JPH07263104A - 回転コネクタ装置 - Google Patents
回転コネクタ装置Info
- Publication number
- JPH07263104A JPH07263104A JP6073833A JP7383394A JPH07263104A JP H07263104 A JPH07263104 A JP H07263104A JP 6073833 A JP6073833 A JP 6073833A JP 7383394 A JP7383394 A JP 7383394A JP H07263104 A JPH07263104 A JP H07263104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external connection
- connector device
- rotary connector
- housing
- stator housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本来は回転コネクタ装置内の柔軟ケーブルを
外部装置に接続するだけの役割しかない外部接続用コネ
クタを有効活用して回転コネクタ装置を中立位置に拘束
する。 【構成】 ステータハウジング１、ロータハウジング
２、柔軟ケーブル３、外部接続用コネクタ４、及び回転
拘束部５がある。ロータハウジング２は、ステータハウ
ジング１に対して回転自在に装着する。ハウジング１，
２は、ドーナツ状の空間を形成する。柔軟ケーブル３
は、この空間内に渦巻き状に収納し、一端をステータハ
ウジング１に他端をロータハウジング２にそれぞれ固定
する。外部接続用コネクタ４は、ハーネス群４２を柔軟
ケーブル３に接続し、カプラ部４３のロック爪４１をハ
ウジング１，２に設けた回転拘束部５にスナップフイッ
トする。
外部装置に接続するだけの役割しかない外部接続用コネ
クタを有効活用して回転コネクタ装置を中立位置に拘束
する。 【構成】 ステータハウジング１、ロータハウジング
２、柔軟ケーブル３、外部接続用コネクタ４、及び回転
拘束部５がある。ロータハウジング２は、ステータハウ
ジング１に対して回転自在に装着する。ハウジング１，
２は、ドーナツ状の空間を形成する。柔軟ケーブル３
は、この空間内に渦巻き状に収納し、一端をステータハ
ウジング１に他端をロータハウジング２にそれぞれ固定
する。外部接続用コネクタ４は、ハーネス群４２を柔軟
ケーブル３に接続し、カプラ部４３のロック爪４１をハ
ウジング１，２に設けた回転拘束部５にスナップフイッ
トする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車のス
テアリングハンドルのパッド部に設けたエアバッグ等に
電源を供給する為に適した回転コネクタ装置の改良に関
し、特に、該回転コネクタ装置を車体に着脱する際に、
外部接続用コネクタを用いて回転コネクタ装置の回転位
置を中心位置に拘束できるようにした技術に関する。
テアリングハンドルのパッド部に設けたエアバッグ等に
電源を供給する為に適した回転コネクタ装置の改良に関
し、特に、該回転コネクタ装置を車体に着脱する際に、
外部接続用コネクタを用いて回転コネクタ装置の回転位
置を中心位置に拘束できるようにした技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の回転コネクタ装置を中立
位置に拘束する技術として、例えば実開平３−３５９８
１号公報に示す技術が存在した。この回転コネクタ装置
は、中立位置を誤って自動車に取り付けると、ステアリ
ングハンドルを左右いずれかの方向に回転操作したと
き、内部に収納した柔軟ケーブルが許容巻回量を越えて
巻き取られる状態が発生し、これによりステアリングハ
ンドルの回転操作がロックする。これを回避するため
に、この従来技術は、回転コネクタ装置を自動車に組み
付ける前の例えば該回転コネクタ装置を運搬するとき
や、自動車から取り外した後に該回転コネクタ装置を中
立位置に拘束すべく、回転コネクタ装置に専用のロック
部材を取り付けていた。詳しくは、該ロック部材が、中
央にステアリングシャフトとほぼ同径の挿入孔を穿設し
た円筒部と、この円筒部から外方へ穿設した一対の係止
部とを有し、ロック時に、円筒部が可動体の中心孔に嵌
合されると共に、両係止部のいずれか一方が固定部に、
いずれか他方が可動体にそれぞれ係止されるように構成
していた。また、他の従来技術として、中立位置表示用
のマーカを備えたものや、中立表示ラベルをステータハ
ウジング及びロータハウジングの双方に渉って貼り付
