膜14b及
び第2の多結晶シリコン膜15aから成るキャパシタ用
電極膜である。
【0017】次に、図1ないし図3に基づいて実施例1
のコンタクトホールを利用したキャパシタ用電極膜を有
する半導体装置の製造工程を説明する。まず、従来の場
合と同様に基板1上にフィールド酸化膜2、トランスフ
ァーゲート3、ゲート絶縁膜およびサイドウォール4を
それぞれ形成した後、基板1上に例えばCVD法により
例えば10000〜15000オンク゛ストロームの膜厚の、層
間絶縁膜11bとともに所定の厚さの仮設膜11aから
成る絶縁膜11を形成する。次に、絶縁膜11上にレジ
スト膜を形成し、これをパターニングしてリソグラフィ
ー解像の限界である例えばX方向Y方向とも0.5μm
の開口部12aを有する第1のレジスト膜12を設ける
(図1(a))。
【0018】次に、例えば従来の場合と同様に、平行平
板異方性エッチャを用い、エッチング条件をガス:CH
3/CF4/Ar(混合ガス)、圧力:200〜300
mtorr、パワー:1000ワットとし、この第1の
レジスト膜12をマスクとして絶縁膜11のエッチング
を行い、予備コンタクトホール13を形成する(図1
(b))。この時、従来の場合と同様に一般的なエッチ
ング特性により、予備コンタクトホール13の径は上端
部から下端部にかけて徐々に小さくなり、予備コンタク
トホール13の側壁の傾きは85°〜87°くらいであ
る。よって、予備コンタクトホール13の上端部の径は
第1のレジスト膜12の開口部12aと同一径の0.5
μmとなるが、絶縁膜11が10000〜15000オン
ク゛ストロームと従来の場合より大変厚く形成されているた
め、下端部の径はこの絶縁膜11の厚み分従来の場合よ
り小さい0.25〜0.2μmにて形成されることとな
る。
【0019】次に、第1のレジスト膜12を取り除き、
予備コンタクトホール13を埋め込むように例えばCV
D法にて第1の多結晶シリコン膜14を形成する(図1
(c))。次に、例えば、ECR異方性エッチャを用
い、エッチング条件をガス:Cl2、圧力:5〜10m
torr、パワー:30〜40ワットとし、絶縁膜11
上に堆積された第1の多結晶シリコン膜14のみエッチ
ングし、予備コンタクトホール13内に第1の多結晶シ
リコン膜14aのみを残す。(図2(a))。
【0020】次に、例えば、平行平板異方性エッチャを
用い、エッチング条件をガス:CHF3/CF4/Ar
(混合ガス)、圧力:200〜300mtorr、パワ
ー:500ワットとし、基板1と絶縁を保つために必要
な例えば2000〜4000オンク゛ストロームの膜厚まで、絶
縁膜11のエッチバックを行い仮設膜11aを取り除
き、層間絶縁膜11bを形成する。そして、この時同時
に、絶縁膜11より遅いエッチング速度にて第1の多結
晶シリコン膜14aもエッチングされ、最終的には、層
間絶縁膜11bより上端が例えば2000〜3000オン
ク゛ストローム突出した第1の多結晶シリコン膜14bとな
り、又、予備コンタクトホール13は下部の径の小さい
箇所のみ残され、コンタクトホール13aとなる(図2
(b))。
【0021】次に、層間絶縁膜11b上に例えばCVD
法により例えば2000〜3000オンク゛ストロームの膜厚の
第2の多結晶シリコン膜15を形成すると、第1の多結
晶シリコン膜14bの上端が層間絶縁膜11bより突出
しているため、第2の多結晶シリコン膜15の表面は、
コンタクトホール13a上が例えば2000〜3000
オンク゛ストローム突出する(図2(c))。次に、第2の多結
晶シリコン膜15上にレジスト膜を形成し、これをパタ
ーニングし第2のレジスト膜16を設ける(図3
(a))。そして、この第2のレジスト膜16をマスク
として、第2の多結晶シリコン膜15のエッチングを行
って、第2の多結晶シリコン膜15aを残し、この第2
の多結晶シリコン膜15aと第1の多結晶シリコン膜1
4bとから成る表面が凸形状のキャパシタ用電極膜17
を形成する。そして、第2のレジスト膜16を取り除く
(図3(b))。
【0022】上記のように構成された実施例1の半導体
装置は、予備コンタクトホール13の下部の径の小さい
箇所であるコンタクトホール13aを用いるようにした
ので、フィールド酸化膜2及びトランスファーゲート2
とコンタクトホール13aとの距離のマージンが大きく
なり、ショートや開口不良などが起こりにくくなり、
又、コンタクトホール13aを使用し、表面が凸形状に
形成されたキャパシタ用電極膜17を用いるようにした
ので、キャパシタ用電極膜17の表面積が大きくなるた
め、キャパシタの容量を大きくすることができる。