け、回転コネクタ装置を中立位置に保持するもの等が存
在した。
位置に拘束する技術として、例えば実開平３−３５９８
１号公報に示す技術が存在した。この回転コネクタ装置
は、中立位置を誤って自動車に取り付けると、ステアリ
ングハンドルを左右いずれかの方向に回転操作したと
き、内部に収納した柔軟ケーブルが許容巻回量を越えて
巻き取られる状態が発生し、これによりステアリングハ
ンドルの回転操作がロックする。これを回避するため
に、この従来技術は、回転コネクタ装置を自動車に組み
付ける前の例えば該回転コネクタ装置を運搬するとき
や、自動車から取り外した後に該回転コネクタ装置を中
立位置に拘束すべく、回転コネクタ装置に専用のロック
部材を取り付けていた。詳しくは、該ロック部材が、中
央にステアリングシャフトとほぼ同径の挿入孔を穿設し
た円筒部と、この円筒部から外方へ穿設した一対の係止
部とを有し、ロック時に、円筒部が可動体の中心孔に嵌
合されると共に、両係止部のいずれか一方が固定部に、
いずれか他方が可動体にそれぞれ係止されるように構成
していた。また、他の従来技術として、中立位置表示用
のマーカを備えたものや、中立表示ラベルをステータハ
ウジング及びロータハウジングの双方に渉って貼り付
け、回転コネクタ装置を中立位置に保持するもの等が存
在した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、上記した従
来技術の構成では、回転コネクタ装置を中立位置に拘束
するための専用のロック部材を必要とし、構成部品数が
多く成って価格の上昇を招来するとともに、回転コネク
タ装置から取り外したロック部材の保管管理が必要であ
った。また、中立位置表示用マーカを備えたものや、中
立表示ラベルを貼り付けた形式のものは、回転コネクタ
装置を自動車に着脱する作業場の明るさが暗いと、表示
部が視認しにくい問題があった。また、回転コネクタ装
置は、外部接続用コネクタを備えたものが有るが、この
外部接続用コネクタは回転コネクタ装置内の柔軟ケーブ
ルを外部装置、例えばエアバッグコントローラ等に接続
するだけの役割しかなく、外部接続用コネクタが有効活
用されていなかったのみならず、回転コネクタ装置を運
搬する際に該外部接続用コネクタが動揺して邪魔に成る
ことがあった。
来技術の構成では、回転コネクタ装置を中立位置に拘束
するための専用のロック部材を必要とし、構成部品数が
多く成って価格の上昇を招来するとともに、回転コネク
タ装置から取り外したロック部材の保管管理が必要であ
った。また、中立位置表示用マーカを備えたものや、中
立表示ラベルを貼り付けた形式のものは、回転コネクタ
装置を自動車に着脱する作業場の明るさが暗いと、表示
部が視認しにくい問題があった。また、回転コネクタ装
置は、外部接続用コネクタを備えたものが有るが、この
外部接続用コネクタは回転コネクタ装置内の柔軟ケーブ
ルを外部装置、例えばエアバッグコントローラ等に接続
するだけの役割しかなく、外部接続用コネクタが有効活
用されていなかったのみならず、回転コネクタ装置を運
搬する際に該外部接続用コネクタが動揺して邪魔に成る
ことがあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記した課
題を解決するものであり、回転コネクタ装置を中立位置
に拘束するための専用の部品を必要とせず、作業場の照
度に影響されることなく中立位置を確保する作業を行う
ことができ、しかも、本来は回転コネクタ装置内の柔軟
ケーブルを外部装置に接続するだけの役割しかない外部
接続用コネクタを有効活用し、該外部接続用コネクタに
よって回転コネクタ装置を中立位置に拘束することがで
きる回転コネクタ装置を提供することを目的としたもの
である。
題を解決するものであり、回転コネクタ装置を中立位置
に拘束するための専用の部品を必要とせず、作業場の照
度に影響されることなく中立位置を確保する作業を行う
ことができ、しかも、本来は回転コネクタ装置内の柔軟
ケーブルを外部装置に接続するだけの役割しかない外部
接続用コネクタを有効活用し、該外部接続用コネクタに
よって回転コネクタ装置を中立位置に拘束することがで
きる回転コネクタ装置を提供することを目的としたもの
である。
【０００５】この発明は、上記した各目的を達成するた
めに次の手段を提供する。すなわち、ステータハウジン
グと、該ステータハウジングに対して回転自在に装着し
たロータハウジングと、前記ハウジングが成す空間内に
渦巻き状に収納するとともに一端を前記ステータハウジ
ングに他端を前記ロータハウジングにそれぞれ固定した
柔軟ケーブルと、を備えた回転コネクタ装置において、
前記柔軟ケーブルの外部接続用コネクタをハウジングの
回転拘束部に嵌合したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
めに次の手段を提供する。すなわち、ステータハウジン
グと、該ステータハウジングに対して回転自在に装着し
たロータハウジングと、前記ハウジングが成す空間内に
渦巻き状に収納するとともに一端を前記ステータハウジ
ングに他端を前記ロータハウジングにそれぞれ固定した
柔軟ケーブルと、を備えた回転コネクタ装置において、
前記柔軟ケーブルの外部接続用コネクタをハウジングの
回転拘束部に嵌合したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
【０００６】また上記発明の実施態様として、前記回転
拘束部が、前記ステータハウジングに形成した第１の部
分と、前記ロータハウジングに形成した第２の部分とで
なり、前記両ハウジングが中立位置にあるとき前記第１
の部分と第２の部分とで前記外部接続用コネクタを嵌合
支持したことを特徴とする回転コネクタ装置を提供す
る。
拘束部が、前記ステータハウジングに形成した第１の部
分と、前記ロータハウジングに形成した第２の部分とで
なり、前記両ハウジングが中立位置にあるとき前記第１
の部分と第２の部分とで前記外部接続用コネクタを嵌合
支持したことを特徴とする回転コネクタ装置を提供す
る。
【０００７】また別の実施態様として、前記ステータハ
ウジングに対する前記ロータハウジングの回転範囲を前
記回転拘束部に嵌合した外部接続用コネクタのハーネス
の伸長範囲で拘束したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
ウジングに対する前記ロータハウジングの回転範囲を前
記回転拘束部に嵌合した外部接続用コネクタのハーネス
の伸長範囲で拘束したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
【０００８】また別の実施態様として、前記回転拘束部
が、前記ステータハウジングに形成した第１の部分と、
前記ロータハウジングに形成した第２の部分とでなり、
前記両ハウジングが中立位置にあるとき第１の部分と第
２の部分とで前記外部接続用コネクタを嵌合するのに適
した囲いを形成したことを特徴とする回転コネクタ装置
を提供する。
が、前記ステータハウジングに形成した第１の部分と、
前記ロータハウジングに形成した第２の部分とでなり、
前記両ハウジングが中立位置にあるとき第１の部分と第
２の部分とで前記外部接続用コネクタを嵌合するのに適
した囲いを形成したことを特徴とする回転コネクタ装置
を提供する。
【０００９】更に又別の実施態様として、前記回転拘束
部が、前記外部接続用コネクタをスナップフィットする
弾性嵌合部を有したことを特徴とする回転コネクタ装置
を提供する。
部が、前記外部接続用コネクタをスナップフィットする
弾性嵌合部を有したことを特徴とする回転コネクタ装置
を提供する。
【００１０】更に又別の実施態様として、前記回転拘束
部が、前記外部接続用コネクタのロック爪をスナップフ
ィットする孔を有したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
部が、前記外部接続用コネクタのロック爪をスナップフ
ィットする孔を有したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
【００１１】更に又別の実施態様として、前記回転拘束
部が、前記外部接続用コネクタの外郭をスナップフイッ
トする弾性片を有したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
部が、前記外部接続用コネクタの外郭をスナップフイッ
トする弾性片を有したことを特徴とする回転コネクタ装
置を提供する。
【００１２】
【第１実施例】図１、図２は、この発明に係る第１実施
例を示したものであり、図１は平面図、図２は図１に示
すものの斜視図を示す。同図において、１はステータハ
ウジング、２はロータハウジング、３は柔軟ケーブル、
４は外部接続用コネクタ、５は回転拘束部、及び６は連
結ピンであり、これらを次に詳述する。
例を示したものであり、図１は平面図、図２は図１に示
すものの斜視図を示す。同図において、１はステータハ
ウジング、２はロータハウジング、３は柔軟ケーブル、
４は外部接続用コネクタ、５は回転拘束部、及び６は連
結ピンであり、これらを次に詳述する。