【0023】実施例2.図4はこの発明の他の製造方法
を示す実施例2としての半導体装置の製造工程の断面図
である。図において、上記実施例1と同様の部分は同一
符号を付して説明を省略する。
【0024】次に、図4に基づいて実施例2の半導体装
置の製造工程を上記実施例1を交えて説明する。まず、
上記実施例1にて示した図1(a)ないし図2(b)と
同様の工程を経て、図4(a)に示すように、第1の多
結晶シリコン膜14bが埋め込まれたコンタクトホール
13aを形成する。次に、例えば、ECR異方性エッチ
ャを用い、エッチング条件をガス:Cl2、圧力:5〜
10mtorr、パワー:30〜40ワットとし、コン
タクトホール13a内に埋め込まれた第1の多結晶シリ
コン膜14bのみをエッチングして取り除き、コンタク
トホール13aの内部を空洞にする(図4(b))。そ
して、後工程でこのコンタクトホール13aを介して基
板1との配線などを行うのに、所望の材質の部材の例え
ばタングステン等の高融点金属やその金属シリサイド等
をコンタクトホール13aに埋め込む。
【0025】尚、上記実施例1にて示した図1(a)及
び図1(b)と同様の工程を経て、予備コンタクトホー
ル13を形成した後、予備コンタクトホール13に何も
埋め込まず仮設膜11aのみのエッチバックを行い、内
部が空洞のコンタクトホール13aを形成する方法も考
えられる。しかしこのようにすれば、仮設膜11aのエ
ッチバックの際に予備コンタクトホール13の側壁もエ
ッチングされ、コンタクトホール13aの径が大きくな
ってしまうため、このような方法は採用しない。
【0026】上記のように構成された実施例2の半導体
装置は、コンタクトホール13aの内部を空洞に形成す
るようにしたので、所望の材料を使用した配線などを形
成することができる。尚、ここでは第1の多結晶シリコ
ン膜14bを用いコンタクトホール13aを形成する例
を示したけれども、これに限られることはなく、多結晶
シリコン膜のかわりに例えばレジスト膜を用いてコンタ
クトホール13aを形成し、レジスト膜をエッチングす
ることによりコンタクトホール13aを空洞にするよう
にしてもよい。
【0027】実施例3.上記各実施例では絶縁膜11を
10000〜15000オンク゛ストロームの膜厚に形成し、こ
れをエッチングすることにより下端の径が0.25〜
0.2μmのコンタクトホール13aを設ける例を示し
たけれども、これに限られることはなく、絶縁膜11が
層間絶縁膜11bより厚く形成されていれば、これをエ
ッチングすることにより従来の場合より小さい0.4μ
m未満の下端の径を有するコンタクトホールを形成する
ようにしてもよい。
【0028】実施例4.上記各実施例では基板1につな
がるコンタクトホール13aを形成したものを示した
が、これに限られることはなく基板1のかわりに通常の
配線層であってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、層間絶縁膜と、この層間絶縁膜に形成されたコン
タクトホールトとを備え、コンタクトホールの底部の径
をリソグラフィー解像限界値以下の0.4μm未満に形
成するようにしたので、ショートや開口不良などを起こ
しにくい半導体装置を提供することができるという効果
がある。
【0030】又、この発明の請求項2によれば、基板ま
たは配線層上に層間絶縁膜とともに層間絶縁膜上の所定
の厚さ分の仮設膜にて成る絶縁膜を堆積させ、この絶縁
膜上に所望のパターン巾を有するレジスト膜を形成し、
このレジスト膜をマスクとして絶縁膜のエッチングを行
いコンタクトホールを形成し、エッチバックにより仮設
膜を取り除くようにしたので、従来基準の制限幅による
レジストパターンを使用するにもかかわらず、従来より
更に小さいコンタクトホール底部の径寸法を得る半導体
装置の製造方法を提供することができるという効果があ
る。
【0031】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1において、コンタクトホール内に埋め込まれた部分と
一体となりコンタクトホール上が他の箇所より突出した
形状で層間絶縁膜上に形成されたキャパシタ用電極膜を
備えるようにしたので、キャパシタ部以外の個所との段
差を低減する半導体装置を提供することができるという
効果がある。
【0032】又、この発明の請求項4によれば、配線層
上に層間絶縁膜とともに層間絶縁膜上の所定の厚さ分の
仮設膜にて成る絶縁膜を堆積させ、この絶縁膜上に所望
のパターン巾を有するレジスト膜を形成し、このレジス
ト膜をマスクとして絶縁膜のエッチングを行いコンタク