【００１３】まずステータハウジング１は、例えば自動
車のコンビネーションスイッチに固定する。またロータ
ハウジング２は、ステータハウジング１に対して回転自
在に装着するとともに、連結ピン６によってステアリン
グハンドル（図示せず）に連結している。
車のコンビネーションスイッチに固定する。またロータ
ハウジング２は、ステータハウジング１に対して回転自
在に装着するとともに、連結ピン６によってステアリン
グハンドル（図示せず）に連結している。
【００１４】また柔軟ケーブル３は、例えば導電体リボ
ンを樹脂フィルムに挟み込んだ構造の、いわゆるフラッ
トケーブルを使用する。該柔軟ケーブル３は、前記ステ
ータハウジング１とロータハウジング２とが成すドーナ
ツ状の空間内に収納しており、その一端をステータハウ
ジング１に、残りの他端をロータハウジング２にそれぞ
れ固定している。
ンを樹脂フィルムに挟み込んだ構造の、いわゆるフラッ
トケーブルを使用する。該柔軟ケーブル３は、前記ステ
ータハウジング１とロータハウジング２とが成すドーナ
ツ状の空間内に収納しており、その一端をステータハウ
ジング１に、残りの他端をロータハウジング２にそれぞ
れ固定している。
【００１５】また外部接続用コネクタ４は、上記柔軟ケ
ーブル３に電気的に接続したハーネス群４２と、外部機
器側のコネクタ（図示せず）に係止するロック爪４１を
備えたカプラ部４３とから成る。
ーブル３に電気的に接続したハーネス群４２と、外部機
器側のコネクタ（図示せず）に係止するロック爪４１を
備えたカプラ部４３とから成る。
【００１６】また回転拘束部５は、上記外部接続用コネ
クタ４のカプラ部４３を嵌合支持する部分であり、ステ
ータハウジング１に一体的に形成した第１の部分５１
と、同様にロータハウジング２に一体的に形成した第２
の部分５２とで構成している。詳しくは、該回転拘束部
５は、前記両ハウジング１及び２が中立位置、すなわち
図１に示す位置にあるとき、第１の部分５１と第２の部
分５２とで外部接続用コネクタ４を嵌合するのに適した
囲いを形成する構成となっている。さらに、第１の部分
５１は、前記外部接続用コネクタ４のロック爪４１をス
ナップフイットする弾性嵌合部、すなわち孔５３を形成
している。
クタ４のカプラ部４３を嵌合支持する部分であり、ステ
ータハウジング１に一体的に形成した第１の部分５１
と、同様にロータハウジング２に一体的に形成した第２
の部分５２とで構成している。詳しくは、該回転拘束部
５は、前記両ハウジング１及び２が中立位置、すなわち
図１に示す位置にあるとき、第１の部分５１と第２の部
分５２とで外部接続用コネクタ４を嵌合するのに適した
囲いを形成する構成となっている。さらに、第１の部分
５１は、前記外部接続用コネクタ４のロック爪４１をス
ナップフイットする弾性嵌合部、すなわち孔５３を形成
している。
【００１７】上記構成からなる回転コネクタ装置は、次
のように作動する。製造工程等において、回転コネクタ
装置の中立位置を確認し、外部接続用コネクタ４を図２
に示す矢印Ａ方向から回転拘束部５に嵌合する。これに
より、運搬時において回転コネクタ装置を中立位置に拘
束する。次に、自動車に取り付ける際に外部接続用コネ
クタ４を回転拘束部５から外すと拘束状態が解除され、
ステータハウジング１に対してロータハウジング２が自
由に回転できるようになる。そして、回転拘束部５から
外した上記外部接続用コネクタ４は、外部機器側のコネ
クタに接続する。これにより、例えば自動車が衝突事故
を発生したとき、エアバッグコントローラからの電気信
号は、回転コネクタ装置の柔軟ケーブル３を介しステア
リングパッドの例えばエアバッグ装置に伝達し、インフ
レータを点火してエアバッグを膨張させることとなる。
のように作動する。製造工程等において、回転コネクタ
装置の中立位置を確認し、外部接続用コネクタ４を図２
に示す矢印Ａ方向から回転拘束部５に嵌合する。これに
より、運搬時において回転コネクタ装置を中立位置に拘
束する。次に、自動車に取り付ける際に外部接続用コネ
クタ４を回転拘束部５から外すと拘束状態が解除され、
ステータハウジング１に対してロータハウジング２が自
由に回転できるようになる。そして、回転拘束部５から
外した上記外部接続用コネクタ４は、外部機器側のコネ
クタに接続する。これにより、例えば自動車が衝突事故
を発生したとき、エアバッグコントローラからの電気信
号は、回転コネクタ装置の柔軟ケーブル３を介しステア
リングパッドの例えばエアバッグ装置に伝達し、インフ
レータを点火してエアバッグを膨張させることとなる。
【００１８】
【第２実施例】図３、図４は、この発明に係る第２実施
例を示したものであり、図３は平面図、図４は図３に示
すものの斜視図を示す。同図において、前記第１実施例
で示したものと同じ番号で示すものは、略同じ構成であ
り、説明を省略する。ここでは、前記第１実施例で示し
たものと相違する構成を説明する。
例を示したものであり、図３は平面図、図４は図３に示
すものの斜視図を示す。同図において、前記第１実施例
で示したものと同じ番号で示すものは、略同じ構成であ
り、説明を省略する。ここでは、前記第１実施例で示し
たものと相違する構成を説明する。
【００１９】該第２実施例は、回転拘束部５の構成が、
前記した第１実施例のものと若干相違する。すなわち、
該第２実施例の回転拘束部５は、第１実施例のものと同
様に外部接続用コネクタ４のカプラ部４３を嵌合支持す
る部分であり、ステータハウジング１に一体的に形成し
た第１の部分５４と、ロータハウジング２に一体的に形
成した第２の部分５５とで構成している。
前記した第１実施例のものと若干相違する。すなわち、
該第２実施例の回転拘束部５は、第１実施例のものと同
様に外部接続用コネクタ４のカプラ部４３を嵌合支持す
る部分であり、ステータハウジング１に一体的に形成し
た第１の部分５４と、ロータハウジング２に一体的に形
成した第２の部分５５とで構成している。
【００２０】該第１及び第２の部分５４及び５５は、前
記両ハウジング１及び２が中立位置、すなわち図３に示
す位置にあるとき、第１の部分５４と第２の部分５５と
で外部接続用コネクタ４を嵌合するのに適した囲いを形
成する構成となっている点は、前記第１実施例に示すも
のと同様である。しかしながら、該第２実施例の場合、
弾性片５６，５６を備えている。そして、この弾性片５
６，５６によって外部接続用コネクタ４のカプラ部４３
の外郭をスナップフイットするよう構成している。この
とき、外部接続用コネクタ４は、図４に示す矢印Ａ方向
から回転拘束部５に嵌合する。
記両ハウジング１及び２が中立位置、すなわち図３に示
す位置にあるとき、第１の部分５４と第２の部分５５と
で外部接続用コネクタ４を嵌合するのに適した囲いを形
成する構成となっている点は、前記第１実施例に示すも
のと同様である。しかしながら、該第２実施例の場合、
弾性片５６，５６を備えている。そして、この弾性片５
６，５６によって外部接続用コネクタ４のカプラ部４３
の外郭をスナップフイットするよう構成している。この
とき、外部接続用コネクタ４は、図４に示す矢印Ａ方向
から回転拘束部５に嵌合する。
【００２１】
【第３実施例】図５は、この発明に係る第３実施例を示
したものであり、斜視図を示す。同図において、前記第
１実施例で示したものと同じ番号で示すものは、略同じ
構成であり、説明を省略する。ここでは、前記第１実施
例で示したものと相違する構成を説明する。
したものであり、斜視図を示す。同図において、前記第
１実施例で示したものと同じ番号で示すものは、略同じ
構成であり、説明を省略する。ここでは、前記第１実施
例で示したものと相違する構成を説明する。
【００２２】該第３実施例は、回転拘束部５の構成が、
前記した第１実施例のものと相違する。すなわち、該第
３実施例の回転拘束部５は、前記した実施例と同様に外
部接続用コネクタ４のカプラ部４３を嵌合支持する部分
であるが、該第３実施例の場合、回転拘束部５はステー
タハウジング１にのみ形成している。
前記した第１実施例のものと相違する。すなわち、該第
３実施例の回転拘束部５は、前記した実施例と同様に外
部接続用コネクタ４のカプラ部４３を嵌合支持する部分
であるが、該第３実施例の場合、回転拘束部５はステー
タハウジング１にのみ形成している。
【００２３】該第３実施例では、前記した第１及び第２
実施例よりも比較的大ざっぱな精度で中立位置に拘束す
るよう構成している。すなわち、該第３実施例の回転コ
ネクタ装置は、ステータハウジング１に対するロータハ
ウジング２の回転範囲を回転拘束部５に嵌合した外部接
続用コネクタ４のハーネス４２の伸長範囲で拘束できる
よう構成している。
実施例よりも比較的大ざっぱな精度で中立位置に拘束す
るよう構成している。すなわち、該第３実施例の回転コ
ネクタ装置は、ステータハウジング１に対するロータハ
ウジング２の回転範囲を回転拘束部５に嵌合した外部接
続用コネクタ４のハーネス４２の伸長範囲で拘束できる
よう構成している。
【００２４】該第３実施例は、弾性片５７，５７を備え
ている。そして、この弾性片５７，５７によって外部接
続用コネクタ４のカプラ部４３の外郭をスナップフイッ
トするよう構成している。このとき、外部接続用コネク