トホールを形成し、このコンタクトホール内に電極膜を
形成し、エッチバックにより仮設膜を取り除き層間絶縁
膜より電極膜の上部を突出させ、層間絶縁膜上に、電極
膜の突出部を覆い電極膜と一体となってキャパシタ用電
極膜を形成するようにしたので、キャパシタ部以外の個
所との段差を低減する半導体装置の製造方法を提供する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の半導体装置の製造方法の
一工程を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例1の半導体装置の製造方法の
一工程を示す断面図である。
【図3】この発明の実施例1の半導体装置の製造方法の
一工程を示す断面図である。
【図4】この発明の実施例2の半導体装置の製造方法の
工程を示す断面図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す断
面図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 基板 11 絶縁膜 11a 仮設膜 11b 層間絶縁膜 12 第1のレジスト膜 12a 開口部 13 予備コンタクトホール 13a コンタクトホール 14、14a、14b 第1の多結晶シリコン膜 15、15a 第2の多結晶シリコン膜 16 第2のレジスト膜 17 キャパシタ用電極膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/3065 21/768 27/04 21/822 H01L 21/90 C 27/04 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層間絶縁膜と、この層間絶縁膜に形成さ
    れたコンタクトホールトとを備え、上記コンタクトホー
    ルの底部の径をリソグラフィー解像限界値以下の値の
    0.4μm未満に形成することを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 基板または配線層上に層間絶縁膜ととも
    に上記層間絶縁膜上の所定の厚さ分の仮設膜にて成る絶
    縁膜を堆積させる工程と、上記絶縁膜上に所望のパター
    ン巾を有するレジスト膜を形成する工程と、上記レジス
    ト膜をマスクとして上記絶縁膜のエッチングを行いコン
    タクトホールを形成する工程と、エッチバックにより上
    記仮設膜を取り除く工程とを備えたことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 コンタクトホール内に埋め込まれた部分
    と一体となり上記コンタクトホール上が他の箇所より突
    出した形状で層間絶縁膜上に形成されたキャパシタ用電
    極膜を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 基板または配線層上に層間絶縁膜ととも
    に上記層間絶縁膜上の所定の厚さ分の仮設膜にて成る絶
    縁膜を堆積させる工程と、上記絶縁膜上に所望のパター
    ン巾を有するレジスト膜を形成する工程と、上記レジス
    ト膜をマスクとして上記絶縁膜のエッチングを行いコン
    タクトホールを形成する工程と、上記コンタクトホール
    内に電極膜を形成する工程と、エッチバックにより上記
    仮設膜を取り除き上記層間絶縁膜より上記電極膜の上部
    を突出させる工程と、上記層間絶縁膜上に、上記電極膜
    の突出部を覆い上記電極膜と一体となってキャパシタ用
    電極膜を形成する工程とを備えたことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
JP6048917A 1994-03-18 1994-03-18 半導体装置及び半導体装置の製造方法 Pending JPH07263571A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072131A (ja) * 1998-08-07 2008-03-27 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JPWO2017026127A1 (ja) * 2015-08-13 2018-05-24 出光興産株式会社 導体とその製造方法、及びそれを用いた積層回路及び積層配線部材

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