タ４は、図５に示す矢印Ｂ方向から回転拘束部５に嵌合
する。
ている。そして、この弾性片５７，５７によって外部接
続用コネクタ４のカプラ部４３の外郭をスナップフイッ
トするよう構成している。このとき、外部接続用コネク
タ４は、図５に示す矢印Ｂ方向から回転拘束部５に嵌合
する。
【００２５】
【その他の実施例】その他、この発明は、外部接続用コ
ネクタを用いて回転コネクタ装置の回転位置を中立位置
に拘束できるものであればよく、上記した実施例に限定
するものでない。また柔軟ケーブルもフラットケーブル
に限定しない。したがって、各種の変形が可能である。
ネクタを用いて回転コネクタ装置の回転位置を中立位置
に拘束できるものであればよく、上記した実施例に限定
するものでない。また柔軟ケーブルもフラットケーブル
に限定しない。したがって、各種の変形が可能である。
【００２６】
【発明の効果】この発明は、上述の構成作用を有するの
で次の効果を奏する。 （１）回転コネクタ装置を中立位置に拘束するための専
用の部品を必要とせず、本来は回転コネクタ装置内の柔
軟ケーブルを外部装置に接続するだけの役割しかない外
部接続用コネクタを有効活用することができる。 （２）中立位置を表示する表示マークや表示ラベルとい
った、目視により確認する表示部分がないので、作業場
の照度に影響されることなく中立位置を確認するための
作業を行うことができる。 （３）外部接続用コネクタは、運搬中において回転拘束
部に嵌合しているので、外部接続用コネクタがブラブラ
せず、運搬時の邪魔に成らない。 （４）回転拘束部に設けた弾性嵌合部が、外部接続用コ
ネクタをスナップフイットするので、運転時において外
部接続用コネクタが外れない。その際、外部接続用コネ
クタにもともと設けてあるロック爪を有効活用してスナ
ップフイットさせることもできる。
で次の効果を奏する。 （１）回転コネクタ装置を中立位置に拘束するための専
用の部品を必要とせず、本来は回転コネクタ装置内の柔
軟ケーブルを外部装置に接続するだけの役割しかない外
部接続用コネクタを有効活用することができる。 （２）中立位置を表示する表示マークや表示ラベルとい
った、目視により確認する表示部分がないので、作業場
の照度に影響されることなく中立位置を確認するための
作業を行うことができる。 （３）外部接続用コネクタは、運搬中において回転拘束
部に嵌合しているので、外部接続用コネクタがブラブラ
せず、運搬時の邪魔に成らない。 （４）回転拘束部に設けた弾性嵌合部が、外部接続用コ
ネクタをスナップフイットするので、運転時において外
部接続用コネクタが外れない。その際、外部接続用コネ
クタにもともと設けてあるロック爪を有効活用してスナ
ップフイットさせることもできる。
【図１】この発明の第１実施例を示す平面図である。
【図２】図１に示すものの斜視図である。
【図３】この発明の第２実施例を示す平面図である。
【図４】図３に示すものの斜視図である。
【図５】この発明の第３実施例を示す平面図である。
１ ステータハウジング ２ ロータハウジング ３ 柔軟ケーブル ４ 外部接続用コネクタ ５ 回転拘束部 ６ 連結ピン ４１ ロック爪 ４２ ハーネス群 ４３ カプラ部 ５１，５４ 第１の部分 ５２，５５ 第２の部分 ５３ 孔 ５６，５６，５７，５７ 弾性片
Claims (7)
- 【請求項１】 ステータハウジング（１）と、該ステー
タハウジング（１）に対して回転自在に装着したロータ
ハウジング（２）と、前記ハウジング（１，２）が成す
空間内に渦巻き状に収納するとともに一端を前記ステー
タハウジング（１）に他端を前記ロータハウジング
（２）にそれぞれ固定した柔軟ケーブル（３）と、を備
えた回転コネクタ装置において、 前記柔軟ケーブル（３）の外部接続用コネクタ（４）を
ハウジング（１，２）の回転拘束部（５）に嵌合したこ
とを特徴とする回転コネクタ装置。 - 【請求項２】 前記請求項１記載の発明において、 前記回転拘束部（５）が、前記ステータハウジング
（１）に形成した第１の部分（５１，５４）と、前記ロ
ータハウジング（２）に形成した第２の部分（５２，５
５）とでなり、前記両ハウジング（１，２）が中立位置
にあるとき前記第１の部分（５１，５４）と第２の部分
（５２，５５）とで前記外部接続用コネクタ（４）を嵌
合支持したことを特徴とする回転コネクタ装置。 - 【請求項３】 前記請求項１記載の発明において、 前記ステータハウジング（１）に対する前記ロータハウ
ジング（２）の回転範囲を前記回転拘束部（５）に嵌合
した外部接続用コネクタ（４）のハーネス（４２）の伸
長範囲で拘束したことを特徴とする回転コネクタ装置。 - 【請求項４】 前記請求項１又は２記載の発明におい
て、 前記回転拘束部（５）が、前記ステータハウジング
（１）に形成した第１の部分（５１，５４）と、前記ロ
ータハウジング（２）に形成した第２の部分（５２，５
５）とでなり、前記両ハウジング（１，２）が中立位置
にあるとき前記第１の部分（５１，５４）と第２の部分
（５２，５５）とで前記外部接続用コネクタ（４）を嵌
合するのに適した囲いを形成したことを特徴とする回転
コネクタ装置。 - 【請求項５】 前記各請求項のいずれか少なくとも１つ
に記載の発明において、 前記回転拘束部（５）が、前記外部接続用コネクタ
（４）をスナップフィットする弾性嵌合部（５３，５
６，５７）を有したことを特徴とする回転コネクタ装
置。 - 【請求項６】 前記各請求項のいずれか少なくとも１つ
に記載の発明において、 前記回転拘束部（５）が、前記外部接続用コネクタ
（４）のロック爪（４１）をスナップフィットする孔
（５３）を有したことを特徴とする回転コネクタ装置。 - 【請求項７】 前記各請求項のいずれか少なくとも１つ
に記載の発明において、 前記回転拘束部（５）が、前記外部接続用コネクタ
（４）の外郭をスナップフイットする弾性片（５６，５
７）を有したことを特徴とする回転コネクタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073833A JP3069940B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 回転コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073833A JP3069940B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 回転コネクタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263104A true JPH07263104A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3069940B2 JP3069940B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=13529545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6073833A Expired - Fee Related JP3069940B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 回転コネクタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3069940B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3009850A1 (fr) * | 2013-08-26 | 2015-02-27 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Element multifonction et reutilisable de blocage en rotation d'une piece mobile d'un organe, et organe muni d'un tel element |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6073833A patent/JP3069940B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3009850A1 (fr) * | 2013-08-26 | 2015-02-27 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Element multifonction et reutilisable de blocage en rotation d'une piece mobile d'un organe, et organe muni d'un tel element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3069940B2 (ja) | 2000-07-24 |
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